JPH05334195A - 情報処理装置 - Google Patents

情報処理装置

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Publication number
JPH05334195A
JPH05334195A JP4142873A JP14287392A JPH05334195A JP H05334195 A JPH05334195 A JP H05334195A JP 4142873 A JP4142873 A JP 4142873A JP 14287392 A JP14287392 A JP 14287392A JP H05334195 A JPH05334195 A JP H05334195A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
data
discriminated
memory
ram
program
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP4142873A
Other languages
English (en)
Inventor
Masaaki Iwasaki
正明 岩崎
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toshiba Corp filed Critical Toshiba Corp
Priority to JP4142873A priority Critical patent/JPH05334195A/ja
Publication of JPH05334195A publication Critical patent/JPH05334195A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】この発明は、プログラム破壊を確実に防止し得
るにして、信頼性の向上を図ることにある。 【構成】プログラムのモードを解読して、所定のプログ
ラムモードでのみラム2a〜2nへのデータの入出力を
実行するように構成し、所望のデータのみを確実に所望
のエリアに書込むようにしたことにより、アプリケーシ
ョンプログラムの誤りを含む不正運用等によるプログラ
ム破壊が確実に防止され、所期の目的が達成されるもの
である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、例えば人工衛星等の
宇宙航行体に搭載するのに好適する情報処理装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の情報処理装置としては、
制御プログラムが少ない場合、図5に示すように固定デ
ータを含むプログラムを読出し専用メモリ(ROM)1
に格納し、ワークデータを読出し/書き込み用メモリ
(RAM)2に格納することにより、これらプログラム
及びワークデータに基づいてマイクロプロセッサ(MP
U)3で宇宙航行体の姿勢制御を含む各種の運用に供す
る演算処理を実行する方法が採られていた。
【0003】ところが、上記情報処理装置では、最近、
宇宙開発の分野において要請されている処理の信頼性を
高めたり、あるいは宇宙航行体の大形化や運用の多様化
を図り、その処理内容が膨大となると、その処理を実行
することが困難となるという問題を有していた。
【0004】そこで、処理能力の増加を図る手段とし
て、例えば図6に示すように複数のMPU3a〜3n及
び読出し/書込み用メモリ(RAM)2a〜2nと、プ
ログラム(固定データを含む)の格納される共通の読出
し専用メモリ(ROM)4及び読出し/書込み用メモリ
(RAM)5を備え、ROM4に格納されるプログラム
を各RAM2a〜2nにローディングして、各RAM2
a〜2nで所望の処理を実行する方法が採られている。
【0005】しかしながら、上記情報処理装置では、R
OM4のプログラムをRAM2a〜2nにローディング
して、処理を実行している状態において、RAM2a〜
2nへの書換えが可能なことにより、プログラムのバグ
や不正書換え等の不正な運用により、プログラムを所望
のエリア以外に書き込んだりして、プログラム破壊を起
こす虞があり、信頼性の点で満足の行くものでなかっ
た。
【0006】
【発明が解決しようと課題】以上述べたように、従来の
情報処理装置では、不正な運用等によりプログラム破壊
を招く虞があり、信頼性の点で満足の行くものでなかっ
た。
【0007】この発明は上記の事情に鑑みてなされたも
ので、簡易な構成で、プログラム破壊を確実に防止し得
るにして、信頼性の向上を図った情報処理装置を提供す
ることを目的とする。
【0008】
【課題を解決するため手段】この発明は、読出し専用の
第1のメモリに書込まれたプログラムを書込み可能な第
2のメモリに読出して所定の処理を実行する情報処理装
置において、前記プログラムのモードを解読して、所定
のプログラムモードでのみ前記第2のメモリへのデータ
の入出力を実行するメモリ保護手段を設け、前記第2の
メモリへの不正書換えを防止するように構成したもので
ある。
【0009】
【作用】上記構成によれば、第2のメモリは、実行する
プログラムモードに応じて選択的にデータの入出力が規
制されることにより、所望のデータのみが所望のエリア
に確実に書き込まれる。従って、不正運用等によるプロ
グラム破壊や、誤書込みが確実に防止されて信頼性の向
上が図れる。
【0010】
【実施例】以下、この発明の実施例について、図面を参
照して詳細に説明する。図1はこの発明の一実施例に係
る情報処理装置の要部を示すもので、例えば前記図5に
示すように1個のROMと、複数のラムを備えたMPU
で構成される。
【0011】すなわち、上記複数のラム2a〜2nは、
図2に示すように所定のプログラム管理や入出力管理を
実行するオペレーションシステム、その都度、適宜にプ
ログラムが作成されるアプリケーションプログラム及び
ワークエリアを有する。そこで、このRAMラム2a〜
2nのプログラムは、図3に示すオペレーションシステ
ムを特権モード(非書換えモード)とし、そのアプリケ
ーションを非特権モード(書換えモード)として、その
非特権モードでのみ所定のエリアへの書込みが可能に設
定される。この動作制御用マイクロプログラムとして
は、例えば図4に示すように、予め各エリアのアドレス
に開始アドレス、終了アドレスを設定することにより、
書込む権利の有無のフラグ(メモリ保護エリア)が設定
され、前記MPU3a〜3nに対して外付け等により着
脱自在にされて設置される。ここで、RAM2a〜2n
へのデータ書込み手順について、説明する。
【0012】先ず、ステップSで、RAM2a〜2nへ
のデータ入出力が開始されると、ステップ2では、特権
モードの有無を判定し、NO(非特権モード)を判定す
ると、ステップS3に移行してRAM2a〜2nへのデ
ータの出力を判定する。そして、このステップS3で、
YESを判定すると、ステップS4に移行してメモリア
ドレスが許可されているかを判定し、YES(許可)を
判定した状態で、ステップS5に移行して、指定メモリ
へのデータ書込みを実行し、動作を終了する(ステップ
S6)。
【0013】また、ステップS2において、YES(特
権モード)を判定すると、ステップS7に移行して、通
常のRAM2a〜2nへの入出力を実行し、動作を終了
する(ステップS6)。
【0014】上記ステップS3において、RAM2a〜
2nへのデータの出力が、NOを判定すると、データ読
出しを判定し、ステップS8に移行して、指定メモリか
らのデータの読出し動作が許容され、動作を終了する
(ステップS6)。
【0015】上記ステップS7において、例えばアプリ
ケーションプログラムの誤りがあり、NO(不許可)を
判定すると、ステップS9に移行して、メモリ保護違反
割り込み発生ありとして、書込みを阻止し、動作を完了
する(ステップS)。
【0016】このように、上記情報処理装置は、プログ
ラムのモードを解読して、所定のプログラムモードでの
みRAM2a〜2nへのデータの入出力を実行するよう
に構成した。これによれば、RAM2a〜2nへのデー
タの入出力が実行するプログラムモードに応じて選択的
に規制されることにより、所望のデータのみが所望のエ
リアに確実に書き込まれるため、アプリケーションプロ
グラムの誤りを含む不正運用等によるプログラム破壊
や、誤書込みが確実に防止されて信頼性の向上が図れ
る。この結果、特に高信頼性の要求される制御システム
等における情報処理装置に好適される。
【0017】なお、上記実施例では、アプリケーション
プログラムへのデータの書換え動作を行うように構成し
たが、オペレーディングシステムへのデータの書換え動
作を保護するように構成することも可能である。
【0018】また、上記実施例では、動作制御用マイク
ロプログラムをMPUに外付けするように構成したが、
これに限ることなく、例えば内臓するように構成するこ
とも可能である。よって、この発明は、上記実施例に限
ることなく、その他、この発明の要旨を逸脱しない範囲
で種々の変形を実施し得ることは勿論のことである。
【0019】
【発明の効果】以上詳述したように、この発明によれ
ば、簡易な構成で、プログラム破壊を確実に防止し得る
にして、信頼性の向上を図った情報処理装置を提供する
ことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施例に係る情報装置の判定動作
を説明するために示した図。
【図2】ラムのプログラム配置状態を示した図。
【図3】MPUの持つフラグレジスタの1ビットの割当
て状態を示した図。
【図4】メモリの割当て状態を示した図。
【図5】従来の問題点を説明するために示した図。
【図6】従来の問題点を示した図。
【符号の説明】
2a〜2n…RAM、3a〜3n…MPU、4…RO
M、5…RAM。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 読出し専用の第1のメモリに書込まれた
    プログラムを書込み可能な第2のメモリに読出して所定
    の処理を実行する情報処理装置において、 前記プログラムのモードを解読して、所定のプログラム
    モードでのみ前記第2のメモリへのデータの入出力を実
    行するメモリ保護手段を設け、前記第2のメモリへの不
    正書換えを防止したことを特徴とする情報処理装置。
JP4142873A 1992-06-03 1992-06-03 情報処理装置 Pending JPH05334195A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4142873A JPH05334195A (ja) 1992-06-03 1992-06-03 情報処理装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4142873A JPH05334195A (ja) 1992-06-03 1992-06-03 情報処理装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH05334195A true JPH05334195A (ja) 1993-12-17

Family

ID=15325586

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP4142873A Pending JPH05334195A (ja) 1992-06-03 1992-06-03 情報処理装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH05334195A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007510221A (ja) * 2003-10-29 2007-04-19 クゥアルコム・インコーポレイテッド デバイスのオペレーティング・モードを選択的にイネーブルするためのシステム
US9111097B2 (en) 2002-08-13 2015-08-18 Nokia Technologies Oy Secure execution architecture

Cited By (2)

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US9111097B2 (en) 2002-08-13 2015-08-18 Nokia Technologies Oy Secure execution architecture
JP2007510221A (ja) * 2003-10-29 2007-04-19 クゥアルコム・インコーポレイテッド デバイスのオペレーティング・モードを選択的にイネーブルするためのシステム

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