JPH05340655A - 冷蔵庫 - Google Patents

冷蔵庫

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JPH05340655A
JPH05340655A JP15042092A JP15042092A JPH05340655A JP H05340655 A JPH05340655 A JP H05340655A JP 15042092 A JP15042092 A JP 15042092A JP 15042092 A JP15042092 A JP 15042092A JP H05340655 A JPH05340655 A JP H05340655A
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water supply
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refrigerator
temperature
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JP15042092A
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Inventor
Keiji Nakanishi
啓二 中西
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Toshiba Corp
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Toshiba Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 給水源から製氷皿に至る給水経路での氷結防
止機能を、冷却効率の低下や無駄な電力消費を伴うこと
なく確実に発揮する。 【構成】 図1は制御手段による制御内容を示す。ステ
ップA2において除霜指令信号Sdが入力されたときに
は、急速冷凍運転が行われていないことを条件に冷却器
の除霜運転を開始させ(ステップA14、A15)、こ
の後においては、除霜運転開始後に3時間が経過するま
での間は、氷結防止ヒータの発熱量を定格出力(100
%出力)に設定する(ステップA3、A9)。上記の期
間、冷凍室の急速冷凍運転期間及びその後に90分が経
過するまでの期間、並びに製氷皿への給水期間を除いた
期間中には、氷結防止ヒータの発熱量を、室温Trの状
態に応じて定格出力の50%若しくは30%の何れかに
設定する(ステップA5、A6、A7)。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、庫内に自動製氷機を備
えた冷蔵庫、特には給水源から製氷皿に至る給水経路に
氷結防止ヒータを設けた冷蔵庫に関する。
【0002】
【従来の技術】この種の冷蔵庫に設けられる自動製氷機
あっては、冷凍室と同様に冷却される製氷用スペースに
製氷皿を配置すると共に、この製氷皿内に給水タンク
(これは例えば冷蔵室内に設けられる)からの水を供給
する構成となっており、このような給水状態で、製氷皿
の温度が製氷完了温度に達したときにその製氷皿を捩じ
りながら回転させ、以て製氷皿内に生成された氷を下方
の貯氷ボックスへ落下させるという離氷動作を行う構成
となっている。
【0003】この場合、給水源である給水タンクから製
氷皿に至る給水経路中で内部の水が氷結したときには、
製氷皿への給水が円滑に行われなくなるため、従来よ
り、その給水経路中の水が氷結することを防止するため
のヒータを設けることが行われている。具体的には、斯
かる氷結防止ヒータは、少なくとも給水タンクの下面、
並びに給水タンクから製氷皿へ延びる給水ホースの周囲
の2箇所に設けられ、常時において連続通電される構成
となっている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記のように常時通電
される氷結防止ヒータの定格出力は、給水経路での氷結
が最も発生し易い最悪の条件を想定して決定されている
ため、その条件以外の状態にある期間には、無駄に発熱
することになり、冷蔵庫の冷却効率の悪化を招くという
問題点がある。また、常に最大出力で発熱しているた
め、消費電力量が比較的大きくなるという問題点もあ
る。
【0005】本発明は上記事情に鑑みてなされたもので
あり、その目的は、給水源から製氷皿に至る給水経路で
の氷結防止機能を、冷却効率の低下を来たすことなく且
つ低消費電力にて発揮できるなどの効果を奏する冷蔵庫
を提供するにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は上記目的を達成
するために、給水源から製氷皿に至る給水経路に氷結防
止ヒータを設けて成る自動製氷機を内蔵した冷蔵庫にお
いて、少なくとも予め定まった周期で行われる冷蔵庫制
御動作に同期した所定期間だけ前記氷結防止ヒータを最
大出力で発熱させ且つこの他の期間には上記氷結防止ヒ
ータを出力低減した状態で発熱させる制御手段を設ける
構成としたものである。
【0007】この場合、上記冷蔵庫制御動作を、所定時
間毎に行われる冷却器の除霜動作とすることができる。
【0008】
【作用】請求項1に記載の冷蔵庫によれば、氷結防止ヒ
ータが発熱された状態では、給水源から製氷皿に至る給
水経路内の水が氷結する事態が防止されるようになり、
以て製氷皿への給水動作が常に円滑に行われるようにな
る。この場合、氷結防止ヒータは、少なくとも予め定ま
った周期で行われる冷蔵庫制御動作に同期した所定期間
ずつ最大出力で発熱されるから、その間に氷結防止機能
が最大限に発揮され、また、上記以外の期間中には出力
低減した状態で発熱されるから、その発熱に起因した冷
蔵庫の冷却効率の低下が抑制されると共に、無駄な電力
消費も抑制される。
【0009】また、請求項2に記載の冷蔵庫によれば、
氷結防止ヒータは、冷却器の除霜動作が行われる毎に所
定期間ずつ最大出力で発熱されることになる。
【0010】
【実施例】冷蔵庫の外観を示す図5において、観音開き
式のドア1a、1bを備えた冷蔵室1は冷蔵庫本体2の
上部に設けられ、引き出し式のドア3aを備えた製氷室
3は冷蔵庫本体2の中段部分に設けられる。この他、冷
蔵庫本体2には、引き出し式のドア4aを備えた冷凍室
4、同じく引き出し式のドア4aを備えた冷凍室5(図
4参照)、引き出し式のドア6を備えた野菜室(図示せ
ず)が設けられる。尚、上記製氷室3は、冷凍室4及び
5と同等の温度に冷却される構成となっている。
【0011】図4には、冷蔵庫本体2内に設けられた自
動製氷機7の概略構成が示されており、以下これについ
て説明する。
【0012】即ち、冷蔵室1内の最下部に形成されたタ
ンク収納コーナー1cには、給水源たる給水タンク8
(図5にも図示)、この給水タンク8を載置状に支持す
るためのタンク棚9、給水タンク8から定水位給水され
る水受皿10、この水受皿10内の水を汲み上げる給水
ポンプ11が設けられており、この給水ポンプ11によ
り汲み上げられた水は、製氷室3内に配設された製氷皿
12内に給水ホース11aを介して供給される構成とな
っている。また、タンクスイッチ13は、給水タンク8
がタンク棚9にセット(載置)された状態でオンする構
成となっている。尚、製氷皿12への給水量の制御は、
給水ポンプ11を定時間駆動することにより行ってい
る。
【0013】前記製氷皿12は、弾性変形可能なプラス
チック材料により形成されており、製氷完了したときに
モータなどを内蔵した製氷機本体14により回転される
と共に、その回転の最終段階で捩じれが付与されるとい
う離氷動作を行うようになっており、この離氷動作によ
り製氷皿12から落下した氷は、下方の貯氷ボックス1
5内に貯留される。
【0014】この貯氷ボックス15内には、その貯氷量
が増大するのに応じて上方へ回動される貯氷量検知レバ
ー16が設けられており、このレバー16の回動量が設
定値に達したとき、つまり貯氷ボックス15内に所定量
以上の氷が貯留されたときには、前記製氷機本体14内
の図示しないリミットスイッチがオンして離氷動作の開
始を拘束する構成となっている。
【0015】また、製氷皿12の裏面には、その温度T
iを検知するためのサーミスタ17が設けられており、
このサーミスタ17の検知温度Tiに基づいて製氷完了
時期などの制御を後述の如く行うようになっている。
【0016】さらに、給水タンク8から製氷皿12へ至
る給水経路中の例えば給水タンク8の下面並びに給水ホ
ース11aの周囲には、夫々氷結防止ヒータ18、19
が設けられている。
【0017】一方、図3には、電気的構成を機能ブロッ
クの組み合わせにて概略的に示しており、以下これにつ
いて説明する。
【0018】温度検知回路20は、前記サーミスタ17
の検知温度Tiに応じた電圧レベルの温度信号Siを出
力して、制御手段たる制御回路装置21に与える。冷却
運転用温度検知回路22は、冷凍室4、5の温度を検知
するように設けられた温度センサ、冷蔵室1の温度を検
知するように設けられた温度センサを含むものであり、
各温度センサによる検知温度を示す信号を制御回路装置
21に与える。
【0019】室温検知回路23は、冷蔵庫本体2の設置
雰囲気の温度つまり室温を検知し、その検知温度Trに
応じた電圧レベルの温度信号Srを出力して制御回路装
置21に与える。また、急速冷凍スイッチ24は、冷蔵
庫本体1前面の適宜位置に設けられるもので、オン操作
されたときに急速冷凍指令信号Sfを出力して制御回路
装置21に与える。
【0020】給水ランプ25は、例えば冷蔵室用扉1b
の前面に設けられるもので、その点灯に応じて、給水タ
ンク8内が空状態になった旨の報知、並びに給水タンク
8のセット不良などの異常報知を行う。除霜ヒータ26
は、図示しない冷却器に付設されたもので、その通電に
応じて冷却器の着霜を融解させるという除霜運転(本発
明でいう冷蔵庫制御動作)を行う。
【0021】コンプレッサ27は、庫内冷却運転用の冷
凍サイクルを構成する周知のもので、その駆動に応じて
前記冷却器に液状の冷媒が供給されるようになってい
る。ファン装置28は、その駆動に応じて冷却器による
冷気を庫内に循環させるために設けられた周知構成のも
のである。ダンパ装置29は、その開閉に応じて冷却器
から冷蔵室1内に供給される冷気量を調整するように設
けられた周知構成のものである。
【0022】積算タイマ30は、冷却器の除霜運転開始
時期を決定するために設けられたもので、コンプレッサ
27の駆動期間だけタイマ動作を行い、そのタイマ動作
時間が予め決められた時間T(例えば8時間)に達した
ときに、除霜指令信号Sdを出力して制御回路装置21
に与えるように構成されている。尚、この積算タイマ3
0は、制御回路装置21により冷却器の除霜運転が開始
されたときに初期化されて除霜指令信号Sdの出力を停
止する構成となっている。
【0023】制御回路装置21は、マイクロコンピュー
タを含んで構成されたもので、上述した温度検知回路2
0、冷却運転用温度検知回路22、室温検知回路23、
急速冷凍スイッチ24、積算タイマ30からの各入力信
号の他に、タンクスイッチ13からのオン信号も受ける
ようになっており、それらの入力信号及び予め記憶した
プログラムに基づいて、給水ポンプ11、製氷機本体1
4、氷結防止ヒータ18及び19、給水ランプ25、除
霜ヒータ26、コンプレッサ27、ファン装置28、ダ
ンパ装置29の制御を行うように構成されている。
【0024】しかして、図1、図2には制御回路装置2
1による制御内容のうち、本発明の要旨に直接関係した
部分のみが示されており、以下これについて関連した作
用と共に説明する。
【0025】図1において、電源投入状態では、急速冷
凍スイッチ24からの急速冷凍指令信号Sfの入力状態
を判断し(ステップA1)、非入力状態では積算タイマ
30からの除霜指令信号Sdの入力状態を判断する(ス
テップA2)。除霜指令信号Sdが入力されていない状
態、つまりコンプレッサ27の積算駆動時間が8時間に
達していない状態では、前回の除霜運転の開始後に3時
間が経過しているか否かを判断し(ステップA3)、
「YES」と判断したときには、前回の急速冷凍運転の
終了後に90分が経過しているか否かを判断する(ステ
ップA4)。また、ここで「YES」と判断したときに
は、室温検知回路23からの温度信号Srにより示され
る室温Trが13℃以下か否かを判断する(ステップA
3)。
【0026】Tr≦13℃の場合には、氷結防止ヒータ
18、19の各出力を定格出力の50%に設定し(ステ
ップA6)、Tr>13℃の場合には、氷結防止ヒータ
18、19の各出力を定格出力の30%に設定する(ス
テップA7)。これらステップA6、A7の何れかを実
行した後には、温度検知回路20からの温度信号Siに
より示される製氷皿12の温度Tiが、製氷完了温度で
ある−12.5℃以下か否かを判断し(ステップA
8)、Ti>−12.5℃の状態、つまり製氷皿12で
の製氷が完了していない状態では初期状態(ステップA
1)へ戻る。
【0027】また、前回の除霜運転の開始後に3時間が
経過していない状態(ステップA3で「NO」)、並び
に前回の急速冷凍運転の終了後に90分が経過していな
い状態(ステップA4で「NO」)には、氷結防止ヒー
タ18、19の各出力を最大出力である定格出力(10
0%出力)に設定し(ステップA9)、この後に前記ス
テップA8へ移行する。
【0028】急速冷凍スイッチ24から急速冷凍指令信
号Sfが入力されたとき(ステップA1で「YES」)
には、氷結防止ヒータ18、19を定格出力に設定し
(ステップA10)、この後にはコンプレッサ27及び
ファン装置28を強制運転させて冷凍室4、5の急速冷
凍運転を開始する(ステップA11)。
【0029】上記急速冷凍運転を開始した後には、冷却
運転用温度検知回路22からの信号に基づいて冷凍室
4、5内の温度が急速冷凍終了温度に達したか否かを判
断し(ステップA12)、急速冷凍終了温度に達してい
ない状態では前記判断ステップA8を実行する。また、
冷凍室4、5内の温度が急速冷凍終了温度に達したとき
には、コンプレッサ27及びファン装置28を運転停止
させて急速冷凍運転を停止させ(ステップA13)、こ
の後に前記判断ステップA4を実行する。
【0030】上述したようなステップA1〜A13の実
行状態で、積算タイマ30から除霜指令信号Sdが入力
されたとき(ステップA2で「YES」)には、前記急
速冷凍運転の実行中であるか否かを判断し(ステップA
14)、実行中であった場合には前記判断ステップA1
2を実行するが、急速冷凍運転が実行されていない場合
には、コンプレッサ27及びファン装置28の運転を停
止させた状態で除霜ヒータ26による除霜運転を実行し
(ルーチンA15)、この後に初期状態であるステップ
A1へ戻る。
【0031】一方、製氷皿12の温度Tiが−12.5
℃以下に下がったとき(ステップA8で「YES」)に
は、離氷フラグRFが「0」か否かを判断する(ステッ
プA16)。ここで、上記離氷フラグRFは、後述の説
明により明らかなように、製氷皿12の離氷動作が未終
了で且つ製氷皿12内に給水された状態で「0」とな
り、上記離氷動作の終了後に製氷皿12への給水が済ん
でいない状態で「1」となるものである。
【0032】離氷フラグRFが「0」であった場合に
は、製氷機本体14により離氷動作を行うと共に、離氷
フラグRFを「1」に変更し(ルーチンA17、ステッ
プA18)、この後に積算タイマ30からの除霜指令信
号Sdの入力状態を判断する(ステップA19)。ま
た、離氷フラグRFが「1」であった場合(ステップA
16で「NO」)には、ルーチンA17及びステップA
18をジャンプしてステップA19を実行する。
【0033】上記ステップA19の実行時点で、除霜指
令信号Sdが入力されていなかった場合には、給水タン
ク8のセット状態をタンクスイッチ13からの信号に基
づいて判断し(ステップA20)、給水タンク8が正し
くセットされていなかった場合には、給水ランプ25を
点灯させた状態を給水タンク8が正しくセットされるま
で継続する(ステップA21)。
【0034】給水タンク8が正しくセットされた状態で
は時間τaだけ待機し(ステップA22)、この後に図
2に示すように、氷結防止ヒータ18、19の各出力を
定格出力に設定する(ステップA23)。次いで、給水
ポンプ11を一定時間だけ駆動して製氷皿12へ給水す
ると共に、離氷フラグRFを「0」に変更し(ルーチン
A24、ステップA25)、この後に判断ステップA3
0以降の制御を実行する。
【0035】一方、前記ステップA19の実行時点で、
除霜指令信号Sdが入力されていた場合には、コンプレ
ッサ27及びファン装置28の運転を停止させた状態で
除霜ヒータ26による除霜運転を実行する(ルーチンA
26)。この後には、給水タンク8のセット状態をタン
クスイッチ13からの信号に基づいて判断し(ステップ
A27)、給水タンク8が正しくセットされていなかっ
た場合には、給水ランプ25を点灯させた状態を給水タ
ンク8が正しくセットされるまで継続する(ステップA
28)。
【0036】このとき給水タンク8が正しくセットされ
た状態では、時間τaだけ待機し(ステップA29)、
この後に図2に示す前記出力設定ステップA23、給水
動作ルーチンA24、フラグ変更ステップA25を順次
実行した後に、判断ステップA30以降の制御を実行す
る。
【0037】図2において、製氷皿12への給水動作終
了後に行われることになる判断ステップA30では、製
氷皿12の温度が−9.5℃以上か否かを判断する。こ
のとき、製氷皿12への給水が正常に行われた場合に
は、その温度Tiが上昇するが、給水タンク8内の水不
足などに起因して給水が正常に行われなかった場合に
は、製氷皿12の温度Tiは−9.5℃以上に上昇する
ことはない。
【0038】しかして、Ti≧−9.5℃となった場
合、つまり製氷皿12への給水が正常に行われた場合に
は、初期状態である図1のステップA1へ戻るが、Ti
<−9.5℃の状態時には、判断ステップA30を反復
して実行するループを作って所定時間τb(5〜6分程
度)だけ待機し(ステップA31)、その待機期間中に
Ti≧−9.5℃とならなかった場合には、これを製氷
皿12への給水動作に異常(給水タンク8が空になった
状態も含む)が発生したものとして、給水ランプ25を
点灯させる(ステップA32)。
【0039】斯かる点灯状態では、給水タンク8が再セ
ットされるまで若しくは製氷皿12の温度が−9.5℃
以上に上昇するまで待機する(ステップA33、A3
4)。そして、給水タンク8が再セットされた場合、若
しくはTi≧−9.5℃となった場合には、給水ランプ
25を消灯させ(ステップA35)、この後に初期状態
へ戻る。
【0040】尚、図1には示さなかったが、制御回路装
置21は、離氷動作ルーチンA17の実行時において、
前記貯氷量検知レバー16により図示しないリミットス
イッチがオンされていた場合には、離氷動作を行わずに
初期状態に戻る構成となっている。また、同じく図示し
なかったが、冷却器の除霜運転は、その除霜運転に応じ
て冷却器の温度が所定の除霜完了温度に上昇したときに
停止される構成となっている。
【0041】以上要するに、氷結防止ヒータ18、19
は、…予め定まった周期で行われる冷蔵庫制御動作で
あるところの冷却器の除霜運転が開始されてから3時間
が経過するまでの期間、…冷凍室4、5の急速冷凍運
転期間中及び当該急速冷凍運転の終了後に90分が経過
するまでの期間、…製氷皿12への給水動作期間、に
は最大出力である定格出力で発熱されると共に、この他
の期間には、室温Trの高低に応じて定格出力の30%
若しくは50%の何れかに出力低減されるようになる。
このため、氷結防止ヒータ18、19による氷結防止機
能が定期的に最大限に高められると共に、製氷皿12へ
の給水動作中或は冷凍室4、5の急速冷凍運転期間中の
ように、給水タンク8から製氷皿12に至る給水経路内
の水が氷結し易い状態時においても、氷結防止ヒータ1
8、19による氷結防止機能が最大限に高められること
になる。
【0042】また、上記〜の以外の期間において
は、氷結防止ヒータ18、19の出力を必要最小限に抑
制できるようになり、結果的に、それらヒータ18、1
9の発熱に起因した冷蔵庫の冷却効率の低下、並びに無
駄な電力消費を抑制できるようになる。しかも、斯かる
氷結防止ヒータ18、19の出力抑制機能は、室温の高
低もパラメータとして制御されるものであるから、無駄
な電力消費の抑制効果をより一層高め得るようになる。
【0043】尚、上記実施例において、除霜運転の開始
に先立ってコンプレッサ27及びファン装置28を所定
時間だけ強制運転するという所謂プリクール運転を行う
構成としても良く、このような構成を採用した場合に
は、前記の期間における氷結防止ヒータ18、19の
定格出力での発熱機能が、さらに有効なものとなる。ま
た、水受皿10、給水ポンプ11などにも氷結防止ヒー
タを設置する構成としても良い。
【0044】
【発明の効果】本発明によれば以上の説明によって明ら
かなように、予め定まった周期で行われる冷蔵庫制御動
作に同期した所定期間だけ、給水源から製氷皿に至る給
水経路に設けられた氷結防止ヒータを最大出力で発熱さ
せ、且つこの他の期間には上記氷結防止ヒータを出力低
減した状態で発熱させる構成としたので、上記給水経路
での氷結防止機能を、冷却効率の低下を来たすことな
く、しかも無駄な電力消費を抑制しながら確実に発揮で
きるという優れた効果を奏することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例の制御内容を示すフローチャ
ートその1
【図2】本発明の一実施例の制御内容を示すフローチャ
ートその2
【図3】電気的構成を示す機能ブロック図
【図4】要部の断面図
【図5】冷蔵庫の斜視図
【符号の説明】
図中、1は冷蔵室、2は冷蔵庫本体、3は製氷室、4、
5は冷凍室、6は野菜室、7は自動製氷機、8は給水タ
ンク、11は給水ポンプ、12は製氷皿、14は製氷機
本体、18は温度検知回路、18、19は氷結防止ヒー
タ、22は制御回路装置(制御手段)、23は室温検知
回路、27はコンプレッサ、28はファン装置、30は
積算タイマを示す。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 給水源から製氷皿に至る給水経路に氷結
    防止ヒータを備えて成る自動製氷機を内蔵した冷蔵庫に
    おいて、少なくとも予め定まった周期で行われる冷蔵庫
    制御動作に同期した所定期間だけ前記氷結防止ヒータを
    最大出力で発熱させ且つこの他の期間には上記氷結防止
    ヒータを出力低減した状態で発熱させる制御手段を設け
    たことを特徴とする冷蔵庫。
  2. 【請求項2】 冷蔵庫制御動作は、所定時間毎に行われ
    る冷却器の除霜動作であることを特徴とする請求項1記
    載の冷蔵庫。
JP15042092A 1992-06-10 1992-06-10 冷蔵庫 Pending JPH05340655A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007303797A (ja) * 2006-05-15 2007-11-22 Hitachi Appliances Inc 冷蔵庫

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007303797A (ja) * 2006-05-15 2007-11-22 Hitachi Appliances Inc 冷蔵庫

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