JPH0533620B2 - - Google Patents

Description

【発明の詳細な説明】 （産業上の利用分野） 本発明は、主に業務用に使用される食器洗浄機
に関し、特に、食器を洗浄する洗浄液を自動的に
規定濃度に調整する機構の改良に関するものであ
る。

（従来の技術） 従来より、多数の食器を扱う飲食店や食堂等に
おいては、汚れた食器を迅速に洗浄してその使用
効率を良くするニーズから、食器を自動的に洗浄
する食器洗浄機を導入することがある。

ところで、このような食器洗浄機では、一定量
の洗剤を混ぜた所定濃度の水ないし湯を洗浄液と
して使用することが行われている。そして、その
場合、洗浄液の濃度が規定濃度よりも低下してい
るとき、例えば食器洗浄機の運転初期に洗浄液タ
ンク内に給湯ないし給水してその後に所定量の洗
剤を投入するときや、使用中に洗浄液濃度が低下
したときには、不足した量の洗剤を手で投入した
り、液体洗剤をダイヤフラムポンプ等の洗剤フイ
ーダで投入する構造のものにあつては、その洗剤
フイーダを不足洗剤量に見合つた回数だけ作動さ
せたりすることが行われている（例えば実開昭58
−130658号公報に開示されているものにおいて、
リンス剤供給ポンプを洗浄供給用に応用したも
の）。

（発明が解決しようとする問題点） このため、洗浄液の濃度低下の都度、洗剤投入
の手作業や洗剤フイーダの手動操作が必要であ
り、その手間が極めて面倒であつた。

本発明は斯かる諸点に鑑みてなされたもので、
その目的は、上記した洗浄液の濃度低下時に洗剤
を自動的に投入する適切な手段を講ずることによ
り、洗浄液の濃度を略規定濃度に常に安定して保
持するための洗剤投入を自動化し、よつて洗剤投
入の手間を解消するようにすることにある。

（問題点を解決するための手段） この目的を達成するため、本発明の解決手段
は、第１図に示すように、食器洗浄機の洗浄液タ
ンク９に満水位まで供給された洗浄液に接触して
その水位を検出し、洗浄液タンク９への給湯を停
止させる信号を出力する水位センサ２１と、該水
位センサ２１の出力に基づいて洗浄液タンク９内
の洗浄液濃度が規定濃度よりも低いことを検出す
る濃度検出手段２３とを設ける。

また、上記洗浄液タンク９を含む洗浄液循環系
１０に洗剤を投入する洗剤フイーダ１６を設け、
上記濃度検出手段２３の出力を受けた制御手段２
４により、洗浄液タンク９内の洗浄液濃度が規定
濃度よりも低いときには、上記洗剤フイーダ１６
を作動させて、予め洗浄液タンク９の容量に対応
して設定された所定量の洗剤を投入するように構
成する。

（作用） 以上の構成により、本発明では、洗浄液タンク
９内に洗浄液が満水位まで供給されると、その満
水位にある洗浄液に水位センサ２１が接触し、こ
の水位センサ２１と洗浄液との接触により洗浄液
が洗浄液タンク９内で満水位に達したことが検出
され、水位センサ２１から洗浄液タンク９への給
湯を停止する信号が出力される。また、こうして
洗浄液タンク９内に洗浄液が満水位まで供給され
た後、上記水位センサ２１の出力信号を基に濃度
検出手段２３により洗浄液タンク９内の洗浄液濃
度が規定濃度よりも低いかどうかが検出される。
そして、この濃度検出手段２３の出力を受けた制
御手段２４により、洗浄液タンク９内の洗浄液濃
度が規定濃度よりも低いときに洗剤フイーダ１６
が作動されて、洗浄液タンク９の容量に対応した
所定量の洗剤が洗浄液タンク９を含む洗浄液循環
系１０に投入される。

したがつて、この場合、洗浄液タンク９内の洗
浄液の濃度が検出され、この濃度が略規定濃度に
なるように予め設定された所定量の洗剤が自動的
に投入されるので、洗浄液濃度の低下の都度、洗
剤を投入する手間が不要となるのである。

（実施例） 以下、本発明の実施例を第２図以下の図面に基
づいて説明する。

第４図において、Ａは本発明の実施例に係わる
食器洗浄機、T₁は該食器洗浄機Ａの例えば右側
に設置された予洗テーブル、T₂は同左側に設置
された水切テーブルであつて、上記予洗テーブル
T₁にはシンクＳが設けられており、汚れた食器
（図示せず）を予洗テーブルT₁のシンクＳで予洗
して、食器洗浄機Ａで落ちにくい汚れを落とす一
方、食器洗浄機Ａから取り出された食器を水切テ
ーブルT₂上に載置してその水切りを行うように
なされている。

上記食器洗浄機Ａは、第２図にも示すように、
その洗浄機本体１内に食器をラツクＲに載置せし
めて収容する洗浄室２を備え、該洗浄室２は外部
に対しハンドル３ａの操作により昇降する開閉フ
ード３によつて開閉される。上記洗浄室２内の天
井部および底部にはそれぞれ図示しないブラケツ
トを介してアーム軸受装置４，４が上下に対抗し
て配置固定され、この各アーム軸受装置４には洗
浄アーム５と、その洗浄室２中心側に配置された
リンスアーム１１とが互いに同軸上に回転自在に
支持されている。

上記洗浄アーム５は、第２図に示すように、内
部に空間を有する密閉筒状のアーム部５ａと、該
アーム部５ａの洗浄室２における中心側面、つま
り天井側の洗浄アーム５にあつては下面図、また
床側の洗浄アーム５にあつては上側面に一体に取
り付けられた複数の噴出ノズル５ｂ，５ｂ，…と
からなり、上記各噴出ノズル５ｂは、アーム部５
ａの長手方向に沿う中心線および回転軸心の双方
を通る鉛直面から回転方向の接線に沿つた所定方
向に回転軸心に対し対称に傾斜している。また、
各洗浄アーム５は、洗浄液供給配管６を介して洗
浄室２下方の機械室７に配設した洗浄ポンプ８の
吐出側に連通され、該洗浄ポンプ８の吸入側は洗
浄室２の底部に配置した洗浄液タンク９内のスト
レーナ９ａに接続されており、洗浄ポンプ８の作
動により洗浄液タンク９内の洗浄液を各洗浄アー
ム５に圧送して該各洗浄アーム５の噴出ノズル５
ｂ，５ｂ，…から洗浄室２内の食器に向けて吹き
付けることにより、その洗浄液の噴出反力を受け
て洗浄アーム５を回転させながら食器を洗浄し、
しかる後、この食器の洗浄に供された洗浄液を洗
浄液タンク９内に集めるようにした洗浄液循環系
１０が構成されている。

一方、この各洗浄アーム５の洗浄室２中心側に
配置された各リンスアーム１１の構造は洗浄アー
ム５と同様に構成されている。つまり、リンスア
ーム１１は、密閉筒状のアーム部１１ａと、該ア
ーム部１１ａの洗浄室２における中心側面に一体
に取り付けられた複数の噴出ノズル１１ｂ，１１
ｂ，…とからなり、上記各噴出ノズル１１ｂは、
アーム部１１ａの長手方向に沿う中心線および回
転軸心の双方を通る鉛直面から回転方向の接線に
沿つた所定方向に回転軸心に対し対称に傾斜して
いる。また、各リンスアーム１１は、濯ぎ液供給
配管１２を介して上記機械室７に配設した濯ぎポ
ンプ１３の吐出側に連通され、該濯ぎポンプ１３
の吸入側は、ボールタツプ１４を介して供給され
た水を図示しないガス加熱手段により一定温度に
加熱して貯留するガスブースタ１５に接続されて
おり、濯ぎポンプ１３から圧送された濯ぎ液をア
ーム部１１ａの噴出ノズル１１ｂ，１１ｂ，…か
ら洗浄室２内の洗浄後の食器に向けて吹き付けて
該食器を濯ぐとともに、この濯ぎ液の噴出ノズル
１１ｂからの噴出圧の反力を受けてリンスアーム
１１を回転させるように構成されている。

上記洗浄液は、上記濯ぎポンプ１３の作動によ
りガスブースタ１５から洗浄室２内に送給された
湯に、上記洗浄ポンプ８からの洗浄液吐出圧を受
けて作動するダイヤフラムポンプからなる洗剤フ
イーダ１６により洗剤供給口１７から供給された
洗剤を洗浄室２内、したがつて洗浄液循環系１０
において所定濃度の割合で混入して形成されるも
のであり、各洗浄アーム５から洗浄室２内に噴出
された後、再び洗浄液タンク９に回収される。

一方、濯ぎ液は、上記ガスブースタ１５内の湯
に、上記と同様に洗浄ポンプ８の吐出圧を受けて
作動するダイヤフラムポンプからなるリンスフイ
ーダ１８によりリンス剤供給口１９から供給され
たリンス剤を所定比率の割合で混入したものであ
り、各リンスアーム１１から洗浄室２内に噴出さ
れた後、洗浄液の一部として洗浄液タンク９に回
収される。すなわち、食器の濯ぎが行われると、
その濯ぎ液が洗浄液循環系１０に供給され、この
濯ぎ液の供給により洗浄液タンク９内の洗浄液濃
度が低下するとともに、供給された濯ぎ液の量だ
け洗浄液が洗浄液タンク９から溢れ出ることにな
り、この洗浄液タンク９から溢れ出る洗浄液は排
出ホース２０を介して洗浄液循環系１０外に排出
される。

さらに、上記洗浄ポンプ８に駆動される洗剤フ
イーダ１６に対する作動制御システムについて説
明する。２１は上記洗浄液タンク９内の水位を検
出する水位センサであつて、該水位センサ２１
は、洗浄液タンク９の側壁上部に取り付けられて
いて、洗浄液タンク９内に洗浄液が満水位まで供
給されたときにその洗浄液との接触により導通状
態となつて、洗浄液が満水位にあることを検出す
る。また、この水位センサ２１の出力信号を基に
後述の制御装置２２により濯ぎポンプ１３の運転
が停止されて洗浄液タンク９への給湯が停止され
る。

また、上記洗浄ポンプ８および濯ぎポンプ１
３、したがつて洗浄ポンプ８に駆動される洗剤お
よびリンスフイーダ１６，１８はマイクロコンピ
ユータ内蔵の制御装置２２の出力を受けて作動制
御され、該制御装置２２には上記水位センサ２１
の出力信号が入力されている。この制御装置２２
において、食器洗浄機Ａの運転初期、洗浄液を構
成する湯が洗浄液タンク９内に満水位まで供給さ
れた初期給湯終了後に洗剤を供給して洗浄液を作
るときの制御は、第３図に示す制御手順に沿つて
行われる。

すなわち、初期給湯が終了した後、まず、ステ
ツプS₁で食器洗浄機Ａの運転準備のON操作から
洗浄作業の制御である本制御を一度でも行つたこ
とがあるかどうかを判定し、この判定がYESで
あるときには、ステツプS₉で準備完了ブザー（図
示せず）に発信してそれをON作動させる。

また、ステツプS₁での判定がNOあるときに
は、ステツプS₂に進んで食器洗浄機Ａに対し何等
かの運転を行つたことがないか否かを判定し、こ
の判定がNOであるときにも、上記ステツプS₉に
進む。一方、判定がYESであると、さらにステ
ツプS₃に進んで、上記水位センサ２１の出力信号
に基づいて洗浄液タンク９内の洗浄液濃度の規定
濃度に対する大小を判定する。そして、この検出
された洗浄液濃度が規定濃度よりも高くてHigh
と判定されたときには、上記ステツプS₁に進む一
方、Lowと判定されたときにはステツプS₄にお
いて上記洗浄ポンプ８を運転させ、ステツプS₅で
例えば５秒の経過を待つた後、ステツプS₆におい
て洗浄ポンプ８を停止させる。この洗浄ポンプ８
の運転に伴い洗剤フイーダ１６が作動して、洗浄
液タンク９内の湯に一定量の洗剤が供給される。
次いで、ステツプS₇に進んで再度例えば５秒の経
過を判定した後、ステツプS₈において洗浄ポンプ
８が洗浄液タンク９の容量に応じて予め設定され
ている規定回数だけON・OFF動作したかどうか
を判定し、洗浄ポンプ８のON・OFF回数が規定
回数に達するまで上記ステツプS₄〜S₈を繰り返
し、規定回数の到達後は上記ステツプS₉に進む。

よつて、以上の如き制御装置２２での制御手順
において、ステツプS₃により、水位センサ２１の
出力信号に基づいて洗浄液タンク９の内の洗浄液
濃度が規定濃度よりも低いことを検出するように
した濃度検出手段２３が構成されている。

また、同ステツプS₄〜S₈により、上記濃度検出
手段２３に基づいて洗浄液タンク９内の洗浄液濃
度が規定濃度よりも低いときには、予め洗浄液タ
ンク９の容量に応じて設定された所定量の洗剤を
投入するよう、その所定量に対応した規定回数だ
け洗浄ポンプ８および該洗浄ポンプ８に駆動され
る洗剤フイーダ１６を作動させるようにした制御
手段２４が構成されている。

したがつて、上記実施例においては、食器洗浄
機Ａの運転初期、制御装置２２の出力を受けて濯
ぎポンプ１３が運転され、この濯ぎポンプ１３に
より洗浄液循環系１０の洗浄液タンク９内に洗浄
液を構成する湯がガスブースタ１５から供給され
る。そして、その湯が洗浄液タンク９内で満水位
に達すると、そのことが湯と水位センサ２１との
接触によつて検出され、この水位センサ２１の検
出信号により濯ぎポンプ１３の運転が停止され
る。この後、制御装置２２において、上記水位セ
ンサ２１の出力信号に基づいて洗浄液タンク９内
の洗浄液の濃度（この場合は濃度が零になる）が
検出されるとともに、その検出濃度と規定濃度と
の大小が判定され、検出濃度が規定濃度よりも低
いときには、洗浄液タンク９の容量に対応する、
単位時間を１回とした規定回数だけ洗浄ポンプ８
が作動されるとともに、その洗浄ポンプ８に駆動
される洗剤フイーダ１６が作動し、このことによ
り、洗浄液濃度が略規定濃度になるように所定量
の洗剤が洗浄液循環系１０に投入される。尚、上
記洗浄ポンプ８の運転に伴つてリンスフイーダ１
８も作動し、このリンスフイーダ１８の作動によ
りガスブースタ１５内にリンス剤が供給されて、
その内部の湯が濯ぎ液に変えられる。

よつて、この場合、自動的に、洗浄液タンク９
内の洗浄液濃度が検出され、その濃度が略規定濃
度になるように、予め洗浄液タンク９の容量に対
応した所定量の洗剤が投入されるため、不足する
洗剤を手動操作によつて投入する手間が掛から
ず、この作業を容易化することができる。

また、洗浄液タンク９内の洗浄液の満水位への
到達を検出する水位センサ２１の出力信号に基づ
いて洗浄液の濃度を検出しているので、水位セン
サ２１を濃度センサとして兼用することができて
有利である。

このようにして洗浄液および濯ぎ液が用意され
た後、食器の洗浄作業およびその後の濯ぎ作業が
行われる。すなわち、食物の残り等によつて汚れ
た食器を予洗テーブルT₁のシンクＳで予洗した
後にラツクＲに並べて食器洗浄機Ａの洗浄室２内
に入れ、開閉フード３を閉じて洗浄室２を密閉し
た後、食器洗浄機ＡをON作動させると、まず、
その洗浄ポンプ８が作動される。この洗浄ポンプ
８の作動に伴い、該ポンプ８から吐出された高圧
の洗浄液が各アーム軸受装置４を通つて各洗浄ア
ーム５に供給され、該各洗浄アーム５の噴出ノズ
ル５ｂ，５ｂ，…からラツクＲ上の食器に向かつ
て噴出され、この洗浄アーム５から噴出する洗浄
液の物理的な力およびその汚れに対する分解力の
相乗的な効果によつて食器の汚れが落とされて食
器が洗浄される。

また、この噴出する洗浄液の噴出圧の反力を受
けて洗浄アーム５が回転し、このアーム５の回転
によつて洗浄液が食器に満遍無く当たり、よつて
食器に対する洗浄効果が高められる。

また、このように食器の洗浄ステツプを所定時
間継続した後、今度は食器に対する濯ぎが所定時
間だけ行われる。すなわち、濯ぎポンプ１３が作
動され、この濯ぎポンプ１３の作動により、該ポ
ンプ１３から吐出された高圧の濯ぎ液が各アーム
軸受装置４を通つて各リンスアーム１１に供給さ
れ、該各リンスアーム１１の噴出ノズル１１ｂ，
１１ｂ，…からラツクＲ上の食器に向かつて噴出
され、このリンスアーム１１から噴出する濯ぎ液
の物理的な力によつて食器から洗浄液が洗い落と
され、食器の濯ぎが行われる。

また、この噴出する濯ぎ液の噴出圧の反力を受
けてリンスアーム１１が回転し、このアーム１１
の回転によつて濯ぎ液が食器に満遍無く当たり、
よつて食器に対する濯ぎ効果が高められる。以上
の動作によつて食器の洗浄作業およびその後の濯
ぎ作業が終了する。

尚、こうして食器洗浄機Ａを複数回使用した場
合に濯ぎ液の供給によつて洗浄液濃度が規定濃度
よりも低下するが、そのときにも、上記運転初期
の初期給湯時と同様にして洗浄液タンク９の容量
に応じた所定量の洗剤を自動的に投入することが
できる。

（発明の効果） 以上説明したように、本発明によれば、食器洗
浄機における洗浄液タンク内の洗浄液の濃度を検
出し、その濃度が略規定濃度になるよう、洗剤フ
イーダを作動させて、予め洗浄液タンクの容量に
対応して設定した所定量の洗剤を投入するように
したことにより、不足した洗剤の投入を手動操作
によることなく自動的に行い得、よつて洗剤投入
の手間をなくしてその作業の容易化を図ることが
できるものである。また、洗浄液タンク内の洗浄
液の満水位への到達を検出する水位センサの出力
信号に基づいて洗浄液の濃度を検出するので、水
位センサを濃度センサとして兼用でき、部品の簡
略化、コストダウンを図ることができる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の構成を示す図である。第２図
ないし第４図は本発明の実施例を示すもので、第
２図は食器洗浄機における洗浄液の配管系統図、
第３図は制御装置での制御手順を示すフローチヤ
ート図、第４図は食器洗浄機およびその周辺のテ
ーブルを示す斜視図である。 Ａ…食器洗浄機、２…洗浄室、５…洗浄アー
ム、８…洗浄ポンプ、９…洗浄液タンク、１０…
洗浄液循環系、１１…リンスアーム、１３…濯ぎ
ポンプ、１５…ガスブースタ、１６…洗剤フイー
ダ、２１…水位センサ、２２…制御装置、２３…
濃度検出手段、２４…制御手段。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. １ 洗浄液タンク９に満水位まで供給された洗浄
   液に接触してその水位を検出し、洗浄液タンク９
   への給湯を停止させる信号を出力する水位センサ
   ２１と、該水位センサ２１の出力信号に基づいて
   洗浄液タンク９内の洗浄液濃度が規定濃度よりも
   低いことを検出する濃度検出手段２３と、上記洗
   浄液タンク９を含む洗浄液循環系１０に洗剤を投
   入する洗剤フイーダ１６と、上記濃度検出手段２
   ３の出力を受け、洗浄液タンク９内の洗浄液濃度
   が規定濃度よりも低いときには、予め洗浄液タン
   ク９の容量に応じて設定された所定量の洗剤を投
   入するよう上記洗剤フイーダ１６を作動させる制
   御手段２４とを備えてなることを特徴とする食器
   洗浄機。