JPH0533430U - スライドスイツチ - Google Patents

スライドスイツチ

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JPH0533430U
JPH0533430U JP8046791U JP8046791U JPH0533430U JP H0533430 U JPH0533430 U JP H0533430U JP 8046791 U JP8046791 U JP 8046791U JP 8046791 U JP8046791 U JP 8046791U JP H0533430 U JPH0533430 U JP H0533430U
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JP
Japan
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slider
positioning
slide switch
portions
stop position
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Pending
Application number
JP8046791U
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English (en)
Inventor
正之 大家
Original Assignee
シヤープ株式会社
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Application filed by シヤープ株式会社 filed Critical シヤープ株式会社
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 スライドスイッチにおいて、停止位置での確
実な停止と停止位置以外での滑らかな動きを可能とす
る。 【構成】 垂直関係に有る2つの面に凹凸部分を設けて
あるスイッチ本体3と、アーチ部41の側面と底面にそ
れぞれ突起部分を設けてあるスライダー4とから成るス
ライドスイッチにおいて、突起部分41aと42aがそ
れぞれ凹部分31aと凹部分32aと接合することによ
りスライダー4が停止し、キー入力がなされ、突起部分
41aと42aがそれぞれ凸部分31bと32bにきた
とき、両者が押し合い、スライダー4が凹部分31a及
び32bへ押しやられる。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、例えば電子卓上計算機に使用されるスライドスイッチに関する。
【0002】
【従来の技術】
図1にスライドスイッチを実装した電子卓上計算機の斜視図を、図4に従来技 術としてのスイッチ本体3とスライダー4の斜視図を、図5にスライダー4の正 面図を、そして図6に一般的なスライドスイッチの断面図を示す。
【0003】 上記スライドスイッチは図1に示すように、電子卓上計算機の指数選択用指示 スイッチとしてもちいられており、図6のようにスイッチ本体3が電子卓上計算 機本体内の保持板10とキャビネット2との間に固定され、スライダー4のつま み1がキャビネット2の案内溝から突出している。
【0004】 前記スイッチ本体3は図4のように上部に案内溝を有する直方体状を成し、そ の片側には平板状のスライドガイド33が水平方向に形成されている。31は前 記スライドガイド33に対応して設けられた位置決め枠で、案内溝の上部に段部 32を介して立設されており、その内側面には波状の凹凸部分が形成されている 。この内側面の凹部分31aはスライダー4の位置決め選択箇所としての停止位 置となるものである。
【0005】 スライダー4は嵌合溝43をもって前記スライドガイド33に摺動自在に嵌合 され、上部の一端に形成された鍵部が前記案内溝に嵌合されている。41は前記 一対の鍵部間に架設されたアーチ状の弾性材で中央部に前記凹部分31aと係合 する突起部分41aが形成されており、この突起部分41aが位置決め選択部材 である。
【0006】 更に、図6に示すとおりスライダー4の下部には軸5が設けられ、この軸5を 中心にスライダー4の移動に応じて導電性のゴムローラー6が回転する。また、 一対のキー接点7,8を有すプリント基板9は保持板10に固着され、導電性の ゴムローラー6と圧接される。
【0007】 前記従来のスライドスイッチでは、位置決め枠をスイッチ本体3に、位置決め 選択部材をスライダー4にそれぞれ1つずつ設けることにより、位置決め選択箇 所としての停止位置を一点接触で定めていた。
【0008】 次に、前記従来のスライドスイッチの動作について図4及び図6を用いて述べ る。つまみ1を持ちスライダー4をスイッチ本体3にそってスライドさせると、 スライダー4の下部に設けられている導電性のゴムローラー6がプリント基板9 上を回転しつつ、キー接点7及び8上を移動していく。
【0009】 このスライダー4の動きに伴いアーチ部41の突起部分41aがスイッチ本体 3の凹凸部分31にそって動き、突起部分41aが凹部分31aにきた時、突起 部分41aが凹部分31aと押圧接触し、スライダー4はその位置で停止し、同 時に導電性のゴムローラー6がプリント基板9上で停止することとなり、停止位 置に対応するところのキー接点7及び8が導電性のゴムローラー6により選択さ れ、所望のキー接点によるキー動作が可能となる。
【0010】 また、突起部分41aが凸部分31bにきた時は、アーチ部分41の弾性力に より突起部分41aと凸部分31bが押し合い、スライダー4が凹部分31aへ 押しやられることとなる。
【0011】
【考案が解決しようとする課題】
しかし、上記のようにスライダーに位置決め選択部材を1つ設け、この位置決 め選択部材がスイッチ本体に設けられている位置決め枠の凹凸部分に応じて動き 、停止位置である凹部分で停止する仕組みをとっていると、1つの位置決め選択 部材により位置決め枠の凹凸部分を判断し、位置決め選択部材が凹部分に嵌まり 込んだとしても、位置決め選択部材が凹部分でぐらつき、確実に停止しにくくな る。また、スライドスイッチの使用頻度が増加すると、アーチ部の弾性力が弱ま り、位置決め選択部材としての突起部分と位置決め枠の凸部分とが押し合い、ス ライダーを停止位置つまり凹部分へと押しやることが難しくなる。以上のことよ りスライダーが選択箇所を選択したという感じ(クリック感)が悪くなる。
【0012】 よって、従来技術にあるような一点で停止位置を定める仕組みをとっていると 、一つ一つの停止位置である凹部分で確実に停止し、停止位置以外である凸部分 で滑らかに動くことが難しくなり、停止位置以外で停止してしまうことも起こり 得る。
【0013】 そこで、クリック感を良くするために、位置決め枠の凹凸を大きくするととも に、アーチ部のカーブを大きくして、位置決め選択部材としての突起部分と位置 決め枠の凸部分との押し合う力を強くすることも考えられるが、しかし、この方 法を用いるためには位置決め枠上の位置決め選択箇所の間隔を広くとらなければ ならず、スライドスイッチ自体の大きさも大きくなってしまうので、良い解決方 法とは言えない。むしろ、位置決め枠の構成自体を改善することが望まれる。
【0014】
【課題を解決するための手段】
本考案は、上記課題の解決を目的としてなされたもので、請求項1記載の考案 では、スライドスイッチに、垂直関係にある2つの面上のそれぞれに位置決め枠 を少なくとも1ケ所有するスイッチ本体と、位置決め選択部材としての1つのア ーチ部に少なくとも2つの突起部分を有するスライダーと、位置決め選択箇所と しての停止位置にそれぞれ対応するように設けられているキー接点とを備えるも のである。
【0015】 又、請求項2記載の考案では、スライドスイッチに、垂直関係にある2つの面 上のそれぞれに位置決め枠を少なくとも1ケ所有するスイッチ本体と、位置決め 選択部材としてのそれぞれ1つの突起部分を有するアーチ部が少なくとも2つ設 けられているスライダーと、位置決め選択箇所としての停止位置にそれぞれ対応 するように設けられているキー接点とを備えるものである。
【0016】
【作用】
本考案に従って、少なくとも2ケ所の位置決め枠を設けたスイッチ本体におい てこのスイッチ本体に適合するスライダーに少なくとも2ケ所の位置決め選択部 材を設けることにより、前記2ケ所の位置決め選択部材がそれぞれ前記2ケ所の 位置決め枠における停止位置つまり凹部分にきた時、前記2ケ所の位置決め選択 部材がそれぞれ前記2ケ所の位置決め枠の凹部分に嵌まり込み、スライダーの動 きにブレーキがかかり、スライダーは停止し、その停止位置に対応するキー接点 が入力されることとなる。また、前記2ケ所の位置決め選択部材がそれぞれ前記 2ケ所の位置決め枠の停止位置以外の部分つまり凸部分にくると、前記2ケ所の 位置決め選択部材と前記2ケ所の位置決め枠の凸部分とが押し合い、スライダー は停止位置へと押しやられる。
【0017】 本考案では、位置決め枠の構成自体を改善することにより、位置決め枠自体の 大きさやスライドスイッチ自体の大きさを変化させることなく、停止位置決定箇 所において従来の一点支持から少なくとも二点支持にすることにより、位置決め 選択部材がそれぞれ凹部分に嵌まり込み、スライダーの動きを止めようとする力 が増加し、より安定した停止が可能となり、スライダーはより確実に停止位置で 停止することとなる。また、位置決め選択部材と凸部分に働く反発力も増加し、 位置決め選択部材が凸部分上をなめらかに動き、スライダーは停止位置である凹 部分へと容易に押しやられる。
【0018】
【実施例】
以下、図面に示した本考案の実施例に基づいて、本考案を詳述する。図1は、 スライドスイッチを実装した電子卓上計算機の斜視図であり、図2は、本考案に よるスライドスイッチを構成するスイッチ本体3とスライダー4の斜視図であり 、図3は、スライダー4の正面図である。
【0019】 図6のように、スイッチ本体3が電子卓上計算機本体内の保持板10とキャビ ネット2との間に固定され、スライダー4のつまみ1がキャビネット2の案内溝 から突出している。
【0020】 前記スイッチ本体3は図2のように上部に案内溝を有する直方体状を成し、そ の1側には平板状のスライドガイド33が水平方向に形成されている。31は前 記スライドガイド33に対応して設けられた第一の位置決め枠で、その内側面に は波状の凹凸部分が形成されている。又、案内溝の上部の32は前記凹凸部分3 1と対応するよう波状の凹凸部分を有する第二の位置決め枠である。凸部分をそ れぞれ31b,32bとし、凹部分を31a,32aとしてスライダー4の位置 決め選択箇所としての停止位置としている。
【0021】 スライダー4は嵌合溝43をもって前記スライドガイド33に摺動自在に嵌合 され、上部の一端に形成された鍵部が前記案内溝に嵌合されている。41は前記 一対の鍵部間に架設されたアーチ状の弾性材で、側部に前記凹部分31aと係合 する第一の位置決め選択部材である突起部分41aが形成され、底面に前記凹部 分32aと係合する第二の位置決め選択部材である突起部分42aが形成されて いる。
【0022】 更に、図6に示すとおりスライダー4の下部には軸5が設けられ、この軸5を 中心にスライダー4の移動に応じて導電性のゴムローラー6が回転する。また、 一対のキー接点7,8を有すプリント基板9は保持板10に固着され、導電性の ゴムローラー6と圧接される。
【0023】 以下、本考案によるスライドスイッチの動作について記す。つまみ1を持ちス ライダー4をスイッチ本体3にそってスライドさせると、スライダー4の下部に 設けられている導電性のゴムローラー6がプリント基板9上を回転しつつ、キー 接点7及び8上を移動していく。
【0024】 今、スライダー4がスイッチ本体3のA点で停止しているとすると、このとき アーチ部41の凸部分41a及び凸部分42aがそれぞれA点の凹部分31a及 び凹部分32aと押圧状態で接触し、停止位置A点に対応するようにプリント基 板9上に設けられているキー接点7及び8が導電性のゴムローラー6によりキー 入力されている。
【0025】 次に、スライダー4をA点からC点へ移動させる場合は、つまみ1をもちスラ イダー4を右へスライドさせる。この時、AB間では、凸部分31bと突起部分 41a及び凸部分32bと突起部分42aが押し合い、スライダー4はB点へと 押しやられ、凹部分31aと突起部分41a及び凹部分32aと突起部分42a が押圧接触し、スライダー4はB点で停止しようとする。これを防ぐためにさら にスライダー4を右へ移動させる必要がある。
【0026】 BC間では、AB間と同様にスライダー4はC点へと押しやられ、凹部分31 aと突起部分41a及び凹部分32aと突起部分42aが押圧接触し、スライダ ー4はC点で停止し、停止位置C点に対応するようにプリント基板9上に設けら れているキー接点7及び8が導電性のゴムローラー6によりキー入力され、キー スイッチが切り替わることとなる。
【0027】 位置決め選択部材としてのアーチ部や突起部分の数は、上記実施例の2個に とどまらず、スライド可能な範囲で3個以上であってもよいことは勿論であり、 さらに、アーチ部の形状は上記実施例のアーチ型に限らず枠形等いかなる形状で あってもよい。
【0028】 図1のように本考案によるスライドスイッチを電子卓上計算機に実装した場合 、上記スライドスイッチの使用目的は多々あるが、例えば図1の電子卓上計算機 では指数選択用指示スイッチとして用いられているが、これはほんの一例に過ぎ ない。又、モード選択機能を位置決め選択箇所としての停止位置の数だけ設ける ことができる。
【0029】
【効果】
本考案では、位置決め枠の構成自体を改善することにより、位置決め枠自体の 大きさやスライドスイッチ自体の大きさを変化させることなく、停止位置決定箇 所を少なくとも二点支持としたことにより、位置決め選択部材がそれぞれ凹部分 に嵌まり込み、スライダーの動きを止めようとする力が増加し、より安定した停 止が可能となり、スライダーはより確実に停止位置で停止することとなる。また 、位置決め選択部材と凸部分に働く反発力も増加し、位置決め選択部材が凸部分 上をなめらかに動き、スライダーは停止位置へと押しやられる。
【0030】 従って、操作者はより手ごたえのあるクリック感を味わえることになり、使用 感は良好なものとなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】スライドスイッチを実装した電子卓上計算機の
斜視図である。
【図2】本考案によるスライドスイッチを構成するスイ
ッチ本体とスライダーの斜視図である。
【図3】本考案によるスライダーの正面図である。
【図4】従来技術によるスライドスイッチを構成するス
イッチ本体とスライダーの斜視図である。
【図5】従来技術によるスライダーの正面図である。
【図6】一般的なスライダーの断面図である。
【符号の説明】
3 スイッチ本体 31 凹凸部分 32 凹凸部分 4 スライダー 41 アーチ部 41a 突起部分 42a 突起部分

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】垂直関係にある2つの面上のそれぞれに位
    置決め枠を少なくとも1ケ所有するスイッチ本体と、位
    置決め選択部材としての1つのアーチ部に少なくとも2
    つの突起部分を有するスライダーと、位置決め選択箇所
    としての停止位置にそれぞれ対応するように設けられて
    いるキー接点とから成るスライドスイッチ。
  2. 【請求項2】垂直関係にある2つの面上のそれぞれに位
    置決め枠を少なくとも1ケ所有するスイッチ本体と、位
    置決め選択部材としての、それぞれ1つの突起部分を有
    するアーチ部が少なくとも2つ設けられているスライダ
    ーと、位置決め選択箇所としての停止位置にそれぞれ対
    応するように設けられているキー接点とから成るスライ
    ドスイッチ。
JP8046791U 1991-10-03 1991-10-03 スライドスイツチ Pending JPH0533430U (ja)

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JP8046791U JPH0533430U (ja) 1991-10-03 1991-10-03 スライドスイツチ

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JP8046791U JPH0533430U (ja) 1991-10-03 1991-10-03 スライドスイツチ

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JPH0533430U true JPH0533430U (ja) 1993-04-30

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ID=13719068

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JP8046791U Pending JPH0533430U (ja) 1991-10-03 1991-10-03 スライドスイツチ

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JP (1) JPH0533430U (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002260487A (ja) * 2001-02-28 2002-09-13 Seiko Epson Corp 操作部構造及びこれを備えた携帯型電子機器
JP2006331466A (ja) * 2005-05-23 2006-12-07 Tdk Corp 情報記録媒体

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