JPH05344419A - テレシネ装置 - Google Patents

テレシネ装置

Info

Publication number
JPH05344419A
JPH05344419A JP4176275A JP17627592A JPH05344419A JP H05344419 A JPH05344419 A JP H05344419A JP 4176275 A JP4176275 A JP 4176275A JP 17627592 A JP17627592 A JP 17627592A JP H05344419 A JPH05344419 A JP H05344419A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
brightness
light source
gain
film
light
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Withdrawn
Application number
JP4176275A
Other languages
English (en)
Inventor
Masahito Takeishi
雅人 武石
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nikon Corp
Original Assignee
Nikon Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Nikon Corp filed Critical Nikon Corp
Priority to JP4176275A priority Critical patent/JPH05344419A/ja
Publication of JPH05344419A publication Critical patent/JPH05344419A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

Links

Abstract

(57)【要約】 【目的】 テレシネ装置において、フィルムの画像をビ
テオ信号に変換する際、暗い画像のノイズが目立つこと
を防止する。 【構成】 光量センサ6は、センサ用光源5により照明
されるフィルム2の所定の駒の光量を検出する。演算装
置7は、この光量に対応する光源光量を制御量変換テー
ブル11を参照して求め、光源光量制御装置10に出力
する。これにより光源3の光量が、画面が暗いとき明る
くされ、明るいとき暗くされる。また、演算装置7は制
御量変換テーブル11を参照し、画面が明るいとき、ゲ
インが大きくなるように、暗いときゲインが小さくなる
ように、ゲイン制御部9を介してテレビカメラ4のゲイ
ンを制御する。このときまた、光源色温度データテーブ
ル12が参照され、ホワイトバランスが崩れないように
R,G,Bの各信号のゲインのバランスが調整される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、フィルムの画像をビデ
オ信号による画像に変換するテレシネ装置に関する。
【0002】
【従来の技術】図6は、従来のテレシネ装置の一例の構
成を示している。この例においては、フィルムローダ2
1によりフィルム22が、図中下方から上方に向けて連
続的に巻き取られている。光源23は、このフィルム2
2の所定の駒に光を照射している。テレビカメラ24
は、光源23により光が照射されている駒を撮影し、そ
のビデオ信号を出力する。これにより、テレビカメラ2
4より出力されるビデオ信号をビデオテープなどに記録
し、これを再生してCRTなどに表示し、楽しむことが
できる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来のテレシネ装置に
おいては、このように常に一定の光量でフィルム22が
照明されるようになされていた。その結果、特に暗い画
面においてノイズが目立ち、画質が劣化する課題があっ
た。
【0004】本発明はこのような状況に鑑みてなされた
ものであり、画質の劣化を防止するようにするものであ
る。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明のテレシネ装置
は、フィルム2を撮影する撮影手段としてのテレビカメ
ラ4と、テレビカメラ4により撮影されるフィルム2の
駒を照明する照明手段としての光源3と、光源3の明る
さを制御する明るさ制御手段としての光源光量制御装置
10と、テレビカメラ4のゲインを制御するゲイン制御
手段としてのゲイン制御部9と、フィルム2の所定の駒
の明るさを検出する検出手段としての光量センサ6、検
出回路17と、光量センサ6や検出回路17の検出結果
に対応して、光源光量制御装置10とゲイン制御部9を
制御する制御手段としての演算装置7とを備えることを
特徴とする。
【0006】光源3が電圧により明るさを調整可能であ
るとき、電圧制御装置14により光源3の電圧を調整す
るようにすることができる。
【0007】また、光源光量制御装置10は、光源3よ
り出射される光の光路中に配置されたフィルタ16と、
フィルタ16の透過光量を制御する透過光量調整器15
とにより構成することができる。
【0008】光量センサ6の検出結果を記憶する記憶手
段としてのメモリ8をさらに備え、光量センサ6は、フ
ィルム2の、テレビカメラ4が撮影する前の所定の駒の
明るさを検出し、演算装置7は、光量センサ6により明
るさを検出した駒がテレビカメラ4により撮影されるタ
イミングにおいて、メモリ8に記憶した明るさに対応し
て光源光量制御装置10とゲイン制御部9を制御するよ
うにすることができる。
【0009】また、検出回路17によりテレビカメラ4
が出力するビデオ信号からフィルム2の所定の駒の明る
さを検出するようにすることができる。
【0010】
【作用】上記構成のテレシネ装置においては、光量セン
サ6または検出回路17によりフィルム2の所定の駒の
明るさが検出され、その検出結果に対応して、光源光量
制御装置10を介して光源3の明るさが調整される。ま
た、ゲイン制御部9を介してテレビカメラ4のゲインが
調整される。従って、暗い画面においてノイズが目立つ
ようなことが防止される。
【0011】
【実施例】図1は、本発明のテレシネ装置の一実施例の
構成を示すブロック図である。フィルムローダ1は、フ
ィルム2を図中下方から上方に連続的に巻き取るように
なされている。光源3は、フィルム2の所定の駒を照明
し、その駒をテレビカメラ4が撮影するようになされて
いる。センサ用光源5は、光源3より所定駒数(実施例
の場合、3駒)だけ後の所定の駒を照明するようになさ
れている。光量センサ6は、このセンサ用光源5により
照明されている駒の光量を検出するように配置されてい
る。そして、光量センサ6により検出された光量は、演
算装置7を介して例えばRAMなどよりなるメモリ8に
供給され、記憶されるようになされている。
【0012】例えばCPUなどよりなる演算装置7は、
ゲイン制御部9を介してテレビカメラ4を制御し、その
ゲインを制御するとともに、色温度(ホワイトバラン
ス)を調整するようになされている。また、演算装置7
は光源光量制御装置10を介して光源3を制御し、その
明るさを調整するようになされている。例えばROMに
より構成される制御量変換テーブル11は、光量センサ
6により検出され、メモリ8に記憶された光量(明る
さ)に最適な照明を行なうための光源光量のデータと、
その場合におけるテレビカメラ4の最適なゲインを設定
するためのデータとを記憶している。
【0013】光源色温度データテーブル12には、光源
3による照明により最適なホワイトバランスが調整され
るようにするための色温度データが記憶されている。演
算装置7は、制御量変換テーブル11と光源色温度デー
タテーブル12とに記憶されているデータに対応して、
光源光量制御装置10とゲイン制御部9とをそれぞれ制
御するようになされている。制御量変換テーブル11と
光源色温度データテーブル12は、これを1つにまとめ
ることができることはもとよりである。駒数データ検出
回路13は、フィルムローダ1により移送されるフィル
ム2の駒数を検出し、その検出結果を演算装置7に供給
している。
【0014】次に、その動作について説明する。フィル
ムローダ1がフィルム2を図中上方に移送するとき、セ
ンサ用光源5が通過するフィルム2の各駒を順次照明す
る。光量センサ6がセンサ用光源5により照明された駒
の光量を検出する。演算装置7は、その光量をメモリ8
に記憶させる(201)。そして、メモリ8に記憶した
光量を読み出し、その光量に対応する光源光量(その明
るさの駒を照明するのに最適な光源3の光量)を制御量
変換テーブル11から読み出す(202)。これをメモ
リ8に、駒数データ検出回路13により検出された駒数
(駒位置)データと対応して記憶させる(203)。
【0015】またこのとき、演算装置7は、制御量変換
テーブル11を参照して、光量センサ6により検出され
た画面の明るさに最適なテレビカメラ4のゲインを読み
出し、これをメモリ8に供給して、駒数データ検出回路
13により検出された駒数データに対応して記憶させる
(204)。
【0016】さらに演算装置7は、光源色温度データテ
ーブル12を参照して、最適な色温度補正量を読み出
し、これを駒数データ検出回路13により検出されてい
る駒数データに対応して記憶させる(205)。
【0017】
【表1】
【0018】表1に制御量変換テーブル11と光源色温
度データテーブル12の記憶データの内容を示してい
る。この実施例においては、光量センサ6により検出さ
れた画面の明るさが「明るすぎる」、「標準」または
「暗い」の3段階に区分されるようになされている。そ
して、画面の明るさが「明るすぎる」場合、撮像装置の
入力ダイナミックレンジを越えた場合、明部のにじみ等
問題が生じる。このため、光源3の光量を減少させるデ
ータが対応され、テレビカメラ4のゲインを増加させる
データが対応されている。また、光源3の光量を減少さ
せると、色温度も低下するため、これを上昇するようカ
メラ側で補正するデータが対応されている。
【0019】即ち、光源3の光量を減少させると、テレ
ビカメラ4より出力されるR,G,B信号の各レベルも
変化するため、ホワイトバランスが崩れる場合がある。
そこで、光源3の光量を減少させた場合においても最適
なホワイトバランスが得られるように、R,G,B信号
の各ゲインのバランスを調整するのである。いまの場
合、検出された画面が「明るすぎる」ため、テレビカメ
ラ4のゲインは全体的にこれを増加させるのであるが、
R,G,B信号のゲインのバランスをホワイトバランス
が適正となるように個々に調整するのである。
【0020】逆に、光量センサ6により検出された画面
が「暗い」場合においては、光源光量を増加させ、その
分カメラゲインを減少させる。そして、光源光量が増加
した分色温度が上昇するため、これを低下するようにカ
メラ側で補正するのである。
【0021】画面の明るさが「標準」である場合におい
ては、光源光量、カメラゲインおよび色温度補正は標準
状態に設定される。
【0022】光量センサ6により、その明るさが検出さ
れたフィルム2の駒は、所定時間経過すると、光源3に
より照明される位置まで移動する。このとき、テレビカ
メラ4は、光源3により照明されているその駒を撮影す
る。演算装置7は、メモリ8に記憶された駒数データ検
出回路13の出力(駒位置)から、光量センサ6により
明るさが検出された駒がテレビカメラ4により撮影され
る位置にきていることを判断する。実施例では、駒数デ
ータ検出回路により、現在の駒数データを検出する(2
06)。そして、メモリ8に記憶されている駒数が、現
在の駒数より3個分移動しているかを判断する(20
7)。そして光量センサ6により明るさが検出された駒
が、テレビカメラ4により撮影されるタイミングにおい
て、メモリ8に記憶されているデータに対応して、光源
光量制御装置10とゲイン制御部9を制御する(20
8)。
【0023】即ち、表1を参照して説明したように、光
源3の光量は、いま撮影しているフィルム2の駒の画面
の明るさが明るすぎれば減少され、暗ければ増加され
る。標準状態であれば標準の光量に設定される。また、
テレビカメラ4のゲインは、光源明るさが変化した分を
補うように、画面が明るければ増加され、暗ければ減少
される。そして標準の明るさであれば、カメラゲインも
標準の値に設定される。このとき、光源3の光量が変化
されたことによりホワイトバランスが崩れることがない
ように、R,G,Bの各信号のゲインのバランスも調整
される。従って、暗い画面であったとしても、ノイズが
目立つようなことが防止される。
【0024】図3は、本発明の第2の実施例を示してい
る。この実施例においては、テレビカメラ4が出力する
ビデオ信号が検出回路17に供給され、そこでフィルム
2の現在撮影されている駒の明るさが検出されるように
なされている。従って、この実施例においては、図1に
おけるセンサ用光源5、光量センサ6、駒数データ検出
回路13は省略されている。その他の構成は図1におけ
る場合と同様である。
【0025】演算装置7は、検出回路17により検出さ
れた明るさを制御量変換テーブル11と光源色温度デー
タテーブル12を参照して制御量に変換し、これを光源
光量制御装置10とゲイン制御部9に出力する。従っ
て、この実施例の場合は、リアルタイムでの制御が可能
になる。
【0026】図4および図5は、図1および図3に示し
た光源光量制御装置10の構成例を示している。図4の
実施例においては、光源3がその光量を電圧を調整する
ことにより調整できるようになされているため、電圧制
御装置14により光源光量制御装置10が構成されてい
る。この場合、電圧制御装置14により光源3に供給す
る電圧を制御して、光源3の光量が調整される。
【0027】一方、図5の実施例においては、光源3よ
り出射された光の光路中に配置されたフィルタ16と透
過光量調整器15とにより光源光量制御装置10が構成
されている。即ち、この実施例においては、フィルタ1
6を所定の角度に回転することにより光源3より出射さ
れた光がフィルタ16を透過する量が変化するようにな
されている。この場合においては、透過光量調整器15
によりフィルタ16の回転位置を調整することによりフ
ィルタ16を透過し、フィルム2に照射される光の光量
が調整されることになる。
【0028】
【発明の効果】以上の如く本発明のテレシネ装置によれ
ば、被写体の明るさに対応して照明手段の明るさと撮影
手段のゲインを制御するようにしたので、被写体が暗い
場合においても、ノイズが目立つようなことが防止され
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のテレシネ装置の一実施例の構成を示す
ブロック図である。
【図2】本発明のテレシネ装置の一実施例の制御を示す
フローチャート図である。
【図3】本発明のテレシネ装置の第2の実施例の構成を
示すブロック図である。
【図4】図1および図3の実施例の光源光量制御装置1
0の構成例を示すブロック図である。
【図5】図1および図3の実施例の光源光量制御装置1
0の他の構成例を示すブロック図である。
【図6】従来のテレシネ装置の一例の構成を示すブロッ
ク図である。
【符号の説明】
1 フィルムローダ 2 フィルム 3 光源 4 テレビカメラ 5 センサ用光源 6 光量センサ 7 演算装置 8 メモリ 9 ゲイン制御部 10 光源光量制御装置 11 制御量変換テーブル 12 光源色温度データテーブル 17 検出回路

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 撮影済みフィルムの像をビデオ信号に変
    換するための撮像手段と、 前記フィルムを照明する照明手段と、 前記照明手段の明るさを制御する明るさ制御手段と、 前記撮像手段のゲインを制御するゲイン制御手段と、 前記フィルムの明るさを検出する検出手段と、 前記検出手段の検出結果に対応して、前記明るさ制御手
    段と前記ゲイン制御手段とを制御する制御手段とを備え
    ることを特徴とするテレシネ装置。
  2. 【請求項2】 前記照明手段は電圧により明るさを調整
    可能であり、 前記明るさ制御手段は、前記照明手段の電圧を制御する
    ことを特徴とする請求項1に記載のテレシネ装置。
  3. 【請求項3】 前記明るさ制御手段は、 前記照明手段より出射される光の光路中に配置されたフ
    ィルタと、 前記フィルタの透過光量を制御する透過光量調整器とを
    備えることを特徴とする請求項1に記載のテレシネ装
    置。
  4. 【請求項4】 前記検出手段の検出結果を記憶する記憶
    手段をさらに備え、 前記検出手段は、前記撮像手段によってビデオ信号に変
    換される前記フィルムの駒の明るさをビデオ信号変換前
    に検出し、 前記制御手段は、前記検出手段が明るさを検出した駒が
    前記撮像手段によってビデオ信号に変換される時に、前
    記記憶手段に記憶した明るさに対応して前記明るさ制御
    手段とゲイン制御手段とを制御することを特徴とする請
    求項1,2または3に記載のテレシネ装置。
  5. 【請求項5】 前記検出手段は、前記撮像手段によって
    変換されたビデオ信号から前記フィルムの所定の駒の明
    るさを検出することを特徴とする請求項1,2または3
    に記載のテレシネ装置。
JP4176275A 1992-06-10 1992-06-10 テレシネ装置 Withdrawn JPH05344419A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4176275A JPH05344419A (ja) 1992-06-10 1992-06-10 テレシネ装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4176275A JPH05344419A (ja) 1992-06-10 1992-06-10 テレシネ装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH05344419A true JPH05344419A (ja) 1993-12-24

Family

ID=16010733

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP4176275A Withdrawn JPH05344419A (ja) 1992-06-10 1992-06-10 テレシネ装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH05344419A (ja)

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3207313B2 (ja) 撮像装置およびその制御方法
JPH04373365A (ja) テレビカメラ
JPH03204281A (ja) 撮像装置
JPH04324767A (ja) 可変シャッタ付テレビカメラ装置
JP3216022B2 (ja) 撮像装置
JP2817820B2 (ja) ビデオカメラ用露出制御装置
US7145733B2 (en) Projector and exposure adjustment method
JPH05344419A (ja) テレシネ装置
KR950006239B1 (ko) 촬상장치의 자동노출제어방법 및 그 장치
JP3871368B2 (ja) ビデオ撮影方法及び装置
JPH08280041A (ja) 撮像装置
JPH04298167A (ja) フリッカー補正回路
JP2588696B2 (ja) 自動露出補正装置
JPH06292208A (ja) 顕微鏡用撮像装置
JPH1023324A (ja) 撮像装置
JPH07241270A (ja) 光源電圧可変式電子内視鏡装置
JP2580295B2 (ja) 自動露光制御装置
JP2005130325A (ja) 撮影装置
JPH05137060A (ja) 自動露光制御装置
JPH0723281A (ja) 逆光補正装置及びそれを用いた撮像装置
JP2701054B2 (ja) カラー撮像装置
JPH04318767A (ja) ムービーカメラ
JPH05167917A (ja) 絞り自動調節装置
JPH11261881A (ja) ディジタルビデオカメラ
JP2663606B2 (ja) 自動露出制御装置

Legal Events

Date Code Title Description
A300 Withdrawal of application because of no request for examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300

Effective date: 19990831