JP2000072284A - 画像形成装置用の紙検出センサ及びこれを用いた画像形成装置 - Google Patents
画像形成装置用の紙検出センサ及びこれを用いた画像形成装置Info
- Publication number
- JP2000072284A JP2000072284A JP10259499A JP25949998A JP2000072284A JP 2000072284 A JP2000072284 A JP 2000072284A JP 10259499 A JP10259499 A JP 10259499A JP 25949998 A JP25949998 A JP 25949998A JP 2000072284 A JP2000072284 A JP 2000072284A
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- recording paper
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- sensor
- image forming
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 定着装置近辺の高温条件下でも誤動作を生じ
させることなく使用できる安価な接点方式の紙検出セン
サ及びこれを用いた画像形成装置を提供する。 【解決手段】 定着装置９の定着ローラ２０、加圧ロー
ラ２１と排紙ローラ１０の間に配置して記録紙の通過を
検知する排紙センサ２２に接点方式のスイッチを用い
る。記録紙の通過部に突出させる樹脂材料製であるフィ
ラー部２４の先端に、導電性の樹脂製の回転体２５を設
け、記録紙と接触して連れ回りするようにして、記録紙
との摩擦を低減させ、摩擦による静電気の発生を防ぐ。
させることなく使用できる安価な接点方式の紙検出セン
サ及びこれを用いた画像形成装置を提供する。 【解決手段】 定着装置９の定着ローラ２０、加圧ロー
ラ２１と排紙ローラ１０の間に配置して記録紙の通過を
検知する排紙センサ２２に接点方式のスイッチを用い
る。記録紙の通過部に突出させる樹脂材料製であるフィ
ラー部２４の先端に、導電性の樹脂製の回転体２５を設
け、記録紙と接触して連れ回りするようにして、記録紙
との摩擦を低減させ、摩擦による静電気の発生を防ぐ。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、熱定着によって紙
に画像を定着する定着装置の出側に配置する画像形成装
置用の紙検出スイッチ及びこれを用いた画像形成装置に
関する。
に画像を定着する定着装置の出側に配置する画像形成装
置用の紙検出スイッチ及びこれを用いた画像形成装置に
関する。
【０００２】
【従来の技術及び発明が解決しようとする課題】画像形
成装置の定着装置から排紙部の間には、排出される紙を
検出するために、フィラー一体型のフォトセンサまたは
フィラー別体型のフォトセンサが用いられてきた。フィ
ラー一体型のフォトセンサでは、配置位置を通紙幅の通
紙基準位置近辺にする必要があり、必然的に通紙方向で
定着装置の直後の位置になるため、定着装置が発生させ
る熱で高温になり、誤検知や故障が発生しやすくなる。
その対策として用いられているフィラー別体型のフォト
センサは、別体にしたフィラーを長くしてフォトセンサ
は端部に配置するようになっているが、フィラーを別体
にするためコストアップとなったり、フィラーが長くな
ることによりフィラーの動作が安定せずに誤検知が発生
することがある。
成装置の定着装置から排紙部の間には、排出される紙を
検出するために、フィラー一体型のフォトセンサまたは
フィラー別体型のフォトセンサが用いられてきた。フィ
ラー一体型のフォトセンサでは、配置位置を通紙幅の通
紙基準位置近辺にする必要があり、必然的に通紙方向で
定着装置の直後の位置になるため、定着装置が発生させ
る熱で高温になり、誤検知や故障が発生しやすくなる。
その対策として用いられているフィラー別体型のフォト
センサは、別体にしたフィラーを長くしてフォトセンサ
は端部に配置するようになっているが、フィラーを別体
にするためコストアップとなったり、フィラーが長くな
ることによりフィラーの動作が安定せずに誤検知が発生
することがある。
【０００３】そこで、コストが安くて高温条件下でも使
用できるセンサとして、接点方式のスイッチが用いられ
るが、定着装置の直後に配置すると定着の熱で乾燥した
紙とフィラー部が接触することによって静電気が発生
し、これが接点部に対するノイズとなり、装置が誤動作
してしまうことがある。
用できるセンサとして、接点方式のスイッチが用いられ
るが、定着装置の直後に配置すると定着の熱で乾燥した
紙とフィラー部が接触することによって静電気が発生
し、これが接点部に対するノイズとなり、装置が誤動作
してしまうことがある。
【０００４】本発明は上記従来の問題点に鑑み、定着装
置近辺の高温条件下でも誤動作を生じさせることなく使
用できる安価な接点方式の紙検出センサ及びこれを用い
た画像形成装置を提供することを目的とする。
置近辺の高温条件下でも誤動作を生じさせることなく使
用できる安価な接点方式の紙検出センサ及びこれを用い
た画像形成装置を提供することを目的とする。
【０００５】
【課題を解決するための手段】本発明の画像形成装置用
の紙検出センサのうち請求項１に係るものは、上記目的
を達成するために、画像形成装置の定着装置と紙排出部
間に配置する接点方式の紙検出センサであって、排出さ
れる紙と接触させるフィラー部分の先端に回転体を備え
ることを特徴とする。
の紙検出センサのうち請求項１に係るものは、上記目的
を達成するために、画像形成装置の定着装置と紙排出部
間に配置する接点方式の紙検出センサであって、排出さ
れる紙と接触させるフィラー部分の先端に回転体を備え
ることを特徴とする。
【０００６】また請求項２に係るものは、上記回転体を
導電性材料製としてなることを特徴とする。
導電性材料製としてなることを特徴とする。
【０００７】さらに本発明に係る請求項３の画像形成装
置は、定着装置から紙排出部間に請求項１または２の紙
検出センサを配置したことを特徴とする。
置は、定着装置から紙排出部間に請求項１または２の紙
検出センサを配置したことを特徴とする。
【０００８】
【発明の実施の形態】以下本発明の実施の形態を図面を
参照して説明する。図１は電子写真プロセスを利用した
本発明の一実施形態に係る画像形成装置であるレーザプ
リンタの全体構造を示した断面図で、レーザプリンタ本
体ケース１内には、その略中央部に感光体２を設け、感
光体２の周囲には帯電器３、現像装置４、転写装置５、
クリーニング装置６等が配置してある。また感光体２等
の下方には、記録紙を１枚ずつ給紙する給紙ローラ７、
給紙された記録紙を所定のタイミングで転写装置５側へ
送り出すレジストローラ８等が設けてある。さらに感光
体２等の上方には、転写装置５において記録紙へ転写し
た画像を定着させる定着装置９、定着装置９において画
像定着が行われた記録紙をスタッカ部へ排紙する排紙ロ
ーラ１０等が設けてある。
参照して説明する。図１は電子写真プロセスを利用した
本発明の一実施形態に係る画像形成装置であるレーザプ
リンタの全体構造を示した断面図で、レーザプリンタ本
体ケース１内には、その略中央部に感光体２を設け、感
光体２の周囲には帯電器３、現像装置４、転写装置５、
クリーニング装置６等が配置してある。また感光体２等
の下方には、記録紙を１枚ずつ給紙する給紙ローラ７、
給紙された記録紙を所定のタイミングで転写装置５側へ
送り出すレジストローラ８等が設けてある。さらに感光
体２等の上方には、転写装置５において記録紙へ転写し
た画像を定着させる定着装置９、定着装置９において画
像定着が行われた記録紙をスタッカ部へ排紙する排紙ロ
ーラ１０等が設けてある。
【０００９】レーザプリンタ本体ケース１の一部である
本体カバー１ａの上面部には、画像形成が行われた記録
紙を排紙するスタッカ部１１が形成してある。スタッカ
部１１の下方には、金属製のケース１２内に収納して電
装部１３が設けてある。電装部１３は、コントローラ基
板上に取り付けた各種の調整スイッチや制御ユニット
（図示せず）等により形成してある。またケース１２に
は、電源や電装基板も収納してある。ケース１２の上方
には、感光体２上へ画像の書き込みを行う光学装置１４
が設けてある。
本体カバー１ａの上面部には、画像形成が行われた記録
紙を排紙するスタッカ部１１が形成してある。スタッカ
部１１の下方には、金属製のケース１２内に収納して電
装部１３が設けてある。電装部１３は、コントローラ基
板上に取り付けた各種の調整スイッチや制御ユニット
（図示せず）等により形成してある。またケース１２に
は、電源や電装基板も収納してある。ケース１２の上方
には、感光体２上へ画像の書き込みを行う光学装置１４
が設けてある。
【００１０】また、レーザプリンタ本体ケース１の一部
（図中の右方）には前カバー１５が設けてあり、前カバ
ー１５には、転写装置５、除電ブラシ（分離手段）１６
が取り付けてある。前カバー１５はレーザプリンタ本体
ケース１の一部を支点として回動開閉可能となってお
り、サプライ品の交換、定着装置９の交換、記録紙ジャ
ム時の処理等が行える。
（図中の右方）には前カバー１５が設けてあり、前カバ
ー１５には、転写装置５、除電ブラシ（分離手段）１６
が取り付けてある。前カバー１５はレーザプリンタ本体
ケース１の一部を支点として回動開閉可能となってお
り、サプライ品の交換、定着装置９の交換、記録紙ジャ
ム時の処理等が行える。
【００１１】図２に定着装置９の詳細を示す。トナーが
転写された記録紙は、定着ローラ２０と加圧ローラ２１
で形成されるニップ部を通過し、ニップ部で熱と圧力を
与えられ画像を定着され、排紙ローラ１０によってスタ
ッカ部１１へと排出される。
転写された記録紙は、定着ローラ２０と加圧ローラ２１
で形成されるニップ部を通過し、ニップ部で熱と圧力を
与えられ画像を定着され、排紙ローラ１０によってスタ
ッカ部１１へと排出される。
【００１２】定着装置９は、定着ローラ２０、加圧ロー
ラ２１と排紙ローラ１０の間に、記録紙の通過を検知す
るための排紙センサ２２が配置してあり、記録紙の通過
によりＯＮ・ＯＦＦの信号を図示せぬ制御ユニットに送
っている。排紙センサ２２には、図３に詳細に示すよう
に接点方式のスイッチを用いている。図中２３はセンサ
部、２４はフィラー部、２５は回転体である。フィラー
部２４は、記録紙の通過部に突出させてあり、記録紙に
よりフィラー部２４が動作することにより、センサ部２
３内の図示せぬ接点が接触、非接触によりＯＮ・ＯＦＦ
する。
ラ２１と排紙ローラ１０の間に、記録紙の通過を検知す
るための排紙センサ２２が配置してあり、記録紙の通過
によりＯＮ・ＯＦＦの信号を図示せぬ制御ユニットに送
っている。排紙センサ２２には、図３に詳細に示すよう
に接点方式のスイッチを用いている。図中２３はセンサ
部、２４はフィラー部、２５は回転体である。フィラー
部２４は、記録紙の通過部に突出させてあり、記録紙に
よりフィラー部２４が動作することにより、センサ部２
３内の図示せぬ接点が接触、非接触によりＯＮ・ＯＦＦ
する。
【００１３】フィラー部２４は、ＰＯＭ（ポリアセター
ル）等の樹脂材料製である。定着装置９を通過した後の
記録紙は、定着ローラ２０から熱を受けるために乾燥し
ており、記録紙とフィラー部２４を直接に摺接させると
摩擦でフィラー部２４に静電気が発生し、これが接点部
を通じて制御ユニットにノイズとして送られ、画像形成
装置を誤動作させる場合があるので、フィラー部２４の
先端に回転体２５を設けてある。すなわち、記録紙が回
転体２５と接触すると、回転体が記録紙の移動に連れ回
りするので、記録紙との摩擦が低減し、摩擦による静電
気の発生が防がれる。
ル）等の樹脂材料製である。定着装置９を通過した後の
記録紙は、定着ローラ２０から熱を受けるために乾燥し
ており、記録紙とフィラー部２４を直接に摺接させると
摩擦でフィラー部２４に静電気が発生し、これが接点部
を通じて制御ユニットにノイズとして送られ、画像形成
装置を誤動作させる場合があるので、フィラー部２４の
先端に回転体２５を設けてある。すなわち、記録紙が回
転体２５と接触すると、回転体が記録紙の移動に連れ回
りするので、記録紙との摩擦が低減し、摩擦による静電
気の発生が防がれる。
【００１４】この静電気の発生防止のために、回転体２
５を導電性の樹脂で形成するとよい。導電性樹脂の抵抗
値は低いほど静電気発生防止効果が大きいので、１００
ＫΩ以下が望ましい。
５を導電性の樹脂で形成するとよい。導電性樹脂の抵抗
値は低いほど静電気発生防止効果が大きいので、１００
ＫΩ以下が望ましい。
【００１５】
【発明の効果】請求項１に係る画像形成装置用の紙検出
センサは、以上説明してきたように、画像形成装置の定
着装置から排出される紙と接触させるフィラー部分の先
端に回転体を備えるようにしたので、安価な構成で紙と
摺接する際の摩擦力が低減し、静電気を発生させ難くな
るという効果がある。
センサは、以上説明してきたように、画像形成装置の定
着装置から排出される紙と接触させるフィラー部分の先
端に回転体を備えるようにしたので、安価な構成で紙と
摺接する際の摩擦力が低減し、静電気を発生させ難くな
るという効果がある。
【００１６】請求項２に係る画像形成装置用の紙検出セ
ンサは、以上説明してきたように、フィラー部分先端の
回転体を導電性の樹脂製としているので、記録紙との摩
擦による静電気の発生をいっそう効果的に防止できると
いう効果がある。
ンサは、以上説明してきたように、フィラー部分先端の
回転体を導電性の樹脂製としているので、記録紙との摩
擦による静電気の発生をいっそう効果的に防止できると
いう効果がある。
【００１７】請求項３に係る画像形成装置は、以上説明
してきたような紙検出センサを用いているので、ノイズ
による誤動作がなく、しかも安価に構成できるという効
果がある。
してきたような紙検出センサを用いているので、ノイズ
による誤動作がなく、しかも安価に構成できるという効
果がある。
【図１】本発明の一実施形態に係るレーザプリンタの全
体構造を示した断面図である。
体構造を示した断面図である。
【図２】図１の画像形成装置で用いた定着装置の断面図
である。
である。
【図３】図２の定着装置が有する接点方式のスイッチを
用いた排紙センサの側面図である。
用いた排紙センサの側面図である。
１ レーザプリンタ本体ケース １ａ 本体カバー ２ 感光体 ３ 帯電器 ４ 現像装置 ５ 転写装置 ６ クリーニング装置 ７ 給紙ローラ ８ レジストローラ ９ 定着装置 １０ 排紙ローラ １１ スタッカ部 １２ ケース １３ 電装部 １４ 光学装置 １５ 前カバー １６ 除電ブラシ（分離手段） ２０ 定着ローラ ２１ 加圧ローラ ２２ 排紙センサ ２３ センサ部 ２４ フィラー部 ２５ 回転体
Claims (3)
- 【請求項１】 画像形成装置の定着装置と紙排出部間に
配置する接点方式の紙検出センサであって、排出される
紙と接触させるフィラー部分の先端に回転体を備えるこ
とを特徴とする画像形成装置用の紙検出センサ。 - 【請求項２】 上記回転体を導電性材料製としてなるこ
とを特徴とする請求項１の画像形成装置の紙検出セン
サ。 - 【請求項３】 定着装置から紙排出部間に請求項１また
は２の紙検出センサを配置したことを特徴とする画像形
成装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10259499A JP2000072284A (ja) | 1998-08-28 | 1998-08-28 | 画像形成装置用の紙検出センサ及びこれを用いた画像形成装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10259499A JP2000072284A (ja) | 1998-08-28 | 1998-08-28 | 画像形成装置用の紙検出センサ及びこれを用いた画像形成装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2000072284A true JP2000072284A (ja) | 2000-03-07 |
Family
ID=17334953
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP10259499A Pending JP2000072284A (ja) | 1998-08-28 | 1998-08-28 | 画像形成装置用の紙検出センサ及びこれを用いた画像形成装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2000072284A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US6965740B2 (en) | 2003-09-18 | 2005-11-15 | Seiko Epson Corporation | Image forming apparatus and sheet detecting unit incorporated in the image forming apparatus |
-
1998
- 1998-08-28 JP JP10259499A patent/JP2000072284A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US6965740B2 (en) | 2003-09-18 | 2005-11-15 | Seiko Epson Corporation | Image forming apparatus and sheet detecting unit incorporated in the image forming apparatus |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20050228 |
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| A977 | Report on retrieval |
Effective date: 20080118 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 |
|
| A131 | Notification of reasons for refusal |
Effective date: 20080124 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 |
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| A521 | Written amendment |
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