JPH05334235A - データ転送方式 - Google Patents

データ転送方式

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JPH05334235A
JPH05334235A JP14443292A JP14443292A JPH05334235A JP H05334235 A JPH05334235 A JP H05334235A JP 14443292 A JP14443292 A JP 14443292A JP 14443292 A JP14443292 A JP 14443292A JP H05334235 A JPH05334235 A JP H05334235A
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JP
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bank
memory
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selector
memories
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Application number
JP14443292A
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English (en)
Inventor
Kazuhisa Nara
和久 奈良
Atsushi Masuko
淳 益子
Haruko Horiguchi
玄子 堀口
Masahiro Iwai
昌弘 岩井
Masayori Sekiguchi
正順 関口
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Hitachi Image Information Systems Inc
Hitachi Computer Electronics Co Ltd
Hitachi Ltd
Hitachi Advanced Digital Inc
Original Assignee
Hitachi Image Information Systems Inc
Hitachi Computer Electronics Co Ltd
Hitachi Ltd
Hitachi Video and Information System Inc
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 メインメモリとバンクメモリとの間のバンク
にまたがったデータの転送をバンクの切り替えを行うこ
となくDMA転送により可能とする。 【構成】 DMA転送時のリード時またはライト時の一
方において、セレクタ6により、デコーダ4から出力さ
れるアドレスの上位ビットをデコードした信号18a〜
18cをメンメモリ7a〜7cのチップセレクト信号2
0a〜20cとし、バンク切り替えレジスタの出力19
a〜19dをバンクメモリ8a〜8dのチップセレクト
信号21a〜21dとする。また、他方において、デコ
ーダ4から出力されるアドレスの上位ビットをデコード
した信号18a〜18cをバンクメモリ8a〜8dのチ
ップセレクト信号21a〜21dとする。これにより、
バンクメモリを一度にメモリ空間に割り付けることがで
き、バンクメモリにまたがるデータ転送をバンクの切り
替えを行わずに実行することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、データ転送方式に係
り、特に、ダイレクトメモリアクセス(Direct Memor
y Access 以下、DMAという)データ転送を用いてメ
インメモリとバンクメモリとの間でデータの転送を行う
ために使用して好適なデータ転送方式に関する。
【0002】
【従来の技術】メモリ相互間のデータ転送に関する従来
技術として、CPUあるいはダイレクトメモリアクセス
コントローラ(Direct Memory Access Controller
以下、DMACという)が、メインメモリからバンクメ
モリにまたがってデータを転送する方式が知られてい
る。
【0003】この従来技術は、複数のバンクメモリにデ
ータの転送を行う場合、初めのバンクに転送するデータ
数と次のバンクに転送するデータ数とを分けておき、初
めのバンクへのデータの転送の終了後、次のバンクに切
り替えて次のデータの転送を行うというものである。
【0004】なお、バンク方式のメモリ制御に関する従
来技術として、例えば、インタフェース 1989年2
月号(第176頁〜第177頁)、特開昭57−105
058号公報等に記載された技術が知られている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】前記従来技術は、バン
クをまたがるデータ転送を行う場合、常にバンクの境界
に注意し、バンクを切り替えながら、転送するデータを
初めのバンクと次のバンクに分けてデータの転送を行わ
なければならず、煩雑なソフトウェアの処理を必要とす
るという問題点を有している。
【0006】本発明の目的は、前記従来技術の問題点を
解決し、バンクを越えるデータ転送であっても、バンク
を切り替えることなくあるいはバンクの境界に注意を払
うことなくデータの転送を行うことを可能としたDMA
Cを利用したバンクメモリのデータ転送方式を提供する
ことにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明によれば前記目的
は、DMA転送のリード時、メモリ空間にCPUのメモ
リ空間と同じメインメモリを割り付け、DMA転送のラ
イト時、複数のバンクメモリを一度にメモリ空間に割り
付け、あるいは逆に、DMA転送のリード時、複数のバ
ンクメモリを一度にメモリ空間に割り付け、DMA転送
のライト時、CPUのメモリ空間と同じメインメモリを
割り付けるように、DMACのソースとディスティネー
ションとによりメモリの割り付けを切り替えるようにす
ることにより達成される。
【0008】
【作用】メインメモリとバンクメモリとの間でデータ転
送を行う場合、リード時あるいはライト時の一方におい
て、CPUと同じメインメモリをメモリ空間に割り付
け、他方において、CPUからはバンクの切り替えをし
なければアクセスすることができない複数のバンクメモ
リを一度にメモリ空間に割り付けるようにする。このた
め、アドレスの上位ビットをデコードしたチップセレク
ト信号とバンクメモリのチップセレクト信号とを、デー
タ転送時のソースとディスティネーションとにより切り
替えるセレクタが設けられる。
【0009】例えば、通常、メインメモリからバンク0
及びバンク1へ続けてデータを転送する場合、リード
時、DMACによりメインメモリからデータを読み出
し、DMACのデータがDMAC内のレジスタに保持さ
れる。また、ライト時、DMACよりメモリライト信号
が出される。このとき、セレクタによりメインメモリに
出力しているチップセレクト信号をバンクメモリ側に切
り替え、DMACのメモリ空間に、バンク0からバンク
1が連続するようにこれらのバンクを一度に割り付け
る。データを書き込むライト時、バンク0とバンク1と
がメモリ空間に連続的に割りつけられているため、バン
クを切り替えなくても続けてデータを書き込むことがで
きる。
【0010】一方、DMACにより、バンクメモリより
メインメモリへデータを転送する場合、セレクタにより
バンクメモリ側にチップセレクト信号あるいはアドレス
を切り替え、DMACのメモリ空間に、バンク0、バン
ク1が連続するようにこれらのバンク一度に割り付けて
データの読み出しを行う。
【0011】このとき、メモリ空間におけるバンクメモ
リは、アドレスが連続することになるため、バンクにま
たがったデータを、バンクを意識することなく読み出す
ことができる。ライト時、セレクタによりバンクメモリ
に出力していたチップセレクト信号をメインメモリに出
力し、メインメモリをメモリ空間に割り付け、メインメ
モリにデータを書き込む。
【0012】これにより、メインメモリよりバンクメモ
リへの、あるいは、バンクメモリよりメインメモリへ
の、バンクをまたがるデータの転送を、バンクを切り替
える制御を行うことなく実行することができる。
【0013】
【実施例】以下、本発明によるデータ転送方式の一実施
例を図面により詳細に説明する。
【0014】図1は本発明の一実施例の構成を示すブロ
ック図、図2はセレクタの構成を示すブロック図、図
3、図4はメモリ空間へのメモリの割り付けの状態を説
明する図である。図1〜図4において、1はCPU、2
はDMAC、3はアドレスデコーダ、4はデコーダ、5
はバンク切り替えレジスタ、6、63、64はセレク
タ、7a〜7cはメインメモリ、8a〜8dはバンクメ
モリ、61はバッファ、67はD−フリップフロップで
ある。
【0015】本発明の一実施例は、図1に示すように、
CPU1、DMAC2、アドレスデコーダ3、メインメ
モリのチップセレクト信号を出力するデコーダ4、バン
クメモリを切り替えるバンク切り替えレジスタ5、メイ
ンメモリのチップセレクト信号とバンクメモリのチップ
セレクト信号とを切り替えるセレクタ6、メインメモリ
7a〜7c、バンクメモリ8a〜8d、アドレスデコー
ド信号9a〜9c、データバス10、アドレスバス1
1、メモリリード信号12、メモリライト信号13、I
/Oリード信号14、I/Oライト信号15、DMAC
がCPUに対してバス権を要求するHRQ信号16、C
PU1がバス権を明け渡したことを知らせるHLDA信
号17、デコーダ4より出力されるメインメモリ用チッ
プセレクト信号18a〜18d、バンク切り替えレジス
タ5より出力されるバンクメモリ用チップセレクト信号
19a〜19d、メインメモリチップセレクト信号20
a〜20C、バンクメモリチップセレクト信号21a〜
21dの各機能回路と信号とにより構成される。
【0016】また、セレクタ6は、図2に示すように、
出力を制御するバッファ61と、NOTゲート62と、
セレクト信号6bが“1”のとき、出力Y0〜Y3に入
力A0〜A3を出力し、セレクト信号6bが“0”のと
き、出力Y0〜Y3に入力B0〜B3出力するセレクタ
63と、セレクト信号6aが“1”のとき、出力Yに入
力Aを出力し、セレクト信号6aが“0”のとき、出力
Yに入力Bを出力するセレクタ64と、2入力の論理ゲ
ート65、66と、D−フリップフロップ67と、OR
ゲート68と、D−フリップフロップ67の出力6a
と、セレクタ64の出力6bと、バッファ61の出力制
御信号6cと、論理ゲート65の出力6dと、論理ゲー
ト66の出力6eとの各機能回路及び信号により構成さ
れる。
【0017】次に、前述のように構成される本発明の一
実施例の動作を説明する。
【0018】まず、メインメモリよりバンクメモリにデ
ータを転送する場合の動作を説明する。
【0019】CPU1は、まず、セレクタ6内のD−フ
リップフロップ67に“0”を設定し、その出力6aを
“0”とし、セレクタ64の出力6bとして入力6eが
出力されるように設定し、DMA転送時のライト時にセ
レクタ64の出力6bが“0”となるようにする。そし
て、CPU1は、DMAC2にメモリ−メモリ間の転送
動作の設定を行う。
【0020】これにより、DMAC2は、動作を開始し
CPU1に対してHRQ16を出力し、CPU1にバス
権を要求する。CPU1は、バス権を明け渡すためDM
AC2に対してHLDA17を出力する。DMAC2
は、バス権を得てデータの転送を開始し、まず、リード
動作を実行する。
【0021】このリード動作時、DMAC2より出力さ
れたアドレスは、その下位ビットがメインメモリ7a〜
7c及びバンクメモリ8a〜8dに入力され、上位2ビ
ットがデコーダ4に入力される。デコーダ4は、この2
ビットのアドレスをデコードし、デコード信号18a〜
18dのいずれかを出力する。このデコーダ4より出力
されたデコード信号18a〜18dはセレクタ6に入力
される。
【0022】一方、バンク切り替えレジスタ5は、設定
される値により4つの出力19a〜19dの1つを出力
する。また、バンク切り替えレジスタ5の出力は、デコ
ーダ4からのデコード信号18dによりイネーブルとさ
れることにより、セレクタ6に入力される。
【0023】このとき、D−フリップフロップ67は、
前述の設定によりその出力6aが“0”とされているい
るので、セレクタ64は、このリード動作時、その出力
6bに入力6eを選択して出力する。そして、メモリラ
イト信号13は、“1”とされているので、前記出力6
bは“1”となる。このため、バッファ61に対する出
力制御信号6cが“0”となり、バッファ61は、デコ
ード信号18a〜18cをチップセレクト信号20a〜
20cとしてセレクタ6から出力する。このチップセレ
クト信号20a〜20cは、それぞれメインメモリ7a
〜7cに入力される。
【0024】また、メモリライト信号13が“1”であ
ることにより、セレクタ64の出力6bが“1”であ
り、これがセレクタ63のセレクト信号として入力され
るので、セレクタ63は、出力Y0〜Y3に入力Ai0
〜Ai3を選択して出力する。
【0025】一方、設定された値によりバンク切り替え
レジスタ5は、出力19aにチップセレクト信号を出力
する。このチップセレクト信号19aは、セレクタ6に
入力されて、セレクタ63に入力される。セレクタ63
は、セレクタ64の出力6bが“1”であるため、この
チップセレクト信号19aをチップセレクト信号21a
として出力し、この信号21aをバンクメモリ8aに入
力する。
【0026】この結果、リード時にDMAC2より見た
アドレス空間には、メモリが図3に示すように割り付け
られていることになり、メインメモリ7a〜7c、バン
クメモリ8aが連続したものとなる。
【0027】ちなみに、バンク切り替えレジスタ5に設
定する値を変えて、その出力が19b、19c、19d
に与えられるようにすると、それぞれセレクタ6より2
1b、21c、21dとしてチップセレクト信号が出力
される。この結果、前述において、バンクメモリ8aが
割り付けられたアドレスにはそれぞれバンクメモリ8
b、8c、8dが割り付けられるようになる。
【0028】次に、ライト動作時、DMAC2より出力
されたアドレスの下位ビットは、メインメモリ7a〜7
c及びバンクメモリ8a〜8dに入力され、上位2ビッ
トは、デコーダ4に入力される。デコーダ4は、これに
より、デコード信号18a〜18cのいずれかを出力す
る。このデコーダ4より出力されたデコード信号18a
〜18cはセレクタ6に入力される。
【0029】このとき、D−フィリップフロップ67
は、設定により出力6aを“0”としており、このた
め、セレクタ64は、入力は6eを選択して出力する。
そして、メモリライト信号13が“0”とされるため、
セレクタ64の出力6bは、“0”とされる。このた
め、バッファ61の出力制御信号6cが“1”とされ、
バッファ61の出力は、ハイインピーダンスとされる。
この結果、バッファ61は、デコード信号18a〜18
cをチップセレクト信号20a〜20cとして出力しな
いように制御する。
【0030】また、セレクタ63のセレクト信号6bが
“0”であるため、セレクタ63は、出力Y0〜Y3
に、入力Bi0〜Bi3を選択して出力する。この結
果、デコード信号18a〜18dは、それぞれ21a〜
21dとしてセレクタ6より出力されて、バンクメモリ
8a〜8dに入力されることになる。
【0031】この結果、ライト時にDMAC2より見た
アドレス空間には、メモリが図4に示すように割り付け
られていることになり、バンクメモリ8a〜8dが連続
したものとなる。
【0032】前述したように、本発明の実施例は、メイ
ンメモリ7a〜7cよりバンクメモリ8a〜8dにデー
タを転送する場合、リード時にメインメモリ7a〜7c
とバンクメモリ8a〜8dのいずれか1ブロックとが、
また、ライト時にバンクメモリ8a〜8dがメモリ空間
に連続して割り付けられるように、メモリのチップセレ
クト信号の切り替えをデータの転送毎に行っている。
【0033】これにより、本発明の実施例は、メインメ
モリからバンクメモリへのデータ転送のライト時に、バ
ンクメモリ8a〜8dが一度にメモリ空間に割り付けら
れるため、バンクにまたがったデータ転送を行う場合に
も、バンクの切り替えを行う必要がない。
【0034】次に、バンクメモリ8a〜8dよりメイン
メモリ7a〜7cにデータを転送する場合の動作を説明
する。
【0035】まず、セレクタ6内のD−フィリップフロ
ップ67に“1”が設定され、その出力6aが“1”と
され、セレクタ64の出力6bに入力6dが出力される
ように設定し、DMA転送時のリード時にセレクタ64
の出力6bが“0”になるようにする。
【0036】リード動作時、DMAC2より出力された
アドレスの下位ビットは、メインメモリ7a〜7c及び
バンクメモリ8a〜8dに入力され、上位2ビットは、
デコーダ4に入力され、デコード信号18a〜18dの
いずれかに出力される。このデコーダ4より出力された
デコード信号18a〜18dはセレクタ6に入力され
る。
【0037】このとき、D−フィリップフロップ67
は、設定によりその出力6aが“1”とされているた
め、セレクタ64は、入力は6dを選択するが、メモリ
リード信号12が“0”とされているため、セレクタ6
4の出力6bは“0”となる。このため、バッファ61
の出力制御信号は“1”となり、バッファ61の出力が
ハイインピーダンスに制御されるので、デコード信号1
8a〜18cは、チップセレクト信号20a〜20cと
してバッファ61より出力されない。
【0038】また、セレクタ63のセレクト信号6bが
“0”であるので、セレクタ63は、出力Y0〜Y3に
入力Bi0〜Bi3を選択して出力する。この結果、デ
コード信号18a〜18dは、それぞれ信号21a〜2
1dとしてセレクタ6より出力され、バンクメモリ8a
〜8dに入力される。
【0039】この結果、リード時にDMAC2より見た
アドレス空間には、メモリが図4に示すように割り付け
られていることになり、バンクメモリ8a〜8dが連続
したものとなる。
【0040】次に、ライト動作時、DMAC2より出力
されたアドレスの下位ビットは、メインメモリ7a〜7
c及びバンクメモリ8a〜8dに入力され、上位2ビッ
トは、デコーダ4に入力され、デコード信号18a〜1
8dいずれかに出力される。このデコーダ4より出力さ
れたデコード信号18a〜18dはセレクタ6に入力さ
れる。
【0041】一方、バンク切り替えレジスタ5は、設定
される値により4つの出力19a〜19dの1つに信号
を出力する。また、バンク切り替えレジスタ5の出力
は、デコーダ4より入力されるデコード信号18dによ
り出力がイネーブルとなり、セレクタ6に入力される。
【0042】このとき、D−フィリップフロップ67
は、設定によりその出力6aが“1”とされているの
で、セレクタ64は、その出力6bに入力6dを選択し
て出力するが、メモリリード信号12が“1”であるの
で、出力6bは“1”となる。このため、バッファ61
の出力制御信号6cが“0”となり、バッファ61は、
デコード信号18a〜18cを、チップセレクト信号2
0a〜20cとして出力し、この信号がセレクタ6より
出力される。そして、このチップセレクト信号20a〜
20cは、それぞれメインメモリ7a〜7cに入力され
る。
【0043】また、メモリリード信号12が“1”のま
まであり、セレクタ63のセレクト信号6bが“1”で
あるため、セレクタ63は、出力Y0〜Y3に入力Ai
0〜Ai3を選択して出力する。一方、バンク切り替え
レジスタ5に設定された値により、レジスタ5がその出
力をチップセレクト信号19aに出力しているとする
と、このチップセレクト信号19aは、セレクタ6に入
力され、さらにセレクタ63に入力される。セレクタ6
3は、この信号19aをチップセレクト信号21aとし
て出力し、バンクメモリ8aに入力する。
【0044】この結果、ライト時にDMAC2より見た
アドレス空間には、メモリが図3に示すように割り付け
られていることになり、メインメモリ7a〜7c、バン
クメモリ8aが連続したものとなる。
【0045】ちなみに、バンク切り替えレジスタ5に設
定する値を変えて、その出力が19b、19c、19d
に与えられるようにすると、それぞれセレクタ6より2
1b、21c、21dとしてチップセレクト信号が出力
される。この結果、前述において、バンクメモリ8aが
割り付けられたアドレスにはそれぞれバンクメモリ8
b、8c、8dが割り付けられるようになる。
【0046】前述したように、本発明の実施例は、バン
クメモリ8a〜8dからメインメモリ7a〜7cにデー
タを転送する場合、リード時にバンクメモリ8a〜8d
が、また、ライト時にメインメモリ7a〜7cとバンク
メモリ8a〜8dのいずれか1ブロックとがメモリ空間
に連続して割り付けられるように、メモリのチップセレ
クト信号の切り替えをデータの転送毎に行っている。
【0047】これにより、本発明の実施例は、バンクメ
モリからメインメモリへのデータ転送のリード時に、バ
ンクメモリ8a〜8dが一度にメモリ空間に割り付けら
れるため、バンクにまたがったデータ転送を行う場合に
も、バンクの切り替えを行う必要がない。
【0048】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、メ
インメモリとバンクメモリとの間で、バンクを越えるデ
ータ転送を行う場合に、バンクの境界に注意することな
く、また、バンクを切り替えることなくデータの転送を
行うことができ、バンクの境界を考慮してデータを分割
して転送する等の煩雑なソフトウェア処理を行う必要を
なくすことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例の構成を示すブロック図であ
る。
【図2】セレクタの構成を示すブロック図である。
【図3】メモリ空間へのメモリの割り付けの状態を説明
する図である。
【図4】メモリ空間へのメモリの割り付けの状態を説明
する図である。
【符号の説明】
1 CPU 2 DMAC 3 アドレスデコーダ 4 デコーダ 5 バンク切り替えレジスタ 6、63、64 セレクタ 7a〜7c メインメモリ 8a〜8d バンクメモリ 61 バッファ 67 D−フリップフロップ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 奈良 和久 神奈川県横浜市戸塚区吉田町292番地 株 式会社日立画像情報システム内 (72)発明者 益子 淳 神奈川県横浜市戸塚区吉田町292番地 株 式会社日立画像情報システム内 (72)発明者 堀口 玄子 神奈川県横浜市戸塚区吉田町292番地 株 式会社日立画像情報システム内 (72)発明者 岩井 昌弘 神奈川県秦野市堀山下1番地 株式会社日 立コンピュータエレクトロニクス内 (72)発明者 関口 正順 神奈川県秦野市堀山下1番地 株式会社日 立製作所神奈川工場内

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 プロセッサと、ダイレクトメモリアクセ
    スコントローラと、情報を格納するメインメモリと、バ
    ンクメモリと、ダイレクトメモリアクセスによるデータ
    転送時にメインメモリ及びバンクメモリのチップセレク
    ト信号を切り替えるセレクタとを備えて構成されるシス
    テムにおいて、ダイレクトメモリアクセスによるデータ
    転送時に、マイクロコンピュータシステムのメモリ空間
    に、メインメモリとバンクメモリとを切り替えて割り付
    けることにより、バンクメモリからメインメモリへ、あ
    るいは、メインメモリからバンクメモリへのバンクメモ
    リをまたがるデータの転送を、バンクメモリを切り替え
    ることなく行うことを特徴とするデータ転送方式。
JP14443292A 1992-06-04 1992-06-04 データ転送方式 Pending JPH05334235A (ja)

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