JP2000184659A - モータ - Google Patents

モータ

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JP2000184659A
JP2000184659A JP10354514A JP35451498A JP2000184659A JP 2000184659 A JP2000184659 A JP 2000184659A JP 10354514 A JP10354514 A JP 10354514A JP 35451498 A JP35451498 A JP 35451498A JP 2000184659 A JP2000184659 A JP 2000184659A
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Shingo Kitamura
愼悟 北村
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KUSATSU DENKI KK
KUSATSU ELECTRIC
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KUSATSU DENKI KK
KUSATSU ELECTRIC
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明は、簡単な配線変更により、過負荷等
による巻線の異常加熱を防止できるモータを提供するこ
とを課題とする。 【解決手段】 本発明に係わるモータは、回転子11
と、3相の巻線2を有する固定子21と、回転子11の
磁極12を検出する回転検出機構とが備えられてなるモ
ータにおいて、前記回転検出機構が、3相の巻線2に対
応する3個の並列の検出素子からなる検出素子回路3
と、その電源8と、前記検出素子からの信号の組合せの
各場合に対して前記通電条件を対応づけるためのコント
ロール回路35とを含んでおり、前記検出素子の各出力
ライン9と電源8の端子の一方とがそれぞれ抵抗7を介
して並列接続されており、2個の温度保護装置4が検出
素子回路3に直列に接続され、且つ、各温度保護装置4
が前記3相のうち2相の巻線のそれぞれの近傍に1つず
つ配設されてなることを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、過負荷等による巻
線の異常加熱を防止できるモータに関する。
【0002】
【従来の技術】モータには、巻線の絶縁被覆に傷が発生
した場合等の絶縁破壊や、過負荷、又は強制的な拘束等
によって巻線に過大電流が流れることがある。このよう
な過大電流が流れると、ジュール熱により巻線の温度が
上昇する。この温度上昇が巻線の絶縁被覆の耐熱温度を
超えると絶縁被覆の絶縁破壊が起こり、巻線がショート
し、最悪の場合は発煙発火に至る。
【0003】このような巻線の過熱防止のために巻線と
直列に結線した温度保護装置を、巻線の温度を検出でき
る場所に取付け、巻線の温度が所定温度を超えたときに
巻線に流れる電流を遮断するようにしていた。以下、本
明細書において、温度保護装置が電流を遮断すること
を、単に、温度保護装置が遮断する等のようにいう。
【0004】かかる温度保護装置は、いわゆるサーマル
プロテクタとして巻線と直列に接続されて、巻線が所定
温度を超えて温度上昇又は下降したとき、この温度上昇
又は下降を検出し、接続又は遮断のようなスイッチ動作
を行うものであり、温度保護装置には、スイッチ動作が
復帰し得るバイメタルのような機械的な温度保護装置
や、温度による半導体の抵抗変化を利用した温度保護装
置等や、さらには、接点が溶断され、それ自身では復帰
できない温度ヒューズ等があり、これらのうちのいずれ
かを用いることができる。従来、モータには、機械的な
接点を有する温度保護装置が多用されており、機械的な
接点を有する温度保護装置を用いる場合は、その接点が
遮断されるとき、火花が飛ぶことがあり、接点の信頼性
が問題となることがある。
【0005】この温度保護装置を設けたモータの例とし
て、従来のDCブラシレスモータ51(以下、単に「モ
ータ」ということがある)について説明する。図5は、
3相の巻線に対して通電を行う前記モータ51を概念的
に示した断面説明図であり、図6は、図5に示した前記
モータ51をA面側からみたその内部の平面説明図であ
る。
【0006】また、図7は、前述した従来のモータ51
において巻線2b及び2cに温度保護装置24a及び2
4bをそれぞれ直列に接続し、巻線2に近接して配設し
た構成を示す回路図であり、図8は、図7に示した前記
従来のモータ51に、モータ51に対する電源39と、
複数個のトランジスタ37からなる駆動回路であるイン
バータ回路38とを接続した構成を示す回路図である。
【0007】同図5及び図6に示したDCブラシレスモ
ータ51においては、回転子11の回転位置を検出する
素子(以下、「検出素子」という)である検出素子が3
個(3a、3b及び3c)、電気角で120度間隔とな
るように設けられている(検出素子の電源は図示を省
略)。かかる検出素子3a、3b及び3cとしては、ホ
ール素子等の磁気検出素子が用いられる。
【0008】この検出素子3a、3b及び3cが、回転
子11が回転することによってそれぞれの対向正面に位
置した回転子磁極12a及び12bの極性を検出し、そ
の検出した極性の組合せの各場合に対応して検出信号を
発してコントロール回路35に送り、コントロール回路
35はこの組合せの各場合に応じて予め設定された通電
条件(通電電圧及び通電極性)に従って、複数個のトラ
ンジスタ37からなるインバータ回路38を駆動して各
巻線2(2a、2b及び2c)のそれぞれに通電するよ
うに構成されている。
【0009】尚、このように回転子11の回転位置を検
出素子3a、3b及び3cによって検出し、3相の巻線
2に対して通電する駆動方式のモータにはDCブラシレ
スモータの他、スイッチドリラクタンスモータ等があ
る。
【0010】次に、このDCブラシレスモータ51にお
ける温度保護装置の動作について説明する。前記図7に
おいて、図示した温度保護装置24のうちいずれか一方
(例えば、24a)が、巻線2bの温度上昇を検出して
遮断されると、まもなく他方(2c)も過負荷となって
遮断され、その結果、2つの電流経路が遮断されること
となるので、以後モータ51に電力は供給されず、モー
タ51は停止する。
【0011】このように3相の巻線2を有するモータに
は、電流経路が3経路あるので、巻線2への通電を遮断
するには、そのうち2経路を遮断する必要がある。すな
わち、例えば、電流が巻線2aと2bとを流れる経路が
1経路であり、また、巻線2bと2cとを流れる経路が
1経路である。そして、巻線2への通電を遮断するた
め、巻線2、すなわち、モータを駆動するのに見合った
電流容量、例えば、数アンペア以上の電流容量を有する
温度保護装置を使用する必要がある。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】このような温度保護装
置は、交流電気機器における使用を想定して製作されて
いるので、直流電流を遮断するために用いた場合、接点
で一旦火花が飛ぶと、その後、火花が飛び続けることと
なり、接点が溶着するという問題がある。すなわち、最
近、DCブラシレスモータや、スイッチドリラクタンス
モータ等のように、インバータ回路で駆動されるモータ
が増えてきたが、この種のモータは拘束時には直流電流
が流れるのであり、このとき発生する異常過熱を検出す
ることに関して、前述した接点溶着を防止するためには
所定の電流値よりも大きい容量の温度保護装置を選択す
る必要があるのである。
【0013】従って、この場合、温度保護装置で巻線へ
の通電を遮断して巻線を保護しようとすると、巻線への
配線は数アンペア以上の大きな電流容量であるので、こ
の電流容量に見合った大容量の温度保護装置を選ぶ必要
がある。この結果、温度保護装置の価格が高価となるの
で価格面で問題があり、また、取付けるスペースの制約
があるので寸法面でも問題があるので、大容量の温度保
護装置を採用することは一般に困難である。
【0014】また、巻線の温度を測定するセンサ等を巻
線とは別に取付け、このセンサの検出結果に基づいて、
電流を遮断する回路や装置をモータの外部に取付けるこ
とが考えられるが、その場合は、そのセンサからの出力
配線をモータから引出す必要があり、前記回路や装置の
増設となり、コストアップとなるという問題もあった。
【0015】本発明は、前述した問題点を解決すべくな
されたものであり、簡単な配線変更により、過負荷等に
よる巻線の異常加熱を防止できるモータを提供すること
を課題とする。
【0016】
【課題を解決するための手段】前述した課題を解決すべ
く、本発明の請求項1に係わるモータは、回転子11
と、3相の巻線2を有する固定子21と、前記回転子1
1の磁極12を検出する回転検出機構とが備えられてな
り、検出された磁極を示す信号の組合せの各場合に対応
した通電条件で各前記巻線2に通電されるモータにおい
て、前記回転検出機構が、前記3相の巻線2に対応する
3個の並列の検出素子からなる検出素子回路3と、その
電源8と、前記信号の組合せの各場合に対して前記通電
条件を対応づけるためのコントロール回路35とを含ん
でおり、前記検出素子の各出力ライン9と前記電源8の
端子の一方とがそれぞれ抵抗7を介して並列接続されて
おり、2個の温度保護装置4が前記検出素子回路3に直
列に接続され、且つ、各前記温度保護装置4が前記3相
のうち2相の前記巻線のそれぞれの近傍に1つずつ配設
されてなり、前記巻線2が所定温度を超えて温度上昇し
たとき前記温度保護装置4が遮断されて前記検出素子の
各出力が同一となることが前記コントロール回路35に
より検出されて前記巻線2への通電が遮断されることを
特徴とする。
【0017】以上のように、温度保護装置4によって巻
線2自体の電流を遮断する必要がないので、温度保護装
置4を小型小容量のもので構成でき、且つ、モータのリ
ード線を増やすことがない。
【0018】本発明の請求項2に係わるモータにおいて
は、前記抵抗7を前記電源8の正端子Pと前記各出力ラ
イン9との間に接続することができるので、温度保護装
置4が遮断されたとき、検出素子の各出力を全て「H
I」とすることができる。
【0019】本発明の請求項3に係わるモータにおいて
は、前記抵抗7を前記電源8の負端子Mと前記各出力ラ
イン9との間に接続することができるので、温度保護装
置4が遮断されたとき、検出素子の各出力を全て「LO
W」とすることができる。
【0020】本発明の請求項4に係わるモータにおいて
は、前記2個の温度保護装置4を前記抵抗7の、前記電
源8の正端子P側と、前記検出素子回路3との間で前記
検出素子回路3に直列に接続することができる。
【0021】本発明の請求項5に係わるモータにおいて
は、前記2個の温度保護装置4を前記電源8の負端子M
と、前記検出素子回路3との間で前記検出素子回路3に
直列に接続することができる。
【0022】本発明の請求項6に係わるモータにおいて
は、前記2個の温度保護装置4を前記電源8の正端子P
と、前記検出素子回路3との間で前記検出素子回路3に
直列に接続することができる。
【0023】本発明の請求項7に係わるモータにおいて
は、前記2個の温度保護装置4を前記抵抗7の、前記電
源8の負端子M側と、前記検出素子回路3との間で前記
検出素子回路3に直列に接続することができる。
【0024】本発明の請求項8に係わるモータにおいて
は、前記2個の温度保護装置4を直列に接続することが
できるので、1箇所の巻線で温度上昇が検出されたと
き、ただちにモータへの通電を遮断できる。
【0025】本発明の請求項9に係わるモータにおいて
は、前記2個の温度保護装置4を並列に接続することが
できるので、1箇所の巻線で温度上昇が検出されたとき
から2箇所めの巻線で温度上昇が検出されるまでの間、
時間差を生じるように設定できる。
【0026】本発明の請求項10に係わるモータにおい
ては、前記抵抗7を前記各出力ライン9と前記電源8の
正端子Pとの間に接続し、第1の前記温度保護装置4e
を前記検出素子回路3と、前記抵抗7の、前記電源8の
正端子P側との間に接続し且つ前記3相の巻線のうち第
1の巻線の近傍に配設し、第2の前記温度保護装置4f
を前記検出素子回路3と、前記電源8の負端子Mとの間
に接続し且つ前記3相の巻線のうち第2の巻線の近傍に
配設することができる。
【0027】本発明の請求項11に係わるモータにおい
ては、前記抵抗7を前記各出力ライン9と前記電源8の
負端子Mとの間に接続し、第1の前記温度保護装置4e
を前記検出素子回路3と、前記電源8の正端子Pとの間
に接続し且つ前記3相の巻線のうち第1の巻線の近傍に
配設し、第2の前記温度保護装置4fを前記検出素子回
路3と、前記抵抗7の、前記電源8の負端子M側との間
に接続し且つ前記3相の巻線の第2の巻線の近傍に配設
することができる。
【0028】
【発明の実施の形態】以下、添付図面を参照しつつ、本
発明の実施の形態について説明する。
【0029】実施の形態1 表1は、従来のモータにおいて、検出素子3a〜3cが
検出し得る回転子11の磁極12a及び12bの組合せ
を全ての場合について示している。そのうち、6通りの
場合No.1〜6が、電気角で60度の段階ごとにそれぞ
れ検出素子3a〜3cの各位置において検出する回転子
11の磁極12a及び12bの極性の組合せのパターン
を示している。
【表1】
【0030】前記表1に示したように、「SSS」とな
る場合と「NNN」となる場合とは明らかに存在しない
ので、従来、通常は、検出素子3a〜3cからの各検出
信号の組合せの各場合においては、この2つの場合が検
出信号としてコントロール回路35に送られることはな
く、使用されていない。
【0031】従って、コントロール回路35は、この2
つの信号のいずれかを受け取ったときにはモータに対し
て通電しないように設定されている。本実施の形態にお
いては、この従来使用されていない2つの組合せを、温
度上昇による温度保護装置の遮断を表す信号として利用
し、この信号がコントロール回路35に送られたときに
はモータへの電力供給を停止することにより過負荷等に
よる異常加熱を防止するものである。
【0032】図1の(a)は、本発明の一実施の形態に
係わるモータに設けられた検出素子3a、3b及び3c
からなる検出素子回路3と、検出素子回路3の電源(以
下、単に「電源」という)8と、コントロール回路35
(図示せず)とを含む回転位置検出機構において、検出
素子回路3の検出素子3a、3b及び3cからの各出力
ライン9(9a、9b及び9c)と電源8の正端子Pと
の間に抵抗7(7a、7b及び7c)が並列に接続され
ており、前記抵抗7の、電源8の正端子P側接続点(P
a、Pb及びPc)と、検出素子回路3との間のライン
5上に、温度保護装置4を2個(4a及び4b)直列に
検出素子回路3に直列に接続した構成を示す回路図であ
る。尚、電源8は、図1の(a)以外の図においては、
図示が省略されている(以下の図においても同様)。
【0033】前記温度保護装置4は、当該回路図上では
互いに隣接して、しかも検出素子回路3に隣接して接続
されることのみが表現されているが、実際のモータの構
造上では、2個の温度保護装置4が、対応する2箇所の
巻線のうち1箇所の巻線(例えば、2a)ごとに1個ず
つ、巻線の温度上昇を検出しうるように、そのそれぞれ
の巻線の近傍の位置に配設されている。
【0034】このとき、各温度保護装置4は、それぞれ
の巻線上に直接巻線に接して配設してもよいし、例えば
基板36上であって且つそれぞれの巻線の近傍となる位
置に配設してもよい。いずれの場合も、2個の温度保護
装置4が、巻線2aを含む2箇所の巻線の近傍の位置に
それぞれ1個ずつ配設されて、2個の温度保護装置4の
電気的配線が、前記2箇所の巻線の近傍の位置を経由す
るようにして設置されている。
【0035】このように2個の温度保護装置4を、抵抗
7の、電源8の正端子P側接続点(Pa、Pb及びP
c)と、検出素子回路3との間に、検出素子回路3に直
列に接続したので、巻線2で温度上昇が発生したとき、
巻線2の近傍に配設された温度保護装置4(例えば4
a)が巻線2の温度上昇を検出してその温度保護装置4
(例えば4a)が遮断されるので、これに伴って、電源
8にプルアップされた抵抗7を介した出力が、検出素子
回路3の各出力ライン9のOUTPUT端子において全て同一
の「HI」となって現れる。従って、このとき検出素子
3a、3b及び3cの各出力は全てが「HI」としてコ
ントロール回路35に送られる。
【0036】この全てが「HI」となった信号の組合せ
の場合を、前述した「SSS」(又は「NNN」)の検
出信号に割り当て、当該「SSS」信号の検出によりモ
ータへの通電を遮断するようにインバータ回路38を駆
動できるようにコントロール回路35を設定しておく。
このようにして、コントロール回路35が検出素子回路
3の各出力を全て「HI」として検出することにより、
インバータ回路38はモータへの通電を遮断する。この
とき、インバータ回路38には特別な改造等を施す必要
はない。
【0037】以上のようにして、モータへの通電を遮断
してモータの回転を停止し、過負荷等による異常加熱を
防止することができる。このように、温度保護装置4の
遮断を電気回路的に検出素子回路3の出力の一部として
利用するように構成した点以外の点は、従来のモータと
同様に構成して本発明に係わるモータ(図示せず)を得
る。
【0038】このように温度保護装置4を、抵抗7の、
電源8の正端子P側接続点(Pa、Pb及びPc)と、
検出素子回路3との間に、検出素子回路3に直列に接続
したことにより、モータのリード線を増やすことがな
く、温度保護装置4の遮断を電気回路的に検出素子回路
3の出力の一部として利用して行うことができ、巻線の
温度上昇を検出したときに温度保護装置4は、検出素子
回路3を遮断するだけでよい。すなわち、従来のよう
に、数アンペア以上の電流容量となっている巻線2自体
の回路を直接遮断する必要はない。
【0039】従って、温度保護装置4としては、検出素
子回路3の電流容量に見合った高々数ミリアンペア程度
の小容量小型のものを用いれば足りる。この結果、温度
保護装置4によって回路を遮断すべき所定温度を種々設
定することに対してそれぞれの所定温度に適したものを
選択することができ、従来のものと同じものを用いるこ
とができるとともに、さらに、後述するように、従来の
ものとは動作原理等の種類の異なる電流容量の小さいも
のを用いることができる。この結果、小型小容量の温度
保護装置4を採用できるので、安価な部品を用いること
ができ、大幅なコストダウンができる。
【0040】さらに、温度保護装置4を小容量小型にで
きるので、検出素子3a〜3cを配設している基板36
と同一基板上で、且つ、対応する所定の巻線の近傍の位
置に温度保護装置4を設けることもできる。その結果、
構造的には省スペースが可能となるとともに、リード線
を増やさずに容易に配線を引回して基板36へ取付ける
ことができるようになった。
【0041】また、2個の温度保護装置4a及び4bを
回路上では直列に接続しているので、1箇所の巻線2で
温度上昇が検出されたとき、ただちにモータへの通電を
遮断でき、異常過熱によって生じる二次的な被害を最小
限に止めることができる。
【0042】またさらに、温度保護装置4が小容量でよ
いので、温度保護装置4の種類を選択する自由度が大き
くなり、サーミスタやポジスタのように温度による抵抗
変化を利用する半導体感温素子を用いた温度保護装置等
を採用することもできる。
【0043】尚、本実施の形態において、図1の(b)
に示すように、2個の直列の温度保護装置4a及び4b
を電源8の負端子M側のライン6上に接続してもよく、
正端子P側のライン5上に接続した場合と同じ効果を得
る。
【0044】実施の形態2 実施の形態1においては、2個の直列の温度保護装置4
a及び4bを、検出素子回路3の電源8の正端子側又は
負端子側で検出素子回路3に直列に接続したが、図3の
(a)及び(b)に示すように、2個の直列の温度保護
装置4a及び4bの代わりに、2個の並列の温度保護装
置4c及び4dを、検出素子回路3の電源8の正端子P
側又は負端子M側で検出素子回路3に直列に接続しても
よい。この他の点は実施の形態1と同様である。この場
合も温度保護装置4が温度上昇を検出して検出素子回路
3を遮断するとき、検出素子回路3の各出力を全て「H
I」としてコントロール回路35が検出することによ
り、駆動回路であるインバータ回路38はモータへの通
電を遮断する。
【0045】このとき、2個の温度保護装置4c及び4
dを、電気的回路上で並列に接続しているので、どちら
か1個(例えば、4c)の温度保護装置が巻線の温度上
昇を検出しても、他の1個(4d)の温度保護装置が活
線状態である間は、この他の1個(4d)の温度保護装
置が別経路の巻線の温度上昇を検出するまでモータへの
通電は継続される。従って、初めの1個(4c)の温度
上昇検出からモータへの通電停止まで時間差を生じるよ
うにモータを構成することができる。
【0046】実施の形態3 実施の形態1及び2では、温度保護装置4を2個直列
(又は並列)にして検出素子回路3の電源8の正端子P
側又は負端子M側で検出素子回路3に直列に接続した
が、本実施の形態においては、図1の(c)に示すよう
に、温度保護装置4eを、検出素子回路3の電源8の正
端子P側(抵抗7の電源8の正端子P側の接続点Pa、
Pb及びPcと、検出素子回路3との間)で直列に接続
し、温度保護装置4fを電源8の負端子M側で検出素子
回路3に直列に接続したものである。
【0047】この場合も、温度保護装置4が温度上昇を
検出して検出素子回路3を遮断するとき、検出素子回路
3の各出力を全て「HI」としてコントロール回路35
が検出することにより、駆動回路であるインバータ回路
38はモータへの通電を遮断する。この他の点は実施の
形態1と同様である。
【0048】実施の形態4 実施の形態1〜3においては、検出素子回路3の各出力
ライン9と電源8の正端子P側ライン5との間に抵抗7
(7a、7b及び7c)を介して並列接続していたが、
抵抗7a、7b及び7cの代わりに、検出素子回路3の
各出力ライン9と電源8の負端子M側ライン6との間に
抵抗7d、7e及び7fを介して接続してもよい。図2
は、本発明の一実施の形態に係わるモータにおいて2個
の直列の温度保護装置4を電源8の正端子Pと、検出素
子回路3との間で、検出素子回路3に直列に接続した構
成を示す回路図である。
【0049】このように接続することにより、温度保護
装置4が巻線の異常加熱による温度上昇を検出して遮断
されたとき、電源8にプルダウンされた抵抗7(7d、
7e及び7f)を介して、検出素子回路3の各出力が全
て同一の「LO」となり、この信号をコントロール回路
35が受けたときにコントロール回路35はモータへの
通電を遮断する。
【0050】また、本実施の形態においては、2個の直
列の温度保護装置4を電源8の正端子P側に接続した
が、負端子M側(抵抗7の、電源8の負端子M側の接続
点Ma、Mb及びMcと、検出素子回路3との間)に接
続することもできる。さらに、2個の直列の温度保護装
置の代わりに、2個の並列の温度保護装置4を電源8の
正端子P側又は負端子M側に接続してもよい。
【0051】実施の形態5 実施の形態1〜4においては、DCブラシレスモータに
本発明の温度保護装置を適用したが、検出素子回路3に
よって回転子11の回転位置を検出して3相の巻線2に
通電する駆動方式のモータであれば、本発明を適用でき
る。また、実施の形態1〜4においては、2個の温度保
護装置を用いているが、2個に限定されるものではな
く、3個以上の温度保護装置を用いてもよい。
【0052】尚、1個の温度保護装置のみを用いた場合
は、この1個の温度保護装置に対応する1箇所の巻線以
外の電流経路による温度上昇を全く検出できない。
【0053】
【発明の効果】以上説明したように、本発明に係わるモ
ータは、前記検出素子の各出力ラインと前記電源の端子
の一方とがそれぞれ抵抗を介して並列接続されており、
2個の温度保護装置が前記検出素子回路に直列に接続さ
れ、且つ、各前記温度保護装置が前記3相のうち2相の
前記巻線のそれぞれの近傍に1つずつ配設されてなり、
前記巻線が所定温度を超えて温度上昇したとき前記温度
保護装置が遮断されて前記検出素子の各出力が同一とな
ることが前記コントロール回路により検出されて前記巻
線への通電が遮断される構成によって、温度保護装置に
よって巻線自体の電流を遮断することがないので、温度
保護装置を小型小容量のもので構成でき、且つ、モータ
のリード線を増やすことがない。従って、この結果、小
型小容量の温度保護装置を採用できるので、安価な部品
を用いることができ、大幅なコストダウンができる効果
を奏する。
【0054】本発明に係わるモータにおいては、前記抵
抗を前記電源の正端子と、前記検出素子回路の各出力ラ
インとの間に接続することができるので、温度保護装置
が遮断されたとき、検出素子回路の各出力を全て「H
I」とすることができる。従って、モータのリード線を
増やすことがなく簡単な配線変更により過負荷等による
巻線の異常加熱を防止できるモータを得る効果を奏す
る。
【0055】本発明に係わるモータにおいては、前記抵
抗を前記電源の負端子と、前記検出素子回路の各出力ラ
インとの間に接続することができるので、温度保護装置
が遮断されたとき、検出素子回路の各出力を全て「LO
W」とすることができる。従って、モータのリード線を
増やすことがなく簡単な配線変更により過負荷等による
巻線の異常加熱を防止できるモータを得る効果を奏す
る。
【0056】本発明に係わるモータにおいては、前記2
個の温度保護装置を、前記抵抗の、前記電源の正端子側
と、前記検出素子回路との間で、若しくは前記電源の負
端子と前記検出素子回路との間で前記検出素子回路に直
列に接続することができる。又は、前記2個の温度保護
装置を、前記電源の正端子と前記検出素子回路との間
で、若しくは、前記抵抗の、前記電源の負端子側と、前
記検出素子回路との間で前記検出素子回路に直列に接続
することができる。従って、2個の温度保護装置を、検
出素子回路の前段又は後段に、直列又は並列にして巻線
の温度上昇を検出しやすいように、巻線の近傍に配設す
ることができ、容易に温度保護装置を組立てることがで
きる。
【0057】本発明に係わるモータにおいては、前記2
個の温度保護装置を直列に接続することができるので、
1箇所の巻線で温度上昇が検出されたとき、ただちにモ
ータへの通電を遮断でき、異常過熱によって生じる二次
的な被害を最小限に止めることができる。又は、前記2
個の温度保護装置を並列に接続することができるので、
1箇所の巻線で温度上昇が検出されたときから2箇所め
の巻線で温度上昇が検出されるまでの間、時間差を生じ
るように設定できる。従って、モータの電流容量に見合
った過熱防止ができる。
【0058】本発明に係わるモータにおいては、前記抵
抗を前記各出力ラインと前記電源の正端子との間に接続
し、第1の温度保護装置を前記検出素子回路と、前記抵
抗の、前記電源の正端子側との間(且つ第1の巻線の近
傍)に配設し、第2の温度保護装置を前記検出素子回路
と前記電源の負端子との間(且つ第2の巻線の近傍)に
配設することができる。又は、前記抵抗を前記各出力ラ
インと前記電源の負端子との間に接続し、第1の温度保
護装置を前記検出素子回路と、前記電源の正端子との間
(且つ第1の巻線の近傍)に配設し、第2の温度保護装
置を前記検出素子回路と、前記抵抗の、前記電源の負端
子側との間(且つ第2の巻線の近傍)に配設することが
できる。従って、2個の温度保護装置を、検出素子回路
の前段又は後段に、直列又は並列にして巻線の温度上昇
を検出しやすいように、巻線の近傍に配設することがで
き、容易に温度保護装置を組立てることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態に係わる2個の温度保護
装置を、(a)は検出素子回路の電源の正端子側に直列
に、(b)は検出素子回路の電源の負端子側に直列に、
(c)は検出素子回路の電源の正端子側及び負端子側に
接続し、抵抗を、検出素子回路の電源の正端子側に接続
する例を示す回路図。
【図2】本発明の一実施の形態に係わる2個の直列の温
度保護装置を検出素子回路の電源の正端子側に、抵抗を
検出素子回路の電源の負端子側に接続する例を示す回路
図。
【図3】本発明の一実施の形態に係わる2個の並列の温
度保護装置を、(a)は検出素子回路の電源の正端子側
に、(b)は検出素子回路の電源の負端子側に接続し、
抵抗を、検出素子回路の電源の正端子側に接続する例を
示す回路図。
【図4】本発明の一実施の形態に係わる2個の並列の温
度保護装置を検出素子回路の電源の正端子側に、抵抗を
検出素子回路の電源の負端子側に接続する例を示す回路
図。
【図5】従来のDCブラシレスモータの断面説明図。
【図6】従来のDCブラシレスモータの平面説明図。
【図7】従来のDCブラシレスモータの温度保護装置及
び巻線の構成を示す回路図。
【図8】従来のDCブラシレスモータの温度保護装置及
び駆動回路等の構成を示す回路図。
【符号の説明】
2…巻線、3…検出素子回路、4…温度保護装置、7…
抵抗、8…電源

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 回転子(11)と、3相の巻線(2)を有す
    る固定子(21)と、前記回転子(11)の磁極(12)を検
    出する回転検出機構とが備えられてなり、検出された磁
    極を示す信号の組合せの各場合に対応した通電条件で各
    前記巻線(2)に通電される駆動方式のモータにおいて、
    前記回転検出機構が、前記3相の巻線(2)に対応する3
    個の並列の検出素子からなる検出素子回路(3)と、その
    電源(8)と、前記信号の組合せの各場合に対して前記通
    電条件を対応づけるためのコントロール回路(35)とを
    含んでおり、前記検出素子の各出力ライン(9)と前記電
    源(8)の端子の一方とがそれぞれ抵抗(7)を介して並列
    接続されており、2個の温度保護装置(4)が前記検出素
    子回路(3)に直列に接続され、且つ、各前記温度保護装
    置(4)が前記3相のうち2相の前記巻線のそれぞれの近
    傍に1つずつ配設されてなり、前記巻線(2)が所定温度
    を超えて温度上昇したとき前記温度保護装置(4)が遮断
    されて前記検出素子の各出力が同一となることが前記コ
    ントロール回路(35)により検出されて前記巻線(2)へ
    の通電が遮断されることを特徴とするモータ。
  2. 【請求項2】 前記抵抗(7)が前記電源(8)の正端子
    (P)と前記各出力ライン(9)との間に接続されてなる請
    求項1記載のモータ。
  3. 【請求項3】 前記抵抗(7)が前記電源(8)の負端子
    (M)と前記各出力ライン(9)との間に接続されてなる請
    求項1記載のモータ。
  4. 【請求項4】 前記2個の温度保護装置(4)が前記抵抗
    (7)の、前記電源(8)の正端子(P)側と、前記検出素子
    回路(3)との間で前記検出素子回路(3)に直列に接続さ
    れてなる請求項2記載のモータ。
  5. 【請求項5】 前記2個の温度保護装置(4)が前記電源
    (8)の負端子(M)と、前記検出素子回路(3)との間で前
    記検出素子回路(3)に直列に接続されてなる請求項2記
    載のモータ。
  6. 【請求項6】 前記2個の温度保護装置(4)が前記電源
    (8)の正端子(P)と、前記検出素子回路(3)との間で前
    記検出素子回路(3)に直列に接続されてなる請求項3記
    載のモータ。
  7. 【請求項7】 前記2個の温度保護装置(4)が前記抵抗
    (7)の、前記電源(8)の負端子(M)側と、前記検出素子
    回路(3)との間で前記検出素子回路(3)に直列に接続さ
    れてなる請求項3記載のモータ。
  8. 【請求項8】 前記2個の温度保護装置(4)が直列に接
    続されてなる請求項4、5、6又は7記載のモータ。
  9. 【請求項9】 前記2個の温度保護装置(4)が並列に接
    続されてなる請求項4、5、6又は7記載のモータ。
  10. 【請求項10】 前記抵抗(7)が前記各出力ライン(9)
    と前記電源(8)の正端子(P)との間に接続され、第1の
    前記温度保護装置(4e)が前記検出素子回路(3)と、前
    記抵抗(7)の、前記電源(8)の正端子(P)側との間に接
    続され且つ前記3相の巻線のうち第1の巻線の近傍に配
    設され、第2の前記温度保護装置(4f)が前記検出素子
    回路(3)と、前記電源(8)の負端子(M)との間に接続さ
    れ且つ前記3相の巻線のうち第2の巻線の近傍に配設さ
    れてなる請求項1記載のモータ。
  11. 【請求項11】 前記抵抗(7)が前記各出力ライン(9)
    と前記電源(8)の負端子(M)との間に接続され、第1の
    前記温度保護装置(4e)が前記検出素子回路(3)と、前
    記電源(8)の正端子(P)との間に接続され且つ前記3相
    の巻線のうち第1の巻線の近傍に配設され、第2の前記
    温度保護装置(4f)が前記検出素子回路(3)と、前記抵
    抗(7)の、前記電源(8)の負端子(M)側との間に接続さ
    れ且つ前記3相の巻線の第2の巻線の近傍に配設されて
    なる請求項1記載のモータ。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003322182A (ja) * 2002-02-28 2003-11-14 Tokico Ltd 電動ディスクブレーキ装置
WO2016125426A1 (ja) * 2015-02-04 2016-08-11 パナソニックIpマネジメント株式会社 ブラシレスモータおよび電気機器
WO2016206857A1 (de) * 2015-06-23 2016-12-29 Robert Bosch Gmbh Elektromotorvorrichtung

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