JPH05337462A - 浄水器 - Google Patents

浄水器

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JPH05337462A
JPH05337462A JP4150364A JP15036492A JPH05337462A JP H05337462 A JPH05337462 A JP H05337462A JP 4150364 A JP4150364 A JP 4150364A JP 15036492 A JP15036492 A JP 15036492A JP H05337462 A JPH05337462 A JP H05337462A
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microcomputer
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 浄水使用時に停電になっても濾過水が吐出し
続けることを防止する事ができる浄水器を提供する事を
目的とする。 【構成】 電源部55から出ている停電検出用信号線5
5cはマイクロコンピュータ52に接続されている。停
電検出用信号線55cの間には停電検出手段52bが設
けられている。停電検出手段52bが停電を検知する
と、マイクロコンピュータ52はスイッチ部33,3
4,35からの出力で、切り換え弁がどの位置にあるか
を認識し、止水状態の位置に切り換え弁が来ていなけれ
ばモーター駆動回路53に信号をおくり、モーター28
を回転させ、止水状態にする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、活性炭等の濾材を再生
洗浄することができる浄水器に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図8は従来の浄水器を示す透視斜視図で
ある。
【0003】図8において、1は本体ケース、2は本体
ケースの中に設けられ、耐熱及び耐圧性材料で構成され
た濾材容器で、濾材容器2の中には活性炭3が収納され
ている。活性炭3は従来と同様に透水性の部材(例えば
目の細かな金網等)によって覆われている。4は濾材容
器2の内底部に設けられ、濾材容器2を加熱する加熱ヒ
ーター、5はサーミスタを有し濾材容器2の温度を検知
する温度検知器で、温度検知器5は濾材容器2の外側部
に接触している。6は切り換え弁を有するユニット部
で、ユニット部6には外部の水を装置内に導く流水管7
と、濾過水を吐出する水管8とが接続されている。又ユ
ニット部6と濾材容器2との間には水管9,10が設け
られており、さらに水平弁部11との間にも水管12が
設けられている。水平弁部11は円筒形を有しており、
側面の中央部は濾材容器2の上面と連結している。また
水平弁部11には水管12が連結されている側と反対側
の端面に活性炭3を洗浄した熱水を外部へ放出する排水
管13が連結されている。水平弁部11の中には弁部1
4が収納されており、バネ15によって水管12側に付
勢されている。16,17,18はそれぞれユニット部
6の内部に設けられ周縁部に突出部を有した孔で、孔1
6は水管12に連結しており、孔17は水管9に連結し
ており、孔18は水管8に連結している。19はユニッ
ト部6の内部に回転可能に保持された切り換え弁で、切
り換え弁19には側面部に円周方向に沿って形成された
溝20,21,22がそれぞれ形成されている。溝2
0,22の形成位置は円周方向に沿って同じ位置に形成
されているが、溝21だけは異なる位置に形成されてい
る。23は切り換え弁19の側面全周に設けられた溝で
ある。24,25,26はそれぞれ溝20,21,22
に保持されたボールで、ボール24,25,26はそれ
ぞれステンレスや樹脂等の錆びにくい材料によって構成
されている。またボール24は孔16に開閉を行い、ボ
ール25は孔17の開閉を行い、ボール26は孔18の
開閉を行う。27は溝23に取り付けられた環状のパッ
キンで、パッキン27はユニット部6の内部空間を孔1
6,17が設けられた空間と孔18が設けられた空間に
分割している。このとき前述の流水管7は孔16,17
が設けられた空間の方に連結している。28は切り換え
弁19を回転させるモーターである。以下モーター28
の回転が切り換え弁19に伝えられる機構について説明
する。モーター28の回転軸にはウオームギア29が設
けられており、ウオームギア29の回転はギア30に伝
えられ、さらにギア30の回転は、ギア30と同軸に設
けられた径の小さなギア(図示せず)を介してギア31
に伝えられる。ギア31は軸を介して切り換え弁19の
端面に接合されているので、ギア31の回転に伴って切
り換え弁19も回転する。32は切り換え弁19のギア
31が取り付けられた側と反対側の端面に軸を介して取
り付けられたカムで、カム32には凸部が設けられてい
る。33はフォトインタラプタで構成されたスイッチ
部、34,35はそれぞれマイクロスイッチで構成され
たスイッチ部である。36はモーター28や加熱ヒータ
ー4等の制御を行うマイクロコンピュータ等の部品が収
納されている制御部で、制御部36は断熱部材37を介
してユニット部6の下に設けられている。38は制御部
36に設けられた電源部である。
【0004】以上のように構成された浄水器について以
下浄水時及び活性炭3の洗浄時の水の流れについて説明
する。
【0005】先ず止水状態を説明する。図9(a)に示
すようにユニット部6に設けられた孔16,17,18
をそれぞれボール24,25,26が塞いだ状態となっ
ているので、加圧された水が流水管7からユニット部6
に至っても水の流れは発生しない。また図9(b)に示
すようにカム32の凸部はスイッチ部33に設けられた
溝内に位置している。
【0006】次に浄水状態を図10及び図11(a)
(b)を用いて説明する。止水状態からモーター28を
駆動して切り換え弁19をカム32の凸部がスイッチ部
35に近づいていく方に回転させる。そしてカム32の
凸部がスイッチ部35を押圧するとモーター28は止ま
り、切り換え弁19はカム32の凸部がスイッチ部35
を押圧した状態で静止する。すると図11(b)に示す
様に孔16と孔18の上からそれぞれボール24,26
が移動し、孔16及び孔18をそれぞれ開放する。前述
したように加圧された水は流水管7を経由してユニット
部6へ至っているので、孔16が開放されることによっ
て水は孔16から水管12へ流れ、更に水平弁部11に
流れ込む。水平弁部11に流れ込んだ水は弁部14をバ
ネ15の弾性力に抗して水平に移動させる。前述したよ
うに水平弁部11の側部の中央付近には濾材容器2の上
面に連結した水管が設けられているので、水平弁部11
に流れ込んだ水が弁部14を所定量移動させると、その
水は濾材容器2の中に流れ込む。濾材容器2の中に流れ
込んだ水は活性炭によって浄水され、濾材容器2の下部
に設けられた水管10を経由してユニット部6の方へ再
度流れ込む。この時パッキン27が設けられているの
で、流水管7からユニット部6へ流れ込む水と、濾材容
器2からユニット部6に流れ込む水は混合することはな
い。ユニット部6に流れ込んだ浄水した水は孔18及び
水管8を通って外部へ放出される。浄水状態を終了する
時には、所定の操作を行って、モーター28を駆動し、
切り換え弁19をカム32の凸部がスイッチ部33に近
づいていく方に回転させる。そしてカム32の凸部がス
イッチ部33に作用するとモーター28は回転を止め、
図8に示すような止水状態となる。
【0007】次に活性炭の浄化状態について図12及び
図13(a)(b)を用いて説明する。先ず止水状態
で、加熱ヒーター4に通電して濾材容器2の中を加熱
し、活性炭に吸着された不純物等を取り除く。そして濾
材容器2の中を所定温度(本実施例では65℃程度で行
ったが、活性炭から不純物等が取り除ける温度であれば
何℃でもよい)で所定時間(本実施例では30分〜60
分程度行ったが、これは活性炭の容量等によって適宜選
択する必要がある)加熱した後に、止水状態からモータ
ー28を駆動して切り換え弁19をカム32の凸部がス
イッチ部34に近づいていく方に回転させる。そしてカ
ム32の凸部がスイッチ部34を押圧するとモーター2
8は止まり、切り換え弁19はカム32の凸部がスイッ
チ部34を押圧した状態で静止する。すると図13
(b)に示す様に孔17上からボール25が移動し、孔
17を開放する。加圧された水は流水管7を経由してユ
ニット部6へ至っているので、孔17が開放されること
によって水は孔26から水管9を通って濾材容器2に流
れ込む。すると活性炭を洗浄した後の熱水(不純物等を
含んだ水)は、水管9から流れ込んで来た水によって濾
材容器2の上面に追いやられ、水平弁部11を通って水
管12から排水される。所定時間水管9から濾材容器2
に水を流し込んだら、所定の操作を行って、モーター2
8を駆動し、切り換え弁19をカム32の凸部がスイッ
チ部33に近づいていく方に回転させる。そしてカム3
2の凸部がスイッチ部33に作用するとモーター28は
回転を止め、図8に示すような止水状態となる。
【0008】図14は従来の浄水器を示す外観斜視図で
ある。図14において39は浄水器の本体、40は時刻
や熱洗浄中であること等を表示する表示部、41は本体
39の操作を行う操作部であり、操作部41の詳細は図
15に示す。図15は操作部の拡大図である。図15に
おいて42は現在の時刻を設定する操作ボタン、43は
本体39を止水状態にするとともに時刻設定の際に時刻
を繰り上げる操作ボタン、44は本体39を浄水状態に
するとともに時刻設定の際に時刻を繰り下げる操作ボタ
ン、45は手動によって活性炭の洗浄を行うとともに
「時」や「分」等の桁送りを行う操作ボタン、46は活
性炭の洗浄を特定時刻に行うように設定する操作ボタン
である。現在の時刻を設定する場合には、操作ボタン4
2を押して現在時刻設定モードにして、操作ボタン43
及び操作ボタン44によって、所定の「時」に設定した
後に操作ボタン45によって桁送りをし、さらに操作ボ
タン43及び操作ボタン44によって所定の「分」に設
定する。さらに活性炭洗浄の時刻を設定する場合には、
操作ボタン45を押して活性炭洗浄時刻設定モードにし
て、現在時刻設定と同様に操作ボタン43,44,45
を用いて所定の時間に設定する。47は本体39内の電
源に接続されているプラグ、48は一端が前述した流水
管(図示せず)に接続されたチューブ、49は水道栓5
0に取り付けられた連結部材で、連結部材49にはチュ
ーブ48の他端が接続されている。連結部材49にはレ
バー51が設けられており、レバー51の切り換えによ
って水道水を本体39に送るか、原水として連結部材4
9から放出されるかを選択することができる。
【0009】以上のように構成された浄水器の制御方法
について説明する。図16は従来の浄水器のブロック図
である。
【0010】図16において、4は加熱ヒーター、5は
温度検知器、40は表示部、41は操作部、33,3
4,35はそれぞれスイッチ部でこれらは図8に記載し
たものと同じである。52は制御部36の中に設けられ
たマイクロコンピュータで、マイクロコンピュータ52
にはクロック信号を発生する発振手段52aが設けられ
ている。53はモーター28を駆動し、マイクロコンピ
ュータ52によって制御されるモーター駆動回路、54
は加熱ヒーター4を駆動し、マイクロコンピュータ52
及び温度検知器5によって制御されるヒーター駆動回路
である。ヒーター駆動回路54をマイクロコンピュータ
52及び温度検知器5の双方によって制御する理由は、
加熱ヒーター4が発熱している最中に、マイクロコンピ
ュータ52が暴走すると、濾材容器2の中が温度が所定
の温度以上になってもなお加熱し続けることが考えら
れ、熱による装置の破損等が発生するので、温度検知器
5によってもヒーター駆動回路54の制御を行なわせて
いる。すなわち温度検知器5が所定の温度以上の温度を
検知したら、ヒーター駆動回路54の動作をマイクロコ
ンピュータ52とは別に止めるようにすることによって
濾材容器2内の異常加熱を防止している。
【0011】以下のように構成された制御系について図
17を用いて動作を説明する。まず装置に電源が投入さ
れると、まずマイクロコンピュータ52は切り換え弁1
9の現在位置をスイッチ部33,34,35からの出力
で判断する。その後に装置は停電復帰状態となり、表示
部40の時刻部分が点灯しだす。そして前述の様に操作
部41のボタンを押して現在の時間を設定する。設定が
終了すると、切り換え弁19が止水状態になっていなけ
れば、マイクロコンピュータ52はモーター駆動回路5
3に信号を送り、モーター28を駆動させ、切り換え弁
19を図8に示すように止水状態の位置に回転させる。
さらに濾材容器2の加熱及び濾材容器の中の熱水の排水
を1サイクルとした場合、これを1〜数サイクル設定す
る(本実施例の場合N回とする)。またこの時の濾材容
器2の保温時間も予め設定しておく。このような処理を
STEP(以下Sと略す)1の動作のスタートまでに行
う。S1で動作がスタートすると、先ずS2で操作部4
1のボタンのキースキャンを行う。S2は図18に示す
様な処理が行われている。先ずS3でモーター28のO
N/OFFを制御し、S4で表示部40の制御を行う。
次にS5で止水・浄水・熱洗浄・熱洗浄時刻設定等の操
作部41のボタンの出力をスキャンして判断する。その
後にS6でスイッチ部33,34,35の出力をスキャ
ンするする。このようにS2のキースキャンの処理が完
了すると、次にS7のモード切換を行う。モード切換は
図19に示す様な処理が行われる。まずS8で操作部4
1のボタンが押されたかどうかを判断する。すなわちS
5で操作部41のボタンをスキャンした際に押されたボ
タンがあったかどうかを判断する。なんらかのボタンが
押されると、S9でその押されたボタンが止水の操作ボ
タン43かどうかを判断する。押されたボタンが止水の
操作ボタン43であればS10で止水モードをセット
し、S7に戻る。また押されたボタンが止水の操作ボタ
ンでない場合にはS11に進み、押されたボタンが浄水
の操作ボタン44かどうかを判断する。ここで押された
ボタンが浄水の操作ボタン44であればS12に進み浄
水モードをセットし、S7に戻る。押されたボタンが浄
水の操作ボタン44でない場合にはS13に進み、押さ
れたボタンが手動熱洗浄の操作ボタン45かどうかを判
断する。ここで押されたボタンが手動熱洗浄の操作ボタ
ン45であればS14へ進み熱洗浄モード及び保温モー
ドをセットし、S7に戻る。押されたボタンが手動熱洗
浄の操作ボタン45でなければS15に進み、押された
ボタンが熱洗浄時刻設定の操作ボタン46かどうかを判
断する。ここで押されたボタンが熱洗浄時刻設定の操作
ボタン46であればS16に進み、現在熱洗浄モードか
否かを判断する。熱洗浄モードであればS17に進ん
で、止水モードをセットし、S7に戻る。またS16で
熱洗浄モードでなければ、S18に進み熱洗浄時刻設定
モードをセットしてS7に戻る。S15で押されたボタ
ンが熱洗浄時刻設定の操作ボタン46でなければ、S7
に戻る。S8で操作部41のボタンが押されていなかっ
たら、S19に進み、熱洗浄設定時刻になったかどうか
を判断する。熱洗浄設定時刻になったらS14の熱洗浄
モードをセットし、S7に戻る。またS19で熱洗浄設
定時刻になっていなければS7に戻る。S7の処理がす
むと、S20に進みモードが止水モードがセットされて
いるか否かを判定し、止水モードにセットされていなけ
れば図20の処理に進む。S21でモードが浄水モード
にセットされているか否かを判定し、浄水モードにセッ
トされていればS22に進み、もし加熱ヒーター4が加
熱状態であれば、マイクロコンピュータ52はヒーター
駆動回路54に信号を送り、加熱ヒーター4への通電を
終了させる。次にS23に進み切り換え弁19が浄水位
置になっているか否か(すなわち図10に示すような位
置に切り換え弁19が位置しているか否か)をスイッチ
部33,34,35からの出力を見てマイクロコンピュ
ータ52が判定する。この時切り換え弁19が浄水位置
に到達していなければ、S24に進みマイクロコンピュ
ータ52がモーター駆動回路53に信号を送り、モータ
ー28を駆動させ、切り換え弁19を浄水位置になるよ
うに移動させ、その後にS1とS2の間に戻る。またS
23において切り換え弁19が浄水位置になっていれば
S25でマイクロコンピュータ52はモーター駆動回路
53に信号を送り、モーター28の駆動を停止させ、そ
の後にS1とS2の間に戻る。S21でモードが浄水モ
ードにセットされていなかったら、図21の処理に進
む。S26でモードが熱洗浄モードにセットされている
か否かを判断し、熱洗浄モードにセットされていなけれ
ばS27に進む。S27ではモードが熱洗浄時刻設定モ
ードにセットされているかどうかを判断し、熱洗浄時刻
設定モードにセットされていればS28に進み、前述し
たように操作部41の操作ボタンによって熱洗浄する時
刻を設定する。そしてその後にS1とS2の間に戻る。
またS27で熱洗浄時刻設定モードに設定されていなけ
ればS1とS2の間に戻る。S26で熱洗浄モードにセ
ットされていれば、S29に進み加熱ヒーター4に通電
していなければ、マイクロコンピュータ52はヒーター
駆動回路54に信号を送り、加熱ヒーター4に通電して
濾材容器2の中を加熱する。次にS30で保温モードが
設定されているか否かを判断し、設定されていれば図2
2に示す処理に進む。S31で切り換え弁19が図8に
示すような止水位置になっているかどうかを、スイッチ
部33,34,35の出力によってマイクロコンピュー
タが判断し、止水位置になっていればS32に進む。S
32ではマイクロコンピュータ52がモーター駆動回路
53に信号を送り、モーター28を駆動させ、切り換え
弁19を回転させる。その後にS1とS2の間に戻る。
S31で切り換え弁19の位置が止水位置になっていれ
ばS33に進み、S33でモーター28が駆動していた
ら、マイクロコンピュータ52がモーター駆動回路53
に信号を出力し、モーター28の駆動を中止させる。そ
の後S34で加熱ヒーター4の通電時間、すなわち濾材
容器2の保温時間をカウントする。次にS35にて予め
設定された保温時間と、S34でカウントした保温時間
を比較してタイムオーバーになっていればS36に進
み、なっていなければS1とS2の間に戻る。S36で
は再度保温時間をセットし、その後にS37で保温モー
ドを排水モードに切り換えて、S1とS2の間に戻る。
S30で保温モードにセットされていなければ、S38
に進み、切り換え弁19が図12に示すように排水位置
になっているか否かをマイクロコンピュータ52がスイ
ッチ部33,34,35からの出力を基に判断し、切り
換え弁19が排水位置になっていなければS39に進
む。S39ではマイクロコンピュータ52からモーター
駆動回路53に信号を出力してモーター28を駆動さ
せ、切り換え弁19を排水位置に移動させる。次にS4
0に進んで、濾材容器2の中の水を排水する時間、すな
わち排水時間を所定の時間に設定した後にS1とS2の
間に戻る。S38で切り換え弁19が排水位置になって
いたら、S41に進む。S41でモーター28が駆動し
ていたら、マイクロコンピュータ52はモーター駆動回
路53に信号を送り、モーター28の駆動を停止させ
る。その後S42に進み予め設定されたサイクル数と現
在のサイクル数を比較し、現在のサイクルが予め設定さ
れたサイクル数になったらS43に進み、現在のサイク
ル数を0回に設定し直す。そしてS44で熱洗浄モード
を止水モードに切り換えるとともに、洗浄中断モードを
設定し、その後にS1とS2の間に戻る。S42で現在
のサイクル数が予め設定されたサイクル数より少なかっ
たらS45に進んで現在の排水時間をカウントする。そ
してS46でS40で設定された排水時間と現在の排水
時間を比較し、タイムオーバーとなっていなければS1
とS2の間に戻り、なっていればS47に進む。S47
では排水モードを保温モードに切り換えて、更にS48
でサイクル数を1加算してS1とS2の間に戻る。S2
0で止水モードがセットされていればS49に進む。S
49では加熱ヒーター4に通電されていれば、マイクロ
コンピュータ52がヒーター駆動回路54に信号を出力
して加熱ヒーター4の通電を停止させる。そしてS50
に進み、熱洗浄モードが設定されているか否かを判断
し、設定されていれば図23の処理に進む。S51では
切り換え弁19が図12に示すような排水位置になって
いるか否かをマイクロコンピュータ52がスイッチ部3
3,34,35からの出力によって判断し、切り換え弁
19が排水位置になかったらS52に進む。S52では
マイクロコンピュータ52がモーター駆動回路53に信
号を出力してモーター28を駆動させて、切り換え弁1
9を回転させ、その後にS1とS2の間に戻る。S51
で切り換え弁19が排水位置になっていたら、S53に
進み、モーター28が駆動していたらマイクロコンピュ
ータ52がモーター駆動回路53に信号を出力してモー
ター28の駆動を停止させる。次にS54で排水時間を
カウントし、S55で設定された排水時間と現在の排水
時間を比較してタイムオーバーであればS56に進み洗
浄中断モードを解除し、S1とS2の間に戻り、S55
でタイムオーバーでなかったらS1とS2の間に戻る。
S50で洗浄中断モードでなかったらS57に進み切り
換え弁19が止水位置であるか否かを判断し、止水位置
でなかったら、S58に進んでモーター28が駆動して
いなかったらマイクロコンピュータ52がモーター駆動
回路53に信号を出力してモーター28を駆動させ、切
り換え弁19を図8に示す止水位置に移動させ、S1と
S2の間に戻る。S57で切り換え弁19が止水位置で
あればS59に進み、モーター28が駆動していればマ
イクロコンピュータ52がモーター駆動回路53に信号
を出力してモーター28の駆動を停止させ、その後にS
1とS2の間に戻る。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記従
来の構成では、例えば図10に示すように、浄水状態で
停電した場合、切り換え弁19が浄水状態のままになっ
てしまい、水管8から濾過水が吐出し続ける状態になっ
ていまうという問題点があった。
【0013】本発明は前記従来の課題を解決するもの
で、浄水使用時に停電しても濾過水が吐出し続けること
のない浄水器を提供することを目的としている
【0014】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するため
に停電検知手段によって停電を検知すると、少なくとも
弁の駆動手段を蓄電手段によって駆動し、弁を流入管か
ら水が濾材容器内に流れ込んで来ない状態にすることが
できる。
【0015】
【作用】この構成により、浄水使用時に停電すると濾材
容器内に水が流れ込まなくなる。
【0016】
【実施例】図1は本発明の一実施例における浄水器を示
す透視斜視図である。
【0017】図1において、外観及び内部構成は電源部
38を除いて、従来例に示した図8のものと同様であ
る。図1において55は電源部である。
【0018】図2は本発明の一実施例における浄水器の
ブロック図である。図2において、56は制御ユニット
であり、従来例に示す図16とほぼ同様の構成である。
55は電源部であり、この電源部55から制御ユニット
56の各部へ電源を供給するための電源ライン55a,
55bがそれぞれ出ており、電源ライン55bは接地さ
れている。さらに電源部55から停電検知手段52bへ
停電停止検出用の信号線55cが出ており、しかも停電
検知手段52bはマイクロコンピュータ52と接続され
ている。
【0019】図3は電源部55の回路の概略図である。
図3において、57は交流を直流に変換するためのブリ
ッジダイオード、58は電圧を一定にするための三端子
レギュレータ集積回路、59は平滑用のコンデンサで、
コンデンサ59は、停電が起こった時でも、一定時間以
上、制御ユニット56に電圧供給できるように大容量の
ものを用いている。コンデンサ59は1つでも良いが、
設計に応じて複数個用いても良い。
【0020】次に停電検出の概念を図3も用いて説明す
る。先ず、コンセント60を差し込むと、トランス61
を介して停電検出用信号線55cにパルス波形が発生す
る。そのパルス波を停電検知手段52bが外部入力とし
て受け取り、パルス波の立ち上がり、若しくは立ち下が
り波形の時にカウンタを加算する処理を行なう。そのカ
ウンタの値をマクロコンピュータ52のメイン処理内で
一定時間間隔で監視し、カウンタの値に変化がなけれ
ば、停電であると判断し、変化があれば停電と判断す
る。
【0021】こので60ヘルツの商用電源を用いた場合
の停電検知手段52bの処理を図4に示すフローチャー
トを用いて説明する。停電検知用信号55cからのパル
ス波が入力されると、パルスカウンタをカウントし始め
る(S60)次にカウンタ値が60であれば(S6
1)、割り込みカウンタを0にした後に(S62)、秒
カウンタをプラス1して(S63)処理を終了する。カ
ウンタ値が60でなければ、そのまま処理を終了する。
【0022】次に本実施例における浄水器のメイン処理
動作を説明する。ここで大まかな動作は従来例に示す図
17〜図23と同じであるので、以下従来例と異なる点
について説明する。
【0023】図5において、S1のスタートに至るまで
の処理は図17に示す従来例と同じである。S1で動作
がスタートするとS2で操作部41のボタンのキースキ
ャンを行なう。S2では図6に示すような処理が行なわ
れている。ここでS3〜S6は図18に示す従来例と同
じ処理であるが、この後のキースキャン処理完了までの
間に以下に示す処理を行なう。先ずS64において、図
4のフローチャートに示すパルスカウンタの値がマイク
ロコンピュータ52の内部記憶手段に記憶されている否
かを示すセーブ済フラグによって判断する。セーブ済フ
ラグがONしていなかったらS65に進みパルスカウン
タの値を前記内部記憶手段に旧パルスカウンタ値として
記憶する。そしてS66でセーブ済フラグをONした後
に、S67で一定時間間隔で停電検知を行なうためのイ
ンターバルタイマ(マイクロコンピュータ52内部設け
られている。)を初期化して(所定の時間間隔で割り込
みカウンタを検知する用に設定して)キースキャン処理
を完了する。
【0024】一方、S64でセーブ済フラグがONして
いた場合、S68でインターバルタイマ(図4に示すパ
ルスカウンタを読みに行く時間の間隔)をカウントし
て、S69においてインターバルタイムがオーバーか同
化を判断する。S69でタイムオーバーでなければ、キ
ースキャン処理を終了する。S69でタイムオーバーで
あったら、S70に進み、S65で予め記憶して老いた
旧パルスカウンタ値と、現在の図4い示すパルスカウン
タの値との比較を行なう。その結果、同じ値であったな
らば、停電であると判断してS71に進み、停電フラグ
をONした後に、S64とS65の間に戻る。また値が
異なっておれば、停電でないか、あるいは、停電から停
電から復帰したものと判定して、S72に進み、停電フ
ラグをOFFしてからS64とS65の間に戻る。この
ようにキースキャン処理が完了すると、S73で停電フ
ラグの判定を行なう。停電フラグがONしていない、即
ち停電でなければ、S7おモード切換を行なう。以降は
従来例と同じであるので、省略する。
【0025】停電フラグがONしている、即ち停電であ
った場合には、図7に示すS74に進みマイクロコンピ
ュータ52がヒーター駆動回路54に信号を送り、加熱
ヒーター4が加熱されておればオフ状態にする。
【0026】次にS75のキースキャン処理において、
スイッチ部33,34,35からの出力を見た後、S7
6に進み、切り換え弁19が止水状態になっているかど
うかをマイクロコンピュータ52が判定する。この時、
切り換え弁19が止水位置に達していなければ、S77
に進みマイクロコンピュータ52がモーター駆動回路5
3に信号を送り、モーター28を駆動させ、切り換え弁
を図1に示す止水位置になるように移動させ、その後に
S74とS75の間に戻る。またS76において、切り
換え弁19が止水位置になっていればS78でマイクロ
コンピュータ52はモーター駆動回路53に信号を送
り、モーター28の駆動を停止させ、S79に進む。S
79において、停電フラグを判定して、停電フラグがO
Nしていれば、マイクロコンピュータ52は停電のまま
であると判断してS74とS75の間に戻る。また停電
フラグがONしていなければ、マイクロコンピュータ5
2は停電復帰状態になったものと判断して、S80に進
み、濾材容器2内の保温時間や濾材容器2の加熱、排水
サイクル数等の初期設定値をマイクロコンピュータ2の
内部記憶手段に記憶させた後に図5に示すS1とS2の
間に戻る。
【0027】以上のような制御を行なう事によって、停
電及び停電の復帰を検知する事ができ、浄水器使用中に
おいて停電が起きた場合でも、水が出たままの状態にな
らず節水を行なう事ができる。
【0028】なお本実施例では、停電検知手段を用いて
停電を検知したが、コンセントからプラグが外れて浄水
器に電力が供給されない場合等も上記と同様に停電検知
手段を用いて、水が出たままの状態になるのを防止で
き、節水を行なう事ができる。
【0029】
【発明の効果】本発明は、停電検知手段によって停電を
検知すると、少なくとも弁の駆動手段を蓄電手段によっ
て駆動し、弁を流入管から水が濾材容器内に流れ込んで
来ない状態にすることができるので、浄水使用時に停電
しても濾過水が吐出し続けることのない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例における浄水器を示す透視斜
視図
【図2】本発明の一実施例における浄水器のブロック図
【図3】本発明の一実施例における浄水器の電源部の回
路図
【図4】本発明の一実施例における浄水器の動作を示す
フローチャート
【図5】本発明の一実施例における浄水器の動作を示す
フローチャート
【図6】本発明の一実施例における浄水器の動作を示す
フローチャート
【図7】本発明の一実施例における浄水器の動作を示す
フローチャート
【図8】従来の浄水器を示す透視斜視図
【図9】(a)従来の浄水器における部分拡大断面図 (b)従来の浄水器における部分拡大図
【図10】従来の浄水器を示す透視斜視図
【図11】(a)従来の浄水器における部分拡大断面図 (b)従来の浄水器における部分拡大図
【図12】従来の浄水器を示す透視斜視図
【図13】(a)従来の浄水器における部分拡大断面図 (b)従来の浄水器における部分拡大図
【図14】従来の浄水器を示す外観斜視図
【図15】従来の浄水器における操作部を示す拡大図
【図16】従来の浄水器を示すブロック図
【図17】従来の浄水器における動作を示すフローチャ
ート
【図18】従来の浄水器における動作を示すフローチャ
ート
【図19】従来の浄水器における動作を示すフローチャ
ート
【図20】従来の浄水器における動作を示すフローチャ
ート
【図21】従来の浄水器における動作を示すフローチャ
ート
【図22】従来の浄水器における動作を示すフローチャ
ート
【図23】従来の浄水器における動作を示すフローチャ
ート
【符号の説明】
1 本体ケース 2 濾材容器 3 活性炭 4 加熱ヒーター 5 温度検知器 6 ユニット部 7 流水管 8 水管 10 水管 11 水平弁部 12 水管 14 弁部 15 バネ 16 孔 19 切り換え弁 20 溝 21 溝 22 溝 24 ボール 25 ボール 26 ボール 27 パッキン 28 モーター 29 ウオームギア 30 ギア 31 ギア 32 カム 33 スイッチ部 34 スイッチ部 35 スイッチ部 37 断熱部材 36 制御部 38 電源部 39 本体 40 表示部 41 操作部 42 操作ボタン 43 操作ボタン 44 操作ボタン 45 操作ボタン 46 操作ボタン 48 チューブ 49 連結部材 51 レバー 52 マイクロコンピュータ 52b 停電検知手段 53 モーター駆動回路 54 ヒーター駆動回路 55 電源部 55a 電源ライン 55b 電源ライン 55c 停電検出用信号線 56 制御ユニット

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 濾材と、前記濾材を収納する濾材容器
    と、前記濾材容器の内部を加熱する加熱手段と、前記濾
    材容器に水が流れ込んでくる流入管と、前記濾材容器か
    ら水が流れ出す水管と、電力の供給がされているか否か
    を検知する停電検知手段と、前記流入管から流れ込んで
    くる水を制御する弁手段と、前記弁手段を駆動する駆動
    手段と、所定の電荷量を蓄える蓄電手段と、所定時刻に
    なったら前記か熱手段に信号を出力して、前記濾材容器
    の中を所定時間加熱するとともに、前記停電検知手段で
    電力の供給がなされていない事を検知したら、少なくと
    も前記駆動手段を前k蓄電手段によって駆動し、前記弁
    手段を前記流入管から水が前記濾材容器に流れ込んでこ
    ない状態に位置させる制御手段を備えた事を特徴とする
    浄水器。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE9010826U1 (ja) * 1990-07-20 1991-12-19 Tour-Mobil, 8501 Schwarzenbruck, De

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