JPH05341209A - アクチュエータ - Google Patents
アクチュエータInfo
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- JPH05341209A JPH05341209A JP4149675A JP14967592A JPH05341209A JP H05341209 A JPH05341209 A JP H05341209A JP 4149675 A JP4149675 A JP 4149675A JP 14967592 A JP14967592 A JP 14967592A JP H05341209 A JPH05341209 A JP H05341209A
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- JP
- Japan
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- piezoelectric element
- moving
- lens frame
- inertial
- actuator
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- Granted
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- Instruments For Viewing The Inside Of Hollow Bodies (AREA)
- Endoscopes (AREA)
- General Electrical Machinery Utilizing Piezoelectricity, Electrostriction Or Magnetostriction (AREA)
Abstract
の移動動作を円滑にすることを目的とする。 【構成】慣性体8とレンズ枠3側の連結部材10との間
に弾性材11を介設したことを特徴としている。
Description
系のフォーカシングやズーミング、観察深度の切換等を
行なうアクチュエータに関する。
ズーミングを行なうアクチュエータとして例えば特願平
2−305182号がある。これは、急速変形圧電アク
チュエータの慣性体、または移動体に観察光学系のフォ
ーカシングレンズのレンズ枠や絞りを固着させ、急速変
形圧電アクチュエータの移動をレンズ枠や絞りに直接伝
達させることにより、レンズ枠や絞りを移動させるもの
である。
あってはレンズ枠や絞りが慣性体、または移動体に一体
的に固定されているので、アクチュエータ動作時のレン
ズ枠や絞りの変位量は慣性体と移動体の質量だけでなく
レンズ枠や絞りの質量にも影響されてしまう問題があ
る。
号公報にはレンズ枠または絞りが慣性体に固着されてい
る状態で、慣性体の質量をn1 、移動体の質量をm2 、
レンズ枠または絞りの質量をm3 、圧電素子の変位量を
ΔLとした場合、アクチュエータとしてのワンステップ
の変位量aは次の数1のようになることが示されてい
る。
位量aは一方に(m1 +m3 )の重り、他方にm2 の重
りをつけたばねが外力のない状態で重心を中心にΔLだ
け伸びた時のm2 の重りの変位量に等しいことを示す。
ンズ枠、または絞りの質量も予め考慮に入れる必要が有
るので、アクチュエータの設計の自由度が低下する問題
がある。
うにレンズ枠が慣性体、または移動体に一体的に固定さ
れている場合にはこのアクチュエータによってレンズ枠
を移動させる際にアクチュエータの移動方向とレンズ枠
の移動方向とがズレている状態ではレンズ枠の移動に伴
い、レンズ枠に比較的大きな摺動抵抗が作用するので、
レンズ枠の移動を円滑化しにくい問題がある。
で、その目的は、設計の自由度を高めることができると
ともに、被駆動体の移動動作を円滑化することができる
アクチュエータを提供することにある。
持された移動体と前記固定部に非接触状態で保持された
慣性体との間に圧電素子が介設され、前記圧電素子の伸
縮動作時に作用する前記慣性体の慣性力が衝撃力として
伝達されて前記移動体が前記固定部との摩擦力に抗して
摺動駆動される際の前記移動体の動作によって被駆動体
を駆動するアクチュエータにおいて、前記慣性体または
前記移動体のいずれか一方と前記被駆動体との間に弾性
材を介設したものである。
従って圧電素子が急激に伸張し、この圧電素子の動作に
ともない圧電素子に固着されている慣性体及び移動体が
圧電素子の動作に遅れることなく追従して移動する。こ
のとき、弾性材における慣性体との密着面側にも急激な
ひずみが生じるがこのひずみが弾性材を介して被駆動体
側に伝達されるには、電圧の立ち上り時間に較べて十分
長い時間がかかることにより、被駆動体は圧電素子の急
激な伸張にはほとんど追従せず、被駆動体の重さは移動
体の移動量に影響することがない。また、急激な電圧の
立ち上りで移動体が移動した後にゆっくりと電圧が元に
戻る戻り動作時には移動体と固定部との間の摩擦力によ
って移動体は静止状態で保持される。そして、移動体の
移動後、十分な時間の経過にともない弾性材は生じたひ
ずみを元に戻す状態で変形し、この弾性材の動きにとも
ない被駆動体も移動体側に移動させるようにしたもので
ある。
て説明する。図1は内視鏡の挿入部先端の先端構成部1
に光軸方向に移動自在に装着されたフォーカシング、ズ
ーミング用レンズ2のレンズ枠(被駆動体)3の移動機
構4を示すものである。
エータのアクチュエータユニット5が設けられている。
このアクチュエータユニット5には先端構成部1に固定
された固定部としての外筒管6に摺動可能に保持された
移動体7、外筒管6に非接触状態で保持された慣性体8
およびこれらの移動体7と慣性体8との間に介設された
積層圧電素子9がそれぞれ設けられている。
ード線13は内視鏡の手元側に延出され、外部の図示し
ないコントローラに接続されている。そして、圧電素子
9の伸縮動作時に作用する慣性体8の慣性力が衝撃力と
して伝達されて移動体7が外筒管6との摩擦力に抗して
摺動駆動されるようになっている。
部10が固定されている。この突起部10の先端部とア
クチュエータユニット5の慣性体8との間には例えばシ
リコンゴム等の弾性材11が介設されている。この弾性
材11は突起部10および慣性体8にそれぞれ接着剤1
2を介して接着されている。
まず、内視鏡の観察光学系のレンズ2のフォーカシング
調整時、或いはズーミング調整時にはレンズ2のレンズ
枠3が急速変形圧電アクチュエータのアクチュエータユ
ニット5によって移動操作される。
は積層圧電素子9が駆動される。ここで、圧電素子9に
図2の(a)に示す電圧が印加されると電圧の立ち上り
に従って圧電素子9は図1中で左右方向に急激に伸張す
る。そのため、圧電素子9に固着されている慣性体8及
び移動体7は圧電素子9の伸びに遅れることなく追従し
て移動する。このとき、移動体7は急速変形圧電アクチ
ュエータの原理に従い図1中で右方向に微小移動する。
性材11の慣性体8との接着面側にも急激なひずみが生
じるが、このひずみが弾性材11のレンズ枠3側の突起
部10との接着面側に伝達されるには、電圧の立ち上り
時間に較べて十分長い時間がかかる為にレンズ枠3は圧
電素子9の急激な伸張にはほとんど追従しない。
動量ΔXは慣性体8の質量をM1 、移動体7の質量をM
2 、圧電素子9の変位量をΔLとした場合に次の数2に
示すように
の移動量ΔXには格別に影響しない。
立ち上りでアクチュエータユニット5が移動した後に圧
電素子9への印加電圧がゆっくりと元に戻る場合には移
動体7と外筒管6の内周面との間の摩擦力によってアク
チュエータユニット5は移動せず、静止状態で保持され
る。
て十分な時間が経過すると弾性材11は生じたひずみを
元に戻す為にレンズ枠3も移動体7側へ微小移動する。
この際、レンズ枠3の移動方向とアクチュエータユニッ
ト5の移動方向にズレがあっても弾性材11が吸収して
しまう。
に圧電素子9に図2(b)に示す電圧を印加された場合
にはアクチュエータユニット5は図1中で左方向、すな
わち慣性体8側に移動操作され、このアクチュエータユ
ニット5によってレンズ枠3が図1中で左方向に微小移
動する。
枠3側の突起部10とアクチュエータユニット5の慣性
体8との間に弾性材11を介設したので、アクチュエー
タユニット5の移動量ΔXをレンズ枠3の重さに関係な
く、慣性体8の質量M1 と移動体7の質量M2 とによっ
て決めることができる。そのため、アクチュエータユニ
ット5の設計の自由度を高めることができる。
エータユニット5の移動方向がズレている場合には弾性
材11によってそのズレを吸収させることができるの
で、従来のようにレンズ枠3の移動方向とアクチュエー
タユニット5の移動方向のズレによってレンズ枠3の移
動時によけいな摺動抵抗が生じるおそれがなく、レンズ
枠3の移動動作を円滑化することができる。
を示すものである。これは、第1の実施例と同様にフォ
ーカシング、ズーミング用レンズ2のレンズ枠(被駆動
体)3の移動機構4の構成の一部を変更したものであ
る。
周面に突起部21が一体成形されるとともに、急速変形
圧電アクチュエータのアクチュエータユニット22に第
1の実施例の弾性材11に代えてSMA(形状記憶合
金)材料によって形成されたコイルばね(弾性材)23
が設けられている。
ュエータユニット22の慣性体8および積層圧電素子9
が挿入されている。そして、このコイルばね23の一端
はアクチュエータユニット22の移動体7に固定され、
他端はレンズ枠3の突起部21に固定されている。な
お、コイルばね23にはリード線24が接続されてお
り、このリード線24を介してコイルばね23に通電で
きるようになっている。
枠3側の突起部21とアクチュエータユニット22の移
動体7との間にコイルばね23を介設したので、この場
合も第1の実施例と同様にアクチュエータユニット22
の移動量ΔXをレンズ枠3の重さに関係なく、慣性体8
の質量M1 と移動体7の質量M2 とによって決めること
ができ、アクチュエータユニット22の設計の自由度を
高めることができる。
エータユニット5の移動方向がズレている場合にコイル
ばね23によってそのズレを吸収させることができるの
で、この場合も従来のようにレンズ枠3の移動方向とア
クチュエータユニット5の移動方向のズレによってレン
ズ枠3の移動時によけいな摺動抵抗が生じるおそれがな
く、レンズ枠3の移動動作を円滑化することができる。
不具合が生じてアクチュエータユニット5が移動できな
くなった場合に、SMAからなるコイルばね23を通電
加熱して伸張させることにより、レンズ枠3を移動させ
ることができる。
を示すものである。これは、第1の実施例と同様にフォ
ーカシング、ズーミング用レンズ2のレンズ枠(被駆動
体)3の移動機構4に密封構造の急速変形圧電アクチュ
エータのアクチュエータユニット32を設けたものであ
る。
周面に略L字状の突起部31が一体成形されている。さ
らに、急速変形圧電アクチュエータのアクチュエータユ
ニット32の移動体7、慣性体8および積層圧電素子9
を収容する外筒管33の先端部側には内周面側に基端部
側に向けて折返された折返し部分が形成されている。こ
の折返し部分には伸縮可能なベローズ構造の軸受部34
が形成されている。
3のL字状突起部31の先端部が挿入されて接着固定さ
れている。さらに、この軸受部34の折返し部分の先端
面とアクチュエータユニット32の慣性体8との間には
第1の実施例と同様の弾性材35が介設され、接着剤に
よって接着固定されている。
よって閉塞されている。この閉塞板36には2ケ所にリ
ード線挿通穴37が形成されている。そして、これらの
リード線挿通穴37内にリード線13が挿通された後、
接着剤で穴埋されている。
枠3側の突起部31とアクチュエータユニット32の移
動体7との間に弾性材35を介設したので、この場合も
第1の実施例と同様にアクチュエータユニット32の移
動量ΔXをレンズ枠3の重さに関係なく、慣性体8の質
量M1 と移動体7の質量M2 とによって決めることがで
き、アクチュエータユニット32の設計の自由度を高め
ることができるとともに、レンズ枠3の移動方向とアク
チュエータユニット5の移動方向がズレている場合に弾
性材35によってそのズレを吸収させることができるの
で、この場合も従来のようにレンズ枠3の移動方向とア
クチュエータユニット5の移動方向のズレによってレン
ズ枠3の移動時によけいな摺動抵抗が生じるおそれがな
く、レンズ枠3の移動動作を円滑化することができる。
ニット5の外筒管33が密封されているので、アクチュ
エータユニット5の耐湿性が良く、高湿度下で使用して
も圧電素子9が絶縁破壊するおそれがない。
を示すものである。これは、内視鏡の挿入部先端の先端
構成部41に配設された観察光学系の対物レンズ42の
絞り機構44に本発明のアクチュエータを適用したもの
である。
43が設けられている。この絞り板43の先端部には絞
り穴43aが形成されている。さらに、絞り機構44に
は急速変形圧電アクチュエータのアクチュエータユニッ
ト45が設けられている。このアクチュエータユニット
45には先端構成部41に固定された固定部としての外
筒管46に摺動可能に保持された移動体47、外筒管4
6に非接触状態で保持された慣性体48およびこれらの
移動体47と慣性体48との間に介設された積層圧電素
子49がそれぞれ設けられている。
リード線57は内視鏡の手元側に延出され、外部の図示
しないコントローラに接続されている。そして、圧電素
子49の伸縮動作時に作用する慣性体48の慣性力が衝
撃力として伝達されて移動体47が外筒管46との摩擦
力に抗して摺動駆動されるようになっている。
曲げた先端ストッパが形成されている。さらに、外筒管
46の先端部側にはストッパに当接された状態で円筒状
の回転体50が回転自在に装着されている。この場合、
外筒管46の内周面には回転体50の後端部に当接させ
た後端ストッパが固定されており、これらの先端ストッ
パと後端ストッパとによって回転体50の軸心方向の移
動が防止されている。
結ロッド51が突設されている。この連結ロッド51に
は絞り板43の基端部が接着固定されている。さらに、
この回転体50の円筒の内周面には回転体50の回転ガ
イド用のカム溝52が形成されている。
材53が軸心方向にスライド可能に挿入されている。こ
の操作部材53の先端部外周面には回転体50のカム溝
52内に挿入される係合突部54が形成されている。
タユニット45の慣性体48との間には弾性材55が介
設されている。この弾性材55は操作部材53および慣
性体48にそれぞれ接着剤56を介して接着されてい
る。
ニット45の動作時には積層圧電素子49に電圧が印加
され、この圧電素子9の動作にともない操作部材53が
回転体50の軸方向に沿って移動する。この操作部材5
3の移動量はカム溝52と操作部材53の係合突部54
との係合部によって回転体50の回転動作に変換され、
この回転体50を介して絞り板43が回転駆動される。
43側の操作部材53とアクチュエータユニット45の
慣性体48との間に弾性材55を介設したので、この場
合も第1の実施例と同様にアクチュエータユニット45
の移動量ΔXを絞り板43、回転体50、操作部材53
の重さに関係なく、慣性体48の質量M1 と移動体47
の質量M2 とによって決めることができ、アクチュエー
タユニット45の設計の自由度を高めることができる。
なお、本発明は上記実施例に限定されるものではなく、
本発明の要旨を逸脱しない範囲で種々変形実施できるこ
とは勿論である。
ずれか一方と被駆動体との間に弾性材を介設したので、
設計の自由度を高めることができるとともに、被駆動体
の移動動作を円滑化することができる。
面図。
縦断面図、(B)は本発明の第3の実施例を示す要部の
縦断面図、(C)は本発明の第4の実施例を示す要部の
縦断面図。
(固定部),7,47…移動体,8,48…慣性体,
9,49…積層圧電素子,11,35,55…弾性材,
23…コイルばね(弾性材),43…絞り板(被駆動
体)。
Claims (1)
- 【請求項1】 固定部に摺動可能に保持された移動体と
前記固定部に非接触状態で保持された慣性体との間に圧
電素子が介設され、前記圧電素子の伸縮動作時に作用す
る前記慣性体の慣性力が衝撃力として伝達されて前記移
動体が前記固定部との摩擦力に抗して摺動駆動される際
の前記移動体の動作によって被駆動体を駆動するアクチ
ュエータにおいて、前記慣性体または前記移動体のいず
れか一方と前記被駆動体との間に弾性材を介設したこと
を特徴とするアクチュエータ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP14967592A JP3228556B2 (ja) | 1992-06-09 | 1992-06-09 | アクチュエータ及び内視鏡装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP14967592A JP3228556B2 (ja) | 1992-06-09 | 1992-06-09 | アクチュエータ及び内視鏡装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH05341209A true JPH05341209A (ja) | 1993-12-24 |
JP3228556B2 JP3228556B2 (ja) | 2001-11-12 |
Family
ID=15480376
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP14967592A Expired - Fee Related JP3228556B2 (ja) | 1992-06-09 | 1992-06-09 | アクチュエータ及び内視鏡装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3228556B2 (ja) |
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---|---|---|---|---|
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JPH02302713A (ja) * | 1989-05-17 | 1990-12-14 | Olympus Optical Co Ltd | 内視鏡 |
-
1992
- 1992-06-09 JP JP14967592A patent/JP3228556B2/ja not_active Expired - Fee Related
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Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP3228556B2 (ja) | 2001-11-12 |
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