JPH05333333A - 照明装置 - Google Patents

照明装置

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JPH05333333A
JPH05333333A JP4138900A JP13890092A JPH05333333A JP H05333333 A JPH05333333 A JP H05333333A JP 4138900 A JP4138900 A JP 4138900A JP 13890092 A JP13890092 A JP 13890092A JP H05333333 A JPH05333333 A JP H05333333A
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JP
Japan
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fluorescent tube
prism
light
plate
backlight
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JP4138900A
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English (en)
Inventor
Fumiaki Yamada
文明 山田
Daiki Miyahara
大樹 宮原
Takahide Ito
高英 伊藤
Shinpei Nagatani
真平 永谷
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Fujitsu Ltd
Original Assignee
Fujitsu Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 本発明は照明装置に関し、蛍光管管径方向の
局所的輝度むらが発生しにくく、且つ薄形化および高輝
度化を可能にした直下型バックライトを実現することを
目的とする。 【構成】 少なくとも光源としての蛍光管10と該蛍光
管10からの光を反射する反射板11とを具備し、被照
明物の直下に配置される直下型バックライトにおいて、
プリズム列を有する第1のプリズム板12を上記蛍光管
10と被照明物との間に設け、該プリズム板12のプリ
ズム15の長手方向が上記蛍光管10の長手方向と平行
となるように配置し、蛍光管直上の輝度を低下させ、バ
ックライトの輝度分布を平均化させるように構成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は液晶表示装置等の表示の
視認性を向上させるために用いる面照明装置に関する。
【0002】近年、表示ユニットは、表示容量の拡大、
特性向上により、ワードプロセッサ、パーソナルコンピ
ュータ等に大量に採用されるにいたっている。更に薄型
軽量タイプを使用してノートブックサイズの表示ユニッ
トが望まれている。したがって、表示ユニットに使用す
るバラックライトについても、モノクロの場合は輝度4
00〜700cd/m2 で、かつ厚さ10mm以下で量産可
能なものが要求され、またカラー用バックライトは高輝
度で輝度分布の少ないものが要求されている。
【0003】
【従来の技術】従来、表示ユニット用バックライトは、
輝度、輝度むら、厚さ(外形形状)仕様等によって個別
設計しているのが現状である。従って通常、直下型バッ
クライトは、輝度むらの製造マージンから厚さ10〜2
5mm(拡散板を含む)が限界であった。
【0004】図16はライティングカーテン方式による
直下型バックライトの断面図である。同図(a)は、ラ
イティングカーテン方式による直下型バックライトであ
る。この方式は蛍光管1からの直接光とバックライトモ
ールド2からの反射光の合成光をライティングカーテン
3で透過量を補正して、均一な面光源を実現している。
また、この変形版として、拡散板4に重み付けパターン
を形成しているものもある。
【0005】図16(b)は、蛍光管1の直上にゼブラ
状の光量補正パターン5を印刷して直接光と自由曲面か
らの反射光を合成して均一な面光源を実現している。ま
た図16(c)は、拡散板4の厚さに重み付け7を施し
て光量補正を行い、均一な面光源を実現している。
【0006】図17に直接光の光量補正を行わない場
合、即ち、図16(a)ではライティングカーテン3が
ない場合、図16(b)では光量補正パターン5がない
場合、図16(c)では拡散板4に重み付け7を設けな
い場合の輝度分布を示しているが、蛍光管直上では輝度
が著しく大である。また、図18に複数の蛍光管の輝度
バラツキが発生した場合、および組立バラツキが発生し
た場合の輝度むらの発生例を示す。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】図16の(a)〜
(c)に示す直下型バックライトの何れにおいても、蛍
光管の輝度バラツキ、蛍光管のセッティングバラツキ、
拡散板およびバックライトモールドまたは反射鏡の反り
等により、蛍光管管径方向に局所的輝度むらが発生す
る。したがって、量産設計においては、上記のバラツキ
を考慮して、設計を行うため、形状的に厚くなったり、
量産時に輝度むらが発生する問題があった。また、輝度
分布の製造マージンを確保するために、拡散板の全光線
透過率の低いもの(拡散率の大きい)を使用しており、
バックライトの高輝度化を阻害している等の問題点があ
った。
【0008】本発明は、量産時の製造マージンを削るこ
となく、蛍光管管径方向の局所的輝度むらが発生しにく
く、且つ薄形化および高輝度化を可能にした直下型バッ
クライトを実現しようとする。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明の照明装置に於い
ては、少なくとも光源としての蛍光管10と、該蛍光管
10からの光を反射する反射板11とを具備し、被照明
物の直下に配置される直下型バックライトにおいて、プ
リズム列を有する第1のプリズム板12を上記蛍光管1
0と被照明物との間に設け、該プリズム板12のプリズ
ム15の長手方向が上記蛍光管10の長手方向と平行と
なるように配置し、蛍光管直上の輝度を低下させ、バッ
クライトの輝度分布を平均化させたことを特徴とする。
【0010】また、本発明の照明装置に於いては、少な
くとも光源としての蛍光管10と、該蛍光管10からの
光を反射する反射板11とを具備し、被照明物の直下に
配置される直下型バックライトにおいて、プリズム列を
有するプリズム板を上記蛍光管10と被照明物との間に
2枚設け、蛍光管10に近い第1のプリズム板12は、
そのプリズム15の長手方向が蛍光管10の長手方向と
平行となるように配置し、蛍光管10より遠い第2のプ
リズム板13はそのプリズム15′の長手方向が蛍光管
10の長手方向に直交するように配置し、蛍光管直上の
輝度を低下させるとともに、蛍光管直交方向に光を伝播
させ、バックライトの輝度分布を平均化させたことを特
徴とする。
【0011】また、それに加えて、上記第1のプリズム
板12の材料の屈折率が1.6以下の場合、プリズム1
5の頂角が60〜100°または40°以下で且つプリ
ズム面が蛍光管10方向に配置されているか、頂角が5
0°以下で且つプリズム面が蛍光管10と反対方向に配
置されていることを特徴とする。この構成を採ることに
より輝度むらが発生しにくく、且つ薄形化および高輝度
化が可能な直下型バックライトが得られる。
【0012】
【作用】本発明は、蛍光管直上の光線を周辺に分散させ
る手段として、プリズム板を用い、特定の頂角と配置・
組み合わせを行うことにより、量産時に発生する蛍光管
直上の局所的輝度むらを低下させ、輝度分布製造マージ
ンを確保するとともに、製造マージンを薄形化および高
輝度化に振り向けることができる。
【0013】具体的には、頂角が60〜100°、また
は40°以下で、蛍光管側にプリズム面を配置し、拡散
光入射すると法線方向の輝度が低下し、周辺の低い角度
に振り向けられる性質を利用して輝度むらを低下させて
いる。更に蛍光管と直交する方向にプリズムが平行する
第2のプリズム板、またはレンチキュラー板を配置する
ことで、蛍光管と直交方向に光を伝播させ、蛍光管直上
の局所的輝度むらの低減を可能としている。
【0014】
【実施例】図1は本発明の第1の実施例を示す図であ
る。本実施例は同図に示すように、背後に反射板11が
配置された蛍光管10の上方に、第1のプリズム板12
と第2のプリズム板(又はレンチキュラー板)13と拡
散板14が順次配列されている。そして第1のプリズム
板12は蛍光管10の長手方向に平行にプリズム列を有
し、そのプリズム面を蛍光管10の方向に向けて配置さ
れている。プリズム15の頂角θは、プリズムの材料の
屈折率が1.6以下の場合、60乃至100°又は40
°以下としている。
【0015】図2乃至図7は図1におけるプリズム15
の頂角θを変えた場合のプリズム板12からの出射光分
布を示した図であり、図2はプリズム頂角20°、図3
は30°、図4は40°、図5は70°、図6は80
°、図7は90°の場合である。ここで代表例として図
5で説明する。プリズム面から拡散光16を入射した場
合(蛍光管向き)、法線方向の出射光が制限され、周辺
角度に出射光が振り向けられていることが判る。この特
性は、蛍光管直上の光量制限に利用可能であることを示
している。このことは他の図でもほぼ同様であるため、
本実施例では,各図よりプリズム頂角を前述の如く規定
した。
【0016】図8は本発明の第2の実施例を示す図であ
る。同図において図1と同一部分は同一符号を付して示
した。本実施例の構成は基本的には前実施例と同様であ
り、異なるところは第1のプリズム板12を裏返しその
レンズ面を拡散板14の方へ向けて配置したことと、プ
リズム15′の頂角θを50°以下としたことである。
【0017】図9乃至図11は図2におけるプリズム1
5′の頂角θを変えた場合のプリズム板12からの出射
光分布を示した図であり、図9はプリズム頂角20°、
図10は30°、図11は40°の場合である。各図と
も光強度分布は法線方向から低い角度の方へ振り分けら
れており、蛍光管直上の光量制限ができることを示して
いる。本実施例はこれらの図より、プリズム頂角を前述
の如く規定した。
【0018】以上の図2乃至図7及び、図9乃至図11
のデータはプリズム板12の材料が屈折率1.492の
アクリル板の場合であるが、材料の屈折率が異なれば、
出射光分布も異なるものでありアクリル板に限定するも
のではない。一般的に、屈折率が大きいほど頂角が大き
い側に移動する。工業的に実用化されている材料の屈折
率(n=1.6以下)のアクリル、ポリカーボネート樹
脂であれば、第1,第2の実施例の角度範囲が適当であ
る。
【0019】図12は第1又は第2の実施例における第
2のプリズム板13に、プリズムと直交する方向から光
が入射する場合の光伝搬を示している。同図において、
10は蛍光管、12は第1のプリズム板、13は第2の
プリズム板、15,15′はプリズム、16は拡散光で
ある。この場合、第1のプリズム板12は蛍光管直上の
光を抑え、第2のプリズム板13は蛍光管10と直交す
る方向に更に伝播させるとともに、帯状の局所的輝度む
らを軽減している。
【0020】図13乃至図15は本発明をライティング
カーテン方式に適用した例を示す図である。各図におい
て、10は蛍光管、12は第1のプリズム板、13は第
2のプリズム板、14は拡散板、17は反射膜を有する
バックライトモールド、18はライティングカーテン、
19は直接光、20は反射光をそれぞれ示している。図
13はライティングカーテン方式に第1のプリズム板1
2のみを配置した例であり、第1のプリズム板12をプ
リズム面が蛍光管に向くように配置し、そのプリズム頂
角は70°、プリズム板の材料は透明度の高いアクリル
樹脂を用いており、蛍光管直上の光は、一部透過、一部
周辺に分散され、均一な輝度分布を得ている。
【0021】図14はライティングカーテン方式に第1
のプリズム板12と第2のプリズム板13を配置した例
であり、第2のプリズム板13以外は図13の場合と同
様である。第2のプリズム板13はそのプリズム面を拡
散板14の方向に向けて配置し、プリズムの頂角は40
°とした。また第2のプリズム板13と蛍光管10およ
び第1のプリズム板12は直交している。但し、これは
特に指定するものではない。第2のプリズム板13は蛍
光管10と直交方向に光を伝播させるものであればその
配置向きは問わず、またレンチキュラー板であっても構
わない。この構成によれば図13の場合より拡散板14
の拡散率を更に低下(透過率大)させたものを採用でき
る。
【0022】図15は、図14の場合の第1のプリズム
板12と第2のプリズム板13とを一体化させてプリズ
ム板21としたものである。図15では図示されていな
いが第1,第2のプリズム板を一体化したプリズム板2
1と拡散板14との間に、複数のレンズ板を配置するこ
とも可能である。もちろん、一体化しなくとも構わな
い。更に、設計条件を最適化することにより拡散板とラ
イティングカーテンを削除することも可能である。な
お、図13乃至図15は、ライティング方式で説明した
が、図16(b)(c)で説明した直下型バックライト
全般に適用可能なものであり、従来の光量補正手段と拡
散板を削除することも可能である。
【0023】
【発明の効果】本発明に依れば、蛍光管の上方に輝度分
布を均一にするプリズム板を配置することにより、薄
型、高輝度、(または低消費電力)で輝度むらの少ない
直下型バックライトが量産性良く実現でき、ノート型パ
ソコン、ワープロおよび高効率カラーLCDユニットが
実現可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例を示す図である。
【図2】第1の実施例において、プリズム頂角20°の
場合の出射光分布を示す図である。
【図3】第1の実施例において、プリズム頂角30°の
場合の出射光分布を示す図である。
【図4】第1の実施例において、プリズム頂角40°の
場合の出射光分布を示す図である。
【図5】第1の実施例において、プリズム頂角70°の
場合の出射光分布を示す図である。
【図6】第1の実施例において、プリズム頂角80°の
場合の出射光分布を示す図である。
【図7】第1の実施例において、プリズム頂角90°の
場合の出射光分布を示す図である。
【図8】本発明の第2の実施例を示す図である。
【図9】第2の実施例において、プリズム頂角20°の
場合の出射光分布を示す図である。
【図10】第2の実施例において、プリズム頂角30°
の場合の出射光分布を示す図である。
【図11】第2の実施例において、プリズム頂角40°
の場合の出射光分布を示す図である。
【図12】第1又は第2の実施例における第2のプリズ
ム板の光伝播を示す図である。
【図13】本発明をライティングカーテン方式に適用し
た例を示す図である。
【図14】本発明をライティングカーテン方式に適用し
た例を示す図である。
【図15】本発明をライティングカーテン方式に適用し
た例を示す図である。
【図16】従来のライティングカーテン方式による直下
型バックライトを示す断面図である。
【図17】直接光の光量補正を行わない場合の輝度分布
を示す図である。
【図18】従来方式において、輝度むら発生時の輝度分
布を示す図である。
【符号の説明】
10…蛍光管 11…反射板 12…第1のプリズム板 13…第2のプリズム板 14…拡散板 15,15′…プリズム 16…拡散光 17…バックライトモールド 20…ライティングカーテン 21…第1,第2のプリズム板を一体化したプリズム板
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 永谷 真平 神奈川県川崎市中原区上小田中1015番地 富士通株式会社内

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 少なくとも光源としての蛍光管(10)
    と、該蛍光管(10)からの光を反射する反射板(1
    1)とを具備し、被照明物の直下に配置される直下型バ
    ックライトにおいて、 プリズム列を有する第1のプリズム板(12)を上記蛍
    光管(10)と被照明物との間に設け、該プリズム板
    (12)のプリズム(15)の長手方向が上記蛍光管
    (10)の長手方向と平行となるように配置し、蛍光管
    直上の輝度を低下させ、バックライトの輝度分布を平均
    化させたことを特徴とする照明装置。
  2. 【請求項2】 少なくとも光源としての蛍光管(10)
    と、該蛍光管(10)からの光を反射する反射板(1
    1)とを具備し、被照明物の直下に配置される直下型バ
    ックライトにおいて、 プリズム列を有するプリズム板を上記蛍光管(10)と
    被照明物との間に2枚設け、蛍光管(10)に近い第1
    のプリズム板(12)は、そのプリズム(15)の長手
    方向が蛍光管(10)の長手方向と平行となるように配
    置し、蛍光管(10)より遠い第2のプリズム板(1
    3)はそのプリズム(15′)の長手方向が蛍光管(1
    0)の長手方向に直交するように配置し、蛍光管直上の
    輝度を低下させるとともに、蛍光管直交方向に光を伝播
    させ、バックライトの輝度分布を平均化させたことを特
    徴とする照明装置。
  3. 【請求項3】 上記第1のプリズム板(12)の材料の
    屈折が1.6以下の場合、プリズム(15)の頂角が6
    0〜100°または40°以下で、かつプリズム面が蛍
    光管(10)方向に配置されているか、頂角が50°以
    下で且つプリズム面が蛍光管(10)と反対方向に配置
    されていることを特徴とする請求項1又は2の照明装
    置。
JP4138900A 1992-05-29 1992-05-29 照明装置 Withdrawn JPH05333333A (ja)

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