JPH01318810A - 内燃機関用グロープラグ - Google Patents
内燃機関用グロープラグInfo
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- JPH01318810A JPH01318810A JP1086685A JP8668589A JPH01318810A JP H01318810 A JPH01318810 A JP H01318810A JP 1086685 A JP1086685 A JP 1086685A JP 8668589 A JP8668589 A JP 8668589A JP H01318810 A JPH01318810 A JP H01318810A
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- cylindrical sheath
- glow plug
- powder
- electrical
- sheath
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- MCMNRKCIXSYSNV-UHFFFAOYSA-N ZrO2 Inorganic materials O=[Zr]=O MCMNRKCIXSYSNV-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 2
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Classifications
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F02—COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
- F02P—IGNITION, OTHER THAN COMPRESSION IGNITION, FOR INTERNAL-COMBUSTION ENGINES; TESTING OF IGNITION TIMING IN COMPRESSION-IGNITION ENGINES
- F02P19/00—Incandescent ignition, e.g. during starting of internal combustion engines; Combination of incandescent and spark ignition
- F02P19/02—Incandescent ignition, e.g. during starting of internal combustion engines; Combination of incandescent and spark ignition electric, e.g. layout of circuits of apparatus having glowing plugs
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F23—COMBUSTION APPARATUS; COMBUSTION PROCESSES
- F23Q—IGNITION; EXTINGUISHING-DEVICES
- F23Q7/00—Incandescent ignition; Igniters using electrically-produced heat, e.g. lighters for cigarettes; Electrically-heated glowing plugs
- F23Q7/001—Glowing plugs for internal-combustion engines
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Combustion & Propulsion (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Resistance Heating (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
本発明は、軸方向に延びた孔を備えた外側シェルと、導
電性の筒状シースで、第1部分が前記孔内に位置し、第
2部分が自由端で閉じられると共に、外側シェルから外
へ突き出た筒状シースと、さらに筒状シース内に位置し
、一端が電極に、また他端が筒状シースの閉じた自由端
にそれぞれ電気接続された少なくとも1つの電気抵抗と
を有する内燃機関用グロープラグに関する。
電性の筒状シースで、第1部分が前記孔内に位置し、第
2部分が自由端で閉じられると共に、外側シェルから外
へ突き出た筒状シースと、さらに筒状シース内に位置し
、一端が電極に、また他端が筒状シースの閉じた自由端
にそれぞれ電気接続された少なくとも1つの電気抵抗と
を有する内燃機関用グロープラグに関する。
(従来の技術)
この種のグロープラグは当該分野で周知であり、また前
記の1つまたは複数の電気抵抗が一般に電気絶縁性の粉
末中に埋設され、筒状シースの閉じた自由端への電気接
続を除き、電気抵抗を内部に含んでいる筒状シースから
電気的に絶縁されるようになされていることも、当業者
にとっては周知である。
記の1つまたは複数の電気抵抗が一般に電気絶縁性の粉
末中に埋設され、筒状シースの閉じた自由端への電気接
続を除き、電気抵抗を内部に含んでいる筒状シースから
電気的に絶縁されるようになされていることも、当業者
にとっては周知である。
さらに、1つだけの電気抵抗を用いたグロープラグでは
、その電気抵抗が正の温度係数特性(PTC特性)を有
しており、また直列に接続された2つの電気抵抗を用い
たグロープラグでは、グロープラグの電極に接続された
電気抵抗の方が筒状シースの閉じた自由端に接続された
電気抵抗よりも高いPTC特性を有することも周知であ
る。
、その電気抵抗が正の温度係数特性(PTC特性)を有
しており、また直列に接続された2つの電気抵抗を用い
たグロープラグでは、グロープラグの電極に接続された
電気抵抗の方が筒状シースの閉じた自由端に接続された
電気抵抗よりも高いPTC特性を有することも周知であ
る。
前記したような1つだけの電気抵抗を用いた従来のグロ
ープラグは、例えば米国特許第4,477.717号及
び第4.639,712号に開示されており、一方2つ
の電気抵抗を用いた従来のグロープラグは、例えば米国
特許第4,423.309号及び第4.582,980
号に開示されている。
ープラグは、例えば米国特許第4,477.717号及
び第4.639,712号に開示されており、一方2つ
の電気抵抗を用いた従来のグロープラグは、例えば米国
特許第4,423.309号及び第4.582,980
号に開示されている。
これら4つの米国特許及びその他一般の従来技術におい
ては、筒状シース内に配置された1つまたは複数の電気
抵抗が電気絶縁性のただ一つの粉末中(この粉末は数種
類の異なる材料で構成し得るものではあるカリに完全に
埋設されている。粉末は優れた電気絶縁性を持つだけで
なく、優れた熱伝導特性も有する。
ては、筒状シース内に配置された1つまたは複数の電気
抵抗が電気絶縁性のただ一つの粉末中(この粉末は数種
類の異なる材料で構成し得るものではあるカリに完全に
埋設されている。粉末は優れた電気絶縁性を持つだけで
なく、優れた熱伝導特性も有する。
従来技術で使われている粉末の優れた熱伝導特性は、1
つまたは複数の電気抵抗によって生じた熱を、グロープ
ラグの筒状シースの前記第2部分へと迅速に伝達するの
に必要とされている。
つまたは複数の電気抵抗によって生じた熱を、グロープ
ラグの筒状シースの前記第2部分へと迅速に伝達するの
に必要とされている。
しかし、一種類の粉末の使用では、最新のエンジン用の
グロープラグが持たねばならない主要特性の1つ、すな
わちグロープラグの筒状シースの閉じた自由端部の温度
の迅速な上昇を最適化することができない。
グロープラグが持たねばならない主要特性の1つ、すな
わちグロープラグの筒状シースの閉じた自由端部の温度
の迅速な上昇を最適化することができない。
(発明が解決しようとする課題)
従って本発明の目的は、グロープラグの筒状シースの閉
じた自由端部の温度上昇が最適化されるような内燃機関
用グロープラグを提供することにある。
じた自由端部の温度上昇が最適化されるような内燃機関
用グロープラグを提供することにある。
(課題を解決するための手段)
上記の目的を達成するため、本発明によるグロープラグ
は、筒状シースのうちその閉じた自由端に最も近い部分
が、優れた熱伝導特性を有する第1の粉末で満され、筒
状シースのうち電極に最も近い部分が、優れた熱絶縁特
性を有する第2の粉末で満たされていることを実質上特
徴とする。
は、筒状シースのうちその閉じた自由端に最も近い部分
が、優れた熱伝導特性を有する第1の粉末で満され、筒
状シースのうち電極に最も近い部分が、優れた熱絶縁特
性を有する第2の粉末で満たされていることを実質上特
徴とする。
本発明によるグロープラグの更なる特徴として、例えば
ニ ー 第1の粉末が酸化マグネシウム(MgO)で、第2
の粉末が安定化二酸化ジルコニウム(ZrOx)であり
、また − 1つまたは複数の電気抵抗がラセン状巻線である。
ニ ー 第1の粉末が酸化マグネシウム(MgO)で、第2
の粉末が安定化二酸化ジルコニウム(ZrOx)であり
、また − 1つまたは複数の電気抵抗がラセン状巻線である。
本発明によるグロープラグの筒状シース内の二種の粉末
間の分離面の位置は、グロープラグの全体的構造、すな
わち筒状シース内における1つまたは複数の電気抵抗の
位置、及び1つまたは2つどちらの電気抵抗を用いるか
に依存する。
間の分離面の位置は、グロープラグの全体的構造、すな
わち筒状シース内における1つまたは複数の電気抵抗の
位置、及び1つまたは2つどちらの電気抵抗を用いるか
に依存する。
1つの電気抵抗が用いられる場合には、二種の粉末間の
分離面は筒状シースの第2部分内または筒状シースの第
1部分内どちらにも位置し得る。
分離面は筒状シースの第2部分内または筒状シースの第
1部分内どちらにも位置し得る。
直列に接続された2つの電気抵抗が用いられる場合、二
種の粉末間の分離面は2つの抵抗間の接続点を主に通る
。
種の粉末間の分離面は2つの抵抗間の接続点を主に通る
。
特定の実施例においては、直列に接続された2つの電気
抵抗の間に、導電性の分離要素を設けることができる。
抵抗の間に、導電性の分離要素を設けることができる。
この場合、二種の粉末間の分離面は分離要素の幾何的中
心を実質主通る。
心を実質主通る。
本発明は、添付の図面を参照しながら以下の説明を読む
ことによってより明瞭に理解されよう。
ことによってより明瞭に理解されよう。
(実施例)
第1〜6図に示した本発明によるグロープラグの6つの
実施例は全て、外側シェルl、電極2(または2a)、
及びシェル1の軸孔内に部分的に位置しく第1部分3b
)、またシェルlから部分的に突出した(第2部分3a
)細長い導電性の筒状シース3を有する。
実施例は全て、外側シェルl、電極2(または2a)、
及びシェル1の軸孔内に部分的に位置しく第1部分3b
)、またシェルlから部分的に突出した(第2部分3a
)細長い導電性の筒状シース3を有する。
実施例に応じて、1つまたは2つの電気抵抗(4,5,
6,7等)が、前記導電性の筒状シース3内に配置され
ている。2つの電気抵抗が設けられる実施例(第3〜6
図)では、それらの抵抗が直列に接続される。
6,7等)が、前記導電性の筒状シース3内に配置され
ている。2つの電気抵抗が設けられる実施例(第3〜6
図)では、それらの抵抗が直列に接続される。
本発明の6つの実施例の各々で、筒状シース3の第2部
分3aはその自由端3Cで閉じられ、また筒状シース3
は第1の粉末14と第2の粉末15で満たされている。
分3aはその自由端3Cで閉じられ、また筒状シース3
は第1の粉末14と第2の粉末15で満たされている。
シェル1の軸孔内に位置した筒状シース3の開放端部3
dは、適切なシール16によって密封されている。
dは、適切なシール16によって密封されている。
前記の粉末14.15は共に優れた電気絶縁特性を持つ
ほか、第1の粉末14は優れた熱伝導特性を有し、また
第2の粉末15は優れた熱絶縁特性を有する。前述した
ように、粉末14は例えばMgO、粉末15は例えばZ
rO2とそれぞれし得る。
ほか、第1の粉末14は優れた熱伝導特性を有し、また
第2の粉末15は優れた熱絶縁特性を有する。前述した
ように、粉末14は例えばMgO、粉末15は例えばZ
rO2とそれぞれし得る。
本発明によるグロープラグの6つの実施例全てにおいて
、電流は電極2(または2a)から1つまたは複数の電
気抵抗(4,5,6,7等)を通った後、筒状シース3
を経てシェル1 (アース)に戻る。このため、1つま
たは複数の電気抵抗(4,5,6,7等)は参照番号4
b、5b。
、電流は電極2(または2a)から1つまたは複数の電
気抵抗(4,5,6,7等)を通った後、筒状シース3
を経てシェル1 (アース)に戻る。このため、1つま
たは複数の電気抵抗(4,5,6,7等)は参照番号4
b、5b。
6b、7b等の箇所で電極2(または2a)に、また参
照番号4a、5a、6a等の箇所で筒状シース3の閉じ
た自由端3Cにそれぞれ電気的に接続されている。
照番号4a、5a、6a等の箇所で筒状シース3の閉じ
た自由端3Cにそれぞれ電気的に接続されている。
第1図の実施例は1つの電気抵抗4を有し、二種の粉末
14.15間の分離面が筒状シース3の第2部分3a内
に位置する。
14.15間の分離面が筒状シース3の第2部分3a内
に位置する。
第2図の実施例も1つの電気抵抗5を有するが、二種の
粉末14.15間の分離面は、筒状シース3の第2部分
3aがシェル1から突き出たその平面内に位置する。
粉末14.15間の分離面は、筒状シース3の第2部分
3aがシェル1から突き出たその平面内に位置する。
第3図の実施例は、筒状シース3の第2部分3a内に位
置し、直列に接続された2つの電気抵抗6.7を有し、
二種の粉末14.15間の分離面が、2つの抵抗6.7
間の接続点7aを通っている。
置し、直列に接続された2つの電気抵抗6.7を有し、
二種の粉末14.15間の分離面が、2つの抵抗6.7
間の接続点7aを通っている。
第4図の実施例は、筒状シース3の第1部分3b内に全
体的に位置した第1の電気抵抗9と、筒状シース3の第
2部分3a内に全体的に位置した第2の電気抵抗8とを
有する。そして二種の粉末14.15間の分離面が、筒
状シース3の第2部分3aがシェル1から突き出たその
平面内に位置する。
体的に位置した第1の電気抵抗9と、筒状シース3の第
2部分3a内に全体的に位置した第2の電気抵抗8とを
有する。そして二種の粉末14.15間の分離面が、筒
状シース3の第2部分3aがシェル1から突き出たその
平面内に位置する。
第5図の実施例は、直列に接続された2つの電気抵抗1
0.11を有し、第1の電気抵抗11が筒状シース3の
第1部分3b内と筒状シース3の第2部分3a内にそれ
ぞれ部分的に位置し、また第2の電気抵抗10が筒状シ
ース3の第2部分3a内に全体的に位置する。そして二
種の粉末14.15間の分離面が、2つの抵抗10.1
1間の接続点11aを通っている。
0.11を有し、第1の電気抵抗11が筒状シース3の
第1部分3b内と筒状シース3の第2部分3a内にそれ
ぞれ部分的に位置し、また第2の電気抵抗10が筒状シ
ース3の第2部分3a内に全体的に位置する。そして二
種の粉末14.15間の分離面が、2つの抵抗10.1
1間の接続点11aを通っている。
第6図の実施例は、直列に接続された2つの電気抵抗1
2.13を有し、第1の電気抵抗13が筒状シース3の
第1部分3b内と筒状シース3の第2部分3a内にそれ
ぞれ部分的に位置し、また第2の電気抵抗12が筒状シ
ース3の第2部分3a内に全体的に位置する。さらに、
導電性の分離要素17が2つの抵抗12.13間に位置
し、二種の粉末14.15間の分離面が分離要素17の
幾何的中心を実質上通っている。
2.13を有し、第1の電気抵抗13が筒状シース3の
第1部分3b内と筒状シース3の第2部分3a内にそれ
ぞれ部分的に位置し、また第2の電気抵抗12が筒状シ
ース3の第2部分3a内に全体的に位置する。さらに、
導電性の分離要素17が2つの抵抗12.13間に位置
し、二種の粉末14.15間の分離面が分離要素17の
幾何的中心を実質上通っている。
第6図において、分離要素17は細長い管であり、電気
抵抗13は筒状シース3の第1部分3b内に全体的に配
置させてもよいことに留意されたい。
抵抗13は筒状シース3の第1部分3b内に全体的に配
置させてもよいことに留意されたい。
前述したように、同様な従来のグロープラグでは、プラ
グの筒状シース内が一種類の電気絶縁性粉末で満たされ
ており、この粉末は、1つの電気抵抗の熱あるいは2つ
の電気抵抗の一方の熱を筒状シースの閉じた自由端部へ
と迅速に伝達しなければならないため、優れた熱伝導特
性も有さなければならない。
グの筒状シース内が一種類の電気絶縁性粉末で満たされ
ており、この粉末は、1つの電気抵抗の熱あるいは2つ
の電気抵抗の一方の熱を筒状シースの閉じた自由端部へ
と迅速に伝達しなければならないため、優れた熱伝導特
性も有さなければならない。
(優れた熱伝導特性を有する)一種類だけの粉末を使う
と、1つまたは複数の電気抵抗によって生じた熱のかな
りの部分が、プラグのシェル及びエンジンの本体を通じ
て消失されるという結果を招く。
と、1つまたは複数の電気抵抗によって生じた熱のかな
りの部分が、プラグのシェル及びエンジンの本体を通じ
て消失されるという結果を招く。
事実1つの電気抵抗を備えた従来のほとんどのグロープ
ラグ(第2図の構造と類似)では、電気抵抗のかなりの
部分がプラグのシェル内に位置し、また2つの電気抵抗
を備えた従来のほとんどのグロープラグ(第4〜6図の
構造と類似)では、2つの電気抵抗の一方がプラグのシ
ェル内に全体的に、または少なくとも部分的に位置して
いる。
ラグ(第2図の構造と類似)では、電気抵抗のかなりの
部分がプラグのシェル内に位置し、また2つの電気抵抗
を備えた従来のほとんどのグロープラグ(第4〜6図の
構造と類似)では、2つの電気抵抗の一方がプラグのシ
ェル内に全体的に、または少なくとも部分的に位置して
いる。
これに対し本発明によるグロープラグでは、優れた熱絶
縁特性を持つ第2の粉末15を用いたことで、1つまた
は複数の電気抵抗によって生じた熱の、前記したような
無用な消失を実質上防止している。事実、1つの電気抵
抗4.5の場合には、その抵抗のかなりの部分が熱絶縁
性粉末15内に埋設されており、また2つの電気抵抗の
場合(第3〜6図)には、一方の抵抗が全体的に熱絶縁
性粉末15内に埋設されている。
縁特性を持つ第2の粉末15を用いたことで、1つまた
は複数の電気抵抗によって生じた熱の、前記したような
無用な消失を実質上防止している。事実、1つの電気抵
抗4.5の場合には、その抵抗のかなりの部分が熱絶縁
性粉末15内に埋設されており、また2つの電気抵抗の
場合(第3〜6図)には、一方の抵抗が全体的に熱絶縁
性粉末15内に埋設されている。
1つの電気抵抗(4,5)の一部によって、あるいは2
つの電気抵抗の一方(9,11,13)によって発生さ
れた熱は無駄に消失されず、その熱が本発明によるグロ
ープラグの抵抗の迅速加熱に寄与する。
つの電気抵抗の一方(9,11,13)によって発生さ
れた熱は無駄に消失されず、その熱が本発明によるグロ
ープラグの抵抗の迅速加熱に寄与する。
言い換えれば、1つの電気抵抗を備えたグロープラグで
は、その電気抵抗(4,5)がPTC特性を有するので
、本発明によるプラグの最終的な加熱温度と自己安定効
果が、一種類だけの粉末を備えた従来のグロープラグに
おいてよりも迅速に得られる。
は、その電気抵抗(4,5)がPTC特性を有するので
、本発明によるプラグの最終的な加熱温度と自己安定効
果が、一種類だけの粉末を備えた従来のグロープラグに
おいてよりも迅速に得られる。
同様のことが、直列に接続された2つの電気抵抗を備え
るグロープラグについても言える。つまり、熱絶縁性粉
末15内に全体的に埋設された電気抵抗(9,11,1
3)の方が、粉末14、すなわち優れた熱伝導特性を持
つ粉末内に埋設された電気抵抗(8,1O112)より
も高いPTC特性を有するふらである。
るグロープラグについても言える。つまり、熱絶縁性粉
末15内に全体的に埋設された電気抵抗(9,11,1
3)の方が、粉末14、すなわち優れた熱伝導特性を持
つ粉末内に埋設された電気抵抗(8,1O112)より
も高いPTC特性を有するふらである。
尚、第1図において、電気抵抗4のうち熱絶縁性粉末1
5内に埋設されたた部分はシェルl外に位置しており、
また第3図において、熱絶縁性粉末15内に埋設された
電気抵抗7もシェル1外に位置していることに留意され
た(−0 しかしこれら2つの特別の構成も、本発明によるグロー
プラグの前記した結果を、その基本原理において変更す
るものでない、いなわち、異なる熱伝導特性を有するる
二種類の粉末の使用が、従来のグロープラグよりも、プ
ラグのより迅速な加熱を可能とし、また動作温度に達し
たときプラグはより迅速に自己安定化する。
5内に埋設されたた部分はシェルl外に位置しており、
また第3図において、熱絶縁性粉末15内に埋設された
電気抵抗7もシェル1外に位置していることに留意され
た(−0 しかしこれら2つの特別の構成も、本発明によるグロー
プラグの前記した結果を、その基本原理において変更す
るものでない、いなわち、異なる熱伝導特性を有するる
二種類の粉末の使用が、従来のグロープラグよりも、プ
ラグのより迅速な加熱を可能とし、また動作温度に達し
たときプラグはより迅速に自己安定化する。
第1〜6図は本発明の第1、第2、第3、第4、第5及
び第6実施例によるグロープラグの軸方向断面図である
。 1・・・・・・外側シェル、2;2a・・・・・・電極
、3・・・・・・筒状シース、3a・・・・・・第2部
分、3b・・・・・・第1部分、3c・・・・・・閉じ
た自由端、4.5;6.7;8゜9 ; 10. 11
; 12. 13−−−・・−電気抵抗、7a;11
a・・・・・・抵抗量接続点、14.15・・・・・・
第1.2粉末、17・・・・・・分離要素。
び第6実施例によるグロープラグの軸方向断面図である
。 1・・・・・・外側シェル、2;2a・・・・・・電極
、3・・・・・・筒状シース、3a・・・・・・第2部
分、3b・・・・・・第1部分、3c・・・・・・閉じ
た自由端、4.5;6.7;8゜9 ; 10. 11
; 12. 13−−−・・−電気抵抗、7a;11
a・・・・・・抵抗量接続点、14.15・・・・・・
第1.2粉末、17・・・・・・分離要素。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1)軸方向に延びた孔を備えた外側シェル(1)と、導
電性の筒状シース(3)で、第1部分(3b)が前記孔
内に位置し、第2部分(3a)が自由端(3c)で閉じ
られると共に、前記外側シェル(1)から外へ突き出た
筒状シースと、さらに前記筒状シース(3)内に位置し
、一端が電極(2、2a)に、また他端が筒状シース(
3)の閉じた自由端(3c)にそれぞれ電気接続された
少なくとも1つの電気抵抗(4、5、6、7、8、9、
10、11、12、13)を有する内燃機関用グロープ
ラグにおいて、前記筒状シース(3)のうちその閉じた
自由端に最も近い部分が、優れた熱伝導特性を有する第
1の粉末(14)で満たされ、前記筒状シース(3)の
うち前記電極(2、2a)に最も近い部分が、優れた熱
絶縁特性を有する第2の粉末(15)で満たされている
ことを特徴とするグロープラグ。 (2)前記第1の粉末(14)がMgOで、前記第2の
粉末(15)が安定化したZrO_2であることを特徴
とする請求項(1)記載のグロープラグ。(3)1つの
電気抵抗(4)を有するものにおいて、二種の粉末(1
4、15)間の分離面が前記筒状シース(3)の第2部
分(3a)内に位置することを特徴とする請求項(1)
記載のグロープラグ。 (4)1つの電気抵抗(5)を有するものにおいて、二
種の粉末(14、15)間の分離面が前記筒状シース(
3)の第1部分(3b)内に位置することを特徴とする
請求項(1)記載のグロープラグ。 (5)前記筒状シース(3)の第2部分(3a)内に位
置し、直列に接続された2つの電気抵抗(6、7)を有
するものにおいて、二種の粉末(14、15)間の分離
面が前記2つの抵抗(6、7)間の接続点(7a)を通
っていることを特徴とする請求項(1)記載のグロープ
ラグ。(6)前記筒状シース(3)の第1部分(3b)
内に全体的に位置した第1の電気抵抗(9)と、前記筒
状シース(3)の第2部分(3a)内に全体的に位置し
た第2の電気抵抗(8)とを有するものにおいて、二種
の粉末(14、15)間の分離面が、前記筒状シース(
3)の第2部分(3a)が前記外側シェル(1)から突
き出たその平面内に位置することを特徴とする請求項(
1)記載のグロープラグ。 (7)直列に接続された2つの電気抵抗(10、11)
を有し、第1の電気抵抗(11)が筒状シース(3)の
第1部分(3b)内と筒状シース(3)の第2部分(3
a)内にそれぞれ部分的に位置し、また第2の電気抵抗
(10)が筒状シース(3)の第2部分(3a)内に全
体的に位置したものにおいて、二種の粉末(14、15
)間の分離面が、2つの抵抗(10、11)間の接続点
(11a)を通っていることを特徴とする請求項(1)
記載のグロープラグ。 (8)直列に接続された2つの電気抵抗(12、13)
を有し、第1の電気抵抗(13)が筒状シース(3)の
第1部分(3b)内に部分的にあるいは全体的に位置し
、また第2の電気抵抗(12)が筒状シース(3)の第
2部分(3a)内に全体的に位置したものにおいて、導
電性の分離要素(17)が2つの抵抗(12、13)間
に位置し、二種の粉末(14、15)間の分離面が分離
要素(17)の幾何的中心を実質上通っていることを特
徴とする請求項(1)記載のグロープラグ。 (9)前記導電性分離要素が細長い管(17)であるこ
とを特徴とする請求項(8)記載のグロープラグ。 (10)前記電気抵抗がラセン状巻線(4、5)である
ことを特徴とする請求項(1)ないし(4)のいずれか
一項に記載のグロープラグ。 (11)前記2つの電気抵抗がラセン状巻線(6、7;
8、9;10、11;12、13)であることを特徴と
する請求項(1)、(2)及び(5)ないし(9)のい
ずれか一項に記載のグロープラグ。
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