JPH05344473A - 映像音声多重化信号の再生装置 - Google Patents

映像音声多重化信号の再生装置

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JPH05344473A
JPH05344473A JP4187670A JP18767092A JPH05344473A JP H05344473 A JPH05344473 A JP H05344473A JP 4187670 A JP4187670 A JP 4187670A JP 18767092 A JP18767092 A JP 18767092A JP H05344473 A JPH05344473 A JP H05344473A
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Masanobu Nishikata
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Nobuyuki Sadanaka
信行 定仲
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 映像音声多重化信号をそのまま出力する再生
装置において、特殊再生モード時、デコーダから雑音信
号の出力されることを防止する。 【構成】 映像音声時分割多重化信号を出力信号S11と
する再生装置10を対象とする。出力信号S11中のフレ
ーム同期信号S31を分離するフレーム同期分離回路31
を設ける。出力信号S11中のライン同期信号S34を分離
するライン同期分離回路34を設ける。分離されたフレ
ーム同期信号S31及びライン同期信号S34に基づいて、
出力信号S11中の音声データの区間に対応するゲート信
号S39を形成するゲート信号形成回路30を設ける。特
殊再生モード時、ゲート信号S39により、出力信号S11
中の音声データの区間だけを、音声同期符号を含まない
信号とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は映像音声時分割多重化
信号の再生装置に関する。
【0002】
【従来の技術】現行の標準テレビジョン方式はNTSC
方式であるが、これよりも高品位のテレビジョン方式と
して、いわゆるハイビジョン方式が開発されている。こ
のハイビジョン方式によるときには、NTSC方式によ
るときに比べ、情報量が約5倍となり、そのままでは、
衛星放送、ビデオディスク、VTRなどにより伝送する
ことができない。このため、ハイビジョン方式による映
像信号は、多重サブサンプリング方式により、ベースバ
ンド幅が例えば8MHz程度となるように、データ圧縮さ
れてから伝送されている。
【0003】この多重サブサンプリング方式は、基本的
に、ドットインタレース伝送であり、サンプリングパタ
ーンは、フレーム間、フィールド間、ライン間オフセッ
トで、4フィールド周期で繰り返され、リサンプルクロ
ックレイトは、ライン当り480 ドットの場合、16.2MHz
とされる。また、走査形式は、ハイビジョン方式と同様
に、1125ライン、60フィールド、2:1インタレースで
ある。
【0004】さらに、この多重サブサンプリング方式に
おいては、映像信号(輝度信号Y、色信号C)と、音声
データと、独立の付加情報信号とが、図4に示すような
フォーマットで時間軸上で多重化される。この場合、音
声データは、音声信号が準瞬時圧伸DPCM方式でエン
コードされたものであり、この音声データに音声同期符
号が付加されるとともに、この音声同期符号を有する音
声データが、付加情報信号と一緒に、時間軸圧縮されて
多重化されている。
【0005】参考文献 二宮:テレビジョン学会誌、第
42巻8号(1988)など
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上述のよう
な多重サブサンプリング方式を、例えばビデオディスク
に適用した場合、一般に、そのビデオディスクプレーヤ
からは、図4に示すように時分割多重記録した映像信号
及び音声データを、多重化したままで出力するようにし
ている。これは、時分割多重化信号からもとの映像信号
及び音声信号を分離及びデコードするためのデコーダが
高価なので、そのデコーダを、ビデオディスクプレーヤ
や衛星放送の受信機などが共用することにより、ユーザ
の経済的負担を軽減するためである。
【0007】ところが、例えば静止画再生モードでは、
同じ音声データが繰り返し再生され、高速再生モードで
は、音声データがとびとびに再生される。すなわち、静
止画再生、正方向や逆方向のスロー再生及び高速再生な
どの特殊再生(変速再生)の再生モードでは、音声デー
タが記録時と等しい状態で再生されず、音声データの連
続性が損なわれてしまう。
【0008】そして、この連続性の損なわれた音声デー
タが、多重サブサンプリング方式のデコーダに供給され
てデコードされると、その音声データに含まれている音
声同期符号により、同期がかかったり、外れたりを繰り
返すので、そのデコード出力は雑音信号になってしま
い、この雑音信号がそのまま再生音声信号として出力さ
れてしまう。
【0009】この発明は、このような点にかんがみ、映
像音声時分割多重化信号をそのまま出力する再生装置に
おいて、特殊再生モード時に、雑音信号が出力されない
ようにするものである。
【0010】
【課題を解決するための手段】このため、この発明にお
いては、各部の参照符号を後述の実施例に対応させる
と、音声同期符号を含む音声データが時分割式に多重化
されて映像信号とともに記録された記録媒体VDを再生
し、映像音声時分割多重化信号を出力信号S11として得
るようにした再生装置10において、出力信号S11中の
フレーム同期信号S31を分離するフレーム同期分離回路
31と、出力信号S11中のライン同期信号S34を分離す
るライン同期分離回路34と、分離されたフレーム同期
信号S31及びライン同期信号S34に基づいて、出力信号
S11中の音声データの区間に対応するゲート信号S39を
形成するゲート信号形成回路30とを設ける。そして、
特殊再生モード時、ゲート信号S39により、出力信号S
11中の音声データの区間だけを、音声同期符号を含まな
い任意の信号、例えば所定の電位に固定するようにした
ものである。
【0011】
【作用】特殊再生モード時には、映像音声時分割多重化
信号S11中の音声データの期間には、デコーダ50の音
声信号にミューティングがかかり、再生音声信号として
雑音信号の出力されることが防止される
【0012】
【実施例】図1は、この発明を多重サブサンプリング方
式の光学式ビデオディスクプレーヤに適用した場合の一
例を示し、図2及び図3はその波形図である。ただし、
この波形図は、図2の右側に図3の左側が続く。
【0013】そして、図1において、VDは、映像信号
と、音声同期符号を含む音声データとが、多重サブサン
プリング及び時分割多重化されて図4に示すフォーマッ
トで記録された光学式ビデオディスク、10はそのビデ
オディスクプレーヤ、50は多重サブサンプリングデコ
ーダである。
【0014】また、プレーヤ10において、11はその
再生回路、21はマイクロコンピュータにより構成され
たシステムコントローラで、再生回路11は、光学ピッ
クアップ、イコライザ回路、復調回路、フレームメモリ
などを有し、シスコン21によりその動作モードが制御
される。そして、通常の再生モード時には、再生回路1
1により、ビデオディスクVDから、これに記録されて
いる映像音声時分割多重化信号S11が再生されて取り出
され、この信号S11がスイッチ回路12に供給される。
【0015】さらに、シスコン21から通常の再生モー
ド時には“H”となる信号S21が取り出され、この信号
S21がオア回路22を通じてスイッチ回路12にその制
御信号として供給され、スイッチ回路12は図の状態に
接続される。こうして、通常の再生モード時には、信号
S11がスイッチ回路12を通じて出力端子14に取り出
される。
【0016】そして、この端子14に取り出された信号
S11が、デコーダ50に供給されて信号S11からもとの
映像信号及び音声信号が分離及びデコードされ、これら
映像信号及び音声信号が端子51、52にそれぞれ取り
出される。
【0017】一方、特殊再生モード時には、シスコン2
1からの制御信号S21が“L”となるとともに、ゲート
信号形成回路30からのゲート信号S39によりスイッチ
回路12が制御される。
【0018】すなわち、再生回路11からの信号S11
が、フレーム同期分離回路31に供給されて図2Aに示
すように、フレーム同期信号S31が取り出され、この信
号S31がラインカウンタ32にロード入力として供給さ
れ、カウンタ32のカウント値は「2」に設定される。
また、再生回路11からの信号S11が、ライン同期分離
回路34に供給されて図2Bに示すように、ライン同期
信号S34が取り出され、この信号S34がカウンタ32に
そのカウント入力として供給される。なお、カウンタ3
2のカウント値を「2」に設定するのは、フレーム同期
信号S31が、ライン番号2の期間の開始時点に立ち上が
るからである。
【0019】したがって、カウンタ32は、各フレーム
期間ごとに、そのフレーム期間のラインの数を「2」か
らカウントすることになる。
【0020】そして、このカウンタ32のカウント値が
デコーダ33に供給され、デコーダ33からは、図2C
に示すように、各フレームの、ライン番号が3〜46の期
間及び565 〜608 の期間に“H”となる信号S1 が取り
出されるとともに、図2Dに示すように、各フレーム
の、ライン番号が43〜46の期間及び605 〜608 の期間に
“H”となる信号S2 が取り出される。そして、信号S
1 がナンド回路39に供給され、信号S2 がアンド回路
38に供給される。
【0021】また、分離回路34からの信号S34がサン
プルカウンタ35にリセット入力として供給される。さ
らに、信号S34が、PLL37に供給されて信号S34に
同期し、かつ、周波数が信号S11のリサンプルクロック
周波数(16.2MHz)に等しいクロックが形成され、この
クロックがカウンタ35にカウント入力として供給され
る。
【0022】したがって、カウンタ35は、各ライン期
間ごとに、そのライン期間のサンプル数を「0」からカ
ウントすることになる。
【0023】そして、このカウンタ35のカウント出力
が、デコーダ36に供給され、デコーダ36からは、図
2Eに示すように、各ラインの、サンプル番号が12〜10
5 の期間に“H”となる信号S3 が取り出されるととも
に、図2Fに示すように、各ラインの、サンプル番号が
1〜11の期間に“H”となる信号S4 が取り出される。
そして、信号S3 がアンド回路38に供給され、信号S
4 がナンド回路39の反転入力に供給されるとともに、
アンド回路38の出力信号S38がナンド回路39の反転
入力に供給される。
【0024】したがって、アンド回路38の出力信号S
38は、図2Gに示すような周期で“H”になるので、ナ
ンド回路39の出力信号S39は図2Hに示すような周期
で“H”となる。すなわち、信号S39は、図4における
音声データの期間に“L”となり、他の期間には“H”
となる。
【0025】そして、この信号S39がオア回路22を通
じてスイッチ回路12にその制御信号として供給され
る。
【0026】すると、特殊再生モード時にはS21=
“L”であるから、スイッチ回路12は、信号S39にし
たがって切り換えられることになり、図4における音声
データの期間には、直流電圧源13からの直流電圧が、
スイッチ回路12を通じて端子14に取り出され、他の
期間には、再生回路11からの再生信号S11が、スイッ
チ回路12を通じて端子14に取り出される。
【0027】したがって、特殊再生モード時には、再生
回路11からの再生信号S11のうち、音声データを除く
信号はそのままデコーダ50に供給されるので、その特
殊再生による映像信号を端子51に得ることができる。
しかし、再生回路11からの再生信号S11のうち、音声
データの期間には、電圧源13からの直流電圧がデコー
ダ50に供給されるので、音声同期がかからず、デコー
ダ50の音声信号系にはミューティングがかかって音声
信号は出力されない。
【0028】こうして、この発明によれば、特殊再生モ
ード時、その音声データの期間には、デコーダ50の音
声信号系にミューティングがかかるので、再生音声信号
として雑音信号の出力されることが防止される。
【0029】なお、上述においては、この発明を多重サ
ブサンプリング方式の光学式ビデオディスクプレーヤに
適用した場合について説明したが、同様のVTRなどに
も適用することができる。さらに、上述においては、音
声データの区間を所定の直流電位に固定したが、音声デ
ータを音声同期符号を含まないダミーの音声データ、例
えば、ランダムパターン発生回路の出力と、入れ換える
こともできる。
【0030】
【発明の効果】この発明によれば、多重化信号をそのま
ま出力するようにした映像音声多重化信号のプレーヤ1
0において、再生信号S11のフレーム同期信号S31及び
ライン同期信号S34に基づいて、再生信号S11の音声デ
ータの区間に対応するゲート信号S39を形成し、このゲ
ート信号S39により、特殊再生モード時、再生信号S11
の音声データの区間を、音声同期符号を含まない信号に
変更して出力しているので、特殊再生モード時、デコー
ダ50の音声信号系がミューティング状態となり、デコ
ーダ50から再生音声信号として雑音信号の出力される
ことを防止できる。
【0031】また、プレーヤ10からデコーダ50に供
給される再生信号S11自身により、再生音声信号として
雑音信号の出力されることを防止しているので、プレー
ヤ10からデコーダ50に、雑音信号の出力されること
を防止する制御信号を別個に供給する必要がなく、した
がって、デコーダ50として特別なものを用意する必要
がなく、どのようなデコーダであっても音声信号として
雑音信号の出力されることを防止できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一例を示す系統図である。
【図2】図1の回路の動作を説明するための波形図であ
る。
【図3】図2に続く波形図である。
【図4】多重サブサンプリング方式における信号フォー
マットの概念図である。
【符号の説明】
10 ビデオディスクプレーヤ 11 再生回路 13 直流電圧源 21 システムコントローラ 30 ゲート信号形成回路 31 フレーム同期分離回路 32 ラインカウンタ 33 デコーダ 34 ライン同期分離回路 35 サンプルカウンタ 36 デコーダ 50 多重サブサンプリングデコーダ VD 光学式ビデオディスク

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 音声同期符号を含む音声データが時分割
    式に多重化されて映像信号とともに記録された記録媒体
    を再生し、映像音声時分割多重化信号を出力信号として
    得るようにした再生装置において、 上記出力信号中のフレーム同期信号を分離するフレーム
    同期分離回路と、 上記出力信号中のライン同期信号を分離するライン同期
    分離回路と、 上記分離されたフレーム同期信号及びライン同期信号に
    基づいて、上記出力信号中の上記音声データの区間に対
    応するゲート信号を形成するゲート信号形成回路とを有
    し、 特殊再生モード時、上記ゲート信号により、上記出力信
    号中の上記音声データの区間だけを、上記音声同期符号
    を含まない信号に変更して出力するようにした映像音声
    多重化信号の再生装置。
  2. 【請求項2】 請求項1において、上記音声同期符号を
    含まない信号が、所定の直流電位の信号である映像音声
    多重化信号の再生装置。
  3. 【請求項3】 請求項1において、上記音声同期符号を
    含まない信号が、ダミーの音声データである映像音声多
    重化信号の再生装置。
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