JPH05344521A - 液晶プロジェクタ - Google Patents
液晶プロジェクタInfo
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- JPH05344521A JPH05344521A JP4147592A JP14759292A JPH05344521A JP H05344521 A JPH05344521 A JP H05344521A JP 4147592 A JP4147592 A JP 4147592A JP 14759292 A JP14759292 A JP 14759292A JP H05344521 A JPH05344521 A JP H05344521A
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- light
- green
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 本発明は、限られた画素数の液晶パネルを用
いても良好な垂直解像度が得られ、かつ高輝度の液晶プ
ロジェクタを提供するものである。 【構成】 本発明は、液晶パネル16j、及び17jに
それぞれ1/2水平周期位相のずれたシフトパルスを供
給する。そして、このシフトパルスに従い、各液晶パネ
ル16j、及び17jに奇数フィールド、及び偶数フィ
ールドの画像を書き込み、液晶パネル16j、及び17
jからの画像をインターレースの関係でスクリーン上に
拡大表示する。
いても良好な垂直解像度が得られ、かつ高輝度の液晶プ
ロジェクタを提供するものである。 【構成】 本発明は、液晶パネル16j、及び17jに
それぞれ1/2水平周期位相のずれたシフトパルスを供
給する。そして、このシフトパルスに従い、各液晶パネ
ル16j、及び17jに奇数フィールド、及び偶数フィ
ールドの画像を書き込み、液晶パネル16j、及び17
jからの画像をインターレースの関係でスクリーン上に
拡大表示する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、液晶表示パネルを用い
た液晶プロジェクタに関する。
た液晶プロジェクタに関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、液晶表示パネルを用いた液晶プ
ロジェクタとしては、特開昭61−150487号公報
のものがある。これは光源からの光を複数のダイクロイ
ックミラーによりR、G、Bの3原色に分離し、それぞ
れの光を液晶パネルに透過させた後、再度合成し、投射
レンズを介してスクリーンに投射していた。しかしなが
ら、このような構成では使用される液晶パネルの画素数
が、240画素(垂直方向)×320画素(水平方向)
であることから、現行NTSC方式の走査線数525本
の画像を再現しきれないという欠点があった。
ロジェクタとしては、特開昭61−150487号公報
のものがある。これは光源からの光を複数のダイクロイ
ックミラーによりR、G、Bの3原色に分離し、それぞ
れの光を液晶パネルに透過させた後、再度合成し、投射
レンズを介してスクリーンに投射していた。しかしなが
ら、このような構成では使用される液晶パネルの画素数
が、240画素(垂直方向)×320画素(水平方向)
であることから、現行NTSC方式の走査線数525本
の画像を再現しきれないという欠点があった。
【0003】そこで、本出願人は、上述の欠点を解決す
べく、特開平3−219789号公報に示されるものを
更に提案している。
べく、特開平3−219789号公報に示されるものを
更に提案している。
【0004】以下、図5を用いて上述の技術の説明を行
う。
う。
【0005】図5において、光源1からの光は、ハーフ
ミラー18、及び反射ミラー19で3原色を含む全く同
一の光に2分割され、奇数フィールド用の第1光学系1
6及び偶数フィールド用の第2光学系17に供給され
る。尚、この第1及び第2光学系16、17は全く同一
の構成となっている。
ミラー18、及び反射ミラー19で3原色を含む全く同
一の光に2分割され、奇数フィールド用の第1光学系1
6及び偶数フィールド用の第2光学系17に供給され
る。尚、この第1及び第2光学系16、17は全く同一
の構成となっている。
【0006】そして、奇数フィールド時には、第1光学
系16の複数の液晶パネル16f、16h、16jにそ
れぞれ奇数フィールドの映像信号をサンプリングして得
たR、G、Bの原色信号が供給され、また、偶数フィー
ルド時には、第2光学系17の複数の液晶パネル17
f、17h、17jにそれぞれ偶数フィールドの映像信
号をサンプリングして得たR、G、Bの原色信号が供給
される。
系16の複数の液晶パネル16f、16h、16jにそ
れぞれ奇数フィールドの映像信号をサンプリングして得
たR、G、Bの原色信号が供給され、また、偶数フィー
ルド時には、第2光学系17の複数の液晶パネル17
f、17h、17jにそれぞれ偶数フィールドの映像信
号をサンプリングして得たR、G、Bの原色信号が供給
される。
【0007】次に、第1及び第2光学系16、17で作
成された画像情報は、ハーフミラー20、及び反射ミラ
ー21により合成され、投射レンズ15よりスクリーン
上に投射される。ここで、第1、及び第2光学系16、
17はスクリーン上に投射された画像が相対的に1ライ
ン分ずれて表示されるように配置されている。
成された画像情報は、ハーフミラー20、及び反射ミラ
ー21により合成され、投射レンズ15よりスクリーン
上に投射される。ここで、第1、及び第2光学系16、
17はスクリーン上に投射された画像が相対的に1ライ
ン分ずれて表示されるように配置されている。
【0008】このような構成とすることにより、第1、
及び第2光学系16、17からの画像が、スクリーン上
にインターレースの関係で投射されるため、スクリーン
上の画像は見かけ上、垂直解像度、及び水平解像度がと
もに2倍になっている。
及び第2光学系16、17からの画像が、スクリーン上
にインターレースの関係で投射されるため、スクリーン
上の画像は見かけ上、垂直解像度、及び水平解像度がと
もに2倍になっている。
【0009】しかし、このような従来技術においても以
下に示す問題が生じる。
下に示す問題が生じる。
【0010】第1光学系16には奇数フィールドのみの
画像を書き込み、また、第2光学系17には偶数フィー
ルドのみの画像を書き込む構成となっているため、第1
光学系16からの画像がスクリーンに表示されている期
間(奇数フィールド期間)は、第2光学系17からの画
像はスクリーンに表示されないとともに、第2光学系1
7からの画像がスクリーンに表示されている期間(偶数
フィールド信号期間)は、第1光学系16からの画像は
スクリーンに表示されない。
画像を書き込み、また、第2光学系17には偶数フィー
ルドのみの画像を書き込む構成となっているため、第1
光学系16からの画像がスクリーンに表示されている期
間(奇数フィールド期間)は、第2光学系17からの画
像はスクリーンに表示されないとともに、第2光学系1
7からの画像がスクリーンに表示されている期間(偶数
フィールド信号期間)は、第1光学系16からの画像は
スクリーンに表示されない。
【0011】従って、各光学系16、17からは、画像
が交互にスクリーンに表示されるため、従来の液晶プロ
ジェクタに比べ、各光学系16、17からの光量が1/
2になってしまい、2台の液晶プロジェクタを重ね合わ
せても、従来の液晶プロジェクタに対し、輝度が1/2
に低下するという問題があった。
が交互にスクリーンに表示されるため、従来の液晶プロ
ジェクタに比べ、各光学系16、17からの光量が1/
2になってしまい、2台の液晶プロジェクタを重ね合わ
せても、従来の液晶プロジェクタに対し、輝度が1/2
に低下するという問題があった。
【0012】このため、この欠点を解消するため、各光
学系の表示期間を2フィールド期間とし、第1光学系1
6が表示されている期間、第2光学系17の画像情報を
保持しておき、また、逆に第2光学系17が表示されて
いる期間、第1光学系16の画像情報を保持しておくと
いう方法が考えられる。しかしながら、各々の光学系を
構成する液晶パネルへの信号の書き換え時間は2フィー
ルド期間となってしまうため、動画等の比較的速い動き
の映像信号の時には、残像が多くなり、非常に見ずらい
映像となってしまうという欠点を有していた。
学系の表示期間を2フィールド期間とし、第1光学系1
6が表示されている期間、第2光学系17の画像情報を
保持しておき、また、逆に第2光学系17が表示されて
いる期間、第1光学系16の画像情報を保持しておくと
いう方法が考えられる。しかしながら、各々の光学系を
構成する液晶パネルへの信号の書き換え時間は2フィー
ルド期間となってしまうため、動画等の比較的速い動き
の映像信号の時には、残像が多くなり、非常に見ずらい
映像となってしまうという欠点を有していた。
【0013】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上述の欠点
に鑑みなされたものであり、限られた画素数の液晶パネ
ルを用いても良好な垂直解像度が得られ、かつ高輝度の
液晶プロジェクタを提供するものである。
に鑑みなされたものであり、限られた画素数の液晶パネ
ルを用いても良好な垂直解像度が得られ、かつ高輝度の
液晶プロジェクタを提供するものである。
【0014】
【課題を解決するための手段】本発明は、少なくとも
赤、緑、青の3成分の光を発する第1光源と、該第1光
源からの光を赤、緑、青の3成分に分離する複数の分離
用ダイクロイックミラーと、前記分離された赤、緑、青
の3成分の各光路中に挿入され、映像信号をサンプリン
グして得た赤、緑、青の原色信号に応じてそれぞれ、前
記3成分の光を変調する複数の第1液晶パネルからなる
第1表示手段と、少なくとも赤、緑、青の3成分の光を
発する第2光源と、該第2光源からの光を赤、緑、青の
3成分に分離する複数の分離用ダイクロイックミラー
と、前記分離された赤、緑、青の3成分の各光路中に挿
入され、映像信号をサンプリングして得た赤、緑、青の
原色信号に応じてそれぞれ、前記3成分の光を変調する
複数の第2液晶パネルからなる第2表示手段と、前記第
1及び第2表示手段を通過した3成分の光を合成する複
数の合成用ダイクロイックミラーと、前記第1液晶パネ
ルに対して第2液晶パネルのシフトパルスを1/2水平
同期期間移動させるシフトパルス作成回路とからなり、
該シフトパルス作成回路により奇数フィールドと偶数フ
ィールドとを前記第1、及び第2液晶パネルの同一ライ
ンに表示する構成とした。
赤、緑、青の3成分の光を発する第1光源と、該第1光
源からの光を赤、緑、青の3成分に分離する複数の分離
用ダイクロイックミラーと、前記分離された赤、緑、青
の3成分の各光路中に挿入され、映像信号をサンプリン
グして得た赤、緑、青の原色信号に応じてそれぞれ、前
記3成分の光を変調する複数の第1液晶パネルからなる
第1表示手段と、少なくとも赤、緑、青の3成分の光を
発する第2光源と、該第2光源からの光を赤、緑、青の
3成分に分離する複数の分離用ダイクロイックミラー
と、前記分離された赤、緑、青の3成分の各光路中に挿
入され、映像信号をサンプリングして得た赤、緑、青の
原色信号に応じてそれぞれ、前記3成分の光を変調する
複数の第2液晶パネルからなる第2表示手段と、前記第
1及び第2表示手段を通過した3成分の光を合成する複
数の合成用ダイクロイックミラーと、前記第1液晶パネ
ルに対して第2液晶パネルのシフトパルスを1/2水平
同期期間移動させるシフトパルス作成回路とからなり、
該シフトパルス作成回路により奇数フィールドと偶数フ
ィールドとを前記第1、及び第2液晶パネルの同一ライ
ンに表示する構成とした。
【0015】また、本発明は、少なくとも赤、緑、青の
3成分の光を発する光源と、該光源からの光を分光する
分光用ミラーと、該分光用ミラーからの光を赤、緑、青
の3成分に分離する複数の分離用ダイクロイックミラー
と、前記分離された赤、緑、青の3成分の各光路中に挿
入され、映像信号をサンプリングして得た赤、緑、青の
原色信号に応じてそれぞれ、前記3成分の光を変調する
複数の第1液晶パネルからなる第1表示手段と、前記分
光用ミラーからの光を赤、緑、青の3成分に分離する複
数の分離用ダイクロイックミラーと、前記分離された
赤、緑、青の3成分の各光路中に挿入され、映像信号を
サンプリングして得た赤、緑、青の原色信号に応じてそ
れぞれ、前記3成分の光を変調する複数の第2液晶パネ
ルからなる第2表示手段と、前記第1及び第2表示手段
を通過した3成分の光を合成する複数の合成用ダイクロ
イックミラーと、前記第1液晶パネルに対して第2液晶
パネルのシフトパルスを1/2水平同期期間移動させる
シフトパルス作成回路とからなり、該シフトパルス作成
回路により奇数フィールドと偶数フィールドとを前記第
1、及び第2液晶パネルの同一ラインに表示する構成と
した。
3成分の光を発する光源と、該光源からの光を分光する
分光用ミラーと、該分光用ミラーからの光を赤、緑、青
の3成分に分離する複数の分離用ダイクロイックミラー
と、前記分離された赤、緑、青の3成分の各光路中に挿
入され、映像信号をサンプリングして得た赤、緑、青の
原色信号に応じてそれぞれ、前記3成分の光を変調する
複数の第1液晶パネルからなる第1表示手段と、前記分
光用ミラーからの光を赤、緑、青の3成分に分離する複
数の分離用ダイクロイックミラーと、前記分離された
赤、緑、青の3成分の各光路中に挿入され、映像信号を
サンプリングして得た赤、緑、青の原色信号に応じてそ
れぞれ、前記3成分の光を変調する複数の第2液晶パネ
ルからなる第2表示手段と、前記第1及び第2表示手段
を通過した3成分の光を合成する複数の合成用ダイクロ
イックミラーと、前記第1液晶パネルに対して第2液晶
パネルのシフトパルスを1/2水平同期期間移動させる
シフトパルス作成回路とからなり、該シフトパルス作成
回路により奇数フィールドと偶数フィールドとを前記第
1、及び第2液晶パネルの同一ラインに表示する構成と
した。
【0016】また、本発明は、光を発する第1光源と、
赤、緑、青のカラーフィルタを有し、前記第1光源から
の光の光路中に挿入され、映像信号をサンプリングして
得た原色信号に応じて変調する第1液晶パネルからなる
第1表示手段と、光を発する第2光源と、赤、緑、青の
カラーフィルタを有し、前記第2光源からの光の光路中
に挿入され、映像信号をサンプリングして得た原色信号
に応じて変調する第2液晶パネルからなる第2表示手段
と、前記第1及び第2表示手段を通過した光を合成する
合成用ミラーと、前記第1液晶パネルに対して第2液晶
パネルのシフトパルスを1/2水平同期期間移動させる
シフトパルス作成回路とからなり、該シフトパルス作成
回路により奇数フィールドと偶数フィールドとを前記第
1、及び第2液晶パネルの同一ラインに表示する構成と
した。
赤、緑、青のカラーフィルタを有し、前記第1光源から
の光の光路中に挿入され、映像信号をサンプリングして
得た原色信号に応じて変調する第1液晶パネルからなる
第1表示手段と、光を発する第2光源と、赤、緑、青の
カラーフィルタを有し、前記第2光源からの光の光路中
に挿入され、映像信号をサンプリングして得た原色信号
に応じて変調する第2液晶パネルからなる第2表示手段
と、前記第1及び第2表示手段を通過した光を合成する
合成用ミラーと、前記第1液晶パネルに対して第2液晶
パネルのシフトパルスを1/2水平同期期間移動させる
シフトパルス作成回路とからなり、該シフトパルス作成
回路により奇数フィールドと偶数フィールドとを前記第
1、及び第2液晶パネルの同一ラインに表示する構成と
した。
【0017】また、本発明は、光を発する光源と、前記
光源からの光を分光する分光用ミラーと、赤、緑、青の
カラーフィルタを有し、前記分光用ミラーからの光の光
路中に挿入され、映像信号をサンプリングして得た原色
信号に応じて光を変調する複数の第1液晶パネルからな
る第1表示手段と、赤、緑、青のカラーフィルタを有
し、前記分光用ミラーからの光の光路中に挿入され、映
像信号をサンプリングして得た原色信号に応じて光を変
調する第2液晶パネルからなる第2表示手段と、前記第
1及び第2表示手段を通過した光を合成する合成用ミラ
ーと、前記第1液晶パネルに対して第2液晶パネルのシ
フトパルスを1/2水平同期期間移動させるシフトパル
ス作成回路とからなり、該シフトパルス作成回路により
奇数フィールドと偶数フィールドとを前記第1、及び第
2液晶パネルの同一ラインに表示する構成とした。
光源からの光を分光する分光用ミラーと、赤、緑、青の
カラーフィルタを有し、前記分光用ミラーからの光の光
路中に挿入され、映像信号をサンプリングして得た原色
信号に応じて光を変調する複数の第1液晶パネルからな
る第1表示手段と、赤、緑、青のカラーフィルタを有
し、前記分光用ミラーからの光の光路中に挿入され、映
像信号をサンプリングして得た原色信号に応じて光を変
調する第2液晶パネルからなる第2表示手段と、前記第
1及び第2表示手段を通過した光を合成する合成用ミラ
ーと、前記第1液晶パネルに対して第2液晶パネルのシ
フトパルスを1/2水平同期期間移動させるシフトパル
ス作成回路とからなり、該シフトパルス作成回路により
奇数フィールドと偶数フィールドとを前記第1、及び第
2液晶パネルの同一ラインに表示する構成とした。
【0018】
【作用】複数の光学系を使用することにより垂直、及び
水平解像度が2倍になるとともに、複数の光学系に、常
時、映像信号を印加する構成とすることにより輝度向上
にもつながる。
水平解像度が2倍になるとともに、複数の光学系に、常
時、映像信号を印加する構成とすることにより輝度向上
にもつながる。
【0019】
【実施例】以下、図面に従い、本発明の一実施例を説明
する。
する。
【0020】図5において、光源1からの光はUVフィ
ルタを介して、ハーフミラー18、及び反射ミラー19
で3原色を含む全く同一の光に2分割され、奇数フィー
ルド用の第1光学系16、及び偶数フィールド用の第2
光学系に供給される。この第1、及び第2光学系は、全
く同一の構成となっている。
ルタを介して、ハーフミラー18、及び反射ミラー19
で3原色を含む全く同一の光に2分割され、奇数フィー
ルド用の第1光学系16、及び偶数フィールド用の第2
光学系に供給される。この第1、及び第2光学系は、全
く同一の構成となっている。
【0021】そして、第1光学系16には、第1光学系
の液晶パネルにそれぞれ映像信号をサンプリングして得
たR、G、Bの原色信号が供給され、第2光学系17に
は、第2光学系の液晶パネルにそれぞれ、映像信号をサ
ンプリングして得たR、G、Bの原色信号が供給され
る。
の液晶パネルにそれぞれ映像信号をサンプリングして得
たR、G、Bの原色信号が供給され、第2光学系17に
は、第2光学系の液晶パネルにそれぞれ、映像信号をサ
ンプリングして得たR、G、Bの原色信号が供給され
る。
【0022】そして、第1、及び第2光学系16、17
で合成された画像情報は、それぞれハーフミラー20、
及び反射ミラー21で合成され、スクリーン上に合成さ
れた画像が拡大表示される。
で合成された画像情報は、それぞれハーフミラー20、
及び反射ミラー21で合成され、スクリーン上に合成さ
れた画像が拡大表示される。
【0023】ここで、第1、及び第2光学系16、17
は、画像がスクリーン上に表示される際、1ラインづつ
交互に表示されるように設置されている。
は、画像がスクリーン上に表示される際、1ラインづつ
交互に表示されるように設置されている。
【0024】次に、本実施例における液晶プロジェクタ
の駆動回路について図1を用い、説明する。
の駆動回路について図1を用い、説明する。
【0025】図1は、第1光学系16、及び第2光学系
17のそれぞれ、R用の液晶パネル駆動回路についての
み示しており、他のG用、及びB用液晶パネルの駆動回
路も同様なため、その説明は省略する。
17のそれぞれ、R用の液晶パネル駆動回路についての
み示しており、他のG用、及びB用液晶パネルの駆動回
路も同様なため、その説明は省略する。
【0026】同図において、各液晶パネル16j、17
jは垂直方向の画素数は240であり、それぞれシフト
レジスタよりなる垂直ドライバ22、23、また、それ
ぞれシフトレジスタ、及びサンプルホールド回路よりな
る水平ドライバ24、25を備えている。
jは垂直方向の画素数は240であり、それぞれシフト
レジスタよりなる垂直ドライバ22、23、また、それ
ぞれシフトレジスタ、及びサンプルホールド回路よりな
る水平ドライバ24、25を備えている。
【0027】前記水平ドライバ24、25には、同一の
映像信号、及びシフトパルスが供給され、従来同様の方
法で1ラインづつサンプリングされる。
映像信号、及びシフトパルスが供給され、従来同様の方
法で1ラインづつサンプリングされる。
【0028】一方、シフトパルス作成回路26には、図
2に示すような垂直同期信号から1/2水平周期遅れた
スタートパルス、及び1水平周期遅れたスタートパルス
が入力され、これらのパルスを基準として、液晶パネル
16j、及び液晶パネル17jの垂直ドライバ22、2
3を駆動するシフトパルスが作成される。
2に示すような垂直同期信号から1/2水平周期遅れた
スタートパルス、及び1水平周期遅れたスタートパルス
が入力され、これらのパルスを基準として、液晶パネル
16j、及び液晶パネル17jの垂直ドライバ22、2
3を駆動するシフトパルスが作成される。
【0029】つまり、第1光学系の液晶パネル16jに
は、図2に示すスタートパルスを基準に、垂直同期信号
よりも1/2水平期間遅れたシフトパルスが供給され、
液晶パネル16jの各ラインが1ラインづつ選択され、
サンプリングされた映像信号が供給される。
は、図2に示すスタートパルスを基準に、垂直同期信号
よりも1/2水平期間遅れたシフトパルスが供給され、
液晶パネル16jの各ラインが1ラインづつ選択され、
サンプリングされた映像信号が供給される。
【0030】また、第2光学系の液晶パネル17jに
は、図2に示すスタートパルスを基準に、垂直同期信号
よりも1水平周期期間遅れたシフトバルスが供給され、
同様に液晶パネル17jの各ラインが1ラインづつ選択
され、サンプリングされた映像信号が供給される。
は、図2に示すスタートパルスを基準に、垂直同期信号
よりも1水平周期期間遅れたシフトバルスが供給され、
同様に液晶パネル17jの各ラインが1ラインづつ選択
され、サンプリングされた映像信号が供給される。
【0031】この結果、奇数フィールド時には、図3
A、及びBに示すようにインターレース信号のうち、第
1走査線、第3走査線、第5走査線、・・・の信号が、
第1光学系の液晶パネル16jの第1ライン、第2ライ
ン、第3ライン、・・・に書き込まれ、スクリーンに表
示されるとともに、インターレース信号のうち、第3走
査線、第5走査線、第7走査線、・・・の信号が、第2
光学系の液晶パネル17jの第1ライン、第2ライン、
第3ライン、・・・にも書き込まれ、スクリーンに表示
される。
A、及びBに示すようにインターレース信号のうち、第
1走査線、第3走査線、第5走査線、・・・の信号が、
第1光学系の液晶パネル16jの第1ライン、第2ライ
ン、第3ライン、・・・に書き込まれ、スクリーンに表
示されるとともに、インターレース信号のうち、第3走
査線、第5走査線、第7走査線、・・・の信号が、第2
光学系の液晶パネル17jの第1ライン、第2ライン、
第3ライン、・・・にも書き込まれ、スクリーンに表示
される。
【0032】一方、偶数フィールド時には、インターレ
ース信号のうち、第2走査線、第4走査線、第6走査
線、・・・の信号が、第2光学系の液晶パネル17jの
第1ライン、第2ライン、第3ライン、・・・に書き込
まれ、スクリーンに表示されるとともに、インターレー
ス信号のうち、第2走査線、第4走査線、第6走査線、
・・・の信号が、第1光学系の液晶パネル16jの第1
ライン、第2ライン、第3ライン、・・・にも書き込ま
れ、スクリーンに表示される。
ース信号のうち、第2走査線、第4走査線、第6走査
線、・・・の信号が、第2光学系の液晶パネル17jの
第1ライン、第2ライン、第3ライン、・・・に書き込
まれ、スクリーンに表示されるとともに、インターレー
ス信号のうち、第2走査線、第4走査線、第6走査線、
・・・の信号が、第1光学系の液晶パネル16jの第1
ライン、第2ライン、第3ライン、・・・にも書き込ま
れ、スクリーンに表示される。
【0033】従って、液晶パネル16j、及び17jか
らの合成画像は、図3Cに示すように、見かけ上、垂直
の走査線数が2倍となる。
らの合成画像は、図3Cに示すように、見かけ上、垂直
の走査線数が2倍となる。
【0034】次に、本発明液晶プロジェクタによる垂直
解像度の向上について、図4を用いて説明する。
解像度の向上について、図4を用いて説明する。
【0035】図4において、Aは第1光学系16のみに
よる画像、Bは第1光学系、及び台2光学系17による
合成画像を示す。
よる画像、Bは第1光学系、及び台2光学系17による
合成画像を示す。
【0036】図4から明らかなように、Aの画像では中
心部の同心円、及びストライプがギザギザとなり、垂直
解像度が悪いのに対して、Bの画像では、同じ部分の画
像が滑らかになり、垂直解像度が向上しているのがわか
る。
心部の同心円、及びストライプがギザギザとなり、垂直
解像度が悪いのに対して、Bの画像では、同じ部分の画
像が滑らかになり、垂直解像度が向上しているのがわか
る。
【0037】次に、図6に本発明の第2の実施例を示
す。
す。
【0038】本実施例が第1の実施例と異なる点は、2
個の光源1、27、及び2個のUVフィルタ2、28を
使用した点である。
個の光源1、27、及び2個のUVフィルタ2、28を
使用した点である。
【0039】このような構成にすることにより、第1の
実施例に対して光量が2倍となり、垂直解像度のみなら
ず、輝度においても向上することができる。
実施例に対して光量が2倍となり、垂直解像度のみなら
ず、輝度においても向上することができる。
【0040】尚、本実施例では液晶パネルを3枚使用し
た3板式液晶プロジェクタについて説明を行ったが、液
晶パネルを1枚使用した1板式液晶プロジェクタにおい
ても実施可能である。
た3板式液晶プロジェクタについて説明を行ったが、液
晶パネルを1枚使用した1板式液晶プロジェクタにおい
ても実施可能である。
【0041】
【発明の効果】本発明は、上述の構成とすることによ
り、第1光学系、及び第2光学系をインターレースの関
係でスクリーン上に表示したため、垂直解像度が向上す
る。
り、第1光学系、及び第2光学系をインターレースの関
係でスクリーン上に表示したため、垂直解像度が向上す
る。
【0042】また、各光学系より奇数フィールド、及び
偶数フィールドの画像をスクリーン上に表示させている
ため、高輝度の映像を得ることができる。
偶数フィールドの画像をスクリーン上に表示させている
ため、高輝度の映像を得ることができる。
【図1】本発明の液晶パネル用駆動回路を示す図であ
る。
る。
【図2】シフトレジスタのシフトパルスのタイミングを
示す図である。
示す図である。
【図3】本発明による合成画像の表示を説明する図であ
る。
る。
【図4】本発明による垂直解像度を示す図である。
【図5】本発明の第1実施例における光学系を示す図で
ある。
ある。
【図6】本発明の第2実施例における光学系を示す図で
ある。
ある。
1 光源 16 第1光学系 16j 第1光学系のR用液晶パネル 17 第2光学系 17j 第2光学系のR用液晶パネル 18 ハーフミラー 19 反射ミラー 22 第1光学系の垂直ドライバ 23 第2光学系の垂直ドライバ 24 第1光学系の水平ドライバ 25 第2光学系の水平ドライバ 26 シフトパルス作成回路
Claims (4)
- 【請求項1】 少なくとも赤、緑、青の3成分の光を発
する第1光源と、該第1光源からの光を赤、緑、青の3
成分に分離する複数の分離用ダイクロイックミラーと、
前記分離された赤、緑、青の3成分の各光路中に挿入さ
れ、映像信号をサンプリングして得た赤、緑、青の原色
信号に応じてそれぞれ、前記3成分の光を変調する複数
の第1液晶パネルからなる第1表示手段と、少なくとも
赤、緑、青の3成分の光を発する第2光源と、該第2光
源からの光を赤、緑、青の3成分に分離する複数の分離
用ダイクロイックミラーと、前記分離された赤、緑、青
の3成分の各光路中に挿入され、映像信号をサンプリン
グして得た赤、緑、青の原色信号に応じてそれぞれ、前
記3成分の光を変調する複数の第2液晶パネルからなる
第2表示手段と、前記第1及び第2表示手段を通過した
3成分の光を合成する複数の合成用ダイクロイックミラ
ーと、前記第1液晶パネルに対して第2液晶パネルのシ
フトパルスを1/2水平同期期間移動させるシフトパル
ス作成回路とからなり、該シフトパルス作成回路により
奇数フィールドと偶数フィールドとを前記第1、及び第
2液晶パネルの同一ラインに表示することを特徴とする
液晶プロジェクタ。 - 【請求項2】 少なくとも赤、緑、青の3成分の光を発
する光源と、該光源からの光を分光する分光用ミラー
と、該分光用ミラーからの光を赤、緑、青の3成分に分
離する複数の分離用ダイクロイックミラーと、前記分離
された赤、緑、青の3成分の各光路中に挿入され、映像
信号をサンプリングして得た赤、緑、青の原色信号に応
じてそれぞれ、前記3成分の光を変調する複数の第1液
晶パネルからなる第1表示手段と、前記分光用ミラーか
らの光を赤、緑、青の3成分に分離する複数の分離用ダ
イクロイックミラーと、前記分離された赤、緑、青の3
成分の各光路中に挿入され、映像信号をサンプリングし
て得た赤、緑、青の原色信号に応じてそれぞれ、前記3
成分の光を変調する複数の第2液晶パネルからなる第2
表示手段と、前記第1及び第2表示手段を通過した3成
分の光を合成する複数の合成用ダイクロイックミラー
と、前記第1液晶パネルに対して第2液晶パネルのシフ
トパルスを1/2水平同期期間移動させるシフトパルス
作成回路とからなり、該シフトパルス作成回路により奇
数フィールドと偶数フィールドとを前記第1、及び第2
液晶パネルの同一ラインに表示することを特徴とする液
晶プロジェクタ。 - 【請求項3】 光を発する第1光源と、赤、緑、青のカ
ラーフィルタを有し、前記第1光源からの光の光路中に
挿入され、映像信号をサンプリングして得た原色信号に
応じて変調する第1液晶パネルからなる第1表示手段
と、光を発する第2光源と、赤、緑、青のカラーフィル
タを有し、前記第2光源からの光の光路中に挿入され、
映像信号をサンプリングして得た原色信号に応じて変調
する第2液晶パネルからなる第2表示手段と、前記第1
及び第2表示手段を通過した光を合成する合成用ミラー
と、前記第1液晶パネルに対して第2液晶パネルのシフ
トパルスを1/2水平同期期間移動させるシフトパルス
作成回路とからなり、該シフトパルス作成回路により奇
数フィールドと偶数フィールドとを前記第1、及び第2
液晶パネルの同一ラインに表示することを特徴とする液
晶プロジェクタ。 - 【請求項4】 光を発する光源と、前記光源からの光を
分光する分光用ミラーと、赤、緑、青のカラーフィルタ
を有し、前記分光用ミラーからの光の光路中に挿入さ
れ、映像信号をサンプリングして得た原色信号に応じて
光を変調する複数の第1液晶パネルからなる第1表示手
段と、赤、緑、青のカラーフィルタを有し、前記分光用
ミラーからの光の光路中に挿入され、映像信号をサンプ
リングして得た原色信号に応じて光を変調する第2液晶
パネルからなる第2表示手段と、前記第1及び第2表示
手段を通過した光を合成する合成用ミラーと、前記第1
液晶パネルに対して第2液晶パネルのシフトパルスを1
/2水平同期期間移動させるシフトパルス作成回路とか
らなり、該シフトパルス作成回路により奇数フィールド
と偶数フィールドとを前記第1、及び第2液晶パネルの
同一ラインに表示することを特徴とする液晶プロジェク
タ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4147592A JPH05344521A (ja) | 1992-06-08 | 1992-06-08 | 液晶プロジェクタ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4147592A JPH05344521A (ja) | 1992-06-08 | 1992-06-08 | 液晶プロジェクタ |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH05344521A true JPH05344521A (ja) | 1993-12-24 |
Family
ID=15433842
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP4147592A Pending JPH05344521A (ja) | 1992-06-08 | 1992-06-08 | 液晶プロジェクタ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH05344521A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6597336B1 (en) | 1995-10-14 | 2003-07-22 | Semiconductor Energy Laboratory Co., Ltd. | Display apparatus and method |
-
1992
- 1992-06-08 JP JP4147592A patent/JPH05344521A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6597336B1 (en) | 1995-10-14 | 2003-07-22 | Semiconductor Energy Laboratory Co., Ltd. | Display apparatus and method |
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