JPH05337877A - オートカッター装置と機器 - Google Patents

オートカッター装置と機器

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JPH05337877A
JPH05337877A JP4164126A JP16412692A JPH05337877A JP H05337877 A JPH05337877 A JP H05337877A JP 4164126 A JP4164126 A JP 4164126A JP 16412692 A JP16412692 A JP 16412692A JP H05337877 A JPH05337877 A JP H05337877A
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Yoshiharu Oishi
義治 大石
Noriyuki Fujimura
紀之 藤村
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Star Micronics Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 簡単な作業でロック状態を解除することがで
きるとともに、安全性を向上させることが可能なオート
カッター装置と機器を提供すること。 【構成】 駆動モータの何れか一方の回転軸側に関係部
を設けるとともに、本体ケースに上記関係部に通じる貫
通孔を形成し、上記貫通孔を介して治具を挿入してその
先端部を関係部に差込んで、切断動作時の回転方向又は
逆方向に回転させることを可能としたものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、例えば、帳票発行等を
行なう小型プリンタ等に適用されるオートカッター装置
とそれを組み込んだ上記小型プリンタ等の各種の機器に
係り、特に、切断動作時に用紙が詰まってしまってロッ
ク状態になった場合に、これを容易に解除させることを
可能にしたものに関する。
【0002】
【従来の技術】例えば、帳票発行等を行なう小型プリン
タには、各種のオートカッター装置が組み込まれてい
て、プリンタ本体で所定の印字を施した用紙を自動的に
切断して排出するようにしている。その際、往復動可能
に設けられた刃がロック状態になることがある。すなわ
ち、刃に用紙が挟み込まれてしまって、刃のそれ以上の
往動が規制されてしまう状態である。このような場合に
は、刃を復動方向に戻してロック状態を解除して、挟み
込まれた用紙を取り除く作業が行なわれる。
【0003】上記ロック状態を解除する手段としては、
次のようなものがある。まず、小型プリンタの機器ケー
スは勿論のこと、オートカッター装置全体を覆っている
カッターカバーを取り外して駆動部を露出させ、その状
態で、手作業によって駆動部を操作して刃を復動方向に
移動させるものである。又、上記カッターカバーを取り
外すことなくロック状態を解除するものとしては、例え
ば、実開平4−13361号公報に示すようなものがあ
る。これは、駆動部の輪列機構の一部(ギヤ群の中の1
個のギヤの一部)をカッターカバーより突出・配置させ
ておき、その突出・配置された部分を手作業により操作
して、刃を復動方向に移動させるものである。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記従来の構成による
と次のような問題があった。ロック状態を解除させる手
段としては上記したようなものがあるが、カッターカバ
ーを取り除いてロック状態を解除する方法の場合には、
作業が極めて煩雑であってオペレータレベルでは殆ど不
可能であった。オペーレータレベルでできない場合には
現場(例えば、レジ)がストップしてしまうことにな
り、営業上大きな障害になってしまうとともに、専門の
サービスマンを呼ぶ必要がある等極めて面倒であった。
又、オペレータが無理に用紙を取り除こうとした場合に
は、刃を損傷させてしまうといった問題もあった。又、
実開平4−13361号公報に示されているような構成
の場合には、カッターカバーを取り外すことなく作業を
行なうことができる反面、駆動部の輪列機構の一部がカ
バーより常時突出・配置されているために、該部分を不
用意に損傷させてしまうことがあり、オートカッター装
置の健全性を損なうおそれがあった。又、切断動作を行
なっている場合には、その突出・配置されている部分も
回転することになり、その部分に不用意に触れることに
より怪我をする等、安全性の面でも問題があった。
【0005】本発明はこのような点に基づいてなされた
ものでその目的とするところは、簡単な作業で刃のロッ
ク状態を解除することができるとともに、安全性を向上
させることを可能としたオートカッター装置とそれを組
み込んだ機器を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するべく
本願発明によるオートカッター装置は、本体ケースと、
上記本体ケースの内側に往復動可能に配置された刃と、
上記本体ケースの内側に設置され上記刃を往復動させる
動力を出力する駆動モータと、上記駆動モータの回転を
上記刃に伝達して刃を往復動させる駆動伝達機構と、を
具備してなるオートカッター装置において、上記駆動モ
ータの何れか一方の回転軸側に関係部を設けるととも
に、本体ケースに上記関係部に通じる貫通孔を形成し、
上記貫通孔を介して治具を挿入してその先端部を関係部
に関係させて、切断動作時の回転方向又は逆方向に回転
させることを可能としたことを特徴とするものである。
【0007】又、本体ケースと、上記本体ケースの内側
に往復動可能に配置された刃と、上記本体ケースの内側
に設置され上記刃を往復動させる動力を出力する駆動モ
ータと、上記駆動モータの回転を上記刃に伝達して刃を
往復動させる駆動伝達機構と、を具備してなるオートカ
ッター装置において、上記駆動伝達機構の任意の機構部
品に関係部を設けるとともに、本体ケースに上記関係部
に通じる貫通孔を形成し、上記貫通孔を介して治具を挿
入してその先端部を関係部に関係させて、切断動作時の
回転方向又は逆方向に回転させることを可能としたこと
を特徴とするものである。
【0008】又、その際、本体ケースの貫通孔と関係部
との間に、治具を案内するための案内手段を設けること
が考えられる。
【0009】又、本体ケースと、上記本体ケースの内側
に往復動可能に配置された刃と、上記本体ケースの内側
に設置され上記刃を往復動させる動力を出力する駆動モ
ータと、上記駆動モータの回転を上記刃に伝達して刃を
往復動させる駆動伝達機構と、を具備してなるオートカ
ッター装置において、上記本体ケースに軸部材を貫通・
配置させるとともにこの軸部材を弾性部材によって一方
向に付勢し、上記軸部材の先端部に駆動モータの何れか
一方の回転軸側又は駆動伝達機構の任意の機構部品に設
けられた関係部に選択的に関係するクラッチ部材を取付
け、軸部材を弾性部材の弾性力に抗して他方向に移動さ
せてクラッチ部材を関係部に関係させた状態とし、切断
動作時の回転方向又は逆方向に回転させることを可能と
したことを特徴とするものである。
【0010】又、本体ケースと、上記本体ケースの内側
に往復動可能に配置された刃と、上記本体ケースの内側
に設置され上記刃を往復動させる動力を出力する駆動モ
ータと、上記駆動モータの回転を上記刃に伝達して刃を
往復動させる駆動伝達機構と、を具備してなるオートカ
ッター装置と、上記オートカッター装置を収容するとと
もに機器本体を収容する機器ケースと、を具備してなる
機器において、上記駆動モータの何れか一方の回転軸側
に関係部を設けるとともに、上記本体ケース及び機器ケ
ースに上記関係部に通じる貫通孔を形成し、上記貫通孔
を介して治具を挿入してその先端部を関係部に関係させ
て、切断動作時の回転方向とは逆方向に回転させること
を可能としたことを特徴とするものである。
【0011】又、本体ケースと、上記本体ケースの内側
に往復動可能に配置された刃と、上記本体ケースの内側
に設置され上記刃を往復動させる動力を出力する駆動モ
ータと、上記駆動モータの回転を上記刃に伝達して刃を
往復動させる駆動伝達機構と、を具備してなるオートカ
ッター装置と、上記オートカッター装置を収容するとと
もに機器本体を収容する機器ケースと、を具備してなる
機器において、上記駆動伝達機構の任意の機構部品に関
係部を設けるとともに、上記本体ケース及び機器ケース
に上記関係部に通じる貫通孔を形成し、上記貫通孔を介
して治具を挿入してその先端部を関係部に関係させて、
切断動作時の回転方向又は逆方向に回転させることを可
能としたことを特徴とするものである。
【0012】又、本体ケースと、上記本体ケースの内側
に往復動可能に配置された刃と、上記本体ケースの内側
に設置され上記刃を往復動させる動力を出力する駆動モ
ータと、上記駆動モータの回転を上記刃に伝達して刃を
往復動させる駆動伝達機構と、を具備してなるオートカ
ッター装置と、上記オートカッター装置を収容するとと
もに機器本体を収容する機器ケースと、を具備してなる
機器において、上記本体ケースに軸部材を貫通・配置さ
せるとともにこの軸部材を弾性部材によって一方向に付
勢し、上記駆動モータの何れか一方の回転軸側又は駆動
伝達機構の任意の機構部品に設けられた関係部に選択的
に関係するクラッチ部材を取付け、軸部材を弾性部材の
弾性力に抗して他方向に移動させてクラッチ部材を関係
部に関係させた状態とし、切断動作時の回転方向又は逆
方向に回転させることを可能としたことを特徴とするも
のである。
【0013】
【作用】まず、本願発明によるオートカッター装置の場
合には、駆動モータの何れか一方の回転軸側に関係部を
設けるともに、本体ケースに上記関係部に通じる貫通孔
を形成したものである。そして、刃がロック状態になっ
た場合には、上記貫通孔を介して治具を挿入してその先
端を上記関係部に関係させて、切断動作時の回転方向又
は逆方向に回転させてロック状態を解除するものであ
る。又、駆動伝達機構の任意の機構部品に関係部を設け
るようにしてもよい。又、案内手段を設けた場合には、
治具を差込凹部に円滑に案内することができ、他の構成
部品等への干渉を防止することができる。
【0014】又、軸部材を本体ケースを貫通・配置させ
て設置した場合には、常時は弾性部材により一方向に付
勢されているので、クラッチ部材は関係部とは関係しな
い状態に待機している。これに対して、刃のロック状態
を解除する場合には、軸部材を弾性部材の弾性力に抗し
て他方向に付勢して、クラッチ部材を関係部に関係させ
た状態とする。その状態で、切断動作時の回転方向又は
逆方向に回転させてロック状態を解除するものである。
【0015】又、本願発明による機器は、機器ケースの
外側よりロック状態を解除する作業を行なうことができ
るように構成したものであり、機器ケースに貫通孔を形
成して治具の差込みを可能にしたり、軸部材を機器ケー
スに到るまで貫通・配置させたものである。よって、こ
の場合には機器ケースを取り外すことなく、ロック状態
を解除する作業を行なうことができる。
【0016】
【実施例】以下、図1乃至図6を参照して本発明の第1
実施例を説明する。まず、図2に示すようなカッターカ
バー1があり、このカッターカバー1の下側には、図1
に示すようなカッターフレーム3が設置されている。こ
れらカッターカバー1とカッターフレーム3とによって
本体ケースを構成している。図2に示すカッターカバー
1を図1に示すカッターフレーム3の上に被冠するよう
に一体化させることにより、オートカッター装置とする
ものである。尚、カッターフレーム3には三方に側壁4
が立設されている。上記カッターフレーム3には、図示
しないプリンタ本体によって所定の印字を施された図示
しない用紙が導入される用紙導入口5が形成されている
とともに、カッターカバー1には切断された用紙が排出
される用紙排出口7が形成されている。上記用紙排出口
7は図2より明らかなように単純な長方形をなしてい
る。
【0017】カッターフレーム3側であって用紙導入口
5の図2中上方には固定刃9が固定されている。一方、
用紙導入口5の図1中下方には可動刃11が配置されて
いて、この可動刃11は駆動手段13によって図1中上
下方向に往復動可能に取付けられている。以下、上記駆
動手段13の構成を説明する。まず、駆動モータ15が
設置されていて、この駆動モータ15の回転軸にはウォ
ームギヤ17が固着されている。又、ウォームホイール
19が配置されていて、このウォームホイール19は上
記ウォームギヤ17に噛合している。尚、上記駆動モー
タ15、ウォームギヤ17、ウォームホイール19は、
カッターカバー1側に取付けられており、図1及び図5
では仮想線で示している。又、カッターカバー1には駆
動モータ15の取付部が切欠かれていて開口部20にな
っている。
【0018】一方、カッターフレーム3上には揺動レバ
ー21が支点23を中心にして揺動可能に取付けられて
いる。上記揺動レバー21の図1中右側部分にはカム溝
25が形成されており、このカム溝25には、図1及び
図5に示すように、ウォームホイール19の下端面より
突設されたカムピン27が移動可能に係合している。
又、揺動レバー21の中心部には別の溝29が形成され
ている。又、揺動レバー21の下方には、押さえ板3
1、スライダ35、止め板37が配置されていて、押さ
え板31、スライダ35、止め板37は螺子部材33、
34によって一体化されている。
【0019】上記押さえ板31、スライダ35、止め板
37と、既に述べた可動刃11等との取付構造について
さらに詳細に説明する。まず、カッターフレーム3の中
央部には、図1、図4、図5に示すように、可動刃11
の往復動方向に延長して形成された長方形状のスライド
溝36が形成されている。このスライド溝36には上記
スライダ35がスライド可能に嵌合している。又、図5
に示すように、スライダ35の上には摺動シート38を
介して可動刃11が載置されていて、さらにその上に押
さえ板31が載置されている。一方、スライダ35の下
方には別の摺動シート40を介して上記止め板37が設
置されている。その状態で、既に述べた螺子部材33、
34によって螺合結合されている。これによって、上か
ら押さえ板31、可動刃11、摺動シート38、スライ
ダ35、摺動シート40、止め板37の順で積層・固定
された状態となる。尚、押さえ板31と可動刃11は図
3に示すような状態で重ねられており、可動刃11の両
側部であって先端部は固定刃9の上に重られた状態で設
置されている。又、止め板37、摺動シート40、スラ
イダ35は図4の裏面図に示すような状態で重ねられて
いる。又、上記螺子部材33の上部は上方に突出されて
いて、揺動レバー21の溝29に移動可能に係合してい
る。又、図4に示すように、スライダ35の先端には凹
部42が形成されていて、その部分の押さえ板31はカ
シメられている(カシメ部を符号44で示す)
【0020】上記構成によると、駆動モータ15が回転
することにより、ウォームギヤ17を介してウォームホ
イール19が図1中反時計方向(図中矢印aで示す方
向)に回転する。ウォームホイール19が回転すること
により、揺動レバー21が往動方向(図1中反時計方
向、図中矢印bで示す))に揺動する。それによって、
螺子部材33の上部を介して押さえ板31、可動刃1
1、摺動シート38、スライダー35、摺動シート4
0、止め板37がスライド溝36に沿って往動方向に一
体に直線移動する。つまり、駆動モータ19の回転運動
がスライド溝36に沿った直線運動に変換されるもので
ある。それによって、可動刃11と固定刃9とによる剪
断動作が行なわれて用紙が切断される。又、ウォームホ
イール19が、図1に示す状態から半周してさらに半周
することにより、揺動レバー21が復動方向(図1中時
計方向)に揺動することになり、それによって、押さえ
板31、可動刃11、摺動シート38、スライダー3
5、摺動シート40、止め板37もスライド溝36に沿
って復動方向に直線移動して元の位置に復帰する。これ
で1回の切断動作が終了する。
【0021】上記ウォームギヤ17の先端部には、治具
としてのドライバー41の先端を関係させる関係部とし
ての差込溝43が形成されている。又、カッターフレー
ム3には、図1及び図6に示すように、上記ドライバー
41を差し込むための貫通孔45が形成されている。す
なわち、切断動作中に万一可動刃11がロック状態にな
ってしまった場合には、上記貫通孔45を介してドライ
バー41を挿入し、その先端部を差込溝43に差し込
み、ウォームギヤ17を切断動作時の回転方向とは逆方
向に回転させて、可動刃11を復動させる。それによっ
て、可動刃11のロック状態を解除するとともに、挟み
込まれている用紙を除去して正常な状態に復帰させる。
【0022】以上本実施例によると、切断動作時に可動
刃11が万一ロック状態になった場合には、ドライバー
41を貫通孔45を介して挿入して、ウォームギヤ17
を切断動作時の回転方向とは逆方向に回転させることに
より、ロック状態を容易に解除することができる。その
際、カッターカバー1を取り外す必要はなく、又、作業
も極めて簡単であるので、現場のオペレータレベルでも
容易に対処することができる。又、実開平4−1336
1号公報に示す構成のように、駆動機構の一部がカバー
より突出・配置されているといった構成ではないので、
それによる不具合、すなわち、突出・配置されている部
分が損傷してオートカッター装置の健全性が損なわれた
り、安全性が低下してしまうといった問題が発生するこ
とはない。
【0023】次に、図7を参照して第2実施例を説明す
る。この実施例の場合には、カッターカバー1の貫通孔
45の部分に案内手段としてのガイドパイプ47が取付
けられている。すなわち、可動刃11のロック状態を解
除しようとして、ドライバー41を貫通孔45に挿入し
た場合に、貫通孔45とウォームギヤ17の差込溝43
の間に距離があるために、ドライバー41の先端部がす
ぐに差込溝43に差込まれるとは限らず、他の構成部品
に干渉してそれらを損傷させてしまうことが予想され
る。そこで、貫通孔45に上記ガイドパイプ47を挿入
・固定して、貫通孔45の内側に案内路を形成すること
により、上記したような問題を解消するものである。
尚、ガイドパイプ47の長さ等については図示したもの
に限定されず、例えば、ウォームギヤ17の差込溝43
に到るまで延長するようにしてもよい。
【0024】次に、図8を参照して第3実施例を説明す
る。この実施例の場合にも、前記第2実施例の場合と同
様に、可動刃11のロック状態を解除しようとしてドラ
イバー41を貫通孔45に挿入するとき、ドライバ41
の先端部をウォームギヤ17の差込溝43に案内しよう
とするものである。そのために、ウォームギヤ17の手
前に案内手段としてのガイド板49を立設し、このガイ
ド板49にガイド孔51を形成している。そして、貫通
孔45に挿入されたドライバー41の先端部は、上記ガ
イド孔51を通ることにより、ウォームギヤ17の差込
溝43に案内されることになる。よって、前記第2実施
例と同様の効果を奏することができる。尚、ガイド板4
9を立設する手段としては、カッターカバー1或いはそ
の他の部材の一部を切り起こすことが考えられる。
【0025】次に、図9及び図10を参照して第4実施
例を説明する。まず、図9に示すように、駆動モータ1
5の回転軸にはモータピニオン51が固着されている。
このモータピニオン51が関係部を備えるものである。
一方、図7に示すように、カッターカバー1には軸部材
53が貫通・配置されていて、この軸部材53の図中左
端には摘み部材55が設けられているとともに、図中右
端にはクラッチ部材としてのクラッチギヤ57が固着さ
れている。このクラッチギヤ57は上記モータピニオン
51に選択的に噛合するものである。上記モータピニオ
ン51は前記第1乃至第3実施例におけるウォームギヤ
17に代わるものである。
【0026】又、上記軸部材53は弾性部材としてのコ
イルスプリング59によって常時図中左方向に付勢され
ていて、図中仮想線で示すような状態にある。これに対
して、可動刃11のロック状態を解除しようとする場合
には、上記摘み部材55を把持して軸部材53をコイル
スプリング59のスプリング力に抗して図中右側に付勢
し、クラッチギヤ57をモータピニオン51に噛合させ
る。その状態で、モータピニオン51を切断動作時の回
転方向とは逆方向に回転させて、可動刃11のロック状
態を解除するものである。よって、この実施例の場合に
も前記第1乃至第3実施例と同様の効果を奏することが
できるとともに、可動刃11のロック状態を解除するた
めの専用の構成部品が予め設置されることになるので、
ドライバー等の治具を準備する必要はなく、現場での作
業がより容易なものとなる。
【0027】次に、図9及び図11を参照して第5実施
例を説明する。まず、図9に示すように、モータピニオ
ン51の先端部には関係部としての差込溝61が形成さ
れている。一方、軸部材53の先端部には前記第4実施
例の場合とは異なる形状のクラッチギヤ部63が固着さ
れている。又、全体がガイド71に組み込まれていてユ
ニット化されている。そして、軸部材53はコイルスプ
リング59によって常時図中右方向に付勢されていて、
図中実線で示すような状態にある。これに対して、可動
刃11のロック状態を解除しようとする場合には、上記
摘み部材55を把持して軸部材53をコイルスプリング
59のスプリング力に抗して図中左側に付勢し、クラッ
チギヤ63をモータピニオン51の差込溝61に差し込
む。その状態で、モータピニオン51を切断動作時の回
転方向とは逆方向に回転させて、可動刃11のロック状
態を解除するものである。よって、前記第4実施例の場
合と同様の効果を奏することができる。
【0028】尚、本発明は前記各実施例に限定されるも
のではない。まず、前記各実施例の場合には、カッター
カバー1の外側よりロック状態を解除する作業を行なう
ことを前提として説明しているが、オートカッター装置
は小型プリンタ等の機器内に組み込まれていて、カッタ
ーカバー1の外側には別の機器ケースが存在することが
ある。その場合には、その機器ケースを取り外す必要が
ある。そこで、その機器ケースを取り外すことなく、ロ
ック状態の解除作業を行なうためにその機器ケースにも
ドライバーを挿入する貫通孔を形成したり、摘み部材を
突出・配置することが考えられる。そのように構成する
ことにより、その機器ケースを取り外すことなく、ロッ
ク状態を解除する作業を行なうことができる。
【0029】又、前記第4実施例において、常時はクラ
ッチギヤをモータピニオンの図中右側に待機させてお
き、ロック状態を解除する場合に摘み部材を把持して図
中左側に引き寄せてモータピニオンに噛合させるように
してもよい。又、前記各実施例の場合には、小型プリン
タに組み込まれるオートカッター装置として説明した
が、オートカッター装置が組み込まれる機器を限定する
ものではなく、オートカッター装置を組み込む各種の機
器に対して同様に適用できる。又、オートカッター装置
のタイプとしても、前記各実施例のように、固定刃と可
動刃とからなるもの以外に、可動刃のみからなるもの、
その他、各種のタイプのオートカッター装置についても
同様に適用可能である。
【0030】又、前記各実施例の場合には、駆動モータ
の一方に固着されたギヤを使用して外部よりロック解除
作業を行なうようにしたが、これに限定されるものでは
ない。例えば、駆動モータの回転を伝達するための駆動
輪列機構を備えるものにおいては(例えば、実開平4−
13361号公報に示すようなもの)、その駆動輪列機
構を構成する任意のギヤに関係部を設けて、そこに治具
を選択的に関係させるようにしてもよい。又、駆動モー
タの他方の回転軸側に関係部を設けるようにしてもよ
い。又、、前記各実施例ではカッターフレームに貫通孔
を設けていたが、カッターカバーに設ける場合もある。
さらに、関係部としては差込溝のような凹部に限定され
ず、任意形状の凸部であってもよいし、又、ローラのよ
うなものを設けて、そこに圧接ローラを圧接させて関係
させるようなものでもよい。
【0031】
【発明の効果】以上詳述したように本発明によるオート
カッター装置によると、カッターカバーを取り外して煩
雑な作業を要することなく、刃のロック状態を容易に解
除することが可能になり、現場のオペレータレベルでも
容易に対処することができるようになった。又、本発明
による機器によると、機器ケースを取り外すことなく上
記作業が可能になり、使いがってがより向上したもので
ある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例を示す図でカッターカバー
を外した状態のオートカッター装置の平面図である。
【図2】本発明の第1実施例を示す図でカッターカバー
の平面図である。
【図3】本発明の第1実施例を示す図で押さえ板、可動
刃、固定刃の位置関係を示す平面図である。
【図4】本発明の第1実施例を示す図でオートカッター
装置の裏面図である。
【図5】本発明の第1実施例を示す図で図1のV−V断
面図である。
【図6】本発明の第1実施例を示す図でオートカッター
装置の外観図である。
【図7】本発明の第2実施例を示す図でカッターカバー
を外した状態のオートカッター装置の平面図である。
【図8】本発明の第3実施例を示す図でカッターカバー
を外した状態のオートカッター装置の平面図である。
【図9】本発明の第4及び第5実施例を示す図で駆動モ
ータの一部とモーターピニオンを示す斜視図である。
【図10】本発明の第4実施例を示す図でロック状態を
解除するための構成を示す図である。
【図11】本発明の第5実施例を示す図でロック状態を
解除するための構成を示す図である。
【符号の説明】
3 カッターフレーム(本体ケースの一部) 11 可動刃(刃) 15 駆動モータ 17 ウォームギヤ(駆動伝達機構の一部) 41 ドライバー(治具) 43 差込溝(関係部) 45 貫通孔 47 ガイドパイプ(案内手段) 49 ガイド板(案内手段) 51 モータピニオン(ギヤ) 53 軸部材 57 クラッチギヤ(クラッチ部材) 59 コイルスプリング(弾性部材) 63 クラッチギヤ(クラッチ部材)

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 本体ケースと、上記本体ケースの内側に
    往復動可能に配置された刃と、上記本体ケースの内側に
    設置され上記刃を往復動させる動力を出力する駆動モー
    タと、上記駆動モータの回転を上記刃に伝達して刃を往
    復動させる駆動伝達機構と、を具備してなるオートカッ
    ター装置において、上記駆動モータの何れか一方の回転
    軸側に関係部を設けるとともに、本体ケースに上記関係
    部に通じる貫通孔を形成し、上記貫通孔を介して治具を
    挿入してその先端部を関係部に関係させて、切断動作時
    の回転方向又は逆方向に回転させることを可能としたオ
    ートカッター装置。
  2. 【請求項2】 本体ケースと、上記本体ケースの内側に
    往復動可能に配置された刃と、上記本体ケースの内側に
    設置され上記刃を往復動させる動力を出力する駆動モー
    タと、上記駆動モータの回転を上記刃に伝達して刃を往
    復動させる駆動伝達機構と、を具備してなるオートカッ
    ター装置において、上記駆動伝達機構の任意の機構部品
    に関係部を設けるとともに、本体ケースに上記関係部に
    通じる貫通孔を形成し、上記貫通孔を介して治具を挿入
    してその先端部を関係部に関係させて、切断動作時の回
    転方向又は逆方向に回転させることを可能としたオート
    カッター装置。
  3. 【請求項3】 請求項1又は請求項2記載のオートカッ
    ター装置において、本体ケースの貫通孔と関係部との間
    に、治具を案内するための案内手段を設けたことを特徴
    とするオートカッター装置。
  4. 【請求項4】 本体ケースと、上記本体ケースの内側に
    往復動可能に配置された刃と、上記本体ケースの内側に
    設置され上記刃を往復動させる動力を出力する駆動モー
    タと、上記駆動モータの回転を上記刃に伝達して刃を往
    復動させる駆動伝達機構と、を具備してなるオートカッ
    ター装置において、上記本体ケースに軸部材を貫通・配
    置させるとともにこの軸部材を弾性部材によって一方向
    に付勢し、上記軸部材の先端部に駆動モータの何れか一
    方の回転軸側又は駆動伝達機構の任意の機構部品に設け
    られた関係部に選択的に関係するクラッチ部材を取付
    け、軸部材を弾性部材の弾性力に抗して他方向に移動さ
    せてクラッチ部材を関係部に関係させた状態とし、切断
    動作時の回転方向又は逆方向に回転させることを可能と
    したオートカッター装置。
  5. 【請求項5】 本体ケースと、上記本体ケースの内側に
    往復動可能に配置された刃と、上記本体ケースの内側に
    設置され上記刃を往復動させる動力を出力する駆動モー
    タと、上記駆動モータの回転を上記刃に伝達して刃を往
    復動させる駆動伝達機構と、を具備してなるオートカッ
    ター装置と、上記オートカッター装置を収容するととも
    に機器本体を収容する機器ケースと、を具備してなる機
    器において、上記駆動モータの何れか一方の回転軸側に
    関係部を設けるとともに、上記本体ケース及び機器ケー
    スに上記関係部に通じる貫通孔を形成し、上記貫通孔を
    介して治具を挿入してその先端部を関係部に関係させ
    て、切断動作時の回転方向とは逆方向に回転させること
    を可能とした機器。
  6. 【請求項6】 本体ケースと、上記本体ケースの内側に
    往復動可能に配置された刃と、上記本体ケースの内側に
    設置され上記刃を往復動させる動力を出力する駆動モー
    タと、上記駆動モータの回転を上記刃に伝達して刃を往
    復動させる駆動伝達機構と、を具備してなるオートカッ
    ター装置と、上記オートカッター装置を収容するととも
    に機器本体を収容する機器ケースと、を具備してなる機
    器において、上記駆動伝達機構の任意の機構部品に関係
    部を設けるとともに、上記本体ケース及び機器ケースに
    上記関係部に通じる貫通孔を形成し、上記貫通孔を介し
    て治具を挿入してその先端部を関係部に関係させて、切
    断動作時の回転方向又は逆方向に回転させることを可能
    とした機器。
  7. 【請求項7】 本体ケースと、上記本体ケースの内側に
    往復動可能に配置された刃と、上記本体ケースの内側に
    設置され上記刃を往復動させる動力を出力する駆動モー
    タと、上記駆動モータの回転を上記刃に伝達して刃を往
    復動させる駆動伝達機構と、を具備してなるオートカッ
    ター装置と、上記オートカッター装置を収容するととも
    に機器本体を収容する機器ケースと、を具備してなる機
    器において、上記本体ケースに軸部材を貫通・配置させ
    るとともにこの軸部材を弾性部材によって一方向に付勢
    し、上記駆動モータの何れか一方の回転軸側又は駆動伝
    達機構の任意の機構部品に設けられた関係部に選択的に
    関係するクラッチ部材を取付け、軸部材を弾性部材の弾
    性力に抗して他方向に移動させてクラッチ部材を関係部
    に関係させた状態とし、切断動作時の回転方向又は逆方
    向に回転させることを可能とした機器。
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