JPH05335848A - バイアス電圧供給回路 - Google Patents

バイアス電圧供給回路

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Publication number
JPH05335848A
JPH05335848A JP4170120A JP17012092A JPH05335848A JP H05335848 A JPH05335848 A JP H05335848A JP 4170120 A JP4170120 A JP 4170120A JP 17012092 A JP17012092 A JP 17012092A JP H05335848 A JPH05335848 A JP H05335848A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
bias
transistor
bias voltage
output
bias circuit
Prior art date
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Pending
Application number
JP4170120A
Other languages
English (en)
Inventor
Yoshiko Hanada
佳子 花田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Electric Corp filed Critical Mitsubishi Electric Corp
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Publication of JPH05335848A publication Critical patent/JPH05335848A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 1つのバイアス回路で、数種のバイアス電圧
を複数個、同時に発生させることを目的としている。 【構成】 ディジタル入力信号1によりNchトランジ
スタ15を制御し、該Nchトランジスタ15のドレイ
ン側にドレインとゲートを接続させたPchトランジス
タ11〜14を直列に接続し、各々のトランジスタサイ
ズ(W/L)比によってバイアス電圧を制御し、各接続
点の数だけバイアス電圧2〜5を出力させる。 【効果】 バイアス回路をオペアンプの数、あるいは必
要とされるバイアス電圧の数だけ設計する必要がなく、
チップ面積も大幅に縮小できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明はオペアンプ,コンパレ
ータ等の回路にバイアス電圧を供給するバイアス電圧供
給回路に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図4は従来のバイアス回路およびオペア
ンプの関係を示す図である。図4において、33,3
4,35,36はバイアス回路である。21,22,2
3,24は上記バイアス回路出力をバイアス電圧として
受けているオペアンプである。また41,42,43,
44は各オペアンプの入力端子、45,46,47,4
8は各オペアンプの出力端子である。
【0003】また、図5は従来のバイアス回路の一例で
あり、これは1を入力信号端子とするインバータ31
と、その出力をゲートに接続しているNchトランジス
タ27と、ドレインとゲートを接続させ、かつこれをN
chトランジスタ27のドレインと接続しているPch
トランジスタ26とからなり、該両トランジスタ26,
27の接続点を出力10としている。
【0004】次に動作について説明する。オペアンプ,
コンパレータ等の回路には、バイアス電圧を供給するバ
イアス回路が必要とされる。このため、図4に示すよう
に、各オペアンプ21,22,23,24にはこれらが
必要とするバイアス電圧を発生させるバイアス回路3
3,34,35,36が各々必要となる。
【0005】このバイアス電圧を発生させるバイアス回
路の一例が図5に示す回路であり、この回路の動作説明
を行うと、まず入力端子1より入力される信号はディジ
タル信号で、インバータ31を通って、トランジスタ2
7を制御する。また、トランジスタ27が入力信号1に
よってON/OFFされることにより、出力であるバイ
アス電圧10の出力/遮断が制御される。なお、バイア
ス電圧10はトランジスタ26,27のトランジスタサ
イズ(W/L)の比(Wはゲート幅、Lはゲート長)に
よって制御され、出力されている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】従来のバイアス回路は
以上のように構成されているので、各オペアンプに対応
した異なるバイアス回路が必要となり、IC化する場合
に面積が大きくなるという問題があった。
【0007】この発明は上記のような問題点を解消する
ためになされたもので、1つのバイアス回路で数種類の
バイアス電圧を複数、同時に発生することのできるバイ
アス電圧供給回路を得ることを目的としている。
【0008】
【課題を解決するための手段】この発明に係るバイアス
電圧供給回路は、ディジタル入力信号により電流を制御
するトランジスタのドレイン側またはソース側に、ゲー
トとドレインを接続させたトランジスタを複数個、直列
に接続させ、その接続点をバイアス電圧として出力させ
たものである。
【0009】
【作用】この発明においては、ディジタル入力信号によ
り電流を制御するトランジスタがON状態の時に、その
トランジスタのドレイン側またはソース側に縦続接続さ
せた複数のトランジスタは、各トランジスタサイズ(W
/L)比によって、各々抵抗値を持ち、各トランジスタ
間の接続点から数種のバイアス電圧を発生させる。
【0010】
【実施例】図1は、この発明の一実施例によるバイアス
回路を示す。図1において、1はディジタル入力信号、
31は入力信号1を反転させるインバータ、15はイン
バータ31の出力がそのゲートに接続されたNchトラ
ンジスタである。そして該Nchトランジスタ15のド
レイン側にソースとドレインを接続させたPchトラン
ジスタ11,12,13,14を縦続接続させ、その接
続点から各出力端子2,3,4,5を取り出し、各々バ
イアス電圧を出力させている。
【0011】図2は上記図1のバイアス回路を使用した
場合のバイアス回路とオペアンプの関係図である。
【0012】図2において、32は上記図1の構成にな
るバイアス回路、21,22,23,24は該バイアス
回路の出力端子2,3,4,5の出力をバイアス電圧と
して受けているオペアンプ、41,42,43,44は
オペアンプの入力信号、45,46,47,48はオペ
アンプの出力信号である。
【0013】次に上記実施例の動作を図1,2を参照し
ながら説明する。まず、入力端子1より入力された信号
がインバータ31により反転され、Nchトランジスタ
15を制御(ON/OFF)する。このNchトランジ
スタ15がON/OFFされることにより、各バイアス
電圧は出力端子2,3,4,5より出力/遮断の制御が
なされる。一方、Nchトランジスタ15のドレイン側
に接続された、ドレインとゲートを接続されたPchト
ランジスタ11,12,13,14はNchトランジス
タ15がON状態の時、各々トランジスタサイズ(W/
L)比により抵抗値を持ち、電源,グランド間で抵抗分
割を行って、各種のバイアス電圧を出力端子2,3,
4,5より出力させる。
【0014】図2において、上記動作を行うバイアス回
路32を用いると、該バイアス回路32の出力端子2,
3,4,5より4種のバイアス電圧が出力され、各オペ
アンプ21,22,23,24に入力される。つまり、
4つのオペアンプ21,22,23,24に対し、1つ
のバイアス回路32で独立した複数のバイアス電圧を発
生させることができることとなる。
【0015】実施例2.なお、上記実施例では、縦続接
続させた複数のトランジスタをPchトランジスタで、
各トランジスタを流れる電流の制御をNchトランジス
タで実現したが、前者をNchトランジスタで、後者を
Pchトランジスタで実現させることも可能である。こ
のようにした本発明の実施例2を図3に示す。本実施例
2では電流制御用のトランジスタ16は実施例1と異な
り、電源側に接続されているが、その動作,効果は実施
例1と同様である。
【0016】
【発明の効果】以上のように、この発明によれば、ディ
ジタル入力信号により電流を制御するトランジスタのド
レイン側またはソース側に、ゲートとドレインを接続さ
せたトランジスタを複数個、直列に接続させ、その接続
点をバイアス電圧として出力させることにより、1つの
バイアス回路から複数種類のバイアス電圧を同時に複数
発生させることを可能としたので、バイアス回路を複数
作成する必要がなく、チップ面積を大幅に縮小できると
いう効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施例1によるバイアス回路を示す
回路図である。
【図2】この発明の実施例1によるバイアス回路を使用
した場合のオペアンプとの関係図である。
【図3】この発明の実施例2によるバイアス回路を示す
回路図である。
【図4】従来のバイアス回路を使用した場合のオペアン
プとの関係図である。
【図5】従来のバイアス回路を示す回路図である。
【符号の説明】
1 入力端子 11 Pchトランジスタ 12 Pchトランジスタ 13 Pchトランジスタ 14 Pchトランジスタ 15 Nchトランジスタ 31 インバータ 16 Pchトランジスタ 17 Nchトランジスタ 18 Nchトランジスタ 19 Nchトランジスタ 20 Nchトランジスタ 32 バイアス回路 41 オペアンプの入力端子 42 オペアンプの入力端子 43 オペアンプの入力端子 44 オペアンプの入力端子 45 オペアンプの出力端子 46 オペアンプの出力端子 47 オペアンプの出力端子 48 オペアンプの出力端子
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成4年11月24日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0010
【補正方法】変更
【補正内容】
【0010】
【実施例】図1は、この発明の一実施例によるバイアス
回路を示す。図1において、1はディジタル入力信号、
31は入力信号1を反転させるインバータ、15はイン
バータ31の出力がそのゲートに接続されたNchトラ
ンジスタである。そして該Nchトランジスタ15のド
レイン側にゲートとドレインを接続させたPchトラン
ジスタ11,12,13,14を縦続接続させ、その接
続点から各出力端子2,3,4,5を取り出し、各々バ
イアス電圧を出力させている。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 相互に縦続接続され、それぞれゲートと
    ドレインを接続した複数のMOSトランジスタと、 上記複数のMOSトランジスタの相互の接続点からとり
    だされた複数の電圧出力端子と、 上記複数のMOSトランジスタを流れる電流を制御する
    ディジタル入力信号により電流を制御する制御用トラン
    ジスタとを備えたことを特徴とするバイアス電圧供給回
    路。
JP4170120A 1992-06-03 1992-06-03 バイアス電圧供給回路 Pending JPH05335848A (ja)

Priority Applications (1)

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JP4170120A JPH05335848A (ja) 1992-06-03 1992-06-03 バイアス電圧供給回路

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ID=15899016

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JP4170120A Pending JPH05335848A (ja) 1992-06-03 1992-06-03 バイアス電圧供給回路

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2005050834A1 (ja) * 2003-11-19 2005-06-02 Kabushiki Kaisha Toyota Jidoshokki Am中間周波可変利得増幅回路、可変利得増幅回路及びその半導体集積回路

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2005050834A1 (ja) * 2003-11-19 2005-06-02 Kabushiki Kaisha Toyota Jidoshokki Am中間周波可変利得増幅回路、可変利得増幅回路及びその半導体集積回路
US7443240B2 (en) 2003-11-19 2008-10-28 Kabushiki Kaisha Toyota Jidoshokki AM intermediate frequency variable gain amplifier circuit, variable gain amplifier circuit and its semiconductor integrated circuit

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