JPH05342100A - キャッシュメモリ一致制御方式 - Google Patents
キャッシュメモリ一致制御方式Info
- Publication number
- JPH05342100A JPH05342100A JP4145140A JP14514092A JPH05342100A JP H05342100 A JPH05342100 A JP H05342100A JP 4145140 A JP4145140 A JP 4145140A JP 14514092 A JP14514092 A JP 14514092A JP H05342100 A JPH05342100 A JP H05342100A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- data
- cache
- memory
- processor
- bus
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- Memory System Of A Hierarchy Structure (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】キャッシュメモリを使用する情報処理装置にお
いて、キャッシュメモリの内容と主記憶装置の内容の一
致制御を効率的に行なう。 【構成】キャッシュのヒット,ミスヒットの切分けに用
いられる2つのTGM71,72を用意し、一方を通常
のキャッシュアクセスに、もう一方を主記憶への書込み
監視用に使用し、キャッシュ内のデータに書込みが生じ
た場合には、監視用タグメモリを無効化し、キャッシュ
アクセス用タグメモリとその役割を交換させる。キャッ
シュ無効化時にプロセサのキャッシュアクセスを止める
時間を短くする。
いて、キャッシュメモリの内容と主記憶装置の内容の一
致制御を効率的に行なう。 【構成】キャッシュのヒット,ミスヒットの切分けに用
いられる2つのTGM71,72を用意し、一方を通常
のキャッシュアクセスに、もう一方を主記憶への書込み
監視用に使用し、キャッシュ内のデータに書込みが生じ
た場合には、監視用タグメモリを無効化し、キャッシュ
アクセス用タグメモリとその役割を交換させる。キャッ
シュ無効化時にプロセサのキャッシュアクセスを止める
時間を短くする。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は情報処理装置のキャッシ
ュメモリ一致制御方式に関する。
ュメモリ一致制御方式に関する。
【0002】
【従来の技術】図2は従来のキャッシュメモリ一致制御
方式の一例を示す情報処理装置のブロック図である。プ
ロセッサ(以下PRC)1は緩衝手段(以下BUF)2
を通じて主記憶装置(以下MM)5及び入出力装置(以
下IOE)6が接続されているアドレスバス(以下A
B)21,データバス(以下DB)22,制御バス(以
下CB)23に接続されている。AB21,DB22,
CB23上でMM5に対する書込みが生じると、監視手
段(以下SUP)10は第2のタグメモリ(以下TG
M)72を参照し、キャッシュデータメモリ(以下CD
M)8の内容の有効性を照合する。書込みがCDM8内
にあるデータに対するものであった場合には、キャッシ
ュ無効化制御線104を通じてPRC1のキャッシュ呼
出しを一時的に禁止し、TGM71の該当箇所の無効化
を行なっていた。
方式の一例を示す情報処理装置のブロック図である。プ
ロセッサ(以下PRC)1は緩衝手段(以下BUF)2
を通じて主記憶装置(以下MM)5及び入出力装置(以
下IOE)6が接続されているアドレスバス(以下A
B)21,データバス(以下DB)22,制御バス(以
下CB)23に接続されている。AB21,DB22,
CB23上でMM5に対する書込みが生じると、監視手
段(以下SUP)10は第2のタグメモリ(以下TG
M)72を参照し、キャッシュデータメモリ(以下CD
M)8の内容の有効性を照合する。書込みがCDM8内
にあるデータに対するものであった場合には、キャッシ
ュ無効化制御線104を通じてPRC1のキャッシュ呼
出しを一時的に禁止し、TGM71の該当箇所の無効化
を行なっていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上述した従来の情報処
理装置では、キャッシュ無効化の必要が生じた場合に、
プロセサのキャッシュ呼出しを禁止しなければならず、
他装置からの主記憶書込み頻度が高くなるとプロセサの
処理能力を著しく落とすという問題点がある。
理装置では、キャッシュ無効化の必要が生じた場合に、
プロセサのキャッシュ呼出しを禁止しなければならず、
他装置からの主記憶書込み頻度が高くなるとプロセサの
処理能力を著しく落とすという問題点がある。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明のキャッシュメモ
リ一致制御方式は、記憶装置から供給される命令及びデ
ータによって処理を行なうプロセサと、このプロセサに
第1のアドレスバス及びデータバス経由で接続され前記
プロセサに供給する命令及びデータを格納するキャッシ
ュデータメモリと、アドレスの上位部分及び該当するキ
ャッシュデータメモリ内容が有効であることを示す情報
を格納する前記キャッシュデータメモリの1単位に対し
て2組ずつのタグメモリと、前記プロセサの呼出しに対
し2つの前記タグメモリのうち一方を参照してその内容
が有効である場合に該当データを前記プロセサに供給す
るキャッシュ制御手段と、前記第1のアドレスバス及び
データバスに接続され主記憶装置,入出力装置等の外部
装置に接続される第2のアドレスバス及びデータバスと
前記第1のアドレスバス及びデータバスとの間の調停及
び転送速度差の吸収を行なう緩衝手段と、前記第2のア
ドレスバス及びデータバスに接続され、前記2組のタグ
メモリのうち前記キャッシュ制御手段によって使用され
ない方の内容を参照して前記主記憶装置に対する書込み
を監視する監視手段と、前記2組のタグメモリの機能を
入れ替える入替手段とからなる情報処理装置において、
前記キャッシュデータメモリ内に格納しているデータに
対する書込みを検出したときに該当タグモリの有効情報
を無効表示とし前記2組のタグメモリの機能を入れ替え
る手段を備えている。
リ一致制御方式は、記憶装置から供給される命令及びデ
ータによって処理を行なうプロセサと、このプロセサに
第1のアドレスバス及びデータバス経由で接続され前記
プロセサに供給する命令及びデータを格納するキャッシ
ュデータメモリと、アドレスの上位部分及び該当するキ
ャッシュデータメモリ内容が有効であることを示す情報
を格納する前記キャッシュデータメモリの1単位に対し
て2組ずつのタグメモリと、前記プロセサの呼出しに対
し2つの前記タグメモリのうち一方を参照してその内容
が有効である場合に該当データを前記プロセサに供給す
るキャッシュ制御手段と、前記第1のアドレスバス及び
データバスに接続され主記憶装置,入出力装置等の外部
装置に接続される第2のアドレスバス及びデータバスと
前記第1のアドレスバス及びデータバスとの間の調停及
び転送速度差の吸収を行なう緩衝手段と、前記第2のア
ドレスバス及びデータバスに接続され、前記2組のタグ
メモリのうち前記キャッシュ制御手段によって使用され
ない方の内容を参照して前記主記憶装置に対する書込み
を監視する監視手段と、前記2組のタグメモリの機能を
入れ替える入替手段とからなる情報処理装置において、
前記キャッシュデータメモリ内に格納しているデータに
対する書込みを検出したときに該当タグモリの有効情報
を無効表示とし前記2組のタグメモリの機能を入れ替え
る手段を備えている。
【0005】
【実施例】次に本発明について図面を参照して説明す
る。図1は本発明のキャッシュメモリ一致制御方式の一
実施例を示すブロック図である。本実施例では簡単のた
めにダイレクトマップ方式のキャッシュ構造を示す。
る。図1は本発明のキャッシュメモリ一致制御方式の一
実施例を示すブロック図である。本実施例では簡単のた
めにダイレクトマップ方式のキャッシュ構造を示す。
【0006】PRC1はキャッシュデータバス(以下C
DB)12から供給される命令及びデータによって処理
を行ない、キャッシュアドレスバス(以下CAB)1
1,キャッシュ制御バス(以下CCB)13によりCC
L3及びBUF2に接続されている。CDM8はキャッ
シュ制御手段(以下CCL)3及びCDB12と接続さ
れている。TGM71,72にはアドレス上位及び該当
するCDM8の内容が有効であることを示す情報が格納
される。
DB)12から供給される命令及びデータによって処理
を行ない、キャッシュアドレスバス(以下CAB)1
1,キャッシュ制御バス(以下CCB)13によりCC
L3及びBUF2に接続されている。CDM8はキャッ
シュ制御手段(以下CCL)3及びCDB12と接続さ
れている。TGM71,72にはアドレス上位及び該当
するCDM8の内容が有効であることを示す情報が格納
される。
【0007】BUF2はCAB21,CDB22,CC
B23によってMM5,IOE6などに接続される。書
込み監視手段(以下SUP)4はCAB21,CCB2
3に接続され、TGM71又は72を参照しながらMM
5に対する書込みを監視し、タグメモリ機能入替手段
(以下SW)91,〜94に接続される。
B23によってMM5,IOE6などに接続される。書
込み監視手段(以下SUP)4はCAB21,CCB2
3に接続され、TGM71又は72を参照しながらMM
5に対する書込みを監視し、タグメモリ機能入替手段
(以下SW)91,〜94に接続される。
【0008】通常、PRC1からの命令及びデータの呼
出しはCCL3内の制御回路(以下CTL)31から出
力されるアドレス下位311によって行なわれる。アド
レス下位311によって参照されたTGM71に格納さ
れていたアドレス上位とCAB11のアドレス上位の照
合及びTGM71から読み出された有効情報の照合が照
合回路(以下CMP)32で行なわれ、有効ならばCD
M8から読み出されたデータがCDB12を通してPR
C1でそのまま利用される。無効ならば無効通知線32
1を通してPRC1に通知され、PRC1はBUF2を
通してMM5を参照する。
出しはCCL3内の制御回路(以下CTL)31から出
力されるアドレス下位311によって行なわれる。アド
レス下位311によって参照されたTGM71に格納さ
れていたアドレス上位とCAB11のアドレス上位の照
合及びTGM71から読み出された有効情報の照合が照
合回路(以下CMP)32で行なわれ、有効ならばCD
M8から読み出されたデータがCDB12を通してPR
C1でそのまま利用される。無効ならば無効通知線32
1を通してPRC1に通知され、PRC1はBUF2を
通してMM5を参照する。
【0009】IOE6からMM5に対する書込みが生じ
た場合、SUP4内のCTL41から出力されるアドレ
ス下位411によってTGM72が参照され、CMP4
2によってTGM72から読み出されたアドレス上位と
有効情報とを照合する該当アドレスのデータがCDM8
内で有効である場合には、CTL41はTGM72内の
該当箇所を無効化し、タグメモリ機能選択線421によ
りタグメモリ機能切替手段(以下SW)91,92,9
3,94を切り替える。この切替え動作の後はCCL3
の参照するタグメモリはTGM72に、またSUP4の
参照タグメモリはTGM71に変化する。
た場合、SUP4内のCTL41から出力されるアドレ
ス下位411によってTGM72が参照され、CMP4
2によってTGM72から読み出されたアドレス上位と
有効情報とを照合する該当アドレスのデータがCDM8
内で有効である場合には、CTL41はTGM72内の
該当箇所を無効化し、タグメモリ機能選択線421によ
りタグメモリ機能切替手段(以下SW)91,92,9
3,94を切り替える。この切替え動作の後はCCL3
の参照するタグメモリはTGM72に、またSUP4の
参照タグメモリはTGM71に変化する。
【0010】
【発明の効果】以上説明したように本発明は、キャッシ
ュ制御手段の参照タグメモリの無効化時にタグメモリ入
替えを行なうため、キャッシュバスを止める必要がな
い。この間プロセサの処理は中断されることなく継続可
能であるため、主記憶書込みにより性能劣化を最小限に
とどめることができるという効果を有する。
ュ制御手段の参照タグメモリの無効化時にタグメモリ入
替えを行なうため、キャッシュバスを止める必要がな
い。この間プロセサの処理は中断されることなく継続可
能であるため、主記憶書込みにより性能劣化を最小限に
とどめることができるという効果を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のキャッシュメモリ一致制御方式の一実
施例を示すブロック図である。
施例を示すブロック図である。
【図2】従来のキャッシュメモリ一致制御方式の一例を
示すブロック図である。
示すブロック図である。
1 プロセサ(PRC) 2 緩衝手段(BUF) 3 キャッシュ制御回路(CCL) 4,10 書込み監視手段(SUP) 5 主記憶装置(MM) 6 入出力装置(IOE) 8 キャッシュデータメモリ(CDM) 11 キャッシュアドレスバス(CAB) 12 キャッシュデータバス(CDB) 13 キャッシュ制御バス(CCB) 21 アドレスバス(AB) 22 データバス(DB) 23 制御バス(CB) 31 キャッシュ制御回路(CTL) 32,42,102 照合回路(CMP) 41,101 制御回路(CTL) 71,72 タグメモリ(TGM) 91,92,93,94 タグメモリ機能切替手段
(SW) 311 アドレス下位 321 無効通知線 411 アドレス下位 421 タグメモリ機能切替線
(SW) 311 アドレス下位 321 無効通知線 411 アドレス下位 421 タグメモリ機能切替線
Claims (1)
- 【請求項1】 記憶装置から供給される命令及びデータ
によって処理を行なうプロセサと、このプロセサに第1
のアドレスバス及びデータバス経由で接続され前記プロ
セサに供給する命令及びデータを格納するキャッシュデ
ータメモリと、アドレスの上位部分及び該当するキャッ
シュデータメモリ内容が有効であることを示す情報を格
納する前記キャッシュデータメモリの1単位に対して2
組ずつのタグメモリと、前記プロセサの呼出しに対し2
つの前記タグメモリのうち一方を参照してその内容が有
効である場合に該当データを前記プロセサに供給するキ
ャッシュ制御手段と、前記第1のアドレスバス及びデー
タバスに接続され主記憶装置,入出力装置等の外部装置
に接続される第2のアドレスバス及びデータバスと前記
第1のアドレスバス及びデータバスとの間の調停及び転
送速度差の吸収を行なう緩衝手段と、前記第2のアドレ
スバス及びデータバスに接続され、前記2組のタグメモ
リのうち前記キャッシュ制御手段によって使用されない
方の内容を参照して前記主記憶装置に対する書込みを監
視する監視手段と、前記2組のタグメモリの機能を入れ
替える入替手段とからなる情報処理装置において、前記
キャッシュデータメモリ内に格納しているデータに対す
る書込みを検出したときに該当タグメモリの有効情報を
無効表示とし前記2組のタグメモリの機能を入れ替える
手段を備えることを特徴とするキャッシュメモリ一致制
御方式。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4145140A JPH05342100A (ja) | 1992-06-05 | 1992-06-05 | キャッシュメモリ一致制御方式 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4145140A JPH05342100A (ja) | 1992-06-05 | 1992-06-05 | キャッシュメモリ一致制御方式 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH05342100A true JPH05342100A (ja) | 1993-12-24 |
Family
ID=15378343
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP4145140A Withdrawn JPH05342100A (ja) | 1992-06-05 | 1992-06-05 | キャッシュメモリ一致制御方式 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH05342100A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6334173B1 (en) | 1997-11-17 | 2001-12-25 | Hyundai Electronics Industries Co. Ltd. | Combined cache with main memory and a control method thereof |
-
1992
- 1992-06-05 JP JP4145140A patent/JPH05342100A/ja not_active Withdrawn
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6334173B1 (en) | 1997-11-17 | 2001-12-25 | Hyundai Electronics Industries Co. Ltd. | Combined cache with main memory and a control method thereof |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 19990831 |