JPH053339A - 光電回路素子 - Google Patents
光電回路素子Info
- Publication number
- JPH053339A JPH053339A JP15282591A JP15282591A JPH053339A JP H053339 A JPH053339 A JP H053339A JP 15282591 A JP15282591 A JP 15282591A JP 15282591 A JP15282591 A JP 15282591A JP H053339 A JPH053339 A JP H053339A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- chip
- photoelectric
- circuit element
- light
- resin
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Photo Coupler, Interrupter, Optical-To-Optical Conversion Devices (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】光電素子のチップと同一パッケージ内に収めた
MOSFETのチップ表面に光が当たるのを防いでリー
ク電流を押さえた光電回路素子を提供するにある。 【構成】光電回路素子は太陽電池等の光電素子1のチッ
プとその光電素子1の出力で駆動されるMOSFET
2、3のチップとを透明エポキシ樹脂4でモールドして
同一パケージ化している。MOSFET2、3は光電素
子1のチップの受光面と同じ側のチップ表面に炭素等を
添加して光に対して不透過性としたシリコン樹脂5、5
を塗布している。
MOSFETのチップ表面に光が当たるのを防いでリー
ク電流を押さえた光電回路素子を提供するにある。 【構成】光電回路素子は太陽電池等の光電素子1のチッ
プとその光電素子1の出力で駆動されるMOSFET
2、3のチップとを透明エポキシ樹脂4でモールドして
同一パケージ化している。MOSFET2、3は光電素
子1のチップの受光面と同じ側のチップ表面に炭素等を
添加して光に対して不透過性としたシリコン樹脂5、5
を塗布している。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、フォトモスリレーと称
されるソリッドステートリレーを構成する光電回路素子
に関する。
されるソリッドステートリレーを構成する光電回路素子
に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、光電素子のチップと、この光電素
子の出力で駆動されるMOSFETのチップとを同一パ
ッケージ内に収めた光電回路素子として、フォトモスリ
レー称せられるソリッドステートリレーがある。
子の出力で駆動されるMOSFETのチップとを同一パ
ッケージ内に収めた光電回路素子として、フォトモスリ
レー称せられるソリッドステートリレーがある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】このような光電回路素
子では光電素子のチップの受光面に光信号を与えるため
に、これらMOSFETのチップと光電素子のチップと
を透明なエポキシ樹脂のような樹脂でモールドしていた
ため、光電素子のチップ以外にもMOSFETのチップ
表面にも光が当たり、そのためMOSFETの漏れ電流
が通常のオフ時のリーク電流のpAオーダからnAオー
ダとなるという問題があった。
子では光電素子のチップの受光面に光信号を与えるため
に、これらMOSFETのチップと光電素子のチップと
を透明なエポキシ樹脂のような樹脂でモールドしていた
ため、光電素子のチップ以外にもMOSFETのチップ
表面にも光が当たり、そのためMOSFETの漏れ電流
が通常のオフ時のリーク電流のpAオーダからnAオー
ダとなるという問題があった。
【0004】本発明は上述の問題点に鑑みて為されたも
ので、その目的するところは光電素子のチップと同一パ
ッケージ内に収めたMOSFETのチップの表面に光が
当たるのを防いでリーク電流を押さえた光電回路素子を
提供するにある。
ので、その目的するところは光電素子のチップと同一パ
ッケージ内に収めたMOSFETのチップの表面に光が
当たるのを防いでリーク電流を押さえた光電回路素子を
提供するにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、上述の目的を
達成するために、光電素子のチップと、この光電素子に
組み合わせられるMOSFETのチップとを共に透明樹
脂にてモールドして形成した光電回路素子において、M
OSFETのチップ表面に光不透過性の樹脂を塗布した
ものである。
達成するために、光電素子のチップと、この光電素子に
組み合わせられるMOSFETのチップとを共に透明樹
脂にてモールドして形成した光電回路素子において、M
OSFETのチップ表面に光不透過性の樹脂を塗布した
ものである。
【0006】
【作用】而して光電素子のチップの受光面に光を照射し
た場合においても、MOSFETのチップ表面に塗布し
ている光不透過性の樹脂によりMOSFETのチップに
は光が入射せず、そのためMOSFETのリーク電流は
増大しない。
た場合においても、MOSFETのチップ表面に塗布し
ている光不透過性の樹脂によりMOSFETのチップに
は光が入射せず、そのためMOSFETのリーク電流は
増大しない。
【0007】
【実施例】以下本発明を実施例により説明する。図1は
太陽電池等の光電素子1のチップとその光電素子1の出
力で駆動されるMOSFET2、3のチップとを透明な
エポキシ樹脂4でモールドして同一パケージ化した実施
例の光電回路素子の平面図を示しており、光電素子のチ
ップ1の受光面と同じ側のMOSFET2、3のチップ
の表面には斜線で示すように炭素等を添加して光に対し
て不透過性としたシリコン樹脂5、5を、上記透明エポ
キシ樹脂4でモールドする前に塗布してある。
太陽電池等の光電素子1のチップとその光電素子1の出
力で駆動されるMOSFET2、3のチップとを透明な
エポキシ樹脂4でモールドして同一パケージ化した実施
例の光電回路素子の平面図を示しており、光電素子のチ
ップ1の受光面と同じ側のMOSFET2、3のチップ
の表面には斜線で示すように炭素等を添加して光に対し
て不透過性としたシリコン樹脂5、5を、上記透明エポ
キシ樹脂4でモールドする前に塗布してある。
【0008】図2は実施例の側面を示す。而して本発明
光電回路素子では、光電素子のチップ1の受光面に光を
照射しても、MOSFET2、3のチップには光が入射
せず、MOSFET2、3のチップ表面に光不透過性樹
脂を塗布しない従来の場合のリーク電流(図3のイ線)
に対して図3のロ線で示すように、リーク電流は極めて
小さいという結果返られた。
光電回路素子では、光電素子のチップ1の受光面に光を
照射しても、MOSFET2、3のチップには光が入射
せず、MOSFET2、3のチップ表面に光不透過性樹
脂を塗布しない従来の場合のリーク電流(図3のイ線)
に対して図3のロ線で示すように、リーク電流は極めて
小さいという結果返られた。
【0009】
【発明の効果】本発明は、光電素子のチップと、この光
電素子に組み合わせられるMOSFETのチップとを共
に透明樹脂にてモールドして形成した光電回路素子にお
いて、MOSFETの表面に光不透過性の樹脂を塗布し
たものであるから、光電素子のチップに光を照射した場
合においても、MOSFETのチップ表面に塗布してい
る光透過性の樹脂によりMOSFETのチップには光は
入射せず、そのためMOSFETのリーク電流が増大し
ないという効果がある。
電素子に組み合わせられるMOSFETのチップとを共
に透明樹脂にてモールドして形成した光電回路素子にお
いて、MOSFETの表面に光不透過性の樹脂を塗布し
たものであるから、光電素子のチップに光を照射した場
合においても、MOSFETのチップ表面に塗布してい
る光透過性の樹脂によりMOSFETのチップには光は
入射せず、そのためMOSFETのリーク電流が増大し
ないという効果がある。
【図1】本発明の一実施例の平面図である。
【図2】本発明の一実施例の側面図である。
【図3】本発明と従来例とのリーク電流の比較図であ
る。
る。
1 光電素子 2 MOSFET 3 MOSFET 4 透明エポキシ樹脂 5 シリコン樹脂
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 【請求項1】光電素子のチップと、この光電素子に組み
合わせられるMOSFETのチップとを共に透明樹脂に
てモールドして形成した光電回路素子において、MOS
FETのチップ表面に光不透過性の樹脂を塗布したこと
を特徴とする光電回路素子。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP15282591A JPH053339A (ja) | 1991-06-25 | 1991-06-25 | 光電回路素子 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP15282591A JPH053339A (ja) | 1991-06-25 | 1991-06-25 | 光電回路素子 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH053339A true JPH053339A (ja) | 1993-01-08 |
Family
ID=15548969
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP15282591A Pending JPH053339A (ja) | 1991-06-25 | 1991-06-25 | 光電回路素子 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH053339A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US10483424B2 (en) | 2015-03-02 | 2019-11-19 | Kabushiki Kaisha Toshiba | Signal coupling device |
-
1991
- 1991-06-25 JP JP15282591A patent/JPH053339A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US10483424B2 (en) | 2015-03-02 | 2019-11-19 | Kabushiki Kaisha Toshiba | Signal coupling device |
US11430926B2 (en) | 2015-03-02 | 2022-08-30 | Kabushiki Kaisha Toshiba | Signal coupling device |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 19991207 |