JPH05341474A - シート体供給装置のシャッタ機構 - Google Patents

シート体供給装置のシャッタ機構

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JPH05341474A
JPH05341474A JP14561192A JP14561192A JPH05341474A JP H05341474 A JPH05341474 A JP H05341474A JP 14561192 A JP14561192 A JP 14561192A JP 14561192 A JP14561192 A JP 14561192A JP H05341474 A JPH05341474 A JP H05341474A
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JP
Japan
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sheet body
opening
sheet
shutter mechanism
plate
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JP14561192A
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English (en)
Inventor
Nobuyuki Torisawa
信幸 鳥沢
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Fujifilm Holdings Corp
Original Assignee
Fuji Photo Film Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】シート体供給装置内にガス等が進入することを
確実に阻止することができるとともに、構成を一挙に簡
素化することを可能にする。 【構成】フイルム導出口146に対応して配設される開
閉板148と、この開閉板148の一端に係合する揺動
自在なリンク154と、前記開閉板148の他端にワイ
ヤ162を介して係合するソレノイド164とを備え
る。このソレノイド164が駆動されると、ワイヤ16
2が引っ張られて長孔158とガイドピン160との案
内作用およびリンク154の揺動により、開閉板148
が左上方に平行移動してフイルム導出口146を開放す
ることができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、積層されているシート
体を一枚ずつ取り出して、自動現像装置等の次段の装置
に送り出すシート体供給装置に設けられたシャッタ機構
に関する。
【0002】
【従来の技術】画像記録終了後のシート体(例えば、フ
イルム等の写真感光材料)を自動現像装置に搬送するた
めに、シート体供給装置が用いられている。
【0003】このシート体供給装置は、自動現像装置に
対して着脱自在であり、通常、積層収容された複数枚の
シート体が、吸着盤を備えた枚葉機構を介して一枚ずつ
取り出された後、搬送機構の作用下に自動現像装置に順
次搬送されるよう構成されている。
【0004】ところで、自動現像装置内では、現像液、
定着液および水洗液によりシート体に所定の現像処理が
施されているため、この現像処理時にガスが発生し易
く、このガスがシート体供給装置内に進入すると、シー
ト体自体に悪影響を及ぼすとともに、枚葉機構や搬送機
構等にも不具合が惹起されてしまう。このため、シート
体供給装置のシート体導出口にシャッタ機構が設けら
れ、シート体が自動現像装置内に搬入された後、このシ
ャッタ機構を介してシート体導出口を閉塞する工夫がな
されている。この種のシャッタ機構としては、例えばモ
ータ等の回転駆動源にラック・ピニオンを介してシャッ
タを連結し、この回転駆動源の作用下にラック・ピニオ
ンが駆動されて前記シャッタによりシート体導出口を開
閉するものが知られている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
シャッタ機構では、シャッタを開閉するために回転駆動
源の他、ラック・ピニオンが使用されており、全体の構
造が複雑なものとなってしまう。これにより、シャッタ
機構の製造コストが相当に高騰するという問題が指摘さ
れている。
【0006】本発明はこの種の問題を解決するものであ
り、シート体供給装置内にガス等が進入することを確実
に阻止することができるとともに、構成を一挙に簡素化
することが可能なシート体供給装置のシャッタ機構を提
供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】前記の目的を達成するた
めに、本発明は、積層されているシート体を一枚ずつ取
り出してシート体導出口から次段の装置に送り出すシー
ト体供給装置に設けられ、前記シート体導出口を開閉す
るためのシャッタ機構であって、前記シート体導出口に
対応して配設される開閉部材と、前記開閉部材の少なく
とも一端に係合する揺動自在なリンクと、前記開閉部材
の他端に係合し、該開閉部材を進退させて前記シート体
導出口を開閉するためのアクチュエータと、を備えるこ
とを特徴とする。
【0008】
【作用】本発明に係るシート体供給装置のシャッタ機構
では、積層されているシート体がシート体導出口から次
段の装置に送り出された後、アクチュエータの作用下に
リンクを介して開閉部材が変位され、この開閉部材によ
って前記シート体導出口が容易かつ確実に閉塞される。
このため、構成が簡素化するとともに、シート体供給装
置内に、次段の装置である自動現像装置等からガスが進
入することを有効に阻止できる。
【0009】
【実施例】本発明に係るシート体供給装置のシャッタ機
構について実施例を挙げ、添付の図面を参照しながら以
下詳細に説明する。
【0010】図2および図3において、参照符号10
は、本実施例に係るシャッタ機構を組み込むシート体供
給装置を示す。このシート体供給装置10は、ケーシン
グ本体12を備え、このケーシング本体12の前面上部
にカバー部材14が揺動自在に装着される。このカバー
部材14の先端部には、ロック部材28が揺動自在に装
着され、このロック部材28の爪部30がケーシング本
体12の先端面に設けられた係止部32に係合可能であ
る。
【0011】カバー部材14によって開閉自在なケーシ
ング本体12内の底面部に、フイルム載置部34が形成
される。このフイルム載置部34のフイルム送り出し方
向(矢印A方向)先端部側には、鉛直方向に指向して垂
直面36が設けられ、この垂直面36の所定の高さ位置
に係止部38が形成される。フイルム載置部34は、水
平方向に対して所定角度θ°(実際上、5°〜45°、
より好適には10°)だけ傾斜している。
【0012】ケーシング本体12内には、フイルム載置
部34に積層された写真感光材料Sを一枚ずつ取り出し
て搬送機構(後述する)に送り出すためのシート体枚葉
機構50が設けられる。図4乃至図8に示すように、こ
のシート体枚葉機構50を構成する回転駆動源52の回
転軸54にプーリ56が固着され、このプーリ56の上
方に配設されるプーリ58と前記プーリ56とにタイミ
ングベルト60が張設される。このプーリ58が回転軸
61の一端に固着される一方、この回転軸61の他端に
プーリ62が固着され、該プーリ62とプーリ64とに
は、上記タイミングベルト60と平行してタイミングベ
ルト66が張設される。タイミングベルト60、66に
近接しかつ互いに平行にガイドバー68、70が立設さ
れ、このタイミングベルト60、66にそれぞれ移動手
段71を構成する昇降台72a、72bが固着されると
ともに、この昇降台72a、72bにガイドバー68、
70が挿通される。
【0013】昇降台72a、72bに支点74a、74
bを介して板体76a、76bの一端が支持され、この
板体76a、76bの他端にピン部材78a、78bが
挿通される。このピン部材78a、78bは、揺動板8
0a、80bに固着されており、この揺動板80a、8
0bと昇降台72a、72bとに引張ばね82a、82
bの両端が固定される。昇降台72a、72bにはスト
ッパピン84a、84bおよびストッパピン85a、8
5bが固定され、引張ばね82a、82bの引張作用下
に板体76a、76bとこのストッパピン84a、84
bとが係合するとともに、揺動板80a、80bがこの
ストッパピン84a、84bおよび85a、85bに係
合してフイルム載置部34の傾斜に対応して所定の角
度、具体的には鉛直方向(図6中、鉛直線V参照)から
矢印A方向に対して角度θ°(実際上、5°〜45°、
より好適には10°)だけ傾斜して保持される。
【0014】揺動板80a、80bの上端部には、円弧
状面86a、86bが設けられ、この円弧状面86a、
86bは、ケーシング本体12内に支持されたローラ8
8a、88bの外周面に係合自在である。この揺動板8
0a、80bの下端部には、水平方向に長尺な取付台9
0の両端が固着される。
【0015】図4および図5に示すように、取付台90
には、矢印A方向に直交する矢印B方向に長尺な吸着盤
92a、92bが固着され、この吸着盤92a、92b
に管体94a、94bを介して図示しない負圧発生装置
が連通する。吸着盤92a、92b間に押圧ローラ96
が進退自在に装着される。この押圧ローラ96は、支持
板98に回転自在に保持されており、この支持板98に
設けられたガイドロッド100a、100bが取付台9
0に挿入されるとともに、前記支持板98に固着された
ロッド102に外装されるばね104を介して下方向に
押圧されている。
【0016】取付台90には、吸着盤92bに近接して
フイルム面検出手段106が設けられる。このフイルム
面検出手段106は、ばね108を介して下方向に付勢
されている検出ロッド110を備え、この検出ロッド1
10の上端側には、該検出ロッド110により駆動され
る近接センサ等の検知部112が配設されている。
【0017】シート体枚葉機構50に近接して搬送機構
120が設けられる。図6乃至図8に示すように、この
搬送機構120は、回転駆動源122を備え、この回転
駆動源122の回転軸124にプーリ126が固着され
て該プーリ126および他のプーリ128、130に丸
ベルト132が張設される。プーリ128は、第1搬送
ローラ134の端部に固着され、プーリ130は、第2
搬送ローラ136の端部に固着されるとともに、この第
2搬送ローラ136にばね138a、138bの押圧力
を介してニップローラ140が摺接している。
【0018】第2搬送ローラ136の近傍には、写真感
光材料Sを矢印A方向に案内するためのガイド板142
が配設され、このガイド板142の延長上に本実施例に
係るシャッタ機構144が設けられる。図1に示すよう
に、このシャッタ機構144は、ケーシング本体12に
形成されたフイルム導出口(シート体導出口)146を
開閉自在な開閉板(開閉部材)148を備える。この開
閉板148の一端にピン150が固定されるとともに、
ケーシング本体12内に支点152を介して揺動自在に
支持されたリンク154の端部には、このピン150を
嵌合するための長孔156が形成される。開閉板148
の他端には、鉛直方向に傾斜して長孔158が形成さ
れ、この長孔158にケーシング本体12内に固定され
たガイドピン160が嵌合する。この開閉板148の他
端にワイヤ162の一端が係合し、このワイヤ162の
他端がソレノイド(アクチュエータ)164から上方に
延びるロッド165に固定される。
【0019】開閉板148の一端側には、近接センサ等
の検知部166a、166bが装着され、この開閉板1
48の一端に形成された検出端部168によりそれぞれ
の検知部166a、166bが作動されることによっ
て、フイルム導出口146の開閉状態が自動的に検出さ
れる。
【0020】図2および図3に示すように、ケーシング
本体12の上部には、LED表示部170が設けられ
る。このLED表示部170は、ケーシング本体12の
上部に形成された凹部172に開閉自在に装着される表
示部本体174を備え、この表示部本体174の所定の
位置に、LED180a、180bが設けられている。
【0021】このように構成されるシート体供給装置1
0は、自動現像装置200の取付部位202に装着され
る(図3参照)。この取付部位202には、ケーシング
本体12のフイルム導出口146に連通自在なフイルム
導入口204が形成され、このフイルム導入口204内
に搬送ローラ対206が配設されている。
【0022】次に、本実施例に係るシャッタ機構144
の動作を、シート体供給装置10との関連で説明する。
【0023】まず、シート体供給装置10が自動現像装
置200の取付部位202に装着された後、本実施例に
係るシャッタ機構144が駆動される。すなわち、図1
において、ソレノイド164が駆動されてロッド165
が下方に変位すると、このロッド165に固着されたワ
イヤ162を介して開閉板148の他端が左上方に引っ
張られる。このため、開閉板148の他端が、長孔15
8およびガイドピン160の案内作用下に左上方に移動
する一方、この開閉板148の一端に係合するリンク1
54が左方向に揺動する。これによって、開閉板148
は、左上方に平行移動してフイルム導出口146を開放
し、ケーシング本体12内を自動現像装置200内に連
通させることができる(図1中、二点鎖線参照)。
【0024】シート体供給装置10内のフイルム載置部
34に写真感光材料Sを装填する場合には、まず、カバ
ー部材14に設けられたロック部材28が押圧されて爪
部30が係止部32から離脱される。次いで、カバー部
材14が上方に開放された状態で、複数枚の写真感光材
料Sがフイルム載置部34に積層して収容された後、こ
のカバー部材14が閉じられる。
【0025】そこで、図6に示す位置において、シート
体枚葉機構50を構成する回転駆動源52が駆動され
る。このため、回転軸54を介してプーリ56が回転さ
れ、このプーリ56と他のプーリ58とに張設されたタ
イミングベルト60およびプーリ62とプーリ64とに
張設されたタイミングベルト66を介して昇降台72
a、72bが一体的に下降する。これにより、揺動板8
0a、80bおよび取付台90が下降し、この取付台9
0に設けられたフイルム面検出手段106を構成する検
出ロッド110が最上位の写真感光材料Sに当接し、こ
の検出ロッド110の上端側が検知部112を作動させ
る。この信号に基づいて回転駆動源52が駆動制御さ
れ、取付台90の下降動作が低速度となるため、押圧ロ
ーラ96および吸着盤92a、92bが写真感光材料S
に係合する際にこの写真感光材料Sに必要以上の外力を
付与することがない。
【0026】取付台90の下降により、まず押圧ローラ
96が写真感光材料S上に当接した後、吸着盤92a、
92bがこの写真感光材料S上に係合するとともに、図
示しない負圧発生装置の作用下にこの吸着盤92a、9
2bによって該写真感光材料Sが吸着される(図7参
照)。この状態で、回転駆動源52が前記とは逆方向に
駆動され、昇降台72a、72bを介して取付台90が
上昇し、吸着盤92a、92bに吸着された最上位の写
真感光材料Sがフイルム載置部34から取り出される。
取付台90が上昇することにより、押圧ローラ96は、
ばね104の弾発力を介してこの取付台90に対して下
方に突出する。このため、写真感光材料Sは、押圧ロー
ラ96により吸着盤92a、92b間で下方に湾曲さ
れ、実質的に煽り動作が付与される。
【0027】取付台90が上昇して揺動板80a、80
bの円弧状面86a、86bがローラ88a、88bに
係合した後、この取付台90がさらに上昇すると、この
揺動板80a、80bにピン部材78a、78bを介し
て係合している板体76a、76bが、支点74a、7
4bを支点にして下方に揺動する。従って、揺動板80
a、80bは、ローラ88a、88bを支点にして引張
ばね82a、82bに抗して搬送機構120側に揺動
し、吸着盤92a、92bに吸着保持されている写真感
光材料Sの先端部が第1搬送ローラ134の近傍まで移
送される(図8参照)。
【0028】この状態で、吸着盤92a、92bによる
吸引作用が解除されると、押圧ローラ96が第1搬送ロ
ーラ134側に突出してこの押圧ローラ96と第1搬送
ローラ134とで写真感光材料Sの先端部が挟持され
る。そして、搬送機構120を構成する回転駆動源12
2の駆動作用下に回転軸124を介してプーリ126が
回転されると、丸ベルト132およびプーリ128、1
30を介して第1および第2搬送ローラ134、136
が同期して回転される。これにより、第1搬送ローラ1
34と押圧ローラ96とに挟持された写真感光材料S
は、矢印A方向に所定距離だけ送り出された後、その先
端部が第2搬送ローラ136とニップローラ140とに
挟持されてさらに矢印A方向に搬送される。従って、写
真感光材料Sは、ガイド板142の案内作用下にフイル
ム導出口146から自動現像装置200のフイルム導入
口204に搬送され、搬送ローラ対206に挟持されて
この自動現像装置200内に搬送され、所定の現像処理
が施される。
【0029】この現像処理時に、自動現像装置200内
でガスが発生し易いため、シャッタ機構144が駆動さ
れてフイルム導出口146が閉塞される。すなわち、ソ
レノイド164が滅勢されてロッド165が上方に変位
すると、開閉板148の他端が、このロッド165に固
着されたワイヤ162を介して長孔158およびガイド
ピン160の案内作用下に、図1中、右下方に移動する
一方、この開閉板148の一端に係合するリンク154
が右方向に揺動する。このため、開閉板148は、右下
方に平行移動してフイルム導出口146が閉塞され、ケ
ーシング本体12内を自動現像装置200内から遮断す
ることができ、この自動現像装置200内で発生したガ
スがケーシング本体12内に進入することを確実に阻止
することが可能になる。
【0030】さらに、本実施例によれば、シャッタ機構
144が、開閉板148と、この開閉板148の一端に
係合する揺動自在なリンク154と、前記開閉板148
の他端にワイヤ162を介して係合し、該開閉板148
を進退させてフイルム導出口146を開閉するためのソ
レノイド164とを備えている。従って、従来のシャッ
タ機構のように回転駆動源に連結されたラック・ピニオ
ンを備えるものに比べ、当該シャッタ機構144の構成
が一挙に簡素化して部品点数を大幅に削減することがで
きる。これにより、フイルム導出口146を確実に閉塞
し得るとともに、シャッタ機構144全体を容易かつ安
価に製造することが可能になるという効果が得られる。
【0031】次いで、本発明の第2の実施例に係るシャ
ッタ機構300が、図9に示されている。このシャッタ
機構300は、フイルム導出口146を開閉自在な開閉
板(開閉部材)302を備える。この開閉板302の両
端下部にピン304a、304bが固定されるととも
に、支点ピン306a、306bを介して揺動自在なリ
ンク308a、308bの端部がこのピン304a、3
04bに係合する。この開閉板302の端部に、揺動自
在なソレノイド(アクチュエータ)310から延びるロ
ッド312が係着される。
【0032】このように構成されるシャッタ機構300
では、ソレノイド310が駆動されてロッド312が内
方に移動することにより(図中、矢印参照)、開閉板3
02がリンク308a、308bの揺動作用下に左上方
に平行移動し、フイルム導出口146が開放される(図
中、二点鎖線参照)。一方、ソレノイド310が滅勢さ
れることにより、開閉板302が右下方に平行移動し、
フイルム導出口146が閉塞される(図中、実線参
照)。
【0033】この第2の実施例に係るシャッタ機構30
0によれば、開閉板302と、この開閉板302の両端
下部に係合する揺動自在なリンク308a、308b
と、前記開閉板302の端部に係合し、該開閉板302
を進退させてフイルム導出口146を開閉するためのソ
レノイド310とを備えている。従って、第1の実施例
に係るシャッタ機構144と同様に、構成が一挙に簡素
化して容易かつ安価に製造することが可能になるという
効果が得られる。
【0034】なお、第1および第2の実施例では、アク
チュエータとしてソレノイド164、310を用いてい
るが、これに限定されるものではなく、例えば、シリン
ダを採用することもできる。
【0035】
【発明の効果】本発明に係るシート体供給装置のシャッ
タ機構によれば、以下の効果が得られる。
【0036】積層されているシート体がシート体導出口
から次段の装置に送り出された後、アクチュエータの作
用下にリンクを介して開閉部材が変位され、この開閉部
材によって前記シート体導出口が容易かつ確実に閉塞さ
れる。このため、シート体供給装置内に、次段の装置で
ある自動現像装置等からガスが進入することを阻止で
き、このガスに起因するシート体等への悪影響を有効に
防止することが可能になる。しかも、シャッタ機構全体
の構成が一挙に簡素化し、このシャッタ機構を容易かつ
安価に製造することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例に係るシャッタ機構の概
略正面図である。
【図2】前記シャッタ機構を組み込むシート体供給装置
の概略斜視図である。
【図3】前記シート体供給装置の縦断側面図である。
【図4】前記シート体供給装置を構成するシート体枚葉
機構の斜視説明図である。
【図5】前記シート体枚葉機構の正面説明図である。
【図6】前記シート体枚葉機構の概略側面図である。
【図7】前記シート体枚葉機構の動作説明図である。
【図8】前記シート体枚葉機構の動作説明図である。
【図9】本発明の第2の実施例に係るシャッタ機構の概
略正面図である。
【符号の説明】
10…シート体供給装置 12…ケーシング本体 14…カバー部材 34…フイルム載置部 50…シート体枚葉機構 52…回転駆動源 92a、92b…吸着盤 96…押圧ローラ 120…搬送機構 134、136…搬送ローラ 144…シャッタ機構 146…フイルム導出口 148…開閉板 154…リンク 156、158…長孔 160…ガイドピン 162…ワイヤ 164…ソレノイド 300…シャッタ機構 302…開閉板 308a、308b…リンク 310…ソレノイド

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】積層されているシート体を一枚ずつ取り出
    してシート体導出口から次段の装置に送り出すシート体
    供給装置に設けられ、前記シート体導出口を開閉するた
    めのシャッタ機構であって、 前記シート体導出口に対応して配設される開閉部材と、 前記開閉部材の少なくとも一端に係合する揺動自在なリ
    ンクと、 前記開閉部材の他端に係合し、該開閉部材を進退させて
    前記シート体導出口を開閉するためのアクチュエータ
    と、 を備えることを特徴とするシート体供給装置のシャッタ
    機構。
JP14561192A 1992-06-05 1992-06-05 シート体供給装置のシャッタ機構 Pending JPH05341474A (ja)

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JP14561192A JPH05341474A (ja) 1992-06-05 1992-06-05 シート体供給装置のシャッタ機構

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JP14561192A JPH05341474A (ja) 1992-06-05 1992-06-05 シート体供給装置のシャッタ機構

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JP14561192A Pending JPH05341474A (ja) 1992-06-05 1992-06-05 シート体供給装置のシャッタ機構

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JP (1) JPH05341474A (ja)

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