JPH05336237A - メールサービスシステム - Google Patents

メールサービスシステム

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JPH05336237A
JPH05336237A JP13889892A JP13889892A JPH05336237A JP H05336237 A JPH05336237 A JP H05336237A JP 13889892 A JP13889892 A JP 13889892A JP 13889892 A JP13889892 A JP 13889892A JP H05336237 A JPH05336237 A JP H05336237A
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call
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Withdrawn
Application number
JP13889892A
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English (en)
Inventor
Shigehiko Yazawa
重彦 矢澤
Naoto Matsudaira
直人 松平
Takao Yamamura
高男 山村
Katsuto Sawada
克仁 澤田
Hiromi Goi
博己 後夷
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujitsu Ltd
Fujitsu Communication Systems Ltd
Original Assignee
Fujitsu Ltd
Fujitsu Communication Systems Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】メールサービスシステムにおいて、発呼者がメ
ッセージを登録せずに回線を切断した場合、当該システ
ムはこの呼を登録し、不在登録者に当該呼の着信を通知
可能としてメールサービスの信頼性の向上及び情報伝達
の効率の向上を図ることを技術的目的とする。 【構成】交換機1に、加入者不在の電話機(3)を登録
する不在登録テーブル(1a)と、着呼時に当該呼の着
呼者及び発呼者(4)を解析する解析手段(1b)と、
不在登録された電話機(3)に対する着呼を前記メール
蓄積装置(2)に転送する転送手段(1c)とを備える
と共に、メール蓄積装置(2)には、不在登録された電
話機(3)に対する音声メールおよびまたは発呼者情報
を記憶する記憶手段(2)と、前記記憶手段(2)に記
憶すべき情報を選別する制御手段(2b)とを備えるよ
うにした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、交換機及び伝言を蓄積
するメール蓄積装置により加入者不在の電話機に対する
着呼を代理応答し、発呼者からの音声メールを蓄積する
メールサービスシステムにおいて、特に発呼者が音声メ
ールを送信せずに切断した場合も当該発呼者にかかる情
報を蓄積し、これを加入者に通知できるシステムに関す
る。
【0002】
【従来の技術】最近では、ディジタル通信技術の進歩に
ともない、ISDN(INTEGRATED SERVICES DIGITAL NE
TWARK) を利用した様々な通信サービスが普及してきて
いる。
【0003】特に、情報化社会の発達に伴い、通信技術
なかでも情報伝達の信頼性の向上が非常に重要な課題と
なってきている。これは、一般の会社内においても言え
ることで、会社内部における情報伝達の信頼性及び企業
内部間、内部と外部との間の情報伝達の信頼性を向上さ
せることが重要な課題となっている。ここで、不在者に
対する正確な情報伝達も考えなくてはならない、即ち今
日の情報化社会の発達する中で情報伝達の遅延、誤情報
の伝達、及び未伝達は、非常に大きな問題である。
【0004】上記の問題に対し、従来では、複数の電話
機を構内交換機(PBX)に接続してなる構内交換網に
おいて、当該構内交換機に、メール蓄積装置を接続し、
これらの連携動作により、着呼者の不在時に代理応答し
て発呼者からの伝言を蓄積し、着呼者が帰席時にメッセ
ージ再生要求を行うことにより、不在時の伝言を着呼者
に通知することを可能としていた。
【0005】前述の構内交換機(PBX)には自身に接
続される電話機毎にその加入者が不在か、または在席か
を登録するための不在登録テーブルを備えるようにし、
メール蓄積装置は不在登録された電話機に対する発呼者
からのメッセージを蓄積する機能を備えている。
【0006】構内交換機は、自身に接続される電話機に
対する呼を認識すると、この呼の発呼者番号、宛先番号
(着呼者番号)を認識した上、不在登録テーブルを参照
し当該着呼者番号に対応する加入者が不在か在席かを判
別する。そして、不在登録がなされていた場合は、当該
呼をメール蓄積装置に転送する。
【0007】不在者に対する呼を受信したメール蓄積装
置では、この呼に代理応答し、「・・・・は、ただいま
外出しております。御用のある方は発信音の後にメッセ
ージをどうぞ。」等の音声メールを送信する。そして、
当該発呼者がこの音声メールに応答してメッセージが送
信した場合には、不在登録者毎にメッセージを蓄積す
る。
【0008】不在登録者は、帰席した際に不在登録を解
除し、さらに蓄積メッセージの再生要求を交換機に対し
て行う。これに応じて交換機は、不在登録テーブルから
この加入者を削除し、メール蓄積装置にメッセージ再生
要求を行う。
【0009】メール蓄積装置では、当該加入者に対する
メッセージが蓄積されているか否かを判別した後、蓄積
されていれば加入者にメッセージを通知する。これによ
り、加入者は不在時に着信された呼を認識できると共
に、発呼者の用件を認識することができる。すなわち、
不在者に対する情報伝達の信頼性の向上及び高速化を図
ることが可能となり、便利である。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】しかし、前記したシス
テムでは、不在登録者へ発呼した加入者が、メッセージ
を登録せずに回線を切断(オンフック)した場合、当該
呼の着信は登録されず、着呼者は当該呼の着信を認識す
ることが不可能であった。
【0011】すなわち、発呼者がメッセージを登録する
のが面倒な場合、または極秘情報を伝達したい場合等に
メッセージを登録せず、回線を切断してしまうと、着呼
者は、メッセージ再生を行っても前記した呼の着信を認
識することができない。このため、情報伝達の信頼性及
び効率を上させる上で障害となっている。
【0012】そこで、本発明は、前記問題点に鑑みてな
されたものであり、メールサービスシステムにおいて、
発呼者がメッセージを登録せずに回線を切断した場合、
当該システムはこの呼を登録し、不在登録者に当該呼の
着信を通知可能としてメールサービスの信頼性の向上及
び情報伝達の効率の向上を図ることを技術的課題とす
る。
【0013】
【課題を解決するための手段】本発明は、前記課題を解
決するために以下の様にした。これを図1の原理図に基
いて説明する。
【0014】本発明にかかるメールサービスシステム
は、交換機1及び伝言を蓄積するメール蓄積装置2から
構成される。そして、前記交換機1には、不在登録テー
ブル1a、解析手段1b、転送手段1cを備えるように
した。
【0015】前記した不在登録テーブル1aは、当該交
換機1に接続される電話機3のうち、その加入者が離席
時に不在登録を行った電話機3を登録するためのもので
ある。ここで、例えば、不在登録テーブル1aには、各
電話機3を特定する電話番号、または各電話機毎に予め
付与されるIDを登録する。
【0016】前記解析手段1bは、当該交換機1に接続
される電話機3に対する呼を認識して、その呼の発呼者
情報及び着呼者情報を解析するものである。ここで、前
記した発呼者情報は、例えば、当該交換機1が構内交換
機(PBX)の場合、この内線番号又はISDN交換網
から得られる発呼者の電話番号、発呼者名等である。
【0017】前記転送手段1cは、呼着信時にその着呼
先の電話機が不在登録されている場合に、当該呼をメー
ル蓄積装置2に転送するものである。一方、メール蓄積
装置2は、記憶手段2a及び制御手段2bを備えるよう
にした。
【0018】前記記憶手段2aは、不在登録された電話
機3に対する音声メールおよびまたは発呼者情報を記憶
するものである。また、前記制御手段2bは、前記記憶
手段2aを制御し、音声メールを記憶すべきか、発呼者
情報を記憶すべきかを判別する。
【0019】ここで、前記記憶手段2aは、例えば、当
該交換機1に接続される電話機3毎に記憶領域を割り当
てるようにし、制御手段2bが格納すべき記憶領域を着
呼者情報に基いて判別し、記憶させるようにしてもよ
い。
【0020】また、前記メール蓄積装置2に、時刻を出
力するタイマ2cを設けるようにしもよい。このとき、
発呼者情報または発呼者からの音声メールと共に記憶手
段2aに記憶させる。
【0021】さらに、前記電話機3に情報を画像表示す
るディスプレイ部3aを設けるようにしてもよい。
【0022】
【作用】本発明にかかるメールサービスシステムでは、
発呼者4が当該交換機1に接続される電話機3に発呼を
行った場合、交換機1では、解析部1bが該呼の着呼者
の電話番号、及び発呼者情報を解析させる。そして、前
記解析手段1bにより解析された着呼者番号に基いて不
在登録テーブル1aを参照し、当該着呼者が不在である
か、在席であるかを判別する。
【0023】ここで、当該着呼者が在席中の場合は、交
換機1は着呼者と当該呼を接続すべく回線の設定を行
う。一方、当該着呼者が不在の場合は、交換機1は、当
該呼、及び前記解析手段1bにより解析された発呼者情
報をメール蓄積装置2へ転送する。
【0024】当該呼及び発呼者情報を受け取ったメール
蓄積装置2では、発呼者4に対して当該着呼者の不在を
知らせる音声メッセージを再生する。ここで、前記音声
メッセージに対して発呼者4が音声メールを送信してき
た場合、制御手段2bは、当該音声メールを記憶手段2
aに格納する。このとき、制御手段2bは、記憶手段2
aの当該着呼者に対応する記憶領域に当該音声メールを
記憶させる。
【0025】一方、前記音声メッセージに対して発呼者
4が音声メールを送信せず回線の切断を行った場合は、
制御手段2bは、当該着呼者に対応する記憶領域に前記
発呼者情報を記憶させる。
【0026】また、当該メール蓄積装置2にタイマ2c
を設けた場合は、前記制御手段2bは、前記記憶手段2
aに音声メールまたは発呼者情報と共に当該呼の着信時
刻を記憶させることもできる。
【0027】これにより、着呼者は、不在時に着信のあ
った呼を全て認識することができ、音声メールが登録さ
れていない発呼者に対しても折り返し発呼することが可
能となるため、便利である。
【0028】さらに、呼着信時刻を把握でき、より正確
な情報伝達が可能となる。また、着呼者が音声メールの
再生を要求を行う際に、特定番号をダイヤルすることに
より、音声メールのみ再生、発呼者情報のみ再生、音声
メール及び発呼者情報の再生を選択できるようにしても
よい。この場合は、音声メール及び発呼者情報を記憶す
る各々の領域の先頭アドレスにフラグビットを設け、音
声メールの記憶されている領域と発呼者情報が記憶され
ている領域とを識別できるようにするとよい。
【0029】さらに、前記電話機3に、ディスプレイ部
3aを設けたことにより、着呼者は不在時に着信のあっ
た呼の発呼者情報を画像表示することができる。さら
に、前記メール蓄積装置2に音声メール登録許可者を登
録する特定者登録テーブルを設け、制御手段2bは交換
機1から受け取った発呼者情報と前記特定者登録テーブ
ルとを照合し、一致した場合にのみ前記発呼者からの音
声メールまたは発呼者情報を記憶手段2aに登録するよ
うにしてもよい。
【0030】また逆に、前記特定者登録テーブルに登録
されている発呼者からの音声メールまたは発呼者情報を
記憶手段2aに未登録、すなわち、特定者以外の発呼者
のみ音声メールまたは発呼者情報を登録するようにして
もよい。
【0031】これにより、重要人物からのメッセージ、
または発呼者情報を登録したり、不必要な発呼者からの
発呼情報を登録しないようにでき、サービス性が向上す
る。
【0032】
【実施例】以下に本発明の具体的な実施例について説明
する。 (実施例1)図2は、本実施例1におけるメールサービ
スシステムの概略構ブロック図である。
【0033】本実施例1におけるメールサービスシステ
ムは、構内交換機(PBX)5と、これに接続されるメ
ール蓄積装置6、及び交換機5により管理される電話機
A、電話機Bとからなり、PBX5は電話機Aまたは電
話機B等の内線相互通信及びこの内線がISDN交換網
を介して他の電話機と通信を行う際の回線の交換処理を
行うものである。メール蓄積装置6は、加入者不在の電
話機Aまたは電話機Bに対する発呼を認識して、その呼
の発信側電話機7からの音声メールを蓄積すると共に、
電話機Aまたは電話機Bからメール再生要求に応じて蓄
積された音声メールを再生及び送信するものである。
【0034】ここで、図3に本実施例1におけるPBX
5の内部構成を示す。本実施例1におけるPBX5は、
回線の交換処理を行う交換機機能部5aに加えて、制御
部5b、解析部5c、転送部5d、不在登録テーブル5
eとを有してなる。
【0035】前記解析部5cは、当該PBX5に接続さ
れる電話機Aまたは電話機Bに対する呼を着信した際
に、その呼を発信した発信側電話機7の電話番号、着呼
先である電話機Aまたは電話機Bの電話番号を解析する
ものである。
【0036】不在登録テーブル5eは、当該PBX5に
接続される電話機の加入者が不在か在席中であるかを登
録するためのものであり、この具体的な説明は後述す
る。転送部5dは、前記不在登録テーブル5eに不在登
録されている電話機に対する呼をメール蓄積装置6へ転
送するものである。
【0037】制御部5bは、前記各部の制御を行うもの
である。図4は、本実施例1における不在登録テーブル
5eの具体例を示す図である。本実施例1において、不
在登録テーブル5eは、電話機A及び電話機Bそれぞれ
の電話番号を格納していると共に、各電話番号格納領域
の先頭アドレスにフラグを設けある。このフラグは、”
1”が立っている場合は、その電話機の加入者が不在、
すなわち不在登録されていることを示す。
【0038】一方、フラグに”0”が立っている場合
は、その電話機の加入者が在席中であることを示すよう
にした。次に、図5は、本実施例1におけるメール蓄積
装置の内部構成ブロック図である。
【0039】本実施例1におけるメール蓄積装置6は、
通話回路部6a、記憶部6c、制御部6dを有してな
る。前記記憶部6cは、当該PBX5に接続される電話
機A、電話機B各々に対する発呼者からの音声メールを
記憶するためのものであり、この具体的な説明は後述す
る。
【0040】通話回路部6aは、発信側電話機7、電話
機A、電話機Bとの間で、音声メールの送受信を行うも
のであると共に、音声信号をディジタル信号に変換する
ものである。例えば、前記記憶部6cに格納された各種
音声情報(ディジタル信号)を読み出し、これをデコー
ダにより音声信号に変換する作業を行う。
【0041】制御部6dは、前記各部の制御を行うため
のものである。図6は、本実施例1における記憶部の具
体例を示す。本実施例1における記憶部6cは、当該P
BX5に接続されている電話機Aにかかる記憶領域と、
電話機Bにかかる記憶領域とからなる。
【0042】各記憶領域には、その先頭アドレスに当該
電話機の加入者が不在である旨をしめす不在通知メッセ
ージ格納領域が設けてある。ここには、例えば、「・・
・は、ただいま外出しておりますので、御用の方は発信
音の後にメッセージをどうぞ。」等の不在通知メッセー
ジをディジタル信号化した情報が格納されている。そし
て不在通知メッセージ格納領域の下位アドレスには、呼
毎に発呼者電話番号およびまたは発呼者からの音声メー
ル情報が格納されている。例えば、同図において、電話
機Aに対する発呼があると、発呼者から音声メールが送
信されてくるか否かにかかわらず発呼者の電話番号が記
憶される。そして、音声メールが送信されてきた場合に
は、発呼者電話番号と共に音声メール情報を格納する。
【0043】次に、本実施例1におけるメールサービス
システムの動作過程を図7のフローチャート図に基いて
説明する。メールサービスシステムは、発信側電話機7
から電話機Aまたは電話機Bに対する発呼を認識すると
(ステップ701)、PBX5内部において制御部5b
は、解析部5cにより当該呼の発信側電話機の電話番号
及び着信側電話機の電話番号を検出する(ステップ70
2)。
【0044】そして、制御部5bは、前記解析部5cに
より検出された着信側電話機の電話番号に基いて不在登
録テーブル5eを参照し、当該着信側電話機が不在登録
されているか否かを判別する(ステップ703)。ここ
で、不在登録がなされていなければ当該PBX5は、当
該呼を電話機A(または電話機B)に接続する。
【0045】一方、不在登録がなされていた場合には、
制御部5bは、転送部5dにより当該呼をメール蓄積装
置6へ転送すると共に、着信先電話番号及び発信側電話
番号をメール蓄積装置6へ通知する(ステップ70
4)。
【0046】当該着信先電話番号及び発信側電話番号を
受け取ったメール蓄積装置6では、制御部6cは、記憶
部6cの電話機A(または電話機B)の記憶領域から不
在通知メッセージ情報を読み出し、これを通話回路部6
aにより音声信号に変換させて発信側電話機7へ送信さ
せる(ステップ705)。
【0047】そして、当該不在通知メッセージを受信し
た発信側電話機7から音声メールが送信されてきた場合
は、制御部6dは、通話回路部6aにより音声メールを
音声信号からディジタル信号に変換させ、それを記憶部
6cの当該電話機A(または電話機B)の記憶領域に、
発信側電話番号と共に格納する(ステップ706、70
7)。
【0048】一方、前述のステップ706において発信
側電話機7から音声メールが送信されず、回線の切断が
なされた場合には、制御部6dは当該発信側電話番号を
記憶部6cの当該電話機A(または電話機B)の記憶領
域に格納する(ステップ708)。
【0049】従って、本実施例1によれば、着信側電話
機の加入者は、帰席時に音声メール再生要求を行うこと
により、音声メールを登録した発信側加入者からの呼及
び音声メールを登録せずに回線を切断した発信側加入者
からの呼を認識することができる。すなわち、電話機A
または電話機Bの加入者は不在時に着信した呼をすべて
認識することが可能となる。
【0050】ここで、音声メールが登録されていない場
合には、発呼者情報を通知する手段として、通話回路部
6aにより、「電話番号・・・・−・・・・の方から御
電話がありました。」等のメッセージを加入者に送信す
る。
【0051】(実施例2)本実施例2におけるメール蓄
積装置6の内部構成を図8に示す。本実施例2における
メール蓄積装置6は、前述の実施例1に対して呼の着信
時刻を出力するタイマ6dを設けるようにした。
【0052】さらに、本実施例2における記憶部6cの
具体例を図9に示す。本実施例2における記憶部6c
は、呼毎の記憶領域に発信側電話番号およびまたは音声
メール情報と共に、タイマ6eの出力する呼の着信時刻
を格納するようにした。さらに、呼毎の格納領域毎にフ
ラグビットを設けた。このフラグビットは、各領域には
発信側電話番号のみが格納されているか、発信側電話番
号と共に音声メール情報が格納されているかを識別する
ためのものであり、発信側電話番号のみ格納されている
領域にはフラグビット”0”を立たせ、発信側電話番号
と共に音声メール情報が格納されている領域には”1”
を立たせるようにした。
【0053】その他の構成は、実施例1と同様であり、
交換機5は、交換機機能部5a、制御部5b、解析部5
c、転送部5d、不在登録テーブル5eとを有してな
り、メール蓄積装置6は、通話回路部6a、記憶部6
c、制御部6dとを有してなる。
【0054】図10は、本実施例2における不在登録時
のメールサービスシステムの動作フローチャート図であ
る。メールサービスシステムは、発信側電話機7から電
話機Aまたは電話機Bに対する発呼を認識すると(ステ
ップ1001)、PBX5内部において制御部5bは、
解析部5cにより当該呼の発信側電話機の電話番号及び
着信側電話機の電話番号を検出する(ステップ100
2)。
【0055】そして、制御部5bは、前記解析部5cに
より検出された着信側電話機の電話番号に基いて不在登
録テーブル5eを参照し、当該着信側電話機が不在登録
されているか否かを判別する(ステップ1003)。こ
こで、不在登録がなされていなければ当該PBX5は、
当該呼を電話機A(または電話機B)に接続する。
【0056】一方、不在登録がなされていた場合には、
制御部5bは、転送部5dにより当該呼をメール蓄積装
置6へ転送すると共に、着信先電話番号及び発信側電話
番号をメール蓄積装置6へ通知する(ステップ100
4)。
【0057】当該着信先電話番号及び発信側電話番号を
受け取ったメール蓄積装置6では、制御部6cは、記憶
部6cの電話機A(または電話機B)の記憶領域から不
在通知メッセージ情報を読み出し、これを通話回路部6
aにより音声信号に変換させて発信側電話機7へ送信さ
せる(ステップ1005)。
【0058】そして、当該不在通知メッセージを受信し
た発信側電話機7から音声メールが送信されてきた場合
は、制御部6dは、通話回路部6aにより音声メールを
音声信号からディジタル信号に変換させ、それを記憶部
6cの当該電話機A(または電話機B)の記憶領域に、
発信側電話番号及びタイマ6eの出力した呼着信時刻と
共に格納し、フラグ”1”を立てる(ステップ100
6、1007)。
【0059】一方、前述のステップ1006において発
信側電話機7から音声メールが送信されず、回線の切断
がなされた場合には、制御部6dは当該発信側電話番
号、及びタイマ6eの出力した呼着信時刻を記憶部6c
の当該電話機A(または電話機B)の記憶領域に格納
し、フラグ”0”を立てる(ステップ1008)。
【0060】次に、図11に再生要求時のメールサービ
スシステムの動作フローチャートを示す。電話機Aまた
は電話機BがPBX5に対して再生要求を行うと(ステ
ップ1101)、PBX5では、制御部5bが当該再送
要求の要求元電話機の電話番号を不在登録テーブル5e
から削除すると共に、当該電話番号と共に再生要求をメ
ール蓄積装置6に通知する(ステップ1102)。
【0061】ここで、当該電話機A(または電話機B)
から特定番号がダイヤルされたか否かを制御部6dが判
別し(ステップ1103)、特定番号のダイヤルがない
場合には、制御部6dは、記憶部6cの当該電話機の記
憶領域にアクセスして、全ての着呼情報を読み出す(ス
テップ1104)。
【0062】また、当該電話機から特定番号のダイヤル
があった場合には、特定番号に対応した指定内容を解析
し、発信元電話番号のみが格納されている領域を読み出
すか、発信元電話番号と共に音声メールが格納されてい
る領域を読み出すかを判別する(ステップ1105)。
そして、音声メールが格納されている領域のみを読み出
す場合、すなわち、当該再生要求元の加入者が音声メー
ルのみを聞きたい場合は、制御部6dは前記記憶領域か
らフラグ”1”が立っている領域のみを読み出す(ステ
ップ1106)。一方、再生要求元の加入者が発信側加
入者の電話番号のみを知りたい場合は、制御部6dは前
記領域からフラグ”0”が立っている領域のみを読み出
す(ステップ1107)。
【0063】そして、制御部6dは、読み出したディジ
タル信号形式の情報を通話回路部6aにより音声信号に
変換させ、当該要求元電話機へ送信する(ステップ11
087)。
【0064】また、要求元電話機がディスプレイ付電話
機の場合は、この発呼側加入者の電話番号等の情報をP
BXの制御部経由で要求元電話機に送出し、ディスプレ
イに表示することも可能である。
【0065】従って、本実施例2によれば、メールサー
ビスシステムのサービス性を向上させることが可能とな
る。 (実施例3)本実施例3におけるメール蓄積装置の記憶
部の具体例を図12に示す。
【0066】本実施例3における記憶部6cは、前述の
実施例1に対して、各電話機毎の記憶領域の先頭アドレ
スに発信側加入者を特定する特定者登録テーブルを設け
た。したがって、本実施例3においては、メール蓄積装
置6は、発信側電話機7の電話番号と特定者登録テーブ
ルの電話番号とを照合し、両者が一致した場合に、是当
該発信側電話機の電話番号およびまたは発信側加入者の
音声メールを登録させるようにできる。ここで、前記し
た両者の電話番号が不一致の場合は、制御部6は当該発
信側加入者に対して電話機A(または電話機B)の加入
者が不在である旨を音声により通知する。例えば、「・
・・は、ただいま席を外しおります。」のメッセージを
送信する。一方、両者が一致した場合は、例えば「・・
・は、ただいま席を外しております。御用の方は、発信
の後にメッセージをどうぞ。」のメッセージを送信す
る。これにより、加入者が必要なひとからのメッセージ
だけを登録させることができ、便利である。
【0067】
【発明の効果】本発明によれば、加入者は不在時に着信
された呼を総て認識することができ、メッセージを登録
せずに切断した発呼者に対して折り返し発呼することが
でき、両者間の情報交換を円滑に行わせることが可能と
なる。これにより、当該メールサービスのサービス性の
向上、及び情報伝達の効率を向上させることが可能とな
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の原理図
【図2】本実施例1におけるメールサービスシステムの
概略構成を示すブロック図
【図3】本実施例1におけるPBXの内部構成ブロック
【図4】本実施例1における不在登録テーブルの具体例
【図5】本実施例1におけるメール蓄積装置の内部構成
ブロック図
【図6】本実施例1における記憶部の具体例
【図7】本実施例1におけるメールサービスシステムの
動作フローチャート図
【図8】本実施例2におけるメール蓄積装置の内部構成
ブロック図
【図9】本実施例2における記憶部の具体例
【図10】本実施例2における不在登録時のメールサー
ビスシステムの動作フローチャート図
【図11】本実施例2における再生要求時のメールサー
ビスシステムの動作フローチャート図
【図12】本実施例3における記憶部の具体例
【符号の説明】
1・・交換機 1a・・不在登録テーブル 1b・・解析手段 1c・・転送手段 2・・メール蓄積装置 2a・・記憶手段 2b・・制御手段 2c・・タイマ 3・・電話機 3a・・ディスプレイ部 4・・発呼者 5・・PBX(構内交換機) 5a・・交換機機能部 5b・・制御部 5c・・解析部 5d・・転送部 5e・・不在登録テーブル 6・・メール蓄積装置 6a・・通話回路部 6c・・記憶部 6d・・制御部 6e・・タイマ 7・・発信側電話機
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 松平 直人 神奈川県横浜市港北区新横浜3丁目9番18 号 富士通コミュニケーション・システム ズ株式会社内 (72)発明者 山村 高男 神奈川県川崎市中原区上小田中1015番地 富士通株式会社内 (72)発明者 澤田 克仁 神奈川県川崎市中原区上小田中1015番地 富士通株式会社内 (72)発明者 後夷 博己 神奈川県川崎市中原区上小田中1015番地 富士通株式会社内

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 交換機(1)及び伝言を蓄積するメール
    蓄積装置(2)により加入者不在の電話機(3)に対す
    る着呼を代理応答し、発呼者(4)からの音声メールを
    蓄積するメールサービスシステムにおいて、 前記交換機(1)には、加入者不在の電話機(3)を登
    録する不在登録テーブル(1a)と、着呼時に当該呼の
    着呼者及び発呼者(4)を解析する解析手段(1b)
    と、不在登録された電話機(3)に対する着呼を前記メ
    ール蓄積装置(2)に転送する転送手段(1c)とを備
    えると共に、 前記メール蓄積装置(2)には、不在登録された電話機
    (3)に対する音声メールおよびまたは発呼者情報を記
    憶する記憶手段(2)と、前記記憶手段(2)に記憶す
    べき情報を選別する制御手段(2b)とを備え、 前記交換機(1)では、任意の加入者に対する着呼があ
    ると、前記解析部(1b)により、当該呼の着呼者及び
    発呼者(4)を解析させると共に、当該着呼者情報に基
    いて前記不在登録テーブル(1a)を参照して当該着呼
    者が登録されている場合に、前記転送手段(1c)によ
    り、前記着呼者情報、及び発呼者情報を前記メール蓄積
    装置(2)に転送し、 前記メール蓄積装置(2)では、前記発呼者(4)に対
    して代理応答し、これに対して当該発呼者(4)から伝
    言情報が送信されてきた場合、前記制御部(2b)は、
    当該伝言情報およびまたは前記発呼者情報を前記記憶部
    (2a)に記憶させ、 前記発呼者(4)が伝言情報を送信せずに回線を切断し
    た場合、前記制御部(2b)は、当該発呼者情報を前記
    記憶部(2a)に記憶させることを特徴とするメールサ
    ービスシステム。
  2. 【請求項2】 前記メール蓄積装置(2)に、着呼時刻
    を出力するタイマ(2c)を設け、 前記制御部(2b)は、前記発呼情報と共に、当該着時
    刻を前記記憶部(2a)に記憶させることを特徴とする
    請求項1記載のメールサービスシステム。
  3. 【請求項3】 前記電話機(3)に、情報を画像表示す
    るディスプレイ部(3a)を設け、 前記発呼者情報を当該ディスプレイ部(3a)に表示す
    ることを特徴とする請求項1記載のメールサービスシス
    テム。
JP13889892A 1992-05-29 1992-05-29 メールサービスシステム Withdrawn JPH05336237A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH08293920A (ja) * 1995-04-21 1996-11-05 Nec Corp コールバック機能付き音声メール方式

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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