JPH05334186A - データ処理装置 - Google Patents

データ処理装置

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Publication number
JPH05334186A
JPH05334186A JP4136989A JP13698992A JPH05334186A JP H05334186 A JPH05334186 A JP H05334186A JP 4136989 A JP4136989 A JP 4136989A JP 13698992 A JP13698992 A JP 13698992A JP H05334186 A JPH05334186 A JP H05334186A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
cache
data
cache memory
memory
storage device
Prior art date
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Pending
Application number
JP4136989A
Other languages
English (en)
Inventor
Katsuo Takahashi
勝雄 高橋
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Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Electric Corp filed Critical Mitsubishi Electric Corp
Priority to JP4136989A priority Critical patent/JPH05334186A/ja
Publication of JPH05334186A publication Critical patent/JPH05334186A/ja
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  • Memory System Of A Hierarchy Structure (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 この発明は命令語により任意にキャシュメモ
リのヒット、ミスヒットを制御することができるキャシ
ュメモリの制御装置を得ることを目的とする。 【構成】 主記憶装置1と、この主記憶装置1に格納さ
れているデータの一部分を一時保持するキャシュメモリ
2と、前記主記憶装置1、或は前記キャシュメモリ2よ
り前記データを選択出力するセレクタ6と、前記データ
の読み出し、書き込み用の命令語に前記キャシュメモリ
1のヒット、或はミスヒット用のキャシュ制御ビット8
を任意に付加すると共に、前記キャシュ制御ビット8内
容に従って前記セレクタ6の選択出力を制御するAND
回路10とを備えたものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、CPUによって処理
される命令語によりキャシュメモリのヒット、或はミス
ヒットを制御するデータ処理装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図2は図示しないCPUにて処理される
アドレス指定で使用される命令語の一基本命令形式の1
っであるRX形式を示す。この命令語において、Op
codeは命令語のタイプ、即ち命令語の機能を示すも
のである。R1は読み出したデータの書き込み先レジス
タを示す。X2はインデクスレジスタを、B2はベース
レジスタを、D2はデースプレスメントを示し、これら
X2、B2、D2によってデータを取り出すメモリアド
レス、即ちアドレスオペランドを表す。
【0003】図3は従来のデータ処理装置の構成を示す
ブロック図である。図において、1は主記憶装置、2は
キャシュメモリであり、主記憶装置1に格納されている
プログラム、或はデータの一部分を一時的に保持する高
速記憶装置を構成する。キャシュメモリ2の構成とし
て、3は前記プログラム、或はデータを記憶したアドレ
スを保持するキャシュアドレスタグ部、4はキャシュデ
ータ部でありキャシュアドレスタグ部3で保持されたア
ドレスにデータ、或はプログラム(以下、単にキャシュ
データと記載する)を記憶しキャシュヒット時にはキャ
シュデータ4Aを出力する。尚、図示しいないがキャシ
ュアドレスタグ部3には命令語によるアドレスオペラン
ドが存在するか否かを判定し、存在判定時にはキャシュ
ヒット信号3Aを出力するコンパレータを備えている。
【0004】5は主記憶装置1から読み出されたデータ
(以下、メモリデータと記載する)1Aを記憶するメモ
リバッファ、6はセレクタであり、キャシュヒット信号
3Aの出力時にはキャシュデータ部4よりのキャシュデ
ータ4Aを、そしてキャシュヒット信号3Aの無出力
時、即ちキャシュメモリ2のミスヒット時にはメモリバ
ッファ5よりのメモリデータを選択出力し演算データ6
Aとする。7はシステムバスであり、命令語によるアド
レスオペランドを主記憶装置1及びキャシュメモリ2に
読み込ませる。
【0005】次に、従来のデータ処理装置の動作につい
て説明する。データ処理装置は所望する演算データ6A
を読み出すため命令語をシステムバス7に乗せると、先
ず主記憶装置1は命令語によるアドレスオペランドに従
ってメモリデータ1Aを読み出しメモリバッファ5に一
時記憶させる。一方、キャシュメモリ2においては、シ
ステムバス7を介して読み込んだアドレスオペランドと
キャシュアドレスタグ部3においては保持された各アド
レスとをコンパレータで比較し、読み込んだアドレスオ
ペランドと同一のアドレスがキャシュアドレスタグ部3
に保持されているかを判定する。
【0006】この時、同一のアドレスが保持されている
ことが判定されたならば、キャシュアドレスタグ部3よ
り有意となったキャシュヒット信号3A、及びキャシュ
データ部よりキャシュデータ4Aがセレクタ6に対して
出力される。この結果セレクタ6はキャシュデータ部4
からのキャシュデータ4Aを演算データ6Aとして出力
する。この状態をキャシュメモリ2のヒットと呼ぶ。
【0007】だが、コパレータによる判定の結果、同一
のアドレスがキャシュアドレスタグ部3に存在しないこ
とが判定されたならば、キャシュヒット信号3Aは無意
となる。従ってセレクタ6はメモリバッファ5に記憶さ
れたメモリデータ1Aを演算データ6Aとして選択出力
する。この状態をキャシュメモリ2のミスヒットと呼
ぶ。更に、キャシュメモリ2にデータが存在しなかった
場合は主記憶装置1からデータがキャシュメモリ2に割
り当てられることもある。
【0008】この様にキャシュメモリ2のヒット、ミス
ヒットの制御はキャシュメモリのハードウエア構成に依
存するものであり、命令語に無関係に制御される。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】従来のデータ処理装置
は以上のように構成されているので、命令語に無関係に
キャシュメモリをヒット、或はミスヒットするため、キ
ャシュデータに起因するプログラムの不具合の再現試験
を行う時、不具合発生時の各命令語によってプログラム
を作成しキャシュメモリのヒット、ミスヒットを制御し
ようとしても、前記の理由から命令語によるソフトウェ
ア処理にてキャシュメモリを自由に制御できず、プログ
ラムの不具合の再現試験を行うというのは困難であると
いう問題点があった。
【0010】この発明は前記のような問題点を解決する
ためになされたもので、命令語により任意にキャシュメ
モリのヒット、ミスヒットを制御することができるデー
タ処理装置を得ることを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】この発明に係るデータ処
理装置は、主記憶装置と、この主記憶装置に格納されて
いるデータの一部分を一時保持するキャシュメモリと、
前記主記憶装置、或は前記キャシュメモリより前記デー
タを選択出力するセレクタと、データの読み出し、書き
込み用の命令語に任意に付加され、前記キャシュメモリ
をヒット、或はミスヒット制御するキャシュ制御ビット
内容に従って前記セレクタの選択出力を制御する出力制
御手段とを備えたものである。
【0012】
【作用】この発明におけるデータ処理装置は、命令語に
キャシュメモリのヒット、ミスヒットを制御するキャシ
ュ制御ビットを任意に付加し、このキャシュ制御ビット
を出力制御手段に出力することで、キャシュメモリより
キャシュデータを演算データとして選択出力することが
できるため、キャシュメモリのヒット、ミスヒットを任
意にシュミレートできる。よってキャシュデータに起因
するプログラム不具合動作解析時に、プログラムの不具
合再現を実施することできる。
【0013】
【実施例】
実施例1.図1はこの発明によるデータ処理装置の一実
施例の構成を示すブロック図である。図中、図3と同一
符号は同一、又相当部分を示す。図において、8は命令
語に付加された論理1或は0のキャシュ制御ビット、9
は命令語取り出し、命令解読、・・・キャシュ制御信号
8Aの出力までの一連の処理を各ステージ91〜93毎に
順次行うパイプラインレジスタ、10はパイプラインレ
ジスタ9より出力されたキャシュ制御信号8Aとキャシ
ュヒット信号3AとのAND条件のもとにセレクト制御
信号10Aを出力するAND回路である。このAND回
路10によって出力制御手段が構成される。
【0014】次に、図1に示したこの発明の一実施例の
動作について説明する。先ず、この発明の前提条件とし
て、命令語中にキャシュ制御ビット8を設け、パイプラ
インレジスタ9に流す。パイプラインレジスタ9は命令
語を取り込んで、解読した後にキャシュ制御ビット8に
設定した論理のキャシュ制御信号8AをAND回路10
に出力する。AND回路10ではキャシュ制御信号8A
と共にキャシュヒット信号3AのAND条件を調べてセ
レクタ制御信号10Aをセレクタ6に送り、演算データ
6Aとなるキャシュデータ4A、或はメモリデータ1A
の選択出力制御を行う。
【0015】今、ここでキャシュデータ4Aに起因する
プログラムの不具合の再現試験を行うため、キャシュメ
モリのヒット、ミスヒットを命令語にて制御する場合
は、命令語の中のキャシュ制御ビット8に論理1を設定
する。その結果、命令語を取り込んだパイプラインレジ
スタ9は論理1のキャシュ制御信号8AをAND回路1
0に出力する。一方、システムバス7より命令語を取り
込んだキャシュメモリ2では、従来技術同様にキャシュ
アドレスタグ部3を参照し命令語中のアドレスオペラン
ドに対応するアドレスが存在すればキャシュヒット信号
3Aを有意(論理1)にしてAND回路10へ出力す
る。セレクタ制御信号10Aを取り込んだセレクタ6
は、アドレスオペランドに対応してたキャシュデータ部
4より読み出したキャシュデータ4Aを演算データ6A
として出力する。
【0016】また、命令語のキャシュ制御ビット8に論
理0を設定すると、キャシュメモリ2より出力されるキ
ャシュヒット信号3Aがたとえ有意であってもAND回
路10よりセレクタ制御信号10Aは出力されないた
め、セレクタ6は主記憶装置1よりメモリバッファ5に
記憶したメモリデータ1Aを、演算データ6Aとして出
力する。
【0017】
【発明の効果】以上のようにこの発明によれば、主記憶
装置と、この主記憶装置に格納されているデータの一部
分を一時保持するキャシュメモリと、前記主記憶装置、
或は前記キャシュメモリより前記データを選択出力する
セレクタと、データの読み出し、書き込み用の命令語に
任意に付加され、前記キャシュメモリをヒット、或はミ
スヒット制御するキャシュ制御ビット内容に従って前記
セレクタの選択出力を制御する出力制御手段とを備えた
ので、プログラムによりキャシュメモリのヒット、ミス
ヒットを制御することができる。そのため、キャシュデ
ータに起因するプログラムの不具合追求時に不具合再現
試験を行うことが容易になり、よってデータ処理装置の
品質向上が計れるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明によるデータ処理装置の一実施例の構
成を示すブロック図である。
【図2】従来の命令語の構成を示す図である。
【図3】従来のデータ処理装置の構成を示すブロック図
である。
【符号の説明】
1 主記憶装置 2 キャシュメモリ 4A キャシュデータ 6 セレクタ 8 キャシュ制御ビット 10 AND回路

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 主記憶装置と、この主記憶装置に格納さ
    れているデータの一部分を一時保持するキャシュメモリ
    と、前記主記憶装置、或は前記キャシュメモリより前記
    データを選択出力するセレクタと、データの読み出し、
    書き込み用の命令語に任意に付加され、前記キャシュメ
    モリをヒット、或はミスヒット制御するキャシュ制御ビ
    ット内容に従って前記セレクタの選択出力を制御する出
    力制御手段とを備えたことを特徴とするデータ処理装
    置。
JP4136989A 1992-05-28 1992-05-28 データ処理装置 Pending JPH05334186A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4136989A JPH05334186A (ja) 1992-05-28 1992-05-28 データ処理装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4136989A JPH05334186A (ja) 1992-05-28 1992-05-28 データ処理装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH05334186A true JPH05334186A (ja) 1993-12-17

Family

ID=15188183

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP4136989A Pending JPH05334186A (ja) 1992-05-28 1992-05-28 データ処理装置

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