JPH0533949A - 電気ストーブ - Google Patents
電気ストーブInfo
- Publication number
- JPH0533949A JPH0533949A JP18985191A JP18985191A JPH0533949A JP H0533949 A JPH0533949 A JP H0533949A JP 18985191 A JP18985191 A JP 18985191A JP 18985191 A JP18985191 A JP 18985191A JP H0533949 A JPH0533949 A JP H0533949A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- sheath
- heater
- sheathed heater
- electric stove
- insulator
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Resistance Heating (AREA)
- Electric Stoves And Ranges (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】耐久性、絶縁性および安全性の双方に優れる電
気ストーブを得る。 【構成】シーズヒータ1の両端18a,18bの封口部
が不完全封口のシーズヒータ1を、その両端部18a,
18bに碍子14a,14bを介して反射板2の両端部
を閉塞する仕切板21a,21bに取り付ける。上記シ
ーズヒータ1の両端部18a,18bと碍子14a,1
4bの間に、絶縁層13a,13bを形成する。
気ストーブを得る。 【構成】シーズヒータ1の両端18a,18bの封口部
が不完全封口のシーズヒータ1を、その両端部18a,
18bに碍子14a,14bを介して反射板2の両端部
を閉塞する仕切板21a,21bに取り付ける。上記シ
ーズヒータ1の両端部18a,18bと碍子14a,1
4bの間に、絶縁層13a,13bを形成する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、シーズヒータを採用
した電気ストーブに関するものである。
した電気ストーブに関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来の電気ストーブBは、図3に示すよ
うにケーシング3の一側面に形成された開口部31の後
方に、棒状のシーズヒータ6と、横断面が放物線形状の
反射板4とを備えている。そして、当該シーズヒータ6
の両端部68a,68bは、碍子64aを介して反射板
4の両端部を閉塞する仕切板41a,41bに取り付け
られている。
うにケーシング3の一側面に形成された開口部31の後
方に、棒状のシーズヒータ6と、横断面が放物線形状の
反射板4とを備えている。そして、当該シーズヒータ6
の両端部68a,68bは、碍子64aを介して反射板
4の両端部を閉塞する仕切板41a,41bに取り付け
られている。
【0003】上記シーズヒータ6は、管状のシース60
内部に発熱線61と、絶縁粉末材62を封入したもので
あり、シーズヒータ6の両端の封口部5a,5bは、低
融点ガラスまたは樹脂からなる栓65aによって封口さ
れ、碍子製の蓋66aによって、さらに塞がれている。
内部に発熱線61と、絶縁粉末材62を封入したもので
あり、シーズヒータ6の両端の封口部5a,5bは、低
融点ガラスまたは樹脂からなる栓65aによって封口さ
れ、碍子製の蓋66aによって、さらに塞がれている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記電
気ストーブBに使用されているシーズヒータ6には、耐
久性と絶縁性の両方を兼ね備えたものがない。このこと
は、シース60内部を封口している栓65aが低融点ガ
ラス製であるか、樹脂製であるかで異なる。つまり、上
記栓65aが低融点ガラス製であれば、シース60内部
を完全封口することができ、湿気等がシース60内部に
入らない。このため、シース60内部に封入されている
絶縁粉末材62が湿気等に侵されて、絶縁破壊されるこ
とがない。したがって、低融点ガラス製の栓65aを用
いて、シース60内部を完全封口したシーズヒータ6
は、絶縁性に優れたものとなる。
気ストーブBに使用されているシーズヒータ6には、耐
久性と絶縁性の両方を兼ね備えたものがない。このこと
は、シース60内部を封口している栓65aが低融点ガ
ラス製であるか、樹脂製であるかで異なる。つまり、上
記栓65aが低融点ガラス製であれば、シース60内部
を完全封口することができ、湿気等がシース60内部に
入らない。このため、シース60内部に封入されている
絶縁粉末材62が湿気等に侵されて、絶縁破壊されるこ
とがない。したがって、低融点ガラス製の栓65aを用
いて、シース60内部を完全封口したシーズヒータ6
は、絶縁性に優れたものとなる。
【0005】ところが、低融点ガラス製の栓65aでシ
ース内部を完全封口した場合、シース60内部の発熱線
61が高温に発熱して酸化反応を起こすことで、シース
60内部の空気が消費されて、シース60内部が負圧状
態になり、発熱線61の金属成分の蒸発が促進されて、
発熱線61が除々に痩せ細っていく。その結果、発熱線
61が断線しやすく、耐久性に劣るものとなる。
ース内部を完全封口した場合、シース60内部の発熱線
61が高温に発熱して酸化反応を起こすことで、シース
60内部の空気が消費されて、シース60内部が負圧状
態になり、発熱線61の金属成分の蒸発が促進されて、
発熱線61が除々に痩せ細っていく。その結果、発熱線
61が断線しやすく、耐久性に劣るものとなる。
【0006】一方、上記栓65aに樹脂製のものを用い
た場合、上記低融点ガラス製とは逆に、シース60内部
は、不完全封口となる。したがって、シーズヒータ6
は、シース60内部の絶縁粉末材62が湿気等に侵され
て絶縁破壊されやすく、絶縁性に劣るものとなるが、シ
ース60内部に空気が供給されるので発熱線61が痩せ
細って断線するおそれがなく、耐久性に優れたものとな
る。そして、上記樹脂製の栓65aを用いたシーズヒー
タ6を、電気ストーブBに使用する場合、シーズヒータ
6の両端部68a,68bが碍子64a,64bを介し
て反射板4の仕切板41a,41bに取り付けられるの
で、耐久性と絶縁性の両方を確保できる。
た場合、上記低融点ガラス製とは逆に、シース60内部
は、不完全封口となる。したがって、シーズヒータ6
は、シース60内部の絶縁粉末材62が湿気等に侵され
て絶縁破壊されやすく、絶縁性に劣るものとなるが、シ
ース60内部に空気が供給されるので発熱線61が痩せ
細って断線するおそれがなく、耐久性に優れたものとな
る。そして、上記樹脂製の栓65aを用いたシーズヒー
タ6を、電気ストーブBに使用する場合、シーズヒータ
6の両端部68a,68bが碍子64a,64bを介し
て反射板4の仕切板41a,41bに取り付けられるの
で、耐久性と絶縁性の両方を確保できる。
【0007】しかし、上記電気ストーブBが、例えば転
倒して、上記碍子64a,64bが破損した場合には、
絶縁性を損なうことになり、安全性に欠けることにな
る。そこで、この考案は、シーズヒータの耐久性を損な
わず、絶縁性、安全性の双方に優れる電気ストーブを提
供することを目的とする。
倒して、上記碍子64a,64bが破損した場合には、
絶縁性を損なうことになり、安全性に欠けることにな
る。そこで、この考案は、シーズヒータの耐久性を損な
わず、絶縁性、安全性の双方に優れる電気ストーブを提
供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
の、この発明の電気ストーブは、シーズヒータの両端部
を、碍子を介して反射板の両端部を閉塞する仕切板に取
り付けた電気ストーブにおいて、上記シーズヒータの両
端の封口部を不完全封口とし、このシーズヒータの両端
部と碍子との間に絶縁層を形成していることを特徴とす
るものである。
の、この発明の電気ストーブは、シーズヒータの両端部
を、碍子を介して反射板の両端部を閉塞する仕切板に取
り付けた電気ストーブにおいて、上記シーズヒータの両
端の封口部を不完全封口とし、このシーズヒータの両端
部と碍子との間に絶縁層を形成していることを特徴とす
るものである。
【0009】
【作用】上記の構成によれば、シーズヒータの両端の封
口部を不完全封口としているので、シーズヒータの耐久
性を確保することができる。また、シーズヒータの両端
部と碍子との間に、絶縁層を形成しているので、碍子が
破損した場合でも良好な絶縁性を確保することができ
る。
口部を不完全封口としているので、シーズヒータの耐久
性を確保することができる。また、シーズヒータの両端
部と碍子との間に、絶縁層を形成しているので、碍子が
破損した場合でも良好な絶縁性を確保することができ
る。
【0010】
【実施例】以下、この発明の実施例を示す添付図面を参
照しながら説明する。図1は、この発明の一実施例の電
気ストーブAの斜視図を示す。図に示す電気ストーブA
は、立方体形状のケーシング8の一側面に、長方形形状
の開口部81を設け、この開口部81を臨むように、横
断面が放物線形状の反射板2と、シーズヒータ1とを配
置している。
照しながら説明する。図1は、この発明の一実施例の電
気ストーブAの斜視図を示す。図に示す電気ストーブA
は、立方体形状のケーシング8の一側面に、長方形形状
の開口部81を設け、この開口部81を臨むように、横
断面が放物線形状の反射板2と、シーズヒータ1とを配
置している。
【0011】上記シーズヒータ1は、その両端部18
a,18bを、碍子14a,14bを介して反射板2の
両端部を閉塞する仕切板21a,21bに取り付けてい
る。上記シーズヒータ1の両端部18a,18bと、碍
子14a,14bとの間には、絶縁層13a,13bが
形成されている。当該絶縁層13a,13bは、例えば
フッ素ゴム、ガラス繊維、セラッミクス等を素材とする
筒体で構成されている。
a,18bを、碍子14a,14bを介して反射板2の
両端部を閉塞する仕切板21a,21bに取り付けてい
る。上記シーズヒータ1の両端部18a,18bと、碍
子14a,14bとの間には、絶縁層13a,13bが
形成されている。当該絶縁層13a,13bは、例えば
フッ素ゴム、ガラス繊維、セラッミクス等を素材とする
筒体で構成されている。
【0012】図2は、上記シーズヒータ1の端部18a
周辺の断面図を示す。図に示すシーズヒータ1は、金属
製の管状のシース10内部に、螺旋状に形成された発熱
線11を配置し、絶縁粉末材12を充填したものであ
る。そして、シーズヒータ1の封口部3aには、フッ素
樹脂等の栓15aでシース10内部を不完全に封口して
いる。さらに、栓15aの外側は、碍子製の蓋16aで
塞がれている。なお、電極棒17aは、発熱線11と連
結している。
周辺の断面図を示す。図に示すシーズヒータ1は、金属
製の管状のシース10内部に、螺旋状に形成された発熱
線11を配置し、絶縁粉末材12を充填したものであ
る。そして、シーズヒータ1の封口部3aには、フッ素
樹脂等の栓15aでシース10内部を不完全に封口して
いる。さらに、栓15aの外側は、碍子製の蓋16aで
塞がれている。なお、電極棒17aは、発熱線11と連
結している。
【0013】以上の構成によれば、シーズヒータ1の両
端の封口部3a,3bを不完全封口としているので、発
熱線11が断線し難くシーズヒータ1の耐久性を確保す
ることができる。また、仮に、電気ストーブAが転倒し
て、碍子14a,14bが破損しても、シーズヒータ1
の両端部18a,18bと碍子14a,14bとの間
に、絶縁層13a,13bが形成されているので、シー
ズヒータ1の絶縁性が保たれ、安全性に優れたものとな
る。
端の封口部3a,3bを不完全封口としているので、発
熱線11が断線し難くシーズヒータ1の耐久性を確保す
ることができる。また、仮に、電気ストーブAが転倒し
て、碍子14a,14bが破損しても、シーズヒータ1
の両端部18a,18bと碍子14a,14bとの間
に、絶縁層13a,13bが形成されているので、シー
ズヒータ1の絶縁性が保たれ、安全性に優れたものとな
る。
【0014】なお、上記絶縁層13a,13bは、ガラ
ス繊維等の筒体で構成としているが、絶縁性に優れるホ
ーロー等の無機物質や樹脂等の有機物質を、シーズヒー
タ1の両端部18a,18bにコーティングを施して形
成してもよい。その他、この発明の要旨を変更しない範
囲で種々の設計変更を施すことが可能である。
ス繊維等の筒体で構成としているが、絶縁性に優れるホ
ーロー等の無機物質や樹脂等の有機物質を、シーズヒー
タ1の両端部18a,18bにコーティングを施して形
成してもよい。その他、この発明の要旨を変更しない範
囲で種々の設計変更を施すことが可能である。
【0015】
【発明の効果】以上のように、この発明の電気ストーブ
は、シーズヒータの両端の封口部を不完全封口としてい
るので、シーズヒータの発熱線が断線し難いものとな
る。また、仮に、電気ストーブが転倒して、碍子が破損
しても、シーズヒータの両端部と碍子との間に形成され
た絶縁層によって、絶縁性が保たれる。
は、シーズヒータの両端の封口部を不完全封口としてい
るので、シーズヒータの発熱線が断線し難いものとな
る。また、仮に、電気ストーブが転倒して、碍子が破損
しても、シーズヒータの両端部と碍子との間に形成され
た絶縁層によって、絶縁性が保たれる。
【0016】したがって、シーズヒータの耐久性と絶縁
性の双方に優れた電気ストーブを提供することができ
る。
性の双方に優れた電気ストーブを提供することができ
る。
【図1】この発明の一実施例の電気ストーブの斜視図で
ある。
ある。
【図2】シーズヒータの端部周辺の断面図である。
【図3】従来の電気ストーブの縦断面図である。
1 シーズヒータ 13a,13b 絶縁層 14a,14b 碍子 18a,18b 端部 2 反射板 21a,21b 仕切板 3a 封口部 A 電気ストーブ
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 【請求項1】シーズヒータの両端部を、碍子を介して反
射板の両端部を閉塞する仕切板に取り付けた電気ストー
ブにおいて、 上記シーズヒータの両端の封口部を不完全封口とし、こ
のシーズヒータの両端部と碍子との間に絶縁層を形成し
ていることを特徴とする電気ストーブ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP18985191A JPH0533949A (ja) | 1991-07-30 | 1991-07-30 | 電気ストーブ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP18985191A JPH0533949A (ja) | 1991-07-30 | 1991-07-30 | 電気ストーブ |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0533949A true JPH0533949A (ja) | 1993-02-09 |
Family
ID=16248253
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP18985191A Pending JPH0533949A (ja) | 1991-07-30 | 1991-07-30 | 電気ストーブ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0533949A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100965396B1 (ko) * | 2008-06-23 | 2010-06-24 | 로인테크(주) | 전기히터를 이용한 히팅 장치 |
CN104764076A (zh) * | 2015-04-02 | 2015-07-08 | 张保忠 | 导风反射屏电暖炉 |
CN106409449A (zh) * | 2015-06-04 | 2017-02-15 | 珍巴多工业股份有限公司 | 电加热器具 |
-
1991
- 1991-07-30 JP JP18985191A patent/JPH0533949A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100965396B1 (ko) * | 2008-06-23 | 2010-06-24 | 로인테크(주) | 전기히터를 이용한 히팅 장치 |
CN104764076A (zh) * | 2015-04-02 | 2015-07-08 | 张保忠 | 导风反射屏电暖炉 |
CN106409449A (zh) * | 2015-06-04 | 2017-02-15 | 珍巴多工业股份有限公司 | 电加热器具 |
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