JPH05335277A - プラズマ処理装置 - Google Patents

プラズマ処理装置

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JPH05335277A
JPH05335277A JP4134849A JP13484992A JPH05335277A JP H05335277 A JPH05335277 A JP H05335277A JP 4134849 A JP4134849 A JP 4134849A JP 13484992 A JP13484992 A JP 13484992A JP H05335277 A JPH05335277 A JP H05335277A
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JP
Japan
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plasma
magnetic field
plasma processing
electric field
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Application number
JP4134849A
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English (en)
Inventor
Yasuhiro Nishimori
康博 西森
Kazuyoshi Kondo
一喜 近藤
Michio Taniguchi
道夫 谷口
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Daihen Corp
Original Assignee
Daihen Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】 処理すべき試料の表面に対して従来例に比較
して均一にかつ安定に高い密度のプラズマを照射するこ
とができ、しかも小型・軽量化することができるプラズ
マ処理装置を提供する。 【構成】 内部が真空状態に設定されたプラズマ処理室
10内でプラズマを発生させて試料に対して所定の処理
を行うプラズマ処理装置において、上記プラズマ処理室
の内部に所定の角速度で回転する回転電界Eを発生する
電界発生装置と、上記プラズマ処理室の内部に上記回転
電界Eの方向と垂直な方向に磁界Bを発生する磁界発生
装置とを備える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、プラズマを用いて例え
ばウエハなどの試料に対して、半導体デバイスを形成す
るための所定の処理を行うプラズマ処理装置に関する。
【0002】
【従来の技術及び発明が解決しようとする課題】図8に
第1の従来例の高周波プラズマ処理装置を示す。
【0003】図8に示すように、内部が真空状態に設定
された処理室200内に互いに対向するように載置され
た2個の電極のうち、一方の電極201に高周波信号が
高周波電源210からインピーダンス整合器211を介
して印加され、他方の電極202が接地される。また、
反応ガスを処理室200内に流入させて、2つの電極2
01,202間でプラズマを発生させることによって、
当該発生されたプラズマを用いて、例えば微細加工処
理、レジスト剥離処理、薄膜堆積処理などの半導体デバ
イスを形成するための種々のプロセスが実行される。
【0004】上記第1の従来例の高周波プラズマ処理装
置はその構造が簡単であるという利点を有しているが、
印加される高周波信号の角周波数ωは発生する電子プラ
ズマ周波数ωpeよりも低いので、高周波信号の電磁波
はプラズマ中を伝搬することができない。従って、当該
プロセスを実行するために設定される処理室200内の
圧力を高くする必要があり、これによって、プラズマに
よって発生されるイオンがよりランダムな方向に移動す
るので、例えばエッチング処理において、エッチングす
べき層にアンダーカットが発生する。それ故、当該高周
波プラズマ処理装置は、異方性エッチングの処理に適用
することができない。さらに、プラズマ生成用の電極に
試料えお載置しているためにプラズマと試料が接触する
ので、試料表面に発生するイオンシースにより、イオン
が所望するエネルギーの速度以上に加速され、これによ
って、イオンの温度が比較的高くなり、処理すべき試料
300にしばしば損傷を与えるという問題点があった。
【0005】図9に、例えば特開昭63−100180
号公報において開示された第2の従来例のマグネトロン
高周波プラズマ処理装置を示す。なお、図9において、
図8と同一のものについては同一の符号を付している。
【0006】図9に示すように、第1の従来例と同様
に、内部が真空状態に設定された処理室200内に互い
に対向するように載置された2個の電極のうち、一方の
電極201に高周波信号が高周波電源210からインピ
ーダンス整合器211を介して印加され、他方の電極2
02が接地される。また、反応ガスを処理室200内に
流入させて、2つの電極201,202間でプラズマを
発生させるとともに、接地電極202の下部に設けられ
た永久磁石203a,203bによって生じる磁界Bを
用いて、上記発生されたプラズマを永久磁石のN極20
3aとそのS極203bとの間に発生する磁路中であっ
て試料300の表面上において環状に閉じ込めることに
よって、プラズマの密度をより高くしている。そして、
このように発生されたプラズマを用いて種々のプロセス
が実行される。
【0007】しかしながら、この第2の従来例のマグネ
トロン高周波プラズマ処理装置においては、発生された
プラズマが上述のように局在するので、プラズマの均一
性が低くなる。従って、例えばエッチング処理のとき
に、処理すべきウエハの直径が大きい場合、試料300
の径方向においてエッチングの深さが異なるように処理
されるという問題点があった。
【0008】図10に、例えば特開昭61−86942
号公報において開示された第3の従来例の回転磁界型高
周波プラズマ処理装置を示し、図11にそのプラズマ処
理装置の3個の電磁石404,405,406の配置を
示す。なお、図10及び図11において、図8及び図9
と同一のものについては同一の符号を付している。
【0009】図10に示すように、第1と第2の従来例
と同様に、内部が真空状態に設定された処理室200内
に互いに対向するように載置された2個の電極のうち、
一方の電極201に高周波信号が高周波電源210から
インピーダンス整合器211を介して印加され、他方の
電極202が接地される。また、反応ガスを処理室20
0内に流入させて、2つの電極201,202間でプラ
ズマを発生させる。同時に、永久磁石を回転させて又は
3相交流信号を図11に示すように配置されたソレノイ
ドコイル404,405,406に印加することによっ
て、2つの電極201,202間で発生される電界の方
向に対して垂直な方向であって電界の方向を軸を中心と
して右回りの方向410で回転する回転磁界Bを発生さ
せる。このとき同時に発生する電界Eと磁界Bとの外積
E×Bの方向でイオンが力を受けて移動するという現象
が発生する、いわゆるE×Bドリフト効果(以下、E×
Bドリフト効果という。)によって、上記発生されたプ
ラズマを試料300の表面上で移動させ、この結果、プ
ラズマの照射量を均一化させ、試料300に対する処理
の度合いを均一化させている。
【0010】しかしながら、この第3の従来例の回転磁
界型高周波プラズマ処理装置においては、上記E×Bド
リフト効果によって、発生されたプラズマ中のイオンが
試料300の表面に対して垂直でなく、傾斜した方向で
照射されるので、例えばエッチング処理時においてアン
ダーカットが発生する。従って、当該装置は、第1の従
来例と同様に、異方性エッチング処理などの微細加工に
用いることができないという問題点があった。
【0011】図12に、例えば特開昭62−25643
3号公報において開示された第4の従来例の電子サイク
トロン共鳴プラズマ処理装置(以下、ECRプラズマ処
理装置という。)を示す。図12において図8乃至図1
1と同一のものについては同一の符号を付している。
【0012】図12に示すように、内部が真空状態に設
定され中心部に試料300が載置された処理室200
と、内部が真空状態に設定されたプラズマ発生室221
と、マイクロ波伝搬用導波管222とが縦続に接続さ
れ、プラズマ発生室221の外側に磁界発生用ソレノイ
ドコイル220が設けられる。上記ソレノイドコイル2
20によってプラズマ発生室221と処理室200の各
内部に各室200,221の軸方向と平行な方向に磁界
Bが発生され、このとき、当該磁界Bと、上記導波管2
22を伝搬してくるマイクロ波の電界とが直交する。こ
こで、例えば、周波数2.45GHzのマイクロ波を用
いるとともに、875Gs(ガウス)の磁界を発生させ
ることによって、プラズマ発生室221内の電子がサイ
クトロン共鳴してプラズマが発生され、上記発生された
プラズマを利用して種々のプロセスの処理が実行され
る。
【0013】しかしながら、875Gsの比較的高い磁
界を発生させる必要があるので、ソレノイドコイル22
0が大型になり、これによって、当該装置全体を小型・
軽量化することがむずかしいという問題点があった。ま
た、プラズマ発生室221内にマイクロ波の高次モード
による電界の山と谷が発生するため、発生されたプラズ
マが局在化し、特にプラズマ発生室221の径をより大
きくしたとき、均一したプラズマを得ることができず、
第2の従来例と同様の問題点が生じる。
【0014】図13に、例えば米国特許4,990,2
29号において開示された第5の従来例のヘリコンプラ
ズマ処理装置を示す。図13において図8至図12と同
一のものについては同一の符号を付している。
【0015】図13に示すように、内部が真空状態に設
定され電気絶縁材料にてなる円筒状のプラズマ発生室2
30と、中心部に試料300が載置される円筒状の処理
室231が縦続に接続され、プラズマ発生室230の上
部に反応ガス流入パイプ232が連結される一方、処理
室231の下部に排気パイプ233が連結される。ま
た、プラズマ発生室230の外周部に高周波結合用アン
テナ240が固定されて設けられるとともに、当該アン
テナ240の外周部に、プラズマ発生室230の軸方向
に磁界Bを発生するための磁界発生用ソレノイドコイル
250が設けられる。上記アンテナ240は、円形状の
上リング部241と、円形状の下リング部242と、上
リング部241の一点とそれに対向する下リング部24
2の一点とを接続する接続エレメント243とから構成
され、上リング部241の上記一点に対して上リング2
41の中心を中心として対向するその他点と、下リング
部242の上記一点に対して下リング242の中心を中
心として対向するその他点との間に、高周波電源210
から出力される高周波信号がインピーダンス整合器21
1と同軸ケーブル212とを介して入力されて、上記ア
ンテナ240が励振される。このとき、高周波信号はプ
ラズマ発生室230内部で発生するプラズマと結合しか
つ浸透して、これによって、高周波の電磁波が、ヘリコ
ン波として、発生されたプラズマの内部を軸方向の磁界
Bに沿ってホイッスラーモードで伝搬し、これによって
電離現象を促進することによって高密度なプラズマを発
生している。
【0016】上記第5の従来例のヘリコンプラズマ処理
装置において、例えばプロセスの種類を変更するために
反応ガスの種類を変更したときに、プロセスのための発
生ガスの密度が変化し、これによって上記ヘリコン波の
波長が変化する。一方、高周波結合用アンテナ240が
固定されて設けられているので、発生されたプラズマと
高周波との結合度が低下し、この結果、高周波の電力が
効率良くプラズマに吸収されず、発生されるプラズマの
安定度が低下するという問題点があった。
【0017】本発明の目的は以上の問題点を解決し、処
理すべき試料の表面に対して従来例に比較して均一にか
つ安定に高い密度のプラズマを発生することができ、し
かも小型・軽量化することができるプラズマ処理装置を
提供することにある。
【0018】
【課題を解決するための手段】本発明に係る請求項1記
載のプラズマ処理装置は、内部が真空状態に設定された
プラズマ処理室内でプラズマを発生させて試料に対して
所定の処理を行うプラズマ処理装置において、上記プラ
ズマ処理室の内部に所定の角速度で回転する回転電界を
発生する電界発生手段と、上記プラズマ処理室の内部に
上記回転電界の方向と垂直な方向に磁界を発生する磁界
発生手段とを備える。
【0019】また、請求項2記載のプラズマ処理装置
は、請求項1記載のプラズマ処理装置において、さら
に、上記発生される磁界の磁束が集束しミラー磁界が形
成されるように上記磁界発生手段とともに上記プラズマ
処理室の内部に磁界を発生する別の磁界発生手段を備え
たことを特徴とする。
【0020】さらに、請求項3記載のプラズマ処理装置
は、請求項2記載のプラズマ処理装置において、さら
に、上記試料に所定の交流電圧を印加する電圧印加手段
を備えたことを特徴とする。
【0021】
【作用】請求項1記載のプラズマ処理装置においては、
例えば半導体デバイスを形成するために所定のプロセス
を行うために必要な反応ガスが、上記プラズマ処理室内
に流入される一方、上記プラズマ処理室の内部が所定の
真空状態に設定される。上記電界発生手段は上記プラズ
マ処理室の内部に所定の角速度で回転する回転電界を発
生し、上記磁界発生手段は上記プラズマ処理室の内部に
上記回転電界の方向と垂直な方向に磁界を発生する。
【0022】ここで、上記磁界発生手段によって発生さ
れる上記回転電界の方向と垂直な方向の磁界によって、
上記プラズマ処理室内に存在する気体分子の熱運動によ
る衝突分離現象や、例えば光や宇宙線の照射によって生
じる電離現象によって初期電子や初期イオンが発生され
た後、上記プラズマ処理室内の磁界内に存在する電子及
びイオンはそれぞれ図6に示すように、磁力線の周囲を
右回り及び左回りで旋回するいわゆるラーマー運動と呼
ばれる回旋運動を行う。また、上記発生された磁界に対
して垂直方向に、上記電界発生手段によって発生される
回転電界が印加される。従って、電子及びイオンは図7
に示すようにE×Bドリフト効果によって上記電界と磁
界の両方に対して垂直な方向に回旋運動をしながら移動
し、さらに、上記E×Bドリフト効果による移動方向が
上記所定の角速度で回転する。
【0023】この結果、電子のα作用による衝突電離
と、上記電界発生手段に対してイオンが入射することに
よって発生するγ作用による2次電子放出が繰り返さ
れ、プラズマ状態に進展する。ここで、上記発生される
回転電界の角速度に対応する周波数が高い場合、γ作用
が生じなくても電離現象が促進される。従って、初期電
子が上述のように回旋運動をしながら移動するために、
上記初期電子が中性粒子と衝突する確率が増大するの
で、衝突電離現象が起こり易くなる。この結果、例えば
10-3Torr程度の低気圧の状態においても、プラズ
マの生成及び維持が容易となる。
【0024】上記回転電界による電磁波は磁界が存在し
ている場合、プラズマ表面において遮蔽されることな
く、プラズマ中を伝搬することができる。言い換えれ
ば、上記電磁波はプラズマ中に浸透し、さらに上記磁界
と平行な方向に伝搬して、電子にエネルギーを与えつつ
減衰する。従って、プラズマ中の電子はプラズマ中を伝
搬してきた電磁波の電界によってエネルギーを吸収し、
さらに、電離現象に対して寄与するので、従来例の装置
よりも高い真空状態すなわち低いガス圧状態でプラズマ
を発生することができ、また、プラズマの密度も高くす
ることができる。
【0025】上述のように上記磁界と上記回転電界によ
って発生されたプラズマは上記磁界の磁力線の方向で搬
送された後、上記試料の表面に対して概ね垂直な方向で
入射する。
【0026】本発明に係る装置において、上述のように
回転電界を発生しているので、プラズマ中の電子及びイ
オンは外積E×Bの方向で移動しかつ上記E×Bドリフ
ト効果による移動方向が上記所定の角速度で回転するの
で、プラズマが偏ることを防止することができ、これに
よって、上記試料の表面に対して均一にプラズマを照射
することができる。
【0027】また、請求項2記載のプラズマ処理装置に
おいては、上記別の磁界発生手段は、上記発生される磁
界の磁束が集束しミラー磁界が形成されるように上記磁
界発生手段とともに上記プラズマ処理室の内部に磁界を
発生する。これによって、いわゆるミラー磁界を発生さ
せることができ、試料の表面に入射するプラズマの入射
角度が試料の概ね全体にわたって垂直となり、当該プラ
ズマ処理装置を異方性エッチング処理に適用することが
できる。
【0028】さらに、請求項3記載のプラズマ処理装置
においては、上記電圧印加手段は、上記試料に所定の交
流電圧を印加する。このとき、印加される交流電圧を変
更することによって、プラズマ中のイオンが試料に入射
する量を制御することができる。これによって、例えば
半導体デバイスを形成するときに、より精密な処理を行
うことができる。
【0029】
【実施例】以下、図面を参照して本発明に係る実施例に
ついて説明する。
【0030】図1は本発明に係る一実施例であるプラズ
マ処理装置の斜視図であり、図2は図1のA−A’線に
ついての縦断面図であり、図3は図1のプラズマ処理装
置のB−B’線についての横断面図である。図1乃至図
3において図8乃至図13と同一のものについては同一
の符号を付している。
【0031】本実施例のプラズマ処理装置は、内部が真
空状態に設定された円筒形状のプラズマ処理室10の外
周部に6個の電界発生用電極ER1乃至ER6を互いに
60度の角度だけ離れるように設けて、互いにπ/3だ
け異なる位相を有する高周波信号を各電極ER1乃至E
R6に印加することによってプラズマ処理室10の円筒
の軸方向(以下、Z軸方向という。)に対して垂直な方
向であって上記円筒の軸を中心Oとして右回りで回転す
る電界Eを発生させるとともに、電極ER1乃至ER6
の外周部に磁界発生用ソレノイドコイル20を設けて当
該ソレノイドコイル20に所定の直流電圧を印加するこ
とによってZ軸方向に平行であって試料300に向かう
方向で磁界を発生させ、これによって、プラズマを発生
させ、このとき、発生されたプラズマ中を上記回転電界
を発生させる高周波信号の電磁波が伝搬し、上記プラズ
マを処理室10内に載置された試料300の上表面に対
して照射することを特徴とする。
【0032】図1乃至図3に示すように、例えばアルミ
ナ又は石英ガラスなどの電気絶縁材料にてなり円筒形状
のプラズマ処理室10の底面に、電気絶縁材料にてなる
試料支持台30が固定され、当該試料支持台30上に、
例えば半導体デバイスのウエハである試料300がその
表面がZ軸と垂直となるように載置される。ここで、プ
ラズマ処理室10の上面には、反応ガス輸送パイプ1
1、バルブ15、バリアブルリーク14a,14bを介
して、それぞれ所定の反応ガスを貯蔵するガスボンベ1
3a,13bが連結される一方、プラズマ処理室10の
底面には、排気パイプ12及び圧力調整バルブ16を介
して真空ポンプ17に連結される。
【0033】試料支持台30よりも上側の位置であるプ
ラズマ処理室10の外周部に、それぞれ直方体形状を有
する6個の電極ER1乃至ER6が、プラズマ処理室1
0の円筒の軸を中心Oとして互いにθ1=60度の角度
だけ離れて、かつプラズマ処理室10の上部から見て左
回りで電極ER1,ER2,…,ER6の順で設けられ
る。ここで、各電極ER1乃至ER6に、それぞれ角周
波数ωと互いにπ/3だけ異なる位相を有して次式で表
される高周波信号V1乃至V6が印加される。
【0034】
【数1】V1=V・sin(ωt)
【数2】V2=V・sin(ωt+π/3)
【数3】V3=V・sin(ωt+2π/3)
【数4】V4=V・sin(ωt+π)
【数5】V5=V・sin(ωt+4π/3)
【数6】V6=V・sin(ωt+5π/3)
【0035】なお、電極ER1乃至ER6の形状を、好
ましくは、プラズマ処理室10の外周部に沿って湾曲さ
せるように形成してもよい。これによって、プラズマ処
理室10の内部において電界Eはより均一となり、電界
Eが一箇所に集中することを防止することができる。
【0036】図4に図1のプラズマ処理装置の電極印加
信号発生回路を示す。図4に示すように、高周波信号発
生器50は角周波数ωの正弦波の基準高周波信号V
発生し、PLL回路51aと増幅器52aとインピーダ
ンス整合器53aとを介して電極ER1に出力する。こ
こで、PLL回路51aは位相検波器71と低域通過フ
ィルタ(LPF)72と電圧制御発振器73とから構成
され、電極ER1に印加される高周波信号Vが位相検
波器71に帰還され、PLL回路51aによって基準高
周波信号Vと高周波信号V1との位相差がゼロになる
ように制御される。後述するPLL回路51b,51
c,51d,51e,51fもPLL回路51aと同様
に構成され、同様の動作を行う。
【0037】また、上記基準高周波信号V0は、位相π
/3だけ移相させる移相器60bとPLL回路51bと
増幅器52bとインピーダンス整合器53bとを介して
電極ER2に印加され、このとき、電極ER2に高周波
信号V2が印加される。さらに、上記基準高周波信号V0
は、位相2π/3だけ移相させる移相器60cとPLL
回路51cと増幅器52cとインピーダンス整合器53
cとを介して電極ER3に印加され、このとき、電極E
R3に高周波信号V3が印加される。またさらに、上記
基準高周波信号V0は、位相πだけ移相させる移相器6
0dとPLL回路51dと増幅器52dとインピーダン
ス整合器53dとを介して電極ER4に印加され、この
とき、電極ER4に高周波信号V4が印加される。ま
た、上記基準高周波信号V0は、位相4π/3だけ移相
させる移相器60eとPLL回路51eと増幅器52e
とインピーダンス整合器53eとを介して電極ER5に
印加され、このとき、電極ER5に高周波信号V5が印
加される。さらに、上記基準高周波信号V0は、位相5
π/3だけ移相させる移相器60fとPLL回路51f
と増幅器52fとインピーダンス整合器53fとを介し
て電極ER6に印加され、このとき、電極ER6に高周
波信号V6が印加される。
【0038】以上のように、高周波信号V1乃至V6がそ
れぞれ電極ER1乃至ER6に印加されるとき、Z軸方
向に対して垂直な方向であって上記円筒の軸を中心Oと
して右回りで上記高周波信号の角周波数ωの角速度で回
転する電界Eが発生される。
【0039】さらに、磁界発生用ソレノイドコイル20
が、電極ER1乃至ER6の外周部に、電極ER1乃至
ER6から所定の距離だけ離れて設けられる。当該ソレ
ノイドコイル20に所定の直流電圧を印加することによ
って、プラズマ処理室10内で、Z軸に平行であって試
料300に向かう方向で磁界Bが発生される。
【0040】以上のように構成されたプラズマ処理装置
において、例えば半導体デバイスを形成するために所定
のプロセスを行うために必要な反応ガスが、ガスボンベ
13a,13bからバリアブルリーク14a,14bを
介して所定の成分及び所定の混合比で混合されて生成さ
れた後、生成後の混合ガス500がバルブ15及び反応
ガス輸送パイプ11を介してプラズマ処理室10内に流
入される。一方、ポンプ17を駆動したとき、プラズマ
処理室10内のガス510は排気パイプ12及び圧力調
整バルブ16を介してポンプ17に排気され、圧力調整
バルブ16を用いることによって、プラズマ処理室10
内が所定の真空状態に設定される。本実施例において
は、好ましくは、10-3Torr以下の状態に設定され
る。
【0041】また、上記発生される回転電界Eによっ
て、電極間に存在する気体分子の熱運動による衝突分離
現象や、例えば光や宇宙線の照射によって生じる電離現
象によって初期電子や初期イオンが発生された後、プラ
ズマ処理室10内の電界E内に存在する電子及びイオン
は電界Eの方向に角周波数ωで振動し、α作用による衝
突電離と、電極に対してイオンが入射することによって
γ作用による2次電子放出が繰り返され、プラズマ状態
に進展する。ここで、印加される高周波信号の周波数が
高い場合、電子が電極に達するまでに極性が反転するた
めに、γ作用が生じなくても電離現象は促進されるの
で、電極ER1乃至ER6をプラズマ処理室10の外側
に載置しても、又は電極ER1乃至ER6を電気絶縁物
で被覆しても放電現象が生じる。本実施例のように電極
ER1乃至ER6をプラズマ処理室10の外側に載置す
ることによって、電極ER1乃至ER6の構成物質の混
入の無い、すなわち不純物の全く無いプラズマを発生す
ることができる。
【0042】図1乃至図3に示すように、プラズマ処理
室10の円筒の軸方向と平行であるZ軸方向に磁界Bが
発生されるので、電子及びイオンはそれぞれ図6に示す
ように、磁力線の周囲を右回り及び左回りでいわゆるラ
ーマー運動と呼ばれる螺旋運動を行う。また、上述のよ
うに、Z軸方向に対して垂直な方向を有する磁界Bに対
して垂直な電界Eが発生されるので、初期電子は、図7
に示すように、上記E×Bドリフト効果によって電界E
と磁界Bの両方に対して垂直な方向で回旋運動しながら
移動し、さらに、移動方向が印加された高周波信号の周
波数に対応する角速度で回転する。この結果、初期電子
が中性粒子と衝突する確率が増大するので、衝突電離現
象が起こりやすくなる。この結果、例えば10-3Tor
r程度の低気圧の状態においても、プラズマの生成及び
維持が容易となる。
【0043】例えば磁界Bが全く無い状態でプラズマに
対して回転電界Eを印加した場合に、回転電界Eの回転
の角周波数ωが電子プラズマ周波数ωpe(≒10
4(ne1/2Hz(ここで、neは電子の密度であ
る。))以下のときに、当該回転電界Eはプラズマの表
面で電子の集団運動によって遮蔽され、電界Eはプラズ
マ内部に浸透することができない。しかしながら、ソレ
ノイドコイル20によってプラズマに磁界が印加される
と、電子の運動が束縛されるので、周波数の低い電磁波
もプラズマ中を伝搬することが可能となる。例えば4.
9Gs以上の磁界Bを印加した場合、印加される高周波
信号の角周波数ωが電子サイクロトロン角周波数ωce
よりも低く、例えば角周波数ωの周波数が13.56M
Hzであるとき、高周波信号の電磁波はプラズマ中を伝
搬することができる。言い換えれば、4.9Gs以上の
磁界BがZ軸方向に印加されているとき、印加される1
3.56MHzの周波数を有する高周波信号の電磁波は
プラズマ中に浸透し磁界Bと平行な方向に伝搬して、電
子にエネルギーを与えつつ減衰する。従って、プラズマ
中の電子はプラズマ中を伝搬してきた電磁波の電界によ
ってエネルギーを吸収し、さらに、電離現象に対して寄
与するので、第1の従来例の高周波プラズマ処理装置よ
りも高い真空状態すなわち低いガス圧状態でプラズマを
発生することができ、また、プラズマの密度も高くする
ことができる。
【0044】上述のように磁界Bと回転電界Eによって
発生されたプラズマは磁界Bの磁力線の方向すなわちZ
軸方向で搬送された後、試料300の上表面に対して概
ね垂直な方向で入射して照射される。
【0045】本実施例においては、上述のように回転電
界Eを発生しているので、プラズマ中の電子及びイオン
は外積E×Bの方向で移動し、さらにその移動方向が角
速度ωで回転するので、プラズマが偏ることを防止する
ことができ、これによって、試料300の表面に対して
均一にプラズマを照射することができるという利点があ
る。
【0046】本実施例において、第2の従来例のマグネ
トロンプラズマ処理装置のように、プラズマの閉じ込め
を行わなわず、上記発生された磁界Bによってプラズマ
を輸送するので、プラズマを均一に試料300に照射す
ることができる。
【0047】本実施例において、試料300の上表面近
傍におけるイオンシースによって発生される電界Eの方
向と磁界Bとのなす角度がほぼ0度であるので、上記E
×Bドリフト効果の現象が発生しないため、試料300
の表面に対して垂直であるので、試料300に入射する
イオン及び電子の試料300に対する角度が90度とな
る。従って、例えばエッチング処理を行ったときに、第
3の従来例の回転磁界型高周波プラズマ処理装置より
も、より正確に試料300の表面に対して垂直な方向で
エッチング処理を行うことができるので、アンダーカッ
トが少なく、本実施例の装置を異方性エッチング処理に
適用することができるという利点がある。
【0048】第4の従来例のECRプラズマ処理装置に
おいては、例えば高周波信号の周波数が2.45GHz
のときにプラズマを発生するために875Gsの磁界B
を発生する必要があるが、本実施例の装置では、例えば
5Gs程度以下の磁界Bを発生すればよく、第4の従来
例に比較して2桁のオーダーだけ小さい磁界Bを発生す
るだけでよいので、磁界発生用ソレノイドコイル20の
大きさを大幅に小型化することができ、これによって、
当該プラズマ処理装置を小型・軽量化することができ
る。
【0049】また、一般にプラズマ処理室10の直径は
数m程度以下であり、本実施例で印加される高周波信号
の周波数は13.56MHzであるので、印加される高
周波信号の波長はプラズマ処理室10の直径よりも極め
て大きい。従って、第4の従来例のECRプラズマ処理
装置のように、高次モードによる電界の谷と山による局
在が発生しない。従って、第4の従来例に比較してより
大きな面積でより均一なプラズマを発生することができ
る。
【0050】さらに、第5の従来例のように、アンテナ
240を使用しないので、高周波信号の電磁界とプラズ
マとの結合度の低下によってプラズマの発生が不安定に
なることがない。さらに、ヘリコン波を伝搬させるため
のアンテナ240を設ける必要がないので、当該装置を
第5の従来例よりも小型化することができる。
【0051】以上の実施例において、1個の磁界発生用
ソレノイドコイル20を用いているが、本発明はこれに
限らず、図5に示すように、ソレノイドコイル20の下
側であってプラズマ処理室10の外周部に、別のソレノ
イドコイル21を、試料支持台30上に形成された円板
形状の電極31上に載置された試料300の処理すべき
最上層の面S100がソレノイドコイル20の底面とソ
レノイドコイル21の上面との間の距離2Lの中間の位
置に位置するように設け、当該ソレノイドコイル21に
ソレノイドコイル20と同一の極性を有する直流電圧を
同一の電流値で印加する。これによって、1個のソレノ
イドコイル20だけでは発散していた磁束を当該ソレノ
イドコイル21によって集束することによって、いわゆ
るミラー磁界を発生させる。これによって、試料300
の上表面に入射するプラズマの入射角度が試料300の
概ね全体にわたって垂直となり、当該プラズマ処理装置
を異方性エッチング処理に適用することができる。
【0052】図5の変形例においては、別のソレノイド
コイル21を、面S100がソレノイドコイル20の底
面とソレノイドコイル21の上面との間の距離2Lの中
間の位置に位置するように設けているが、これに限ら
ず、ソレノイドコイル21の位置を、ソレノイドコイル
20,21に印加する電流値を制御することによってミ
ラー磁界が形成されるように設定してもよい。
【0053】またさらに、図5に示すように、バイアス
信号発生器32から電極31に対して、高周波信号など
のバイアス交流信号を印加しその信号の電圧を制御する
ことによって、プラズマ中のイオンが試料300に入射
する量を制御してもよい。これによって、例えば半導体
デバイスを形成するときに、より精密な処理を行うこと
ができる。
【0054】以上の実施例において、高周波信号を用い
ているが、本発明はこれに限らず、低周波信号を含む交
流信号であってもよい。
【0055】以上の実施例において、6個の電極ER1
乃至ER6を用いているが、本発明はこれに限らず、3
個以上の自然数n個の電極ERk(k=1,2,…,
n)を用いて当該各電極にそれぞれ次式で表される高周
波信号Vkを印加することによって、回転電界を発生さ
せるようにしてもよい。
【数7】Vk=V・sin{ωt+(k−1)2π/
k},k=1,2,…,n また、プラズマ処理室10の外周部でZ軸を中心として
電極を回転させて、回転電界を発生させるようにしても
よい。また、回転電界の回転方向は右回りに限らず、左
回りでもよい。
【0056】以上の実施例において、電極ER1乃至E
R6をプラズマ処理室10の外周部に設けているが、本
発明はこれに限らず、プラズマ処理室10内に設けても
よい。また、磁界発生用ソレノイドコイル20,21を
プラズマ処理室10内に設けてもよい。
【0057】
【発明の効果】以上詳述したように本発明によれば、内
部が真空状態に設定されたプラズマ処理室内でプラズマ
を発生させて試料に対して所定の処理を行うプラズマ処
理装置において、上記プラズマ処理室の内部に所定の角
速度で回転する回転電界を発生する電界発生手段と、上
記プラズマ処理室の内部に上記回転電界の方向と垂直な
方向に磁界を発生する磁界発生手段とを備える。
【0058】従って、上記回転電界の電磁波は上記磁界
によってプラズマの内部に伝搬するので、第1の従来例
に比較してより真空度を高くし、すなわちプラズマ処理
室内のガス圧が低くくしながらも、プラズマの密度を大
幅に高くすることができる。また、第2の従来例のよう
にプラズマの閉じ込めを行わなわず、さらに、上記回転
電界を発生して、プラズマ中の電子及びイオンは電界E
と磁界Bとの外積E×Bの方向で移動し、さらにその移
動方向が上記所定の角速度で回転するので、プラズマが
偏ることを防止することができる。また、上記発生され
たプラズマを上記磁界によって輸送するので、上記試料
の表面に対して均一にプラズマを照射することができ
る。ここで、例えば上記磁界の方向を試料の表面に垂直
な方向にとれば、上記試料に対して正確に垂直な方向で
プラズマを照射することができる。
【0059】また、第4の従来例のECRプラズマ処理
装置に比較して上記発生される磁界は極めて小さいの
で、上記磁界発生手段を構成する例えば磁界発生用ソレ
ノイドコイルの大きさを大幅に小型化することができ、
これによって、当該プラズマ処理装置を小型・軽量化す
ることができるという利点がある。さらに、第5の従来
例のようにアンテナ240を用いないので、上記回転電
界の電磁波とプラズマとの結合はプラズマの発生に関係
せず、これによって、第5の従来例に比較してプラズマ
をより安定に発生させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明に係る一実施例であるプラズマ処理装
置の斜視図である。
【図2】 図1のプラズマ処理装置のA−A’線につい
ての縦断面図である。
【図3】 図1のプラズマ処理装置のB−B’線につい
ての横断面図である。
【図4】 図1のプラズマ処理装置の電極印加信号発生
回路を示すブロック図である。
【図5】 本発明に係る変形例であるプラズマ処理装置
の縦断面図である。
【図6】 電子及びイオンのラーマー運動を示す斜視図
である。
【図7】 初期電子が電界Eと磁界Bとの外積の方向で
螺旋運動しながらドリフト移動することを示す斜視図で
ある。
【図8】 第1の従来例の高周波プラズマ処理装置の縦
断面図である。
【図9】 第2の従来例のマグネトロン高周波プラズマ
処理装置の縦断面図である。
【図10】 第3の従来例の回転磁界型高周波プラズマ
処理装置の縦断面図である。
【図11】 図10の回転磁界型高周波プラズマ処理装
置の3個の電磁石の配置を示す平面図である。
【図12】 第4の従来例のECRプラズマ処理装置の
縦断面図である。
【図13】 第5の従来例のヘリコンプラズマ処理装置
の縦断面図である。
【符号の説明】
10…プラズマ処理室、 11…反応ガス輸送パイプ、 12…排気パイプ、 20,21…磁界発生用ソレノイドコイル、 30…試料支持台、 32…バイアス信号発生器、 50…基準高周波信号発生器、 60b,60c,60d,60e,60f…移相器、 300…試料、 ER1乃至ER6…回転電界発生用電極、 E…回転電界、 B…磁界。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 内部が真空状態に設定されたプラズマ処
    理室内でプラズマを発生させて試料に対して所定の処理
    を行うプラズマ処理装置において、 上記プラズマ処理室の内部に所定の角速度で回転する回
    転電界を発生する電界発生手段と、 上記プラズマ処理室の内部に上記回転電界の方向と垂直
    な方向に磁界を発生する磁界発生手段とを備えたことを
    特徴とするプラズマ処理装置。
  2. 【請求項2】 上記プラズマ処理装置はさらに、 上記発生される磁界の磁束が集束しミラー磁界が形成さ
    れるように上記磁界発生手段とともに上記プラズマ処理
    室の内部に磁界を発生する別の磁界発生手段を備えたこ
    とを特徴とする請求項1記載のプラズマ処理装置。
  3. 【請求項3】 上記プラズマ処理装置はさらに、 上記試料に所定の交流電圧を印加する電圧印加手段を備
    えたことを特徴とする請求項2記載のプラズマ処理装
    置。
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