JPH0533812U - 薬液タンク装置 - Google Patents
薬液タンク装置Info
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- JPH0533812U JPH0533812U JP8758891U JP8758891U JPH0533812U JP H0533812 U JPH0533812 U JP H0533812U JP 8758891 U JP8758891 U JP 8758891U JP 8758891 U JP8758891 U JP 8758891U JP H0533812 U JPH0533812 U JP H0533812U
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 薬液タンク12内に生じる沈澱物等の薬液16中
の異物を効率よく除去するとともに、薬液タンク12内の
薬液16の量に関係なく、均一濃度の薬液16が薬液タンク
12から吐出されるようにする。 【構成】 異物除去装置14において、円筒状ストレーナ
30はケーシング26内を放射方向内外の内側室32及び外側
室34に相互に仕切っている。ブレード状回転刃44は、モ
ータ40の出力軸42に一体回転的に取り付けられ、円筒状
ストレーナ30の内周面に沿って回転し、円筒状ストレー
ナ30上の異物を粉砕する。管状撹拌軸46は、上端部にお
いて出力軸42に固定され、薬液タンク12の下部と内側室
32とを連通する。撹拌羽根54は、管状撹拌軸46の下端部
に取り付けられ、薬液タンク12内の薬液16を撹拌する。
の異物を効率よく除去するとともに、薬液タンク12内の
薬液16の量に関係なく、均一濃度の薬液16が薬液タンク
12から吐出されるようにする。 【構成】 異物除去装置14において、円筒状ストレーナ
30はケーシング26内を放射方向内外の内側室32及び外側
室34に相互に仕切っている。ブレード状回転刃44は、モ
ータ40の出力軸42に一体回転的に取り付けられ、円筒状
ストレーナ30の内周面に沿って回転し、円筒状ストレー
ナ30上の異物を粉砕する。管状撹拌軸46は、上端部にお
いて出力軸42に固定され、薬液タンク12の下部と内側室
32とを連通する。撹拌羽根54は、管状撹拌軸46の下端部
に取り付けられ、薬液タンク12内の薬液16を撹拌する。
Description
【0001】
この考案は、圃場に散布する薬液等を貯留するとともに薬液内の沈澱物等の異 物を除去する薬液タンク装置に係り、詳しくは薬液タンク内に生じる異物を効率 よく除去できる薬液タンク装置に関するものである。
【0002】
円筒状ストレーナの下流側の周面に沿って回転刃を回転させて、円筒状ストレ ーナに付着している異物を粉砕し、これにより、送られる液体中の異物を除去す ることは公知である(例:特開平2−207802号公報及び特開平3−862 05号公報等)。
【0003】 一方、ノズル等を使用して圃場に散布するために薬液を貯留する薬液タンクで は、粉粒状薬剤を水に溶解させて薬液を生成した後、粉粒状薬剤成分が沈殿し易 いので、沈殿物がノズル等へ送られるのを防止するために、撹拌羽根を薬液タン ク内で回転させて、薬液を撹拌するとともに、薬液タンクから吸入した薬液をス トレーナを経てノズル等へ送っている。薬液を撹拌しかつ薬液中の異物を除去す る場合、従来技術では、薬液を薬液タンクの下部から取り出して薬液タンクの外 部のストレーナへ導くための吸入口は、ストレーナへの接続管との接続を容易に するために、薬液タンクの側壁、したがって、撹拌羽根の周辺部に設けられてい る。
【0004】
撹拌羽根は、中心部の回転速度が周辺部のそれより低いので、撹拌羽根の中心 部直下において、薬液の撹拌性が低下し、沈殿物を生じ易くなっている。従来の 薬液タンクでは、ストレーナへの吸入口が撹拌羽根の周辺部に存在するので、薬 液タンクの中心部で生じた沈殿物が、なかなかストレーナへ送られず、滞留し、 かつ大きく成長するとともに、薬液タンクにおける沈殿物の量が増大する傾向が ある。さらに、これら沈殿物は、薬液タンク中の薬液の残量が少なくなってから 、撹拌羽根の周辺部へ移動して、撹拌されて、再溶解し、吸入口からストレーナ の方へ送られるので、後半の吸入における薬液の濃度が上昇する傾向がある。
【0005】 また、円筒状ストレーナの周面に沿って回転刃を回転させて、円筒状ストレー ナに付着している異物を回転刃により粉砕する異物除去装置では、回転刃の駆動 装置は撹拌羽根の駆動装置とは別に設けられ、全体の駆動装置の個数が増大して いる。さらに、従来のこのような異物除去装置では、ストレーナの下流側の薬液 が、ポンプを停止した作業終了後も、ストレーナの上流側へ戻されることなく、 滞留して、沈澱や再結晶を生じ、それら異物が、次のポンプ運転再開時に、スト レーナにより除去されることなく、ポンプを介してノズル等へ送られ、詰まり等 の支障につながり易い。
【0006】 請求項1の考案の目的は、薬液タンク内に生じる沈澱物等の異物を効率よく処 理して、異物を含まずかつ均一な濃度の薬液タンクを送ることができるとともに 、全体の駆動装置の個数を低減できる薬液タンク装置を提供することである。 請求項2の考案の目的は、作業終了後に薬液が円筒状ストレーナの下流側の外 側室に滞留して、沈澱物が生じ、この沈澱物が次の作業時に送られるのを防止で きる薬液タンク装置を提供することである。
【0007】
この考案を、実施例に対応する図面の符号を使用して説明する。 請求項1の薬液タンク装置(10,10b)は次の(a)ないし(g)の構成要素を有 してなる。 (a)放射方向内外の内側室(32)と外側室(34)とを仕切る円筒状ストレーナ(30) (b)外側室(34)へ連通する吐出口(36) (c)円筒状ストレーナ(30)内を回転して円筒状ストレーナ(30)の内周面に付着 している異物を粉砕する回転刃(44) (d)この回転刃(44)を回転駆動する駆動装置(40) (e)薬液(16)を貯留する薬液タンク(12) (f)鉛直方向へ延び薬液タンク(12)の下部と内側室(32)内とを連通し回転刃
(4) と一体的に回転する管状撹拌軸(46) (g)この管状撹拌軸(46)の下端部に一体回転的に取り付けられ薬液タンク(12) 内の薬液(16)を撹拌する撹拌羽根(54)
(4) と一体的に回転する管状撹拌軸(46) (g)この管状撹拌軸(46)の下端部に一体回転的に取り付けられ薬液タンク(12) 内の薬液(16)を撹拌する撹拌羽根(54)
【0008】 請求項2の薬液タンク装置(10,10b)では、内側室(32)及び外側室(34)の下面(58) は、内側室(32)及び外側室(34)内の薬液(16)を内側室(32)における管状撹拌軸 (46)の連通孔(56)へ向かって流下させる形状となっている。
【0009】
請求項1の考案において、駆動装置(40)は回転刃(44)及び管状撹拌軸(46)を回 転駆動する。撹拌羽根(54)は、管状撹拌軸(46)の下端部に位置し、管状撹拌軸(4
6) の回転とともに回転し、薬液タンク(12)内の薬液(16)を撹拌する。撹拌羽根(54) の中央部の薬液(16)は、管状撹拌軸(46)の下部から吸引され、管状撹拌軸(46) を通って、内側室(32)へ至る。薬液(16)は、さらに、異物を除去されつつ円筒状 ストレーナ(30)を通過し、外側室(34)へ入り、吐出口(36)へ導かれる。回転刃(4
4) は、円筒状ストレーナ(30)の内周面に沿って回転し、円筒状ストレーナ(30)に 付着している異物を粉砕し、粉砕されて十分に微細になった異物が、薬液(16)と ともに円筒状ストレーナ(30)及び外側室(34)を経て吐出口(36)へ導かれる。
6) の回転とともに回転し、薬液タンク(12)内の薬液(16)を撹拌する。撹拌羽根(54) の中央部の薬液(16)は、管状撹拌軸(46)の下部から吸引され、管状撹拌軸(46) を通って、内側室(32)へ至る。薬液(16)は、さらに、異物を除去されつつ円筒状 ストレーナ(30)を通過し、外側室(34)へ入り、吐出口(36)へ導かれる。回転刃(4
4) は、円筒状ストレーナ(30)の内周面に沿って回転し、円筒状ストレーナ(30)に 付着している異物を粉砕し、粉砕されて十分に微細になった異物が、薬液(16)と ともに円筒状ストレーナ(30)及び外側室(34)を経て吐出口(36)へ導かれる。
【0010】 請求項2の考案では、作業終了後、外側室(34)に残った薬液(16)は、内側室(3
2) 及び外側室(34)の下面(58)の形状に従って、流下し、内側室(32)における管状 撹拌軸(46)の連通孔(56)から管状撹拌軸(46)を経て薬液タンク(12)内へ戻る。
2) 及び外側室(34)の下面(58)の形状に従って、流下し、内側室(32)における管状 撹拌軸(46)の連通孔(56)から管状撹拌軸(46)を経て薬液タンク(12)内へ戻る。
【0011】
以下、この考案を図面の実施例について説明する。 図1は薬液タンク装置10の垂直断面図である。薬液タンク装置10は、薬液タン ク12と、薬液タンク12の上部に載置、固定される異物除去装置14とを有している 。薬液タンク12は、薬液16を貯留するタンク本体18と、タンク本体18に取り付け られた複数個のクリップ20によりタンク本体18に着脱自在に固定されタンク本体 18の上端開口を開閉する蓋22とを含む。空気抜き穴24は、タンク本体18の上端開 口の周縁部に形成され、蓋22によるタンク本体18の上端開口の閉鎖時にタンク本 体18の内外を連通する。
【0012】 図4は異物除去装置14の拡大垂直断面図である。異物除去装置14において、ケ ーシング26はボルト28により蓋22の上面に固定され、円筒状ストレーナ30は、網 体から成り、ケーシング26内に配設されて、ケーシング26内を放射方向内外の内 側室32及び外側室34に相互に仕切っている。ケーシング26は、複数個の部材の組 付けから成り、各部材の嵌合部にOリング70が嵌着されて、ケーシング26のシー ルを行なっている。吐出口36は、ケーシング26の外部に設けられ、外側室34へ連 通している。ホース38は、一端側において吐出口36に着脱自在に装着され、他端 側においてポンプ(図示せず)の吸入口へ接続される。
【0013】 図5は異物除去装置14を上方から見た図である。図4及び図5において、モー タ40は、ケーシング26の上部に固定され、出力軸42をケーシング26の中心線に沿 ってケーシング26内へ突出させている。
【0014】 図6は異物除去装置14の水平断面図である。図4及び図6において、ブレード 状回転刃44は、湾曲状横断面を有し、出力軸42に一体回転的に取り付けられ、円 筒状ストレーナ30の内周面に沿って刃先を回転摺動させ、沈殿物等の異物を円筒 状ストレーナ30の内面からそぎ落し、かつ粉砕する。なお、ブレード状回転刃44 は円筒状ストレーナ30の内面を摺動することなく、わずかの寸法だけ離れつつ回 転して、円筒状ストレーナ30の内面に付着した異物を粉砕するものでもよい。
【0015】 図4おいて、管状撹拌軸46は、中心線が出力軸42のそれに対して一直線上にな るように、鉛直方向へ延び、中実の出力軸42の下端部に挿抜自在に嵌合して、R ピン50により出力軸42に一体回転的に固定され、さらに、ケーシング26の底部及 び蓋22を貫通して、ベアリング48によりケーシング26の底部に回転自在に軸支さ れている。シール52は、ベアリング48より上部においてケーシング26の底部にお ける管状撹拌軸46の貫通部に嵌装され、内側室32の下部におけるシールを行なっ ている。複数個の連通孔56は、内側室32の下部に位置するように、管状撹拌軸46 の上端部に穿設され、内側室32と管状撹拌軸46内とを相互に連通している。内側 室32及び外側室34の下面58は、外側室34では内側室32の方へ向かって下降するよ うに、また、内側室32では水平面に、さらに内側室32の中心部では窪地60となっ ており、連通孔56は窪地60の下部に位置している。このように、下面58は、周辺 部から中心部へ向かって全体的に下降するような形状となっており、内側室32及 び外側室34内に残存する薬液16は、連通孔56の方へ流下するようになっている。
【0016】 図2は管状撹拌軸46を下端側から鉛直方向へ見た図である。図1及び図2にお いて、撹拌羽根54は、長方形の平板状であり、薬液タンク12の底部に位置するよ うに、管状撹拌軸46の下端部に一体回転的に固定されている。管状撹拌軸46の下 端は、開口状態になっており、タンク本体18内の底部へ連通している。
【0017】 図3はタンク本体18内へ容器68より薬液16を投入する状況を示している。クリ ップ20を外側へ揺動させて、クリップ20による蓋22の係止を解除し、図1の異物 除去装置14及び蓋22をタンク本体18から取外し、ストレーナ62をタンク本体18の 上端開口からタンク本体18内へ挿入する。ストレーナ62は、上端周縁部のフラン ジ64をタンク本体18の上端開口の周縁部に当て、下端側に網部66を備えている。 容器68は、粉又は粒状薬剤を水に溶解して生成した薬液16を内部に収容し、容器 68内の薬液16を、ストレーナ62を通してタンク本体18内へ投入する。薬液16は、 網部66を通過する際、沈殿物を網部66において除去される。
【0018】 薬液タンク装置10の作用について説明する。 薬液16の散布作業では、ホース38の先端側に吸入口を接続されているポンプを 駆動するとともに、モータ40を駆動する。モータ40の駆動に伴って、出力軸42が 回転し、ブレード状回転刃44及び管状撹拌軸46が回転する。撹拌羽根54は、薬液 タンク12の下部に位置し、管状撹拌軸46の回転に伴って回転し、薬液タンク12内 の薬液16を撹拌する。撹拌羽根54の中央部の薬液16は、ポンプからの吸引力によ り管状撹拌軸46の下端開口から管状撹拌軸46内へ下部から吸引され、管状撹拌軸 46を通って、内側室32へ至る。さらに、異物を除去されつつ、円筒状ストレーナ 30を通過し、外側室34から吐出口36及びホース38を経てポンプへ吸入される。ブ レード状回転刃44は、円筒状ストレーナ30の内周面を回転、摺動し、円筒状スト レーナ30に付着している異物を、円筒状ストレーナ30からそぎ落としつつ、粉砕 し、粉砕されて十分に微細になった異物が、薬液16とともに外側室34及び吐出口 36を経てポンプへ送られる。
【0019】 作業終了後、外側室34に残った薬液16は、内側室32及び外側室34の下面58の下 降形状に従って、流下し、窪地60における管状撹拌軸46の連通孔56から管状撹拌 軸46を経て薬液タンク12内へ戻り、外側室34における残存を防止される。
【0020】 図7は別の薬液タンク装置10bの垂直断面図である。この薬液タンク装置10bで は、異物除去装置14は、モータ40を除いて、タンク本体18内へ挿入状態になるよ うに、蓋22に固定されている。ケーシング26の下面は、薬液16内に薬液16がほぼ 満量状態になっているとき、薬液16の面にほぼ接するようになっており、薬液タ ンク装置10の運搬時の振動に因る薬液16の表面の泡立ちを抑制する。
【0021】 図8は図7の異物除去装置14の拡大垂直断面図である。図4の異物除去装置14 との相違点のみ説明すると、シール52は、ケーシング26の底部における管状撹拌 軸46の貫通部においてベアリング48の上下に配設され、ベアリング48を上下から シールしている。吐出口36は、蓋22の上面に設けられ、外側室34の上部へ連通し ている。Oリング70は、ケーシング26の上部部材と蓋22との間に挟圧され、内側 室32の上部のシールを行なっている。
【0022】 図7及び図8の薬液タンク装置10bは、薬液タンク12内の薬液16の泡立ちを抑 制して、薬液タンク12からの薬液16の吹きこぼれを防止するとともに、薬液タン ク装置10bの高さを低減して、小型化することができる。
【0023】 図9は管状撹拌軸46の変形例を示している。管状撹拌軸46は、下端において閉 口し、下端周部の吸入口74を介して内外を連通状態にしている。この管状撹拌軸 46では、薬液タンク12の下部の薬液16は吸入口74を介して管状撹拌軸46内へ導入 される。
【0024】 図10はブレード状回転刃44の別の取付例を示している。出力軸42は短く、ブ レード状回転刃44は管状撹拌軸46の上端部に一体回転的に固定されている。
【0025】
請求項1の考案によれば、管状撹拌軸が薬液タンク内の薬液の吸入管を兼ね、 薬液タンク内の薬液は、撹拌羽根の中央部から管状撹拌軸内に導入されて、管状 撹拌軸を経て内側室へ至り、さらに円筒状ストレーナを通過して、外側室から吐 出口へ至るようになっている。撹拌羽根の中央部は撹拌羽根の回転速度が低く、 薬液タンク内において沈殿物等の異物が生じ易い場所となっているが、この異物 が生じ易い場所の薬液が円筒状ストレーナの方へ吸入され、円筒状ストレーナの 内面側において異物が回転刃により粉砕されるようになっているので、沈澱物等 の異物が発生初期において吸入されて、粉砕されることになる。したがって、異 物の成長及び発生量が抑制され、薬液タンク内の薬液の量の減少にもかかわらず 、濃度の均一な薬液を薬液タンクから送ることができる。
【0026】 また、大きく成長せず、発生直後の小径の異物が円筒状ストレーナに付着して 、回転刃により粉砕されるので、円筒状ストレーナによる異物の粉砕効率が高ま る。
【0027】 さらに、回転刃及び撹拌羽根は共通の駆動装置により駆動されるので、駆動装 置の個数を低減することができる。
【0028】 請求項2の考案では、円筒状ストレーナにより内外に相互に仕切られる内側室 及び外側室の下面が、内側室及び下面内に残存する薬液を内側室における管状撹 拌軸の連通孔の方へ流下させる形状となっており、作業終了後に外側室内には薬 液が残存しないようになっているので、作業終了後に外側室内に残存する薬液に 沈殿物等の異物が生成されて、次の作業時に吐出口から吐出されるのを防止する ことができる。
【図1】薬液タンク装置の垂直断面図である。
【図2】管状撹拌軸を下端側から鉛直方向へ見た図であ
る。
る。
【図3】タンク本体内へ容器より薬液を投入する状況を
示す図である。
示す図である。
【図4】異物除去装置の拡大垂直断面図である。
【図5】異物除去装置を上方から見た図である。
【図6】異物除去装置の水平断面図である。
【図7】別の薬液タンク装置の垂直断面図である。
【図8】図7の異物除去装置の拡大垂直断面図である。
【図9】管状撹拌軸の変形例を示す図である。
【図10】ブレード状回転刃の別の取付例を示す図であ
る。
る。
10,10b タンク装置 12 薬液タンク 16 薬液 30 円筒状ストレーナ 32 内側室 34 外側室 36 吐出口 40 モータ(駆動装置) 44 ブレード状回転刃(回転刃) 46 管状撹拌軸 54 撹拌羽根 56 連通孔 58 下面
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成3年11月6日
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0006
【補正方法】変更
【補正内容】
【0006】 請求項1の考案の目的は、薬液タンク内に生じる沈澱物
等の異物を効率よく処理して、異物を含まずかつ均一な
濃度の薬液を送ることができるとともに、全体の駆動装
置の個数を低減できる薬液タンク装置を提供することで
ある。請求項2の考案の目的は、作業終了後に薬液が円
筒状ストレーナの下流側の外側室に滞留して、沈澱物が
生じ、この沈澱物が次の作業時に送られるのを防止でき
る薬液タンク装置を提供することである。
等の異物を効率よく処理して、異物を含まずかつ均一な
濃度の薬液を送ることができるとともに、全体の駆動装
置の個数を低減できる薬液タンク装置を提供することで
ある。請求項2の考案の目的は、作業終了後に薬液が円
筒状ストレーナの下流側の外側室に滞留して、沈澱物が
生じ、この沈澱物が次の作業時に送られるのを防止でき
る薬液タンク装置を提供することである。
【手続補正3】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0020
【補正方法】変更
【補正内容】
【0020】 図7は別の薬液タンク装置10bの垂直断面図である。
この薬液タンク装置 10bでは、異物除去装置14は、モータ40を除い
て、タンク本体18内へ挿 入状態になるように、蓋22に固定されている。ケーシ
ング26の下面は、タン ク本体18 内に薬液16がほぼ満量状態になっていると
き、薬液16の面にほぼ 接するようになっており、薬液タンク装置10の運搬時
の振動に因る薬液16の 表面の泡立ちを抑制する。 ─────────────────────────────────────────────────────
この薬液タンク装置 10bでは、異物除去装置14は、モータ40を除い
て、タンク本体18内へ挿 入状態になるように、蓋22に固定されている。ケーシ
ング26の下面は、タン ク本体18 内に薬液16がほぼ満量状態になっていると
き、薬液16の面にほぼ 接するようになっており、薬液タンク装置10の運搬時
の振動に因る薬液16の 表面の泡立ちを抑制する。 ─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成3年11月6日
【手続補正4】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図4
【補正方法】変更
【補正内容】
【図4】 ─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成3年11月6日
【手続補正5】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図8
【補正方法】変更
【補正内容】
【図8】
Claims (2)
- 【請求項1】 放射方向内外の内側室(32)と外側室(34)
とを仕切る円筒状ストレーナ(30)と、前記外側室(34)へ
連通する吐出口(36)と、前記円筒状ストレーナ(30)内を
回転して前記円筒状ストレーナ(30)の内周面に付着して
いる異物を粉砕する回転刃(44)と、この回転刃(44)を回
転駆動する駆動装置(40)と、薬液(16)を貯留する薬液タ
ンク(12)と、鉛直方向へ延び前記薬液タンク(12)の下部
と前記内側室(32)内とを連通し前記回転刃(44)と一体的
に回転する管状撹拌軸(46)と、この管状撹拌軸(46)の下
端部に一体回転的に取り付けられ前記薬液タンク(12)内
の前記薬液(16)を撹拌する撹拌羽根(54)とを有してなる
ことを特徴とする薬液タンク装置。 - 【請求項2】 前記内側室(32)及び前記外側室(34)の下
面(58)は、前記内側室(32)及び前記外側室(34)内の前記
薬液(16)を前記内側室(32)における前記管状撹拌軸(46)
の連通孔(56)へ向かって流下させる形状となっているこ
とを特徴とする請求項1記載の薬液タンク装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8758891U JPH0751128Y2 (ja) | 1991-10-01 | 1991-10-01 | 薬液タンク装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8758891U JPH0751128Y2 (ja) | 1991-10-01 | 1991-10-01 | 薬液タンク装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0533812U true JPH0533812U (ja) | 1993-05-07 |
JPH0751128Y2 JPH0751128Y2 (ja) | 1995-11-22 |
Family
ID=13919163
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP8758891U Expired - Fee Related JPH0751128Y2 (ja) | 1991-10-01 | 1991-10-01 | 薬液タンク装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0751128Y2 (ja) |
-
1991
- 1991-10-01 JP JP8758891U patent/JPH0751128Y2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0751128Y2 (ja) | 1995-11-22 |
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