JPS5924866Y2 - 電子制御燃料噴射式内燃機関 - Google Patents

電子制御燃料噴射式内燃機関

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JPS5924866Y2
JPS5924866Y2 JP1977116233U JP11623377U JPS5924866Y2 JP S5924866 Y2 JPS5924866 Y2 JP S5924866Y2 JP 1977116233 U JP1977116233 U JP 1977116233U JP 11623377 U JP11623377 U JP 11623377U JP S5924866 Y2 JPS5924866 Y2 JP S5924866Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
fuel injection
fuel
injection valve
throttle valve
intake
Prior art date
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Expired
Application number
JP1977116233U
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English (en)
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JPS5442815U (ja
Inventor
和夫 篠田
治男 渡辺
Original Assignee
トヨタ自動車株式会社
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Filing date
Publication date
Application filed by トヨタ自動車株式会社 filed Critical トヨタ自動車株式会社
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Publication of JPS5442815U publication Critical patent/JPS5442815U/ja
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は電子制御燃料噴射式内燃機関(以下、EFIエ
ンジンと称する)に係る。
EFIエンジンにおいては、エアフローメータ、点火装
置、水温センサなどの各種センサにより吸入空気流量、
機関回転数、機関温度等の各運転パラメータを検出し、
これらの検出結果をもとに制御回路(EFIコンピュー
タ)により必要とされる燃料噴射量を計算し、この噴射
量を燃料噴射弁の駆動パルス信号のパルス幅に変換して
燃料噴射弁に供給し、燃料噴射弁を開閉させて燃料の供
給を行なっている。
この場合燃料噴射弁に供給される燃料の圧力は一定とさ
れているので、駆動パルス信号のパルス幅の制御により
燃料噴射量を制御することができる。
このようなEFIエンジンにおいては、燃料噴射弁に供
給される燃料の圧力が2〜3 kg/Cm2とされ、ジ
ーゼルエンジン用の燃料噴射弁などと比べてかなり低く
、従って燃料噴射弁から噴射された燃料の液滴の平均直
径は200μから300μにもなり、生成される混合気
の霧化はかなり悪いものであった。
またEFIエンジンにおいては気化器式エンジンと異な
り混合気の加熱も行なわれないため、混合気中の燃料の
気化成分の量も非常に少なくなっており、これらの霧化
、気化の不良が原因となって燃焼時に燃焼室壁面に付着
して未燃のまま残るHC成分の量が多くなり、HCが気
化器式エンジンに比べて多く排出されていた。
さらにEFIエンジンにおいては前記のとおり混合気の
霧化、気化が不良となる欠点があった。
従って本考案はEFIエンジンにおいて混合気の霧化を
改善し、HCの排出量を低減させることができるような
電子制御燃料噴射式内燃機関の新規な構成を提供するこ
とを目的とするものである。
以下、本考案を図面に示す実施例に基づき説明する。
第1図は本考案の一実施例の概略構成図であり、1は機
関本体でシリンダ2、ピストン3、シリンダヘッド4を
有する。
シリンダヘッド4には吸気弁5および吸気ポート6並び
に排気弁7および排気ポート8が設けられている。
9は吸気ポートに連なる吸気マニホルドであり、各吸気
マニホルドに燃料噴射弁30、及び絞り弁23がそれぞ
れ取り付けられている。
10は各気筒の吸気マニホルドが集合する吸気集合部で
あり、第2図において示されるように各気筒への吸入空
気の分配特性を均一にするために、その容積が大とされ
てサージタン夕形状をなしている。
さらに吸気集合部10にはコールドスタートインジェク
タ31が取り付けられている。
11は吸気集合部10に空気を送るための吸気管、12
は該吸気管11の上流部に設けられた吸入空気流量測定
用のエアフローメータ、13はエアクリーナで゛ある。
14はファーストアイドル用の空気を機関に供給するた
めの追加空気供給路であり、電熱式のファーストアイド
ルエアバルブ15、ファーストアイドル用空気を各気筒
に分配するためのファーストアイドルエアマニホルド+
4aおよび絞り弁23の下流の吸気マニホルドに連通ず
るファーストアイドルエア分配管14bを介して、機関
の暖機運転用のファーストアイドルエアを供給する。
16は燃料タンクであり、燃料はフィルタ17、燃料ポ
ンプ18を経て高圧燃料配管19へ送出される。
高圧燃料配管19にはプレッシャレギュレータ20が接
続されており、高圧燃料配管19中の燃料の圧力は、管
路22により伝達される吸気集合部の圧力すなわち燃料
噴射弁のノズル部のまわりの圧力に対し、常に一定圧力
だけ高い値に保持される。
余剰の燃料はリターン燃料配管21により燃料タンク1
6に戻される。
高圧燃料配管19からは燃料分配枝管19 aが分岐し
、前記燃料噴射弁30に対して燃料を供給し、また始動
用燃料分配枝管19bが同じく分岐して前記コールドス
タートインジェクタ31に燃料を供給している。
25は制御回路すなわちEFIコンピュータであり、前
記エアフローメータ12の検出出力、点火コイル26か
ら取り出される一次電流パルスの周波数により表わされ
る機関回転数、機関冷却水温センサ27の検出出力、始
動装置28からの機関始動信号および絞り弁開度センサ
24からの絞り弁開度信号等を入力とし、機関の要求す
る燃料噴射量を決定し、これを燃料噴射弁30の開弁時
間に変換して燃料噴射弁駆動パルス信号を出力し、燃料
噴射弁30を開閉させる。
また機関低温始動時にはコールドスタートインジェクタ
31にも開弁信号を出力し燃料を噴射させて機関の始動
を容易にし、さらにファーストアイドルエアバルブ15
にも信号を送りファーストアイドルエアバルブの開度を
制御して始動後の暖機運転を安定させる。
このようなEFIエンジンの構成は基本的には公知であ
り、公知例としては例えば雑誌モーターファンの197
7年6月号187頁より205頁までの記載を挙げるこ
とができる。
次に本考案の特徴的な構成について第3図を用いてさら
に詳細に説明する。
第3図は本考案の実施例における吸気マニホルド9と紋
り弁23と燃料噴射弁30との位置関係を拡大して示す
図である。
従来のEFIエンジンにおいては、絞り弁は吸気集合部
10の上流側に設けられ、また燃料噴射弁は各気筒の吸
気マニホルド部に設けられていた。
すなわち燃料噴射弁は絞り弁の下流側に設けられていた
これに対して本考案においては第1図および第3図に示
すとおり絞り弁23及び燃料噴射弁30が各気筒の吸気
マニホルド内部にそれぞれ各気筒独立して設けられてお
り、燃料噴射弁30は絞り弁23の上流側の吸気マニホ
ルドに取り付けられている。
燃料噴射弁30はその先端ハウジング30 aが吸気マ
ニホルド9の管壁9aに設けられた開孔9bに挿入され
ている。
先端ハウジング30aの内部にはニードルバルブ30
bが軸方向に摺動自在に取り付けられており、通常はス
プリング(図示せず)によりノズル部30 dを塞ぐよ
うに付勢されている。
燃料噴射弁30に駆動パルス信号が加えられると、ソレ
ノイドコイル(図示せず)によりニードルバルブが引か
れて後退し、ノズル部30dが開かれる。
従って燃料噴射弁の先端の燃料室30 Cに送られてい
た高圧燃料はノズル部30 dから噴射弁の軸線方向、
すなわち一点鎖線Pで示される方向に噴射される。
燃料噴射弁30はまたこの噴射方向Pが絞り弁23が軽
負荷位置にある時の絞り弁先端部23 aと吸気マニホ
ルド9の管壁との間に構成される隙間33に向くよう、
吸気マニホルド9に取り付けられている。
本考案においてはこのように燃料噴射弁30が絞り弁2
3の上流側に設けられているので、燃料噴射弁30から
の噴射により生成された混合気は必ず絞り弁部分を通過
することになる。
従ってこの際に絞り弁23のまわりに混合気流の乱れが
発生し、混合気のかくはんが行なわれ、霧化が改善され
る。
特に燃料噴射弁の噴射方向を軽負荷時の絞り弁先端部2
3 aと吸気マニホルド9の管壁との間に構成される隙
間33に向くよう構成することにより、大部分の混合気
を最も流速が速くなる前記隙間33を通過させることが
でき、軽負荷時の混合気の霧化をいっそう改善させてH
Cの排出量を低減させることが可能となる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例の概略構成図、第2図は第1
図の■I−■■線に沿った断面図、第3図は吸気マニホ
ルドと絞り弁と燃料噴射弁との取り付は位置関係を示す
拡大図である。 1:機関本体、9:吸気マニホルド、10:吸気集合部
、12:エアフローメータ、16:燃料タンク、18:
燃料ポンプ、19:高圧燃料配管、23:絞り弁、24
:絞り弁開度センサ、25 : EFIコンピュータ、
26:点火コイル、27:機関冷却水温センサ、28:
始動装置、30:燃料噴射弁、33:隙間。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 機関の運転パラメータの検出結果を基に燃料噴射弁駆動
    パルス信号のパルス幅を決定し該パルス信号により必要
    量の燃料噴射を行なうようにした電子制御燃料噴射式内
    燃機関において、吸気集合部と吸気ポートとを連通ずる
    吸気マニホルドにそれぞれ設けられた絞り弁と、該絞り
    弁の上流で前記吸気集合部側の前記吸気マニホルドにそ
    れぞれ設けられた燃料噴射弁とよりなり、該燃料噴射弁
    の燃料噴射方向が前記絞り弁の開度が小さい時に前記吸
    気マニホルドと前記絞り弁との間に構成される隙間に指
    向されたことを特徴とする電子制御燃料噴射式内燃機関
JP1977116233U 1977-08-30 1977-08-30 電子制御燃料噴射式内燃機関 Expired JPS5924866Y2 (ja)

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Publication Number Publication Date
JPS5442815U JPS5442815U (ja) 1979-03-23
JPS5924866Y2 true JPS5924866Y2 (ja) 1984-07-23

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ID=29068588

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2013073566A1 (ja) * 2011-11-17 2013-05-23 川崎重工業株式会社 エンジンの吸気構造及びそれを備えた自動二輪車

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JPS58181225U (ja) * 1982-05-28 1983-12-03 モリト株式会社 キヤスタ−付鞄のキヤスタ−装置
JPH0316420U (ja) * 1989-07-03 1991-02-19

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WO2013073566A1 (ja) * 2011-11-17 2013-05-23 川崎重工業株式会社 エンジンの吸気構造及びそれを備えた自動二輪車
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