JPH05333752A - プリンタの感光ドラム装置 - Google Patents

プリンタの感光ドラム装置

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Publication number
JPH05333752A
JPH05333752A JP16232492A JP16232492A JPH05333752A JP H05333752 A JPH05333752 A JP H05333752A JP 16232492 A JP16232492 A JP 16232492A JP 16232492 A JP16232492 A JP 16232492A JP H05333752 A JPH05333752 A JP H05333752A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
photosensitive drum
heater
peripheral surface
shaft
support shaft
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP16232492A
Other languages
English (en)
Inventor
Masahiro Terasawa
正寛 寺澤
Tomoaki Iwafune
友昭 岩船
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Japan Radio Co Ltd
Nagano Japan Radio Co Ltd
Original Assignee
Japan Radio Co Ltd
Nagano Japan Radio Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Japan Radio Co Ltd, Nagano Japan Radio Co Ltd filed Critical Japan Radio Co Ltd
Priority to JP16232492A priority Critical patent/JPH05333752A/ja
Publication of JPH05333752A publication Critical patent/JPH05333752A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Discharging, Photosensitive Material Shape In Electrophotography (AREA)
  • Control Of Temperature (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 接触部の排除により、ノイズの発生を防止す
るとともに、耐久性及び信頼性を飛躍的に高める。 【構成】 固定した支持シャフト4に、感光ドラム2を
回動自在に取付けるとともに、支持シャフト4に、感光
ドラム2の内周面2iに近接する発熱部3eを有するヒ
ータ3を固定して設ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は感光ドラムの内部にヒー
タを設けてなるプリンタの感光ドラム装置に関する。
【0002】
【従来の技術】アモルファスシリコン製感光ドラムを使
用した電子写真方式プリンタは知られている。ところ
で、この種の感光ドラムは水分を吸着しやすいため、水
分の吸着状態で記録を行った場合には、記録画像にいわ
ゆる「流れ」を生じて記録品質が損われる。したがっ
て、感光ドラムの内部には水分の吸着を防止するヒータ
が設けられている。
【0003】従来におけるこの種の感光ドラム装置を図
4に示す。同図に示す感光ドラム装置70はアモルファ
スシリコン製感光ドラム71を備える。感光ドラム71
は円筒形に形成され、一端に設けたフランジ部72はベ
アリング73を介して本体フレーム74に固定した支軸
部75により回動自在に支持されるとともに、感光ドラ
ム71の他端に設けたフランジ部76はその外面から軸
外方に延設した内部中空のシャフト部77を一体に有
し、このシャフト部77がベアリング78、79を介し
て本体フレーム74に回動自在に支持される。よって、
感光ドラム71はシャフト部77の先端に設けた伝達ギ
ア80に不図示の回転駆動部から伝達される回転力によ
り回転せしめられる。
【0004】また、感光ドラム71の内周面にはシート
状のヒータ81を貼付けるとともに、シャフト部77の
中間部にはスリップリング83a、83bを設け、ヒー
タ81に接続した給電用配線82a、82bはシャフト
部77の内部を通してスリップリング83a、83bに
接続する。他方、本体フレーム74側には給電ブラシ8
4a、84bを配し、この給電ブラシ84a、84bを
スリップリング83a、83bの周面に接触させること
により給電を行う。なお、給電用配線82a…には必要
によりリードスイッチが接続される。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上述した従来
の感光ドラム装置70は次のような問題点があった。
【0006】第一に、ヒータ81への給電は相接触する
スリップリング83a…及び給電ブラシ84a…を介し
て行われるため、接触部からノイズが発生し、データ処
理回路等の誤動作を誘因する虞れがある。
【0007】第二に、相接触するスリップリング83a
…及び給電ブラシ84a…を有するため、機構の煩雑化
によるコストアップや接触部の減耗による耐久性及び信
頼性の低下を招く虞れがある。
【0008】本発明はこのような従来の技術に存在する
課題を解決したものであり、接触部の排除によりノイズ
の発生を防止するとともに、耐久性及び信頼性を飛躍的
に高めることができるプリンタの感光ドラム装置の提供
を目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明は感光ドラムの内
部にヒータを設けてなるプリンタの感光ドラム装置1を
構成するに際して、特に、固定した支持シャフト4に、
感光ドラム2を回動自在に取付けるとともに、支持シャ
フト4に、感光ドラム2の内周面2iに近接する発熱部
3eを有するヒータ3を固定して設けたことを特徴とす
る。
【0010】この場合、感光ドラム2はアモルファスシ
リコン製感光ドラムが用いられる。また、支持シャフト
4には内部にヒータ3の給電用配線5a、5bを通す中
空部4sを設けるとともに、ヒータ3は外周面が発熱部
3eとなるパイプヒータ3pを用いることが望ましい。
一方、感光ドラム2の外周面2rに接触する温度検出部
7及びこの温度検出部7の検出に基づいてヒータ3の給
電を制御する制御部8を有する温度制御系6を設けるこ
とが望ましい。
【0011】
【作用】本発明に係るプリンタの感光ドラム装置1によ
れば、感光ドラム2は本体フレーム側に固定された支持
シャフト4上を回転する。一方、支持シャフト4に固定
されたヒータ3は、パイプヒータ3pを用いることによ
り外周面が発熱部3eとなり、かつ感光ドラム2の内周
面2iに近接して配されるため、発熱部3eによって感
光ドラム2が加熱される。これにより、アモルファスシ
リコン製の感光ドラム2における水分の吸着が防止され
る。この場合、感光ドラム2が回転してもヒータ3は回
転しないため、ヒータ3の給電用配線5a、5bは、支
持シャフト4の中空部4sを通して外部に直接導出する
ことができる。
【0012】また、感光ドラム2の外周面2rに接触す
る温度検出部7によって、感光ドラム2の加熱温度が検
出され、この検出結果は制御部8に付与される。これに
より、ヒータ3の給電が制御されるとともに、加熱温度
が設定温度となるようにフィードバック制御される。
【0013】
【実施例】次に、本発明に係る好適な実施例を挙げ、図
面に基づき詳細に説明する。
【0014】まず、本発明を明確にするため感光ドラム
装置1を備える電子写真方式を用いたラベルプリンタの
全体的概略構成について、図3を参照して説明する。
【0015】同図に示すラベルプリンタPは、機体50
を備え、この機体50の中程には本発明に係る感光ドラ
ム装置1を配する。一方、不図示の供給リールから繰り
出される連続記録紙Lは、紙ガイド51、一対の駆動ロ
ーラと被動ローラからなる複数のローラ機構52…、複
数のガイドプレート53…等によって形成される走行路
Fを通って不図示の巻取リールに巻き取られる。そし
て、連続記録紙Lは感光ドラム装置1における感光ドラ
ム2の外周面に接する。
【0016】一方、感光ドラム2の周囲には対向して、
クリーナ(トナー回収器)54、感光ドラム2の電荷を
消去するイレーサ55、感光ドラム2に電荷を付与する
メインチャージャ56、記録する画像情報を感光ドラム
2に書き込む(露光)ことにより静電潜像を形成するL
EDヘッド57、感光ドラム2の静電潜像にトナーを付
着させて可視像を形成するデベロッパー58、トナーを
連続記録紙Lに転写させる転写チャージャ59を順次配
設する。なお、転写チャージャ59は変位機構60に支
持され、感光ドラム2に対して進退変位せしめられると
ともに、これに伴って連続記録紙Lは感光ドラム2に対
して接触又は離間する。
【0017】また、走行路Fには一対のヒートローラ6
2a、62bにより連続記録紙Lに付着したトナーを定
着させる定着器61を配設する。なお、一方のヒートロ
ーラ62aは変位機構63により支持され、ヒートロー
ラ62aはヒートローラ62bに対して押圧位置又は離
間位置に変位する。
【0018】次に、本発明に係る感光ドラム装置1の構
成について、図1及び図2を参照して具体的に説明す
る。
【0019】図1において、4は内部に中空部4sを有
するパイプ状の支持シャフトであり、その一端はピン状
の支持部11を介して本体フレームのブラケット部12
aに固定するとともに、支持シャフト4の他端は本体フ
レームのブラケット部12bに固定する。
【0020】また、2はアモルファスシリコン製の感光
ドラムであり、円筒形に形成する。感光ドラム2の一端
には開口部を閉塞するフランジ部13を設け、このフラ
ンジ部13はベアリング14を介して前記支持部11に
取付ける。これにより、フランジ部13はベアリング1
4により回動自在に支持される。他方、感光ドラム2の
他端には開口部を閉塞するフランジ部15を設けるとと
もに、ブラケット部12b側における支持シャフト4の
外周には所定長さに形成した円筒形のカラー部16を回
動自在に装着し、フランジ部15はカラー部16の外周
面一端側に固定する。さらにまた、カラー部16の外周
面における離間した二位置はベアリング17、18を介
して本体フレームのブラケット部12c、12dにそれ
ぞれ取付ける。これにより、フランジ部15及びカラー
部16はベアリング12c、12dにより回動自在に支
持され、支持シャフト4に対して相対的に回動可能とな
る。なお、19はカラー部16の外周面上に取付けた伝
達ギアである。
【0021】他方、感光ドラム2の内部における支持シ
ャフト4上にはヒータ3を固定して設ける。ヒータ3は
外周面全面が発熱部3eとなるパイプヒータ3pを利用
し、この両端開口部に設けたフランジ部21、22を介
して支持シャフト4上に取付ける。この場合、パイプヒ
ータ3pの発熱部3eとなる外周面は、感光ドラム2の
内周面2iに対して接触しない範囲でできるだけ近接さ
せる。
【0022】また、支持シャフト4の中間部には開口部
23を設ける。これにより、パイプヒータ3pに接続し
た給電用配線5a、5bは開口部23を通し、さらに、
支持シャフト4の中空部4sを通して、支持シャフト4
の端部から外部に導出する。そして、導出した給電用配
線5a、5bは制御部8に接続する。
【0023】一方、7は温度検出部である。温度検出部
7は本体フレーム側に後端を固定した板バネ状の支持プ
レート24と、支持プレート24の先端に取付けられ、
かつ感光ドラム2の外周面2rに接触するセンサユニッ
ト25を備える。センサユニット25は弾性材26の先
端に配した温度検出用のセンサ素子27を熱伝導率の高
い低摩擦係数のシート材28で覆うことにより構成す
る。センサ素子27は前記制御部8に接続される。ま
た、センサ素子27としては、例えば、サーミスタ、熱
電対等を利用できる。なお、温度検出部7と制御部8に
より温度制御系6が構成される。
【0024】次に、感光ドラム装置1の機能について説
明する。
【0025】支持シャフト4は各ブラケット12a…に
より本体フレーム側に固定され、かつ感光ドラム2は支
持シャフト4に対して相対回動自在に支持されるため、
伝達ギア19に不図示の回転駆動部から回転力を伝達す
れば、感光ドラム2は固定された支持シャフト4上を回
転する。
【0026】一方、ヒータ3は支持シャフト4に固定さ
れ、かつパイプヒータ3pの外周面、即ち、発熱部3e
は感光ドラム2の内周面2iに近接して配されるため、
発熱部3eの発熱によって感光ドラム2自身が加熱さ
れ、アモルファスシリコン製の感光ドラム2における水
分の吸着が防止される。
【0027】この際、感光ドラム2の外周面2rに直接
接触するセンサユニット25におけるセンサ素子27に
より、感光ドラム2における実際の加熱温度が検出さ
れ、その検出結果は制御部8に付与される。これによ
り、制御部8はヒータ3に対する給電を制御し、加熱温
度は設定温度(例えば、40℃程度)となるように、正
確かつ的確にフィードバック制御される。
【0028】以上、実施例について詳細に説明したが、
本発明はこのような実施例に限定されるものではなく、
支持シャフトの構成、ヒータの構成及び種類、プリンタ
の種類等をはじめ、細部の構成、形状、素材、数量等に
おいて、本発明の要旨を逸脱しない範囲で任意に変更で
きる。
【0029】
【発明の効果】このように、本発明に係るプリンタの感
光ドラム装置は、固定した支持シャフトに、感光ドラム
を回動自在に取付けるとともに、この支持シャフトに、
感光ドラムの内周面に近接する発熱部を有するヒータを
固定して設けたため、次のような顕著な効果を奏する。
【0030】 接触部の排除によりノイズの発生を防
止することができ、例えば、データ処理回路の誤動作等
を防止できる。
【0031】 機構の簡略化によるコストダウンを図
れるとともに、接触部の排除による耐久性及び信頼性を
飛躍的に高めることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る感光ドラム装置の一部断面構成
図、
【図2】図1中A−A線断面図、
【図3】同感光ドラム装置を備えるラベルプリンタの概
略構成図、
【図4】従来の技術に係る感光ドラム装置の一部断面構
成図、
【符号の説明】
1 感光ドラム装置 2 感光ドラム 2i 内周面 2r 外周面 3 ヒータ 3e 発熱部 3p パイプヒータ 4 支持シャフト 4s 中空部 5a 給電用配線 5b 給電用配線 6 温度制御系 7 温度検出部 8 制御部

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 感光ドラムの内部にヒータを設けてなる
    プリンタの感光ドラム装置において、固定した支持シャ
    フトに、感光ドラムを回動自在に取付けるとともに、前
    記支持シャフトに、感光ドラムの内周面に近接する発熱
    部を有するヒータを固定して設けたことを特徴とするプ
    リンタの感光ドラム装置。
  2. 【請求項2】 感光ドラムはアモルファスシリコン製感
    光ドラムであることを特徴とする請求項1記載のプリン
    タの感光ドラム装置。
  3. 【請求項3】 支持シャフトは内部にヒータの給電用配
    線を通す中空部を有することを特徴とする請求項1記載
    のプリンタの感光ドラム装置。
  4. 【請求項4】 ヒータは外周面が発熱部となるパイプヒ
    ータを用いることを特徴とする請求項1記載のプリンタ
    の感光ドラム装置。
  5. 【請求項5】 感光ドラムの外周面に接触する温度検出
    部及びこの温度検出部の検出に基づいてヒータの給電を
    制御する制御部を有する温度制御系を備えることを特徴
    とする請求項1記載のプリンタの感光ドラム装置。
JP16232492A 1992-05-27 1992-05-27 プリンタの感光ドラム装置 Pending JPH05333752A (ja)

Priority Applications (1)

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JP16232492A JPH05333752A (ja) 1992-05-27 1992-05-27 プリンタの感光ドラム装置

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JP16232492A JPH05333752A (ja) 1992-05-27 1992-05-27 プリンタの感光ドラム装置

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JPH05333752A true JPH05333752A (ja) 1993-12-17

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ID=15752374

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JP16232492A Pending JPH05333752A (ja) 1992-05-27 1992-05-27 プリンタの感光ドラム装置

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JP (1) JPH05333752A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5502615A (en) * 1994-05-19 1996-03-26 Yazaki Corporation Meter module assembly
US10197970B2 (en) 2015-07-27 2019-02-05 Canon Kabushiki Kaisha Process unit having a seal member that seals a space between a flange and a portion supporting a flange

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5502615A (en) * 1994-05-19 1996-03-26 Yazaki Corporation Meter module assembly
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