JPH0533637U - モータの駆動回路 - Google Patents

モータの駆動回路

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JPH0533637U
JPH0533637U JP083041U JP8304191U JPH0533637U JP H0533637 U JPH0533637 U JP H0533637U JP 083041 U JP083041 U JP 083041U JP 8304191 U JP8304191 U JP 8304191U JP H0533637 U JPH0533637 U JP H0533637U
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JP
Japan
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current
motor
drive
power supply
exciting coil
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Pending
Application number
JP083041U
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English (en)
Inventor
貞三 畦地
博 外川
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Seiko Epson Corp
Original Assignee
Seiko Epson Corp
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Publication date
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Publication of JPH0533637U publication Critical patent/JPH0533637U/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 電源からの駆動電流を制御するモータの駆動
回路に関し、駆動電流が過剰に供給されることを防ぎ、
回路部品の焼損、他の構成部品への悪影響のないモータ
の駆動回路を提供することを目的とする。 【構成】 モータ3の励磁コイルL1,2,3,4
は、電源端子1より抵抗R 1 と電流遮断手段10を介し
て駆動電流ID が供給される。駆動電流ID が過剰に供
給され続けると、抵抗R1,励磁コイルL1,2,3,4,
電流駆動手段Q3, 4,5,6 が発熱する。そして環境
温度が所定の温度となると、電流遮断手段10が溶融し
て駆動電流ID が遮断される。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案はモータの駆動回路に係り、特に電源からの駆動電流を制御するモータ の駆動回路に関する。
【0002】
【従来の技術】
図4は従来のモータの駆動回路の一例の回路図である。
【0003】 図4において、電源端子1に入来するモータ駆動用の電源電圧VM は、直列に 接続された抵抗R1,2 を介し、端子2に接続されたモータ3に供給されている 。
【0004】 抵抗R1,2 の両端には制御トランジスタQ1,2 のエミッタ、コレクタが夫 々接続されている。各制御トランジスタのべースに接続された端子4,5には、 モード信号M1,2 が図示されないCPU(Central Processing Unit:中央演算 処理装置) より供給される。
【0005】 モータ3の励磁コイルL1,2,3,4 は、一端を共通接続されて端子2に接 続され、他端を駆動トランジスタQ1,2,3,4 のコレクタに接続されている 。駆動トランジスタQ1,2,3,4 は、各駆動トランジスタのべースに接続さ れた端子6,7,8,9に入来するCPUよりのモータ駆動信号に応じて励磁コ イルL1,2,3,4 を電流駆動し、モータ3は回転駆動される。
【0006】 ところで、モード信号M1,2 がともにハイレベルのときはトランジスタQ1,2 はオフしており、電源電圧VM は抵抗R1,2 を介してモータ3に供給され ている。よって、端子2の電圧は、モータ3の駆動電流をID とすると電源電圧 VM に対して (R1 +R2)ID だけ低い値となる。
【0007】 一方、モード信号M1 がハイレベルでモード信号M2 がローレベルとなると、 トランジスタQ2 がオンすることにより抵抗R2 の両端が短絡される。よって、 端子2の電圧は、モータ3の駆動電流をID とすると電源電圧VM に対してR1I D だけ低い値となる。
【0008】 このように、モード信号M1,2 に応じて端子2に供給される電圧を可変する ことにより、モータの用途に応じて駆動トルクを設定できるよう構成されている 。図4の例では、4とおりに駆動トルクを設定できる。
【0009】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら従来のモータの駆動回路では、例えばモータが機械的にロックさ れた状態においてCPUが異常検出できないと、モータが停止したまま駆動電流 が異常に供給され続けることがあった。よって、モータはコイルの抵抗分により 発熱し、抵抗、トランジスタも発熱して焼損する問題があった。また、駆動回路 近辺が温度上昇することにより、他の構成部品にも悪影響をおよぼすおそれもあ った。
【0010】 上記の点に鑑み本考案では、モータの駆動電流が異常に供給されることを防ぎ 、回路部品の焼損、他の構成部品への悪影響のないモータの駆動回路を提供する ことを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】
上記の問題を解決するために本考案では、 励磁コイルを有するモータと、励磁コイルの一端に接続され励磁コイルを電流 駆動する電流駆動手段と、励磁コイルの他端と電源端子との間に接続されて電源 端子より励磁コイルに駆動電流を供給するとともに励磁コイルまたは電流駆動手 段の発熱により所定の環境温度となったことを検知して駆動電流を遮断する電流 遮断手段とを設けた。
【0012】
【作用】
上記構成の本考案によれば、モータの励磁コイルに電源端子より電流遮断手段 を介して駆動電流が供給されてモータが回転駆動されるよう作用し、また、駆動 電流により励磁コイルまたは電流駆動手段が発熱して環境温度が所定の温度とな ると、電流遮断手段により駆動電流が遮断されるよう作用する。
【0013】
【実施例】
図1は本考案の一実施例の回路図である。同図中、図4と同一構成部分には同 一符号を付し、その説明は省略する。
【0014】 図1に示した構成は、図4に示した従来のモータの駆動回路から制御トランジ スタQ2 と抵抗R2 とを除き、電流遮断手段である温度ヒューズ10を抵抗R1 と直列に接続した構成である。すなわち、モータ駆動用の電源電圧VM は抵抗R 1, 温度ヒューズ10を介してモータ3に供給される。本実施例では、端子2の電 圧はモード信号M1 によって2とおりに制御されている。
【0015】 図2は温度ヒューズの一部切截斜視図であり、ここで、温度ヒューズについて 説明する。
【0016】 同図(A)に示すとおり、温度ヒューズ10は、リード線11a,11bにカ ドミレス合金(Non-Cadomium Alloy)からなる感温素子12を溶接し、感温素子1 2に特殊樹脂13をライニングし、これを絶縁容器14で絶縁し、エポキシ樹脂 製の封止材15にて密閉固定した構成である。
【0017】 同図(B)は、温度ヒューズ10が回路を遮断した状態を示している。以下、 温度ヒューズ10の遮断動作について説明する。温度ヒューズ10の周囲温度の 上昇に伴って特殊樹脂13が液化する。さらに温度が上昇して感温素子12の融 点に達すると、図3(B)の如く、感温素子12が溶融して特殊樹脂13の促進 作用により溶融金属の表面張力が発揮される。
【0018】 この表面張力を利用してリード線11a,11bに感温素子12を球状化させ ることにより、回路を遮断する。回路が遮断される動作温度は仕様により異なる が、約80°Cから130°C位までのものが多く使用されている。本実施例で は、動作温度100°Cの温度ヒューズを使用した。
【0019】 ここで図1に戻って説明するに、モード信号M1 がハイレベルのときはトラン ジスタQ1 はオフしており、モータ駆動用の電源電圧VM は抵抗R1,温度ヒュー ズ10を介してモータ3に供給される。駆動トランジスタQ1,2,3,4(電流 駆動手段)は駆動信号に応じて励磁コイルL1,2,3,4 を電流駆動し、これ により、抵抗R1,温度ヒューズ10を介して駆動電流ID が流れモータ3が回転 駆動される。
【0020】 ここで、モータが機械的にロックされて回転を停止しCPUが異常検出できな いと、駆動電流ID は過剰に供給され続けることになる。このため、抵抗R1 或 いは各励磁コイルが発熱して周囲の温度を上昇させる。この温度上昇が温度ヒュ ーズ10に伝わり、温度ヒューズ10近辺の温度が動作温度100°Cとなると 、前述の説明のとおりカドミレス合金からなる感温素子12が溶融し、駆動電流 ID が遮断される。
【0021】 この結果、抵抗R1 および各励磁コイルには電流が流れなくなるので発熱も停 止される。よって、抵抗R1,各励磁コイルおよび各駆動コイルが異常に発熱し続 けて焼損することがなく、また火災を発生させるおそれもなく、さらに、周囲の 構成部品の温度を上昇させて所定の動作に異常をおこしたりすることがない特長 がある。
【0022】 図3は本考案の他の実施例の回路図である。同図中、図4および図1と同一構 成部分には同一符号を付し、その説明は省略する。
【0023】 図3に示した構成は、図4に示した従来のモータの駆動回路の抵抗R1 と抵抗 R2 の間に温度ヒューズ10を直列に接続した構成である。すなわち、モータ駆 動用の電源電圧VM は抵抗R1,温度ヒューズ10、抵抗R2 を介してモータ3に 供給される。本実施例では、端子2の電圧はモード信号M1,2 によって4とお りに制御されている。
【0024】 このように、電源端子1とモータ3の間に接続される抵抗の数は1個とは限ら ず、また2個以上であってもよい。本実施例においても、前記実施例と同様の効 果を得ることができる。
【0025】 なお、温度ヒューズの挿入位置については、電源端子1とモータ3の間に抵抗 と直列に接続されて電源端子よりの駆動電流を遮断出来れば何処に接続されても 構わない。
【0026】
【考案の効果】
上述の如く本考案によれば、環境温度が所定まで上昇すると電流遮断手段がこ れを検知して電源端子よりの駆動電流を遮断する結果、励磁コイルおよび電流駆 動手段は発熱を停止して焼損することもなく、また環境温度の上昇が抑えられて 周囲の構成部品に悪影響を与えることがない等の特長がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例の回路図である。
【図2】本考案の一実施例に適用した温度ヒューズの一
部切截斜視図である。
【図3】本考案の他の実施例の回路図である。
【図4】従来のモータの駆動回路の一例の回路図であ
る。
【符号の説明】
1 電源端子 3 モータ 10 温度ヒューズ(電流遮断手段) L1,2,3,4 励磁コイル Q3,4,5,6 駆動トランジスタ(電流駆動手段) ID 駆動電流

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 励磁コイルを有するモータと、該励磁コ
    イルの一端に接続され、該励磁コイルを電流駆動する電
    流駆動手段と、 該励磁コイルの他端と電源端子との間に接続されて該電
    源端子より該励磁コイルに駆動電流を供給するととも
    に、該励磁コイルまたは前記電流駆動手段の発熱により
    所定の環境温度となったことを検知して前記駆動電流を
    遮断する電流遮断手段とを具備してなるモータの駆動回
    路。
JP083041U 1991-10-14 1991-10-14 モータの駆動回路 Pending JPH0533637U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP083041U JPH0533637U (ja) 1991-10-14 1991-10-14 モータの駆動回路

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JP083041U JPH0533637U (ja) 1991-10-14 1991-10-14 モータの駆動回路

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JPH0533637U true JPH0533637U (ja) 1993-04-30

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ID=13791127

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JP083041U Pending JPH0533637U (ja) 1991-10-14 1991-10-14 モータの駆動回路

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JP (1) JPH0533637U (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0662149U (ja) * 1991-03-07 1994-09-02 ジャパン・ハードウェアー株式会社 扉用ロックハンドル

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0662149U (ja) * 1991-03-07 1994-09-02 ジャパン・ハードウェアー株式会社 扉用ロックハンドル

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