JPS6359281A - テレビジヨン信号記録再生装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ［発明の目的］ （産業上の利用分野） この発明は、ＭＵＳＥ方式のテレビジョン信号のように
、映像信号の性質を規定するコントロール信号を含むテ
レビジョン信号を不連続な記録トラックに記録するのに
好適な映像信号記録再生装置に関する。

（従来の技術） 近年、映像情報を狭帯域で伝送したり、少量の媒体に記
録するために、様々な帯域圧縮方式、情報の多重化方式
が考えられている。

例えば、高品位テレビジョン信号を考えてみると、この
テレビジョン信号では、輝度信号の帯域が２０ＭＨｚ、
２つの色信号の帯域がそれぞれ５　、５　Ｍ　Ｈｚ　、
　７　Ｍ　Ｈｚであるが、現在、このテレビジョン信号
を１チヤンネルの通信路で伝送するために、ＭＬＪＳＥ
方式と言われる帯域圧縮方式が考えれている。この方式
では、第３図に示す如く、２つの色信号は、１／４に時
間軸を圧縮され、さらに、線順次信号として輝度信号の
水平ブランキング期間に多重化されている。そして、こ
のような映像信号は、４フイールドで一巡するようなサ
ブナイキスト周波数でサンプリングされ、フィールド間
オフセットサンプリングとフレームライン間オフセット
サンプリングを組合わせて１／４に帯域圧縮されて伝送
される。この場合、受信側において、オフセットサンプ
リングされた連続した４フイ一ルド分のテレビジョン信
号から元の高品位テレビジョン信号を再編成するのに必
要なコントロール信号も同時に送られる。具体的には、
このコントロール信号は、サブサンプルの位相や補間ま
たは動き補正を行なうものであり、デジタル信号として
垂直ブランキング期間に挿入して伝送される。また、受
信側での処理を簡略化するため、輝度信号が色信号より
４水平走査期間遅延されて送られる。そして、前記コン
トロール信号は、各フィールドの色信号領域Ｒ１の直後
のコントロール領域Ｒ２に挿入される。このコントロー
ル領域Ｒ２の大きさは５水平走査期間に相当する。

ところで、挿入されたコントロール信号に対応する映像
信号は、そのコントロール信号に続く垂直ブランキング
期間を隔てて送られる１フイ一ルド分の映像信号である
。通常、このように構成されたテレビジョン信号をビデ
オテープレコーダに見られるような不連続な記録トラッ
クに記録する場合、テレビジョン信号の連続性を保つた
め、記録トラックの不連続点が垂直ブランキング期間に
含まれるように記録する。したがって、コントロール信
号とそれに対応する映像信号が異なるトラックに記録さ
れることになる。

しかし、このような記録の仕方では、トラックを記録時
と異なった順序に再生する特殊再生の場合、再生された
コントロール信号とそれに続く映像信号との対応がつか
なくなり、正常な特殊再生画像を得ることができない。

（発明が解決しようとする問題点） 以上述べたように、映像信号の性質を示すコントロール
信号を含むテレビジョン信号を不連続な記録トラックに
記録する従来のテレビジョン信号記録再生装置において
は、コントロール信号とそれに対応する映像信号とが別
のトラックに記録されるため、特殊再生時、正常な特殊
再生を行なうことができないという問題があった。

そこで、この発明は、特殊再生時においても、映像信号
とコントロール信号と対応ずけて再生することができる
映像信号記録再生装置を提供することを目的とする。

［発明の構成］ （問題点を解決するための手段） 上記問題点を解決するためにこの発明は、コントロール
信号を対応する映像信号の先頭に配置換えして記録再生
するようにしたものである。

〈作用） 上記構成においては、記録時とは異なる順序で記録トラ
ックを再生しても、映像信号とコントロール信号の対応
に誤りが生じることがないので、特殊再生時であっても
正常な特殊再生画像を得ることができる。

（実施例） 第１図はこの発明の一実施例の構成を示す回路図である
。

この第１図において、まず、記録のための構成について
説明する。端子１１には映像信号の性質を示すコントロ
ール信号を含むテレビジョン信号が入力される。この信
号は、スイッチ１２の一方の固定端子１２１に印加され
るとともに、コントロール信号遅延回路１３を通してス
イッチ１２の他方の固定端子１２１に印加される。

スイッチ１２は、両人力信号を択一的に選択し、記録処
理回路１４に与える。記録処理回路１４は入力信号に対
して、エンファシス処理、ＦＭ変調処理等記録に適した
信号を得るための処理を施す。

この処理を受けた信号は、スイッチ１５を通して回転ヘ
ッド１６．１７に与えられ、磁気チー７１８に記録され
る。

ここで、コントロール信＠遅延回路１３の動作について
説明する。端子１１に印加されるコントロール信号は、
先の第２図に示す如く、色信号領域Ｒ１の直後のコント
ロール領域Ｒ２に挿入されている。また、このコントロ
ール信号は、上記の如く、対応する映像信号が挿入され
ているフィールドより１フイールド前のフィールドに挿
入されている。このような位置にあるコントロール信号
はコントロール信号遅延回路１２によって所定時間遅延
され、対応する映像信号と同じフィールドに配置換えさ
れる。そして、その位置は、第２図に示す如く、映像信
号期間の直前の一水平走査期間に設定される。スイッチ
１２の可動接片１２３は、通常、固定端子１２１に接続
されるが、コントロール信号遅延回路１３から遅延され
たコントロール信号が出力されるときのみ、固定端子１
２２に接続される。これにより、記録処理回路１４には
、対応する映像信号の挿入期間の直前の１水平走査期間
にそのコントロール信号が挿入されたテレビジョン信号
が得られる。したがって、垂直ブランキング期間が記録
トラックの不連続点に位置するように記録したとしても
、映像信号とそのコントロール信号を同一トラックに記
録することができる。

次に再生側の構成を説明する。この場合、スイッチ１５
の可動接片１５３は、固定端子１５１から固定端子１５
２に切換わる。従って、ヘッド１６．１７によって磁気
テープ１８から再生された信号は、スイッチ１５を通し
て再生処理回路１９に与えられる。そして、この再生処
理回路１９によってＦＭ復調処理、ディエンファシス処
理並びに時間軸補正処理等を受けた後、コントロール信
号再配置回路２０に導かれる。このコントロール信号再
配置回路２０は、入力信号に対して、記録時に、コント
ロール信号遅延回路１３とスイッチ１２によってなされ
た処理とは逆の処理を行ない、端子２１に出力する。。

すなわち、第２図の期間Ｒ３に含まれるコントロール信
号を期間Ｒ２に戻すわけである。

以上述べたようにこの実施例では、コントロール信号を
対応する映像信号の先頭に配置変えして記録再生するよ
うになっている。このような構成によれば、記録時と異
なる順序で記録トラックを再生しても映像信号とコント
ロール信号の対応がずれることがないので、特殊再生を
行なっても画像が乱れることがない。

以上この発明の一実施例を説明したが、この発明はこの
ような実施例に限定されるものではなく、他にも種々様
々変形実施可能なことは勿論である。

［発明の効果］ 以上述べたようにこの発明によれば、映像信号とその性
質を規定するコントロール信号が別フィールドに配置さ
れるテレビジョン信号を特殊再生する場合であっても、
正常な特殊再生画像を得ることができるテレビジョン信
号記録再生装置を提供することができる。

【図面の簡単な説明】

第１図はこの発明の一実施例の構成を示す回路図、第２
図は第１図の動作を説明するための図、第３図は従来の
問題を説明するための図である。 １１．２１・・・端子、１２．１５・・・スイッチ。 １４・・・コントロール信号遅延回路、１６．１７・・
・ヘッド、１８・・・テープ、１９・・・再生処理回路
。 ２０・・・コントロール信号再配置回路。

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 映像信号の性質を規定するコントロール信号が対応する
   映像信号とは異なるフィールドに配置されるテレビジョ
   ン信号を、その垂直ブランキング期間が記録トラックの
   不連続点に位置するように複数の記録トラックに記録す
   るテレビジョン信号記録再生装置において、 上記コントロール信号を対応する映像信号の先頭に配置
   変えして記録再生するようにしたことを特徴とするテレ
   ビジョン信号記録再生装置。