JPH0533653U - ブラシレスモータ - Google Patents
ブラシレスモータInfo
- Publication number
- JPH0533653U JPH0533653U JP8010791U JP8010791U JPH0533653U JP H0533653 U JPH0533653 U JP H0533653U JP 8010791 U JP8010791 U JP 8010791U JP 8010791 U JP8010791 U JP 8010791U JP H0533653 U JPH0533653 U JP H0533653U
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- stator core
- excitation winding
- outer periphery
- brushless motor
- rust
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Iron Core Of Rotating Electric Machines (AREA)
- Insulation, Fastening Of Motor, Generator Windings (AREA)
- Permanent Magnet Type Synchronous Machine (AREA)
- Brushless Motors (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 各種電気機器に使用されるブラシレスモータ
において、励磁巻線のステータコアからの絶縁とステー
タコアの外周の防錆とを容易に行うことを目的とする。 【構成】 励磁巻線3とステータコア2とを絶縁する絶
縁部分とステータコア2の外周を覆う外周部分とを同時
に樹脂成型したインシュレータ7を備えた構成により、
励磁巻線3とステータコア2との絶縁とステータコア2
の外周の防錆ができる。
において、励磁巻線のステータコアからの絶縁とステー
タコアの外周の防錆とを容易に行うことを目的とする。 【構成】 励磁巻線3とステータコア2とを絶縁する絶
縁部分とステータコア2の外周を覆う外周部分とを同時
に樹脂成型したインシュレータ7を備えた構成により、
励磁巻線3とステータコア2との絶縁とステータコア2
の外周の防錆ができる。
Description
【0001】
本考案は小形,薄型化が要求されるOA分野のメモリー装置、またAV分野の VTR用などに利用されるブラシレスモータに関する。
【0002】
近年、OA分野の磁気ディスク装置は小形,薄型化かつ高性能化の要望が多く なり、なかでも回転中におけるディスクと磁気ヘッドとの隙間は現在0.2ミク ロン程度であるが高密度化を図るために、今後さらにその隙間が小さくなってき ている。その中でディスクを回転駆動するブラシレスモータも同時に小形,薄型 化かつ、ディスクと磁気ヘッドとの隙間が小さくなってきたため、ブラシレスモ ータを構成する部品の錆の発生に十分な配慮と組立の管理が必要とされている。
【0003】 以下に従来のブラシレスモータ(以下、モータという)について説明する。 図2に示すように、ブラケット10の中央部の穴にはシャフト11が圧入され るとともに印刷基板4が接着により固定されている。ステータコア2の表面には エポキシ樹脂からなる絶縁材6が、励磁巻線3の絶縁のため塗装されており、ま たステータコア2の外周には防錆のために防錆剤が塗布されている。その後励磁 巻線3が巻装されている。ステータコア2は励磁巻線3が巻かれた後、ブラケッ ト10にかしめることによって固定され、励磁巻線3の端末である巻始め、もし くは巻終わり8は印刷基板4の半田付けランド(図示せず)に半田付けされてい る。1は回転子でありディスク(図示せず)を装着するハブ12の中央部にスペ ーサ13を介してボールベアリング9a,9bが接着固定されるとともに、ハブ 12の外周部分の内径に永久磁石5が接着固定されている。
【0004】 回転子1のボールベアリング9a,9bはブラケット10の中央部に位置する シャフト11に挿入された後に予圧をかけて接着される。そして、永久磁石5を 配設した回転子1はブラケット10に固定されたシャフト11を支点に回転自在 に支持される。
【0005】
しかしながら上記の従来の構成では、ステータコア2の表面にエポキシ樹脂か らなる絶縁材6を塗布した後、別工程にてステータコア2の外周に防錆のために 防錆剤を塗布していたため、多くの工数を必要とするという問題点、また塗布む らや塗り忘れの部分が時間経過や環境において錆が発生するという問題点、さら に塗りすぎによりステータコア2の外周部に突起物ができて、回転子1の永久磁 石5と接触して回転不良になったり、あるいは接触部分からごみが発生してディ スクと磁気ヘッドとの隙間に付着して、磁気ディスク装置の機能障害や動作不良 となるという問題点を有していた。
【0006】 本考案は、上記従来の問題点を解決するもので、ステータコアの外周の防錆を 容易にし、信頼性の高いブラシレスモータを提供することを目的にする。
【0007】
この目的を達成するために本考案のブラシレスモータは、励磁巻線とステータ コアとを絶縁する絶縁部分とステータコアの外周を覆う外周部分とを一体に樹脂 成型したインシュレータを備えたものである。
【0008】
この構成により、励磁巻線をステータコアから絶縁し、かつステータコアの外 周を防錆することとなる。
【0009】
以下本考案の一実施例について、図面を参照しながら説明する。
【0010】 本考案の一実施例を示す図1では、従来例と同一部品に同一番号を付して説明 は省略する。
【0011】 図1に示すように、ステータコア2には、熱可塑性樹脂により成型された励磁 巻線3とステータコア2とを絶縁する絶縁部分とステータコア2の外周を覆う外 周部分とを同時に合わせもつインシュレータ7が配設され、励磁巻線3が絶縁部 分に巻装される。その後、ブラケット10にステータコア2がかしめにて固定さ れる。ステータコア2に巻装された励磁巻線3の端末である巻始め、もしくは巻 終わり8はブラケット10に固定された印刷基板4の半田付けランド(図示せず )に半田付けされて電気的に接続される。
【0012】 以上のように本実施例によれば、励磁巻線3とステータコア2とを絶縁する部 分とステータコア2の外周を覆う外周部分とを一体に樹脂成型したインシュレー タ7を設けることにより、ステータコア2の外周の防錆を容易に行うことができ 、人手による防錆剤の塗布工程を必要としないために、連続した自動組立が可能 となり、また塗布の塗り忘れの部分を防止できるために時間経過や環境において 発生していた錆を防止できる。その上、従来のような塗りすぎが防止できるため ステータコア2の外周部に突起物ができて回転子1の永久磁石5と接触して回転 不良になったり、あるいは接触部分から発塵するごみがディスクと磁気ヘッドと の隙間に付着することにより発生していた磁気ディスク装置の機能障害や動作不 良まで低減させることができる。
【0013】
以上の実施例の説明からも明らかなように、励磁巻線とステータコアとを絶縁 する絶縁部分とステータコアの外周を覆う外周部分とを一体に樹脂成型したイン シュレータを備えた構成により、ステータコアの外周の防錆を容易にし、信頼性 を高くした優れたブラシレスモータを実現できるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例のブラシレスモータの要部断
面図
面図
【図2】従来のブラシレスモータの半断面略図
1 回転子 2 ステータコア 3 励磁巻線 4 印刷基板 7 インシュレータ
Claims (1)
- 【請求項1】永久磁石を配設した回転子と、前記回転子
に空隙を有して対向するステータコアと、前記ステータ
コアに巻装された励磁巻線と、前記励磁巻線に通電する
印刷基板を備え、前記励磁巻線と前記ステータコアとを
絶縁する絶縁部分と前記ステータコアの外周を覆う外周
部分とを一体に樹脂成型したインシュレータを備えたブ
ラシレスモータ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8010791U JPH0533653U (ja) | 1991-10-02 | 1991-10-02 | ブラシレスモータ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8010791U JPH0533653U (ja) | 1991-10-02 | 1991-10-02 | ブラシレスモータ |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0533653U true JPH0533653U (ja) | 1993-04-30 |
Family
ID=13708964
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP8010791U Pending JPH0533653U (ja) | 1991-10-02 | 1991-10-02 | ブラシレスモータ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0533653U (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN110875642A (zh) * | 2018-09-04 | 2020-03-10 | 美蓓亚三美株式会社 | 电机的定子结构及电机 |
-
1991
- 1991-10-02 JP JP8010791U patent/JPH0533653U/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN110875642A (zh) * | 2018-09-04 | 2020-03-10 | 美蓓亚三美株式会社 | 电机的定子结构及电机 |
JP2020039218A (ja) * | 2018-09-04 | 2020-03-12 | ミネベアミツミ株式会社 | モータのステータ構造及びモータ |
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