JPH053340B2 - - Google Patents

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JPH053340B2
JPH053340B2 JP61091439A JP9143986A JPH053340B2 JP H053340 B2 JPH053340 B2 JP H053340B2 JP 61091439 A JP61091439 A JP 61091439A JP 9143986 A JP9143986 A JP 9143986A JP H053340 B2 JPH053340 B2 JP H053340B2
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JP
Japan
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stirring
rotating shaft
shaped
coil
attached
Prior art date
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JP61091439A
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English (en)
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JPS62244429A (ja
Inventor
Takuji Nakano
Akira Higashama
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DKS Co Ltd
Original Assignee
Dai Ichi Kogyo Seiyaku Co Ltd
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Publication date
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Publication of JPS62244429A publication Critical patent/JPS62244429A/ja
Publication of JPH053340B2 publication Critical patent/JPH053340B2/ja
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B01PHYSICAL OR CHEMICAL PROCESSES OR APPARATUS IN GENERAL
    • B01FMIXING, e.g. DISSOLVING, EMULSIFYING OR DISPERSING
    • B01F35/00Accessories for mixers; Auxiliary operations or auxiliary devices; Parts or details of general application
    • B01F35/90Heating or cooling systems
    • B01F35/93Heating or cooling systems arranged inside the receptacle

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  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Chemical Kinetics & Catalysis (AREA)
  • Accessories For Mixers (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、攪拌槽内部に冷却・加熱用のコイル
を有する、高粘度液体用の攪拌装置に関するもの
である。
従来技術 粘度の高い液体は攪拌効率が悪いため、当該液
体を速やかに均一に加熱または冷却することは困
難である。そこで、高粘液体用の攪拌混合装置に
は、冷却または加熱効率を良くするために、攪拌
槽内部に冷却・加熱用コイルを配置する試みがな
されるが、この場合、攪拌翼の回転を妨害しない
ように攪拌翼の外側、攪拌槽の内壁面近くにコイ
ルを配置するものであつた。
発明の解決しようとする問題点 しかし、このような装置において、コイルに冷
却水を流すと、粘度の高い液体にあつては、コイ
ルと攪拌槽の内壁面の間に過冷却を生じ、この部
分の液体の粘度が上昇し、コイル付近の液体には
流動を生じなくなり、部分的に攪拌できなくなる
欠点があつた。
本発明は、冷却・加熱用のコイルを攪拌槽内部
に配置した攪拌装置において、粘度の高い液体を
効率良く冷却又は加熱しながら攪拌混合できる攪
拌装置を提供することを目的とする。
問題点を解決するための手段 本発明の装置は、中央に回転軸を有する円筒型
攪拌槽の内部に、回転軸を中心とし、かつ攪拌槽
の内壁面から一定間隔をあけて、冷却・加熱用コ
イルが配置されているものであつて、錨型や櫂型
の攪拌翼が回転軸に取りつけられており、その攪
拌翼が内側で回転可能な状態で位置することを特
徴とする。
即ち、中央に回転軸を有する円筒型攪拌槽の内
部に、回転軸を中心とし、かつ攪拌槽の内壁面か
ら一定間隔をあけて、熱交換用のコイルが円筒状
に配置されているものであつて、複数個の攪拌翼
がコイルにより形成された円筒状空間で回転可能
な状態で回転軸に取りつけられており、かつ回転
軸の下部が軸受によつて保持されていること及び
上記攪拌翼の最下端の翼が実質上U字型またはH
字型の攪拌翼であり、回転軸の回転方向に対して
上向きに傾斜させて回転軸に取りつけられてお
り、下から二番目の翼が、櫂型の攪拌翼であつ
て、回転時に上記U字型またはH字型の攪拌翼に
よつて描かれる軌跡内部で回転するように、上記
U字型またはH字型の攪拌翼の先端部より低い位
置で、回転軸の回転方向に対して下向きに傾斜さ
せて回転軸に取りつけられていることを特徴とす
る。
本発明では、従来粘度の高い液体の攪拌混合に
おいて、冷却時には攪拌効率を害するものとされ
ていた冷却・加熱用コイルを、攪拌槽の内壁面よ
り一定の間隔をあけて配置し、攪拌翼の回転によ
つて生じる攪拌流を、コイルとコイルの間隔を通
して吐出させ、粘度の高い液体でも攪拌槽全体に
乱流を起こさせて効率のよい攪拌を実施すること
ができる。
更に、本発明では、複数個の攪拌翼を所定の形
状及び角度で組み合わせて使用するため、攪拌槽
の中央では上向きの流れが生じ、それがコイルの
外側では攪拌槽の内壁面に沿つて下向きの流れと
なるため、攪拌槽内部の液体が滞留することな
く、全体に循環流となつて混合されることとな
り、その間に、流動する液はコイルやジヤケツト
で効率よく冷却又は加熱され、速やかに均一な攪
拌混合が可能となる。
なお、本発明の装置では回転軸の下部が軸受け
によつて保持されているので、高粘度の液体の攪
拌においても回転軸が横振れを起こすことなく、
安定して攪拌できる。
最下端の実質上U字型またはH字型の攪拌翼と
その上の櫂型の攪拌翼は90°角度をずらして取り
つけるのが、回転軸をバランスよく回転し、攪拌
効率を高めるので好ましい。また、実質上U字型
またはH字型の攪拌翼は水平面に対して60〜80°
程度の角度で傾斜するように回転軸に取りつけ、
その内側で回転する櫂型の攪拌翼は水平面に対し
て50〜60°程度の角度で傾斜するように回転軸に
取りつけるのが好ましい。なお、これら二種の攪
拌翼の傾きが逆方向であることは前述した通りで
ある。
攪拌翼は、実質上U字型またはH字型の攪拌翼
と櫂型の攪拌翼を上述の如く組み合わせて使用す
るが、これらは多段に繰り返して使用するのが好
ましく、この場合、最下の組み合わせではH字型
の攪拌翼を使用し、その他の組み合わせではU字
型の攪拌翼を使用するのが好ましい。
コイルは、コイル内側円筒部分の断面積とコイ
ルと攪拌槽内壁面の間の環状部分の顔面席の比率
が1〜1.5:1となるような位置に設けるのが好
ましく、特にこれらの比率が1.3:1程度である
場合に最も効率よく使用できる。
またコイルの上下間の間隙はコイルを形成する
管の径と同等以上であるのが好ましく、通常70mm
以上であるのがよい。これによつてコイル内側の
円筒部分の液体は攪拌槽で上向きに吐出され、コ
イルの上下管の間隙、あるいはコイル上部の空間
からコイル外側環状部分に下向きの循環流が発生
する。その結果、粘度の高い液体であつても攪拌
効率を著しく増し、非常に効率のよい冷却または
加熱混合が可能となる。
一般に、攪拌槽の下方外周に冷却・加熱用ジヤ
ケツトが取りつけられるが、冷却・加熱用ジヤケ
ツトは攪拌槽の下方冷却又は加熱できるように上
下に分割して取りつけられてもよい。
また、コイルも熱交換効率を高めるために二重
に取りつけたり、液量に適合させて一部に冷却水
又は加熱上記を通せるように多段に分離して取り
つけてもよい。
次に、図面に示す一実施例に従つて本発明を更
に詳しく説明する。
図面の装置は内径2200mmの円筒型攪拌槽1の中
央に回転軸3が存在し、この回転軸3を中心とし
て76.3mm径の管からなる冷却・加熱用コイル2が
二重に円筒状に配置されている。外側のコイル2
の径(PCD)は1750mmで内側のコイル2の径
(PCD)は1500mmである。
コイル2内側の円筒状部分の断面積Aは (1.462)2×π/4=1.679m2であり、コイル2
と攪拌槽1の内壁面6の間に形成される環状部分
の断面積Bは 〔(2.200)2×π/4〕 −〔(1.788)2×π/4〕=1.290m2 である。従つて、断面積AとBの比率は 1.679m2/1.290m2=1.30となる。
なお、コイル2の上下の管の間隙は、 ピツチ150mm−管の径76.3mm=73.7mmである。
回転軸3には、最下端にH字型の攪拌翼5aが
取りつけられており、その上に上記攪拌翼5aの
内側で回転可能な状態で櫂型の攪拌翼5bが取り
つけられている。更にその上にU字型の攪拌翼5
cと櫂型の攪拌翼5bが後者が前者の内側で回転
可能な状態で三組上下に取りつけられている。
H字型又はU字型の攪拌翼5a,5cは櫂型の
攪拌翼5bは90°ずらして回転軸3に取りつけら
れており、また、H字型の攪拌翼5aとU字型の
攪拌翼5cは共に左右両翼が回転軸3の回転方向
に対して上向きに(水平面に対して70°の角度で)
傾斜するように取りつけられ、櫂型の攪拌翼5b
はいずれも左右両翼が回転軸3の回転方向に対し
て下向きに(水平面に対して55°の角度で)傾斜
するように取りつけられている。
回転軸3の先端は軸受4で保持されており、攪
拌槽1の外周には冷却・加熱用ジヤケツト7が上
下に二分割して取りつけてある。
攪拌槽1に入れた液体は、コイル2及びジヤケ
ツト7に導入される水又は加熱蒸気によつて、冷
却又は加熱されながら攪拌混合されるものである
が、複雑に組み合わさつた攪拌翼5a,5b,5
cの回転によつて、コイル2内側の液体は上方に
流動し、コイル2の上下の管の間隙を通つてコイ
ル2の外側で攪拌槽1の内壁面6に沿つて下方向
への流れを生じ、循環流を形成するため、このよ
うな本発明の装置では、最高50000cpsといる高粘
度の液体であつても非常に効率よく攪拌でき、短
時間で全体の均一な混合及び熱交換が可能とな
る。
発明の効果 本発明の攪拌装置は、攪拌槽の中央部で上向き
の流動を起こし、その流れを攪拌槽の内壁面に沿
つて下向きの流れとなし、攪拌槽内部の液体を滞
留することなく、全体に循環流として混合でき、
この循環流は常にコイルやジヤケツトで効率よく
冷却又は加熱されるため、高粘度の液体であつて
も非常に速やかに均一な攪拌混合ができる。
なお、本発明の装置は特に粘度変化のある液体
の混合や液体に固体を溶解する場合に効果的に使
用できる。
【図面の簡単な説明】
図面は本発明の装置の断面図である。 1……攪拌槽、2……コイル、3……回転軸、
4……軸受、5a,5b,5c……攪拌翼、6…
…内壁面、7……ジヤケツト。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 中央に回転軸3を有する円筒型攪拌槽1の内
    部に、回転軸3を中心とし、かつ攪拌槽1の内壁
    面6から一定間隔をあけて,熱交換用のコイル2
    が円筒状に配置されているものであつて、複数個
    の攪拌翼がコイル2により形成された円筒状空間
    で回転可能な状態で回転軸3に取りつけられてお
    り、かつ回転軸3の下部が軸受4によつて保持さ
    れていること及び上記攪拌翼の最下端の翼が実質
    上U字型またはH字型の攪拌翼5aであり、回転
    軸3の回転方向に対して上向きに傾斜させて回転
    軸3に取りつけられており、下から二番目の翼
    が、櫂型の攪拌翼5bであつて、回転時に上記U
    字型またはH字型の攪拌翼5aによつて描かれる
    軌跡内部で回転するように、上記U字型またはH
    字型の攪拌翼5aの先端部より低い位置で、回転
    軸3の回転方向に対して下向きに傾斜させて回転
    軸3に取りつけられていることを特徴とする攪拌
    装置。 2 上記櫂型の攪拌翼5bが上記U字型またはH
    字型の攪拌翼5aに対して90°角度をずらして取
    りつけられていることを特徴とする特許請求の範
    囲第1項記載の攪拌装置。 3 攪拌槽1の下方外周に冷却・加熱用ジヤケツ
    ト7が取りつけられている特許請求の範囲第1項
    記載の装置。 4 冷却・加熱用ジヤケツト7が上下に分割して
    取りつけられている特許請求の範囲第3項記載の
    装置。 5 コイル2が二重に取りつけられている特許請
    求の範囲第1項〜第3項いずれか1項に記載の装
    置。 6 コイル2が多段に取りつけられている特許請
    求の範囲第1項〜第5項いずれか1項記載の装
    置。
JP61091439A 1986-04-16 1986-04-16 撹拌装置 Granted JPS62244429A (ja)

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JP61091439A JPS62244429A (ja) 1986-04-16 1986-04-16 撹拌装置

Applications Claiming Priority (1)

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JP61091439A JPS62244429A (ja) 1986-04-16 1986-04-16 撹拌装置

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JPS62244429A JPS62244429A (ja) 1987-10-24
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JP61091439A Granted JPS62244429A (ja) 1986-04-16 1986-04-16 撹拌装置

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JPH0634696B2 (ja) * 1989-02-15 1994-05-11 株式会社佐々木貞治商店 温度調節撹拌装置及び同装置を備えた醗酵タンク
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