JP2002007154A - 情報処理装置 - Google Patents

情報処理装置

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JP2002007154A
JP2002007154A JP2000182412A JP2000182412A JP2002007154A JP 2002007154 A JP2002007154 A JP 2002007154A JP 2000182412 A JP2000182412 A JP 2000182412A JP 2000182412 A JP2000182412 A JP 2000182412A JP 2002007154 A JP2002007154 A JP 2002007154A
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instruction
contents
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rom
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JP2000182412A
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Takeshi Morisada
剛 森定
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NEC Engineering Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 小容量のキャッシュでROMの変更に対応で
きるようにする。 【解決手段】 コアデバック情報アレイ7は、コアキャ
ッシュ100の各エントリに対応して、そのエントリが
デバッグ用のコアROMの内容を保持しているかどうか
の情報を保持する。保持する場合、コア命令レジスタ6
は、コアROMの読出しデータ116をコアキャッシュ
100の読出しデータ115と差し替える。コアキャッ
シュ100にコアRAMの内容を書き込む場合に、コア
デバック情報アレイ7により、コアキャッシュ100の
コアRAMの内容を保持させるエントリには既にコアR
OMのデバッグ用エントリが保持されていることが示さ
れるとコアRAM内容のコアキャッシュ100への書込
みを抑止する。この機能は、8〜14で構成されるコア
キャッシュ書込制御回路が担う。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、情報処理装置、特
に、小さな命令語で構成されROMに格納されるプログ
ラムにバグがある場合、またはROMに部分的な欠陥が
ある場合に好適な情報処理装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、例えば、RISC(Reduced Inst
ruction Set Computer)の命令体系におけるコア命令語
のように、命令語を小さな命令語群にデコードして処理
する装置では、そのデコード内容をRAMまたはROM
に保持することが多い。特に、1チッププロセッサの場
合、そのデコード内容の容量が大きく、内容全体を1チ
ップ内に内蔵することが難しい場合がある。そのような
場合、その内容の一部をROMとしてチップ内に内蔵
し、その他の部分をRAMとしてチップ外に配置すると
いう構成を採ることがある。このような構成において
は、RAMに保持されたコア命令の呼出しが遅くなるた
め、チップ内にその高速化を目的として、RAMの内容
を保持するキャッシュメモリ(以下、「キャッシュ」と
記す)を設けることがある。なお、コア命令語とは、R
ISI命令体系における基本命令語を意味し、このコア
命令語を格納するキャッシュ,ROM,RAM等に「コ
ア」という文字を冠する。
【0003】ところで、何らかの問題が発生し、コア命
令語の内容を修正する必要がある状況が発生することが
ある。そして、その修正内容がコアROMに保持されて
いるものである場合には、修正することができないた
め、コアROM全体を無効にし、その内容を外付けのコ
アRAMから読み出させることにより処理させなければ
ならなくなる。
【0004】しかし、それでは、1サイクルで処理がす
ることが必要な命令語等のように、高速に処理するべく
コアROMに格納しチップに内蔵させていたものが、コ
ア命令語の取出しに時間がかかってしまうことにより高
速に処理することが不可能になってしまう。また、コア
ROM全体が無効となってしまうことにより、当該命令
語以外の命令語に対する処理まで外付けのRAMからの
読出しになることになるため、処理速度が遅くなってし
まうという問題があった。
【0005】このような問題を解決する従来技術の例
が、特開平10−260828号公報に記載されてい
る。この装置では、マクロ命令のオペレーションコード
をマイクロプログラムの先頭アドレスにデコードする命
令デコードメモリ(IDM)の各エントリに対応して、
ROMをアクセスするかキャッシュをアクセスするかを
指示するアクセス指示ビットを設け、このアクセス指示
ビットにより、ROMからの読出しか、キャッシュから
の読出しかを制御することを可能としている。これによ
り、ROMの故障、あるいはマイクロプログラムの内容
変更時にはキャッシュから読み出し、結果としてチップ
の交換やチップの再作成を伴うことなく、コンピュータ
の処理を継続することができるようにしている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
た従来技術では、マクロ命令のオペレーションコード、
すなわちアクセス指示にビットという命令語ごとに制御
情報を設けているため、マイクロプログラムの変更はマ
イクロ命令単位であることが多いにも拘わらず、変更を
行う場合は、命令語という大きな単位で書換えを実施す
る必要があるため、必要以上にキャッシュエリアを使用
してしまうという問題がある。
【0007】本発明の主な目的は、小容量のキャッシュ
でROM書替え機能を実現できる情報処理装置を提供す
ることにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】第1の本発明の情報処理
装置は、RAM(300)とRAM(300)の内容を
キャッシングするキャッシュ(100)を備え、命令語
を小さな命令語にデコードして処理する情報処理装置に
おいて、小さな命令語を格納するROM(200)と、
キャッシュ(100)の各エントリに対応して、そのエ
ントリがデバッグ用のROM(200)の内容を保持し
ているかどうかの情報を保持するメモリ手段(7)と、
メモリ手段(7)によって、キャッシュ(100)の内
容がデバッグ用のROM(200)の内容であることが
示された場合、ROM(200)の読出しデータをキャ
ッシュ(100)の読出しデータと差し替える選択手段
(6)と、キャッシュ(100)にRAM(300)の
内容を書き込む場合に、メモリ手段(7)により当該エ
ントリには既にデバッグ用のROM(200)の内容が
保持されていることが示された場合には、書込みを抑止
する書込み制御手段(8〜14)とを設けたことを特徴
とする。
【0009】第2の本発明の情報処理装置は、RAM
(300)とRAM(300)の内容をキャッシングす
るキャッシュ(100)とを備え、命令語を小さな命令
語にデコードして処理する情報処理装置において、小さ
な命令語を格納するROM(200)と、キャッシュ
(100)のエントリがデバッグ用のROM(200)
の内容を保持しているかどうかの情報を外部から書き込
むためのデバッグ情報書込レジスタ(11)と、デバッ
グ情報書込レジスタ(11)から書き込まれた情報をキ
ャッシュ(100)のエントリ対応に保持するデバッグ
情報アレイ(7)と、RAM(300)の内容をキャッ
シュ(100)に登録する場合の書込指示を保持する命
令書込制御レジスタ(8,9)と、デバッグ情報書込レ
ジスタ(11)の読出内容を保持するデバッグ情報読出
レジスタ(10)と、命令書込制御レジスタ(9)の出
力とデバッグ情報読出レジスタ(10)の出力の否定と
の論理積をとるアンドゲート(13)と、アンドゲート
(13)の出力が真であるときに小さな命令語をキャッ
シュ(100)に書き込む命令書込レジスタ(2)と、
キャッシュ(100)が読み出されたときにヒットすれ
ばキャッシュ(100)の内容、ミスヒットすれば外部
からの指示によりROM(200)またはRAM(30
0)の内容をそれぞれ選択して受け入れ、外部に出力す
る命令レジスタ(6)とを有することを特徴とする。
【0010】なお、小さな命令語は、RISC命令体系
における基本命令語であってよい。
【0011】本発明は、このように、キャッシュに修正
したいROMの内容を保持させ、ROMの内容を保持し
ているという情報をキャッシュのエントリ対応に保持す
ることにより、ROMと同じ速度での読出しを可能とす
るとともに、小さな命令語単位で必要な部分のみの修正
を可能とした。
【0012】
【発明の実施の形態】次に、本発明の上記の目的、特徴
および利点を明確にすべく、以下添付した図面を参照し
ながら、本発明の実施の形態につき詳細に説明する。
【0013】先ず、図2にコア命令アドレスレジスタ1
とコアROM200およびコアRAM300との関係を
示す。コア命令アドレスレジスタ1は、プリフェッチユ
ニット(図示せず)から信号線101を介してコア命令
アドレスを受けると、コアROM200,コアRAM3
00および図1に示すコアキャッシュ100をアクセス
する。コアROM200はコア命令語の群で構成される
プログラムを格納しており、コア命令アドレス空間の一
部を占める。コアRAM300はコア命令アドレス空間
と一致する。コアキャッシュ100は、コアRAM30
0の一部の写しを保持する。
【0014】図1は本発明の一実施例を示したものであ
る。コア命令アドレスレジスタ1は、信号線101を介
して、プリフェッチユニットより送出されたコア命令ア
ドレスを受けると、信号線112を介してコア命令アド
レスアレイ3,コア命令データアレイ4,コアデバッグ
情報アレイ7およびコア命令アドレス比較器5にコア命
令アドレスを送出する。
【0015】コア命令書込レジスタ2は、コアキャッシ
ュ100にコア命令語を書き込む際に、書き込むべきコ
ア命令語を保持するレジスタであり、信号線120を介
してプリフェッチユニットより送られたデバッグ用コア
命令語あるいは信号線102を介してコアRAMから送
られてきたコア命令語を、信号線103を介してプリフ
ェッチユニットより送られてきたコア命令デバッグ情報
に従って選択して受け、信号線121を介してコア命令
データレジスタ4に送出する。
【0016】コア命令アドレスアレイ3はコアキャッシ
ュ100に保持されたコア命令語の命令アドレスを記憶
するメモリであり、信号線112を介してコア命令アド
レスレジスタ1より送出されたコア命令アドレスの一部
(下位アドレス)をアドレスとして、信号線110を介
してOR回路14より書込み動作の指示が出された場合
はコア命令アドレスレジスタ1より送出されたコア命令
アドレスの一部(上位アドレス)を書き込み、そうでな
い場合は信号線113を介して記憶しているコア命令ア
ドレスをコア命令アドレス比較器5に送出する。
【0017】コア命令データアレイ4はコアキャッシュ
100に保持されたコア命令語をコア命令アドレスアレ
イ3に対応して記憶するメモリであり、信号線112を
介してコア命令アドレスレジスタ1により示されたコア
命令アドレスの一部をアドレスとして、信号線110を
介してOR回路14より書込み動作の指示が出された場
合はコア命令書込レジスタ2から送出されるコア命令語
を書き込み、そうでない場合は記憶しているコア命令語
を信号線115を介してコア命令レジスタ6に送出す
る。
【0018】コア命令アドレス比較器5はコア命令アド
レスで示されるコア命令語がコアキャッシュ100に保
持されているかどうかをチェックする比較回路であり、
信号線112−1を介してコア命令アドレスレジスタ1
より送出されたコア命令アドレスと信号線113を介し
てコア命令アドレスアレイ3より送出されたコア命令ア
ドレスを比較し、その比較結果を信号線114を介して
コア命令レジスタ6に送出する。
【0019】コア命令レジスタ6は実行すべきコア命令
語を保持するレジスタであり、信号線114を介してコ
ア命令アドレス比較器5よりコアキャッシュ100内に
実行すべきコア命令語が保持されていることが示された
場合は、信号線115を介してコア命令データアレイ4
より送出されたコア命令語を受け入れ、そうでない場合
は、信号線118を介してのプリフェッチユニットから
の指示により、信号線116を介してコアROM200
より送出されるコア命令語あるいは信号線117を介し
てコアRAM300より送出されるコア命令語を受け入
れ、信号線119を介してプリフェッチユニットに送出
する。
【0020】さて、コアデバック情報アレイ7はコア命
令アドレスアレイ3およびコア命令データアレイ4に対
応して、該当エントリがデバッグ用に使われているかど
うかの情報を記憶するメモリであり、信号線112を介
してコア命令アドレスレジスタ1より送出されたコア命
令アドレスの一部をアドレスとして、信号線110を介
してOR回路14から書込み動作の指示が出された場合
はコアデバッグ情報書込レジスタ11の情報を記憶し、
そうでない場合は信号線106を介してコアデバッグ情
報をコアデバッグ情報読出レジスタ10に送出する。
【0021】第1コア命令書込制御レジスタ8は、コア
RAM300の内容をコアキャッシュ100に書き込む
際の第1ステップ動作を示すフラグであり、信号線10
4を介してプリフェッチユニットより送られたコアキャ
ッシュ書込指示を受けると、信号線111を介して第2
コア命令書込制御レジスタ9に制御信号を送出する。
【0022】第2コア命令書込制御レジスタ9はコアR
AM300の内容をコアキャッシュ100に書き込む際
の第2ステップ動作を示すフラグであり、信号線111
を介して第1コア命令書込制御レジスタ8から送出され
た制御信号を受け、信号線107を介してAND回路1
3に送出する。コアデバッグ情報読出レジスタ10は現
在、コアキャッシュ100に保持されているコア命令語
がデバッグ用のコア命令語かどうかの情報を第2コア命
令書込制御レジスタ9に対応して保持するレジスタであ
り、信号線105を介してコアデバック情報アレイ7よ
り送出されたコア命令デバッグ情報を受け、信号線10
8を介してAND回路13に送出する。
【0023】コアデバッグ情報書込レジスタ11はコア
命令語をコアキャッシュ100に記憶する際にデバッグ
用のコア命令かどうかの情報を受けるレジスタであり、
信号線103を介してプリフェッチユニットより送出さ
れたコア命令デバッグ情報を受け、信号線106を介し
てコア命令データアレイ7およびOR回路14に送出す
る。AND回路13はコアRAM300に保持されたコ
ア命令語をコアキャッシュ100に記憶するための制御
信号を作成する回路であり、信号線107を介してコア
RAM300の内容をコアキャッシュ100に書き込む
第2ステップであることが示され、信号線108を介し
てコアデバッグ情報読出レジスタ10より、該当エント
リにデバッグ用のコア命令語が保持されていないことが
示された場合に書込指示を信号線109を介してOR回
路14に送出する。
【0024】OR回路14は最終的なコアキャッシュ1
00に対する書込み制御を行う回路であり、信号線10
6を介してデバッグ用のコア命令書込みが指示されてい
るか、あるいは信号線109を介してコアRAM300
に保持されたコア命令語の書き込み指示が出されている
場合に、最終的なコア命令書込み指示を信号線110を
介してコア命令アドレスアレイ3、コア命令データアレ
イ4およびコアデバック情報アレイ7に送出する。
【0025】では、本実施例の動作について説明する。
【0026】まず、読出し動作について説明する。コア
命令アドレスレジスタ1にセットされた読出しコア命令
アドレスで、コア命令アドレスアレイ3を索引し、その
結果により得た命令アドレスとの一致をコア命令アドレ
ス比較器5が検出すると信号線114が”1”になる。
これにより、コア命令レジスタ6は信号線115を介し
てコア命令データアレイ4より送出されたコア命令語を
受け、プリフェッチユニットに送出する。一方、コアキ
ャッシュ100にヒットしない場合、コアRAM300
またコアROM200の内容を受け入れることになる
が、その場合、どちらの内容を受け入れるかの情報が信
号線118を介してプリフェッチユニットから送られ、
それを元にしてコア命令レジスタ6にコア命令語がセッ
トされる。本発明では、次に説明するように、コアキャ
ッシュ100にデバック対象を登録しているため、コア
キャッシュ100の読出しをROM200の読出しに優
先させているのである。
【0027】ところで、通常、コア命令語はコアROM
200に格納され、コアキャッシュ100に登録される
ことはなく、コア命令語がコアキャッシュ100に登録
されるのはデバック対象となった場合である。したがっ
て、通常は、コアキャッシュ100がヒットすることは
なく、プリフェッチユニットはコアROM200が保持
するコア命令語を読み込むことになる。しかし、コア命
令語がデバック対象となってコアキャッシュ100に登
録されると、コアキャッシュ100がヒットするので、
信号線118を介してプリフェッチユニットからコア命
令レジスタ6に対しコアROM200の内容を受け入れ
ることが指示された場合であっても、信号線114が”
1”となり、コアキャッシュ100に保持されたデバッ
ク対象のコア命令語が優先してプリフェッチユニットに
読み込まれるようになるのである。
【0028】次に、デバッグ用のコア命令語をセットす
る際の動作について説明する。デバッグ用のコア命令語
をセットするときは、コア命令アドレスがコア命令アド
レスレジスタ1に、デバッグ用のコア命令語がコア命令
書込レジスタ2にセットされ、コアデバッグ情報書込レ
ジスタ11に”1”がセットされる。これにより、次の
タイミングでコア命令アドレスアレイ3,コア命令デー
タアレイ4およびコアデバック情報アレイ7に書込み指
示が出て、コア命令アドレスアレイ3にコア命令アドレ
ス、コア命令データアレイ4にコア命令語、コアデバッ
ク情報アレイ7に”1”が書き込まれる。本発明では、
このように、コア命令語ごとにデバック対象を登録する
ことができるのである。
【0029】最後に、コアRAM300の内容をコアキ
ャッシュ100に登録する際の動作について説明する。
この場合、信号線102を介してコアRAM300から
登録するコア命令語がコア命令書込レジスタ2に送られ
るのと同時に、コア命令アドレスレジスタ1にそれに対
応するコア命令アドレスがセットされ、また第1コア命
令書込制御レジスタ8に”1”(書込指示)がセットさ
れる。これにより、一度コアデバック情報アレイ7を読
み出す。その結果がコアデバッグ情報読出レジスタ10
にセットされると同時に、第2コア命令書込制御レジス
タ9が”1”になる。このとき、登録対象のエントリが
デバッグ用に用いられていなければ、コアデバッグ情報
読出レジスタ10は”0”となり、その結果により、信
号線109および信号線110が”1”となり、コアR
AM300の内容がコア命令書込レジスタ2からコア命
令データアレイ4に登録される。
【0030】しかし、登録対象のエントリが既にデバッ
グ用に用いられていた場合、コアデバッグ情報読出レジ
スタ10は”1”であるので、信号線109がおよび信
号線110が”0”となり、コアRAM300の内容は
コア命令データアレイ4に登録されないことになる。
【0031】以上に説明した実施例では、コア命令デー
タアレイ4の各エントリがデバック用に使用されている
かどうかの情報をコアデバック情報アレイ7に記憶して
いるが、コアROM200の部分的な故障がある場合に
は、その部分をコアキャッシュ100で代用するように
してもよい。この場合には、コアデバック情報アレイ7
の当該エントリには、コアROM200に代替するとの
表示を記憶させ、故障のコアROM200が交換される
迄は不変とする。このような構成により、情報処理装置
の信頼性を向上させることができる。
【0032】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
キャッシュのエントリ対応にデバッグ情報を持たせると
いう構成を採用したため、小容量のキャッシュで小さな
命令語の変更に対応できるようになるという効果を得る
ことができる。
【0033】なお、本発明が上記各実施例に限定され
ず、本発明の技術思想の範囲内において、各実施例は適
宜変更され得ることは明らかである。例えば、マクロ命
令語によって指定されるマイクロプログラムを構成する
マイクロ命令語を、コア命令語と同様に扱うことによ
り、CISC(Complex Instruction Set Computer)に
も本発明を容易に適用できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の情報処理装置の一実施例を示すブロッ
ク図
【図2】本発明が適用される情報処理装置におけるコア
ROMおよびコアRAMのアドレス空間を示す図
【符号の説明】
1 コア命令アドレスレジスタ 2 コア命令書込レジスタ 3 コア命令アドレスアレイ 4 コア命令データアレイ 5 コア命令アドレス比較器 6 コア命令レジスタ 7 コアデバッグ情報アレイ 8 第1コア命令書込制御レジスタ 9 第2コア命令書込制御レジスタ 10 コアデバッグ情報読出レジスタ 11 コアデバッグ情報書込レジスタ 13 AND回路 14 OR回路 100 コアキャッシュ 200 コアROM 300 コアRAM

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 RAMと該RAMの内容をキャッシング
    するキャッシュメモリを備え、命令語を小さな命令語に
    デコードして処理する情報処理装置において、 前記小さな命令語を格納するROMと、 前記キャッシュメモリの各エントリに対応して、そのエ
    ントリがデバッグ用の前記ROMの内容を保持している
    かどうかの情報を保持するメモリ手段と、 該メモリ手段によって、前記キャッシュメモリの内容が
    デバッグ用の前記ROMの内容であることが示された場
    合、前記ROMの読出しデータを該キャッシュメモリの
    読出しデータと差し替える選択手段と、 前記キャッシュメモリに前記RAMの内容を書き込む場
    合に、前記メモリ手段により当該エントリには既にデバ
    ッグ用のROMの内容が保持されていることが示された
    場合には、該書込みを抑止する書込み制御手段とを設け
    たことを特徴とする情報処理装置。
  2. 【請求項2】 RAMと該RAMの内容をキャッシング
    するキャッシュメモリを備え、命令語を小さな命令語に
    デコードして処理する情報処理装置において、 前記小さな命令語を格納するROMと、 前記キャッシュメモリのエントリがデバッグ用の前記R
    OMの内容を保持しているかどうかの情報を外部から書
    き込むためのデバッグ情報書込レジスタと、 該デバッグ情報書込レジスタから書き込まれた前記情報
    を前記キャッシュメモリのエントリ対応に保持するデバ
    ッグ情報アレイと、 前記RAMの内容を前記キャッシュメモリに登録する場
    合の書込指示を保持する命令書込制御レジスタと、 前記デバッグ情報書込レジスタの読出内容を保持するデ
    バッグ情報読出レジスタと、 前記命令書込制御レジスタの出力と前記デバッグ情報読
    出レジスタの出力の否定との論理積をとるアンドゲート
    と、 該アンドゲートの出力が真であるときに前記小さな命令
    語を前記キャッシュメモリに書き込む命令書込レジスタ
    と、 前記キャッシュメモリが読み出されたときにヒットすれ
    ば該キャッシュメモリの内容、ミスヒットすれば外部か
    らの指示により前記ROMまたは前記RAMの内容をそ
    れぞれ選択して受け入れ、外部に出力する命令レジスタ
    とを有することを特徴とする情報処理装置。
  3. 【請求項3】 前記小さな命令語は、RISC命令体系
    における基本命令語であることを特徴とする請求項1ま
    たは請求項2に記載の情報処理装置。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20130058476A (ko) * 2011-11-25 2013-06-04 엘지전자 주식회사 디지털 앨범을 제공하는 영상표시기기 및 사용자 인터페이스 방법

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20130058476A (ko) * 2011-11-25 2013-06-04 엘지전자 주식회사 디지털 앨범을 제공하는 영상표시기기 및 사용자 인터페이스 방법

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