JPH0533742A - 燃料噴射式内燃機関における排気ガス還流装置 - Google Patents
燃料噴射式内燃機関における排気ガス還流装置Info
- Publication number
- JPH0533742A JPH0533742A JP3210028A JP21002891A JPH0533742A JP H0533742 A JPH0533742 A JP H0533742A JP 3210028 A JP3210028 A JP 3210028A JP 21002891 A JP21002891 A JP 21002891A JP H0533742 A JPH0533742 A JP H0533742A
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- Japan
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- fuel injection
- exhaust gas
- air
- combustion engine
- internal combustion
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 燃料噴射式内燃機関において、吸気系に還流
した排気ガスの各気筒への分配性を向上すると共に、燃
料の気化を促進する。 【構成】 排気ガス還流装置において、排気系からの排
気ガス還流通路１４を、燃料を空気と混合して噴出する
ようにしたエアアシスト又はエアミックス型燃料噴射弁
１０における空気供給部１１に接続する。
した排気ガスの各気筒への分配性を向上すると共に、燃
料の気化を促進する。 【構成】 排気ガス還流装置において、排気系からの排
気ガス還流通路１４を、燃料を空気と混合して噴出する
ようにしたエアアシスト又はエアミックス型燃料噴射弁
１０における空気供給部１１に接続する。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、燃料の供給を燃料噴射
弁からの噴射によって行うようにした燃料噴射式の内燃
機関において、排気系における排気ガスの一部を吸気系
に還流するようにした排気ガス還流装置に関するもので
ある。
弁からの噴射によって行うようにした燃料噴射式の内燃
機関において、排気系における排気ガスの一部を吸気系
に還流するようにした排気ガス還流装置に関するもので
ある。
【０００２】
【従来の技術及び発明が解決しようとする課題】排気ガ
スのクリーン化を図るために、排気系における排気ガス
の一部を、吸気系に還流することは、例えば、実開昭６
０−１１０６５９号公報等に記載されているように、良
く知られているが、このように排気ガスを吸気系に還流
するに際しては、吸気系に還流する排気ガスを、内燃機
関における各気筒に対して等しく分配するようにしなけ
ればならず、各気筒への還流排気ガスの分配に、不均等
が存在すると、内燃機関におけるドライバビリティが悪
化するばかりか、排気ガスの還流による排気ガスのクリ
ーン化を達成することができないから、吸気系に、当該
吸気系に還流される排気ガスを各気筒に等しく分配する
ための手段を必要とするから、吸気系の構造が複雑化す
ると言う問題があった。
スのクリーン化を図るために、排気系における排気ガス
の一部を、吸気系に還流することは、例えば、実開昭６
０−１１０６５９号公報等に記載されているように、良
く知られているが、このように排気ガスを吸気系に還流
するに際しては、吸気系に還流する排気ガスを、内燃機
関における各気筒に対して等しく分配するようにしなけ
ればならず、各気筒への還流排気ガスの分配に、不均等
が存在すると、内燃機関におけるドライバビリティが悪
化するばかりか、排気ガスの還流による排気ガスのクリ
ーン化を達成することができないから、吸気系に、当該
吸気系に還流される排気ガスを各気筒に等しく分配する
ための手段を必要とするから、吸気系の構造が複雑化す
ると言う問題があった。
【０００３】本発明は、最近の燃料噴射式内燃機関にお
ける燃料噴射弁には、例えば、実開昭５９−１７２号公
報、実開昭５９−４５２７８号公報及び実開昭６３−２
２３７４号公報等に記載されているように、燃料を空気
と混合して噴射するようにしたエアミックス又はエアア
シスト型の燃料噴射弁が使用されている点に着目し、こ
のエアミックス型燃料噴射弁に対して空気を供給するこ
とに代えて、前記排気ガス還流装置における還流排気ガ
スを供給することにより、前記の問題を解消すると共
に、噴射燃料の気化を一層促進することを技術的課題と
するものである。
ける燃料噴射弁には、例えば、実開昭５９−１７２号公
報、実開昭５９−４５２７８号公報及び実開昭６３−２
２３７４号公報等に記載されているように、燃料を空気
と混合して噴射するようにしたエアミックス又はエアア
シスト型の燃料噴射弁が使用されている点に着目し、こ
のエアミックス型燃料噴射弁に対して空気を供給するこ
とに代えて、前記排気ガス還流装置における還流排気ガ
スを供給することにより、前記の問題を解消すると共
に、噴射燃料の気化を一層促進することを技術的課題と
するものである。
【０００４】
【課題を解決するための手段】この技術的課題を達成す
るため本発明は、吸気系に、燃料を空気と混合して噴射
するようにしたエアミックス又はエアアシスト型の燃料
噴射弁を装着して成る燃料噴射式内燃機関において、前
記エアミックス又はエアアシスト型燃料噴射弁に対する
空気供給部に、排気系からの排気ガス還流通路を接続す
る構成にした。
るため本発明は、吸気系に、燃料を空気と混合して噴射
するようにしたエアミックス又はエアアシスト型の燃料
噴射弁を装着して成る燃料噴射式内燃機関において、前
記エアミックス又はエアアシスト型燃料噴射弁に対する
空気供給部に、排気系からの排気ガス還流通路を接続す
る構成にした。
【０００５】
【作用】一般に、燃料噴射式内燃機関に使用されるエア
ミックス又はエアアシスト型燃料噴射弁においては、元
々、当該エアミックス又はエアアシスト型燃料噴射弁か
ら噴射される燃料を各気筒に対して略等しく分配するよ
うに構成されているものであるから、このエアミックス
又はエアアシスト型燃料噴射弁に対する空気供給部に、
排気系からの排気ガス還流通路を接続すると言う構成に
することにより、吸気系に還流する排気ガスを、前記エ
アミックス又はエアアシスト型燃料噴射弁を利用して、
各気筒に等しく分配することができるのである。
ミックス又はエアアシスト型燃料噴射弁においては、元
々、当該エアミックス又はエアアシスト型燃料噴射弁か
ら噴射される燃料を各気筒に対して略等しく分配するよ
うに構成されているものであるから、このエアミックス
又はエアアシスト型燃料噴射弁に対する空気供給部に、
排気系からの排気ガス還流通路を接続すると言う構成に
することにより、吸気系に還流する排気ガスを、前記エ
アミックス又はエアアシスト型燃料噴射弁を利用して、
各気筒に等しく分配することができるのである。
【０００６】一方、この吸気系に還流する排気ガスは、
従来、エアミックス又はエアアシスト型燃料噴射弁に対
して供給した空気よりも温度が高いから、前記エアミッ
クス又はエアアシスト型燃料噴射弁から噴射された燃料
の気化を大幅に促進することができるのである。
従来、エアミックス又はエアアシスト型燃料噴射弁に対
して供給した空気よりも温度が高いから、前記エアミッ
クス又はエアアシスト型燃料噴射弁から噴射された燃料
の気化を大幅に促進することができるのである。
【０００７】
【発明の効果】このように本発明によると、吸気系に還
流する排気ガスを、エアミックス又はエアアシスト型燃
料噴射弁を利用して、各気筒に等しく分配することがで
き、吸気系に還流する排気ガスを各気筒に等しく分配す
るための手段を省略することができるから、構造の簡単
化を図ることができるのであり、しかも、前記エアミッ
クス又はエアアシスト型燃料噴射弁からの噴射される燃
料の気化を、吸気系に還流する排気ガスによって、大幅
に促進できる効果を有する。
流する排気ガスを、エアミックス又はエアアシスト型燃
料噴射弁を利用して、各気筒に等しく分配することがで
き、吸気系に還流する排気ガスを各気筒に等しく分配す
るための手段を省略することができるから、構造の簡単
化を図ることができるのであり、しかも、前記エアミッ
クス又はエアアシスト型燃料噴射弁からの噴射される燃
料の気化を、吸気系に還流する排気ガスによって、大幅
に促進できる効果を有する。
【０００８】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面について説明す
る。図において符号１は、シリンダボア２内にピストン
３を備えたシリンダブロックを、符号４は、該シリンダ
ブロック１の上面に締結したシリンダヘッドを各々示
す。
る。図において符号１は、シリンダボア２内にピストン
３を備えたシリンダブロックを、符号４は、該シリンダ
ブロック１の上面に締結したシリンダヘッドを各々示
す。
【０００９】前記シリンダヘッド４には、吸気弁５を備
えた吸気ポート６と、排気弁７を備えた排気ポート８と
が各気筒ごとに設けられ、前記吸気ポート６には、エア
クリーナ（図示せず）からの吸気マニホールド９が接続
され、また、前記排気ポート８には、排気マニホールド
（図示せず）が接続されている。符号１０は、空気供給
部１１を備えたエアアシスト型の燃料噴射弁を示し、こ
の燃料噴射弁１０を、前記吸気ポート６に一体的に造形
した取付け座部１２に対して、当該燃料噴射弁１０にお
ける空気供給部１１を前記取付け座部１２における取付
け孔１３内に挿入するようにして装着する。
えた吸気ポート６と、排気弁７を備えた排気ポート８と
が各気筒ごとに設けられ、前記吸気ポート６には、エア
クリーナ（図示せず）からの吸気マニホールド９が接続
され、また、前記排気ポート８には、排気マニホールド
（図示せず）が接続されている。符号１０は、空気供給
部１１を備えたエアアシスト型の燃料噴射弁を示し、こ
の燃料噴射弁１０を、前記吸気ポート６に一体的に造形
した取付け座部１２に対して、当該燃料噴射弁１０にお
ける空気供給部１１を前記取付け座部１２における取付
け孔１３内に挿入するようにして装着する。
【００１０】また、符号１４は、排気系からの排気ガス
還流通路を示し、この排気ガス還流通路１４を、その途
中に、パティキュレートトラッパ１５及び還流制御弁１
６を設けて、前記各気筒における燃料噴射弁１０の空気
供給部１１に、分配管路１７を介して接続する。なお、
符号１８は、燃料ポンプ（図示せず）からの燃料を、各
気筒における前記燃料噴射弁１０に対して分配するため
の燃料デリバリ配管を示す。
還流通路を示し、この排気ガス還流通路１４を、その途
中に、パティキュレートトラッパ１５及び還流制御弁１
６を設けて、前記各気筒における燃料噴射弁１０の空気
供給部１１に、分配管路１７を介して接続する。なお、
符号１８は、燃料ポンプ（図示せず）からの燃料を、各
気筒における前記燃料噴射弁１０に対して分配するため
の燃料デリバリ配管を示す。
【００１１】この構成において、前記排気ガス還流通路
１４からの排気ガスは、各気筒の燃料噴射弁１０におけ
る空気供給部１１の空気室１９内に供給される。次いで
この排気ガスは、複数個の小孔２０よりディフューザ２
１内に吹き出すことにより、燃料噴射弁１０の先端にお
ける燃料噴出部２２から前記ディフューザ２１内に噴出
する燃料に混合されたのち、燃料と一緒に気筒に吸気さ
れるのである。
１４からの排気ガスは、各気筒の燃料噴射弁１０におけ
る空気供給部１１の空気室１９内に供給される。次いで
この排気ガスは、複数個の小孔２０よりディフューザ２
１内に吹き出すことにより、燃料噴射弁１０の先端にお
ける燃料噴出部２２から前記ディフューザ２１内に噴出
する燃料に混合されたのち、燃料と一緒に気筒に吸気さ
れるのである。
【００１２】なお、本発明は、実開昭６３−２２３７４
号公報に記載されているエアミックス型の燃料噴射弁に
対しても適用できることは言うまでもない。
号公報に記載されているエアミックス型の燃料噴射弁に
対しても適用できることは言うまでもない。
【図面の簡単な説明】
【図１】本発明の実施例を示す縦断正面図である。
【図２】エアアシスト型燃料噴射弁の拡大部である。
１ シリンダブロック ４ シリンダヘッド ５ 吸気弁 ６ 吸気ポート １０ エアアシスト型燃料噴射弁 １１ 空気供給部 １４ 排気ガス還流通路 １５ 還流制御弁
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 【請求項１】吸気系に、燃料を空気と混合して噴射する
ようにしたエアミックス又はエアアシスト型の燃料噴射
弁を装着して成る燃料噴射式内燃機関において、前記エ
アミックス又はエアアシスト型燃料噴射弁に対する空気
供給部に、排気系からの排気ガス還流通路を接続したこ
とを特徴とする燃料噴射式内燃機関における排気ガス還
流装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3210028A JPH0533742A (ja) | 1991-07-26 | 1991-07-26 | 燃料噴射式内燃機関における排気ガス還流装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3210028A JPH0533742A (ja) | 1991-07-26 | 1991-07-26 | 燃料噴射式内燃機関における排気ガス還流装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0533742A true JPH0533742A (ja) | 1993-02-09 |
Family
ID=16582622
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP3210028A Pending JPH0533742A (ja) | 1991-07-26 | 1991-07-26 | 燃料噴射式内燃機関における排気ガス還流装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0533742A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR20020081526A (ko) * | 2001-04-18 | 2002-10-28 | 한국기계연구원 | 내연기관의 배기가스 보조 연료분사 장치 |
| US9937312B2 (en) | 2006-07-28 | 2018-04-10 | Resmed Limited | Delivery of respiratory therapy with foam interface |
| US20220042484A1 (en) * | 2020-08-10 | 2022-02-10 | Ford Global Technologies, Llc | Methods and systems for a ducted injector |
-
1991
- 1991-07-26 JP JP3210028A patent/JPH0533742A/ja active Pending
Cited By (11)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR20020081526A (ko) * | 2001-04-18 | 2002-10-28 | 한국기계연구원 | 내연기관의 배기가스 보조 연료분사 장치 |
| US9937312B2 (en) | 2006-07-28 | 2018-04-10 | Resmed Limited | Delivery of respiratory therapy with foam interface |
| US10500362B2 (en) | 2006-07-28 | 2019-12-10 | ResMed Pty Ltd | Delivery of respiratory therapy using collapsible inlet conduits |
| US10507297B2 (en) | 2006-07-28 | 2019-12-17 | ResMed Pty Ltd | Delivery of respiratory therapy |
| US10512744B2 (en) | 2006-07-28 | 2019-12-24 | ResMed Pty Ltd | Mask system comprising a combined air delivery and stabilizing structure |
| US10556080B2 (en) | 2006-07-28 | 2020-02-11 | ResMed Pty Ltd | Mask system comprising a combined air delivery and stabilizing structure |
| US11135386B2 (en) | 2006-07-28 | 2021-10-05 | ResMed Pty Ltd | Multicomponent respiratory therapy interface |
| US11376384B2 (en) | 2006-07-28 | 2022-07-05 | ResMed Pty Ltd | Delivery of respiratory therapy using conduits with varying wall thicknesses |
| US11497873B2 (en) | 2006-07-28 | 2022-11-15 | ResMed Pty Ltd | Delivery of respiratory therapy using a detachable manifold |
| US20220042484A1 (en) * | 2020-08-10 | 2022-02-10 | Ford Global Technologies, Llc | Methods and systems for a ducted injector |
| US11480143B2 (en) * | 2020-08-10 | 2022-10-25 | Ford Global Technologies, Llc | Methods and systems for a ducted injector |
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