JPH05335831A - 平面アンテナ - Google Patents

平面アンテナ

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JPH05335831A
JPH05335831A JP13731892A JP13731892A JPH05335831A JP H05335831 A JPH05335831 A JP H05335831A JP 13731892 A JP13731892 A JP 13731892A JP 13731892 A JP13731892 A JP 13731892A JP H05335831 A JPH05335831 A JP H05335831A
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JP
Japan
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conductor
polarization
conductor plate
dielectric substrate
radio wave
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Application number
JP13731892A
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English (en)
Inventor
Shintaro Nakahara
新太郎 中原
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Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 偏波面が異なる複数の電波を切り換えて使用
し得るようにする。 【構成】 第2の誘電体基板4を取り外した状態でスト
リップ導体2に電波を入力すると、放射される電波の合
成電界の偏波面はコーナーAB間の直線と平行になる。
第2の誘電体基板4を装着した状態でストリップ導体2
に電波を入力すると、導体板5により電波の放射が遮蔽
・低減され、放射導体板6から矢印の方向と平行な偏波
面を有する電波が放射される。従って、電波の偏波面A
Bと電波の偏波面BCは互いに直交しているので、第2
の誘電体基板4を着脱することにより電波の偏波面を切
り換えられる。




Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、平面アンテナに関
し、特に直交する2つの偏波を共用可能にした衛星通信
用及び地上通信用の平面アンテナに関する。
【0002】
【従来の技術】この種の平面アンテナの従来例として
は、例えば電子情報通信学会編“電子情報通信ハンドブ
ック”(オーム社,昭和63年3月30日)第1分冊p
p1353“マイクロストリップアンテナ”に示された
ものがある。
【0003】図17は、上述文献に示された従来の平面
アンテナの説明図であり、(a)は斜視図、(b)は動
作を説明するための図である。この平面アンテナは誘電
体基板1を有しており、誘電体基板1の表面には複数の
コーナ部A、B、C、Dを有するストリップ導体2が、
裏面には接地導体板3が設けられている。すなわち、ス
トリップ導体2は誘電体基板1及び接地導体板3と共に
マイクロストリップ線路を構成している。なお、コーナ
部A、B、C、D上の矢印はコーナー部A、B、C、D
から放射される電波の偏波方向である。
【0004】次に動作について説明する。
【0005】ストリップ導体2に電波を供給すると、ス
トリップ導体2上のコーナー部A、B、C、Dから図1
7(b)に矢印の方向で示した偏波面を有する電波が放
射される。それぞれの電波は、偏波面が図中のX軸方向
と平行な電波aX ,bX ,cX ,dX と、偏波面が図中
のY軸方向と平行な電波aY ,bY ,cY ,dY とに分
解することができる。ここで、コーナー部A、B、C、
Dを4分の1波長間隔で配置するとX軸と偏波面が平行
な電波の合成値は、 aX +bX +cX +dX =ε(1−cos90°−jsin90°+cos180°+jsin180° −cos270°−jsin270°) =ε(1−j−1+j) =0 となり、X軸と平行な方向には電波は放射されない。
【0006】但し、εは各コーナーからの放射電波の電
界振幅/21/2 である。
【0007】また、Y軸と偏波面が平行な電波の合成値
は、 aY +bY +cY +dY =ε(−1+cos90°+jsin90°+cos180°+jsin180 °−cos270°−jsin270°) =ε(−1+j−1+j) =2ε(1−j) となる。この式は、図中のY軸方向に偏波面を有する電
波がZ軸に添って放射されることを示している。
【0008】また、図17においてAB間とCD間を3
分の2波長、BC間を3分の1波長にするとX軸と偏波
面が平行な電波の合成値は、 aX +bX +cX +dX =ε(1−cos245°−jsin240°+1−cos240°−jsin 240°) =ε(1+j31/2 /2+1+j31/2 /2) =ε(2+j31/2 ) となる。
【0009】また、Y軸と偏波面が平行な電波の合成値
は、 aY +bY +cY +dY =ε(−1+cos240°+jsin240°+1−cos240°−jsi n240°) =0 となる。これらの式は、図中のX軸方向に偏波面を有す
る電波がZ軸に沿って放射されることを示している。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】このように従来の平面
アンテナにおいては、放射する電波の偏波が単一であ
り、偏波面が異なる複数の電波を放射することができな
いという課題があった。
【0011】この発明は、上記のような課題を解決する
ために成されたもので、偏波面が異なる複数の電波を切
り換えて使用し得る平面アンテナを得ることを目的とし
ている。
【0012】
【課題を解決するための手段】このような目的を達成す
るために、本発明の請求項1は、ストリップ導体等の放
射導体からの電波を遮蔽すると共に、当該放射導体から
の電波の偏波又は偏波面と異なる偏波又は偏波面の電波
を放射する偏波切換手段を、放射導体に対し着脱可能に
設けたことを特徴とする。
【0013】また、本発明の請求項2は、ストリップ導
体等の放射導体により複数種類の偏波又は偏波面の電波
を放射させ、その一方で当該放射導体からの電波を選択
的に遮蔽する偏波切換手段を設けたことを特徴とする。
【0014】
【作用】本発明の請求項1においては、偏波切換手段に
よってストリップ導体等の放射導体からの電波が遮蔽さ
れる。この作用は、例えば放射導体に平行配置された導
体板等により得られる。また、遮蔽の一方で、偏波切換
手段によって偏波又は偏波面の切換が施される。この作
用は、偏波切換手段を例えば導体板として構成した場合
にはその導体の開口により得られ、また、放射導体に近
接して設けた別の放射導体により得られる。従って、こ
のように偏波等切換の作用を有する偏波切換手段を放射
導体に対し着脱可能に設けることにより、偏波又は偏波
面を適宜切り換えることが可能になる。
【0015】また、本発明の請求項2においては、スト
リップ導体等の放射導体から複数種類の偏波又は偏波面
の電波が放射される。異なる偏波又は偏波面の電波が例
えば同時に放射される場合には、偏波切換手段はこれら
の内いずれかを放射させ他を遮蔽する。あるいは、偏波
切換手段は、ストリップ導体等の放射導体から放射する
電波の偏波又は偏波面を直接に切り換える。従って、こ
のように偏波等切換の作用を有する偏波切換手段を設け
ることにより、偏波又は偏波面を適宜切り換えることが
可能になる。
【0016】
【実施例】以下、この発明による平面アンテナの一実施
例を図に基づいて説明する。なお、図17に示される従
来例と同様の構成には同一の符号を付し、説明を省略す
る。
【0017】実施例1 図1は、本発明の第1実施例に係る平面アンテナの構成
を示す斜視図である。この実施例は、第1の誘電体基板
1に着脱自在な第2の誘電体基板4を有している。第2
の誘電体基板4の第1の誘電体基板1との非接合面には
導体板5及び放射導体板6が設けられている。なお、放
射導体板6上の矢印は放射導体板6上をに誘起される電
流の方向である。
【0018】また、コーナー部A、B、C、D間のスト
リップ導体2の長さは4分の1波長である。更に、導体
板5は、第1の誘電体基板1に第2の誘電体基板4を装
着させた場合に、ストリップ導体2と誘電体を介して対
向する位置に設けられており、放導導体板6は、ストリ
ップ導体2のBC間と近接するよう設けられている。
【0019】上記平面アンテナにおいて、第2の誘電体
基板4を取り外した状態でストリップ導体2に電波を入
力すると、ストリップ導体2のコーナー部A、B、C、
Dそれぞれから電波が放射される。ここで、コーナー部
A、B、C、Dそれぞれの間のストリップ導体2の長さ
は4分の1波長であるので、各コーナー部A、B、C、
Dから放射される電波の合成電界の偏波面はコーナーA
B間の直線と平行になる。 また、第2の誘電体基板4
を装着した状態でストリップ導体2に電波を入力する
と、第2の誘電体基板4に設けられた導体板5によりス
トリップ導体2のコーナー部A、B、C、Dそれぞれか
らの電波の放射が遮蔽・低減される。一方で、放射導体
板6上にはコーナーBC間のストリップ導体2により放
射導体板6上に記載した矢印の方向の電流が誘起され、
放射導体板6からこの矢印の方向と平行な偏波面を有す
る電波が放射される。
【0020】従って、第2の誘電体基板4を取り外した
状態で空間に放射される電波の偏波面ABと、第2の誘
電体基板4を装着した状態で空間に放射される電波の偏
波面BCと直交しているので、第2の誘電体基板4を着
脱することにより電波の偏波面を切り換えることができ
る。
【0021】実施例2 図2は、本発明の第2実施例の構成図である。
【0022】この実施例においても、コーナー部A、
B、C、Dそれぞれの間のストリップ導体2の長さは4
分の1波長である。但し、放射導体板6は正方形の対向
する角を二ケ所切り欠いた形状を有している。
【0023】上記平面アンテナにおいて、第2の誘電体
基板4を取り外した状態でストリップ導体2に電波を入
力すると、第1実施例と同様に、放射される電波の偏波
がコーナーAB間の直線と平行な偏波面を有する直線偏
波になる。また、第2の誘電体基板4を装着した状態で
ストリップ導体2に電波を入力した場合、やはり第1実
施例と同様に電波は放射導体板6のみから放射される
が、放射導体板6は正方形の対向する角を二ケ所を切り
欠いた形状をしているので、放射される電波は円偏波に
なる。
【0024】従って、第2の誘電体基板4を着脱するこ
とにより偏波面を切り換えられることができる。具体的
には、取り外した状態では直線偏波、装着した状態では
円偏波を使用する衛星放送用アンテナとして用いること
ができる。
【0025】実施例3 図3は、本発明の第3実施例に係る平面アンテナの構成
を示す斜視図である。この実施例では、放射導体板6は
第2の誘電体基板4の第1の誘電体基板1との接合面に
設けられている。
【0026】この実施例においては、第1実施例と同様
の作用・効果を得ることができる。加えて、放射導体6
がストリップ導体2と同一平面上に近接して設けられて
いるため、ストリップ導体2との結合が強くなり、Q値
が低下する。従ってインピーダンス特性を広帯域化する
ことができる。また、Q値が低下すると共振周波数が低
くなるので、放射導体板6を小さくすることができる。
【0027】実施例4 図4は、本発明の第4実施例の構成図である。図中7は
放射導体板6に接続された第2のストリップ導体であ
る。また、第1のストリップ導体2のコーナー部A、
B、C、Dの間隔はAB間とCD間で3分の2波長、B
C間で3分の1波長である。
【0028】上記平面アンテナにおいて、第2の誘電体
基板4を取り外した状態で第1のストリップ導体2に電
波を入力すると、第1のストリップ導体2のコーナー部
A、B、C、Dそれぞれから電波が放射される。コーナ
ー部A、B、C、Dの間隔がAB間とCD間で3分の2
波長、BC間では3分の1波長であるので、各コーナー
部A、B、C、Dから放射される電波の合成電界の偏波
面はコーナーBC間の直線と平行な直線偏波となる。
【0029】ここで、BCと直交した偏波を放射導体板
6から放射するためには、放射導体板6を第1のストリ
ップ導体2のコーナー部AB間に近接して配置する必要
があるが、配置できる面積が小さい上に隣り合った第1
のストリップ導体2のCD間と結合が生じて電気性能が
劣化する。そこで、本実施例では、放射導体板6に第2
のストリップ導体7を接続し、第1のストリップ導体2
のBC間と第2のストリップ導体7を電気的に結合させ
ることにより、上記放射導体板6に電波を供給して放射
導体板6から電波を放射させている。これにより放射導
体板6の配置の自由度が増し、第1のストリップ導体2
のCD間との結合も低減できる。
【0030】実施例5 図5は、本発明の第5実施例に係る平面アンテナを示す
斜視図である。図中8は第3の誘電体基板であって、第
1の誘電体基板1のストリップ導体2形成面に接して設
けられている。更に、第3の誘電体基板8に接してこれ
に着脱可能な第2の誘電体基板4が設けられている。ま
た、上記第2の誘電体基板4には第1実施例の導体板5
及び放射導体板6が設けられている。
【0031】上記平面アンテナにおいて、第3の誘電体
基板8を低誘電率の発泡誘電体もしくは空気層で構成す
ることにより、誘電体損の小さな平面アンテナを構成す
ることができる。また、第2の誘電体基板4を薄膜フィ
ルムで構成すれば、巻取等により容易に第2の誘電体基
板4を簡易に着脱することができる。
【0032】実施例6 図6は、本発明の第6実施例の構成図である。図中9は
第4の誘電体基板であり、その裏面には接地導体3、表
面にはストリップ導体2を設けた第1の誘電体基板1が
配置されている。第2の誘電体基板4、第3の誘電体基
板8は第5実施例と同様の構成である。
【0033】上記平面アンテナにおいて、第4の誘電体
基板9を低誘電率の発泡誘電体もしくは空気層で構成す
ることにより、ストリップ導体2と接地導体3、第4の
誘電体基板9で構成するマイクロストリップ線路の誘電
体損を低減でき、給電損失の小さな平面アンテナを構成
することができる。また、第3の誘電体基板8と第4の
誘電体基板9を共に低誘電率の発泡誘電体もしくは空気
層で構成することにより、第2の誘電体基板4の着脱に
よる特性の変化が小さな平面アンテナを構成することが
できる。
【0034】実施例7 図7は、本発明の第7実施例に係る平面アンテナを示す
斜視図である。この実施例は、ストリップ導体2と別に
設けた放射導体板6ではなく、導体板5に設けた開口部
10により偏波面を切り換えている。導体板5に設けら
れた開口部である。コーナー部A、B、C、Dそれぞれ
の間のストリップ導体2の長さは4分の1波長であり、
上記ストリップ導体2のBC間と、導体板5に設けられ
た開口部10とが対向するよう配置されている。
【0035】上記平面アンテナにおいて、第2の誘電体
基板4を取り外した状態では第1実施例と同様コーナー
AB間の直線と平行な偏波面を有する電波が放射され
る。
【0036】第2の誘電体基板4を装着した状態でスト
リップ導体2に電波を入力すると、導体板5によりスト
リップ導体2のコーナー部A、B、C、Dそれぞれから
電波の放射が遮蔽・低減される一方で、開口部10には
コーナーBC間のストリップ導体2によりBC間と平行
な方向の電界が誘起される。この開口部10はスロット
アンテナとして動作し、BCと平行な偏波面を有する電
波が放射される。ここで、第2の誘電体基板4を取り外
した状態で空間に放射される電波の偏波面ABと第2の
誘電体基板4を装着した状態で空間に放射される電波の
偏波面BCとは直交しているので、第2の誘電体基板4
を着脱することにより放射する電波の偏波面を切り換え
ることができる。
【0037】実施例8 図8は、本発明の第8実施例に係る平面アンテナを示す
斜視図である。この実施例は、第7実施例において第5
実施例と同様の第3の誘電体基板8を設けた構成であ
る。従って、第3の誘電体基板8を低誘電体率な発泡誘
電体もしくは空気層で構成することにより、誘電体損の
小さな平面アンテナを構成することができる。また、第
2の誘電体基板4を薄膜フィルムで構成すれば、巻取等
により容易に第2の誘電体基板4を着脱することができ
る。
【0038】実施例9 図9は、本発明の第9実施例の構成図である。この実施
例においてはAB間、CD間が約1/2波長である。な
お、ストリップ導体2上の矢印はそれぞれコーナーB、
Cから放射される電波の偏波方向である。この実施例に
おいても、第3の誘電体基板8が設けられている。加え
て、開口部10は、上記ストリップ導体2のAB間もし
くはCD間と対向して設けられている。
【0039】上記平面アンテナにおいて、導体板5の開
口部10がストリップ導体2のAB間と対向した状態で
ストリップ導体2に電波を入力すると、ストリップ導体
2のコーナー部A及びBから電波が放射される。このと
きCD間からの電波は導体板5により遮蔽・低減され
る。ここで、AB間のストリップ導体2の長さは2分の
1波長であるので、AB間から放射される電波の合成電
界の偏波面はコーナーB上の矢印の方向になる。
【0040】次に、導体板5の開口部10がストリップ
導体2のCD間と対向した状態でストリップ導体2に電
波を入力すると、ストリップ導体2のコーナー部C及び
Dから電波が放射される。一方で、AB間からの電波の
放射は導体板5により遮蔽・低減される。ここで、CD
間のストリップ導体2の長さは2分の1波長であるの
で、CD間から放射される電波の合成電界の偏波面はコ
ーナーC上の矢印の方向になる。
【0041】上記二つの状態において空間に放射される
電波の偏波面はそれぞれ直交しているので、第2の誘電
体基板4を移動することにより放射する電波の偏波面を
切り換えることができる。
【0042】実施例10 図10は、本発明の第10実施例に係る平面アンテナを
示す斜視図である。この実施例は、第8実施例に接続導
体11を設けた構成である。接続導体11は接地導体板
3と導体板5とを接続するピンである。接続導体11
は、開口部10の近接に第1の誘電体基板1と第3の誘
電体基板8を貫通して接続導体11が設けられている。
【0043】ストリップ導体2からの電波の放射を低減
するには、ストリップ導体2を中心導体としたトリプレ
ート線路を構成する方法が有効である。但し、接地導体
板3と導体板5を流れる電流の内、接地導体板3を流れ
る電流のみが開口部10の結合に寄与し、導体板5を流
れる電流は反射してしまう。この状態で整合をとるため
には導体板5を流れる電流の反射を打ち消すだけの反射
波を発生させる必要があり、平面アンテナの反射特性は
極めて狭帯域となる。ここで、開口部10を設けるとと
もにストリップ導体2の近傍に接地導体3と導体板5の
接続導体11を設ければ、導体板5を流れる電流を接地
導体板3上に流すことができる。これは、開口部10の
結合に寄与するため、反射電力が減少し、広帯域に亘っ
て反射電力が小さい平面アンテナを得ることができる。
【0044】実施例11 図11は、本発明の第11実施例に係る平面アンテナを
示す斜視図であり、第8実施例に第1実施例と同様の第
2誘電体4を設けた構成である。
【0045】この実施例においては、開口部10と対向
して放射導体板6を設けており、開口部10は放射導体
板6とストリップ導体2の間の結合部としてのみ動作す
るため、第10実施例と同様に反射電力が減少し、広帯
域に亘って反射電力が小さい平面アンテナを得ることが
できる。
【0046】実施例12 図12は、本発明の第12実施例に係る平面アンテナを
示す斜視図である。図中12a、12bはそれぞれスト
リップ導体2の分岐部であり、Oはストリップ導体2の
分岐点、Fa、Fbは放射導体板6a、6bそれぞれの
給電端である。ストリップ導体2のO点からは長さが約
1/2波長の分岐部12a、12bが設けられ、分岐部
12a、12bは放射導体板6a、6bそれぞれの給電
端Fa、Fbに給電方向が直交するように形成されてい
る。また、第2の誘電体基板4の導体板5には、上記放
射導体板6a、もしくは6bと対向するよう開口部10
が設けられている。
【0047】上記平面アンテナにおいて、導体板5の開
口部10を放射導体板6aと対向させた状態でストリッ
プ導体2に電波を入力すると、放射導体板6aから垂直
偏波の電波が放射され、放射導体板6bからの電波の放
射は導体板5により遮蔽・低減される。ここで、ストリ
ップ導体2の分岐部12bの長さは2分の1波長であ
り、放射導体板6bの長さも2分の1波長であるので、
ストリップ導体2上の分岐点Oからみると分岐部12b
の入力インピーダンスは無限大となり、分岐部12bに
は電波は供給されない。
【0048】次に、導体板5の開口部10を放射導体板
6bと対向させた状態でストリップ導体2に電波を入力
すると、放射導体板6bから水平偏波の電波が放射さ
れ、放射導体板6aからの電波の放射は導体板5により
遮蔽・低減される。ここで、ストリップ導体2の分岐部
12aの長さは2分の1波長であり、放射導体板6aの
長さも2分の1波長であるので、ストリップ導体2上の
分岐点Oからみると分岐部12aの入力インピーダンス
は無限大となり、分岐部12aには電波は供給されな
い。
【0049】上記二つの状態において空間に放射される
電波の偏波面はそれぞれ直交しているので、第2の誘電
体基板4を移動することにより放射する電波の偏波面を
切り換えることができる。
【0050】実施例13 図13は、本発明の第13実施例に係る平面アンテナを
示す斜視図である。この実施例においては、第3の誘電
体基板8が設けられている。
【0051】上記平面アンテナにおいて、第3の誘電体
基板8を低誘電率の発泡誘電体もしくは空気層で構成す
ることにより、誘電体損の小さな平面アンテナを構成す
ることができる。また、第2の誘電体基板4を薄膜フィ
ルムで構成すれば、容易に第2の誘電体基板4を移動さ
せることができる。
【0052】実施例14 図14は、本発明の第14実施例に係る平面アンテナを
示す斜視図である。この実施例では、ストリップ導体2
に接して第3の誘電体基板8が設けられており、さらに
第3の誘電体基板8に接して着脱可能な第2の誘電体基
板4が設けられている。上記第2の誘電体基板4の第3
の誘電体基板8との接合面には上記ストリップ導体2の
分岐部12aもしくは12bと対向するよう開口部10
が形成された導体板が設けられており、この開口部10
と対向するよう放射導体板6が設けられている。また、
ストリップ導体2の分岐部12a、12bの長さはそれ
ぞれ1/2波長であり、開口部10との接合部分ではそ
れぞれ直交した方向に配置されている。
【0053】上記平面アンテナにおいて、導体板5の開
口部10をストリップ導体2の分岐部12aと対向させ
た状態でストリップ導体2に電波を入力すると、開口部
10は放射導体板6と分岐12aの結合部として動作
し、放射導体板6から垂直偏波の電波が放射される。こ
こで、放射導体板6と結合しないストリップ導体2の分
岐部12bの長さは2分の1波長であるので、ストリッ
プ導体2上の分岐点Oからみると分岐部12bの入力イ
ンピーダンスは無限大となり、分岐部12bには電波は
供給されない。
【0054】次に、導体板5の開口部10をストリップ
導体2の分岐部12bと対向させた状態でストリップ導
体2に電波を入力すると、開口部10は放射導体板6と
分岐部12bの結合部として動作し、放射導体板6から
水平偏波の電波が放射される。ここで、放射導体板6と
結合しないストリップ導体2の分岐部12aの長さは2
分の1波長であるので、ストリップ導体2上の分岐点O
からみると分岐部12aの入力インピーダンスは無限大
となり、分岐部12bには電波は供給されない。
【0055】上述した二つの状態において空間に放射さ
れる電波の偏波面はそれぞれ直交しているので、第2の
誘電体基板4を移動する電波の偏波面を切り換えること
ができる。
【0056】また、上記平面アンテナにおいて、ストリ
ップ導体2からの電波の放射を低減するには、ストリッ
プ導体2を中心導体としてトリプレート線路を構成する
方法が有効である。但し、接地導体板3と導体板5を流
れる電流の内、接地導体板1を流れる電流のみが開口部
10の結合に寄与し、導体板5を流れる電流は反射して
しまう。この状態で整合をとるためには導体板5を流れ
る電流の反射を打ち消すだけの反射波を発生させる必要
があり、平面アンテナの反射特性は極めて狭帯域とな
る。ここで、開口部10と対向して放射導体板6を設け
れば、開口部10は放射導体板6とストリップ導体2の
間の結合部としてのみ動作するため、反射電力が減少
し、広帯域に亘って反射電力が小さい平面アンテナを得
ることができる。
【0057】実施例15 図15は、本発明の第15実施例に係る平面アンテナを
示す図であり、(a)は斜視図、(b)は第1の誘電体
基板1の底面図である。図において第2の誘電体基板4
の一方の面には放射導体板6が設けられ、他方の面は第
1の誘電体基板1と接している。第1の誘電体基板1の
第2の誘電体基板4との接合面には導体板3が設けら
れ、導体板3には上記放射導体板6の中心からみて直交
した位置に配置された給電点Fa、Fbに開口部部10
a、10bがそれぞれ設けられている。第1の誘電体基
板1の他方の面には上記ストリップ導体2が放射導体板
6の給電点Fa、Fbに沿って設けられており、ストリ
ップ導体2の先端には接地導体板3との接続用の接続導
体11に接続されたダイオード13が設けられている。
また、ストリップ導体導体2のFa、Fb間の距離は1
/4波長、Fbとダイオード13の間の距離も1/4波
長である。
【0058】上記平面アンテナにおいて、ダイオード1
3を順バイアス状態にすると、ストリップ導体2のダイ
オード13との接続部は短絡端となる。ここでストリッ
プ導体2のFa、Fb間の距離、Fbとダイオードの間
の距離はそれぞれ1/4波長であるので、ストリップ導
体2上の電界はFaで最大、Fbで最小となり、放射導
体板6は導体板3の開口部10aから励振され、水平偏
波の電波を放射する。
【0059】ダイオード13を逆バイアス状態にする
と、ストリップ導体2のダイオード13との接続部は開
放端となり、ストリップ導体2上の電界はFaで最小、
Fbで最大となり、放射導体板6は導体板5の開口部1
0bから励振され、垂直偏波の電波を放射する。
【0060】上記二つの状態において空間に放射される
電波の偏波面はそれぞれ直交しているので、ダイオード
13のバイアス状態を制御することにより放射する電波
の偏波面を切り換えることができる。
【0061】実施例16 図16は、本発明の第16実施例に係る平面アンテナを
示す図であり、(a)は斜視図、(b)は第1の誘電体
基板1の底面図である。図において14a、14bは導
体板3の開口部10a、10bと対称に設けた開口部、
15a、15bはストリップ導体2と対称に設けた無給
電ストリップ導体である。
【0062】開口部10a、10bのみ設けた場合、放
射導体板6を導体板3の開口部10aから励振すると、
放射導体板6の形状が左右非対称となり、放射導体板6
上の電界がFbで0とならず開口部10bと結合して交
差偏波の電波を放射する。ここで、導体板3の開口部1
0a、10bと対称に導体板3に開口部14a、14b
を設け、ストリップ導体2と対称に無給電ストリップ導
体15a、15bを設けると放射導体6上の電界が対称
となり、交差偏波を低減することができる。
【0063】なお、上述した第1〜第14実施例では、
ストリップ導体2を接地導体板3と組合せてマイクロス
トリップ線路にし、接地していない導体板5を用いた例
について説明したが、上述した第1〜第4、第7、第1
2及び第13実施例において第1の誘電体基板1と第2
の誘電体基板4の材質及び厚さを等しくし、第5、第
8、第9、第10、第11及び第14実施例において第
1の誘電体基板1と第3の誘電体基板8の材質及び厚さ
を等しくし、更に第6実施例において第3の誘電体基板
8と第4の誘電体基板9の材質及び厚さを等しくし、第
2の誘電体基板4の装着時には導体板5を接地してトリ
プレート線路にしてもストリップ導体2のコーナー部
A、B、C、Dからの電波の放射は、上記導体板により
遮蔽・低減でき、同様の効果を得ることができる。
【0064】なお、上述した第1〜第6、第11実施例
では放射導体板6の共振周波数、及び第7、第8、第1
0実施例では導体板3の開口部10の共振周波数をスト
リップ導体2から電波を放射する場合の使用周波数と同
一にしたが、放射導体板6及び開口部10の大きさを変
えて共振周波数をずらし、異なる偏波もしくは同一の偏
波で異なる二周波数で使用しても良いことはいうまでも
ない。
【0065】また、上述した第1、第3、第5及び第6
実施例では、コーナー部A、B、C、Dそれぞれの間の
ストリップ導体導体2の長さを4分の1波長とし、BC
間のストリップ導体2と放射導体板6を結合させ、第2
の誘電体基板4を取り外した状態でABと、装着した状
態でBCと平行な偏波面を有する電波を放射する例につ
いて説明したが、AB間とCD間を3分の2波長、BC
間を3分の1波長にし、AB間もしくはCD間のストリ
ップ導体2と放射導体板6を結合させ、第2の誘電体基
板4を取り外した状態でBCと、装着した状態でABと
平行な偏波面を有する電波を放射しても良い。また、ス
トリップ導体2の形状もしくは第2実施例と同様に放射
導体板6の形状を変えて円偏波を使用しても良いことは
いうまでもない。
【0066】更に、上述した第14実施例においてスト
リップ導体2の分岐部12a、12bを長さ1/2波長
の開放線路としたが、長さ1/4波長の短絡線路として
も同様の効果を得ることができる。
【0067】また、上述した第15、第16実施例にお
いてダイオード13を接地導体板3との接続用の接続導
体11に接続したが、長さ1/4波長の開放線路を接続
しても同様の効果を得ることができる。
【0068】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の請求項1
によれば、他の放射導体を有する導体や開口を有する導
体等として構成した偏波切換手段によって、ストリップ
導体等の放射導体からの電波を遮蔽しつつ、異なる偏波
又は偏波面を有する電波に切り換えるようにしたため、
偏波切換手段を放射導体に対し着脱可能に設けることに
より、偏波又は偏波面を適宜切り換えることが可能にな
る。
【0069】また、本発明の請求項2によれば、ストリ
ップ導体等の放射導体から複数種類の偏波又は偏波面の
電波を放射させ、偏波切換手段によりこれらのうちいず
れかを選択させるようにしたため、偏波又は偏波面を適
宜切り換えることが可能になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の第1実施例の平面アンテナを示す構
成図である。
【図2】この発明の第2実施例の平面アンテナを示す構
成図である。
【図3】この発明の第3実施例の平面アンテナを示す構
成図である。
【図4】この発明の第4実施例の平面アンテナを示す構
成図である。
【図5】この発明の第5実施例の平面アンテナを示す構
成図である。
【図6】この発明の第6実施例の平面アンテナを示す構
成図である。
【図7】この発明の第7実施例の平面アンテナを示す構
成図である。
【図8】この発明の第8実施例の平面アンテナを示す構
成図である。
【図9】この発明の第9実施例の平面アンテナを示す構
成図である。
【図10】この発明の第10実施例の平面アンテナを示
す構成図である。
【図11】この発明の第11実施例の平面アンテナを示
す構成図である。
【図12】この発明の第12実施例の平面アンテナを示
す構成図である。
【図13】この発明の第13実施例の平面アンテナを示
す構成図である。
【図14】この発明の第14実施例の平面アンテナを示
す構成図である。
【図15】この発明の第15実施例の平面アンテナを示
す構成図である。
【図16】この発明の第16実施例の平面アンテナを示
す構成図である。
【図17】従来の平面アンテナを示す構成図である。
【符号の説明】
1 第1の誘電体基板 2 第1のストリップ導体 3 接地導体板 4 第2の誘電体基板 5 導体板 6、6a、6b 放射導体板 7 第2のストリップ導体 8 第3の誘電体基板 9 第4の誘電体基板 10a、10b、10c、10d 開口部 11 接続導体 12a、12b 第1のストリップ導体の分岐部 13 ダイオード 14a、14b 導体板の無給電開口部 15a、15b 無給電ストリップ導体
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成5年4月19日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】特許請求の範囲
【補正方法】変更
【補正内容】
【特許請求の範囲】
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0008
【補正方法】変更
【補正内容】
【0008】また、図17においてAB間とCD間を3
分の2波長、BC間を3分の1波長にするとX軸と偏波
面が平行な電波の合成値は、 aX +bX +cX +dX =ε(1−cos24°−jsin240°+1−cos240°−jsin 240°) =ε(1+j31/2 /2+1+j31/2 /2) =ε(2+j31/2 ) となる。
【手続補正3】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0013
【補正方法】変更
【補正内容】
【0013】また、本発明の請求項2は、ストリップ導
体等の放射導体複数種類の偏波又は偏波面の電波を放
できる形状とし、その一方で当該放射導体から放射す
る電波を選択する偏波切換手段を設けたことを特徴とす
る。
【手続補正4】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0034
【補正方法】変更
【補正内容】
【0034】実施例7 図7は、本発明の第7実施例に係る平面アンテナを示す
斜視図である。この実施例は、ストリップ導体2と別に
設けた放射導体板6ではなく、導体板5に設けた開口部
10により偏波面を切り換えている。図中10は導体板
5に設けられた開口部である。コーナー部A、B、C、
Dそれぞれの間のストリップ導体2の長さは4分の1波
長であり、上記ストリップ導体2のBC間と、導体板5
に設けられた開口部10とが対向するよう配置されてい
る。
【手続補正5】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0058
【補正方法】変更
【補正内容】
【0058】上記平面アンテナにおいて、ダイオード1
3をバイアス状態にすると、ストリップ導体2のダイ
オード13との接続部は開放端となる。ここでストリッ
プ導体2のFa、Fb間の距離、Fbとダイオードの間
の距離はそれぞれ1/4波長であるので、ストリップ導
体2上の電界はFaで最大、Fbで最小となり、放射導
体板6は導体板3の開口部10aから励振され、水平偏
波の電波を放射する。
【手続補正6】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0059
【補正方法】変更
【補正内容】
【0059】ダイオード13をバイアス状態にする
と、ストリップ導体2のダイオード13との接続部は
端となり、ストリップ導体2上の電界はFaで最小、
Fbで最大となり、放射導体板6は導体板5の開口部1
0bから励振され、垂直偏波の電波を放射する。
【手続補正7】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0069
【補正方法】変更
【補正内容】
【0069】また、本発明の請求項2によれば、ストリ
ップ導体等の放射導体複数種類の偏波又は偏波面の電
波を放射できる形状とし、偏波切換手段を具備すること
により、偏波又は偏波面を適宜切り換えることが可能に
なる。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 放射導体を誘電体を介して接地導体に対
    向させ放射導体から所定偏波又は偏波面の電波を放射す
    る平面アンテナにおいて、 前記放射導体からの電波を遮蔽すると共に、前記放射導
    体からの電波の偏波又は偏波面と異なる偏波又は偏波面
    の電波を放射する偏波切換手段を、放射導体に対し着脱
    可能に設けたことを特徴とする平面アンテナ。
  2. 【請求項2】 放射導体を誘電体を介して接地導体に対
    向させ放射導体から所定偏波又は偏波面の電波を放射す
    る平面アンテナにおいて、 前記放射導体が複数種類の偏波又は偏波面の電波を放射
    し、 前記放射導体からの電波を選択的に遮蔽する偏波切換手
    段を設けたことを特徴とする平面アンテナ。
JP13731892A 1992-05-28 1992-05-28 平面アンテナ Pending JPH05335831A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011120240A (ja) * 2009-11-30 2011-06-16 Korea Electronics Telecommun 無線通信システムにおける円偏波アンテナ及びその製造方法

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