JPH05337267A - ミシン用の取り外し可能な上部送りユニット - Google Patents

ミシン用の取り外し可能な上部送りユニット

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JPH05337267A
JPH05337267A JP5010282A JP1028293A JPH05337267A JP H05337267 A JPH05337267 A JP H05337267A JP 5010282 A JP5010282 A JP 5010282A JP 1028293 A JP1028293 A JP 1028293A JP H05337267 A JPH05337267 A JP H05337267A
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JP
Japan
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sewing machine
upper feed
feed unit
housing structure
shaft
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Application number
JP5010282A
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English (en)
Inventor
Roberto Sanvito
ロベルト・サンビト
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Rimoldi Srl
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Rimoldi Srl
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    • DTEXTILES; PAPER
    • D05SEWING; EMBROIDERING; TUFTING
    • D05BSEWING
    • D05B27/00Work-feeding means
    • D05B27/02Work-feeding means with feed dogs having horizontal and vertical movements
    • D05B27/06Work-feeding means with feed dogs having horizontal and vertical movements arranged above and below the workpieces

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Textile Engineering (AREA)
  • Sewing Machines And Sewing (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 上部送りユニットを、これに関係するように
適合されたいかなるミシンに対しても取り外し可能にす
る有効な技術的対策を提供する。 【構成】 上部送りユニットは、上送り歯を支持するロ
ックアーム18に作用する垂直運動機構19及び水平運
動機構20を具備している。機構19,20は補助シャ
フトに取り付けられた2つの偏心器によって夫々駆動さ
れる。これら機構19,20及び補助シャフトは、ハウ
ジング構造34内に収納されている。このハウジング構
造34は、ミシン2のヘッド7に着脱可能に取着されて
いる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ロックアームに作動可
能に連結された少なくとも1個の上送り歯と、ミシンの
アームの長手方向に沿ってこのアーム内に配設され、上
部駆動シャフトから回転運動を受け取る第1の制御偏心
器及び第2の制御偏心器と、第1の偏心器とロックアー
ムとの間に作動可能に配置され、上送り歯に垂直往復運
動を伝達する垂直運動機構と、第2の偏心器とロックア
ームとの間に作動可能に配置され、上送り歯に水平往復
運動を伝達する水平運動機構とを具備するミシン用の取
り外し可能な上部送りユニットに関する。
【0002】
【従来の技術】ミシンにおいて縫い付けが行われている
間、加工片は移送されるが、この移送は、通常、下送り
歯によって行われる。この下送り歯は、「針板」と呼ば
れている部材を横切るように往復移動する。この針板
は、布板又は加工片が当て付けられる加工片支持面と同
一平面に配設されている。
【0003】加工片の移送を下送り歯によって確実に行
わせるために、押さえ金が配設されている。この押さえ
金は、押さえ棒によって支持されており、局所的なバイ
アス付勢を下送り歯に与えている。
【0004】前述のように、与えられた状況において
は、加工片に作用するように往復運動する送り歯と、さ
らに押さえ金とを有する上部送りユニットを設け、この
上部送りユニットの動作を、下送り歯に与えられる動作
と組み合わせることが好ましい。例えば、押さえ金の下
方における加工片の滑らかさが低い場合には、上部送り
ユニットの配設が適切であることは自明である。
【0005】別の例としては、以下のようなものが挙げ
られる。即ち、重ねられた2つの織物をひだ状やその他
の特別な状態に縫い合わせるためにこれら織物を互いに
異なる速度で送る場合に、上部送りユニットは適してい
る。一般的に知られているように、上部送りユニット
は、ミシンの一部を構成し加工片支持面を覆うように設
けられたヘッド内に一体的に配設されている。
【0006】上部送りユニットは、垂直運動機構及び水
平運動機構を実質的に具備している。両機構は、上部駆
動シャフトに取り付けられた複数個の偏心器によってそ
れぞれ作動される。上部駆動シャフトは、ミシンの上部
に配設され、前記偏心器は、他の部材の間で順番に駆動
されて、ヘッド内にスライド可能に案内された針棒を駆
動する。
【0007】さらに詳細には、前述の各々の運動機構
は、接続ロッドを具備している。この接続ロッドは、夫
々の偏心器に作動的に接続されており、前記偏心器の回
転の結果、回動を引き起こす揺動運動を、対応する中間
軸に伝達する。
【0008】適切な結合によって、各々の中間軸の揺動
運動は、上送り歯が取り付けられるロックアームの水平
又は垂直往復運動に転換される。上述した2つの運動機
構によって夫々伝達される垂直及び水平往復運動の組み
合わせは、実質的に楕円状の軌道に沿って上送り歯を移
動させると共に、この上送り歯と加工片とを干渉させて
加工片を所望の送り速度と同じに送る。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】上記の説明の後では、
現在では上部送りユニットの存在はミシンの使用面から
みてミシンの順応性に多くの制限を与えるということが
理解されるであろう。特に、上部送りユニットが不必要
な作業又はその使用が適していない作業をミシンが行う
非常に多くの状況に対して制限を与える。
【0010】実際に、ほとんどすべての上部送りユニッ
トの構成要素がミシンのヘッド内に設けられているの
で、上述したような、上部送りユニットの使用が適して
いない作業に対して使用者がミシンを適合させる唯一の
方法は、送り歯をこれに対応するロックアームから取り
外すことにある。
【0011】しかし、この方法は満足のゆく結果をもた
らさない。なぜならば、縫い付け領域で往復運動するロ
ックアームは、いずれにしても、特定の作業に対して妨
害になってしまうからである。また、ロックアームはし
ばしば、事故の危険性を回避するために非常にかさばる
安全装置内に配設されているからでもある。
【0012】さらに、上部送りユニットを構成するたく
さんの要素から生じる摩擦及び慣性力によって、ミシン
の作業速度が大きな度合いで、即ち約30%の度合いで
損なうことになる。
【0013】またさらに、上述した制限のために、上部
送りユニットを有するミシンの使用は、工業作業の点か
らみても、上部送りユニットが不必要な作業を行うとき
には不便である。この結果、上部送りユニットが不必要
なすべての作業を異なる種類のミシンで行っているのが
現状である。したがって、多くの場合において、上部送
りユニットを有するミシンは長い間作業性に欠けてい
る。
【0014】本技術分野の現在の状況では、上部送りユ
ニットを設置すると、常に、多数の作動部材を、ミシン
のヘッド内で利用可能な非常に小さい空間に設けなけれ
ばならない。
【0015】このような状況は、例えば針棒や、この針
棒を差動させるクランク機構、或いは、押し棒などの部
材及び/又は運動機構をヘッド内に配設しなければなら
ない、という事実によってさらに悪化している。
【0016】さらに、前記運動機構は、結果として複雑
な構造となっているので、不確実な信頼性を有してお
り、点検整備が必要なときには多くの問題を引き起こ
す。これと関連して、部品交換または通常の点検整備で
あっても、上部送りユニットにおいてこれを行うときに
は、長い期間に渡ってミシンを停止させておかねばなら
ぬという事実を考慮すべきである。
【0017】本発明の主な目的は、公知の技術の欠点を
解消することであり、この欠点は、上部送りユニット
を、これに関係するように適合されたいかなるミシンに
対しても取り外し可能にする有効な技術的対策によって
解消される。
【0018】
【課題を解決するための手段】以下の説明に従って明確
となるさらなる目的は、本発明によるミシン用の取り外
し可能な上部送りユニットによって実質的に達成され
る。このミシン用の取り外し可能な上部送りユニット
は、垂直及び水平運動機構を作動可能に受け取る箱型の
ハウジング構造と、ミシンへ箱型のハウジング構造に対
して取り外し可能に係合する取り外し可能な接続手段
と、ハウジング構造内に回転可能に支承され、前記第1
及び第2の偏心器を支持し、アクセス開口を介して箱型
のハウジング構造の外側に配置された第1の片側継手を
その一端部に有する補助シャフトと、ミシンアームに回
転可能に係合し、ハウジング構造がミシンに接続された
ときに前記第1の片側継手に作動可能に係合するように
第2の片側継手をその一端部に支持する接続軸と、前記
駆動シャフトと接続軸との間で作動して、上部駆動シャ
フトから補助シャフトに回転運動を伝達する駆動ギア手
段とを具備することを特徴としている。
【0019】
【実施例】添付図面において、本発明に従ったミシンの
上部送りユニットは、通常、符号1で示される。
【0020】上部送りユニット1は、ミシン2と共同す
るように構成されている。このミシン2は、公知のよう
にベッド3を具備している。このベッド3上には、実質
的に水平な布板4が規定されている。ベッド3の上部か
らは支柱5が立っている。この支柱5からはアーム6が
水平方向に延出している。このアーム6は、布板4の上
方でヘッド7を片持ち梁のように支持している。
【0021】上部駆動シャフト8は、アーム6の内側部
分に沿って延出しており、実質的に垂直な往復運動を伝
達するために順番に駆動される。この伝達は、連動する
ように接続されたロッドクランク機構9を介して、針棒
10に行われる。この針棒10は、ヘッド7内にスライ
ド可能に案内されており、下部に1本以上の針11を支
えている。針11は、ベッド3内に設けられたその他の
縫い付け器具(公知手段であるので図示せず)と縫いつ
けを行うために共同するように、針板12と呼ばれる部
材の所で図示しない加工片を貫く。
【0022】図1に示すように、押さえ棒13がヘッド
7内に配設されている。この押さえ棒13は、下部にお
いて押さえ金14を支持している。ばね15またはこれ
と同様な付勢手段の効果によって、押さえ金14は、複
数の下送り歯16(図3参照)の上方の領域において加
工片に適切な圧力を与える。これら下送り歯16は、縫
い付け作業が行われている間、針板12を横切るように
移動して加工片を移動させる。
【0023】前述したように、上部送りユニット1は、
押さえ金14の近傍で加工片に作用するように構成され
た少なくとも1個の上送り歯17によって、前記下送り
歯16と共同するように配設されている。要求にも因る
が、上送り歯17は針11の後方又は前方、或いは側方
のいずれにも配置することができる。
【0024】公知のように、上送り歯17はロックアー
ム18に取り付けられている。このロックアーム18
は、垂直運動機構19と水平運動機構20との同時運動
に従動する。これら機構19,20は、ロックアーム1
8を垂直および水平の夫々の方向の往復運動に従って駆
動する。垂直往復運動と水平往復運動との組み合わせ
は、上部送り歯17を、水平方向に細長い実質的に楕円
状の軌道に沿って移動させ、これにより加工片と適切に
接触して送りの目的を達成する。
【0025】詳細には、垂直運動機構19は、第1の偏
心器21を実質的に具備している。この第1の偏心器2
1は、第1の駆動接続ロッド22と噛み合っており、こ
の第1の駆動接続ロッド22は、第1の中間軸24に取
り付けられた第1のフォーク状アーム23に作用する。
従って、第1の偏心器21に加えられた回転によって、
後に明確となるように、第1の中間軸24はこれ自身の
軸を中心として往復角度揺動を行う。この往復角度揺動
は、中間アーム25を介して前記ロックアーム18の往
復運動に転換される。この中間アーム25は、第1の中
間軸24に取り付けられており、接続レバー26を介し
てリフトレバー27上に作用する。このリフトレバー2
7は、リンク28によってロックアーム18に接続さ
れ、取着カラー27a上に枢支されている。この取着カ
ラー27aは取り外し可能に押さえ棒13上に取り付け
られている。
【0026】一方、水平運動機構20は、第2の偏心器
29を具備している。この第2の偏心器29は、第2の
駆動接続ロッド30と噛み合っており、この第2の駆動
接続ロッド30は、第2の中間軸32に取り付けられた
第2のフォーク状アーム31上に作用する。前記第1の
中間軸24と同様に、第2の中間軸32もまた、第2の
偏心器29の順に駆動を行う往復角度揺動に従動する。
この往復角度揺動は、第2の中間アーム33によって所
望の水平方向の往復運動に転換される。この第2の中間
アーム33は、上送り歯17を支持するロックアーム9
18に直接接続されている。
【0027】なお、垂直運動機構19および水平運動機
構20は、公知であり従来のものであるので、符号で示
すのみで説明を簡単なものにとどめるが、必要に応じて
異なる実施例を持ち得る。
【0028】添付図面から簡単に見られるように、垂直
運動機構19および水平運動機構20は、箱型のハウジ
ング構造34内に作動可能に配設されている。この ハ
ウジング構造34は、ミシン2のヘッド7の背面に取り
外し可能に取り付けられている。ミシン2へのハウジン
グ構造34の取り付けは、少なくとも第1の当接面35
aおよび第2の当接面35bを実質的に具備する接続手
段を介して行われる。これら第1の当接面35aおよび
第2の当接面35bは、夫々、ミシン2および箱型のハ
ウジング構造34に形成されている。この様な当接面3
5a,35bは、互いに当接され得、この当接により、
ハウジング構造34又は上部送りユニット1を、ミシン
2に設けられたねじ孔36aと係合するねじ要素36を
用いてミシン2に取り付けることができる。
【0029】垂直運動機構19および水平運動機構20
を作動させるために、本発明による上部送りユニット1
は、補助シャフト37を具備している。この補助シャフ
ト37は、ハウジング構造34内に回転可能に支承さ
れ、上部駆動シャフト8と平行に延出し、第1および第
2の偏心器21,29を支持している。
【0030】補助シャフト37はさらに、第1の片側継
手38をその一端部において支持している。この第1の
片側継手38は、所定の目的により箱型のハウジング構
造34の一側に形成されたアクセス開口39を介して箱
型のハウジング構造34の外側に位置している。
【0031】上部送りユニット1をミシン2に取り付け
る際には、第1の片側継手38は第2の片側継手40に
接続されている。この第2の片側継手40は、ミシン2
に回転可能に係合された接続軸41の端部に取り付けら
れている。
【0032】詳細には、図4に示すように、第1の接続
継手38はディスク状フランジ38aを実質的に具備し
ている。このディスク状フランジ38aは、補助シャフ
ト37に取り付けられており、その偏心した位置に少な
くとも1個のピン38bを支持している。このピン38
bは、第2の片側継手40内に配設された合わせ座金4
0aと噛み合っている。従って、第1および第2の片側
継手38,40の間のはめ合いは、所定の相互角度調節
に従って行うことができ、この結果、上部送りユニット
1の取り付けに際しては、垂直運動機構19および水平
運動機構20は、上送り歯17の同期作用を達成するた
めの他の部材に対してすでにその相が一致されている。
【0033】接続軸41は、好ましくは上部駆動シャフ
ト8と平行な軸に従って、ケーシング42内に配設され
ている。このケーシング42は、アーム6の外側の部分
に取り付けられており、第2の片側継手40が突出して
いる側方開口43を有している。
【0034】図2に示すように、上部送りユニット1を
外すと、第2の片側継手40は付加的に保護カバー44
によって囲まれる。この保護カバー44は、取り外し可
能にケーシング42と係合している。
【0035】さらに本発明に従って、接続軸41は、駆
動ギア手段45によって上部駆動シャフト8に接続され
ている。この駆動ギア手段45は、上部送りユニット1
がミシン2に取り付けられたときには、上部駆動シャフ
ト8から補助シャフト37に回転運動を伝達する。記載
の実施例では、前記駆動ギア手段45は、歯付きベルト
46を具備している。この歯付きベルト46は、上部駆
動シャフト8に取着された駆動プーリ47と、このプー
リ47と好ましくは同じ径を有し、接続軸41に取着さ
れた従動プーリ48とのに係合している。
【0036】歯付きベルト46は、補助開口49を介し
て延出している。この補助開口49は、ミシン2のアー
ム6の後部に形成されており、この補助開口49には、
ケーシング42と接続軸41とが取り付けられている。
本発明は、意図した目的を達成し、重要な効果、とくに
ミシンの使用の適応性における効果を達成する。実際
に、上部送りユニットは必要に応じて簡単にミシンに取
り付けることができ、また不必要と思われる場合には取
り外すことができる。
【0037】さらに、上部送りユニットを必要とする作
業を行うときの使用にのみ適合されたミシンだけではな
く、上部送りユニットの存在が不必要であるときに機能
性を損なわせることなく利用することができる。事実、
上部送り機構の取り外しを行うことで、関係するすべて
の運動機構を取り外すことができる。したがって、上部
送りユニットを有する従来のミシンのようにミシンの作
動速度を減少させたり、ミシンの実際の使用を考えた場
合に大きな問題が生じたりすることがない。
【0038】本発明の取り外し可能な送りユニットを適
応するにあたっては、ごく僅かで簡単な変形をミシンに
加えればよい。また、この様な変形に伴う製作コストの
範囲は、実質的に無視できる。前記変形は、実際に接続
軸の準備と、歯付きベルトによる接続軸の上部駆動シャ
フトに対する接続とを改善させるだけで良い。
【0039】上部送りユニットをミシンの外側に配設し
ているので、ヘッド内の利用可能な空間を、特定に作業
に用いるその他の付加的な器具を収納するのに用いるこ
とができる。様々な実施例・変形例が考えられるが、こ
れらの全ては、本発明の特徴となる概念の範囲に含めら
れる。とくに、上記実施例では、フラットベースを有す
るミシンに適合する例を説明し図示したが、本発明はい
かなる種類のミシンにも適合させることができる。
【0040】
【発明の効果】上部送りユニットを、これに関係するよ
うに適合されたいかなるミシンに対しても取り外し可能
にする有効な技術的対策に
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に従った上部送りユニットを配設したミ
シンを部分的に透視した斜視図。
【図2】ミシンのアームを図1とは反対の方向から示す
斜視図。
【図3】ミシンに搭載された上部送りユニットを示す図
2と同様な斜視図。
【図4】ミシンに取り付けられた上部送りユニットを示
し、図5におけるIV-IV 線で切断した断面図。
【図5】図4の上部送りユニットをV-V 線で切断した断
面図。
【符号の説明】
17…上送り歯、18…ロックアーム、19…垂直運動
機構、20…水平運動機構、34…ハウジング構造、3
7…補助シャフト、41…接続軸、45…駆動ギア手
段。

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ロックアーム(18)に作動可能に連結
    された少なくとも1個の上送り歯(17)と、 ミシン(2)のアーム(6)の長手方向に沿ってこのア
    ーム(6)内に配設され、上部駆動シャフト(8)から
    回転運動を受け取る第1の制御偏心器(21)及び第2
    の制御偏心器(29)と、 第1の偏心器(21)とロックアーム(18)との間に
    作動可能に配置され、上送り歯(17)に垂直往復運動
    を伝達する垂直運動機構(19)と、 第2の偏心器(29)とロックアーム(18)との間に
    作動可能に配置され、上送り歯(17)に水平往復運動
    を伝達する水平運動機構(20)と、 を具備するミシン用の取り外し可能な上部送りユニット
    において、 垂直及び水平運動機構(19,20)を作動可能に受け
    取る箱型のハウジング構造(34)と、 ミシン(2)へ箱型のハウジング構造(34)に対して
    取り外し可能に係合する取り外し可能な接続手段(35
    a,35b,36,36a)と、 ハウジング構造(34)内に回転可能に支承され、前記
    第1及び第2の偏心器(21,29)を支持し、箱型の
    ハウジング構造(34)の一側に形成されたアクセス開
    口(39)を介して箱型のハウジング構造(34)の外
    側に配置された第1の片側継手(38)をその一端部に
    有する補助シャフト(37)と、 ミシンアーム(6)に回転可能に係合し、ハウジング構
    造(34)がミシン(2)に接続されたときに前記第1
    の片側継手(38)に作動可能に係合するように第2の
    片側継手(40)をその一端部に支持する接続軸(4
    1)と、 前記駆動シャフト(8)と接続軸(41)との間で作動
    して、上部駆動シャフト(8)から補助シャフト(3
    7)に回転運動を伝達する駆動ギア手段(45)と、 を具備することを特徴とするミシン用の取り外し可能な
    上部送りユニット。
  2. 【請求項2】 前記駆動ギア手段(45)は、駆動プー
    リ(47)と従動プーリ(48)とに作動可能に係合す
    る歯付きベルト(46)を具備しており、前記駆動プー
    リ(47)はミシン(2)の上部駆動シャフト(8)に
    取り付けられ、前記従動プーリ(48)は接続軸(4
    1)に取り付けられていることを特徴とする、請求項1
    に記載のミシン用の取り外し可能な上部送りユニット。
  3. 【請求項3】 前記接続軸(41)及び補助シャフト
    (37)は、上部駆動シャフト(8)と平行な軸に従っ
    て連続的に延出していることを特徴とする、請求項1に
    記載のミシン用の取り外し可能な上部送りユニット。
  4. 【請求項4】 前記第1の片側継手(38)は、ディス
    ク形状のフランジ(38a)を具備しており、このディ
    スク形状のフランジ(38a)は、偏心した位置に少な
    くとも1個のピン(38b)を備え、このピン(38
    a)は、第2の片側継手(40)に配設された合わせ座
    金(40a)と係合し、この係合によって、所定角度の
    位置決めに従って補助シャフト(37)と接続軸(4
    1)との間の相互結合が行われることを特徴とする、請
    求項1に記載のミシン用の取り外し可能な上部送りユニ
    ット。
  5. 【請求項5】 前記取り外し可能な接続手段は、第1の
    当接面(35a)と第2の当接面(35b)とを少なく
    とも具備しており、これら第1の当接面(35a)と第
    2の当接面(35b)とは、ミシン(2)とハウジング
    構造(34)とに夫々形成され、当接関係で相互に係合
    すると共に、ハウジング構造(34)とミシン(2)に
    形成された対応するねじ穴(36a)とに作動可能に係
    合するねじ切りされた締め付け要素(36)にも係合す
    ることを特徴とする、請求項1に記載のミシン用の取り
    外し可能な上部送りユニット。
  6. 【請求項6】 前記接続軸(41)は、ミシンアーム
    (6)の広報部分から突出したケーシング(42)内で
    回転可能に係合することを特徴とする、請求項1に記載
    のミシン用の取り外し可能な上部送りユニット。
JP5010282A 1992-02-28 1993-01-25 ミシン用の取り外し可能な上部送りユニット Pending JPH05337267A (ja)

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IT92U000177 1992-02-28
ITMI920177U IT226289Z2 (it) 1992-02-28 1992-02-28 Gruppo di trasporto superiore amovibile per macchine per cucire

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Publication Number Publication Date
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ID=11361739

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US (1) US5253601A (ja)
JP (1) JPH05337267A (ja)
DE (1) DE4301938A1 (ja)
IT (1) IT226289Z2 (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006075248A (ja) * 2004-09-07 2006-03-23 Juki Corp ミシンの上送り装置
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