JPH0533671U - 回転体の回転検出装置 - Google Patents

回転体の回転検出装置

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JPH0533671U
JPH0533671U JP8745091U JP8745091U JPH0533671U JP H0533671 U JPH0533671 U JP H0533671U JP 8745091 U JP8745091 U JP 8745091U JP 8745091 U JP8745091 U JP 8745091U JP H0533671 U JPH0533671 U JP H0533671U
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JP
Japan
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magnet
rotation
detection
detecting
pattern
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Withdrawn
Application number
JP8745091U
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English (en)
Inventor
健二 前峰
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Alps Alpine Co Ltd
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Alps Electric Co Ltd
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Publication date
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Publication of JPH0533671U publication Critical patent/JPH0533671U/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 回転速度検出用のFG出力信号が回転位置検
出用のPGマグネットの影響を受けない、安定した回転
検出装置を提供する。 【構成】 回転体と一体で回転する回転速度検出用のF
Gマグネット10と回転位置検出PGマグネット11に
対向するように検出基板21を設け、FGマグネット1
0と対向する位置に回転速度検出用のFGコイルパター
ン22を形成し、PGマグネット11と対向する位置に
回転位置検出用のホール素子15を設け、FGコイルパ
ターン22の両端の引出しパターン22a、22bを略
V字状に形成し、PGマグネットの回転方向に対して略
接線方向に配設することにより、PGマグネット11に
よる影響を受けないようにする。また、この引出しパタ
ーン22a、22bでホール素子を囲み、ホール素子を
外乱に対し遮蔽する。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は磁気記録再生装置の回転ドラム等の回転体の回転速度検出装置に関し 、特に回転速度と回転位置の検出を行う回転検出装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来の磁気記録再生装置の回転ドラム1は図4に示すように、記録再生用の磁 気ヘッドHを取付けた回転上ドラム2と、磁気テープ(図示せず)を磁気ヘッド Hが斜めに走査するように磁気テープを案内するリード3が形成された固定下ド ラム4と、前記回転上ドラム2を回転駆動するためのモータ5から構成されてい る。モータ5は図に示すように駆動マグネット6を有する回転部7と駆動コイル 8を有する固定部9から構成されている。この回転部7には駆動マグネット6と 反対側に回転上ドラム2の回転速度検出用マグネット(以下、FGマグネットと いう。)10と回転位置検出マグネット(以下、PGマグネットという。)11 が取付けられている。このFGマグネット10とPGマグネット11に対向して 検出基板12が固定部9に固定されているボス13に取り付けられている。
【0003】 次に、回転速度および回転位置の検出について図5を基に説明する。FGマグ ネット10と対向する位置の検出基板12に回転速度検出用コイルパターン(以 下、FGコイルパターンという。)14が図に示すように、FGマグネット10 の着磁ピッチに略等しい間隔で発電線素14aが多数配設されている。そして、 FGマグネット10が回転することにより各発電線素14aには起電力が発生す る。起電力の方向はN極とS極に対応して発電線素14a交互に逆向きとなるた めに、FGマグネット10の1回転当たりFGマグネット10の磁極対のFG出 力パルス信号が得られる。FGマグネット10の外周部に配置されたPGマグネ ット11に対向する位置の検出基板12には、回転位置検出素子(以下ホール素 子という)15が設けられている。PGマグネット11の磁界を受けてホール素 子15はPGパルスを出力する。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら、従来の回転検出装置においては、FGコイルパターン14の引 出しパターン14bが、PGマグネット11の回転方向に対しほぼ法線方向に延 びているため、この引出しパターン14bがPGマグネット11の磁束と鎖交す ることで起電力が発生する。この起電力がFG出力パルス信号に重畳し、ノイズ を生じさせてロータに回転むら等を生じさせる原因となっている。 そこで本考案は、上述の課題にかんがみてなされたもので、構成が簡単でFG 出力パルス信号がPGマグネット11による逆起電力重畳の影響を極力受けにく くし、高精度な回転検出装置を提供することを目的としている。
【0005】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するための請求項1記載の構成は、回転自在に支持されている ロータにN極とS極とが交互に配置されているFGマグネットと、その外周部ま たは内周部に配置されているPGマグネットと、固定側に前記FGマグネットに 対向してFGコイルパターンが形成され、かつ前記PGマグネットに対向してホ ール素子とが設けられている検出基板とを持つ回転体において、前記FGコイル パターンの両端の引出しパターンを前記PGマグネットの回転方向に対し略接線 方向に配設している。
【0006】 同目的を達成するための請求項2記載の構成は、前記引出しパターンを略V字 状に形成している。
【0007】 同目的を達成するための請求項3記載の構成は、前記引出しパターンが前記回 転位置検出素子の両側に各々配設され且つ互いに逆向きの略V字状に形成してい る。
【0008】
【作用】
上述した構成によれば、FGコイルパターンの引出しパターンがPGマグネッ トの回転方向に対し略接線方向に形成されているので、引出しパターンがPGマ グネットの磁束と鎖交した際に発生する起電力は僅かなものとなり、FG出力パ ルス信号に大きな影響を与えることがない。
【0009】
【実施例】
以下、本考案の第一実施例を図面に基づいて説明する。なお、従来と同一の磁 気記録再生装置の回転ドラム等については同一符号とし、説明を省略する。 図1は本考案の回転検出の検出基板を示す図である。この検出基板21は従来 と同様に回転ドラム1の回転上ドラム2を回転駆動するモータ5が固定下ドラム 4の下部に設けられている。FGマグネット10に対向するFGコイルパターン 22は従来のFGパターン14と同様であるが、FG出力パルス信号を取り出す ための2本の引出しパターン22a、22bを回転方向に対して略接線方向にか つ互いに逆向きに引出し、途中で回転方向に対して略対称に折り返すことで各々 略V字状に形成し、そして外部へ接続するための端子部22cへ接続している。 FGコイルパターン22の引出しパターン22aには、PGマグネット11と鎖 交した際、図2に示すようにI1 、I2 で示す起電力が生じる。ところが、引出 しパターン22aは鋭角αにて傾斜しているので、起電力I1 のうちの引出しパ ターン22aに沿う方向の成分I3 、I4 は僅かなものとなり、このI3 、I4 が加算されたとしても小さなもので、FG出力パルス信号に大きな影響を与える ことはない。他方の引出しパターン22bも同様の起電力を発生するが、時間的 にずれがあるのでFG出力パルス信号に全く影響を与えることはない。この引出 しパターン22a、22bで囲むようにホール素子15を配置することで外乱等 に対する遮蔽効果も得られる。
【0010】 次に、第二実施例を図3を基に説明する。検出基板23にはFGコイルパター ン24が第一実施例と同様にFGマグネット10に対向して形成されているが、 2つの引出しパターン24a、24bが第一実施例と違って回転方向と同じ方向 にほぼ平行するように各々略V字状に形成されている。これらの引出しパターン 24a、24bがPGマグネット11の磁束と鎖交した際の起電力は上述の第一 実施例と同様に僅かとなり、FG出力パルス信号に大きな影響を与えることはな い。
【0011】
【考案の効果】
上述した本考案によれば、回転速度検出用のFGコイルパターンの引出しパタ ーンがPGマグネットによる影響をほとんど受けないので、回転速度検出信号を 良好な状態で取り出せるようになる。引出しパターンを略V字状に形成した場合 、検出基板上に回転位置検出素子の配置スペースを容易に確保できることになる 。更に、引出しパターンを回転位置検出素子の両側に互いに逆向きに略V字状に 形成した場合、外乱等に対する遮蔽効果も得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の第一実施例の回転検出装置の検出基板
を示す平面図である。
【図2】FGコイルパターンの引出しパターンに対して
PGマグネットが通過した際のの起電力を示した説明図
である。
【図3】本考案の第二実施例の回転検出装置の検出基板
の平面図である。
【図4】回転検出装置を備えた磁気記録再生装置の回転
ドラムの概略図である。
【図5】従来の回転検出装置の検出基板の平面図であ
る。
【符号の説明】
10 FGマグネット 11 PGマグネット 21、23 検出基板 22、24 FGコイルパターン 22a、22b、24a、24b 引出しパターン

Claims (3)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 回転自在に支持されているロータにN極
    とS極とが交互に配置されている回転速度検出用マグネ
    ットと、その外周部または内周部に配置されてロータの
    回転位置検出用マグネットとを持つローターマグネット
    と、固定側に前記回転速度検出用マグネットに対向して
    回転速度検出用コイルパターンが形成され、かつ前記回
    転位置検出用マグネットに対向して回転位置検出素子と
    が設けられている検出基板とを持つ回転体において、前
    記回転速度検出用パターンの両端の引出しパターンを前
    記回転位置検出用マグネットの回転方向に対し略接線方
    向に配設したことを特徴とする回転体の回転検出装置。
  2. 【請求項2】 前記引出しパターンを略V字状に形成し
    た請求項1記載の回転体の回転検出装置。
  3. 【請求項3】 前記引出しパターンが前記回転位置検出
    素子の両側に各々配設され且つ互いに逆向きの略V字状
    に形成した請求項1記載の回転体の回転検出装置。
JP8745091U 1991-09-30 1991-09-30 回転体の回転検出装置 Withdrawn JPH0533671U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8745091U JPH0533671U (ja) 1991-09-30 1991-09-30 回転体の回転検出装置

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JP8745091U JPH0533671U (ja) 1991-09-30 1991-09-30 回転体の回転検出装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0533671U true JPH0533671U (ja) 1993-04-30

Family

ID=13915197

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP8745091U Withdrawn JPH0533671U (ja) 1991-09-30 1991-09-30 回転体の回転検出装置

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Date Code Title Description
A300 Withdrawal of application because of no request for examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300

Effective date: 19951130