JPH0533911B2 - - Google Patents

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JPH0533911B2
JPH0533911B2 JP62129938A JP12993887A JPH0533911B2 JP H0533911 B2 JPH0533911 B2 JP H0533911B2 JP 62129938 A JP62129938 A JP 62129938A JP 12993887 A JP12993887 A JP 12993887A JP H0533911 B2 JPH0533911 B2 JP H0533911B2
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Kazuo Mushiaki
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Omron Tateisi Electronics Co
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Publication date
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Publication of JPH0533911B2 publication Critical patent/JPH0533911B2/ja
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    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06KGRAPHICAL DATA READING; PRESENTATION OF DATA; RECORD CARRIERS; HANDLING RECORD CARRIERS
    • G06K15/00Arrangements for producing a permanent visual presentation of the output data, e.g. computer output printers
    • G06K15/02Arrangements for producing a permanent visual presentation of the output data, e.g. computer output printers using printers

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  • General Physics & Mathematics (AREA)
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Description

【発明の詳細な説明】 発明の要約 キヤラクタ・ゼネレータにストアされた文字構
成要素のドツト・パターンの中から所要の複数パ
ターンを選択しこれらを組合せることによつて一
文字を作成して印字する印字装置である。文字作
成兼印字用バツフアを2個備え、一方のバツフア
の文字を印字しているときに他方のバツフアで次
の文字を作成する構成とし、一文字の印字が終了
した時点で2個のバツフアの文字作成/印字の機
能を切替えるようにした。これにより、一文字全
体のドツト・パターンがキヤラクタ・ゼネレータ
にストアされていないような文字(たとえばハン
グル文字)であつても、英数字等の一文字全体の
ドツト・パターンが用意されているものとほぼ同
じスピードで印字できるようになる。
発明の背景 この発明は、印字装置に関し、さらに詳しくは
多数の文字構成要素のドツト・パターンがキヤラ
クタ・ゼネレータにあらかじめストアされてお
り、所要の複数の文字構成要素のドツト・パター
ンを組合せて一文字を作成して印字する印字装
置、たとえばハングル文字を含む印字情報の印字
装置に関する。
ハングル文字は、19個の子音、21個の母音およ
び27個のパツチム(終声子音)の字母を、子音+
母音、子音+母音+パツチムのように組合せるこ
とによつて構成される。この組合せの数は11172
にも達する。したがつてすべてのハングル文字を
印字可能な装置においては、1万を越える種類の
文字パターンを作成してあらかじめキヤラクタ・
ゼネレータにストアしておかなければならないこ
とになる。そうするときわめて容量の大きな
ROMが必要となる。
そこでハングル文字を構成する要素である子
音、母音およびパツチムの字母ドツト・パターン
のみをあらかじめROMにストアしておき、ハン
グル文字の印字にあたつては、指定されたハング
ル文字のドツト・パターンをその構成要素である
所定の子音、母音、パツチムのドツト・パターン
の組合せによつて作成する方法をとることが考え
られる。しかしながら、そうすると印字前にドツ
ト・パターンの作成処理を行なう必要があるか
ら、文字パターンをROM等から読出して印字す
る場合に比べて印字速度が遅くなるという問題が
ある。印字速度を高スピードに保とうとすると、
もし一字分の印字速度よりもドツト・パターンの
作成に要する時間が遅ければその文字の全部また
は一部が印字されない印字欠けの現象が生じる。
英数字のドツト・パターンは一般にROMにスト
アされており、その印字速度を速くすることがで
きるので、英数字とハングル文字の混在している
情報を印字するような場合には上述の問題が顕著
に現われる。
発明の概要 この発明は、ハングル文字のように印字前に文
字のドツト・パターンを作成しなければならない
文字と、英数字のようにドツト・パターンの作成
を要しない文字とが混在している場合であつて
も、印度速度を速く保つことが可能であるととも
に印字欠け現象が生じない印字装置を提供するこ
とを目的とする。
この発明による印字装置は、第1の種類の文字
を合成するための多数の文字構成要素のドツト・
パターンと、第2の種類の文字のドツト・パター
ンとをあらかじめストアしたキヤラクタ・ゼネレ
ータ、印字すべき文字コード列の各文字コードに
よつて表わされる文字が第1の種類の文字か第2
の種類の文字かを判別する文字種類判別手段、第
1の種類の文字コードにしたがつて、その文字を
構成する文字構成要素のドツト・パターンをキヤ
ラクタ・ゼネレータから読出して第1の種類の文
字ドツト・パターンを作成する文字パターン作成
手段、文字パターン作成手段による文字作成に用
いられるとともに、作成されたドツト・パターン
を印字駆動装置に供給するために用いられる2つ
の文字印字兼作成用バツフア、および文字種類判
別手段が第1の種類の文字と判別したときには、
上記2つのバツフアにおける文字の印字と作成の
用途を切換えるとともに、文字パターン作成手段
に、作成用のバツフアにおいて第1の種類の文字
パターンを作成させ、印字用バツフアに既に作成
されている第1の種類の文字ドツト・パターンま
たはキヤラクタ・ゼネレータから読出した第2の
種類の文字のドツト・パターンを印字駆動装置に
供給して印字させ、文字種類判別手段が第2の種
類の文字と判別したときにはバツフアの用途の切
換えを行なわないように制御する制御手段を備え
ているものである。
第1の種類の文字とは、ハングル文字のよう
に、印字前にそのドツト・パターンを合成により
作成しなければならない文字である。第2の種類
の文字とは、英数字のように、印字前にそのドツ
ト・パターンの作成を要せず、単にキヤラクタ・
ゼネレータからドツト・パターンを読出して印字
できる文字である。
この発明によると、印字すべき文字コード列の
各文字コードによつて表わされる文字が第1の種
類の文字か第2の種類の文字かがまず判別されて
いる。
そして、第1の種類の文字と判定されたときに
は、2つの文字印字兼作成用バツフアにおける文
字の印字と作成の用途を切換えている。そして、
作成用のバツフアにおいて第1の種類の文字パタ
ーンが作成される。この間に、印字用のバツフア
に既に作成されている第1の種類の文字のドツ
ト・パターンまたはキヤラクタ・ゼネレータから
読出された第2の種類の文字のドツト・パターン
が印字駆動装置に供給され、印字が行なわれる。
また、第2の種類の文字と判定されたときにはバ
ツフアの用途の切換えは行なわれない。
このように、この発明によると、一方の文字印
字兼作成用バツフアの文字またはキヤラクタ・ゼ
ネレータから読出した文字を印字しているときに
次に印字すべき文字のドツト・パターンを他方の
バツフアで構成しているから、一文字の印字が終
了したときにほとんど待つことなく次の文字の印
字処理に入ることができる。このため、一文字全
体のドツト・パターンがあらかじめ作成されてキ
ヤラクタ・ゼネレータにストアされており、これ
を読出すだけで印字が可能となる第2の種類の文
字とほぼ同じ速度で、印字前に文字パターンの作
成が必要な第1の種類の文字を印字することが可
能となる。また、バツフアが1個のときに起こり
うる印字欠けを防止することができる。第1の種
類の文字のすべてについてその文字全体のドツ
ト・パターンをあらかじめ作成してストアしてお
くのでなく、その文字の構成要素のドツト・パタ
ーンのみを作成してストアしておき、これらの構
成要素のドツト・パターンの組合せで一文字を作
成するという方法を採用しても印字速度の点で問
題がなくなるので、上記方法の実現の可能性が高
まる。すなわち上記方法の実現によつて少ないキ
ヤラクタ・ゼネレータ容量で多種類の文字の印字
が可能となる。
実施例の説明 この発明を電子キヤツシユ・レジスタ(ECR)
における印字に適用した実施例について詳述す
る。
(1) ECRの構成 第1図はECRの外観を示している。ECR1
はその下部に設けられかつ開閉自在のキヤツシ
ユ・ドロアを備えたキヤツシユ・ボツクス2、
登録のために入力された、メモリから取出され
たまたは算出された部門コード、商品名、価
格、合計金額、顧客の支払金額、釣銭等を表示
するためのオペレータ用表示器3、この表示器
3とは逆方向を向いて配置されかつ同じような
取引データを表示するための顧客用表示器4、
上記のような取引データがプリンタ5(第2図
参照)によつて印字されたレシートの発行口5
a、部門コード、商品コード、金額、個数、そ
の他の取引情報を入力するためのキーボード
6、およびクレジツト・カードに関する個人照
合または有効性の検査等のためにそのカードを
挿入するためのカード挿入口7aを備えてい
る。
第2図は上記のECR1の電気的構成を示し
ている。ECR1における登録処理の全体的な
動作はメインCPU11によつて制御され、こ
のメインCPU11はその実行プログラムを格
納したROM12および登録処理に必要なデー
タ、その他のデータをストアするためのRAM
13を備えている。また、メインCPU11に
は上記キーボード6ならびにクレジツト・カー
ドに記録されているデータを読取るおよび必要
ならば書込むカード・リーダ/ライタ7が接続
されている。
オペレータ用表示器3、顧客用表示器4およ
びプリンタ5はサブCPU31,41,51に
よつてそれぞれ制御される。これらのサブ
CPU31,41,51にはメインCPU11か
ら後述する表示コマンド、印字コマンドがそれ
ぞれ与えられる。サブCPU31,41,51
は、表示または印字ドツト・パターンを発生す
るキヤラクタ・ゼネレータとして働くROM3
2,42,52およびメインCPU11から与
えられるコマンド、その他のデータをストアす
るRAM33,43,53をそれぞれ備えてい
る。サブCPU31〜51は、メインCPU11
によつて与えられる文字コードを含む表示また
は印字コマンドを後述するように解析処理し
て、ROM32〜52内のドツト・パターンを
用いてハングル文字ならびにアルフアベツトお
よび数字の混在した情報を表示またはプリント
するよう制御する。
プリンタ5によるハングル文字を含む情報の
印字について詳細に説明する。プリンタ5は、
横16ハーフドツト×縦9ダツトで一文字を表現
するドツト・プリンタである。ただしハーフド
ツト(ドツト間隔が1ドツト分の半分)を横に
連続し印字することはできない。
もちろん他のドツト配列のプリンタにおける
印字にもこの発明を適用することは可能であ
る。プリンタにおけるドツト配列に応じて
ROM52にストアされるドツト・パターンが
若干修正されよう。
(2) ハングル文字の生成とコマンド・フオーマツ
ト ハングル文字は、子音字母(以下単に子音とい
う)19個、母音字母(以下単に母音という)21個
およびパツチム(終声子音)27個を、子音+母
音、子音+母音+パツチムのように組合せること
によつて構成される。子音+母音の組合せで399
個の文字が、子音+母音+パツチムの組合せで
10773個の文字がそれぞれ構成され、これらの組
合せの総数は11172個となる。
この組合せにおいて、子音は左または上に置か
れ、母音は右または下に置かれる。パツチムは、
子音+母音からなるハングルの常に下に置かれ
る。
プリンタ5によつて、ハングル文字と、英語の
アルフアベツト、数字、記号等(これらを英数字
と略す)とが印字される。ハングル文字1字の指
定は16ビツトで行なわれ、英数字1字は8ビツト
で指定される。
第3図Aはハングル文字指定コードのフオーマ
ツトを示している。最上位ビツト(第15ビツト)
はハングル文字か英数字かを識別するための区分
コードであり、このビツトが1であればハングル
文字であり、このビツトが0であれば(後述する
ように英数字コードは8ビツトによつて構成され
るが)英数字である。他の15ビツトは、上位から
5ビツトずつそれぞれ子音、母音およびパツチム
を指定するために用いられる。すなわち、第14ビ
ツト〜第10ビツトは子音コード、第9ビツト〜第
5ビツトは母音コード、第4ビツト〜第0ビツト
はパツチム・コードである。これらのコードのと
りうる範囲が第3図Bに示されている。子音は上
述のように19種類あるので、これらはコード
00001〜10011(16進数表現で$01〜$13)によつ
て指定される。母音は21種類であるからコード
00001〜10101(16進数表現で$01〜$15)で指定
される。パツチムは27種類あるので、コード
00000〜11111(16進数表現で$00〜$1F)のう
ち、16進数表現で$10、$11、$13、$00および
$1Fを除く27のコードによつて指定される。パ
ツチムはその16個において子音と字母が共通であ
る(ドツト・パターンは異なる)。子音19種類の
うち3種類のみパツチムになり得ない子音があ
り、それがコード$10、$11、$13で指定されて
いるので、これらのコードが除かれている。ま
た、$00、$1Fのときはパツチム無しとみなさ
れる。
このようにして、16ビツトの情報量によつて、
11172個のハングル文字が指定可能となる。
第4図Aは英数字を指定するコードのフオーマ
ツトを示している。英数字のためのASCIIコード
またはJIS7単位符号においてはすべての英数字は
7ビツトで表現されている。最上位ビツト(第7
ビツト)は必ず0になつている。この実施例では
このような従来のコード大系をそのまま流用して
いる。すなわち、8ビツトの英数字コードの最上
位ビツト0は区分コードで英数字を表わし、他の
7ビツトで英数字を指定する。この英数字ビツト
のとりうる範囲は00000000〜01111111(16進数表
現で$00〜$7F)である。
第5図、第6図および第7図は上述した子音コ
ード、母音コードおよびパツチム・コードによつ
て指定される実際の子音字母、母音字母およびパ
ツチム字母を示している。これらの図において5
ビツトのコードを上位1ビツトと下位4ビツトと
に分け、これらを16進数で表わしている。
子音は上述したようにハングル文字の構成にお
いて左または上に配置される。すべての子音が左
に配置される可能性があり、また上に置かれる可
能性がある。ハングル文字の構成において左に配
置されたときの子音を側子音と呼びCVで略すこ
とにする。また上に置かれたときの子音を上子音
と呼びCHと略すことにする(第5図参照)。
母音はハングル文字の構成において右または下
に置かれる。第6図を参照して、子音の右に置か
れるコード$01〜$04、$0A〜$0Eの母音を垂
直母音と名付け、VVで略す。子音の下に置かれ
るコード$05〜$09を母音を水平母音と名付け、
VHで略す。さらに垂直母音と水平母音を組合せ
て構成される母音がある。それはコード$0F〜
$15によつて指定されるもので、一般に複合母音
と呼ばれるものと区別するために、ここでは複々
合母音と名付け、VH+VVで略すことにする。
一般にコード$01〜$0Aの10個の母音は基本
母音と呼ばれ、$0B〜$15の11個の母音は複合
母音と呼ばれている。複合母音には基本母音同志
の組合せにより構成されているものと、複合母音
と基本母音とを組合せて構成されるものとがあ
る。主に後者を指す用語として(一部例外もあ
る)複々合母音を用いる。
第7図を参照して、パツチムには子音字母と同
一字母のパツチム(コード$01〜$0F、$12)
と、子音2字の組合せによつてつくられるパツチ
ム(コード$14〜$1E)とがあり、後者をトウ
ル・パツチムと呼ぶことにする。略称はともに
CPである。
上述したようにプリンタ5は横16ハーフドツト
×縦9ドツトで一文字を印字するものであり、ド
ツトの数が比較的少ない。そこで、このドツト数
とハングル文字パターンとのかねあいからできる
だけ読みやすくなるような最適な印字品位を得る
ことができるように、第8図に示すように全ハン
グル文字11172字を7種類の印字パターンに分類
している。第9図は母音を基準として印字パター
ンの分類を示している。この分類テーブルは
ROM52にストアされている。
第8図に示すハングル文字印刷パターンから、
キヤラクタ・ジエネレータとして働くRM52に
どのような子音字母ドツト・パターン、母音字母
ドツト・パターン、パツチム字母ドツト・パター
ンをあらかじめ作成しておく必要があるかが理解
できる。
第8図を参照して、子音のうち側子音CVは垂
直母音VV(VV1、VV2)と組合せて使用される
(印字パターン1および2)。側子音CVについて
は各字母のドツト・パターンが1種類あれば足
り、19個の側子音CVについてその例が第10図
Aに示されている。側子音CVは横8ハーフドツ
ト内に収まるように作成されている。
上子音CH(CH1、CH2、CH3)は水平母音VH
(VH1、VH2-1、VH2-1、VH3)と組合わせて使
用される(印字パターン3〜7)。第1の種類の
上子音CH1は第1の種類の水平母音VH1と組合
せて使用され(印字パターン5〜7)、かつその
右側に第1の種類のパツチムCP1、垂直母音
VV1、VV2またはこれらの組合せがくるので、
第10図Bに示されるように左上に横8ハーフド
ツト×縦5ドツトの範囲で作成されている。第2
の種類の上子音CH2は第2の種類の水平母音
VH2-1、VH2-1および第2の種類のパツチムCP2
と組合せて使用されるので(印字パターン4)、
第10図Cに示されるように、横は16ハーフドツ
トを使用することが可能であるが、縦方向のドツ
ト数が極端に少なくなるようにかつ上部の位置に
作成されている。第3の種類の上子音CH3は第3
の種類の水平母音VH3とのみ組合せて使用され
るので(印字パターン3)、第10図Dに示され
るように、第2の種類の上子音CH2よりも縦方向
のドツト数が多い。3つの種類の上子音ドツト・
パターンは19個の上子音のすべてについてそれぞ
れ作成されている。
子音については、それが側子音CVであつても
上子音CHであつても(CH1、CH2、CH3のいず
れも)同じコードで指定される(第5図参照)。
9個の垂直母音VVのドツト・パターンについ
ても(印字パターン1および2)最適な表示品位
を得るために、縦のドツト数の多いもの(これを
VV1とする)少ないもの(これをVV2とする)
との2種類が作成されている。その例が第10図
Eに示されている。
水平母音VHについては(印字パターン3〜
7)、縦のドツト数および位置によつて原則的に
3種類のものがつくられている。第1の種類の水
平母音VH1および第3の種類の水平母音VH3
第10図Fに示されている。第2の種類の水平母
音はドツト・パターンの高さ位置によつて2つに
分けられる。これらをVH2-1、VH2-2とし、その
ドツト・パターンが第10図Gに示されている。
水平母音は5個であるが、VH2-2に関しては4個
についてのみドツト・パターンが作成されてい
る。
第6図を用いて説明したように垂直母音と水平
母音の指定コードは異なつている。
印字パターン6および7の母音は複々合母音
(コード$0F〜$15;第6図参照)で水平母音
VHと垂直母音VVに分解でき、これらの組合せ
VH+VVによつて表示可能である。たとえば印
字パターン6ではVH1+VV1、パターン7では
VH1+VV2である。したがつて、複々合母音に
ついてのドツト・パターンは作成されていない。
パツチムCPには垂直母音の下の位置(印字パ
ターン2、7)かハングル文字の右側の位置(印
字パターン5)に置かれる第1の種類のものCP1
と、ハングル文字の下の位置(印字パターン4)
に置かれる第2の種類のものCP2とがある。第1
のパツチムCP1については、第10図H,Iに示
すように、トウル・パツチムを含む27個のすべて
のパツチムに対してそれらのドツト・パターンが
作成されている。第2のパツチムCP2は横幅が広
くかつ縦のドツト数が少ないもので、第10図J
に示されるように、トウル・パツチムを除く16個
のパツチムに対してそれらのドツト・パターンが
作成されている。
第10図A〜Jに示す156個のドツト・パター
ンはキヤラクタ・ゼネレータとして働くROM5
2にあらかじめストアされている。これらのドツ
ト・パターンとコードとの関係をまとめたのが第
11図である。○印はドツト・パターンがあるこ
とを示している。また( )内の数字は縦方向を
専有するドツト数(以下、縦ドツト数という)を
示している。種類の上子音、2種類の垂直母音、
4種類(CH2-1、CH2-2をそれぞれ異なる種類と
する)の水平母音、2種類のパツチムをそれぞれ
区別するためにサブ・コードが用いられる。ま
た、( )内に示した縦ドツト数を示すデータも
テーブル等の形であらかじめROM52にストア
されている。なお第11図では作表の便宜上、子
音とパツチムの一部についてはコードおよびハン
グル字母を共通にして図示されている。
上述したように複々合母音は水平母音と垂直母
音との組合せによつてそのドツト・パターンが作
成されるために、複々合母音のドツト・パターン
はROM52にストアされていない。これに代え
て複々合母音のドツト・パターンの発生のために
水平母音と垂直母音との組合せテーブルが第12
図のようにあらかじめ作成され、ROM52に設
定されている。
(3) 印字処理 第13図はメインCPU11によつてサブCPU
51に与えられる印字コマンドのフオーマツト、
およびこのコマンドから指令された文字が印字さ
れる様子を示すものである。印字コマンドは、コ
マンド・コードを先頭にしてその後に印字すべき
文字を指定するコード(文字コード・データ)が
印字位置の順で並んでいる。上述したようにハン
グル文字1字は2バイト(16ビツト)のコードに
よつて指定され、英数字は1バイト(8ビツト)
コードによつて指定される。文字コード・データ
中には一般にハングル文字と英数字とが混在して
いる。しかもハングル文字コードと英数字コード
とはバイト数が異なる。したがつて、サブCPU
51は印字コマンドを受取つたときにハングル文
字と英数字とをまず区別しなければならない。
印字コマンドはメインCPU11から送られて
きたときにサブCPU51に接続されたRAM53
または他の適当なバツフアーに一時的にストアさ
れる。このストア場所を指定するためにアドレ
ス・ポインタが用いられ、アドレス・ポインタは
1バイト分の場所を1単位として指定する。説明
の簡略化のために、第13図の中段に示すように
印字コマンド中の文字コード・データの先頭の1
バイト分のデータのストア場所のアドレス・ポイ
ントを0、次の1バイト分のデータのストア場所
を1、というようにアドレス・ポイントとして1
バイト分のストア場所に連続番号が付けられてい
るものとする。
第19図はサブCPU51によつて実行される
印字コマンドにおけるハングル文字と英数字の判
別処理を示している。
アドレス・ポインタがまず初期化され、先頭の
ストア場所のアドレス・ポイント(すなわち0)
を示す値に設定される(ステツプ101)。このアド
レス・ポインタの示すポイントから2バイト分の
コード・データの最上位ビツトが0か1かがチエ
ツクされる(ステツプ102、103)。第3図および
第4図を参照して説明したように最上位ビツトは
区分コードであり、この区分コードが1ならばそ
れを含む2バイトのコード・データはハングル文
字を示すものであり、0の場合にはそれを含む1
バイトのコード・データは英数字を示すものであ
る。
最上位ビツト=1の場合にはハングル文字コー
ドであると判断して、このコードがとりうるコー
ド範囲$8240〜$CEBFの間にあるかどうかがチ
エツクされる(ステツプ104、105)。この範囲内
のものであれば、ハングル文字コードであると判
断してその旨をRAM53の所定のエリアにスト
アし(ステツプ106)、上記範囲外であれば未定義
コードである旨を同じようにRAM53にストア
する(ステツプ107)。この後、アドレス・ポイン
タに+2してステツプ102に戻り、同じような処
理が繰返される。
最上位ビツトが0の場合には英数字コードであ
ると判断してその旨をRAMにストアし(ステツ
プ109)、アドレス・ポインタに+1して(ステツ
プ110)、ステツプ102に戻る。
上記の処理の繰返しによつて印字コマンド中の
すべての文字コード・データについての解析が終
了すれば(ステツプ111)、この判定処理は終る。
この解析の結果は基づいて次に各コードによつ
て表わされるドツト・パターンの生成処理に進
み、第13図に最下段に示されるようなハングル
文字と英数字との組合せがプリンタ5によつて印
字されることになる。
英数字の印字については従来から知られたやり
方で行なうことができる。もちろん英数字のドツ
ト・パターンもROM52にストアされている。
ハングル文字の印字ドツト・パターン生成処理
はやや複雑であり、その処理手順の一部が第20
図に示されている。この処理はサブCPU51に
よつて実行される。
上記の解析処理によつてハングル文字コードで
あると判定された2バイト(16ビツト)分の文字
コードをバツフア等に読出し、これを区分コード
(1ビツト)、子音コード(5ビツト)、母音コー
ド(5ビツト)およびパツチム・コード(5ビツ
ト)分解する(ステツプ121)。この分解処理の様
子が第14図上段および中段に示されている。2
バイトのハングル文字コードが16進数表現で
$843Fの場合には、子音コードは$01、母音コ
ードは$01、パツチム・コードは$1Fであるこ
とが分る。
次にパツチム・コードの解読によつてパツチム
が有か無かが判定される(ステツプ122)。パツチ
ム・コードのとりうる範囲は第7図に示したよう
に$01〜$0F、$14〜$1Eであるのでこの範囲
内のものかどうかの検査を行なえばよい。コード
$1Fは上記のとりうる範囲内には無いからパツ
チム無しと判定される。
パツチム無しの場合には、第9図を参照して、
印字されるパターン類型はパターン1、3または
6であり、これらは母音の種類によつて分類され
る。したがつて、母音コードが示す母音の種類が
検査され(ステツプ123)、母音コードが垂直母音
であれば印字パターン1の生成処理に(ステツプ
124)、水平母音であれば印字パターン3の生成処
理に(ステツプ125)、複々合母音であれば印字パ
ターン6の生成処理に(ステツプ126)それぞれ
進む。
第14図に示す例において母音コード$01は垂
直母音であるから、印字パターン1の印字処理
(ステツプ124)が行なわれる。この処理は最も簡
単である。子音コードによつて指定されるドツ
ト・パターンのうちの側子音のドツト・パターン
CVと母音コードによつて指定される2種のドツ
ト・パターンのうちのドツト・パターンVV1
が後述する文字印字/作成バツフア(第24図符
号61または62)においてそのまま合成され、
プリンタ5によつて印字される。文字作成、印字
のタイミングについては後述する。子音コード
$01、母音コード$01の場合の印字例が第14図
の下段に示されている。
印字パターン3の生成処理(ステツプ125)も
簡単である。子音コードによつて指定される第3
の種類の上子音CH3のドツト・パターンと母音コ
ードによつて指定される第3の種類の水平母音
VH3のドツト・パターンとが上下に合成される。
ステツプ126における印字パターン6の生成ア
ルゴリズムの詳細が第21図に示されている。ま
ず複々合母音を水平母音と垂直母音とに分解する
(ステツプ131)。上述したように複々合母音のド
ツト・パターンはあらかじめ作成されていず、そ
の代わりに複々合母音を構成する水平母音と垂直
母音との組合せテーブル(第12図参照)が
ROM52にストアされている。この組合せテー
ブルを参照して、指定された複々合母音を構成す
る水平母音(VH1)のコードと垂直母音(VV1
のコードとをみつけ出す。次に、子音コードによ
つて指定された上子音CH1のドツト・パターンと
上記の処理で検索された水平母音(VH1)のド
ツト・パターンとが合成される(ステツプ132)。
続いて上記処理で検索された垂直母音(VV1
のドツト・パターンがさらにその右側に合成され
て印字される(ステツプ133)。
第20図ステツプ122でパツチム有と判断され
たときには第22図に示す処理に進む。ここでも
まず母音コードがチエツクされ、垂直母音か、水
平母音かまたは複々合母音かが判断される(ステ
ツプ141)。
垂直母音の場合には第9図の分類テーブルから
も分るように印字パターン2となる。印字パター
ン2の文字の作成処理においては(ステツプ
142)、まず母音コードによつて指定されるドツ
ト・パターンVV2とパツチム・コードによつて
指定されるドツト・パターンCP1とが合成され、
この左側に子音コードによつて指定される側子音
のドツト・パターンCVが合成される。
水平母音であると判定されたときには印字パタ
ーン4または5の生成が行なわれるが、その詳細
については後述する。
複々合母音と判定されたときには印字パターン
7にしたがつてハングル文字が生成される(ステ
ツプ144)。これは第21図を参照して示したよう
に、まず第12図のテーブルを用いて複々合母音
を水平母音VH1と垂直母音VV2とに分解するこ
とから始まる。指定された子音のドツト・パター
ンCH1と上記分解処理によつて得られた水平母音
VH1のドツト・パターンとがまず合成され、続
いて分解によつて得られた垂直母音VV2とパツ
チムCP1のドツト・パターンが合成される。最後
に、上記で合成されたドツト・パターンが左、右
の位置に配置されハングル文字パターンができあ
がる。
ステツプ143の印字パターン4および5のハン
グル文字の生成処理手順が第23図に示されてい
る。最適なかつ読みやすい印字品質を得るために
印字パターン4は、第15図に示すように5つの
印字パターン4−1〜4−5に類似化される。こ
の類型化を表の形にまとめたのが第16図であ
り、さらに具体例を示したのが第17a図および
第17b図である。第18図には印字パターン5
の具体例が示されている。
印字パターン4の生成処理では子音およびパツ
チムのドツト・パターンの縦ドツト数がチエツク
の対象となる。表現の簡素化のために縦ドツト数
3の子音をC3、縦ドツト数4の子音をC4、縦
ドツト数3のパツチムをP3、縦ドツト数4のパ
ツチムをP4と表現する。
印字パターン4で用いられるパツチムのドツ
ト・パターンはCP2、印字パターン5で用いられ
るのはCP1である。ドツト・パターンCP2はトウ
ル・パツチムを除く16のパツチムに用意されてお
り、かつP3またはP4である。パツチム・コード
によつて指定されたパツチムがドツト・パターン
CP2をもつものであれば(ステツプ151でYES)、
そのパツチムを含むハングル文字は印字パターン
4で表現できる可能性があり、それ以外のものの
場合(ステツプ151でNO、トウル・パツチムの
場合)には印字パターン5が用いられている。
印字パターン5によるハングル文字の合成は容
易であり、まず指定された子音のドツト・パター
ンCH1と水平母音のドツト・パターンVH1とが
合成され、これにパツチムのドツト・パターン
CP1がさらに重畳される(ステツプ162)。
印字パターン4で表現できる可能性がある場合
には、次に母音コードが$09かどうかをチエツク
される(ステツプ152)。そうである場合にはパタ
ーン4の類型のうちのパターン4−5が用いられ
る。すなわち、文字コードに含まれる子音コー
ド、母音およびパツチム・コードによつて指定さ
れるドツト・パターンCH2、VH2-1、CP2が合成
される(ステツプ161)。第15図または第17b
図に最もよく示されているように、子音およびパ
ツチムの縦ドツト数に応じて、印字パターン4−
5はスペースの有無、スペースの位置の観点から
4つの類型分類することができる。
母音コードが$09以外の場合には次に子音コー
ドによつて指定されるドツト・パターンCH2の縦
ドツト数がチエツクされる(ステツプ153)。C3
の場合にはさらにパツチムCP2の縦ドツト数によ
つて2つの場合に分けられる(ステツプ154)。
C3でかつP4の場合にはパターン4−1のハン
グル文字が合成される。すなわち、子音ドツト・
パターンCH2と母音ドツト・パターンVH2-1とパ
ツチム・ドツト・パターンCP2とが合成される
(ステツプ157)。
C3でかつP3の場合にはさらに母音コードが
$07、$08かまたは$05、$06かが判定される。
この判定結果に応じてパターン4−3またはパタ
ーン4−4のいずれかが選択される(ステツプ
155)。
母音コードが$07または$08の場合にはパター
ン4−3にしたがうハングル文字の合成が行なわ
れる。すなわち、CH2とVH2-2とCP2のドツト・
パターンが合成される(ステツプ158)。母音コー
ドが$05または$06の場合にはパターン4−4に
したがうハングル文字の生成が行なわれ、CH2
VH2-1とCP2とが合成される(ステツプ159)。パ
ターン4−3とパターン4−4の違いは水平母音
としてドツト・パターンVH2-1が用いられるか、
VH2-1が用いられるかにあり、第15図または第
17a図から分るように、スペースが水平母音の
上にくるか下に位置するかの違いとして現われ
る。
子音の縦ドツト数が4(C4)の場合には次にバ
ツチムCP2の縦ドツト数が検査される。P3であれ
ばパターン4−2にしたがうハングル文字が生成
される。すなわちドツト・パターンCH2とVH2-2
とCP2とが合成される(ステツプ160)。
パツチムCP2の縦ドツト数が3以外の場合(す
なわち4の場合)には(ステツプ156でNO)パ
ターン4による表現は不可能であるから、印字パ
ターン5が採用される。このように印字パターン
5は、パターン4で表現しようとしたときにドツ
ト・パターンが印字可能な縦ドツト数を超えてし
まうような場合に用いられる。
第15図および第17a図を参照して、上述の
ように子音およびパツチムがともに縦3ドツトの
場合(C3、P3)には、母音字母に応じてパター
ン4−3または4−4のいずれか一方が選択され
ている。パターン4−3と4−4の相違は上述の
ように水平母音ドツト・パターンVH2-2、VH2-1
のいずれを採用するかにある。VH2-1とVH2-2
第10図Gからも分るように同一字母ドツト・パ
ターンではあるがその縦方向の位置が異なつてい
る。すなわち、母音の種類によつて縦方向の位置
の異なる水平母音ドツト・パターンを使い分けし
ている訳である。このことによつて、子音字母と
母音字母、または母音字母のパツチム字母との間
に縦1ドツト分のスペースを確保し、判読しやす
くかつ印字品位のよいハングル文字が実現でき
る。さらに縦方向の位置の異なる2種類の水平母
音ドツト・パターンVH2-1とVH2-2とを用意する
ことによつて、印字パターン4−1、4−2に示
すようなハングル文字の表現も可能となる。上述
のように印字パターン5はハングム文字パターン
としては必ずしも好ましい形ではないがドツト数
の制限のためにやむを得ずこのようなパターンに
ならざるを得ないものである。印字パターン4−
1や4−2のような表現が可能となることによつ
てパターン5のような文字表現を極力少なくする
ことができる。
さて、上述のようにハングル文字についてはそ
の文字全体のドツト・パターンがROM52にス
トアされている訳ではなく、印字コマンドが与え
られたときにその都度、子音、母音およびパツチ
ムのドツト・パターンを組合せることによつて作
成される。したがつて、ドツト・パターンの組合
せによつてハングル文字を作成するのに時間がか
かると印字速度が遅くなるという問題が生じる
が、この点がこの発明によつて解決されている。
第24図はプリンタ5の周辺の回路構成を第1
図よりもやや詳しく示すものであり、第1図に示
すものと同一物には同一符号が付されている。印
字/作成用の2つのバツフア61,62(これら
をバツフアA,Bとする)が設けられている。こ
れらのバツフアは一ハングル文字を合成するとと
もにプリンタ5による印字のために合成したドツ
ト・パターンを供給するものであつて、この実施
例では9×16ドツト分のデータを格納できる容量
をもつている。たとえば第25図Dに示すように
18バイトの容量をもつている。第25図Cとの対
応関係から分るように、第9行目のドツト・パタ
ーン・データ(各バイトa,b)は印字/作成用
バツフアでは第17バイト目および第18バイト目に
入つている。
第25図は第14図に示した印字パターン1に
したがうハングル文字はドツト・パターン作成処
理手順をより詳しく示すもので、Aは子音$01の
ドツト・パターン・データとドツト・パターン
を、Bは母音$01のものを、Cは合成されたもの
を、Dは印字/作成用バツフア61または62に
パターン・データがストアされた状態をそれぞれ
示している。
RAM53内には第24図に示すように切換フ
ラグが設けられている。この切換フラグはバツフ
アA,B(符号61,62)のうちどちらが文字
印字用としてまたは文字パターン作成用として用
いられているかを記憶するためのものである。
この発明におけるハングル文字の作成および印
字処理手順の概略は次の通りである。印字/作成
用バツフアA,Bのうち一方のバツフアに作成さ
れた文字パターンが読出されてプリンタ5によつ
て印字されているときに、次に印字するハングル
文字のドツト・パターンが他方のバツフアで作成
される。そして一文字の印字が終了した時点でこ
れら2個のバツフアの印字/作成の機能か切換え
られて次の文字の文字が行なわれるとともにその
次の文字の作成が行なわれる。このようにして2
つのバツフアの機能が交互に切換えられて一行分
のハングル文字、場合によつて英数字が混在した
情報が印字される。英数字のドツト・パターンは
ROM52から読出されて直接にプリンタ5に与
えられる。
このような作成/印字処理の詳細が第26図に
示されている。この処理は、主制御タスク、印字
タスクおよびハングル文字作成タスクによつて実
行される。
まず主制御タスクにおいて、印字/作成用バツ
フアAが作成用としての切換フラグに記憶され、
印字コマンド内のハングル文字のうち先頭のもの
についてそのコード・データに基づいてそのハン
グル文字を表わすドツト・パターンがバツフアA
に作成され(ステツプ171)、印字タスクが起動さ
れる(ステツプ172)。
印字タスクにおいて、切換フラグに基づいて作
成用であると判定されたバツフアから既に作成さ
れているハングル文字ドツト・パターンが読出さ
れ(印字する文字が英数字の場合にはROM52
から印字すべき英数字のドツト・パターンが読出
され)、その文字の印字が開始される(ステツプ
181)。
次の文字のドツト・パターンの準備のために次
に印刷すべき文字は英数字かハングル文字かが判
定される(ステツプ182)。次の文字がハングル文
字の場合には印字の最中においてそのドツト・パ
ターンを作成する必要があるので、切換フラグに
よつて作成用バツフアをAからBに(またはBか
らAに)切換える(ステツプ183)。そしてハング
ル文字作成タスクが起動される(ステツプ184)。
作成タスクにおいては切換フラグによつて作成用
であると指定されたバツフアで次に印字すべきハ
ングル文字の合成が行なわれる(ステツプ191)。
印字タスクではステツプ181で印字を開始した一
文字分の印字が終了したかどうかをみている(ス
テツプ185)。この間にステツプ191の文字作成処
理が終る。ステツプ182で次に印字すべき文字が
英数字であればバツフアの切換および作成タスク
の起動は不要である。
一字分の印字が終了すると、1行分の印字が終
了したかどうかが判断され、(ステツプ186)、終
了していなければならないステツプ181に戻つて
次の印字を開始する。
1行分の印字が終了すると(ステツプ186で
YES)、主制御タスクに戻つて所定行の印字が終
了したかどうか(すなわちレシート1枚分の印字
が終了したかどうか)が判断され(ステツプ
173)、終了していなければステツプ171に戻つて、
次の印字が開始される。
【図面の簡単な説明】
第1図はECRの外観を示す斜視図、第2図は
ECRの電気的構成を示すブロツク図である。第
3図Aはハングル文字指定コードのフオーマツト
を示す図、第3図Bは同指定コードのとりうる範
囲を示す図、第4図Aの英数字を指定するコード
のフオーマツトを示す図、第4図Bは同指定コー
ドのとりうる範囲を示す図である。第5図は子音
コードと子音字母との対応関係を示す図、第6図
は母音コードと母音字母との対応関係を示す図、
第7図はパツチム・コードとパツチム字母との対
応関係を示す図である。第8図は印字パターンの
類型を示す図であり、第9図はこれらの印字パタ
ーンの分類を母音を基準に示す図である。第10
図A〜第10図Jはキヤラクタ・ゼネレータとし
てのROMにストアされる字母のドツトパターン
の例を示す図である。第11図は作成されかつス
トアされている字母のドツト・パターンを各字母
およびその指定コードごとに整理して示す図であ
り、第12図は複々合母音を構成する水平母音と
垂直母音との組合せをテーブルにして示す図であ
る。第13図は表示コマンドのフオーマツトおよ
びこのコマンドから指定された文字が印字される
様子を示す図である。第14図は印字パターン1
のハングル文字が指定コードを分解することによ
つて印字される様子を示す図である。第15図は
印字パターン4が5つの類型に分類できる様子を
示す図であり、第16図は上記の5つの類型をテ
ーブルの形で示す図である。第17a図および第
17b図は、印字パターン4の5つの類型のハン
グル文字が合成される様子を示す図である。第1
8図は印字パターン5のハングル文字が合成され
る様子を示す図である。第19図は印字コマンド
を受けたときにサブCPUによつて行なわれるハ
ングル文字と英数字とを識別する処理手順を示す
フロー・チヤートである。第20図から第23図
はサブCPUによつて実行される各種印字パター
ンのハングル文字作成処理手段を示すフローチヤ
ートである。第24図はプリンタを含む印字装置
の詳細な構成を示すブロツク図である。第25図
A〜Cはハングル文字作成の手順をドツト・パタ
ーンを用いて示す図であり、Dは印字/作成用バ
ツフアの内容を示す図である。第26図は印字/
作成処理手順を示すフロー・チヤートである。 1……ECR、5……プリンタ、11……メイ
ンCPU、12……メインCPUのROM、13……
メインCPUのRAM、51……プリンタ用サブ
CPU、52……プリンタ用サブCPUのキヤラク
タ・ゼネレータとして働くROM、53……プリ
ンタ用サブCPUのRAM、61,62……印字/
作成用バツフア。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 第1の種類の文字を合成するための多数の文
    字構成要素のドツト・パターンと、第2の種類の
    文字のドツト・パターンとをあらかじめストアし
    たキヤラクタ・ゼネレータ、 印字すべき文字コード列の各文字コードによつ
    て表わされる文字が第1の種類の文字か第2の種
    類の文字かを判別する文字種類判別手段、 第1の種類の文字コードにしたがつて、その文
    字を構成する文字構成要素のドツト・パターンを
    キヤラクタ・ゼネレータから読出して第1の種類
    の文字ドツト・パターンを作成する文字パターン
    作成手段、 文字パターン作成手段による文字作成に用いら
    れるとともに、作成されたドツト・パターンを印
    字駆動装置に供給するために用いられる2つの文
    字印字兼作用バツフア、および 文字種類判別手段が第1の種類の文字と判別し
    たときには、上記2つのバツフアにおける文字の
    印字と作成の用途を切換えるとともに、文字パタ
    ーン作成手段に、作成用のバツフアにおいて第1
    の種類の文字パターンを作成させ、印字用バツフ
    アに既に作成されている第1の種類の文字ドツ
    ト・パターンまたはキヤラクタ・ゼネレータから
    読出した第2の種類の文字のドツト・パターンを
    印字駆動装置に供給して印字させ、文字種類判別
    手段が第2の種類の文字と判別したときにはバツ
    フアの用途の切換えを行なわないように制御する
    制御手段、 を備えた印字装置。
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Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS57125058A (en) * 1981-01-29 1982-08-04 Takayuki Kanazawa Hankul letter printing system
JPS60168675A (ja) * 1984-02-14 1985-09-02 Seiko Epson Corp プリンタ装置

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