JPH05335227A - 半導体基板処理装置 - Google Patents

半導体基板処理装置

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JPH05335227A
JPH05335227A JP14384492A JP14384492A JPH05335227A JP H05335227 A JPH05335227 A JP H05335227A JP 14384492 A JP14384492 A JP 14384492A JP 14384492 A JP14384492 A JP 14384492A JP H05335227 A JPH05335227 A JP H05335227A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
semiconductor substrate
photoresist film
inert gas
wafer
semiconductor
Prior art date
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Withdrawn
Application number
JP14384492A
Other languages
English (en)
Inventor
Toshiro Itani
俊郎 井谷
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NEC Corp
Original Assignee
NEC Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by NEC Corp filed Critical NEC Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】半導体基板処理装置において、フォトレジスト
塗布,露光,現像等の処理を施されるウェハー表面を大
気から遮断することによってウェハー表面上のフォトレ
ジスト膜の劣化を防止する。 【構成】半導体基板処理装置において、不活性ガス吹出
し装置100に不活性ガス導入口101より不活性ガス
103が導入され、ガスフィルタ102を通してレジス
ト膜形成装置107の上面すなわち塗布処理を施される
ウェハー表面に吹出され、その結果ウェハー表面は常に
不活性ガス雰囲気に保たれる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は半導体基板処理装置に関
し、特に半導体基板にフォトレジスト膜を形成する装
置、フォトレジスト膜が形成された半導体基板に所望の
半導体集積回路パターンを描いたマスクまたはレチクル
を通して露光する装置、半導体基板を現像液を用いて現
像する装置を含む半導体基板処理装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の半導体基板処理装置、例
えばフォトレジスト膜形成装置は図3の断面図に示すよ
うに、ウェハーローダ304からフォトレジスト塗布カ
ップ306に半導体基板(ウェハー)を供給し、ウェハ
ーにフォトレジストを回転塗布し、その後、加熱,冷却
しウェハーアンローダ305に収納する。この際、フォ
トレジスト塗布処理が施されるウェハーの表面は大気解
放状態にある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上述した従来の半導体
基板処理装置、例えばフォトレジスト膜形成装置にてウ
ェハー上にフォトレジスト膜を形成した場合、フォトレ
ジスト膜表面が大気解放になっているため、大気中の活
性成分とフォトレジスト膜が反応し、フォトレジスト膜
が劣化し、その結果、半導体集積回路パターンを描いた
マスクまたはレチクルを通してこのフォトレジスト膜を
露光し、現像して得られるフォトレジストパターンの形
状が劣化する。
【0004】特に、酸発生剤を含んだ化学増幅形レジス
トの場合、大気中の活性成分とフォトレジスト膜との反
応は大きく、フォトレジスト膜形成からその後の露光、
露光後の熱処理、現像終了までの間で引き続き反応が起
こり、フォトレジストパターンの形状劣化、解像度低
下、フォトレジストパターンの寸法均一性低下が生じる
という欠点がある。
【0005】特に微細パターン形成に対しては、このよ
うなフォトレジスト膜の劣化に起因するフォトレジスト
パターンのウェハー面内不均一性は致命的である。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明の半導体基板処理
装置は、フォトレジスト塗布,露光,現像等の処理を施
されるウェハー表面を常にもしくは一時的に不活性ガス
雰囲気に保つ構造を備え、ウェハー表面上のフォトレジ
スト膜が大気に接触しないようにすることによって大気
中の活性成分とフォトレジスト膜との反応をなくし、フ
ォトレジスト膜が劣化することを防止てきる構造となっ
ている。
【0007】
【実施例】次に、本発明について図面を参照して説明す
る。図1は本発明の実施例1の半導体基板処理装置、例
えばフォトレジスト膜形成装置の断面図である。不活性
ガス吹出し装置100に不活性ガス導入口101より不
活性ガス103が導入され、ガスフィルタ102を通し
てフォトレジスト膜形成装置107の上面すなわち処理
を施されるウェハー表面に吹出され、その結果ウェハー
表面は常に不活性ガス雰囲気に保たれる。
【0008】上記構造を備えるフォトレジスト塗布装置
にて、ウェハー上にフォトレジスト膜を形成した場合、
ウェハー表面上のフォトレジスト膜表面が大気解放にな
らず、大気中の活性成分とフォトレジスト膜が反応する
ことはなくなり、フォトレジスト膜が劣化することはな
くなる。その結果、半導体集積回路パターンを描いたマ
スクまたはレチクルを通してフォトレジスト膜を露光
し、現像して得られるフォトレジストパターンの形状は
劣化せず、良好な状態に維持される。
【0009】図2は本発明の実施例2の半導体基板処理
装置、例えばフォトレジスト膜形成装置207、ウェハ
ー露光装置208、フォトレジスト膜現像装置211と
を結合させた半導体基板処理装置の断面図である。不活
性ガス吹出し装置200に不活性ガス導入口201より
不活性ガス203が導入され、ガスフィルタ202を通
してフォトレジスト膜形成装置207の上面、ウェハー
露光装置208の上面、フォトレジスト膜現像装置21
1の上面に各々吹出され、その結果ウェハー表面は常に
不活性ガス雰囲気に保たれる。
【0010】上記構造の場合、実施例1に比べてさらに
大気中の活性成分とフォトレジスト膜との反応を防止す
ることができ、フォトレジスト膜が劣化することはなく
なる。
【0011】さらに本発明は、上記実施例1,2の他
に、ウェハー露光装置208,フォトレジスト膜現像装
置211をそれぞれ単独で実施してもよいし、また、フ
ォトレジスト膜形成装置207とウェハー露光装置20
8,あるいはウェハー露光装置208とフォトレジスト
膜現像装置211の組み合わせで実施してもよい。
【0012】
【発明の効果】以上説明したように本発明の半導体基板
処理装置は、それぞれの処理をされるウェハー表面を常
にもしくは一時的に不活性ガス雰囲気に保つ構造を備え
ているため、ウェハー表面上のフォトレジスト膜表面が
大気解放にならず、大気中の活性成分とフォトレジスト
膜が反応することはなくなり、フォトレジスト膜が劣化
することはなくなる。その結果、半導体集積回路パター
ンを描いたマスクまたはレチクルを通してフォトレジス
ト膜を露光し、現像して得られるフォトレジストパター
ンの形状は劣化せず、良好な状態に維持される。
【0013】特に、酸発生剤を含んだ化学増幅型レジス
トの場合、その効果は大きく、フォトレジストパターン
の形状劣化、解像度低下、フォトレジストパターンの寸
法均一性低下が防止できる。
【0014】その結果、半導体集積回路パターンを描い
たマスクまたはレチクルを通してこのフォトレジスト膜
を露光し、現像して得られるフォトレジストパターンを
再現性よく形成することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例1の半導体基板処理装置の断面
図である。
【図2】本発明の実施例2の半導体基板処理装置の断面
図である。
【図3】従来の半導体基板処理装置の断面図である。
【符号の説明】
100,200 不活性ガス吹出し装置 101,201 不活性ガス導入口 102,202 ガスフィルタ 103,203 不活性ガス 104,204,304 ウェハーローダ 105,205,305 ウェハーアンローダ 106,206,306 フォトレジスト塗布カップ 107,207,307 フォトレジスト膜形成装置 208 ウェハー露光装置 209 レチクル 210 フォトレジスト膜現像カップ 211 フォトレジスト膜現像装置

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 半導体基板にフォトレジストを滴下し、
    その半導体基板を回転させフォトレジスト膜を形成し、
    その後その半導体基板を加熱、冷却しフォトレジスト膜
    を形成する半導体基板処理装置において、半導体基板表
    面を常にもしくは一時的に不活性ガス雰囲気に保つ不活
    性ガス吹出し装置を有することを特徴とする半導体基板
    処理装置。
  2. 【請求項2】 フォトレジスト膜が形成された半導体基
    板に、所望の半導体集積回路パターンを描いたマスクま
    たはレチクルを通して露光する半導体基板処理装置にお
    いて、半導体基板表面を常にもしくは一時的に不活性ガ
    ス雰囲気に保つ不活性ガス吹出し装置を有することを特
    徴とする半導体基板処理装置。
  3. 【請求項3】 フォトレジスト膜が形成された半導体基
    板に、所望の半導体集積回路パターンを描いたマスクま
    たはレチクルを通して露光後、その半導体基板を加熱、
    冷却処理し、現像液を用いて現像する半導体基板処理装
    置において、半導体基板表面を常にもしくは一時的に不
    活性ガス雰囲気に保つ不活性ガス吹出し装置を有するこ
    とを特徴とする半導体基板処理装置。
  4. 【請求項4】 前記フォトレジスト膜を形成する装置
    と、前記半導体基板を露光する装置とを結合させた請求
    項1および2記載の半導体基板処理装置。
  5. 【請求項5】 前記半導体基板を露光する装置と、前記
    半導体基板を現像する装置とを結合させた請求項2およ
    び3記載の半導体基板処理装置。
  6. 【請求項6】 前記フォトレジスト膜を形成する装置
    と、前記半導体基板を露光する装置と、前記半導体基板
    を現像する装置とを結合させた請求項1,請求項2およ
    び請求項3記載の半導体基板処理装置。
JP14384492A 1992-06-04 1992-06-04 半導体基板処理装置 Withdrawn JPH05335227A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2006049330A1 (ja) * 2004-11-08 2006-05-11 Fujifilm Corporation 露光装置
JP2008034869A (ja) * 2007-09-28 2008-02-14 Dainippon Screen Mfg Co Ltd 基板処理装置
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JP4505005B2 (ja) * 2007-09-28 2010-07-14 大日本スクリーン製造株式会社 基板処理装置
JP4505006B2 (ja) * 2007-09-28 2010-07-14 大日本スクリーン製造株式会社 基板処理装置

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