JPH05340375A - 冷媒ポンプ - Google Patents

冷媒ポンプ

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Publication number
JPH05340375A
JPH05340375A JP15321192A JP15321192A JPH05340375A JP H05340375 A JPH05340375 A JP H05340375A JP 15321192 A JP15321192 A JP 15321192A JP 15321192 A JP15321192 A JP 15321192A JP H05340375 A JPH05340375 A JP H05340375A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
pump
main body
refrigerant
pipe
discharge pipe
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP15321192A
Other languages
English (en)
Inventor
Ryoichi Koga
良一 古閑
Kunihiro Suga
邦弘 菅
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Matsushita Electric Industrial Co Ltd filed Critical Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority to JP15321192A priority Critical patent/JPH05340375A/ja
Publication of JPH05340375A publication Critical patent/JPH05340375A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Structures Of Non-Positive Displacement Pumps (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 本発明はサブマージ型の冷媒ポンプの振動を
低減するための固定に関するもので、ポンプ本体からの
振動を遮断しかつ確実にポンプ本体を固定することを目
的としたものである。 【構成】 ポンプ本体16の吐出管17を密閉容器15
に固定された比較的剛性の低い配管19でかしめ固定
し、さらにポンプ本体16と密閉容器15の間にポンプ
本体固定用の弾性部材20を配置し振動を効果的に吸収
する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は燃焼による冷媒加熱機能
を有する暖冷房機に用いられるサブマージ型の冷媒ポン
プの振動を低減するための固定構造に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】従来の燃焼による冷媒加熱機能を有する
暖冷房機の冷媒回路構成を図4を用いて説明する。全体
のシステムとしては一般の空調機の冷媒回路に、燃焼に
よる冷媒加熱部が挿入された構成を有する。40は室外
ユニット部を示し、圧縮機41より四方弁42を経て室
外熱交換器43よりキャピラリーチューブ44、電磁弁
45を経て、室内ユニット部46の室内熱交換器47よ
り電磁弁48、四方弁42より圧縮機41のアキューム
レータ49で一巡する冷房サイクルと加熱器50より逆
止弁51を経て室内ユニット部40の室内熱交換器47
より電磁弁52を経て冷媒ポンプ53に至る暖房サイク
ルにより構成される。
【0003】図5において、冷媒ポンプ53はサブマー
ジ型の構成をとり密閉容器54のなかに渦流型のポンプ
本体55が内蔵されている。ポンプ本体55は吐出管5
6が上方に吸入口57がポンプ本体55の下方にあり、
吐出管56は密閉容器54に固定された吐出部58のO
リング59に挿入され気密を保つ。ポンプ本体55は吸
入口57の前方にポンプ本体55と一体に固定されたフ
ィルター60で密閉容器54の底部と固定される。密閉
容器54には吸入管61がロー付けされ、密閉容器54
の上方に開口している。ポンプ本体55の電源端子62
にはハーメチックシール端子63からリード線64を介
して電力が供給される。
【0004】そして上記冷媒ポンプ53は吸入管61か
ら流入した冷媒を吸入口57よりポンプ本体55に吸い
込み、加圧して吐出管56より冷媒回路に吐出する。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記従来
の構成では、ポンプ本体55が渦流型などの速度型のポ
ンプ形式をとる場合には、所要の性能を発揮するために
は比較的高い回転数(例えば6000rpm)が必要で
あり、この時に発生する振動を遮断することが必要であ
った。冷媒ポンプ53に内蔵されたポンプ本体55が、
吐出部58のOリング59とポンプ本体55の吐出管5
6との結合部と、ポンプ本体55に一体に固定されたフ
ィルター60と密閉容器54との接合部で固定されてい
るため、ポンプ本体55の振動を直接密閉容器54に伝
えること、Oリングシール部の機械加工部のコストが高
く、またポンプ回転方向に対しての固定が不十分である
ことなどの課題があった。
【0006】本発明は上記課題を解決するもので、ポン
プ本体からの振動を遮断しかつ確実にポンプ本体を固定
することを目的としたものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は上記目的を達成
するためポンプ本体の吐出管を密閉容器に固定された配
管にかしめ固定し、さらにポンプ本体に密閉容器と弾性
的に当接する弾性部材を配置した構成としてある。
【0008】
【作用】本発明は上記構成によって、ポンプ本体の振動
が、ポンプ吐出管を保持する配管と、ポンプ本体と密閉
容器との間に設けた弾性を有する弾性部材で吸収され、
低騒音化が図れると共に商品運搬時の衝撃に対しても十
分に耐える構造となる。
【0009】
【実施例】以下本発明の実施例を図1〜図3を参照して
説明する。
【0010】全体のシステムとしては一般の空調機の冷
媒回路に、燃焼による冷媒加熱部が挿入された構成を有
する。1は室外ユニット部を示し、圧縮機2より四方弁
3を経て室外熱交換器4よりキャピラリーチューブ5、
電磁弁6を経て、室内ユニット部7の室内熱交換器8よ
り電磁弁9、四方弁3より圧縮機2のアキュームレータ
10で一巡する冷房サイクルと、加熱器11より逆止弁
12を経て室内ユニット部7の室内熱交換器8より電磁
弁13を経て冷媒ポンプ14に至る暖房サイクルにより
構成される。
【0011】冷媒ポンプ14はサブマージ型の構成をと
り密閉容器15のなかに渦流型のポンプ本体16が内蔵
されている。ポンプ本体16は吐出管17が上方に吸入
口18がポンプ本体16の下方にあり、吐出管17は密
閉容器15に固定された配管19(材質は銅などの軟質
金属)を一部拡管して挿入後かしめて固定し、気密を保
つ。ポンプ本体16は弾性を有する弾性部材20がポン
プ本体16に固定され、密閉容器15と弾性的に当接す
る。密閉容器15はポンプ本体16を納めるポンプ本体
16より少し直径の大きな収納部21と、配管19とフ
ィルター22を挿入した吸入管23と、ポンプ本体16
の電源端子24に電源を供給するハーメチックシール端
子25およびリード線26が存在する配管接続部27を
有し、配管接続部27は収納部21より直径の大きな構
成となる。
【0012】上記構成において動作を説明すると、冷房
運転時には電磁弁6と電磁弁9とはONとなり四方弁3
は圧縮機2から室外熱交換器4へと接続され、電磁弁1
3は閉止して冷房サイクルの冷媒回路を構成する。暖房
運転時には電磁弁6と電磁弁9とはOFFとなり、電磁
弁13はONとなり暖房サイクルの冷媒回路を構成す
る。冷媒ポンプ14は加熱器11の出力に対応した冷媒
循環量に制御される。加熱器11の出力が最大の時は冷
媒循環量も最大となり冷媒ポンプ14の回転数も最高と
なる。冷媒ポンプ14は渦流型のポンプ本体16を有す
るため、冷媒循環量が増加してくると、ポンプ回転数は
かなり上昇し、最高で6000rpm程度に達する。ポ
ンプ本体16からの振動および騒音は、吐出管17にか
しめて固定される配管19(材質は銅)の弾性により吸
収されるとともに、ポンプ本体16は弾性を有する弾性
部材20がポンプ本体16に固定され、密閉容器15と
弾性的に当接してポンプ本体16の振動を吸収する。
【0013】図3は他の実施例を示し、先の実施例のポ
ンプ本体16の吐出管17と配管19とのかしめ加工を
吐出管17と配管19との間に、樹脂フィルム(例えば
PTFEの熱収縮チューブなどが望ましい)の緩衝膜2
8を挿入して行うものである。
【0014】この実施例の構成によればポンプ本体16
からの振動および騒音は、吐出管17にかしめて固定さ
れる配管19(材質は銅)の弾性に加えて、緩衝膜28
の粘弾性効果により吸収されるという効果がある。さら
に、緩衝膜28により、吐出管17と配管19の密着性
が高まり冷媒の漏れを確実に防止することができる。
【0015】
【発明の効果】以上説明から明らかなように、本発明に
よれば下記の効果を有する。
【0016】(1)ポンプ本体の吐出管を密閉容器に固
定された配管でかしめ固定し、さらにポンプ本体に密閉
容器と弾性的に当接する弾性部材を配置した構成とした
ため、ポンプ本体の振動が、ポンプ吐出管を保持する配
管と、ポンプ本体と密閉容器との間に設けたポンプ本体
固定用の弾性を有する弾性部材で吸収され、低騒音化が
図れる。
【0017】(2)ポンプ本体の吐出管と配管との間
に、樹脂フィルムによる緩衝膜を挿入してかしめ固定す
ることにより、ポンプ本体の振動が緩衝膜の粘弾性効果
により吸収されるという効果がある。さらに、緩衝膜に
より吐出管と配管の密着性が高まり漏れを確実に防止す
ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例における冷媒ポンプの部分断
面図
【図2】上記冷媒ポンプの暖冷房システムの構成図
【図3】本発明の他の実施例における冷媒ポンプの要部
断面図
【図4】上記冷媒ポンプの暖冷房システムの構成図
【図5】従来の冷媒ポンプの部分断面図
【符号の説明】
16 ポンプ本体 17 吐出管 19 配管 20 弾性部材 28 緩衝膜

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】密閉容器内にポンプ本体を内蔵し、前記ポ
    ンプ本体の吐出管を前記密閉容器の上方に固定した配管
    にかしめ固定し、さらに前記ポンプ本体に前記密閉容器
    と弾性的に当接する弾性部材を固定した冷媒ポンプ。
  2. 【請求項2】ポンプ本体の吐出管に樹脂フィルムによる
    緩衝膜を形成し、この緩衝膜を有する吐出管を密閉容器
    の上方に固定した配管にかしめて固定した請求項1に記
    載の冷媒ポンプ。
JP15321192A 1992-06-12 1992-06-12 冷媒ポンプ Pending JPH05340375A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP15321192A JPH05340375A (ja) 1992-06-12 1992-06-12 冷媒ポンプ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP15321192A JPH05340375A (ja) 1992-06-12 1992-06-12 冷媒ポンプ

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH05340375A true JPH05340375A (ja) 1993-12-21

Family

ID=15557480

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP15321192A Pending JPH05340375A (ja) 1992-06-12 1992-06-12 冷媒ポンプ

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JP (1) JPH05340375A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US8303267B2 (en) 2007-09-13 2012-11-06 Fujitsu Limited Liquid cooling unit and electronic apparatus

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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US8303267B2 (en) 2007-09-13 2012-11-06 Fujitsu Limited Liquid cooling unit and electronic apparatus

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