JPH05341400A - 写真プリンタ用画像表示装置 - Google Patents

写真プリンタ用画像表示装置

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Publication number
JPH05341400A
JPH05341400A JP15385692A JP15385692A JPH05341400A JP H05341400 A JPH05341400 A JP H05341400A JP 15385692 A JP15385692 A JP 15385692A JP 15385692 A JP15385692 A JP 15385692A JP H05341400 A JPH05341400 A JP H05341400A
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image
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Application number
JP15385692A
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English (en)
Inventor
Koichi Hosoya
光一 細矢
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Fujifilm Holdings Corp
Original Assignee
Fuji Photo Film Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 焼付前に主画像領域と副画像領域とを目視に
よって判断して領域再設定を可能とし、再焼付け処理を
軽減する写真プリンタ用画像表示装置を得る。 【構成】 プレ露光部において副画像を焼付等をした場
合は、印画紙54上に焼付けられる主画像の領域が狭く
なっているにも拘らず、モニター220上の表示画像は
主画像の全領域を表示している。そこで、モニター22
0上には、前記主画像と副画像との境界を示すライン2
28が表示させる。すなわち、副画像プレートを特定す
る特定記号をキー入力することにより、コントローラで
副画像領域が演算され、この演算結果に基づいてモニタ
ー220上のイメージ226上に前記ライン228が表
示される。このライン228の表示によってオペレータ
は、主画像領域と副画像領域との位置関係を目視によっ
て把握することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、写真フィルムに記録さ
れた主画像と、文字又は記号で構成される副画像とを印
画紙へ焼付けるための写真プリンタに用いられ、少なく
とも前記主画像露光部で透過される画像を表示するモニ
ターを備えた写真プリンタ用画像表示装置に関する。
【0002】
【従来の技術】プリンタプロセッサは、所謂ミニラボと
称されDPE店に設置されている。プリンタプロセッサ
では、ネガフィルムに記録された主画像(カメラによっ
て撮影された画像)を焼付ける主画像露光部と、この主
画像を印画紙へ焼付ける際に文字や記号等の副画像を重
ね焼きするための副画像露光部と、焼付処理された印画
紙を現像処理するプロセッサ部とが一体となっており、
長尺状の印画紙をセットするのみで、自動的に主画像露
光部、副画像露光部、プロセッサ部内を搬送し処理でき
る。
【0003】また、プリンタプロセッサには、モニター
が備えられており、プリント作業に必要な多種の画面が
切換えによって表示されるようになっている。ここで、
作業テーブル上のキー操作によってプリント作業画面を
選択すると、このモニターの一部には、CCD等で読み
取られるネガフィルムの透過画像(主画像)が表示され
るようになっている。
【0004】また、このモニターには、プリント作業画
面において、印画紙への焼付サイズや縁の有無等を示す
プリント情報、装填されるマガジン内の印画紙残量や搬
送速度等の印画紙情報、プリンタプロセッサ内での処理
状態を示す処理状態情報、露光補正量等を示す焼付情報
等が表示されるようになっている。
【0005】ところで、モニターに映し出される主画像
は、あくまでもネガフィルムの透過画像のみの表示であ
り、実際に印画紙にプリントされる副画像が重ね焼きさ
れた画像とは異なっている。このため、オペレータは副
画像の有無を判断するためモニター上の主画像表示領域
外に表示されるメッセージを読取ることにより判断して
いる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、副画像
が主画像に適正に重ね焼きされているか否かは、このメ
ッセージを読み取っただけでは判断できず、例えば、主
画像として残しておきたい領域が副画像によって隠れる
ことがある。
【0007】このため、プリント後(現像処理後)に判
断せざるを得ず、再焼付けの必要が生じ、作業性が低下
していた。
【0008】本発明は上記事実を考慮し、焼付前に主画
像領域と副画像領域とを目視によって判断して、領域再
設定を可能とし、再焼付け処理を軽減することができる
写真プリンタ用画像表示装置を得ることが目的である。
【0009】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の発明
は、写真フィルムに記録された主画像を透過して印画紙
へ焼付ける主画像露光部と、前記印画紙への主画像焼付
領域内の一部に文字又は記号等の副画像を焼付ける副画
像露光部と、少なくとも前記主画像露光部で透過される
画像を表示するためのモニターと、前記副画像露光部で
焼付けられる副画像領域の大きさを判別し前記モニター
に表示される画像領域上に前記主画像露光部で焼付けら
れる主画像と前記副画像露光部で焼付けられる副画像と
の境界を指示する指標を表示する境界指標表示制御手段
と、を有している。
【0010】請求項2に記載の発明は、写真フィルムに
記録された主画像を透過して印画紙へ焼付ける主画像露
光部と、前記印画紙への主画像焼付領域内の一部に文字
又は記号等の副画像を焼付ける副画像露光部と、少なく
とも前記主画像露光部で透過される画像を表示するため
のモニターと、前記副画像露光部で焼付けられる副画像
領域の大きさを特定する特定記号を入力する入力手段
と、前記入力手段で入力された特定記号に基づいて副画
像の領域の大きさを判別し前記モニターに表示される画
像領域上に前記主画像露光部で焼付けられる主画像と前
記副画像露光部で焼付けられる副画像との境界を指示す
る指標を表示する境界指標表示制御手段と、を有してい
る。
【0011】
【作用】請求項1に記載の発明によれば、写真フィルム
に記録された主画像(例えば、カメラによって撮影され
た画像)がモニターに表示される。ここで、境界指標表
示制御手段では、副画像露光部で焼付けられる副画像の
領域の大きさを判別し、前記モニターに表示された画像
領域上に主画像と副画像との境界を指示する指標を表示
する。
【0012】この指標表示によって、オペレータは副画
像が適正な領域にあるか否かを目視によって容易に判断
することができ、例えば、写真フィルムを保持している
フイルムキャリアを移動させて、主画像の位置を変更
し、主画像と副画像との重ね焼き領域を焼付前に修正す
ることができる。このため、プリント処理(現像処理も
含む)が終了した後に、主画像と副画像との領域設定の
不良を検出し、再焼付けするといった作業が不要とな
り、作業性が向上する。
【0013】請求項2に記載の発明によれば、予め副画
像の領域の大きさと特定記号とを対応させて記憶してお
き、入力手段で特定記号が入力されると、境界指標表示
制御手段では、この入力された特定記号に基づいて記憶
された副画像の領域の大きさを選別する。これにより、
実際に印画紙へ焼付ける際の副画像の領域の大きさを認
識することができる。
【0014】
【実施例】図1及び図2には本実施例に係る写真プリン
タであるプリンタプロセッサ10が示されている。ま
ず、このプリンタプロセッサ10の全体構成を説明す
る。
【0015】プリンタプロセッサ10は外部がケーシン
グ12で覆われ、図2における左方にケーシング12か
ら突出する作業テーブル14を備えており、主画像露光
部200の領域とされている。作業テーブル14の上面
にはネガフィルム16がセットされるネガキャリア18
が載置されている。また、この作業テーブル14上に入
力手段としてのキーボード15が設置されている。
【0016】作業テーブル14の下方には光源部36が
設置されている。光源部36は光源38を備え、光源3
8から照射された光線が、フィルタ部40、拡散筒42
を介してネガキャリア18にセットされたネガフィルム
16へと至るようになっている。フィルタ部40はC、
M、Yの3枚のフィルタから構成され、各フィルタは前
記光線の光軸上を出没可能とされている。
【0017】作業テーブル14の上方に位置する光学部
44には光学系46が取り付けられている。光学系46
はレンズ48、シャッタ50及び反射ミラー51を備
え、レンズ48及びシャッタ50は前記光線の光軸上に
配置されている。ネガフィルム16を透過した光線はレ
ンズ48及びシャッタ50を通過し、反射ミラー51に
よって(光軸が略90度)偏向され、露光室52に沿っ
て下方に搬送される印画紙54上にネガフィルム16の
画像を結像させる。
【0018】また、光学系46はネガフィルム16の透
過画像を読取る例えばCCD等で構成された濃度測定器
56を備えている。この濃度測定器56は、コントロー
ラ162に接続されており、濃度測定器56によって測
定されたデータ及びオペレータによりキー入力されたデ
ータに基づいて、焼付時の露光補正値が設定される。
【0019】光学部44上方右側面とケーシング12の
上面との角部には、装填部60が設けられている。装填
部60は印画紙54をリール62に層状に巻き取って収
容するペーパマガジン64が装着されるようになってい
る。
【0020】装填部60近傍にはローラ66が配置され
ており、印画紙54を挟持して水平状態で露光室52へ
搬送する。印画紙54は光学部44の手前でローラ67
に巻掛られ、90度方向転換されて垂下される。なお、
ローラ66とローラ67との間には印画紙を略U字状に
案内してストックしておく第1のストック部69が設け
られている。
【0021】印画紙54の搬送方向(垂下方向)にはロ
ーラ68A、68B、68Cが配置され、露光室52に
おいてネガフィルム16の画像が焼付けられた印画紙5
4が略90度毎方向転換されて、露光室52と隣接する
プロセッサ部72の発色現像部74へ搬送する。
【0022】また、ローラ68Aの下流側には、カッタ
71が配設されている。このカッタ71は、焼付処理が
終了した印画紙54の後端を切断する役目を有してお
り、このため、プリンタ部58内に残った印画紙54を
再度ペーパマガジン64へ巻き戻すことができる。
【0023】前記露光室52の上方には、副画像露光部
の一部を構成するプレ露光部202が設けられている。
このプレ露光部202は、前記露光室52に沿って下方
へ搬送される印画紙54へネガフィルム16上の画像を
焼付ける前に文字や記号等の副画像を焼付ける役目を有
している。
【0024】プレ露光部202は、箱型とされ、内部に
図示しないプレ露光用の光源を備えている。この光源と
前記印画紙54の搬送路との間には、副画像プレート2
04が出没可能な空間が設けられている。すなわち、ケ
ーシング12には、スリット上の副画像プレート挿入孔
206が設けられている。
【0025】図3に示される如く、副画像プレート20
4には、印画紙54への1画像分の焼付領域内の一部に
対応する位置にくり抜き文字(又は記号)が予め形成さ
れており、複数枚用意されている。この中から必要なプ
レートを選択して、前記副画像プレート挿入孔206へ
挿入することにより、プレ露光用の光源の点灯によっ
て、くり抜き文字のみが透過して、印画紙54に焼付け
らることになる。
【0026】一方、反射ミラー51で反射され、印画紙
54へと至る光軸上には、前記プレ露光部202と共に
副画像露光部を構成するLEDプレート208が出没可
能な副画像露光空間部210が設けられている。このL
EDプレート208は、ケーシング12の側面に設けら
れた挿入孔212から挿入できるようになっている。
【0027】図3に示される如く、LEDプレート20
8は、ネガフィルム16の透過画像領域の大きさに開口
された開口部214と、複数のLED216によって形
成された文字表示部218とで構成されている。このた
め、このLEDプレート208が前記空間に挿入される
と、ネガフィルム16の透過画像の内、前記開口部21
4に対応する領域のみが印画紙54へ焼付けられること
になる。ここで、このLEDプレート208も、前記副
画像プレート204と同様に複数枚用意されており、L
EDプレート208によって隠遮される部分が前記プレ
露光部202での文字焼付領域と対応されるように選択
される。プレ露光部202で文字等が焼付けられた場合
は、この文字等の焼付領域に対応する部分がマスキング
されるようになっている。
【0028】また、LEDプレート208の文字表示部
218では、LED216を点灯させることにより、ド
ットパターンで印画紙面へ文字等を焼付けることができ
る。すなわち、ネガフィルム16の透過画像を開口部2
14を通して印画紙54へ焼付けるのと同時にLED2
16をドットパターンに従って点灯させることにより、
印画紙54上に画像と文字とが同時に焼付けられる構成
である。この同時副露光を行うのは、前記プレ露光部2
02で焼付けられる文字又は記号は予め副画像プレート
204として用意されたものに制限されるためであり、
この用意された副画像プレート204にない文字又は記
号を焼付けたい場合に適用される。なお、この同時副露
光が行われる場合は、前記プレ露光部202での副露光
は行わない。
【0029】図1に示される如く、作業テーブル14の
上方における露光室52側方には、モニター220が配
設されている。このモニター220は、後述するコント
ローラ162に接続されており、各種情報が表示される
ようになっている。ここで、プリンタプロセッサ10の
電源をオンした場合には、図4に示されるようなメイン
メニュー画面222が表示されるようになっており、オ
ペレータは、このメインメニュー画面222に表示され
た項目に対応する番号をキー入力することにより、それ
ぞれの情報をモニター220に表示させることができ
る。
【0030】通常のプリント作業時には、前記メインメ
ニュー画面220から「プリント作業」を選択する(キ
ー操作で「0」を入力する)。これにより、図5に示さ
れるようなプリント作業画面224の表示に切り換わ
る。
【0031】図5に示すように、プリント作業画面22
4の右方下部に位置する領域には、濃度測定器56にお
いて読み取ったネガフィルムの透過画像のイメージ22
6が表示される。このイメージ92以外の領域は、以下
に示すように区分けされている。
【0032】すなわち、プリント作業画面224の最上
段部の左方は、印画紙54への焼き付けサイズとプリン
トの縁表示に関する情報とからなるプリント情報の表示
領域224Aとされ、このプリント情報の右方は、印画
紙情報の表示領域224Bとされている。この印画紙情
報は、プリンタプロセッサ10内の印画紙54の残量と
搬送速度とが示される。
【0033】印画紙情報の右方は、処理状態情報の表示
領域224Cとされ、処理状態情報は、プリンタプロセ
ッサ10のプロセッサ部72において現像処理が行われ
ているかどうかが示される。
【0034】処理状態情報の領域224Cの下段は、フ
ィルム情報の表示領域224Dとされ、さらにその下部
は、光源部36におけるC、M、Yからなる3種のフィ
ルターの補正量情報の表示領域224E、ネガ状態情報
の表示領域224Fとされている。
【0035】ここで、モニター220のネガフィルム1
6の透過画像のイメージ226は、濃度測定器56によ
って読み取られた画像を表示するものであり、実際に印
画紙54に焼付けられる画像とは異なる場合がある。す
なわち、印画紙54に焼付ける場合に前述のプレ露光部
202において文字又は記号等の副画像を焼付けた場
合、或いはLEDプレート208のLED216の点灯
によって副画像を焼付けた場合は、印画紙54上に焼付
けられる主画像の領域が狭くなっているにも拘らず、モ
ニター220上の表示画像は主画像の全領域を表示して
いることになる。
【0036】このため、本実施例のモニター220上に
は、前記主画像と副画像との境界を示すライン228が
表示されるようになっている。
【0037】すなわち、副画像プレート挿入孔206に
挿入された副画像プレート204には、それぞれ特定記
号(例えば、A、B、C・・・)が付与されており、コ
ントローラ162には、この特定記号と副画像領域との
関係がマップとして記憶されている。従って、特定記号
をキー入力することにより、コントローラ162で副画
像領域が演算され、この演算結果に基づいてモニター2
20上のイメージ226上に前記ライン228が表示さ
れる。このライン228の表示によってオペレータは、
主画像領域と副画像領域との位置関係を目視によって把
握することができるようになっている。
【0038】また、印画紙54へ画像を焼付ける際、縁
の有無がモニター220に表示されるようになっている
が、本実施例では、さらにイメージ226上に縁の有る
画像に対してフレームライン230を表示することがで
きるようになっている。この縁の有無は、通常DPE袋
に表示されており、予めプリント情報として認識してい
る。従って、このプリント情報に基づいて、縦横のフレ
ームライン230を付すことにより、実際に印画紙54
へ焼付けられた状態の画像がモニター220上のイメー
ジ226によって把握することができる。従って、顧客
の指示通りの焼付けが行われていることを容易に確認す
ることができる。
【0039】図2に示される如く、ローラ68Aとロー
ラ68Bとの間には焼付処理された印画紙54を略U字
状に案内してストックしておく第2のストック部73が
設けられている。第2のストック部73では、印画紙5
4をストックし、焼付処理を行うプリンタ部58と現
像、定着、水洗の各処理を行うプロセッサ部72との処
理時間の差を吸収する。
【0040】発色現像部74は印画紙54を現像液に浸
して現像処理を行う。現像処理された印画紙54は発色
現像部74と隣接する漂白定着部76へ搬送される。漂
白定着部76は印画紙54を定着液に浸して定着処理を
行う。定着処理された印画紙54は漂白定着部76に隣
接するリンス部78へ搬送される。リンス部78は印画
紙54を洗浄水に浸して水洗処理を行う。
【0041】水洗処理された印画紙54はリンス部78
と隣接する乾燥部80へ搬送される。乾燥部80は印画
紙54をローラに巻付け高温の空気にさらして乾燥させ
る。
【0042】乾燥処理が終了した印画紙54は、図示し
ないローラ対に挟持されて一定速度で乾燥部80から排
出される。乾燥部80の下流側にはカッタ部84が配設
されている。カッタ部84は、印画紙54に付与された
カットマークを検知するカットマークセンサ86と印画
紙54を切断するカッタ88とで構成され、印画紙54
を画像コマ毎にカットし、プリンタプロセッサ10のケ
ーシング12外部へ排出する。また、このカットマーク
センサ86は、一定速度で搬送される印画紙54のカッ
トマークを検出して、カッタ88が作動されるようにな
っている。
【0043】カットされて排出された印画紙54は、仕
上がりプリントとして1件分のネガフィルム毎にソータ
部108へ仕分けられるようになっている。ソータ部1
08へ収容されたプリントは、納品書、ネガフイルムと
共に1件毎に袋詰めされて顧客へ返却される。
【0044】図6に示される如く、各制御はコントロー
ラ162によって制御される。コントローラ162は、
マイクロコンピュータ164を含んで構成されている。
マイクロコピュータ164は、CPU166、RAM1
68、ROM170、入出力I/Oポート172及びこ
れらを接続するデータバスやコントロールバス等のバス
174によって構成されている。
【0045】コントローラ162には、プリンタプロセ
ッサ10でのネガフィルム16及び印画紙54の搬送系
を制御する搬送制御部176が接続されると共に露光部
58における光源38点灯、フィルタ部40の光路上へ
の出没、ネガキャリア18でのコマ送り、シャッタ50
の開閉等の露光系を制御する露光制御部178が接続さ
れている。また、コントローラ162では、乾燥部80
におけるフアン及びヒータの駆動を制御する乾燥制御部
182及びその下流側のカッタ部84におけるカットマ
ークセンサ86によるカットマークの検出、カッタ88
による印画紙54の切断を制御するカッタ制御部184
が接続されている。さらに、コントローラ162では、
モニター220への表示内容の制御するための信号線も
接続されている。
【0046】以下に本実施例の作用を図7のフローチャ
ートに従い説明する。まず、キー操作によって「0」を
入力すると、図7のプリント作業ルーチンが割り込み、
ステップ250でモニター220の表示画面が図4に示
されるメインメニュー画面222から図5に示されるプ
リント作業画面224に切り換わる。
【0047】次のステップ252では、ネガフィルム1
6が搬送され、ネガキャリア18の焼付開口へ画像コマ
を位置決めする。この後、ステップ254で濃度測定器
56によりネガフィルム16の画像を読取り、LATD
(平均透過濃度)を測定し、この測定データ及び手動に
よりキー入力されたデータから露光補正値を設定して、
露光量(露光時間)を演算して最適なプリント条件を得
る(ステップ256)。
【0048】また、次のステップ258では、濃度測定
器56で読み取られた主画像が、モニター220上にイ
メージ226として表示される。これにより、オペレー
タはネガフィルム16を直接目視しなくても、透過画像
を確認することができる。
【0049】ここで、印画紙54へ焼付ける主画像の他
に副画像を重ね焼きする必要がある場合、プレ露光部2
02の副画像プレート挿入孔206に該当する副画像プ
レート204を挿入すると共にこの選択された副画像プ
レート204に対応するLEDプレート208を挿入す
る。なお、該当する副画像プレート204がない場合
(適用したい文字又は記号がない場合)には、この副画
像プレート挿入孔206に挿入する必要はない。
【0050】次に、オペレータは、選択された副画像プ
レート204或いはこの副画像プレート204を使用し
ない場合はLEDプレート208を特定する記号(特定
記号)をキー操作によって入力する。また、副画像を必
要としない場合にも副画像がないことを示す特定記号を
入力する(ステップ260)。
【0051】この特定記号の入力によって、コントロー
ラ162では、特定記号に対応する副画像領域が設定さ
れ(ステップ262)、前記イメージ226上に主画像
領域と副画像領域との境界にライン228が表示される
(ステップ264)。
【0052】このライン228の表示により、オペレー
タは、実際に印画紙54へ焼付けられる主画像と副画像
との領域が目視によって容易に把握でき、例えば、必要
な主画像が隠れてしまっていることを焼付前に発見する
ことができる。従って、焼付処理前にネガキャリア18
を移動させて主画像の位置を変更し、最適な主画像領域
及び副画像領域を得ることができる。
【0053】また、このイメージ226上には、縁有り
の焼付処理の場合に(ステップ266で肯定判定)、フ
レームライン230が縦横に表示される(ステップ26
8)。これは、DP袋に記載された情報に基づいてコン
トローラ162に予めプリント情報として記憶されてお
り、モニター220上に情報として表示されているが、
この情報の表示のみでは、見落とすことが考えられる。
このため、イメージ226上にフレームライン230と
して表示することにより、オペレータの確認作業の負担
を軽減することができる。
【0054】次のステップ270では、プレ露光部20
2ではプレ露光用光源が点灯され、副画像プレート20
4にくり抜かれた文字又は記号が印画紙54上の1画像
領域内の所定位置に焼付けられる。なお、副画像プレー
ト204が挿入されていない場合には、光源の点灯はさ
れない。その後、印画紙54は所定量搬送されて前記画
像領域が主露光部の光軸上へ位置決めされる。
【0055】次いで、ステップ272では、主画像の焼
付処理が行われる。すなわち、光源38を点灯させると
共に、露光室52で印画紙54を搬送して位置決めを行
い、シャッタ50を開放する。これにより、光源38が
照射する光線はフィルタ部40、ネガフィルム16を透
過して露光室52へ到達し、露光室52に位置決めされ
た印画紙54はネガフィルム16の画像の焼付けが開始
され、露光条件にしたがって前記光線の光軸上に位置し
ているC、M、Yの各フィルタを移動させる。所定の露
光時間が経過した後、シャッタ50を閉止する。
【0056】このとき、LEDプレート208によっ
て、前記プレ露光部で焼付けられた副画像領域が隠遮さ
れ、開口部214に対応する領域のみが印画紙54へ焼
付けられるため、確実に主画像領域と副画像領域とが分
離される。
【0057】また、プレ露光部202では副画像を焼付
けない場合は、この主画像の焼付処理と同時に、LED
216を所定のドットパターンで点灯させ、副画像を同
時露光する。
【0058】次のステップ274で処理を継続するか否
かが判断され、肯定判定されると、印画紙54への焼付
けが繰り返され、最終画像の焼付け処理が完了した(ス
テップ274で否定判定される)と判断されると、プリ
ンタ部58での焼付け処理が終了する。その後、印画紙
54は、順次リザーバ部70を介してプロセッサ部72
へ搬送される。リザーバ部70へ搬送された印画紙54
は、発色現像部74へ搬送され、現像液に浸して現像処
理が行われる。現像処理された印画紙54は漂白定着部
76へ搬送され定着処理される。定着処理された印画紙
54はリンス部78へ搬送され水洗処理される。水洗処
理された印画紙54は乾燥部80へ搬送され乾燥処理さ
れる。
【0059】乾燥処理された印画紙54は、カッタ部8
4でカットマークが検出され、各画像毎に切断され、ソ
ータ部108によってネガフィルム毎に仕分けられる。
【0060】このように、本実施例では、モニター22
0上のイメージ226に主画像と副画像との境界を示す
ライン228を表示させるようにしたので、オペレータ
は目視によって容易に実際に印画紙54に焼付けられる
主画像領域と副画像領域とを把握することができる。こ
のため、焼付処理の終了後の検査段階で主画像領域と副
画像領域との分離が不適正であることを確認し、再焼付
けするといった手間が省け、作業性を向上させることが
できる。
【0061】また、縁の有無もイメージ226上に表示
させることができるので、オペレータの確認作業の手間
を軽減することができ、誤認を防止することができる。
【0062】なお、本実施例では副画像領域の大きさを
判別するために、キーボード15により特定記号を入力
するようにしたが、副画像プレート204にそれぞれ異
なるマーク又は切欠等を設け、プレ露光部202にこの
マーク又は切欠等を検出するセンサを設けて、副画像プ
レート挿入孔206に挿入された副画像プレート204
の種類(副画像領域の大きさ)を自動判別するようにし
てもよい。
【0063】また、本実施例では画像コマサイズ全体を
焼付けるときの副画像領域を示したが、焼付条件として
トリミング(画像を一部を焼付ける)の場合は、図8に
示される如く、イメージ226にトリミングを示すライ
ン240(図8の鎖線参照)と副画像領域との境界を示
すライン228(図8の実線参照)とを併記すればよ
い。
【0064】
【発明の効果】以上説明した如く本発明に係る写真プリ
ンタ用画像表示装置は、焼付前に主画像領域と副画像領
域とを目視によって判断して、領域再設定を可能とし、
再焼付け処理を軽減することができるという優れた効果
を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施例に係るプリンタプロセッサの外観を示
す斜視図である。
【図2】本実施例に係るプリンタプロセッサの内部構成
を示す概略図である。
【図3】副画像露光部の概略を示す斜視図である。
【図4】モニターに表示されるメインメニュー画面の正
面図である。
【図5】モニターの表示されるプリント作業画面の正面
図である。
【図6】制御ブロック図である。
【図7】プリント作業ルーチンを示す制御フローチャー
トである。
【図8】トリミング領域と副画像領域とをそれぞれライ
ンで示した場合のイメージ画面である。
【符号の説明】
10 プリンタプロセッサ(写真プリンタ) 15 キーボード(入力手段) 16 ネガフィルム(写真フィルム) 54 印画紙 56 濃度測定器 162 コントローラ(境界指標表示制御手段) 200 主画像露光部 202 プレ露光部(副画像露光部) 210 副画像露光空間部(副画像露光部) 220 モニター 226 イメージ 228 ライン

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 写真フィルムに記録された主画像を透過
    して印画紙へ焼付ける主画像露光部と、前記印画紙への
    主画像焼付領域内の一部に文字又は記号等の副画像を焼
    付ける副画像露光部と、少なくとも前記主画像露光部で
    透過される画像を表示するためのモニターと、前記副画
    像露光部で焼付けられる副画像領域の大きさを判別し前
    記モニターに表示される画像領域上に前記主画像露光部
    で焼付けられる主画像と前記副画像露光部で焼付けられ
    る副画像との境界を指示する指標を表示する境界指標表
    示制御手段と、を有する写真プリンタ用画像表示装置。
  2. 【請求項2】 写真フィルムに記録された主画像を透過
    して印画紙へ焼付ける主画像露光部と、前記印画紙への
    主画像焼付領域内の一部に文字又は記号等の副画像を焼
    付ける副画像露光部と、少なくとも前記主画像露光部で
    透過される画像を表示するためのモニターと、前記副画
    像露光部で焼付けられる副画像領域の大きさを特定する
    特定記号を入力する入力手段と、前記入力手段で入力さ
    れた特定記号に基づいて副画像の領域の大きさを判別し
    前記モニターに表示される画像領域上に前記主画像露光
    部で焼付けられる主画像と前記副画像露光部で焼付けら
    れる副画像との境界を指示する指標を表示する境界指標
    表示制御手段と、を有する写真プリンタ用画像表示装
    置。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011070218A (ja) * 2000-01-27 2011-04-07 Eastman Kodak Co 写真仕上げ処理商品および/またはサービスを注文するための方法、そのためのシステムおよび装置

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