JPH05341755A - 表示制御装置 - Google Patents

表示制御装置

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JPH05341755A
JPH05341755A JP4153478A JP15347892A JPH05341755A JP H05341755 A JPH05341755 A JP H05341755A JP 4153478 A JP4153478 A JP 4153478A JP 15347892 A JP15347892 A JP 15347892A JP H05341755 A JPH05341755 A JP H05341755A
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sprite
data
color
memory
display
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JP4153478A
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English (en)
Inventor
Kazunori Demachi
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Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】複数種のスプライトを高速に切替え表示する。 【構成】複数のスプライトデータがスプライトメモリ1
9に格納されており、スプライトバッファナンバレジス
タ201によって指定されたスプライトデータがスプラ
イトメモリ19から読み出される。このため、スプライ
トメモリ19を書き替える事なく、スプライトバッファ
ナンバレジスタ201の値を変えるだけで画面表示され
るスプライトを切り替えることができる。さらに、各ス
プライトデータ毎に複数のスプライトカラーレジスタ3
01A,301Bが設けられているので、各スプライト
データ毎に固有の色を設定することが可能となる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明はポータブルコンピュー
タの表示制御装置に関し、特にスプライト機能を持つ表
示制御装置に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、XGA(eXtended G
raphics Array)仕様の高解像度のグラフ
ィクスディスプレイコントローラは、グラフィクスモー
ドでのスプライト機能を有している。このスプライト機
能はハードウェアによって提供されるものであり、画像
メモリの内容を変更せずに、グラフィクスカーソルを画
面表示することができる。通常、スプライトの大きさ
は、最大で64×64画素であり、1画素当り2ビット
のデータから構成されている。このため、スプライト機
能を実現するためには、1Kバイトのバッファが必要と
なる。
【0003】この1Kバイトのメモリ空間は、ディスプ
レイコントローラ内に設けられたフォントデータ格納用
のメモリ上に実現されている。このフォントデータ格納
用メモリは、4K〜8Kバイト程度の大きさを有してい
る。グラフィクスモードにおいては、フォントデータは
使用されない。このため、グラフィクスモードでは、8
Kバイトのメモリの内の1Kバイトだけがスプライトデ
ータ格納のために使用され、残り7Kバイトは空き領域
になる。
【0004】スプライト機能を持つ従来のディスプレイ
コントローラを図4に示す。図4において、画像メモリ
(VRAM)101、シリアライザ102、カラーパレ
ット103、およびDAC105は、描画データからカ
ラービデオ信号を生成するためのものであり、また、マ
ルチプレクス演算回路104、スプライトメモリ10
6、スプライト制御回路107、スプライトカラーレジ
スタ108,109はスプライト機能を提供するための
ものである。
【0005】スプライトメモリ106は、4Kバイト
(4K×8ビット)のスタティックRAMから構成され
ている。グラフィクスモードに於いては、スプライトメ
モリ106の4Kバイトの内の1Kバイトが使用され
て、そこにスプライトデータが格納される。また、テキ
ストモードでは、スプライトデータの代わりに、フォン
トデータが格納される。スプライト制御回路107は、
スプライトデータをスプライトメモリ106に書き込む
ための制御と、スプライトデータをスプライトメモリ1
06から読み出す制御を行なう。スプライトカラーレジ
スタ108、109はそれぞれスプライトデータの色を
規定するためのものであり、2種類のスプライトカラー
を指定するために選択的に利用される。マルチプレクス
演算回路104は、スプライト表示の際にカラーレジス
タ108、109の一方を選択すると共に、選択したス
プライトカラーデータとカラーパレット103のグラフ
ィクスデータ出力を融合するための演算を行なう。
【0006】このように構成される従来のディスプレイ
コントローラにおいては、例えばカーソル図形が描画さ
れた64×64画素のスプライトデータをスプライトメ
モリ106に書き込むことにより、そのカーソル図形を
グラフィック画面の任意の位置にオバーレイ表示するこ
とができる。
【0007】しかしながら、従来のディスプレイコント
ローラにおいては、1つのスプライトしかサポートされ
てない。このため、別のカーソル図形を使用する場合に
は、スプライトデータを書き替える必要がある。スプラ
イトデータの書き替えは、スプライトメモリ106に新
たなスプライトデータを転送することによって行なわれ
る。従って、複数種のスプライトを切替えて使用したい
場合には、その都度スプライトメモリ106にスプライ
トデータを転送することが必要となり、スプライトの切
替え時間がかかるという問題が生じる。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】従来では、複数種のス
プライトを切替えて使用する場合にはその都度スプライ
トメモリを書き替えることが必要とされ、スプライト切
替えに時間がかかる欠点があった。
【0009】この発明はこのような点に鑑みてなされた
もので、スプライトメモリを書き替える事なく画面表示
されるスプライトを切り替えられるようにし、複数種の
スプライトを高速に切替え表示することができる表示制
御装置を提供することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段および作用】この発明によ
る表示制御装置は、所定サイズの画像イメージを示す複
数のスプライトデータが格納されるスプライトメモリ
と、前記複数のスプライトデータの中で使用するスプラ
イトデータの番号を指定するスプライト番号指定手段
と、このスプライト番号指定手段で指定されたスプライ
トデータを前記スプライトメモリから読み出す手段と、
スプライトデータの色を指定するスプライトカラーデー
タがそれぞれ格納される複数のスプライトカラーレジス
タと、前記読み出されたスプライトデータに基づいて前
記複数のスプライトカラーレジスタの1つを選択する手
段と、前記読み出されたスプライトデータが前記選択さ
れたスプライトカラーレジスタによって指定される色で
グラフィクス画面上に表示されるように、前記選択され
たスプライトカラーデータとグラフィクスカラーデータ
とを融合して出力する手段とを具備することを第1の特
徴とする。
【0011】この表示制御装置においては、複数のスプ
ライトデータがスプライトメモリに格納されており、そ
のスプライトデータを選択的に読み出して使用すること
ができる。このため、スプライトメモリを書き替える事
なく画面表示されるスプライトを切り替えられるように
なり、複数種のスプライトを高速に切替え表示すること
ができる。
【0012】また、この発明の表示制御装置は、所定サ
イズの画像イメージを示す複数のスプライトデータが格
納されるスプライトメモリと、前記複数のスプライトデ
ータの中で使用するスプライトデータの番号を指定する
スプライト番号指定手段と、このスプライト番号指定手
段で指定されたスプライトデータを前記スプライトメモ
リから読み出す手段と、スプライトデータの色を指定す
るスプライトカラーデータがそれぞれ格納される複数の
スプライトカラーレジスタを1組とし、前記複数のスプ
ライトデータそれぞれに対応して設けられた複数組のス
プライトカラーレジスタと、前記スプライト番号指定手
段で指定されたスプライトデータの番号に応じて、その
指定されたスプライトデータに対応する1組のスプライ
トカラーレジスタを選択する手段と、前記読み出された
スプライトデータに基づいて、前記選択された1組のス
プライトカラーレジスタの中の1つのスプライトカラー
レジスタを選択する手段と、前記読み出されたスプライ
トデータが前記選択されたスプライトカラーレジスタに
よって指定される色でグラフィクス画面上に表示される
ように、前記選択されたスプライトカラーデータとグラ
フィクスカラーデータとを融合する手段とを具備するこ
とを第2の特徴とする。
【0013】この表示制御装置においては、スプライト
メモリを書き替える事なく画面表示されるスプライトを
切り替えられ、しかも各スプライトデータ毎に複数のス
プライトカラーレジスタが設けられているので、各スプ
ライトデータ毎に固有の色を設定することが可能とな
る。
【0014】
【実施例】以下、図面を参照して、この発明の実施例を
説明する。
【0015】図1にはこの発明の一実施例に係わる表示
制御装置の全体の構成が示されている。この表示制御シ
ステム4は、例えば、1024×768ドット、256
色同時表示の表示モードを持つXGA( eXtended G
raphics Array)仕様の表示制御システムであり、ポ
ータブルコンピュータのシステムバス3に接続される。
この表示制御システム4は、ポータブルコンピュータ本
体に標準装備されるフラットパネルディスプレイ40お
よびオプション接続されるカラーCRTディスプレイ5
0双方に対する表示制御を行なう。
【0016】表示制御システム4には、ディスプレイコ
ントローラ10、デュアルポート画像メモリ(VRA
M)30、およびDAC(D/Aコンバータ)35が設
けられている。これらディスプレイコントローラ10、
デュアルポート画像メモリ(VRAM)30、およびD
AC35は、図示しない回路基板上に搭載されている。
【0017】ディスプレイコントローラ10はゲートア
レイによって実現されるLSIであり、この表示制御シ
ステム4の主要部を成す。このディスプレイコントロー
ラ10は、CPU1からの指示に従い、デュアルポート
画像メモリ(VRAM)30およびDAC35を利用し
て、フラットパネルディスプレイ40およびカラーCR
Tディスプレイ50に対する表示制御を実行する。ま
た、このディスプレイコントローラ10は、バスマスタ
として機能し、システムメモリ2を直接アクセスするこ
とができる。
【0018】デュアルポート画像メモリ(VRAM)3
0は、シリアルアクセスに使用されるシリアルポート
(シリアルDATA)とランダムアクセスのためのパラ
レルポート(DATA)を備えている。シリアルポート
(シリアルDATA)は表示画面リフレッシュのための
データ読み出しに使用され、またパラレルポート(DA
TA)は表示データの更新に使用される。このデュアル
ポート画像メモリ(VRAM)30は、複数のデュアル
ポートDRAMから構成されており、1Mバイト乃至4
Mバイトの記憶容量を有している。このデュアルポート
画像メモリ(VRAM)30には、フラットパネルディ
スプレイ40またはカラーCRTディスプレイ50に表
示するための表示データが描画される。
【0019】この場合、XGA仕様に適合したアプリケ
ーションプログラム等で作成されたXGA仕様の描画デ
ータは、パックドピクセル方式によってデュアルポート
画像メモリ(VRAM)30に格納される。このパック
ドピクセル方式は、メモリ上の連続するビットで1画素
を表す色情報マッピング形式であり、例えば、1画素を
1,2,4,8,または16ビットで表す方式が採用さ
れている。一方、VGA仕様の描画データは、VGA仕
様に適合した従来のアプリケーションプログラム等で作
成されるものであり、メモリプレーン方式によってデュ
アルポート画像メモリ(VRAM)30に描画される。
このメモリプレーン方式は、メモリ領域を同一アドレス
で指定される複数のプレーンに分割し、これらプレーン
に各画素の色情報を割り当てる方式である。例えば、4
プレーンを持つ場合には、1画素は、各プレーン毎に1
ビットづつの合計4ビットのデータによって表現され
る。
【0020】また、デュアルポート画像メモリ(VRA
M)30には、テキストデータも格納される。1文字分
のテキストデータは、XGA、VGAのどちらの仕様に
おいても,8ビットのコードと8ビットのアトリビュー
トからなる合計2バイトのサイズを持つ。アトリビュー
トは、フォアグランドの色を指定する4ビットデータと
バックグランドの色を指定する4ビットデータから構成
されている。
【0021】DAC35は、ディスプレイコントローラ
10によって生成されたCRTビデオデータをアナログ
R,G,B信号に変換してCRTディスプレイ50に供
給する。
【0022】ディスプレイコントローラ10は、レジス
タ制御回路11、システムバスインターフェース12、
描画用のコプロセッサ13、メモリデータバス制御回路
14、CRTコントローラ(CRTC)15、メモリア
ドレスバス制御回路16、メモリ制御回路18、スプラ
イトメモリ19、シリアライザ20、ラッチ回路21、
フォアグランド/バックグランドマルチプレクサ22、
グラフィック/テキストマルチプレクサ23、カラーパ
レット24、スプライトカラーレジスタ25、CRTビ
デオマルチプレクサ26、スプライト制御回路27、お
よびフラットパネルエミュレーション回路28から構成
されている。
【0023】レジスタ制御回路11は、システムバスイ
ンターフェース12を介してシステムバス3からのアド
レスおよびデータを受けとり、アドレスのデコード、お
よびそのデコード結果によって指定される各種レジスタ
に対するリード/ライト制御を行なう。システムバスイ
ンターフェース12は、システムバス3を介してホスト
システムとのインターフェース制御を行なうものであ
り、ISA、EISA、マイクロチャネル、ローカルバ
ス等の各種仕様に適合したバスインターフェースをサポ
ートする。
【0024】描画用コプロセッサ13は、CPU1から
の指示に応答して、デュアルポート画像メモリ(VRA
M)30中の描画データに対してさまざまな描画機能を
提供するものであり、画素のブロック転送、線描画、領
域の塗りつぶし、画素間の論理/算術演算、画面の切り
出し、マップのマスク、X−Y座標でのアドレッシン
グ、ページングによるメモリ管理機能等を有している。
この描画用コプロセッサ13には、VGA/XGA互換
のデータ演算回路131、2次元アドレス発生回路13
1、およびページングユニット133が設けられてい
る。
【0025】データ演算回路131は、シフト、論理算
術演算、ビットマスク、カラー比較等のデータ演算を行
なうものであり、またVGA互換のBITBLT機能も
有している。2次元アドレス発生回路131は、矩形領
域アクセス等のためのX−Yの2次元アドレスを発生す
る。また、2次元アドレス発生回路131は、領域チェ
ックや、セグメンテーション等を利用したリニアアドレ
ス(実メモリアドレス)への変換処理も行なう。ページ
ングユニット133は、CPU1と同じ仮想記憶機構を
サポートするためのものであり、ページング有効時には
2次元アドレス発生回路131が作ったリニアアドレス
をページングによって実アドレスに変換する。また、ペ
ージング無効時にはリニアアドレスがそのまま実アドレ
スとなる。このページングユニット133は、ページン
グのためにTLBを備えている。
【0026】メモリデータバス制御回路14は、デュア
ルポート画像メモリ(VRAM)30のパラレルデータ
ポート(DATA)のデータバスを制御するためのもの
であり、ソース、パターン、マスク、デストの4マップ
のデータをページモードによってまとめてアクセスする
ためのバッファを備えている。このバッファは、ライト
データバッファの機能も兼ねる。
【0027】CRTコントローラ15は、XGA仕様に
合った高解像度(例えば、1024×768ドット)で
フラットパネルディスプレイ40またはCRTディスプ
レイ50に画面表示を行うための各種表示タイミング信
号(水平同期信号、垂直同期信号等)を発生するXGA
用のCRTCと、VGA仕様に合った中解像度(例え
ば、640×480ドット)でフラットパネルディスプ
レイ40またはCRTディスプレイ50に画面表示を行
うための各種表示タイミング信号(水平同期信号、垂直
同期信号等)を発生するVGA用のCRTCを備えてい
る。また、このCRTコントローラ15は、デュアルポ
ート画像メモリ(VRAM)30のシリアルポート(シ
リアルDATA)から画面表示すべき描画データを読み
出すための表示アドレスも発生する。
【0028】メモリアドレスバス制御回路16は、シス
テムバスインターフェース12を介して供給されるCP
U1からのアドレス、描画用コプロセッサ13からのア
ドレス、CRTCコントローラからのアドレスを選択し
て、デュアルポート画像メモリ(VRAM)30に供給
する。メモリ制御回路18は、デュアルポート画像メモ
リ(VRAM)30をリード/ライトアクセスするため
の各種制御信号(Cont)、およびシリアルデータポ
ートからのデータ読み出しタイミングを制御するための
クロックSCK、出力イネーブル信号SOEを発生す
る。また、メモリ制御回路18は、スプライトメモリ1
9のアクセス制御と、スプライト表示タイミング制御を
行なう。
【0029】スプライトメモリ19には、グラフィック
モードではスプライトデータ、テキストモードではフォ
ントが書き込まれる。この場合、スプライトデータは1
つだけでなく、複数例えば4つのスプライトデータがス
プライトメモリ19に書き込まれる。テキストモードで
は、デュアルポート画像メモリ(VRAM)30から読
み出されたテキストデータのコードがインデックスとし
てスプライトメモリ19に供給され、そのコードに対応
するフォントが読み出される。このスプライトメモリ1
9は8Kバイトの記憶容量を有している。各スプライト
データは1Kバイトであるので、グラフィックモードで
はその内の4Kバイト(1Kバイト×4)がスプライト
データの格納領域に使用される。
【0030】シリアライザ20は、複数画素分のパラレ
ルなピクセルデータをピクセル単位(シリアル)に変換
するパラレル/シリアル変換回路であり、グラフィック
モードではデュアルポート画像メモリ(VRAM)30
のシリアルデータポート(シリアルDATA)から読み
出されるメモリデータとスプライトメモリ19から読み
出されるスプライトデータをそれぞれパラレル/シリア
ル変換し、テキストモードではスプライトメモリ19か
ら読み出されるフォントデータをパラレル/シリアル変
換する。
【0031】ラッチ回路21は、コードデータからフォ
ントデータへの変換の遅れ時間だけアトリビュートの出
力タイミングを遅延させるためのものであり、テキスト
モードにおいてデュアルポート画像メモリ(VRAM)
30から読み出されるテキストデータのアトリビュート
を保持する。フォアグランド/バックグランドマルチプ
レクサ22は、テキストモードにおいてアトリビュート
のフォアグランド色(前面色)/バックグランド色(背
景色)の一方を選択する。この選択は、シリアライザ2
0から出力されるフォントデータの値“1”(フォアグ
ランド),“0”(バックグランド)によって制御され
る。グラフイック/テキストマルチプレクサ23は、グ
ラフイックモードとテキストモードの切替えを行なうた
めのものであり、グラフイックモードにおいてはシリア
ライザ20から出力されるメモリデータを選択し、テキ
ストモードにおいてはフォアグランド/バックグランド
マルチプレクサ22の出力を選択する。
【0032】カラーパレット制御回路24は、グラフィ
ックまたはテキストデータの色変換を行なうためのもの
である。このカラーパレット制御回路24は、2段構成
のカラーパレットテーブルを備えている。第1のカラー
パレットテーブルは、16個のカラーパレットレジスタ
から構成されている。各カラーパレットレジスタには、
6ビットのカラーパレットデータが格納されている。第
2のカラーパレットテーブルは、256個のカラーパレ
ットレジスタから構成されている。各カラーパレットレ
ジスタには、R,G,Bそれぞれ6ビットから構成され
る18ビットのカラーデータが格納されている。
【0033】グラフィックモードにおいては、8ビット
/ピクセルのXGA仕様のメモリデータは、第1のカラ
ーパレットテーブルを介さずに、第2のカラーパレット
テーブルに直接送られ、そこでR,G,Bそれぞれ6ビ
ットから構成されるカラーデータに変換される。また、
4ビット/ピクセルのVGA仕様のメモリデータは、ま
ず第1のカラーパレットテーブルに送られ、そこで6ビ
ットのカラーデータに変換されて出力される。そして、
この6ビットのカラーデータには、カラーパレット制御
回路19内蔵のカラー選択レジスタから出力される2ビ
ットデータが加えられ、これにより合計8ビットのカラ
ーデータとなる。この後、その8ビットのカラーデータ
は、第2のカラーパレットテーブルに送られ、そこで
R,G,Bそれぞれ6ビットから構成されるカラーデー
タに変換される。
【0034】一方、テキストモードにおいては、XG
A,VGAどちらの仕様のテキストデータも、第1およ
び第2の2段のカラーパレットテーブルを介して、R,
G,Bそれぞれ6ビットから構成されるカラーデータに
変換される。
【0035】また、XGAのグラフィクスモードにおい
ては、1画素が16ビットから構成されるダイレクトカ
ラモードがあり、この場合には、その16ビット/ピク
セルのメモリデータは、カラーパレット制御回路24を
介さずに、CRTビデオマルチプレクサ26に直接供給
される。
【0036】スプライトカラーレジスタ25は、スプラ
イト表示色を指定する。このスプライトカラーレジスタ
25には、8個のスプライトカラーレジスタが設けられ
ている。4つのスプライトデータ毎に2つのスプライト
カラーレジスタが割り当てられる。CRTビデオマルチ
プレクス演算回路26は、CRTビデオ表示出力を選択
するものであり、カラーパレット制御回路24の出力、
またはシリアライザ20からのダイレクトカラー出力の
選択、さらにはスプライト表示のビデオ切替えおよび演
算を行なう。スプライト制御回路27は、シリアライザ
20によってパラレル/シリアル変換されたスプライト
データに従ってCRTビデオマルチプレクス演算回路2
6を制御し、スプライト表示時のビデオ切替え制御を行
なう。フラットパネルエミュレーション回路28は、C
RTビデオ出力を変換してフラットパネルディスプレイ
40用のフラットビデオデータを生成する。図2には、
この発明の特徴とするスプライト機能に関係するユニッ
トが抽出して示されている。
【0037】スプライト機能は、メモリ制御回路18、
スプライトメモリ19、スプライトカラーレジスタ郡2
5、CRTビデオマルチプレクス演算回路26、スプラ
イト制御回路27、スプライトバッファナンバレジスタ
201、スプライトマルチプレクサ202A、202B
によって実現される。
【0038】スプライトメモリ19は、8Kバイトの容
量を持つスタティックRAMによって構成されており、
グラフィクスモードではその内の4Kバイトの領域にス
プライトデータが書き込まれる。この4Kバイトの領域
は、第1乃至第4のスプライトバッファ19−1〜19
−4から構成される。これら第1乃至第4のスプライト
バッファ19−1〜19−4は、それぞれ1KBの記憶
容量を有している。各スプライトデータは64×64画
素のサイズを有し、1画素当たり2ビットのデータから
構成されている。第1乃至第4のスプライトデータは、
第1乃至第4のスプライトバッファ19−1〜19−4
にそれぞれ分散して格納される。
【0039】メモリ制御回路18は、CPU1から与え
られたスプライトデータをスプライトメモリ19の各バ
ッファ19−1〜19−4に書き込むための制御と、各
バッファ19−1〜19−4からシリアライザ20にス
プライトデータを読み出す制御を行なう。各バッファ1
9−1〜19−4は1Kバイトなので、メモリ制御回路
18は8ビットのアドレス(A9−0)を出力する。
【0040】スプライト制御回路27は、シリアライザ
20によってパラレル/シリアル変換されたシリアルス
プライトデータに従ってCRTビデオマルチプレクス演
算回路26を制御する。スプライトバッファナンバレジ
スタ201は、使用するスプライトデータを指定するた
めのものであり、第1乃至第4のスプライトバッファ1
9−1〜19−4を選択指定するための2ビットの選択
情報が設定される。この選択情報の設定は、図1のレジ
スタ制御回路11を介してCPU1によって行なわれ
る。このスプライトバッファナンバレジスタ201の2
ビットの選択情報は、スプライトメモリ19の11ビッ
ト目のアドレスA11と10ビット目のアドレスA10
に接続される。これにより、第1乃至第4の4個のスプ
ライトバッファ19−1〜19−4の内の1つを選択す
ることができる。
【0041】スプライトカラーレジスタ郡25には、8
個のスプライトカラーレジスタ301A〜304A、3
01B〜301Bが設けられている。スプライトカラー
レジスタ301A、301Bは、スプライトバッファ1
9−1に格納されるスプライトデータの2種類の色を規
定するためのものであり、それぞれに18ビットのスプ
ライトカラーデータが格納される。同様に、スプライト
カラーレジスタ302A、302Bは、スプライトバッ
ファ19−2に格納されるスプライトデータの2種類の
色を規定し、スプライトカラーレジスタ303A、30
3Bは、スプライトバッファ19−3に格納されるスプ
ライトデータの2種類の色を規定し、スプライトカラー
レジスタ304A、304Bは、スプライトバッファ1
9−4に格納されるスプライトデータの2種類の色を規
定する。
【0042】スプライトマルチプレクサ202A,20
2Bは、それぞれスプライトバッファナンバレジスタ2
01の2ビットの選択情報に従って対応するスプライト
カラーレジスタを選択する。例えば、スプライトバッフ
ァナンバレジスタ201の2ビットの選択情報が第1の
スプライトバッファ19−1を指定した場合には、スプ
ライトマルチプレクサ202Aは第1のスプライトデー
タに対応するスプライトカラーレジスタ301Aを選択
し、またスプライトマルチプレクサ202Bは第1のス
プライトデータに対応するスプライトカラーレジスタ3
01Bを選択する。この結果、スプライトカラーレジス
タ301Aに格納されているスプライトカラーデータと
スプライトカラーレジスタ301Bに格納されているス
プライトカラーデータとから成る2種類のスプライトカ
ラーデータが、CRTビデオマルチプレクス演算回路2
6に入力される。
【0043】CRTビデオマルチプレクス演算回路26
は、スプライトマルチプレクサ202A,202Bから
出力される2種類のスプライトカラーデータの一方また
はカラーパレット制御回路24のカラービデオ出力を選
択する制御、およびスプライトを透明表示したりスプラ
イト下のグラフィクス画面の色を反転表示させるための
演算を行なう。このようなCRTビデオマルチプレクス
演算回路26の選択および演算動作は、スプライト制御
回路27から与えられる2ビット/ピクセルのスプライ
トデータによって制御される。
【0044】すなわち、CRTビデオマルチプレクス演
算回路26は、2ビット/ピクセルのスプライトデータ
が「0,0」の場合にはマルチプレクサ202Aから出
力されるスプライトカラーデータを選択し、「0,1」
の場合にはマルチプレクサ202Aから出力されるスプ
ライトカラーデータを選択し、「1,0」の場合にはス
プライトを透明表示するためにカラーパレット制御回路
24のカラービデオ出力を選択し、「1,1」の場合に
はスプライト下のグラフィクス画面の色が反転表示され
るようにカラービデオ出力の補数を演算して求めそれを
出力する。図3には、4つのスプライトの内容とその画
面表示の一例が示されている。
【0045】グラフィクスモードにおいては、スプライ
トバッファ19−1〜19−4にそれぞれ図示のような
スプライトデータが書き込まれる。そして、スプライト
バッファナンバレジスタ201によってスプライトバッ
ファ19−1〜19−4の1つが選択され、それがグラ
フィクス表示画面上の任意の位置に図示のようにオバー
レイ表示される。
【0046】以上のように、この実施例に於いては、予
め複数のスプライトデータをスプライトメモリ19に格
納しておき、それらスプライトデータを選択的に読み出
す様に構成されているので、スプライトメモリ19を書
き替える事なく、スプライトバッファナンバレジスタ2
01の値を更新するだけでスプライトを瞬時に切り替え
ることができる。また、グラフィクスモード時における
スプライトメモリ19の空き領域を有効に利用している
ので、複数のスプライトデータを格納するために新たに
メモリを追加する必要もない。さらに、各スプライトデ
ータ毎に2個のスプライトカラーレジスタを設けている
ので、各スプライト毎に固有の色を割り当てることがで
きる。
【0047】
【発明の効果】以上のように、この発明によれば、スプ
ライトメモリを書き替える事なく画面表示されるスプラ
イトを切り替えられるようになり、複数種のスプライト
を高速に切替え表示することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施例に係わる表示制御装置全体
の構成を示すブロック図。
【図2】同実施例のスプライト機能に係わるユニットを
抽出して示す図。
【図3】同実施例におけるスプライト表示画面の一例を
示す図。
【図4】従来のディスプレイコントローラの構成を示す
図。
【符号の説明】
1…CPU、4…表示制御システム、10…ディスプレ
イコントローラ、19…スプライトメモリ、25…スプ
ライトカラーレジスタ、27…スプライト制御回路、2
01…スプライトバッファナンバレジスタ。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.5 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 G09G 5/36 9177−5G

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 所定サイズの画像イメージを示す複数の
    スプライトデータが格納されるスプライトメモリと、 前記複数のスプライトデータの中で使用するスプライト
    データの番号を指定するスプライト番号指定手段と、 このスプライト番号指定手段で指定されたスプライトデ
    ータを前記スプライトメモリから読み出す手段と、 スプライトデータの色を指定するスプライトカラーデー
    タがそれぞれ格納される複数のスプライトカラーレジス
    タと、 前記読み出されたスプライトデータに基づいて前記複数
    のスプライトカラーレジスタの1つを選択する手段と、 前記読み出されたスプライトデータが前記選択されたス
    プライトカラーレジスタによって指定される色でグラフ
    ィクス画面上に表示されるように、前記選択されたスプ
    ライトカラーデータとグラフィクスカラーデータとを融
    合する手段とを具備することを特徴とする表示制御装
    置。
  2. 【請求項2】 所定サイズの画像イメージを示す複数の
    スプライトデータが格納されるスプライトメモリと、 前記複数のスプライトデータの中で使用するスプライト
    データの番号を指定するスプライト番号指定手段と、 このスプライト番号指定手段で指定されたスプライトデ
    ータを前記スプライトメモリから読み出す手段と、 スプライトデータの色を指定するスプライトカラーデー
    タがそれぞれ格納される複数のスプライトカラーレジス
    タを1組とし、前記複数のスプライトデータそれぞれに
    対応して設けられた複数組のスプライトカラーレジスタ
    と、 前記スプライト番号指定手段で指定されたスプライトデ
    ータの番号に応じて、その指定されたスプライトデータ
    に対応する1組のスプライトカラーレジスタを選択する
    手段と、 前記読み出されたスプライトデータに基づいて、前記選
    択された1組のスプライトカラーレジスタの中の1つの
    スプライトカラーレジスタを選択する手段と、 前記読み出されたスプライトデータが前記選択されたス
    プライトカラーレジスタによって指定される色でグラフ
    ィクス画面上に表示されるように、前記選択されたスプ
    ライトカラーデータとグラフィクスカラーデータとを融
    合する手段とを具備することを特徴とする表示制御装
    置。
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