JP4754043B2 - チューブクランプ装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、可撓性のチューブをクランプ及びアンクランプするためのチューブクランプ装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
血液浄化装置に適用され、可撓性の血液チューブ及び輸液チューブをクランプ及びアンクランプするチューブクランプ装置として、従来、特開平6−15001号公報で開示されたものが挙げられる。
【0003】
かかる従来のチューブクランプ装置は、図7に示すように、プランジャ101の先端部101aとプランジャ受部102との間に可撓性チューブ103を配置し、プランジャ101の後端部101bを所定変位往復動させるソレノイド105の可動軸104にピン等で結合させることにより、可撓性チューブ103の一部をクランプ又はアンクランプするものである。尚、符号106及び107はそれぞれ、可動軸104のフランジ及びプランジャ101を初期位置に戻すためのリターンスプリングである。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記従来のチューブクランプ装置(図7)においては、ソレノイドに対してフランジが当接するように使用すれば比較的小型のソレノイドを使用可能であるが、使用チューブが限定されるとともに大きな衝突音が発生する。
【0005】
また、チューブがプランジャのストッパとなりソレノイドとフランジ部が直接接触しない場合においても、クランプ時のプランジャの移動速度は速い状態から瞬時にゼロとなるため、その移動エネルギーは衝撃音や振動等となり、筐体等と共鳴した場合は更に大きな音となってしまう。
【0006】
フランジを具備しないチューブクランプ装置であっても、フランジ以外のストッパー部での衝突や移動エネルギー等により同様な音が発生している。このような衝撃音は、透析時の患者に不快感を与えるとともに、特にシングルニードルのような数秒間隔でクランプ及びアンクランプを繰り返すものに適用した場合、連続した衝撃音が患者に対し過大な負担を及ぼしていた。(また、この方法では特開平6−15001号公報で述べているように、肉厚の異なるチューブへの対応が難しい。)
【0007】
ソレノイドとフランジ間にゴム等をいれ、衝突を避けるとともにその弾性力により移動部の速度を除々に減速することにより、上記衝撃音を抑制する方法が用いられているが、このような構成とした場合、可撓性チューブ103をクランプするための力の他、ソレノイド105に配設された弾性部材を圧縮保持するための力が必要となり、大型のソレノイド105が必要とされる。従って、チューブクランプ装置の外形寸法が大きくなるとともに、製造コスト及びランニングコストが高くなってしまうという問題がある。
【0008】
一方、上記した公報(特開平6−15001号公報)には、図8に示すチューブクランプ装置も開示されている。かかるチューブクランプ装置は、圧縮コイルスプリング109の作用により、肉厚の異なる可撓性チューブ103に対し常にクランプ力を一定とすることができるが、衝撃音を解消するものではなく、上記問題は解決されない。
【0009】
本発明は、このような事情に鑑みてなされたもので、可撓性チューブのクランプ時の衝撃音を抑制するとともに、プランジャの駆動手段を小型化しつつクランプ力を維持することができるチューブクランプ装置を提供することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】
請求項1記載の発明は、プランジャの先端部とプランジャ受部との間に可撓性チューブを配置し、前記プランジャの後端部を所定変位往復動させる駆動手段の可動軸に結合することにより前記可撓性チューブの一部をクランプ又はアンクランプするチューブクランプ装置において、前記プランジャと可動軸との間に当該可動軸と相対的な移動時にその可動軸の移動を妨げる方向に力を生じさせ得る流体を密閉して保持したダンパを備え、前記駆動手段の駆動により前記可動軸とともに前記ダンパ及びプランジャを移動させて前記可撓性チューブをクランプした後、当該ダンパ内の流体の抵抗により前記可動軸の移動速度を低減しつつストロークエンドまで所定変位移動させることを特徴とする。
【0011】
かかる構成によれば、駆動手段を駆動させてプランジャを移動させ、プランジャ受部との間で可撓性チューブをクランプした後、ダンパにより可動軸の移動速度を低減しつつストロークエンドまで所定変位移動させる。
【0012】
請求項2記載の発明は、前記可動軸に前記ダンパを形成するとともに、当該ダンパを介して前記プランジャが可動軸に結合されたことを特徴とする。
【0013】
請求項3記載の発明は、前記オイルダンパがオイルダンパであり、該オイルダンパが、所定粘度を有する流体を密閉して保持するとともに前記可動軸の一部を包含したオイル室と、該オイル室に包含された前記可動軸の一部に形成され、当該オイル室を二つに隔成可能な隔壁と、該隔壁に形成された所定径のオリフィスと、を有することを特徴とする。
【0014】
かかる構成によれば、駆動手段を駆動させてプランジャを移動させ、プランジャ受部との間で可撓性チューブのクランプが完了した後、プランジャが停止する一方駆動軸のみが引き続き移動し、これらの相対移動により、オイル室内の流体が隔壁のオリフィスを通過する。この時に生じる抵抗により可動軸の移動方向と逆向きの力が作用し、可動軸を減速しつつストロークエンドまで移動させる。
【0015】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態について図面を参照しながら具体的に説明する。
本実施形態に係るチューブクランプ装置は、例えばシングルニードルに適用され、血液回路を構成する可撓性チューブをクランプ及びアンクランプ可能なチューブクランプ装置に適用されるものであり、図1に示すように、プランジャ1と、プランジャ受部2と、可動軸4を有する駆動手段としてのソレノイド5と、ダンパとしてのオイルダンパ8と、圧縮コイルスプリング9と、を主な構成要素とする。
【0016】
プランジャ1は、例えばシングルニードル装置内に配設されるケーシング10のガイド孔10aにて案内されつつ図中左右方向に往復動自在なもので、後述するソレノイド5により駆動される。また、プランジャ1は、その先端部1aがケーシング10内に挟持等により固定された可撓性チューブ3に対し押圧し得る図示の如き形状とされるとともに、後端部1bがリターンスプリング7の一端を固定し得る図示の如き形状とされている。
【0017】
尚、リターンスプリング7の他端は、ケーシング10からプランジャ1を包含して配設されたブラケット11に固定され、ソレノイド5の駆動力が停止された後にプランジャ1を初期位置に戻し得る構成とされている。このリターンスプリング7はコイルスプリングから成るものであるが、板バネや他の弾性部材によるものとしてもよい。
【0018】
プランジャ受部2は、ケーシング10に凸状に一体成形され、プランジャ1と対向して配置されたものであり、このプランジャ受部2に対し前記プランジャ1が可撓性チューブ3を介して近接することにより、可撓性チューブ3をクランプし得る構成とされている。尚、該プランジャ受部2をケーシング10と別体としネジ等でケーシング10の図示の位置に固定するものとしてもよい。
【0019】
ソレノイド5は、ケーシング10端に固定され、可動軸4を往復動させ得る電磁石であり、電圧の印可で生じる磁力により可動軸4を図中左方向に移動させるものである。そして、可動軸4の先端(左端)はオイルダンパ8を介してプランジャ1の後端部1bにピン等で固定されおり、可動軸4の移動に伴いプランジャ1が移動するよう構成されている。
【0020】
また、可動軸4の右端にはフランジ6が形成されており、該フランジ6はソレノイド5の端部と当接することにより可動軸4の更なる移動を規制するストッパーの役割をしている。このフランジ6は薄い金属板から成るものであるが、軽量かつ薄型のものであれば、他の材質から成るものとしてもよい。
【0021】
可動軸4の一部に形成された小径部には圧縮コイルスプリング9の一端を固定する固定部材12が固定されており、この圧縮コイルスプリング9の他端はオイルダンパ8のケーシング8d(後述)に固定されている。
【0022】
オイルダンパ8は、ケーシング8d及び8eを筐体とし、内部に所定粘度を有する流体を密閉して保持するオイル室8aを具備したものである。また、ケーシング8d、8eを貫通して可動軸4が摺動自在に配設され、オイル室8a内に可動軸4の一部を包含しており、この可動軸4の一部に隔壁8bが形成されて、オイル室8aを二つに隔成可能としている。
【0023】
尚、ケーシング8dにおける可動軸4が摺動する箇所近傍には、シール材としてのOリング13が配設されるとともに、ケーシング8dと8eとの間にもシール材としてのOリング14が配設されており、オイル室8a内の流体が外部に漏れないように構成されている。
【0024】
また、図4に示すように、隔壁8bにはオリフィス8cが形成されており、可動軸4の移動に伴い隔壁8bがオイルダンパ8に対して相対的に移動すると、オイル室8a内の流体を一方の室から他方の室へ通過させるよう構成されている。このように流体がオリフィス8cを通過する際、流体の粘性により所定値の抵抗力が生じ、隔壁8bを介して可動軸4に対しその移動方向と逆向きに力を及ぼして可動軸4の移動速度を低減させる。
【0025】
次に、上記構成のチューブクランプ装置における作用について、図2(a)〜(c)に基づいて説明する。
同図(a)で示すように、まずケーシング10に可撓性チューブ3の一部を固定した後、ソレノイド5に対し所定値の電圧を印加する(電源及び配線については不図示)。すると、ソレノイド5で生じる磁力により可動軸4が図中左方向に移動されるとともに、これと結合されたプランジャ1もリターンスプリング7の付勢力に抗して移動し、同図(b)で示すように、プランジャ1の先端部1aとプランジャ受部2との間で可撓性チューブ3をクランプする。
【0026】
一方、クランプ直後までは、圧縮コイルスプリング9の付勢力によりオイルダンパ8と可動軸4との間に相対的な移動が生じず(即ち、オイルダンパ8は可動軸4とともに左方へ移動する)、オイルダンパ8による可動軸4に対する減速作用は生じない。
【0027】
プランジャ1がプランジャ受部2との間で可撓性チューブ3をクランプして停止した後もソレノイド5に対して電圧を印加しつづけると、可動軸4は圧縮コイルスプリング9の付勢力に抗して左方に移動する(同図(c)参照)。この時、オイルダンパ8はプランジャ1側に固定されているため、オイルダンパ8と可動軸4との間で相対的な移動があり、可動軸4側に固定形成された隔壁8bがオイル室8a左端から右端に移動する。
【0028】
このような隔壁8bの移動時には、図3で示すように、オリフィス8cを通過する流体の抵抗で図中右方向(矢印b方向)に力が生じ、可動軸4の移動(矢印a方向)を妨げる力が及ぼされる。以下、クランプ時の時間−可動軸の移動量について、図9のグラフに基づいて説明する。
【0029】
本実施形態に係るチューブクランプ装置においては、同図のグラフ中実線で示すように、プランジャ1が可撓性チューブ3のクランプを開始(同図中A時点)した後、可撓性チューブ3がクランプされて閉塞する(同図中B時点)までの時間は、従来のオイルダンパ8を具備しないチューブクランプ装置(図8で示したもの)と略変わらない(該従来のチューブクランプ装置による時間−可動軸の移動量を破線で示す)。従って、本実施形態に係るチューブクランプ装置は、上記した従来のものと比べ、クランプに要する時間は変わらず、確実なクランプを維持することができる。
【0030】
また、可動軸がストロークエンドに達するまでの時間は、上記従来のチューブクランプ装置はC時点であるのに対して、本実施形態に係るチューブクランプ装置はD時点である。これは、従来のチューブクランプ装置のストロークエンドにおける可動軸104の速度(同グラフの傾き)に比べ、本実施形態のチューブクランプ装置のストロークエンドにおける可動軸4の速度の方が遅いことを示しており、ストロークエンド時のフランジ6とソレノイド5との衝撃音が抑制されていることが分かる。
【0031】
その後、ソレノイド5に対する電圧の印可を停止すると、プランジャ1がリターンスプリング7の付勢力により右方へ移動されるとともに、可動軸4が圧縮コイルスプリング9の付勢力によりオイルダンパ8に対して右方へ移動され、初期状態(図2(a)の状態)となる。以上のような電圧の印可を所定周期で行うことにより、プランジャ1を往復動させ、可撓性チューブ3の一部を連続してクランプ及びアンクランプすることができる。
【0032】
上記実施形態に係るチューブクランプ装置によれば、オイルダンパ8を可動軸4とプランジャ1との間に配設し、可動軸4がオイルダンパ8のピストンロッド(隔壁8bは一般のオイルダンパ8のピストンに相当する)を兼ねているため、例えばフランジ6等に別途オイルダンパを配設したものに比べ、装置全体を小型化することができる。
【0033】
また、ゴム等の弾性部材をソレノイド5のフランジ6との当接部分に配設したものに比べ、クランプ時に弾性部材の弾力に抗する必要がないので、クランプ力を小さくすることができ、小さな駆動源で確実にクランプすることができるとともに、チューブクランプ装置の作動による衝撃音を抑制することができる。
【0034】
以上、本実施形態について説明したが、本発明はこれに限定されるものではなく、例えば図5に示すように、駆動手段としてのソレノイド5の代わりに回転カム5’としてもよい。この場合、回転カム5’のプロフィル面の公差や変形により生じるプランジャ1の戻り動作時の衝撃音(例えば、プランジャ1等の戻り方向に対するストッパー部材との当接による衝撃音等)を抑制することができる。
【0035】
また、オイルダンパ8に代えて、例えばエアダンパ等のように、他の公知のダンパとしてもよい。参考例としてエアダンパを具備したチューブクランプ装置を図6に示す。かかるチューブクランプ装置は、可動軸4とプランジャ1との間にエアダンパ8’を介在させたものであり、当該エアダンパ8’は、可動軸4の先端(同図中右端)に結合されたピストン8’aと、該ピストン8’aの左端面から右端面までを貫通して形成されたオリフィス8’bと、ハウジング8’eと蓋体8’dとによって構成されるエア室8’cと、から主に構成される。
【0036】
同図の状態からソレノイド5に電圧が印加されると、可動軸4は左方に移動し、これに伴いプランジャ1もリターンスプリング7の付勢力に抗して左方に移動し、プランジャ1先端とプランジャ受部(図示せず)との間に位置する可撓性チューブ(図示せず)をクランプする。
【0037】
クランプが終了した後も引き続きソレノイド5に電圧が印加され、可動軸4が更に左方に移動する際、ピストン8’aがハウジング8’eに対して相対的に左方へ移動する。この時、エア室8’c内のエアがオリフィス8’bを通過する流動抵抗により可動軸4は減速され、フランジ6とソレノイド5との衝撃力が弱まることにより衝撃音が抑制される。
【0038】
可撓性チューブのクランプが終了し、ソレノイド5への電圧の印可が停止されると、プランジャ1がリターンスプリング7の付勢力により初期位置に戻されるとともに、ピストン8’aが圧縮コイルスプリング9により初期位置に戻されて、可撓性チューブをアンクランプ状態とする。
【0039】
更に、本実施形態のチューブクランプ装置を、シングルニードル以外における可撓性チューブのクランプ手段に用いてもよい。
【0040】
【発明の効果】
本発明によれば、可撓性チューブのクランプ時の衝撃音を抑制するとともに、プランジャの駆動手段を小型化しつつクランプ力を維持することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明に係るチューブクランプ装置を示す縦断面図
【図2】 本発明に係るチューブクランプ装置の作用を示す縦断面図であって、(a)初期状態を示す縦断面図、(b)プランジャとプランジャ受部とが可撓性チューブをクランプした直後を示す縦断面図、(c)可動軸がストロークエンドに達した状態を示す縦断面図
【図3】 図1におけるIII部を拡大図であって、可動軸がオイルダンパに対して相対的に移動している最中を示す断面図
【図4】 図3におけるIV−IV線断面図
【図5】 本発明に係るチューブクランプ装置の駆動源に回転カムを用いた場合の実施形態を示す縦断面図
【図6】アダンパを用いた場合の参考例を示す縦断面図
【図7】 従来のチューブクランプ装置を示す縦断面図
【図8】 従来の他のチューブクランプ装置を示す縦断面図
【図9】 本発明に係るチューブクランプ装置と図8に示す従来のチューブクランプ装置とを比較するための時間−可動軸の移動量を示すグラフ
【符号の説明】
1、101…プランジャ
1a、101a…先端部
1b、101b…後端部
2、102…プランジャ受部
3、103…可撓性チューブ
4、104…可動軸
5、105…ソレノイド(駆動手段)
5’…回転カム(駆動手段)
6、106…フランジ
7、107…リターンスプリング
8…オイルダンパ
8’…エアダンパ
8a…オイル室
8b…隔壁
8c…オリフィス
8d、8e…ハウジング
9、109…圧縮コイルスプリング
10…ケーシング
10a…ガイド孔
11…ブラケット
12…固定部材
13、14…Oリング

Claims (3)

  1. プランジャの先端部とプランジャ受部との間に可撓性チューブを配置し、前記プランジャの後端部を所定変位往復動させる駆動手段の可動軸に結合することにより前記可撓性チューブの一部をクランプ又はアンクランプするチューブクランプ装置において、前記プランジャと可動軸との間に当該可動軸と相対的な移動時にその可動軸の移動を妨げる方向に力を生じさせ得る流体を密閉して保持したダンパを備え、前記駆動手段の駆動により前記可動軸とともに前記ダンパ及びプランジャを移動させて前記可撓性チューブをクランプした後、当該ダンパ内の流体の抵抗により前記可動軸の移動速度を低減しつつストロークエンドまで所定変位移動させることを特徴とするチューブクランプ装置。
  2. 前記可動軸に前記ダンパを形成するとともに、当該ダンパを介して前記プランジャが可動軸に結合されたことを特徴とする請求項1記載のチューブクランプ装置。
  3. 前記ダンパはオイルダンパであり、該オイルダンパが、
    所定粘度を有する流体を密閉して保持するとともに前記可動軸の一部を包含したオイル室と、
    該オイル室に包含された前記可動軸の一部に形成され、当該オイル室を二つに隔成可能な隔壁と、
    該隔壁に形成された所定径のオリフィスと、
    を有することを特徴とする請求項2記載のチューブクランプ装置。
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