JP2007527310A - 有効再生信号の自動検出装置およびその方法 - Google Patents
有効再生信号の自動検出装置およびその方法 Download PDFInfo
- Publication number
- JP2007527310A JP2007527310A JP2006518757A JP2006518757A JP2007527310A JP 2007527310 A JP2007527310 A JP 2007527310A JP 2006518757 A JP2006518757 A JP 2006518757A JP 2006518757 A JP2006518757 A JP 2006518757A JP 2007527310 A JP2007527310 A JP 2007527310A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- water
- state
- time
- determining whether
- cleaning
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Images
Classifications
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C02—TREATMENT OF WATER, WASTE WATER, SEWAGE, OR SLUDGE
- C02F—TREATMENT OF WATER, WASTE WATER, SEWAGE, OR SLUDGE
- C02F1/00—Treatment of water, waste water, or sewage
- C02F1/42—Treatment of water, waste water, or sewage by ion-exchange
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B01—PHYSICAL OR CHEMICAL PROCESSES OR APPARATUS IN GENERAL
- B01J—CHEMICAL OR PHYSICAL PROCESSES, e.g. CATALYSIS OR COLLOID CHEMISTRY; THEIR RELEVANT APPARATUS
- B01J49/00—Regeneration or reactivation of ion-exchangers; Apparatus therefor
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B01—PHYSICAL OR CHEMICAL PROCESSES OR APPARATUS IN GENERAL
- B01J—CHEMICAL OR PHYSICAL PROCESSES, e.g. CATALYSIS OR COLLOID CHEMISTRY; THEIR RELEVANT APPARATUS
- B01J49/00—Regeneration or reactivation of ion-exchangers; Apparatus therefor
- B01J49/80—Automatic regeneration
- B01J49/85—Controlling or regulating devices therefor
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C02—TREATMENT OF WATER, WASTE WATER, SEWAGE, OR SLUDGE
- C02F—TREATMENT OF WATER, WASTE WATER, SEWAGE, OR SLUDGE
- C02F1/00—Treatment of water, waste water, or sewage
-
- G—PHYSICS
- G08—SIGNALLING
- G08B—SIGNALLING OR CALLING SYSTEMS; ORDER TELEGRAPHS; ALARM SYSTEMS
- G08B21/00—Alarms responsive to a single specified undesired or abnormal condition and not otherwise provided for
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C02—TREATMENT OF WATER, WASTE WATER, SEWAGE, OR SLUDGE
- C02F—TREATMENT OF WATER, WASTE WATER, SEWAGE, OR SLUDGE
- C02F1/00—Treatment of water, waste water, or sewage
- C02F1/008—Control or steering systems not provided for elsewhere in subclass C02F
Landscapes
- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Organic Chemistry (AREA)
- Environmental & Geological Engineering (AREA)
- Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
- Water Supply & Treatment (AREA)
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Hydrology & Water Resources (AREA)
- Chemical Kinetics & Catalysis (AREA)
- Business, Economics & Management (AREA)
- Emergency Management (AREA)
- Physics & Mathematics (AREA)
- General Physics & Mathematics (AREA)
- Treatment Of Water By Ion Exchange (AREA)
- Investigating Or Analyzing Materials By The Use Of Electric Means (AREA)
Abstract
運転サイクルにおいて有効な再生が行なわれたか否かを判断する軟水化方法であり、貯水槽(12)内に、基準セル(Rr)および検出セル(Rs)を互いに離隔して設置する工程と、基準セルおよび検出セルの位置における貯水槽内の溶液のインピーダンスの差を検出する工程と、インピーダンスの差が状態1、状態2、および状態3のいずれかである場合、最長洗浄時間が設定されたタイマーがタイムアウトになったか否かを判断する工程と、タイマーがタイムアウトになったと判断された場合、洗浄に対する制限時間が予め定められた時間と等しいか否かを判断する工程と、洗浄時間が予め定められた時間に達している場合、有効な再生が行なわれなかったことを示す警告信号を生成する工程とを有することを特徴とする。
【選択図】図1
【選択図】図1
Description
本発明は、軟水化装置などの水処理装置に関するものである。より詳しくは、水処理装置などのシステムにおける有効な再生の検出に関するものである。
硬水は、落屑、染み、風呂あか、皮膚の炎症、乾燥肌、あるいは洗濯能力の低下などの原因となる。そこで、イオン交換軟水化装置は、カルシウムやマグネシウムなどのハードスケール沈積の原因となる硬度成分を硬水から取り除くようになっている。
軟水化は、軟水化装置が備える樹脂のナトリウムイオンあるいはカリウムイオンが、硬度成分と自然選択的に交換されることを利用している。また、この交換工程は、鉄やマンガンなどの、望まれない多値イオンを除去することにも利用可能である。
樹脂に含まれるナトリウムイオンが硬度成分に取って代わられると(ナトリウムイオンが、高荷電イオンにサイトを明け渡すと)、樹脂を再利用するために、軟水化装置において、自然選択的な過程に対して逆の過程が行わなければならない。一般に、この逆過程は再生と呼ばれており、逆過程の反応が生じるよう過剰のナトリウムイオンを塩水の形で供給し、結果として、自然選択的な反応に打ち勝つようになっている。
過剰のナトリウムイオンを一定の流量で交換樹脂層に流すことにより、硬度成分は、過剰のナトリウムとともに廃棄物として流されるようになっている。最終的に、樹脂が洗浄されると、樹脂の交換サイトはそれぞれ1つのナトリウムイオンを有するようになる。これにより、軟水化装置は、硬度成分を除去する機能を再び有するようになる。
米国特許第5699272号明細書には、軟水化装置などの水処理システムにおいて、イオン交換層の導電率の電気的な測定に基づき、樹脂層の消耗や再生の必要性の時期を判断するセンサを備えたものが開示されている。
このセンサは、さらに、塩水の引き込み工程および低流速洗浄工程において、いつ塩水が樹脂層から洗い流されたかを判断するようになっている。
また、軟水化装置は、給水される上水中のラジウムの除去など、上水を規制基準に適合させる場合にも適用される。軟水化装置におけるラジウム除去の工程は、樹脂ビーズに結合した全てのラジウムイオンが樹脂ビーズによって保持された状態、つまり、新たな流入水あるいは処理水からラジウムイオンが除去された状態において、有効な再生が実施される場合にのみ可能となる。
従来のシステムにおいては、再生における次の処理工程が開始可能である場合、コントロールユニットに信号を送信するようになっている。
しかしながら、従来のシステムにおいては、完全なあるいは有効な再生が行われたことを示す信号を生成することができなかった。
したがって、軟水化に用いられ、かつ有効な再生が行われたことを示す信号を生成できる水処理システムが必要である。
上記の問題を解決するために、本発明の軟水化装置において有効な再生が行われたことを示すシステムは、溶液に基づいた信号を受信するための時間を測定するようになっている。予め設定された時間内に、システムが溶液に基づいた信号を受信しなかった場合、有効な再生が行なわれなかったことを示す警告信号が生成されるようになっている。一方、再生サイクルの予め設定された時間内に信号が適切に受信された場合、再生サイクルが次の工程に進むよう信号を生成するようになっている。この場合、警告信号は生成されず、警告表示部などの点灯が行なわれない。また、有効な再生が行なわれたことを示す表示部が点灯するようになっていてもよい。
より具体的には、本発明に係る軟水化方法は、運転サイクルにおいて有効な再生が行なわれたか否かを判断する軟水化方法であり、貯水槽内に、基準セルおよび検出セルを互いに離隔して設置する工程と、前記基準セルおよび前記検出セルの位置における前記貯水槽内の溶液のインピーダンスの差を検出する工程と、前記インピーダンスの差が状態1、状態2、および状態3のいずれかである場合、最長洗浄時間が設定されたタイマーがタイムアウトになったか否かを判断する工程と、前記タイマーがタイムアウトになったと判断された場合、洗浄に対する制限時間が予め定められた時間と等しいか否かを判断する工程と、洗浄時間が前記予め定められた時間に達している場合、有効な再生が行なわれなかったことを示す警告信号を生成する工程とを有することを特徴とする。
他の実施の形態に係るシステムは、有効な再生が行なわれたか否かを判断する水処理装置を備えており、水処理装置は、貯水槽と、塩水タンクと、塩水タンクから貯水槽に塩水を供給するための管と、貯水槽から水を排出するための管と、貯水槽の内部に配置される基準セルと、貯水槽の内部において、基準セルから離隔した位置に配置される検出セルとを有している。水処理装置は、さらに、基準セルと検出セルの位置における貯水槽内の溶液のインピーダンスの差を検出する回路と、回路に接続されるマイクロプロセッサを有しており、マイクロプロセッサは、インピーダンスの差が、状態1、状態2、および状態3のいずれの状態であるかを判断し、最長洗浄時間が経過したか否かを判断し、最長洗浄時間が経過したと判断した場合、洗浄時間が予め設定された制限時間に達したか否かを判断し、洗浄時間が制限時間に達したと判断した場合、有効な再生が行なわれなかったことを利用者に警告するよう警告信号を発生するようになっている。
以下、本発明の実施の形態のシステムについて、図1を用いて説明する。
一般に、本発明の実施の形態のシステム10は、水質調節装置や軟水化装置に適用される。システム10は、適切なイオン交換樹脂により形成された層14を有する貯水槽、つまりメイン処理タンク12を備えている。
システム10は、さらに、給水管16、バルブハウジング18、および処理タンク12に延びるパイプ20を備えている。給水管16は、バルブハウジング18を介してシステム10に接続されており、パイプ20を介して処理タンク12に水を供給するようになっている。水は樹脂層14に浸透し、パイプ22からバルブハウジング18を介して、給水システムに軟水を供給するための配管24へと排水される。
システム10は、さらに、塩水タンク28と、バルブハウジング18から塩水タンク28に延びる管26とを備えている。塩水タンク28は、塩水を形成するための食塩を保持している。
システム10は、さらに、バルブハウジング18と不図示のドレーンとを接続する排水管30を備えている。
システム10は、さらに、バルブハウジング18の近傍にコントロールユニット32を搭載している。コントロールユニット32は、システム10における軟水化の実施中に、水が所望の流量になるようバルブをコントロールするようになっている。この種のコントローラにおいて一般的なように、コントロールユニット32は、マイクロプロセッサ34(図2に示す)を有している。
当業者に知られているように、システム10による軟水化は、実施サイクルのほとんどの時間において実施されるようになっており、この間システム10に給水された水は、樹脂層14を浸透して軟水化される。軟水化された水は、配管24によって放水されるようになっている。
消耗の割合、給水された水の硬度、および当業者に知られた他の要素に基づいてユーザが予め設定した時間間隔において、樹脂層14は、集められた硬度成分のイオンがナトリウムイオンに置き換わるよう、再生されなければならない。
まず第1に、逆流洗浄工程が行われる。この工程では、大きい分子が洗い流されるよう、また、樹脂層を膨潤させ過度に収縮することを防ぐよう、逆方向への給水が行われる。
次に、塩水引き込みおよび塩水洗浄工程が行なわれる。この工程は、二つの機能を有している。第1の機能は、塩水を、塩水タンク28から管26を介して処理タンク12に供給することである。塩水は、塩水タンク28が備える不図示であるが公知の技術の制御バルブによって引き込みが遮断されるまで、数分間にわたり処理タンク12に供給される。このとき、低流速洗浄サイクルが開始される。
塩水引き込み工程において、軟水化装置に用いられるシステム10の樹脂層14は、ナトリウムイオンによって完全に包囲される。
次に、低流速洗浄サイクルに使用される硬水が、管16を介してタンクに供給されると、タンクの上部に低ナトリウムと高ナトリウムの境界が形成される。この境界は、タンク12の底部に向かって、一番下まで徐々に降下していき終了する。
同一出願人による米国特許第5699272号明細書には、マイクロプロセッサ34に接続された一対の検出電極36と基準電極38を用い、タンク12の底部に向かって下降する低ナトリウムと高ナトリウムの境界の進行状況を監視するシステムが開示されている。
一対の電極36、38は、垂直方向に互いに離れた位置に配置されており、検出セルRsを形成する電極36の位置と、基準セルRrを形成する電極38の位置との間におけるタンク内の溶液のインピーダンスの差を検出するようになっている。この境界の監視により、低流速洗浄工程がいつ終了したかを判断することが可能となる。
電極38は、管22の下端の近傍において機能するようになっている。管22は、バルブハウジング18内のバルブの位置に応じて、処理水、あるいは排水管30を介して排出される水とが流れるようになっている。
低流速洗浄工程が終了すると、軟水化システム10は、実施サイクルに戻る。
サイクルを制御する回路40は、一般に、図2に示すような構成を有しており、マイクロプロセッサ34を備えている。また、電極36,38が線42によって回路40に接続されている。
図1に示すプローブ44によって保持された基準セルRrおよび検出セルRsは、線46、48によって、プラグ50のピン1乃至3に接続されている。プラグ50のピン4は、線52と抵抗54とを介して、マイクロプロセッサ34に接続されている。抵抗54は、マイクロプロセッサ34のラッチアップを防ぐようになっている。
抵抗56とコンデンサ58は、プローブ44が存在すること(すなわち、プローブ44がプラグに接続されたこと)をマイクロプロセッサ34に示すインディケータとして機能するようになっており、マイクロプロセッサ34に適切な信号を供給するようになっている。
プラグにプローブ44が接続されていないときは、5Vの信号が供給され、プローブ44がプラグに接続されているときは、プラグ50のピン4とピン5とがショートされ、0Vの信号が供給される。
基準セルRrは、ホイートストンブリッジ回路の1つのアームを形成しており、検出セルRsは、ホイートストンブリッジ回路の別のアームを形成している。
プローブ44は、ポイント60および62の間にかけられるAC電圧によって励振される。AC電圧を用いることによって、DC電圧を使用した場合に基準セルRrおよび検出セルRsに発生し得る塩類の付着(Scaling)を防ぐことができる。
抵抗64は、ホイートストンブリッジの別のアームを形成している。また、抵抗66は、ホイートストンブリッジの4番目のアームを形成している。
コンデンサ68は、RFノイズが回路に影響したり誤信号を発生させることを防ぐためのフィルタコンデンサとして機能する。
ホイートストンブリッジの出力端は、コンパレータ(comparator)70に接続されている。コンパレータ70の出力は、プローブが平衡状態か不平衡状態かに応じてオフあるいはオンになるオープンコレクタデバイスとして機能するようになっており、内部にトランジスタを有している。
コンパレータ70がオフの場合、コンパレータ70は、台形信号に類似した半波整流信号を出力するようになっている。一方、コンパレータ70がオンの場合、コンパレータ70は、DC電圧を出力するようになっている。
したがって、コンパレータ70がオフのとき、ダイオード72はDC電圧を出力し、コンパレータ70がオンのとき、ダイオード72の出力端は接地状態となる。
コンパレータ70がオンのとき、基準セルRrおよび検出セルRsは平衡状態であり、コンパレータ70がオフのとき、基準セルRrおよび検出セルRsは不平衡状態となっている。以下に述べる状態1および状態3においては、コンパレータ70はオンであり、状態2においては、コンパレータ70はオフである。
ダイオード74と抵抗76は、互いに直列に接続されており、コンパレータ70の出力端とダイオード72のアノードとの間のポイント78に接続されている。
ポイント80における位相関係は、ポイント60および62におけるAC信号の位相関係に重大な影響を与える。
ダイオード72の出力端は、抵抗82を介してNPNトランジスタ84に接続されている。トランジスタ84は、ダイオード72の出力端におけるDC電圧を、0から5VのDC電圧に変換し、マイクロプロセッサ34に入力するようになっている。
また、コントロールユニット32は、さらにキーパッド86を備えており、公知の技術によって利用者が日付や時間を入力できるようになっている。
さらに、コントロールユニット32は、例えば液晶ディスプレーなどにより構成されるディスプレー88を備えている。ディスプレー88は、システム10の運転状況が表示されるよう、マイクロプロセッサ34に接続されている。
したがって、図2に示す回路は、セルRrおよびRsを有するプローブが平衡状態か不平衡状態かを判断するようになっている。状態1において、プローブ44は平衡状態であり、状態2においては、プローブ44は不平衡状態であり、状態3においては、プローブ44は再び平衡状態になる。
公知の技術のように、再生の準備が完了したか否かの判断は、基準セルRrと検出セルRsの位置における水処理タンク内の溶液のインピーダンスの差に基づいて行なわれる。
まず、再生の準備が完了した場合、一日のうちの再生開始の時刻であるか否かが判断される。再生開始の時刻とは、例えば午前2時から午前6時の間である。もし、再生開始の時刻である場合、再生が開始され、コントロールユニット32のモータが起動される。
次に、モータが逆流洗浄状態であるか否かが判断される。もし逆流洗浄状態なら、逆流洗浄時間が設定される。逆流洗浄は、タイマーがタイムアウトになるまで行なわれる。
タイマーがタイムアウトになった場合、モータが起動され、モータが塩水引き込み工程/低流速洗浄状態であるか否かが判断される。
次に、プローブ44が取り付けられたか否かが判断され、プローブ44が取り付けられたと判断された場合、自動調整による低流速洗浄のためのサブルーチンが呼び出される。
図3a乃至3cは、自動調整による低流速洗浄のためのサブルーチンを示すフローチャートである。
第1に、メインコントロールバルブに付随するモータが、塩水引き込み/低流速洗浄工程である場合、最長低流速洗浄時間がマイクロプロセッサ36に設定される。
設定される最長時間とは、例えば99分など、再生の全てのサイクルを実施するのに必要な時間よりも長い時間のことである。これにより、もし最長低流速洗浄時間を設定したタイマーがタイムアウトになり、制限時間の99分に達した場合、システムは警報モードを起動させ、システムに異常が発生したことを示すようになっている。
次に、状態タイマーが設定され(90)、計時が開始される(92)。
次に、プローブ44が状態1にあるか否かが判断される(94)。もしプローブ44が状態1でなければ、状態タイマーは再設定され(90)、プローブが状態1であると判断されるまで再設定が続けられる。
プローブ44が状態1であると判断された場合、最長低流速洗浄時間を設定したタイマーがタイムアウトになったか否かが判断される(96)。もし、フローチャートの97において、タイムアウトになったと判断された場合、すなわち、本実施例における99分に達した場合、制限時間が99分であったか否かが判断される(98)。もし、制限時間が99分であった場合は、アラームコードが起動される(100)。本実施の形態においては、アラーム起動時間を99分としたが、本発明の用途に応じて他の時間が設定されてもよい。
アラームコードは、例えば、ディスプレー88上に表示されるキャプションや、光を発するようディスプレー88あるいは他の場所に取り付けられたLEDや、緑から赤など色が変化する2色LEDや、点灯から点滅に変化するLEDなどの視覚信号でもよいし、連続的あるいは断続的に流れる音声信号でもよいし、あるいは同等のアラーム信号でもよいし、上記の信号の組み合わせでもよい。
フローチャートの100におけるアラームの起動とは、有効な再生が行なわれず、流出される水が許容される基準をもはや満たさない可能性があることを意味する。この場合、システムに問題が生じているため、再生サイクルは停止される(102)。
もし、制限時間が99分でない場合は、アラーム信号は発せられないものの、サイクルは中断される(103)。
もし、低流速洗浄時間が制限時間の上限に達していない場合は(本実施例では99分)、状態タイマーがタイムアウトになっているか否かが判断される(104)。本実施例においては、状態1に対する状態タイマーは5分に設定されているが、これに限定されるものではない。したがって、プローブが状態1になり5分が経過した場合は、状態タイマーは、状態2に対する時間が設定され(図3bにおける106)、計時が開始される(108)。
次に、プローブ44が状態2にあるか否かが判断される(110)。もし、プローブが状態2でなければ、状態タイマーは、プローブが状態2になるまで繰り返し再設定される(112)。
プローブ44が状態2になると、最長低流速洗浄時間が設定されたタイマーが、タイムアウトになったか否か(114)、また、タイムアウトになり、低流速洗浄時間が制限時間に達したか否か(116)が判断される。
次に、制限時間が99分であったか否かが判断される(118)。もし、制限時間が99分であった場合、アラームコードが起動される(120)。本実施の形態においては、アラーム信号120は、アラーム信号100と同一の構成を有しているが、それぞれのステップにおいて別個のアラーム信号が使用されてもよい。次に、サイクルが中断され(122)、異常が発生したことを示す。
一方、制限時間が99分でない場合は、サイクルは中断されるものの、アラームは発せられない(123)。
本実施の形態においては、アラーム起動時間を99分としたが、本発明の用途に応じて他の時間を設定してもよい。
もし、低流速洗浄時間が制限時間に達していない場合は(本実施の形態では99分)、状態タイマーがタイムアウトになっているか否かが判断される(124)。
もし状態タイマーがタイムアウトになっている場合は、状態タイマーには状態3に対する時間が設定される(126)。
本実施例においては、状態2に対する状態タイマーは5分に設定されているが、5分に限定されるものではない。
図3cに示すように、状態タイマーが設定され(126)、計時が開始される(128)。ここで、プローブが状態3であるか否かが判断される(130)。
プローブが状態3でない限り、状態タイマーの再設定が繰り返される(132)。プローブが状態3になった場合、最長低流速洗浄時間が設定されたタイマーが、タイムアウトになったか否かが判断され(134)、タイムアウトになったと判断された場合、洗浄時間が最長制限時間に達したか否か(135)、また制限時間が99分であったか否か(136)が判断される。
本実施の形態においては、アラーム起動時間を99分としたが、本発明の用途に応じて他の時間を設定してもよい。
もし、制限時間が99分である場合は、アラームコードが起動され(140)、サイクルが中断され(142)、異常の発生が示される。
一方、制限時間が99分でない場合は、サイクルは中断されるものの、アラームは発せられない(143)。
低流速洗浄時間が最長制限時間に達していない場合は、状態タイマーがタイムアウトとなったか否かが判断される(144)。もし状態タイマーがタイムアウトとなっていれば、状態3が完了したことを意味するので、コントロールユニット32のモータが起動され、モータが高速洗浄ポジションであるか否かが判断される。本実施の形態においては、状態3に対するタイマーが15分に設定されているが、15分に限定されるものではない。
上記の各設定時間は、変更ができるものであり、上記の特定の時間に制限されるものではない。さらに、状態1が不平衡状態、状態2が平衡状態、そして状態3が不平衡状態となるよう、システムがフリップフロップ回路や同等の素子を備えるようにしてもよい。
また、本実施の形態では、プローブが特定の状態にあるか否かを判断し、特定の状態にないと判断された場合は、タイマーが再設定されるようになっている。しかしながら、状態タイマーが設定された後に、プローブが特定の状態になったと判断されるまで計時が開始されないようにしてもよい。
低流速洗浄に対するサブルーチンが終了した後、モータが起動され、モータが高速洗浄ポジションであるか否かが判断される。もし、モータが高速洗浄ポジションであれば、モータが停止され、高速洗浄に対する時間がタイマーに設定される。
高速洗浄に対するタイマーがタイムアウトになった場合、モータが起動され、モータが定位置にあるか否かが判断される。モータが定位置にある場合は、モータが停止され、再生が完了する。
このように、本実施の形態に係るシステムは、有効な再生が行なわれたか否かを示すようになっている。アラーム信号が発せられることにより、利用者は、再生が有効でない、つまり不適合な流出水が排水されているという警告を受けることができる。
有効な再生が行なわれたか否かを判断するための、本発明に係る一実施の形態のシステムを示したが、本発明の請求の範囲内において変更や修正をしてもよい。
Claims (12)
- 運転サイクルにおいて有効な再生が行なわれたか否かを判断する軟水化方法であり、
貯水槽内に、基準セルおよび検出セルを互いに離隔して設置する工程と、
前記基準セルおよび前記検出セルの位置における前記貯水槽内の溶液のインピーダンスの差を検出する工程と、
前記インピーダンスの差が状態1、状態2、および状態3のいずれかである場合、最長洗浄時間が設定されたタイマーがタイムアウトになったか否かを判断する工程と、
前記タイマーがタイムアウトになったと判断された場合、洗浄に対する制限時間が予め定められた時間と等しいか否かを判断する工程と、
洗浄時間が前記予め定められた時間に達している場合、有効な再生が行なわれなかったことを示す警告信号を生成する工程とを有することを特徴とする軟水化方法。 - 前記軟水化方法は、さらに、予め定められた洗浄時間が経過した場合、前記運転サイクルを中断する工程を有することを特徴とする請求項1に記載の軟水化方法。
- 前記軟水化方法は、さらに、予め定められた洗浄時間が経過していない場合、前記運転サイクルを中断する工程を有することを特徴とする請求項1に記載の軟水化方法。
- 前記最長洗浄時間が99分であることを特徴とする請求項1に記載の軟水化方法。
- 前記警告信号が、音声、あるいは視覚表示のうちの少なくとも1つであることを特徴とする請求項1に記載の軟水化方法。
- 前記軟水化方法は、さらに、前記タイマーがタイムアウトになった場合、前記制限時間に達しているか否かを判断する工程を有することを特徴とする請求項1に記載の軟水化方法。
- 前記制限時間が99分であることを特徴とする請求項6に記載の軟水化方法。
- 前記軟水化方法は、さらに、前記制限時間が、状態1、状態2、および状態3のそれぞれに対して予め設定された時間と等しいか否かを判断する工程を有することを特徴とする請求項1に記載の軟水化方法。
- 運転サイクルにおいて有効な再生が行なわれたか否かを判断する軟水化方法であり、
貯水槽内に、基準セルおよび検出セルを互いに離隔して設置する工程と、
前記基準セルおよび前記検出セルが設置された位置において、前記貯水槽内の溶液のインピーダンスの差を検出する工程と、
インピーダンスの差が、状態1、状態2、および状態3のうちのいずれの状態であるかを逐次判定する工程と、
前記状態1、状態2、および状態3のそれぞれの状態において、最長洗浄時間が設定されたタイマーがタイムアウトになったか否かを判断する工程と、
前記タイマーがタイムアウトになった場合、洗浄に対する制限時間が予め定められた時間と等しいか否かを判断する工程と、
前記制限時間が前記予め定められた時間と等しい場合、有効な再生が行なわれなかったことを示す警告信号を生成する工程と、
警告信号が生成された場合、前記運転サイクルを中断する工程と
を有することを特徴とする軟水化方法。 - 有効な再生が行なわれたか否かを判断する水処理装置において、
貯水槽(12)と、
塩水タンク(28)と、
前記塩水タンク(28)から前記貯水槽(12)に塩水を供給するための管(26)と、
前記貯水槽(12)から水を排出するための管(24)と、
前記貯水槽(12)の内部に配置される基準セル(Rr)と、
前記貯水槽(12)の内部において、前記基準セル(Rr)から離隔した位置に配置される検出セル(Rs)と、
前記基準セルと前記検出セルの位置における前記貯水槽内の溶液のインピーダンスの差を検出する回路(40)と、
前記回路(40)に接続され、前記インピーダンスの差が、状態1、状態2、および状態3のいずれの状態であるかを判断し、最長洗浄時間が経過したか否かを判断し、前記最長洗浄時間が経過したと判断した場合、洗浄時間が予め設定された制限時間に達したか否かを判断し、前記洗浄時間が前記制限時間に達したと判断した場合、有効な再生が行なわれなかったことを利用者に警告するよう警告信号を発生するマイクロプロセッサ(34)とを備えることを特徴とする水処理装置。 - 前記マイクロプロセッサ(34)に接続され、前記警告信号を表示するためのディスプレー(88)をさらに備えることを特徴とする請求項10に記載の水処理装置。
- 前記警告信号が、音声、あるいは視覚表示のうちの少なくとも1つであることを特徴とする請求項10に記載の水処理装置。
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
US10/615,859 US20050006311A1 (en) | 2003-07-09 | 2003-07-09 | Automatic sensing of valid regeneration signal |
PCT/US2004/021145 WO2005007582A1 (en) | 2003-07-09 | 2004-06-29 | Automatic sensing of valid regeneration signal |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2007527310A true JP2007527310A (ja) | 2007-09-27 |
Family
ID=33564647
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2006518757A Pending JP2007527310A (ja) | 2003-07-09 | 2004-06-29 | 有効再生信号の自動検出装置およびその方法 |
Country Status (13)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US20050006311A1 (ja) |
EP (1) | EP1648831A1 (ja) |
JP (1) | JP2007527310A (ja) |
KR (1) | KR20060110265A (ja) |
CN (1) | CN1816498A (ja) |
AR (1) | AR044919A1 (ja) |
AU (1) | AU2004257171A1 (ja) |
CA (1) | CA2531450A1 (ja) |
IL (1) | IL173015A0 (ja) |
MX (1) | MXPA06000321A (ja) |
RU (1) | RU2006103205A (ja) |
TW (1) | TW200508157A (ja) |
WO (1) | WO2005007582A1 (ja) |
Families Citing this family (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6437700B1 (en) * | 2000-10-16 | 2002-08-20 | Leviton Manufacturing Co., Inc. | Ground fault circuit interrupter |
CA2639110C (en) * | 2007-08-27 | 2013-12-10 | Culligan International Company | Salometer and flow rate sensor assembly |
CN102639243B (zh) | 2009-09-29 | 2015-11-25 | 滨特尔民用过滤有限责任公司 | 双储罐水处理系统和方法 |
Family Cites Families (8)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US4320010A (en) * | 1980-01-24 | 1982-03-16 | Sys-Tec, Inc. | Regeneration detector for water softeners |
US4299698A (en) * | 1980-10-21 | 1981-11-10 | Culligan International Company | Circuit and apparatus for controlling a water softener |
US4383920A (en) * | 1981-05-29 | 1983-05-17 | Ecolochem, Inc. | Mobile fluid purification system |
US4469602A (en) * | 1982-08-27 | 1984-09-04 | Autotrol Corporation | Microcomputer controlled demand/scheduled water softener having automatic resin bed sensing |
US5234601A (en) * | 1992-09-28 | 1993-08-10 | Autotrol Corporation | Apparatus and method for controlling regeneration of a water treatment system |
US5699272A (en) * | 1996-02-22 | 1997-12-16 | Culligan International Company | Water softening system with self adjusting rinse cycle |
US6696966B2 (en) * | 2001-04-16 | 2004-02-24 | Usf Consumer & Commercial Watergroup, Inc. | Automatic salt level monitor for a water softening device |
US6783684B2 (en) * | 2001-09-20 | 2004-08-31 | Paul A. Teel, Jr. | Water softening apparatus and associated method for sensing depletion of salt in a brine tank |
-
2003
- 2003-07-09 US US10/615,859 patent/US20050006311A1/en not_active Abandoned
-
2004
- 2004-06-24 TW TW093118377A patent/TW200508157A/zh unknown
- 2004-06-25 AR ARP040102244A patent/AR044919A1/es unknown
- 2004-06-29 CA CA002531450A patent/CA2531450A1/en not_active Abandoned
- 2004-06-29 RU RU2006103205/15A patent/RU2006103205A/ru not_active Application Discontinuation
- 2004-06-29 CN CNA2004800192951A patent/CN1816498A/zh active Pending
- 2004-06-29 JP JP2006518757A patent/JP2007527310A/ja active Pending
- 2004-06-29 KR KR1020067000548A patent/KR20060110265A/ko not_active Application Discontinuation
- 2004-06-29 AU AU2004257171A patent/AU2004257171A1/en not_active Abandoned
- 2004-06-29 WO PCT/US2004/021145 patent/WO2005007582A1/en not_active Application Discontinuation
- 2004-06-29 EP EP04777366A patent/EP1648831A1/en not_active Withdrawn
- 2004-06-29 MX MXPA06000321A patent/MXPA06000321A/es unknown
-
2006
- 2006-01-08 IL IL173015A patent/IL173015A0/en unknown
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
CN1816498A (zh) | 2006-08-09 |
AU2004257171A1 (en) | 2005-01-27 |
KR20060110265A (ko) | 2006-10-24 |
CA2531450A1 (en) | 2005-01-27 |
RU2006103205A (ru) | 2006-08-10 |
AR044919A1 (es) | 2005-10-12 |
WO2005007582A1 (en) | 2005-01-27 |
EP1648831A1 (en) | 2006-04-26 |
US20050006311A1 (en) | 2005-01-13 |
TW200508157A (en) | 2005-03-01 |
IL173015A0 (en) | 2006-06-11 |
MXPA06000321A (es) | 2006-03-28 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
EP1726361B1 (en) | Service initiation and regeneration control using impedance ratios | |
US5751598A (en) | Water softening apparatus with microprocessor control | |
CA2217735C (en) | Water softening system with self adjusting rinse cycle | |
EP1048776A2 (en) | Device for reducing water hardness | |
JP2007527310A (ja) | 有効再生信号の自動検出装置およびその方法 | |
EP1394313B1 (en) | Water supply apparatus and method of control | |
JP2004322088A (ja) | 軟水器のイオン交換樹脂再生装置及びその制御装置 | |
JP2778462B2 (ja) | 軟水器の再生制御方法 | |
JPH11151397A (ja) | 洗濯機 | |
JP2900789B2 (ja) | 塩水タンクの水位および塩水濃度検知装置 | |
JP2795169B2 (ja) | 軟水器の塩水タンクにおける塩水供給量並びに補水量の検出方法 | |
JP3575714B2 (ja) | 電解水生成装置 | |
JPH09174039A (ja) | 飲料水製造装置 | |
KR100503737B1 (ko) | 재생시기 자동알림기능을 갖는 연수기 | |
KR100447503B1 (ko) | 무세제 세탁기의 전기 분해 장치 세척 방법 | |
KR19980015032A (ko) | 세탁기의 세탁수처리장치 및 구동제어방법 | |
JP2002035745A (ja) | 軟水化装置の保護方法及び軟水化装置 | |
JPH07222980A (ja) | イオン水生成器 | |
CN118192285A (zh) | 家用电器的控制方法、装置、家用电器、介质及产品 | |
JPH06288812A (ja) | 塩水タンクの水位および塩水濃度検知装置 | |
JPH06312182A (ja) | イオン水生成装置 | |
KR200319610Y1 (ko) | 연수기의 이온교환수지 재생 장치 | |
JPH07232165A (ja) | 軟水器 | |
JPS60139345A (ja) | 塩水検知装置 | |
JPH0975940A (ja) | 電解水生成装置 |