JPH053382A - プリント配線板の製造方法 - Google Patents
プリント配線板の製造方法Info
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- JPH053382A JPH053382A JP26508591A JP26508591A JPH053382A JP H053382 A JPH053382 A JP H053382A JP 26508591 A JP26508591 A JP 26508591A JP 26508591 A JP26508591 A JP 26508591A JP H053382 A JPH053382 A JP H053382A
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Abstract
を防止し、生産性を向上させる。 【構成】 本発明のプリント配線板の製造方法は、基板
1上に無電解めっき用接着剤層4を形成する(a)工程
と、無電解めっき用接着剤層4を粗化した後、無電解め
っき用の核を付与する(b)工程と、無電解めっき用の
核を付与した後、無電解めっきを行い、導体回路7を形
成する(c)工程とからなる。また、基板1上の打抜き
切断部位23には無電解めっき用の接着剤層4を形成せ
ず、導体回路7を形成した後、前記打抜き切断部位23
に沿って打抜き切断加工する。
Description
の製造方法に関し、特に高い信頼性を有するプリント配
線板を量産するための製造方法に関する。
ピューターなどの電子機器において、電子部品の実装高
密度化あるいは演算機能の高速化が進められている。そ
の結果、プリント配線板においても同様に高密度化、高
信頼性が要求されている。
ント配線板の製造方法として、アディティブ法が知られ
ている。特開昭61−276875号公報の中で、本発
明者らはこのアディティブ法において好適に用いること
ができる接着剤として、酸もしくは酸化剤に対して難溶
性の樹脂からなるマトリックス中に、酸もしくは酸化剤
に対して可溶性の硬化処理された耐熱性樹脂粉末が分散
されてなる接着剤を提案している。
る場合には、製品サイズよりも大きなサイズ(ワーキン
グサイズ)の基板が用いられ、その基板上には複数のプ
リント配線板が形成される。そして、これらを打ち抜き
用プレス金型等を用いて打抜き切断(パンチング)する
ことにより、ワーキングサイズの基板が所定の製品サイ
ズに加工される。
276875号にて提案した接着剤を用いて大きな基板
を製造した場合、その基板を製品サイズに打ち抜く際、
打抜き切断面近傍の接着剤層には微細なクラックが発生
し易くなる。そして、基板にクラックが生じた場合に
は、導体回路が剥離し易くなったり、絶縁性が悪化した
り、外観不良になったりする等、諸々の不都合を引き起
こす可能性が高くなる。そのため、クラックの発生を確
実に防止することによりプリント配線板の収率を上げ、
生産性の向上を図ることが望まれていた。
究した結果、接着剤層中に含まれているフィラー、即ち
酸等に対して可溶性でありかつ硬化処理された耐熱性樹
脂粉末が、打抜き切断の際に発生するせん断応力の緩和
を阻害し、そのために接着剤層にクラックが誘発される
ことを見出した。
めっき用接着剤層は、せん断応力にはぜい弱である反
面、圧縮応力には耐えられることに着目し、前述の如き
問題点を解決すべく種々研究した。その結果、基板上に
接着剤層を形成するにあたり、打抜き切断部位には接着
剤層を形成せず、導体回路形成後に、前記接着剤層が形
成されていない打抜き切断部位に沿って打抜き切断加工
することにより、上述の問題を解決できることを想到し
た。
配線板の製造方法において、無電解めっき用接着剤層を
基板上に形成する際、打抜き切断部位には無電解めっき
用接着剤層を形成せず、導体回路を形成した後、前記打
抜き切断部位に沿って打抜き切断加工するものである。
いて詳細に説明する。本発明は、いわゆるアディティブ
プロセス、つまり(a)基板上に無電解めっき用接着剤
層を形成する工程、(b)無電解めっき用接着剤層を粗
化した後、その接着剤層に無電解めっき用の核を付与す
る工程、(c)無電解めっき用の核を付与した後、前記
接着剤層上に無電解めっきを行って導体回路を形成する
工程からなるプリント配線板の製造方法である。そし
て、最初のプロセス(a)において、無電解めっき用接
着剤層を、基板の打抜き切断部位には形成せず、また、
導体回路を形成した後、無電解めっき用接着剤層が形成
されていない打抜き切断部位に沿って基板の打抜き切断
を行うものである。
ち抜き切断加工の際、接着剤層にせん断応力が作用する
ことがなく、これによりクラックの発生が未然に防止さ
れる。従って、信頼性の高いプリント配線板を容易にか
つ高収率に得ることができ、よってプリント配線板の生
産性が向上する。
抜き切断部位以外に接着剤層を形成する方法としては、
例えば、1)スクリーン印刷法により特定の箇所に接着
剤を塗布する方法、2)スプレーコーティング法により
基板上に選択的に塗布する方法、3)あらかじめ打抜き
切断部位に離型フィルムを貼付しておき、接着剤を塗布
した後、離型フィルムを接着剤と共に除去する方法、
4)接着剤に感光性を付与しておき、コーティングした
後、露光/現像処理により、切断部位の接着剤を除去す
る方法、5)あらかじめ、製品サイズ大の接着剤フィル
ムシートを作成しておき、そのシートが切断部位を被覆
しないように貼付ける方法、6)切断部位にダミーパタ
ーン(ダミーの導体回路)を設けておき、全体に接着剤
をコーティングした後、ダミーパターン上の切断部位と
なる場所に沿ってレーザーを照射して接着剤層を除去す
る方法などが適用できる。
くは酸化剤に対して難溶性の樹脂からなるマトリックス
中に酸もしくは酸化剤に対して可溶性の硬化処理された
耐熱性樹脂粉末(フィラー)が分散してなることが望ま
しい。
着剤を塗布、硬化した後、接着剤層に酸化剤を処理すれ
ば、その接着剤層を粗面化することができるからであ
る。接着剤のマトリクスを形成する樹脂としては、アク
リル樹脂、フェノール樹脂、エポキシ樹脂、エポキシ変
成ポリイミド樹脂、ポリイミド樹脂の中から選ばれる何
れか少なくとも一種を使用することが有利である。
脂、フェノール樹脂、ベンゾグアナミン樹脂、ポリイミ
ド樹脂の中から選ばれる何れかすくなくとも一種を使用
することが有利である。
平均粒径10μm以下の耐熱性樹脂粉末、2)平均粒径2
μm以下の耐熱性樹脂粉末を凝集させて平均粒径2〜10
μmの大きさとした凝集粒子、3)平均粒径2〜10μm
の耐熱性樹脂粉末と平均粒径2μm以下の耐熱性樹脂粉
末との混合物、4)平均粒径2〜10μmの耐熱性樹脂粉
末の表面に平均粒径2μm以下の耐熱性樹脂粉末もしく
は平均粒径2μm以下の無機粉末のいずれか少なくとも
1種を付着させてなる擬似粒子から選ばれることが望ま
しい。
することにより、接着剤層表面が粗面化される。本発明
において用いられる酸化剤としては、クロム酸、クロム
酸塩、過マンガン酸及びオゾン等の酸化性薬液、並びに
塩酸、硫酸、硝酸及びふっ化水素酸等の酸などを使用す
ることができる。前記の酸化剤を用いれば、接着剤層中
のフィラー部分のみが選択的に溶解され、これにより絶
縁層表面にアンカーとしての無数の微細孔を形成するこ
とができる。
る方法としては、1)無電解めっき用の核を付与した
後、接着剤層上にめっきレジストを部分的に形成し、次
いで無電解めっきを施してめっきレジスト形成部分以外
の部分に導体回路を形成する方法、2)無電解めっき用
の核を付与した後、接着剤層の表面全体に無電解めっき
を行い(パネルめっき)、次いでエッチングにより導体
回路を形成する方法、3)無電解めっき用の核を付与し
た後、接着剤層の表面全体に無電解めっきを行う(パネ
ルめっき)ことにより無電解めっき膜を形成し、次いで
その膜上にめっきレジストを部分的に形成した後、電解
めっきもしくは無電解めっきを施してめっきレジスト形
成部分以外の部分に導体回路を形成(パターンめっき)
し、さらに前記めっきレジストを剥離し、かつ導体回路
間に形成されている無電解めっき膜をエッチングにより
除去する方法がある。そして、前記アディティブ法では
従来のサブトラクティブ法に比べ工程数が少なくて済む
という利点を有する。上記の何れの方法でも生産性の向
上を図ることが可能であるが、とりわけ1)のフルアデ
ィティブ法を適用することが好ましい。
えば、多層配線板の製造に適用することも勿論可能であ
る。その場合、スルーホールやバイアホールを備えたビ
ルドアップ多層プリント配線板を製造することが好適で
ある。
を具体化した幾つかの実施例について、図1〜図8に基
づき詳細に説明する。
ールノボラック型エポキシ樹脂(油化シェル製、商品
名:E−154)60重量部、ビスフェノールA型エポ
キシ樹脂(油化シェル製、商品名:E−1001)40
重量部、イミダゾール硬化剤(四国化成製、商品名:2
P4MHZ)4重量部、エポキシ樹脂微粉末(東レ製、
商品名:トレパールEP−B)50重量部からなる原材
料を三本ロールで混練し、ブチルセロソルブアセテート
を適量添加して接着剤を得た。
ーキングサイズ(510ミリメートル×340ミリメー
トル)のガラスエポキシ銅張積層板(製品サイズのプリ
ント板を複数形成することが可能な量産用の大型絶縁
板)を、常法によりフォトエッチングした。これによ
り、基板1上の表面銅箔2を食刻して、図1(b) に示す
ような第1導体回路3を形成した。
線板B上の切断部位23を除く箇所に、スクリーン印刷
機を用いて前記(2)で得た接着剤を塗布した。その
後、100℃,1時間の乾燥硬化処理、及び150℃,
5時間の乾燥硬化処理を施して、接着剤層4を形成し
た。図1(c) から明らかなように、基板1の切断部位2
3には接着剤は塗布されていない。
照射して、接着剤層4に被覆されていた第1導体回路3
の所定部分を露出させた(図1(d) 参照)。 (4):次いで、(3)にて得られた基板1をクロム酸
に10分間浸漬して、前記接着剤層4の表面を粗面6と
した。そして、クロム酸を中和した後、配線板Bを水洗
した。
て得られた配線板Bを市販のスズ−パラジウムコロイド
触媒に浸漬して活性化した後、ドライフィルムをラミネ
ートして、露光、現像を行い、接着剤層4上に無電解め
っき用レジスト5を形成した。そして、窒素雰囲気の
下、120℃で30分加熱して、前記触媒を固定化し
た。次いで、下記の表1に示す組成の無電解銅めっき液
に配線板Bを15時間浸漬して、約35μmの厚さの銅
めっきを施し、図1(f) に示すように、第2導体回路
(バイアホール)7を備える多層プリント配線板を製造
した。
に、油圧方式のプレス機を使用して、ワーキングサイズ
の多層プリント配線板から製品サイズの基板10を製造
した。その際、接着剤層4が形成されていない切断部位
23に沿って打ち抜きを行うと共に、プレス機の雄型金
具8と雌型金具9のすきまを0.2mmに設定し、プレ
ス圧を300平方ミリメートルあたり25トンに設定し
た。そして、前記方法により製造された製品サイズの基
板10の調査を行った。その結果、接着剤層4にクラッ
クが発生したり、導体回路7が剥離したりすることは全
く認められず、信頼性に極めて優れていた。 〔実施例2〕(1):実施例2では、エポキシ樹脂粒子
(東レ製、トレパールEP−B、平均粒径3.9μm)
200gを、5リットルのアセトン中に分散させてエポ
キシ樹脂粒子の第1懸濁液を調整した。また、アセトン
1リットルに対してエポキシ樹脂(三井石油化学製、商
品名、TA−1800)を30gの割合で溶解させたア
セトン溶液中にエポキシ樹脂粉末(東レ製、トレパール
EP−B,平均粒径0.5μm)300gを分散させた
第2懸濁液を調整した。そして、前記第1懸濁液をヘン
シェルミキサー(三井三池化工機製、FM10B型)内
で攪拌しながら、その中に第2懸濁液を滴下した。これ
により、上記エポキシ樹脂粒子表面にエポキシ樹脂粉末
を付着せしめた後、上記アセトンを除去し、その後、1
50℃に加熱して、擬似粒子を作成した。この擬似粒子
は、平均粒径が約4.3μmであり、約75重量%が、
平均粒径を中心として±2μmの範囲に存在していた。
樹脂(日本化薬製、商品名:EOCNー103S)50
重量部、ビスフェノールA型エポキシ樹脂(ダウ・ケミ
カル製、商品名:DER661)50重量部、イミダゾ
ール(四国化成製、商品名:2P4MHZ)6重量部、
前記(1)で作成した擬似粒子50重量部を、それぞれ
混合した後にブチルセロソルブを添加しながら、ホモデ
ィスパー攪拌機で粘度250cpsに調整した。次い
で、上記混合物を3本ローラーで混練して、感光性樹脂
組成物の溶液を調整した。これは接着剤として用いられ
る。
ーキングサイズのガラスエポキシ両面銅張積層板の表面
銅箔2を、常法によりフォトエッチングして、図2(b)
に示すような基板1表面に第1導体回路3を備えた配線
板Bとした。
ータ(ノードソン製、ノードソンセレクトコートシステ
ム)を用いて、切断部位23を除く部位に接着剤を塗布
した後、100℃,1時間及び150℃,5時間の乾燥
硬化処理を施して、接着剤層4を形成した。
1をクロム酸に10分間浸漬して、接着剤層4の樹脂表
面を粗面6とした。そしてクロム酸を中和した後、配線
板Bを水洗した。
用いて(4)にて得られた配線板Bの所定位置にスルー
ホール形成用の孔を設けた。 (6):(5)の配線板Bを市販のスズ−パラジウムコ
ロイド触媒に浸漬して活性化した後、130℃で20分
間加熱し、触媒の固定化をおこなった。その後、図2
(e) に示すようなドライフィルムを貼付し、露光現像し
て、接着剤層4上に無電解めっき用レジスト5を形成し
た。
組成の無電解銅めっき液に15時間浸漬して、約35μ
mの銅めっきを施し、第2導体回路(スルーホール)1
1を備えた多層プリント配線板を製造した(図2(f) 参
照)。
に、油圧方式のプレス機を使用して、ワーキングサイズ
の多層プリント配線板から製品サイズの基板10を製造
した。その際、接着剤層4が形成されていない切断部位
23に沿って打ち抜きを行うと共に、プレス機の雄型金
具8と雌型金具9のすきまを0.2mmに設定し、プレ
ス圧を300平方ミリメートルあたり50トンに設定し
た。そして、前記方法により製造された製品サイズの基
板10の調査を行った。その結果、接着剤層4にクラッ
クが発生したり、導体回路11が剥離したりすることは
全く認められず、前記実施例1と同様に信頼性に極めて
優れていた。 〔実施例3〕(1):実施例3では、フェノールノボラ
ック型エポキシ樹脂(油化シェル製、エピコート15
4)60重量部、ビスフェノールA型エポキシ樹脂(油
化シェル製、エピコート1001)40重量部、イミダ
ゾール(四国化成製、2PHZ)5重量部、エポキシ樹
脂微粉末A(東レ製 トレパール EP−B、 平均粒
径5.5μm)25重量部、エポキシ樹脂微粉末B(東
レ製 トレパール EP−B、 平均粒径0.5μm)
10重量部を混合した。その後、前記混合物をブチルセ
ロソルブアセテートを10重量%添加してホモディスパ
ーにて攪拌した後、3本ローラで混練した。これを接着
剤として用いる。
箔の貼付されていないワーキングサイズのガラスエポキ
シ絶縁板1上に、該切断部位23と同一形状にカッティ
ングされた離型フィルム(スミロン社製,E−74M)
12を貼付した(図3(b) 参照)。その後、ロールコー
タを用いて前記絶縁板1の全面に接着剤を塗布した(図
3(c) 参照)。そして、前記離型フィルム12を剥離す
ることにより、切断部位23の接着剤を除去し、100
℃,1時間及び150℃,5時間の乾燥硬化を施して、
図3(d) に示すような接着剤層4を形成した。
板1をクロム酸に10分間浸漬して、樹脂表面を粗面6
とした。そして、クロム酸を中和した後、前記絶縁板1
を水洗した。
ジウムコロイド触媒に浸漬して活性化し、120℃で3
0分加熱し、触媒の固定化をおこなった後、レジストフ
ィルムを貼付した。そして、図3(e) に示すように、露
光現像して、接着剤層4上に無電解めっき用レジスト5
を形成した。
下記の表1に示す組成の無電解銅めっき液に15時間浸
漬して、約35μmの銅めっきを施し、絶縁板1の表面
に導体回路13を備えた多層プリント配線板を製造した
(図3(f) 参照)。
に、油圧方式のプレス機を使用して、ワーキングサイズ
の多層プリント配線板から製品サイズの基板10を製造
した。その際、接着剤層4が形成されていない切断部位
23に沿って打ち抜きを行うと共に、プレス機の雄型金
具8と雌型金具9のすきまを0.1mmに設定し、プレ
ス圧を300平方ミリメートルあたり50トンに設定し
た。そして、前記方法により製造された製品サイズの基
板10の調査を行った。その結果、接着剤層4にクラッ
クが発生したり、導体回路13が剥離したりすることは
全く認められず、前記実施例1,2と同様に信頼性に極
めて優れていた。 〔実施例4〕(1):実施例4では、図4(a) に示すよ
うに、基板1上に銅箔2が張り付けられたワーキングサ
イズのガラスエポキシ銅張積層板(東芝ケミカル製、商
品名:東芝テコライト MEL−4)に、感光性ドライ
フィルム(デュポン製、商品名:リストン1051)を
ラミネートし、所望の導体回路パターンが描画されたマ
スクフィルムを通して紫外線露光させ、前記ドライフィ
ルムに画像を焼きつけた。次いで1,1,1−トリクロ
ロエタンで現像を行い、塩化第二銅エッチング液を用い
て非導体部の銅を除去した後、メチレンクロリドでドラ
イフィルムを剥離した。これにより、図4(b) に示すよ
うな複数の導体パターンからなる第一導体回路3を有す
る配線板Bを形成した。
樹脂(油化シェル製、エピコート180S)の50%ア
クリル化物60重量部、ビスフェノールA型エポキシ樹
脂(油化シェル製、エピコート1001)40重量部、
ジアリルテレフタレート15重量部、2−メチル−1−
〔4−(メチルチオ)フェニル〕−2−モルフォリノプ
ロパノン−1(チバ・ガイギー製、イルガキュアー90
7)4重量部、イミダゾール(四国化成 2P4MH
Z)4重量部、エポキシ樹脂粉末(東レ製、0.5μ
m)50重量部を混合した後、ブチルセロソルブを添加
しながら、ホモディスパー攪拌機で攪拌した。これを接
着剤として用いる。
に前記(2)で作成した感光性接着剤の溶液をロールコ
ーターを用いて塗布し、70℃で乾燥させて厚さ約50
μmの接着剤層4を形成した。
(3)の処理を施した配線板に径が100μmの黒円お
よび、打抜き切断部位23が黒く印刷されたフォトマス
クフィルム14を密着させ、超高圧水銀灯の紫外線24
により500mj/cm2 で露光した。これを、クロロ
セン溶液で超音波現像処理することにより、図4(d) に
示すように、配線板上に径が100μmのバイアホール
となる開口を形成した。尚、打抜き切断部位23の接着
剤層(以下、層間絶縁層)4は前記処理によって除去さ
れた。
00mj/cm2で露光し、さらに100℃で1時間、
その後150℃で3時間加熱処理することにより、フォ
トマスクフィルム14に相当する位置に、寸法精度に優
れる開口を有する層間絶縁層4を形成した(図4(d) 参
照)。
を、クロム酸〔(CrO3 )500g/リットル〕水溶
液からなる酸化剤に70℃で15分間浸漬して、層間絶
縁層4の表面を粗化した。その後、前記配線板Bを中和
溶液(シプレイ社製、PN−950)に浸漬した後、水
洗した。
行った配線板Bに、パラジウム触媒(プレイ社製、キャ
タポジット44)を付与して層間絶縁層4の表面を活性
化させ、加熱処理により触媒を固定化した。その後、図
4(e) に示すように、無電解めっき用レジスト5を実施
例1と同様の方法にて形成し、表1に示す組成の無電解
銅めっき液に11時間浸漬した。これにより、めっき膜
の厚さ25μmの無電解銅めっきを施し、図4(f) に示
すように、第2導体回路(バイアホール)7を備えた多
層プリント配線板を得た。
に、油圧方式のプレス機を使用して、ワーキングサイズ
の多層プリント配線板から製品サイズの基板10を製造
した。その際、接着剤層4が形成されていない切断部位
23に沿って打ち抜きを行うと共に、プレス機の雄型金
具8と雌型金具9のすきまを0.3mmに設定し、プレ
ス圧を300平方ミリメートルあたり20トンに設定し
た。そして、前記方法により製造された製品サイズの基
板10の調査を行った。その結果、層間絶縁層4にクラ
ックが発生したり、導体回路7が剥離したりすることは
全く認められず、前記実施例1〜3と同様に信頼性に極
めて優れていた。 〔実施例5〕(1):実施例5では、エポキシ樹脂粒子
(東レ製、トレパールEP−B、平均粒径0.5μm)
を熱風乾燥機内に装入し、180℃で3時間加熱処理し
て凝集結合させた。この凝集結合させたエポキシ樹脂粒
子を、アセトン中に分散させ、ボールミルにて5時間解
砕した後、風力分級機を使用して分級し、凝集粒子を作
成した。この凝集粒子は、平均粒径が約3.5μmであ
り、約68重量%が、平均粒径を中心として±2μmの
範囲に存在していた。
樹脂の50%アクリル化物100重量部、ジアリルテレ
フタレート15重量部、2−メチル−1−〔4−(メチ
ルチオ)フェニル〕−2−モルフォリノプロパノン−1
(チバ・ガイギー製、商品名:イルガキュア−907)
4重量部、イミダゾール硬化剤(四国化成製、商品名:
2P4MHZ)4重量部、(1)で作成された樹脂粒子
を25重量部にジメチルセロソルブを加え、ホモディス
パー分散機で調製し、次いで3本ローラーで混練して固
形分濃度80%の接着剤溶液を作成した。
あらかじめ離型材を塗布したポリエチレンフィルム15
の上に、ドクターブレードを用いて(2)の接着剤16
を塗布し、かつ乾燥した。これにより、接着剤フィルム
17を作成すると共に、この接着剤フィルム17を製品
サイズ大にカッティングした(図5(c) 参照)。その
後、図5(d) に示すように、前記接着剤フィルム17を
ワーキングサイズの絶縁板1上に貼付して、加圧加熱プ
レスし、切断部位23以外の場所に接着剤層(以下、層
間絶縁層)4を形成した。
を、クロム酸〔(CrO3 )500g/リットル〕水溶
液からなる酸化剤に70℃で15分間浸漬して、層間絶
縁層4の表面を粗面6とした。次いで、絶縁板1を中和
溶液(シプレイ社製、PN−950)に浸漬して、水洗
した。
の絶縁板1にパラジウム触媒(プレイ社製、キャタポジ
ット44)を付与して、層間絶縁層4の表面を活性化さ
せ、窒素雰囲気下で加熱処理を行い触媒を固定化した。
層4の表面にドライフィルムフォトレジストをラミネー
トし、露光現像して、無電解めっき用レジスト5を形成
した。更に、前記絶縁板1を表1に示す組成の無電解銅
めっき液に11時間浸漬して、めっき膜の厚さ25μm
の無電解銅めっきを施した。これにより、図5(f) に示
すように、層間絶縁層4上に導体回路13を備えた多層
プリント配線板を得た。
に、油圧方式のプレス機を使用して、ワーキングサイズ
の多層プリント配線板から製品サイズの基板10を製造
した。その際、接着剤層4が形成されていない切断部位
23に沿って打ち抜きを行い、その後製品サイズの基板
10の調査を行った。その結果、層間絶縁層4にクラッ
クが発生したり、導体回路13が剥離したりすることは
全く認められず、前記実施例1〜4と同様に信頼性に極
めて優れていた。 〔実施例6〕(1):図6(a) に示すようなワーキング
サイズのガラスエポキシ銅張積層板(東芝ケミカル製、
商品名:東芝テコライト MEL−4)に、感光性ドラ
イフィルム(デュポン製、商品名:リストン1051)
をラミネートし、所望のダミーパターンが描画されたマ
スクフィルムを通して紫外線露光させた。これにより、
前記ドライフィルムに画像を焼きつけた。次いで、1,
1,1−トリクロロエタンで現像を行い、塩化第二銅エ
ッチング液を用いて非導体部の銅を除去した後、メチレ
ンクロリドでドライフィルムを剥離した。これにより、
図6(b) に示すように、基板1上の打抜き切断部位23
にダミーパターン18が形成された配線板Bを得た。
て、実施例1と同様の接着剤をロールコータを用いて塗
布した。次いで、その接着剤を乾燥し、かつ硬化させる
ことにより、接着剤層4を形成した(図6(c) 参照)。
ーパターン18上に形成された接着剤層4を炭酸ガスレ
ーザのレーザ光25で焼き、その部分の接着剤のみを除
去した。
を、クロム酸〔(CrO3 )500g/リットル〕水溶
液からなる酸化剤に70℃で15分間浸漬して、接着剤
層(以下、層間絶縁層)4の表面を粗面6とした。更
に、前記配線板Bを中和溶液(シプレイ社製、PN−9
50)に浸漬して、水洗を行った。
の配線板Bにパラジウム触媒(プレイ社製、キャタポジ
ット44)を付与して、層間絶縁層4の表面を活性化さ
せた。そして、図6(e) に示すように無電解めっき用レ
ジスト5を形成した後に、前記基板1を表1に示す組成
の無電解銅めっき液に11時間浸漬して、膜厚25μm
の無電解銅めっきを施した。これにより、図6(f) に示
すように、層間絶縁層4上に導体回路13を備えた多層
プリント配線板を得た。
に、弾み車方式のプレス機を使用して、ワーキングサイ
ズの多層プリント配線板から製品サイズの基板10を製
造した。その際、接着剤層4が形成されていない切断部
位23に沿って打ち抜きを行い、その後製品サイズの基
板10の調査を行った。その結果、層間絶縁層4にクラ
ックが発生したり、導体回路13が剥離したりすること
は全く認められず、前記実施例1〜5と同様に信頼性に
極めて優れていた。 〔実施例7〕(1):実施例7では、オルトクレゾール
ノボラック型エポキシ樹脂(日本火薬製)の80%アク
リル化物60重量部、ビスフェノールA型エポキシ樹脂
(油化シェル製、エピコート1001)100重量部、
2−メチル−1−〔4−(メチルチオ)フェニル〕−2
−モルフォリノプロパノン−1(チバ・ガイギー製、イ
ルガキュアー907)4重量部、イミダゾール(四国化
成 2P4MHZ)4重量部、エポキシ樹脂粉末(東レ
製、0.5μm)50重量部を混合した後、ブチルセロ
ソルブを添加しながら、ホモディスパー攪拌機で攪拌し
た。
剤の溶液を、図7(a) に示すようなワーキングサイズの
ガラスエポキシ絶縁板1上にロールコーターを用いて塗
布し、70℃で乾燥させた。これにより、前記絶縁板1
上に図7(b) に示すような厚さ約50μmの接着剤層4
を形成した。
1に、打抜き切断部位23が黒く印刷されたフォトマス
クフィルム14を密着させ、超高圧水銀灯により500
mj/cm2 で露光した(図7(c) 参照)。これを、ク
ロロセン溶液で超音波現像処理することにより、絶縁板
1上の打抜き切断部位23における層間絶縁層4を除去
した(図7(d) 参照)。そして、前記絶縁板1を超高圧
水銀灯により約3000mj/cm2 で露光し、さらに
100℃,1時間の加熱処理及び150℃,3時間の加
熱処理を行った。
を、クロム酸〔(CrO3 )500g/リットル〕水溶
液からなる酸化剤に70℃で15分間浸漬して、層間絶
縁層4の表面を粗化した。その後、前記絶縁板1を中和
溶液(シプレイ社製、PN−950)に浸漬して、水洗
を行った。
絶縁板1に、パラジウム触媒(プレイ社製、キャタポジ
ット44)を付与して、層間絶縁層4の表面を活性化さ
せ、加熱処理により触媒を固定化した。その後、表1に
示す組成の無電解銅めっき液に11時間浸漬して、層間
絶縁層4の表面全体にめっき膜の膜厚が25μmの無電
解銅めっきを施した。これにより、図7(e) に示すよう
な無電解めっき膜(パネルめっき)26を形成した。
性ドライフィルムをラミネートし、露光後、クロロセン
溶液で超音波現像処理することにより、所定位置にエッ
チングレジスト27を形成した(図7(f) 参照)。次
に、図7(g) 及び(h) に示すように、塩化第2銅水溶液
にて前記基板1をエッチングし、層間絶縁層4上に導体
回路13を備えたプリント配線板を形成した。
に、油圧方式のプレス機を使用して、ワーキングサイズ
の多層プリント配線板から製品サイズの基板10を製造
した。その際、接着剤層4が形成されていない切断部位
23に沿って打ち抜きを行うと共に、プレス機の雄型金
具8と雌型金具9のすきまを0.3mmに設定し、プレ
ス圧を300平方ミリメートルあたり40トンに設定し
た。そして、前記方法により製造された製品サイズの基
板10の調査を行った。その結果、層間絶縁層4にクラ
ックが発生したり、導体回路13が剥離したりすること
は全く認められず、前記実施例1〜6と同様に信頼性に
極めて優れていた。 〔実施例8〕(1):実施例8では、オルトクレゾール
ノボラック型エポキシ樹脂(日本火薬製)の80%アク
リル化物60重量部、ビスフェノールA型エポキシ樹脂
(油化シェル製、エピコート1001)100重量部、
2−メチル−1−〔4−(メチルチオ)フェニル〕−2
−モルフォリノプロパノン−1(チバ・ガイギー製、イ
ルガキュアー907)4重量部、イミダゾール(四国化
成 2P4MHZ)4重量部、エポキシ樹脂粉末(東レ
製、0.5μm)50重量部を混合した後、ブチルセロ
ソルブを添加しながら、ホモディスパー攪拌機で攪拌し
た。
剤の溶液を、図8(a) に示すようなワーキングサイズの
ガラスエポキシ絶縁板1上にロールコーターを用いて塗
布し、70℃で乾燥させた。これにより、図8(b) に示
すように、前記絶縁板1上に厚さ約50μmの接着剤層
4を形成した。
1に、図8(c) に示すような打抜き切断部位23が黒く
印刷されたフォトマスクフィルム14を密着させ、超高
圧水銀灯により500mj/cm2 で露光した。これ
を、クロロセン溶液で超音波現像処理することにより、
絶縁板1上の打抜き切断部位23における層間絶縁層4
を除去した(図8(d) 参照)。そして、前記絶縁板1を
超高圧水銀灯により約3000mj/cm2 で露光し、
さらに100℃,1時間加熱処理し、かつ150℃,3
時間加熱処理した。
を、クロム酸〔(CrO3 )500g/リットル〕水溶
液からなる酸化剤に70℃で15分間浸漬して、層間絶
縁層4の表面を粗化してから、その絶縁板1を中和溶液
(シプレイ社製、PN−950)に浸漬して、水洗を行
った。
の絶縁板1に、パラジウム触媒(プレイ社製、キャタポ
ジット44)を付与して層間絶縁層4の表面を活性化さ
せ、加熱処理により触媒を固定化した。次いで、前記絶
縁板1を表1に示す組成の無電解銅めっき液に11時間
浸漬して、層間絶縁層4の表面全体に、膜厚が5μmの
無電解銅めっきを施した。これにより、層間絶縁層4上
に、図8(e) に示すような無電解めっき膜(パネルめっ
き)26を形成した。
ィーにより、電解めっき用のめっきレジスト28を形成
した(図8(f) 参照)。次いで、パネルパターンめっき
法に従い電解めっきを施し、厚さ25μmの電解めっき
膜29を形成した(図8(g)参照)。
することにより前記めっきレジスト28を除去した後、
絶縁板1表面をエッチングして、電解めっきが施された
部位以外の無電解めっき膜26を除去した。これによ
り、図8(h) に示すように、絶縁板1上の所定位置に導
体回路13を備えたプリント配線板を得た。
に、油圧方式のプレス機を使用して、ワーキングサイズ
の多層プリント配線板から製品サイズの基板10を製造
した。その際、接着剤層4が形成されていない切断部位
23に沿って打ち抜きを行うと共に、プレス機の雄型金
具8と雌型金具9のすきまを0.3mmに設定し、プレ
ス圧を300平方ミリメートルあたり50トンに設定し
た。そして、前記方法により製造された製品サイズの基
板10の調査を行った。その結果、層間絶縁層4にクラ
ックが発生したり、導体回路13が剥離したりすること
は全く認められず、前記各実施例と同様に信頼性に極め
て優れていた。
例のプリント配線板の製造方法について説明する。 〔比較例1〕(1):本比較例1では、接着剤層4を形
成するための材料として、あらかじめ実施例1と同様の
接着剤を作成した。
シ銅張積層板の表面銅箔を、常法によりフォトエッチン
グして、印刷配線板を得た。この印刷配線板の全面にロ
ールコータを用いて前記接着剤を塗布した後、100℃
で1時間、かつ150℃で5時間乾燥硬化して、接着剤
層4を形成した。
射して、接着剤層4に被覆されていた導体回路13の所
定部分を露出させた。 (4):次いで、(3)にて得られた配線板Bをクロム
酸に10分間浸漬して、樹脂表面を粗面化した。そし
て、クロム酸の中和後、配線板Bを水洗した。
(4)にて得られた配線板Bにスルーホール形成用の孔
を形成した。 (6):前記配線板Bを市販のスズ−パラジウムコロイ
ド触媒に浸漬して、活性化した。その後、下記の表1に
示す組成の無電解銅めっき液に15時間浸漬して、約3
5μmの銅めっきを施し、多層プリント配線板を製造し
た。
いる切断部位23に沿い、油圧方式のプレス機を用い
て、製品サイズの基板10を打ち抜いた。尚、プレス機
の雄型金具8と雌型金具9のすきまを0.2mmに設定
し、圧力を300平方ミリメートルあたり25トンに設
定した。
調査したところ、図9に示すように接着剤層4の各所に
クラック19が見られた。図10は前記プリント配線板
を打ち抜き切断する際に発生する応力を説明する図であ
る。この図から明らかなように、打抜き切断部位23に
は、矢印20に示すようなせん断応力が発生し、これに
より接着剤層4にクラック19が発生することがわか
る。これに対して、図11には前記実施例1〜8の製造
方法で得られたプリント配線板を打ち抜き切断する際に
発生する応力を説明する図が示されている。この図より
明らかなように、基板1には矢印21に示すようなせん
断応力は発生するものの、接着剤層4にはせん断応力は
発生せず、矢印22に示す圧縮応力だけが発生すること
が分かる。そのため、接着剤層4にはクラックが全く発
生せず、その結果、非常に高収率となり、プリント配線
板の生産性が向上する。 〔比較例2〕(1):本比較例2では、エポキシ樹脂
(油化シェル製)100重量部、アクリロニトリルブタ
ジエン共重合ゴム(グットリッチ社製)、トリフェニル
スルホフィン0.2重量部、ジシアンジアミド5重量
部、2−ヘプタデシルイミダゾール0.2重量部を配合
し、ジメチルホルムアミド溶剤に溶かして粘度200c
psとし、ゴム系接着剤を調製した。
布、硬化させた後、接着剤層4をクロム酸を用いて粗化
した。その後、実施例1と同様の方法により、導体回路
13を備えたプリント配線板を製造した。
いる切断部位23に沿って、油圧方式のプレス機を用
い、製品サイズの基板10を打ち抜いた。このようにし
て得られたプリント配線板を調査したところ、接着剤層
にクラックは見られなかった。しかし、打抜き加工の際
の加圧プレスの圧力にゴム系接着剤が耐えることができ
ず、導体回路13の一部が剥離した。
〜8のプリント配線板の製造方法が、従来の製造方法に
比べて優れていることは明白である。
線板の製造方法によれば、ワーキングサイズから製品サ
イズに打抜き切断する際に、切断面近傍の接着剤層に発
生する微細なクラックを未然に防止できるという優れた
効果を奏する。そのため、高い信頼性を有する高密度プ
リント配線板を容易に、かつ生産性よく供給することが
可能になる。
板の製造工程を示す縦断面図である。
板の製造工程を示す縦断面図である。
板の製造工程を示す縦断面図である。
板の製造工程を示す縦断面図である。
板の製造工程を示す縦断面図である。
板の製造工程を示す縦断面図である。
板の製造工程を示す縦断面図である。
板の製造工程を示す縦断面図である。
式図である。
の打抜き切断時に発生する応力についての説明図であ
る。
打抜き切断時に発生する応力についての説明図である。
用レジスト、7 導体回路としてのバイアホール、11
導体回路としてのスルーホール、13 導体回路、2
3 打抜き切断部位、26 無電解めっき膜(パネルめ
っき)、28めっきレジスト。
Claims (5)
- 【請求項1】(a)基板(1)上に無電解めっき用接着
剤層(4)を形成する工程、(b)無電解めっき用接着
剤層(4)を粗化した後、その接着剤層(4)に無電解
めっき用の核を付与する工程、(c)無電解めっき用の
核を付与した後、前記接着剤層(4)上に無電解めっき
を行って、導体回路(7,11,13)を形成する工程
からなるプリント配線板の製造方法であって、前記工程
(a)において、無電解めっき用接着剤層(4)を、基
板(1)の打抜き切断部位(23)には形成せず、前記
工程(c)の完了後、前記打抜き切断部位(23)に沿
って基板(1)を打抜き切断加工することを特徴とする
プリント配線板の製造方法。 - 【請求項2】前記工程(c)では、無電解めっき用の核
を付与した後、無電解めっきを行う前に、前記接着剤層
(4)上にめっきレジスト(28)が形成される請求項
1に記載のプリント配線板の製造方法。 - 【請求項3】前記工程(c)は、無電解めっき用の核を
付与した後、接着剤層(4)の表面全体に無電解めっき
を行い、次いでエッチングにより導体回路(7,11,
13)を形成する工程である請求項1に記載のプリント
配線板の製造方法。 - 【請求項4】前記工程(c)は、無電解めっき用の核を
付与した後、接着剤層(4)の表面全体に無電解めっき
を行うことにより無電解めっき膜(26)を形成し、次
いでこの無電解めっき膜(26)上にめっきレジスト
(28)を形成した後、電解めっきもしくは無電解めっ
きを施して導体回路(7,11,13)を形成し、さら
に前記めっきレジスト(28)を剥離し、かつ導体回路
(7,11,13)間に存在する無電解めっき膜(2
6)をエッチングにより除去する工程である請求項1に
記載のプリント配線板の製造方法。 - 【請求項5】前記無電解めっき用接着剤は、酸もしくは
酸化剤に対して難溶性の樹脂からなるマトリックス中
に、酸もしくは酸化剤に対して可溶性の硬化処理された
耐熱性樹脂粉末が分散されてなる請求項1に記載のプリ
ント配線板の製造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP26508591A JP2826219B2 (ja) | 1991-03-30 | 1991-10-14 | プリント配線板の製造方法 |
Applications Claiming Priority (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3-92820 | 1991-03-30 | ||
JP9282091 | 1991-03-30 | ||
JP26508591A JP2826219B2 (ja) | 1991-03-30 | 1991-10-14 | プリント配線板の製造方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH053382A true JPH053382A (ja) | 1993-01-08 |
JP2826219B2 JP2826219B2 (ja) | 1998-11-18 |
Family
ID=26434198
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP26508591A Expired - Fee Related JP2826219B2 (ja) | 1991-03-30 | 1991-10-14 | プリント配線板の製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2826219B2 (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5418600A (en) * | 1993-12-17 | 1995-05-23 | Xerox Corporation | Conformable friction drive system for belt or drum transport |
JP2016072407A (ja) * | 2014-09-30 | 2016-05-09 | 株式会社村田製作所 | 電子部品の製造方法 |
-
1991
- 1991-10-14 JP JP26508591A patent/JP2826219B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5418600A (en) * | 1993-12-17 | 1995-05-23 | Xerox Corporation | Conformable friction drive system for belt or drum transport |
JP2016072407A (ja) * | 2014-09-30 | 2016-05-09 | 株式会社村田製作所 | 電子部品の製造方法 |
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---|---|
JP2826219B2 (ja) | 1998-11-18 |
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