JPH0537628Y2 - - Google Patents

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JPH0537628Y2
JPH0537628Y2 JP17310585U JP17310585U JPH0537628Y2 JP H0537628 Y2 JPH0537628 Y2 JP H0537628Y2 JP 17310585 U JP17310585 U JP 17310585U JP 17310585 U JP17310585 U JP 17310585U JP H0537628 Y2 JPH0537628 Y2 JP H0537628Y2
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この考案は、3相電源用の回転圧縮機の保護回
路の改良に関する。
〔従来の技術〕 従来の3相電源用の回転圧縮機の保護回路は、
たとえば実開昭55−62888号公報に示されたよう
な回路であつた。
3相電源用の回転圧縮機に必要な保護特性とし
て、拘束保護、欠相保護、過負荷保護および逆転
防止保護がある。
従来の保護回路について第4図を参照して説明
する。この第4図において、3相電源6のR,
S,T相はそれぞれ端子台5のR,S,T相に接
続されている。端子台5のR相は、電磁接触器
2、配線7を介して、圧縮機電動機1のR相に接
続されている。
同様にして、端子台5のS相、T相は、それぞ
れ、圧縮機電動機1のS相、T相に接続されてい
る。また、圧縮機電動機1のS相と端子台5のS
相間には、所定電流値以上の通電により接点を開
放するモータプロテクタ26が接続されている。
一方、9は相回転検出回路を示し、端子Aは電
磁接触器2の付勢コイル2aを介して端子台5の
R相に接続され、端子Bはモータプロテクタ26
と電磁接触器2の間のS相に接続されている。ま
た、端子Cは端子台5のT相に接続されている。
この相回転検出回路9内の詳細な構成は第5図
に示されており、この第5図により詳述すると、
第5図におけるA,B,Cはそれぞれ第4図の端
子A〜Cに相当するものである。
端子Aはダイオード20のアノードと定電圧ダ
イオード22のカソードに接続されている。
また、端子Bは抵抗10を通して定電圧ダイオ
ード21のカソードに接続され、端子Cはライン
lに接続されている。
このラインlと上記定電圧ダイオード22のア
ノード間にはサイリスタ23が接続されている。
サイリスタ23のカソード(ラインl)とゲート
間には、ダイオード19と抵抗12との並列回路
が接続されている。このゲートにはコンデンサ1
6と抵抗11との直列回路を通して上記定電圧ダ
イオード21のカソードが接続されている。
上記サイリスタ23に逆並列にサイリスタ24
が接続されている。サイリスタ24のゲートに
は、ダイオード20のカソードがコンデンサ18
と抵抗14との直列回路を介して接続されてお
り、このコンデンサ18と抵抗14との接続点は
サイリスタ24のカソードに接続されている。
さらに、ダイオード20のカソードは抵抗15
を経てサイリスタ24のゲートに接続されてい
る。サイリスタ24のカソードとラインlとの間
には、抵抗13とコンデンサ17との直列回路が
接続されている。
以上のように構成された保護回路の動作につい
て説明する。まず、第5図に相回転検出回路9の
特性から述べると、端子A,B,Cに3相電源6
の位相がこの端子A−B−Cの順に回転する正相
ならば、抵抗10と定電圧ダイオード21により
矩形波を作り、抵抗11,12、コンデンサ16
の微分回路で点弧パルスを発生する。電源6のS
−T相間(相回転検出回路9のB−C間)の位相
に対し、電源6のT−R相間(相回転検出回路9
のC−A間)の位相が遅れているのでサイリスタ
23はオンし、電磁接触器2の付勢コイル2aに
直流半波が印加される。サイリスタ24はサイリ
スタ23と逆並列に接続されているので従属点弧
する。それ以外の相順番で位相の回転する逆相の
場合は、サイリスタ23,24はオンせず、電磁
接触器2の付勢コイル2aは励磁されない。
また、端子A−B−Cに印加される3相電源6
の相回転が正相であつたとしても、端子Bあるい
は端子Cへの印加電圧が欠相した場合にも、サイ
リスタ23,24はオンせず、電磁接触器2の付
勢コイル2aは励磁されない。
さらに、端子Aに印加する相が欠相した場合に
は、電磁接触器2の付勢コイル2a自身に電圧が
印加されないために、やはり付勢コイル2aは励
磁されない。
このように、サイリスタを用いた相回転検出回
路9は、それ自体で逆相および欠相の保護特性を
もつているものである。
次に、上述のような保護特性を有する相回転検
出回路9を具備した、圧縮機電動機の保護回路の
動作について第4図に基づき説明する。まず、端
子台5のR,S,T相に印加される電圧の位相が
逆相の場合には、相回転検出回路9の機能によ
り、電磁接触器2は励磁されず、圧縮機電動機1
は保護される。
また、起動時に欠相のある場合には、いずれの
相が欠相となつても、相回転検出回路9の機能に
より、電磁接触器2は励磁されず、圧縮機電動機
1は保護される。
圧縮機電動機1の拘束の場合には、回転中のモ
ータプロテクタ26内のバイメタルが拘束電流に
よる発熱のため反転動作して回路遮断し、相回転
検出回路9にとつては欠相状態となり、電磁接触
器2はオンせず、圧縮機電動機1が保護される。
圧縮機電動機1の運転中の欠相に対しては、電磁
接触器2がオン状態であるので、圧縮機電動機1
の誘導電圧(回り込み電圧)により相回転検出回
路9の各端子A,B,Cに電圧が印加され、相回
転検出回路9は欠相を検知することができず、圧
縮機電動機1は2相状態で運転を続け、一定負荷
以上に達した時トルク不足となりストールする。
これにより、圧縮機電動機1の誘導電圧が発生し
なくなり回り込み電圧がなくなるので、相回転検
出回路9が欠相を検出して電磁接触器2はオフさ
れる。
圧縮機電動機1が過負荷の場合、過電流により
回路中のモータプロテクタ8が動作しても、運転
中の欠相と同様に、圧縮機電動機1は2相状態で
運転を続け、一定負荷以上に達した時トルク不足
となりストールし、相回転検出回路9にとつては
欠相状態となるので電磁接触器2はオフされる。
〔考案が解決しようとする問題点〕
従来の3相電源用の回転圧縮機の保護回路は、
以上のように構成されていたので、圧縮機電動機
1が過負荷になつた場合、モータプロテクタ26
が動作しても上述のように圧縮機電動機1が欠相
状態にて運転(回転)し続けることがある。
これは、相回転検出回路9のB端子へ圧縮機電
動機1からの回り込み電圧によるもので、圧縮機
電動機1がストールするまで、相回転検出回路9
は機能せず、電磁接触器2はオン状態のままとな
る。
したがつて、圧縮機電動機1は過負荷になり、
保護装置が動作したにもかかわらず、2相状態に
て運転してしまうため、保護ができず、圧縮機電
動機1にダメージを与えてしまう。
また、相回転検出回路9のサイリスタ23,2
4が導通状態で故障した場合、3相電源6の逆相
及び欠相を検知することができなくなり、電磁接
触器2の付勢コイル2aは励磁されたままとな
り、圧縮機電動機1の拘束や過負荷でモータプロ
テクタ26が動作した場合にもモータプロテクタ
26の接続されていない、R相およびT相は、連
続通電され、焼損に至る場合があつた。
この考案は、かかる問題点を解決するためにな
されたもので、圧縮機の過負荷時および拘束時に
は相回転検出回路の故障の有無にかかわらず、圧
縮機電動機の一定電流以上を検知して動作するモ
ータプロテクタに連動して精度の高い保護機能を
有する回転圧縮機の保護回路を得ることを目的と
する。
〔問題点を解決するための手段〕
この考案に係る回転圧縮機の保護回路は、相回
転検出回路のいずれかの相を、モータプロテクタ
と連動し電磁接触器2が動作するようにしたもの
である。
〔作用〕
この考案においては、モータプロテクタ3の動
作により相回転検出回路9を切り離すよう動作す
るため、圧縮機電動機1の過負荷時および拘束時
には、モータプロテクタによる保護を確実に行な
う。
〔考案の実施例〕
以下、この考案の回転圧縮機の保護回路の実施
例について図面に基づき詳細に説明する。
第1図はその一実施例の回路図である。この第
1図において、第4図および第5図と同一部分に
は同一符号を付して説明する。この第1図におい
て、3は2端子3a,3bと中性点8を有したモ
ータプロテクタで、常時は2端子3a,3bはバ
イメタルに導通する中性点8を介して接続されて
いるが、所定値以上の電流が流れると自己加熱さ
れて、バイメタルが反転し中性点8と2端子3
a,3bとの間が開かれることにより通電が阻止
される。そして、3相電源6のR,S,T相はそ
れぞれ端子台5のR,S,T相に接続されてい
る。端子台5のR相は、モータプロテクタ3、電
磁接触器2、配線7を介して、圧縮機電動機1の
R相に接続されている。
同様にして、端子台5のS相、T相は、それぞ
れ、圧縮機電動機1のS相、T相に接続されてい
る。
一方、9は相回転検出回路を示し、その端子A
は電磁接触器2の付勢コイル2aを介して、モー
タプロテクタ3の中性点8に接続され、相回転検
出回路9の端子Bは、端子台5のS相に接続さ
れ、端子Cは端子台5のT相に接続されている。
この実施例の動作は端子台5のR,S,T相に
印加される電圧の位相が、逆相の場合には相回転
検出回路9の機能により、電磁接触器2は励磁さ
れず、圧縮機電動機1は保護される。
また、起動時に欠相のある場合には、いずれの
相が欠相となつても、相回転検出回路9の機能に
より、電磁接触器2は励磁されず、圧縮機電動機
1は保護される。
圧縮機電動機1が拘束もしくは過負荷の場合に
は、回路中のモータプロテクタ3に所定電流以上
が流れて発熱してそれのバイメタルが反転して端
子3aと3b間を開放し、それの中性点8もバイ
メタルと導通しているので、同じく電源に対して
開放状態となり、電磁接触器2の付勢コイル2a
へは、モータプロテクタ3の動作と同時に電圧が
印加されなくなり、電磁接触器2はオフし、圧縮
機電動機1が保護される。
第2図はこの考案の第2の実施例の回路であ
る。この実施例では、第1図の実施例の構成に、
新たに圧縮機の容器や吐出管に取付けられ、それ
の温度を検知し、一定温度以上の時に動作するサ
ーマルプロテクタ4を設け、これと電磁接触器2
の付勢コイル2aとの直列回路をモータプロテク
タ3の中性点8と相回転検出回路9の端子A間に
挿入したものである。この実施例ではモータプロ
テクタ3もしくはサーマルプロテクタ4が動作す
ると、相回転検出回路9にとつては欠相状態とな
り、電磁接触器2の付勢コイル2aは消勢されて
オフとなり、圧縮機電動機1は保護される。
また、第3図は、この考案の第3の実施例の回
路図である。この第3図の場合には、第1図の実
施例の構成に新たに、サーマルプロテクタ4を端
子台5のT相と相回転検出回路9の端子C間に挿
入したものである。この第3の実施例では、モー
タプロテクタ3もしくはサーマルプロテクタ4が
動作すると、相回転検出回路9にとつては、欠相
状態となり、電磁接触器2はオフし同様に、圧縮
機電動機1が保護される相回転検出回路9はそれ
の端子A,B,Cの何れの端子間の欠相に対して
も保護動作が行なわれるので、モータプロテクタ
3を第1図に示すR相のみならず、S相、T相の
何れに配しても、また、それの中性点8を相回転
検出回路9の端子Aのみならず、B,Cの何れか
に接続するようにしても同様の動作が行なわれ
る。また、サーマルプロテクタ4についても第2
図に示すR相、第3図に示すT相のほかS相に配
しても同様の動作が行なわれる。
〔考案の効果〕
この考案は以上説明したとおり、相回転検出回
路9のいずれかの相を、モータプロテクタの中性
点に接続するように構成したので、従来の部品構
成を変えることなく、圧縮機電動機の過負荷時お
よび、拘束時には、相回転検出回路の故障の有無
にかかわらず、モータプロテクタに連動して電源
回路をオフすることができ、精度の高い保護機能
が得られる効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は、この考案の回転圧縮機の保護回路の
一実施例を示す回路図、第2図および第3図はそ
れぞれこの考案の回転圧縮機の保護回路の他の実
施例を示す回路図、第4図は従来の回転圧縮機の
保護回路を示す回路図、第5図は、第4図の回転
圧縮機の保護回路における相回転検出回路の詳細
な構成を示す回路図である。 1……圧縮機電動機、2……電磁接触器、2a
……付勢コイル、3……モータプロテクタ、3
a,3b……2接点、4……サーマルプロテク
タ、5……端子台、8……中性点、9……相回転
検出回路、なお図中、同一符号は同一、または相
当部分を示す。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 (1) 3相電源6、圧縮機電動機1、上記3相電源
    6から上記圧縮機電動機1への通電制御を行な
    う電磁接触器2、2端子3a,3bと中性点8
    を備え、この2端子3a,3bが上記3相電源
    6と上記電磁接触器2の間のいずれかの1相に
    上記中性点8を介して接続され、この相への所
    定電流以上の通電により作動して、上記2端子
    3a,3b間およびこれら2端子と上記中性点
    8間を開くことにより上記いずれかの1相を開
    放するモータプロテクタ3、および上記3相電
    源6の上記モータプロテクタ3が接続されない
    2相と、上記モータプロテクタ3の中性点8と
    にそれぞれ接続され、かつ上記3相電源6の電
    圧の位相が所定の相回転による正相時にのみ点
    弧して上記電磁接触器2の付勢コイル2aを励
    磁するサイリスタを有する相回転検出回路9を
    備えてなる回転圧縮機の保護回路。 (2) 相回転検出回路9と3相電源のいずれかの相
    との間に上記圧縮機電動機1の過熱状態に応じ
    て開放するサーマルプロテクタ4を接続したこ
    とを特徴とする実用新案登録請求の範囲第1項
    記載の回転圧縮機の保護回路。 (3) 相回転検出回路9のいずれかの相とモータプ
    ロテクタ3の中性点8との間に上記圧縮機電動
    機1の過熱状態に応じて開放するサーマルプロ
    テクタ4を挿入したことを特徴とする実用新案
    登録請求の範囲第1項記載の回転圧縮機の保護
    回路。
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JPS6281427U JPS6281427U (ja) 1987-05-25
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