JPH05336889A - 粉粒物の固着方法 - Google Patents
粉粒物の固着方法Info
- Publication number
- JPH05336889A JPH05336889A JP4171662A JP17166292A JPH05336889A JP H05336889 A JPH05336889 A JP H05336889A JP 4171662 A JP4171662 A JP 4171662A JP 17166292 A JP17166292 A JP 17166292A JP H05336889 A JPH05336889 A JP H05336889A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- candy
- food
- granular material
- powdery
- fixing
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Landscapes
- Confectionery (AREA)
- Preparation Of Fruits And Vegetables (AREA)
- Formation And Processing Of Food Products (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 特定の大きさのキャンディを利用して、粉粒
物を食品表面に確実に、かつ最終製品に焦げが発生しな
いように固着させることができる粉粒物の固着方法を提
供することを目的とする。 【構成】 加熱処理を施した食品の上表面に目開き85
0μmパス〜25μmオンの範囲の大きさのキャンディ
を均一に分散させ、次いで該キャンディの上に粉粒物を
振りかけた後、180〜250°C、5〜30秒間の条
件により加熱処理を施し該キャンディを溶融させ、次い
で冷却処理を施し粉粒物を食品表面に固着させることを
特徴とする粉粒物の固着方法。
物を食品表面に確実に、かつ最終製品に焦げが発生しな
いように固着させることができる粉粒物の固着方法を提
供することを目的とする。 【構成】 加熱処理を施した食品の上表面に目開き85
0μmパス〜25μmオンの範囲の大きさのキャンディ
を均一に分散させ、次いで該キャンディの上に粉粒物を
振りかけた後、180〜250°C、5〜30秒間の条
件により加熱処理を施し該キャンディを溶融させ、次い
で冷却処理を施し粉粒物を食品表面に固着させることを
特徴とする粉粒物の固着方法。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、特定の大きさのキャン
ディを利用して粉粒物を食品表面に固着させる粉粒物の
固着方法に関するものである。更に詳しくは、粉粒物を
食品表面に確実に、かつ最終製品に焦げが発生しないよ
うに固着させることができる粉粒物の固着方法に関する
ものである。
ディを利用して粉粒物を食品表面に固着させる粉粒物の
固着方法に関するものである。更に詳しくは、粉粒物を
食品表面に確実に、かつ最終製品に焦げが発生しないよ
うに固着させることができる粉粒物の固着方法に関する
ものである。
【0002】
【従来の技術】従来、キャンディを利用して粉粒物を食
品表面に固着させる方法として、例えば、特公昭55−
11293号が知られている。かかる方法は、米菓風焼
菓子、焼菓子、穀類膨化製品等の薄片の片面上に焙炒ナ
ッツ、乾燥乳製品、果汁濃縮固形物、乾燥果実等の食品
粗砕物の少なくとも一つを分散させ、次いで上記食品粗
砕物を均一に分散させた薄片の上に更に粒度10メッシ
ュ以下(目開き1680μmパス程度)、好ましくは1
5メッシュ以下(目開き1095μmパス程度)の硬質
キャンデー粉末を均一分散させたのち、120〜240
°Cの加熱空気浴中で180〜40秒間加熱することに
より、上記焼菓子、穀類膨化製品の薄片の片面上に上記
食品粗砕物と硬質キャンデー組成とを融着せしめるもの
であって、これにより食品粗砕物が剥離されにくく、食
感が軽くかつ甘味度が適度に低い被覆食品を得ることが
できる。
品表面に固着させる方法として、例えば、特公昭55−
11293号が知られている。かかる方法は、米菓風焼
菓子、焼菓子、穀類膨化製品等の薄片の片面上に焙炒ナ
ッツ、乾燥乳製品、果汁濃縮固形物、乾燥果実等の食品
粗砕物の少なくとも一つを分散させ、次いで上記食品粗
砕物を均一に分散させた薄片の上に更に粒度10メッシ
ュ以下(目開き1680μmパス程度)、好ましくは1
5メッシュ以下(目開き1095μmパス程度)の硬質
キャンデー粉末を均一分散させたのち、120〜240
°Cの加熱空気浴中で180〜40秒間加熱することに
より、上記焼菓子、穀類膨化製品の薄片の片面上に上記
食品粗砕物と硬質キャンデー組成とを融着せしめるもの
であって、これにより食品粗砕物が剥離されにくく、食
感が軽くかつ甘味度が適度に低い被覆食品を得ることが
できる。
【0003】しかし、上記方法では、硬質キャンディ粉
末を溶融させて食品粗砕物を固着させるために、一旦焙
焼、油揚等の加熱処理を施した製品に更に120〜24
0°Cの加熱空気浴中で180〜40秒間の加熱処理を
施している。そのため、粉末キャンディは十分に溶融し
食品粗砕物を固着することはできるが、一方で得られた
製品に焦げが発生し、その商品価値が低下するという問
題があった。
末を溶融させて食品粗砕物を固着させるために、一旦焙
焼、油揚等の加熱処理を施した製品に更に120〜24
0°Cの加熱空気浴中で180〜40秒間の加熱処理を
施している。そのため、粉末キャンディは十分に溶融し
食品粗砕物を固着することはできるが、一方で得られた
製品に焦げが発生し、その商品価値が低下するという問
題があった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明者等は、上記問
題を解決することを目的として鋭意研究を行った。その
結果、特定の大きさのキャンディを使用することによ
り、キャンディを短時間で十分に溶融でき、これによっ
て食品粗砕物等の粉粒物を食品の表面上に確実に、かつ
最終製品に焦げが発生しないように固着させることがで
きるといった知見を得た。
題を解決することを目的として鋭意研究を行った。その
結果、特定の大きさのキャンディを使用することによ
り、キャンディを短時間で十分に溶融でき、これによっ
て食品粗砕物等の粉粒物を食品の表面上に確実に、かつ
最終製品に焦げが発生しないように固着させることがで
きるといった知見を得た。
【0005】上記知見に基づき完成した本発明の要旨
は、加熱処理を施した食品の上表面に目開き850μm
パス〜25μmオンの範囲の大きさのキャンディを均一
に分散させ、次いで該キャンディの上に粉粒物を振りか
けた後、180〜250°C、5〜30秒間の条件によ
り加熱処理を施し該キャンディを溶融させ、次いで冷却
処理を施し粉粒物を食品表面に固着させることを特徴と
する粉粒物の固着方法である。
は、加熱処理を施した食品の上表面に目開き850μm
パス〜25μmオンの範囲の大きさのキャンディを均一
に分散させ、次いで該キャンディの上に粉粒物を振りか
けた後、180〜250°C、5〜30秒間の条件によ
り加熱処理を施し該キャンディを溶融させ、次いで冷却
処理を施し粉粒物を食品表面に固着させることを特徴と
する粉粒物の固着方法である。
【0006】
【課題を解決するための手段】以下、本発明を詳細に説
明する。本発明において加熱処理を施す食品とは、例え
ば、焙焼処理、油揚処理等の加熱処理により製造される
ものをいう。具体的には、焙焼処理を施すことにより得
られる食品としては、ビスケット、クラッカー、クッキ
ー、煎餅、コーンフレーク、パイ、ウェハース、ラス
ク、小麦粉等を利用したパフスナック等が例示できる。
又、油揚処理を施すことにより得られる食品としては、
ポテト、コーン等のチップ製品、揚げ煎餅、あられ、か
りんとう等が例示できる。
明する。本発明において加熱処理を施す食品とは、例え
ば、焙焼処理、油揚処理等の加熱処理により製造される
ものをいう。具体的には、焙焼処理を施すことにより得
られる食品としては、ビスケット、クラッカー、クッキ
ー、煎餅、コーンフレーク、パイ、ウェハース、ラス
ク、小麦粉等を利用したパフスナック等が例示できる。
又、油揚処理を施すことにより得られる食品としては、
ポテト、コーン等のチップ製品、揚げ煎餅、あられ、か
りんとう等が例示できる。
【0007】本発明は、先ず、加熱処理を施した上記の
如き食品の上表面に目開き850μmパス〜25μmオ
ン、好ましくは、目開き600μmパス〜63μmオ
ン、更に好ましくは、目開き300μmパス〜106μ
mオンの範囲の大きさのキャンディを均一に分散させ
る。ここで使用する上記範囲の大きさのキャンディは、
本発明において使用するキャンディの全体に対して90
〜100重量%の割合で含まれるようにする。尚、上記
目開きの大きさは、JIS規格Z8801(標準ふるい
規格に相当)に基づくものである。
如き食品の上表面に目開き850μmパス〜25μmオ
ン、好ましくは、目開き600μmパス〜63μmオ
ン、更に好ましくは、目開き300μmパス〜106μ
mオンの範囲の大きさのキャンディを均一に分散させ
る。ここで使用する上記範囲の大きさのキャンディは、
本発明において使用するキャンディの全体に対して90
〜100重量%の割合で含まれるようにする。尚、上記
目開きの大きさは、JIS規格Z8801(標準ふるい
規格に相当)に基づくものである。
【0008】本発明は、上記したキャンディの大きさを
特定する点に大きな特徴を有するものであり、これによ
りキャンディを短時間で十分に溶融でき、粉粒物を食品
の表面上に確実に、かつ最終製品に焦げが発生しないよ
うに固着させることができるのである。即ち、上記範囲
よりも小さいものを使用した場合には、キャンディが吸
湿して溶け易く、キャンディどうしが結着してダンゴ状
になり、ふりかけ処理あるいは保管上の取扱いが困難に
なってしまう。反対に、上記範囲よりも大きいものを使
用した場合には、キャンディの溶解に長時間を要し、最
終製品に焦げが発生してしまう。又、キャンディ層が厚
くなり、最終製品の食感が硬くなってしまう。更には製
品表面上に溶融したキャンディがまだら状になり外観が
損なわれてしまう。
特定する点に大きな特徴を有するものであり、これによ
りキャンディを短時間で十分に溶融でき、粉粒物を食品
の表面上に確実に、かつ最終製品に焦げが発生しないよ
うに固着させることができるのである。即ち、上記範囲
よりも小さいものを使用した場合には、キャンディが吸
湿して溶け易く、キャンディどうしが結着してダンゴ状
になり、ふりかけ処理あるいは保管上の取扱いが困難に
なってしまう。反対に、上記範囲よりも大きいものを使
用した場合には、キャンディの溶解に長時間を要し、最
終製品に焦げが発生してしまう。又、キャンディ層が厚
くなり、最終製品の食感が硬くなってしまう。更には製
品表面上に溶融したキャンディがまだら状になり外観が
損なわれてしまう。
【0009】又、キャンディを加熱処理を施した食品の
上表面に振りかける量は、該食品の重量に対して1〜7
0重量%、好ましくは10〜40重量%が望ましい。振
りかける量が少ない場合には、粉粒物を食品表面に十分
に固着させることができなくなってしまう。又、キャン
ディの有する風味を十分に生かすことができず、最終製
品の全体の風味の低下を招いてしまう。更には、キャン
ディにより食品の上表面全域を覆うことができず、まだ
ら状になり外観が損なわれてしまう。反対に、振りかけ
る量が多い場合には、キャンディを完全に溶融させるた
めにかなりの熱量がかかり焦げの原因になってしまう。
又、キャンディの有する風味が強くなり、最終製品にお
ける風味的調和がとれなくなっしまう。更には、キャン
ディの層が厚くなり食感がかたくなっしまう。
上表面に振りかける量は、該食品の重量に対して1〜7
0重量%、好ましくは10〜40重量%が望ましい。振
りかける量が少ない場合には、粉粒物を食品表面に十分
に固着させることができなくなってしまう。又、キャン
ディの有する風味を十分に生かすことができず、最終製
品の全体の風味の低下を招いてしまう。更には、キャン
ディにより食品の上表面全域を覆うことができず、まだ
ら状になり外観が損なわれてしまう。反対に、振りかけ
る量が多い場合には、キャンディを完全に溶融させるた
めにかなりの熱量がかかり焦げの原因になってしまう。
又、キャンディの有する風味が強くなり、最終製品にお
ける風味的調和がとれなくなっしまう。更には、キャン
ディの層が厚くなり食感がかたくなっしまう。
【0010】又、上記キャンディは、融点が40°C〜
120°C、好ましくは50°C〜80°Cのものを使
用するのが望ましい。尚、キャンディの融点は、キャン
ディの原料となる砂糖や水等を適宜割合で配合する方法
等により調整することができる。本発明において、キャ
ンディの融点が上記範囲よりも低いものを使用した場合
には、キャンディが溶け易くなり、ふりかけ処理あるい
は保管上の取扱いが困難になる。反対に、上記範囲より
も高いものを使用した場合には、キャンディを溶融させ
るためにかなりの熱量を加えなければならないため、キ
ャンディが溶けるより先に食品が焦げてしまう。
120°C、好ましくは50°C〜80°Cのものを使
用するのが望ましい。尚、キャンディの融点は、キャン
ディの原料となる砂糖や水等を適宜割合で配合する方法
等により調整することができる。本発明において、キャ
ンディの融点が上記範囲よりも低いものを使用した場合
には、キャンディが溶け易くなり、ふりかけ処理あるい
は保管上の取扱いが困難になる。反対に、上記範囲より
も高いものを使用した場合には、キャンディを溶融させ
るためにかなりの熱量を加えなければならないため、キ
ャンディが溶けるより先に食品が焦げてしまう。
【0011】次に、食品の上表面に均一に分散させたキ
ャンディの上に粉粒物を振りかける。上記粉粒物として
は、目開き5000μmパス〜32μmオン、好ましく
は目開き2000μmパス〜90μmオンの範囲の大き
さものが望ましい。具体的には、上記大きさに粗砕した
ナッツ、乾燥ミント、乾燥ジンジャー等の香辛料、ドラ
イフルーツ、クッキー等、或るいはゴマ、コーヒー粉
末、ココア粉末等が例示できる。上記範囲よりも小さい
ものを使用した場合には、食感が粉っぽくなり好ましく
ない。反対に、上記範囲よりも大きいものを使用した場
合には、粉粒物が食品表面に十分に固着せずこぼれ落ち
てしまう。
ャンディの上に粉粒物を振りかける。上記粉粒物として
は、目開き5000μmパス〜32μmオン、好ましく
は目開き2000μmパス〜90μmオンの範囲の大き
さものが望ましい。具体的には、上記大きさに粗砕した
ナッツ、乾燥ミント、乾燥ジンジャー等の香辛料、ドラ
イフルーツ、クッキー等、或るいはゴマ、コーヒー粉
末、ココア粉末等が例示できる。上記範囲よりも小さい
ものを使用した場合には、食感が粉っぽくなり好ましく
ない。反対に、上記範囲よりも大きいものを使用した場
合には、粉粒物が食品表面に十分に固着せずこぼれ落ち
てしまう。
【0012】又、キャンディの上に振りかける粉粒物の
量は、使用するキャンディの重量に対して5〜75重量
%、好ましくは15〜30重量%が望ましい。振りかけ
量が少ない場合には、粉粒物の風味を十分に生かすこと
ができず、最終製品の全体の風味の低下を招いてしま
う。又、外観が貧弱になり好ましくない。反対に、振り
かけ量が多い場合には、キャンディにより粉粒物を食品
の表面に十分に付着できず、該粉粒物が食品表面からこ
ぼれ落ちてしまう。又、粉粒物の風味が強くなりすぎ、
最終製品との風味上の調和が損なわれてしまう。
量は、使用するキャンディの重量に対して5〜75重量
%、好ましくは15〜30重量%が望ましい。振りかけ
量が少ない場合には、粉粒物の風味を十分に生かすこと
ができず、最終製品の全体の風味の低下を招いてしま
う。又、外観が貧弱になり好ましくない。反対に、振り
かけ量が多い場合には、キャンディにより粉粒物を食品
の表面に十分に付着できず、該粉粒物が食品表面からこ
ぼれ落ちてしまう。又、粉粒物の風味が強くなりすぎ、
最終製品との風味上の調和が損なわれてしまう。
【0013】次に、キャンディ、次いで粉粒物が振りか
けられた食品を、雰囲気温度180〜280°Cで5〜
30秒間、好ましくは雰囲気温度200〜250°Cで
10〜25秒間の条件により加熱処理を施す。本発明
は、上記した特定の大きさのキャンディを使用すること
により、上記の如き短時間の加熱処理により該キャンデ
ィを溶融させることができる。これにより、最終製品に
焦げを発生させることなく、粉粒物を確実に固着するこ
とができるのである。即ち、上記範囲よりも緩やかな条
件により加熱処理を施した場合には、キャンディが十分
に溶けないため、粉粒物を食品の表面に固着させること
ができなくなる。反対に、上記範囲よりも厳しい条件に
より加熱処理を施した場合には、最終製品に焦げが発生
してしまう。
けられた食品を、雰囲気温度180〜280°Cで5〜
30秒間、好ましくは雰囲気温度200〜250°Cで
10〜25秒間の条件により加熱処理を施す。本発明
は、上記した特定の大きさのキャンディを使用すること
により、上記の如き短時間の加熱処理により該キャンデ
ィを溶融させることができる。これにより、最終製品に
焦げを発生させることなく、粉粒物を確実に固着するこ
とができるのである。即ち、上記範囲よりも緩やかな条
件により加熱処理を施した場合には、キャンディが十分
に溶けないため、粉粒物を食品の表面に固着させること
ができなくなる。反対に、上記範囲よりも厳しい条件に
より加熱処理を施した場合には、最終製品に焦げが発生
してしまう。
【0014】次に、30°C程度まで冷却することによ
り粉粒物を食品表面に固着させる。冷却処理は、例えば
冷蔵庫等を用いて行う方法、常温下でそのまま放置する
といった方法等により行うことができる。
り粉粒物を食品表面に固着させる。冷却処理は、例えば
冷蔵庫等を用いて行う方法、常温下でそのまま放置する
といった方法等により行うことができる。
【0015】
【実施例1】厚さ2mmにスライスしたさつまいもを1
00°C、5分間蒸煮処理した後、−40°C、30分
間凍結処理をし、これを175°C、90秒間油揚処理
を施して、油切りし100°C、5分間熱風乾燥して乾
燥さつまいもチップを得た。品温25°Cの乾燥さつま
いもチップ10gの上表面に、目開き300μmパス〜
106μmオンの範囲の大きさを95重量%含むキャン
ディ2gを均一に分散させ、次いで目開き1700μm
パス〜850μmオンの範囲の大きさのゴマ70個0.
2gを該粉末キャンディの上に振りかけた。次いで、粉
末キャンディ、ゴマが振りかけられた乾燥さつまいもチ
ップを、雰囲気温度を230°Cに設定したオーブンに
入れ、10秒間加熱処理を施した。引続き20°Cまで
常温下に放置して冷却し、表面にゴマが固着された乾燥
さつまいもチップを得た。
00°C、5分間蒸煮処理した後、−40°C、30分
間凍結処理をし、これを175°C、90秒間油揚処理
を施して、油切りし100°C、5分間熱風乾燥して乾
燥さつまいもチップを得た。品温25°Cの乾燥さつま
いもチップ10gの上表面に、目開き300μmパス〜
106μmオンの範囲の大きさを95重量%含むキャン
ディ2gを均一に分散させ、次いで目開き1700μm
パス〜850μmオンの範囲の大きさのゴマ70個0.
2gを該粉末キャンディの上に振りかけた。次いで、粉
末キャンディ、ゴマが振りかけられた乾燥さつまいもチ
ップを、雰囲気温度を230°Cに設定したオーブンに
入れ、10秒間加熱処理を施した。引続き20°Cまで
常温下に放置して冷却し、表面にゴマが固着された乾燥
さつまいもチップを得た。
【0016】
【実施例2】目開き710μmパス〜500μmオンの
範囲の大きさを95重量%含むキャンディを使用する以
外は、実施例1と同様の方法により乾燥さつまいもチッ
プを得た。
範囲の大きさを95重量%含むキャンディを使用する以
外は、実施例1と同様の方法により乾燥さつまいもチッ
プを得た。
【0017】
【比較例1】目開き20μmパスのキャンディを使用す
る以外は、実施例1と同様の方法により乾燥さつまいも
チップを得た。
る以外は、実施例1と同様の方法により乾燥さつまいも
チップを得た。
【0018】
【比較例2】目開き4000μmパス〜2000μmオ
ンの範囲の大きさを95重量%含むキャンディを使用す
る以外は、実施例1と同様の方法により乾燥さつまいも
チップを得た。
ンの範囲の大きさを95重量%含むキャンディを使用す
る以外は、実施例1と同様の方法により乾燥さつまいも
チップを得た。
【0019】実施例1〜2、比較例1〜2により得られ
た乾燥さつまいもチップについて、以下のA〜Cについ
て官能評価を行った。その結果を表1〜3に示す。 A 最終製品の外観 B 粉粒物の固着個数(個数/70個) C キャンディの取扱い
た乾燥さつまいもチップについて、以下のA〜Cについ
て官能評価を行った。その結果を表1〜3に示す。 A 最終製品の外観 B 粉粒物の固着個数(個数/70個) C キャンディの取扱い
【0020】
【表1】
【0021】
【表2】
【0022】
【表3】 上記したように本発明により得られたゴマ固着乾燥さつ
まいもチップは、焦げのない、ゴマが確実に固着され
た、外観の美しいものであった。また、ゴマ固着乾燥さ
つまいもチップを製造する上で、キャンディどうしが付
着することなく、極めて取扱いが容易であった。
まいもチップは、焦げのない、ゴマが確実に固着され
た、外観の美しいものであった。また、ゴマ固着乾燥さ
つまいもチップを製造する上で、キャンディどうしが付
着することなく、極めて取扱いが容易であった。
【0023】
【発明の効果】本発明は食品表面に粒状物を固着させる
に当たり、特定の大きさのキャンディを利用することに
より、最終製品に焦げを発生させることなく、粒状物を
確実に固着することができる。
に当たり、特定の大きさのキャンディを利用することに
より、最終製品に焦げを発生させることなく、粒状物を
確実に固着することができる。
Claims (1)
- 【請求項1】 加熱処理を施した食品の上表面に目開き
850μmパス〜25μmオンの範囲の大きさのキャン
ディを均一に分散させ、次いで該キャンディの上に粉粒
物を振りかけた後、180〜250°C、5〜30秒間
の条件により加熱処理を施し該キャンディを溶融させ、
次いで冷却処理を施し粉粒物を食品表面に固着させるこ
とを特徴とする粉粒物の固着方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4171662A JP2816275B2 (ja) | 1992-06-04 | 1992-06-04 | 粉粒物の固着方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4171662A JP2816275B2 (ja) | 1992-06-04 | 1992-06-04 | 粉粒物の固着方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH05336889A true JPH05336889A (ja) | 1993-12-21 |
JP2816275B2 JP2816275B2 (ja) | 1998-10-27 |
Family
ID=15927375
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP4171662A Expired - Lifetime JP2816275B2 (ja) | 1992-06-04 | 1992-06-04 | 粉粒物の固着方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2816275B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2006262764A (ja) * | 2005-03-23 | 2006-10-05 | Ajinomoto Co Inc | セラック樹脂含有加熱食品およびその製造方法 |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5026627A (ja) * | 1973-03-21 | 1975-03-19 | ||
JPS5511293A (en) * | 1979-07-05 | 1980-01-26 | Canon Inc | Exposure value control circuit |
-
1992
- 1992-06-04 JP JP4171662A patent/JP2816275B2/ja not_active Expired - Lifetime
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5026627A (ja) * | 1973-03-21 | 1975-03-19 | ||
JPS5511293A (en) * | 1979-07-05 | 1980-01-26 | Canon Inc | Exposure value control circuit |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2006262764A (ja) * | 2005-03-23 | 2006-10-05 | Ajinomoto Co Inc | セラック樹脂含有加熱食品およびその製造方法 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2816275B2 (ja) | 1998-10-27 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
CN1909797B (zh) | 制作具有大调味块的双质地食物基层的方法 | |
US20080317907A1 (en) | Method and apparatus for applying aqueous coating to cooked foods | |
KR100815027B1 (ko) | 생감자 원료로부터 박편화 가능한 감자 가루 반죽 제조 방법 | |
JPH0516828B2 (ja) | ||
US7074445B2 (en) | Method for adhering large seasoning bits to a food substrate | |
CA2103968A1 (en) | Low or no fat granola cereal mix and process | |
AU2009217494A1 (en) | Method for producing a crunchy food product | |
JP2014128237A (ja) | 食品用トッピング材、それを含有するふりかけ及び食品用トッピング材の製造方法 | |
KR100812662B1 (ko) | 코팅 소금, 그 제조 방법 및 그를 적용한 조미김 | |
JP2007053915A (ja) | 作物のロースト方法および貯蔵方法 | |
DK172723B1 (da) | Fremgangsmåde til fremstilling af et frosset overtrukket levnedsmiddel | |
US20210321651A1 (en) | Dusting-flour mix | |
CN1105531A (zh) | 一种用于制作快餐粥的小米粉及其制造方法 | |
EP0607204A1 (en) | Coating composition compromising syrup and starch and process for using it | |
CN104206624A (zh) | 一种果仁南酸枣糕的制作工艺 | |
JP2793652B2 (ja) | 粉体調味料被覆食品 | |
US5612075A (en) | Coat dehydrated potato slices and a process of making the coated potato slices | |
JP2816275B2 (ja) | 粉粒物の固着方法 | |
JP3415337B2 (ja) | 穀類のフレーク状または粒状食品コーティング用チョコレートシロップ | |
US5804244A (en) | Spicy hot corn and method of making | |
JP4153334B2 (ja) | 新規ローストオニオン | |
WO2015056457A1 (ja) | 揚げ物衣用小麦粉 | |
KR102695367B1 (ko) | 가열에 의해 융해되어 부착력을 갖는 시즈닝의 제조방법 | |
CN111669977A (zh) | 马铃薯淀粉 | |
DE102020118275B4 (de) | Verfahren zur Herstellung von Instant-Currysoßenpulver und seine Verwendung |