JP3365143B2 - 無接触給電設備 - Google Patents

無接触給電設備

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JP3365143B2 JP11219095A JP11219095A JP3365143B2 JP 3365143 B2 JP3365143 B2 JP 3365143B2 JP 11219095 A JP11219095 A JP 11219095A JP 11219095 A JP11219095 A JP 11219095A JP 3365143 B2 JP3365143 B2 JP 3365143B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、移動体の無接触給電設
備に関するものである。
【0002】
【従来の技術】最近、移動体の給電設備として、移動体
の移動線路に沿って高周波の電流を流す誘導線路を敷設
し、前記移動体に、この誘導線路に発生する磁束により
起電力が発生するピックアップコイルを設け、この起電
力により発生した交流電流を整流してバッテリやインバ
ータに供給する装置を設ける設備が設置されてきてい
る。
【0003】このような設備において、移動体のピック
アップコイルの結合度が変化することにより誘導線路側
から見たインピーダンスが変化するため、誘導線路の電
流値と周波数値がある程度変化することは避けることは
できない。このため、誘導線路のインピーダンスZを上
げ、ピックアップコイルの結合度によって変化するイン
ピーダンスΔZとの比ΔZ/Zを小さくして、誘導線路
の電流値と周波数値の安定度を図る形式を取ることにな
る。
【0004】このとき、電源電圧はある程度制限される
ため、誘導線路の敷設距離が長くなると、誘導線路のイ
ンダクタンス分により流れる電流、電圧が低減し、逆に
移動体のピックアップコイルに十分な起電力を発生でき
ないという問題が発生した。
【0005】この問題を解決するため、図8に示すよう
に、一対の誘電線路1間に所定間隔で複数のコンデンサ
3を並列に接続し、隣接するコンデンサ3の両端間を互
いにゼロ・インピーダンス・ケーブル4で接続し、所定
間隔の誘導線路1間に、たとえば1000Vが発生するよう
にしている。すなわち、電源装置2から見た「見かけ上
のインピーダンス」は同じであるが、誘導線路1全体の
有するインピーダンス(誘導線路の電流値と周波数の安
定化に寄与する)は大きくなった回路構成としている。
【0006】電源装置2は、直流電源11と、インバータ
12と、誘導線路1と並列共振回路を形成するコンデンサ
13から構成され、インバータ12は電流制限用のコイル14
と、トランジスタ15,16と、トランジスタ15,16に接続
される電流供給用のコイル17から構成されている。な
お、トランジスタ制御装置は省略している。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかし、このような従
来の移動体の無接触給電設備では、両端にコンデンサ3
を接続した誘導線路1の特定の段(区間)に移動体のピ
ックアップコイルが集中すると、この段での電流が減少
し、ピックアップコイルから安定した電力を取り出すこ
とができなくなるという問題が発生した。すなわち、こ
の特定の段だけにおいて、インピーダンスの変化がその
電流値を減少させしてしまい、全体のインピーダンスZ
を大きくとり、ピックアップコイルの結合度により変化
するインピーダンスΔZとの比ΔZ/Zを小さく取り誘
導線路の電流値と周波数値の安定化を図っている意味が
なくなってしまう。
【0008】本発明は上記問題を解決するものであり、
特定の段に移動体が集中した場合にも、安定して給電で
きる無接触給電設備を提供することを目的とするもので
ある。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記問題を解決するため
第1発明の無接触給電設備は、移動体の移動線路に沿っ
て電源装置より高周波の電流を流す一対の誘導線路を敷
設し、この誘電線路の始端に共振コンデンサを接続し、
前記移動体に、前記誘電線路から無接触で給電されるコ
イルを設けた移動体の無接触給電設備であって、前記一
対の誘導線路の終端に終端コンデンサを接続し、一対の
誘電線路間に所定間隔で並列に複数の中間コンデンサを
接続し、隣接する中間コンデンサおよび終端コンデンサ
の両端間を互いに短絡し、各中間コンデンサの両端の2
本の誘導線路をそれぞれ同一磁束経路を有する磁性体に
巻くことを特徴とするものである。
【0010】また、第2発明の無接触給電設備は、移動
体の移動線路に沿って電源装置より高周波の電流を流す
一対の誘導線路を敷設し、この誘電線路の始端に共振コ
ンデンサを接続し、前記移動体に、前記誘電線路から無
接触で給電されるコイルを設けた移動体の無接触給電設
備であって、前記誘導線路の終端にコンデンサを接続
し、前記コンデンサにより分離された誘導線路の往路と
復路を同一磁束経路を有する磁性体に巻くことを特徴と
するものである。
【0011】
【作用】上記第1発明の構成により、ピックアップコイ
ルが、両端に中間コンデンサを接続した誘導線路の特定
の段に集中した場合、磁性体は段間でのインピーダンス
をバランスさせ、結果として各段での電流がバランスす
る。よって、誘導線路のインピーダンスZを上げ、ピッ
クアップコイルの結合度によって変化するインピーダン
スΔZとの比ΔZ/Zを小さくした目的が達せられ、誘
導線路の電流と周波数が安定する。
【0012】また、第2の発明の構成により、磁性体に
より誘導線路の往路と復路との磁気結合がとられること
によって、常に誘導線路の往路と復路のインピーダンス
がバランスし、始端のコンデンサと終端のコンデンサの
端子電圧が同じとなる。よって、ゼロ・インピーダンス
ケーブルを敷設する必要がなくなる。
【0013】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図1〜図5に基づ
いて説明する。図2、図3に示すように、移動体として
の搬送用車体Vは、駆動トロリー21A、従動トロリー21
B、およびこれらトロリー21A,21Bにて支持される物
品搬送用キャリア21Cから構成され、この車体Vを移動
自在に案内する案内レールBとが設けられている。
【0014】駆動トロリー21Aは、案内レールBの上部
に係合する走行用車輪22、案内レールBの下部に両横側
から接触する振れ止めローラ23、およびピックアップユ
ニットPを備え、走行用車輪22が減速機付電動モータ24
にて駆動される。また従動トロリー21Bは、案内レール
Bの上部に係合する走行用車輪25、および案内レールB
の下部に両横側から接触する振れ止めローラ26を備えて
いる。
【0015】案内レールBは、その上部に車輪案内部2
7、その下部にローラ案内部28を備え、横一側部に連結
される支持枠29によって、天井などから吊り下げ状態に
支持され、また案内レールBの支持枠29が取り付けられ
た側部とは他方の側部に、誘導線路ユニットXが取り付
けられている。
【0016】誘導線路ユニットXは、案内レールBの横
一側部に案内レールBに沿って所定間隔置きに上下一対
のハンガー31が垂直に突設されたブラケット32が取り付
けられ、図4に拡大して示すように、ハンガー31の先端
には袋状の凹部31Aが設けられ、この凹部31Aに、始端
が電源装置Mに接続され、終端が接続された通電方向の
異なるループ状の誘導線路34を長手方向に嵌め込んだカ
バー33のツメ部33Aが挿入され、案内レールBに沿って
誘導線路34が敷設されることにより構成されている。前
記ブラケット32は、図4に示すように、案内レールBの
車輪案内部27とローラ案内部28からそれぞれ内方へ突設
されたツメ部27A,28Aに、その上下端部を嵌合させ、
上下端に設けたねじ孔32Aに止めネジ32Bをら合させ、
その先端を案内レールBに食い込ませることにより、固
定している。前記誘導線路34は、絶縁した細い素線を集
めて形成した撚線(以下、リッツ線と呼ぶ)を絶縁体、
たとえば樹脂材によりカバーして構成されている。
【0017】また、ピックアップユニットPは、図5に
示すように、断面がE形のフェライト35を5個、その中
央の凸部35Aが横向きにして横方向(図2において案内
レールBに沿う方向)に並べ、各フェライト35の中央の
凸部35Aに、フェライト板37を載置し、このフェライト
板37ごと非磁性体のプレート38を介してベース体39にね
じ39Aにより固定している。また横方向に並べたフェラ
イト35の中央の凸部35Aの上下面に渡って、たとえば10
〜20ターンの上記リッツ線を巻いてピックアップコイル
36を形成し、またベース体39の側部に取付け部材40を取
付けて構成されている。また、両端のフェライト35とプ
レート38の折りかえし部間にウレタンゴム40Aを挿入し
ている。前記取付け部材40によりピックアップユニット
Pを、図4(a) に示すように、ピックアップユニットP
のフェライト35の中央の凸部35Aの中心Lがほぼ誘導線
路ユニットXの一対の誘導線路34の中央で、案内レール
Bに対して垂直に位置するように調整して車体Vに固定
している。誘導線路34に通電(交流)されると、ピック
アップコイル36に起電力が発生する。
【0018】また、図3,図4に示すように、案内レー
ルBの誘導線路ユニットXを設けていない側の横側部
に、後述するコンデンサ57と、ゼロ・インピーダンス・
ケーブル58と、コア59が配設されている。
【0019】電源装置Mと車体(移動体)Vの回路構成
を図1の回路図にしたがって説明する。まず、電源装置
Mについて説明する。
【0020】AC200 V3相の交流電源41に、コンバー
タ42が接続され、このコンバータ42に正弦波共振インバ
ータ43と、過電流保護用のトランジスタ44およびダイオ
ード45が接続されている。コンバータ42は全波整流用の
ダイオード46と、フィルタを構成するコイル47とコンデ
ンサ48と抵抗49とこの抵抗49を短絡するトランジスタ50
とから構成され、正弦波共振インバータ43は、図中に示
すように交互に発振される矩形波信号により駆動される
トランジスタ51,52と、電流制限用のコイル53と、トラ
ンジスタ51,52に接続される電流供給用のコイル54から
構成されている。このインバータ43に、誘導線路34と、
この誘導線路34と並列共振回路を形成するコンデンサ55
が接続されている。なお、トランジスタ制御装置は省略
している。
【0021】また案内レールBに敷設された一対の誘導
線路34には、その終端にコンデンサ57が接続され、また
所定距離毎に、誘導線路34間に(中間)コンデンサ57’
が並列に接続され、隣接するコンデンサ57,57’の両端
間が互いにゼロ・インピーダンス・ケーブル58で短絡さ
れ、さらにコンデンサ57’の両端に接続される2本の誘
導線路34はそれぞれ、定常時は互いに打ち消し合って磁
気を発生しないように、2つのコア59に巻かれている。
【0022】なお、共振コンデンサ55と隣接する第1段
のコンデンサ57’間には短絡線(ゼロ・インピーダンス
・ケーブル58)を設けていない。また車体Vは、ピック
アップコイル36に並列に、このピックアップコイル36と
誘導線路34の周波数に共振する共振回路を構成するコン
デンサ62を設け、この共振回路のコンデンサ62に並列に
整流用のダイオード63を接続し、このダイオード63に出
力を所定電圧に制御する安定化電源回路64を接続し、こ
の安定化電源回路64に負荷、たとえばインバータ65を介
してモータ24を接続して構成している。安定化電源回路
64は、電流制限用のコイル66と出力調整用トランジスタ
67と、フィルタを構成するダイオード68およびコンデン
サ69から構成されている。なお、トランジスタ制御装置
は省略している。
【0023】上記電源装置Mと誘導線路34と車体Vの回
路構成による作用を説明する。まず、交流電源41から出
力されるAC200 V3相の交流はコンバータ42により直
流に変換され、正弦波共振インバータ43により高周波、
たとえば10kHz の正弦波に変換されて誘導線路34に供給
される。なお、トランジスタ51,52のスイッチング時に
発生する高周波パルス電流は、共振コンデンサ55に隣接
する第1段の誘導線路34のインダクタンスでブロックさ
れ、回路全体に流れ、トランジスタ51,52に帰還するこ
とが防止されている。
【0024】この誘導線路34に発生する磁束により、誘
導線路34の周波数に共振する案内レールB上に位置する
車体Vのピックアップコイル36に大きな起電力が発生
し、この起電力により発生した交流電流はダイオード63
で整流され、安定化電源回路64により所定の電圧に整圧
されてインバータ65を介して減速機付電動モータ24に供
給され、移動体の車体Vは、給電されたこのモータ24に
より走行用車輪22が駆動され、案内レールBに案内され
て移動する。
【0025】また、誘導線路34において、両端にコンデ
ンサ57,57’を接続した誘導線路34の特定の段にピック
アップコイル36が集中した場合、コア59により、段間の
インピーダンスがバランスされ、結果として、各段での
電流がバランスする。
【0026】このように、無接触で車体Vに給電するこ
とができ、よって従来のような通電レールLの磨耗、ゴ
ミの発生を無くすことができ、メンテナンスフリーを実
現することができる。また、特定の段に車体Vが集中し
て場合であっても、各段での電流がバランスすることに
より、誘導線路34のインピーダンスZを上げ、ピックア
ップコイル36の結合度によって変化するインピーダンス
ΔZとの比ΔZ/Zを小さくした目的が達せられ、誘導
線路34の電流と周波数を安定させることができる。
【0027】さらに誘導線路34とピックアップコイル36
に絶縁体でカバーされたリッツ線を使用し、またカバー
33で覆うことにより、導電部の露出がなくなり、安全性
を高めることができ、またスパークがでなくなることか
ら、火災などの危険がなくなり、また防爆エリアでも使
用することが可能となる。
【0028】なお、本実施例では、共振コンデンサ55と
隣接するコンデンサ57’間の短絡線を除いているが、他
の1ヵ所のコンデンサ57’間の短絡線を除いてもよい。
本発明の他の実施例を図6に示す。なお、誘導線路34の
回路構成を変更したものである。他の構成の説明は省略
する。
【0029】誘導線路34の終端にコンデンサ71を接続
し、コンデンサ71により分離された誘導線路34の往路と
復路を、定常時は互いに打ち消し合って磁気を発生しな
いように、1つのコア72に巻いている。
【0030】この回路構成によると、コア72により、誘
導線路34の往路と復路のインピーダンスがバランスさ
れ、したがってコンデンサ55とコンデンサ71の両端の電
圧は同じとなり、よってコンデンサ55とコンデンサ71の
両端に互いに接続されるゼロ・インピーダンス・ケーブ
ルを敷設する必要がなくなり、コストを下げることがで
きる。
【0031】なお、誘導線路34に流れる電流値を小さく
し、誘導線路34の径を小さくするために、並列に接続し
た2本の誘導線路34’で所定の電流を流すようにする場
合、図7に示すように、4本の誘導線路34’を定常時は
互いに打ち消し合って磁気を発生しないように、1つの
コア72に巻くことにより、同じ効果を得ることができ
る。
【0032】なお、上記実施例では、インピーダンスの
バランスをとるためにコア59,72を使用しているが、同
一磁束経路を有する磁性体であればよい。また上記実施
例では、左右方向に移動する車体Vについて記載してい
るが、レール軌道に沿って上下方向に移動する車体(移
動体)にも、同様に適用でき、また床面を所定の搬送路
に沿って移動する車体にも同様に適用でき、同様の効果
を期待することができる。
【0033】
【発明の効果】以上説明したように第1発明によれば、
ピックアップコイルが、両端に中間コンデンサを接続し
た誘導線路の特定の段に集中した場合、磁性体は段間で
のインピーダンスをバランスさせ、結果として各段での
電流がバランスすることによって、誘導線路のインピー
ダンスZを上げ、ピックアップコイルの結合度によって
変化するインピーダンスΔZとの比ΔZ/Zを小さくし
た目的が達せられ、誘導線路の電流と周波数を安定する
ことができる。
【0034】また、第2の発明によれば、磁性体により
誘導線路の往路と復路との磁気結合がとられることによ
り常に誘導線路の往路と復路のインピーダンスがバラン
スし、したがって始端のコンデンサと終端のコンデンサ
の両端の電圧が同じとなることによって、ゼロ・インピ
ーダンス・ケーブルを敷設する必要がなくなり、コスト
を低減することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例における無接触給電設備の回
路構成図である。
【図2】同無接触給電設備の側面図である。
【図3】同無接触給電設備の一部断面正面図である。
【図4】同無接触給電設備のブラケットの側面図、平面
図である。
【図5】同無接触給電設備のピックアップコイルの平面
図、正面図、側面図である。
【図6】本発明の他の実施例における無接触給電設備の
要部回路構成図である。
【図7】図6の回路を一部変更した回路図である。
【図8】従来の無接触給電設備の要部回路図である。
【符号の説明】
V 搬送用車体 B 案内レール X 誘導線路ユニット P ピックアップユニット M 電源装置 34,34’ 誘導線路 36 ピックアップコイル 43 正弦波共振インバータ 55 共振コンデンサ 57,71 終端コンデンサ 57’ 中間コンデンサ 58 ゼロ・インピーダンス・ケーブル 59,72 コア 62 ピックアップコイルと共振回路を形成するコンデ
ンサ
フロントページの続き (56)参考文献 特開 平5−344603(JP,A) 特開 平7−227003(JP,A) 特開 平8−308151(JP,A) 特開 平8−308150(JP,A) 特表 平6−506099(JP,A) 国際公開93/23909(WO,A1) 国際公開96/20526(WO,A1) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H02J 17/00 B60L 5/00 B60M 7/00 B65G 43/00

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 移動体の移動線路に沿って電源装置より
    高周波の電流を流す一対の誘導線路を敷設し、この誘電
    線路の始端に共振コンデンサを接続し、前記移動体に、
    前記誘電線路から無接触で給電されるコイルを設けた移
    動体の無接触給電設備であって、 前記一対の誘導線路の終端に終端コンデンサを接続し、
    一対の誘電線路間に所定間隔で並列に複数の中間コンデ
    ンサを接続し、隣接する中間コンデンサおよび終端コン
    デンサの両端間を互いに短絡し、各中間コンデンサの両
    端の2本の誘導線路をそれぞれ同一磁束経路を有する磁
    性体に巻くことを特徴とする無接触給電設備。
  2. 【請求項2】 移動体の移動線路に沿って電源装置より
    高周波の電流を流す一対の誘導線路を敷設し、この誘電
    線路の始端に共振コンデンサを接続し、前記移動体に、
    前記誘電線路から無接触で給電されるコイルを設けた移
    動体の無接触給電設備であって、 前記誘導線路の終端にコンデンサを接続し、前記コンデ
    ンサにより分離された誘導線路の往路と復路を同一磁束
    経路を有する磁性体に巻くことを特徴とする無接触給電
    設備。
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