JPH0533281Y2 - - Google Patents

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JPH0533281Y2
JPH0533281Y2 JP9598089U JP9598089U JPH0533281Y2 JP H0533281 Y2 JPH0533281 Y2 JP H0533281Y2 JP 9598089 U JP9598089 U JP 9598089U JP 9598089 U JP9598089 U JP 9598089U JP H0533281 Y2 JPH0533281 Y2 JP H0533281Y2
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JP
Japan
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conveying belt
end surface
material conveying
face
belt
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JP9598089U
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  • Milling, Drilling, And Turning Of Wood (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は、送材ベルトを有する木材の切削装置
に係り、特に一部材により、送材ベルトのたれ防
止、送材ベルトの蛇行規制及び加工材の定規の役
目を備えた木材の切削装置に関する。
(従来の技術) 従来の木材の切削装置においては、個々に、送
材ベルトのたれを防止するもの(例えば、実開昭
63−25503号公報)、送材ベルトの蛇行を規制する
もの(例えば、実開昭60−166504号公報)、加工
材の定規の役目をするもの(例えば、実開昭63−
172608号公報)を有している。
(考案が解決しようとする課題) しかしながら、従来の木材の切削装置において
は、送材ベルトのたれ、送材ベルトの蛇行、加工
材の定規を個々の物品により、規制制御している
ため、物品点数が多くなるという問題点があつ
た。
本考案は、物品点数が少なくしてしかも従来と
同様な機能を有する木材の切削装置を提供するこ
とを目的としている。
(課題を解決するための手段) 上記目的を達成するために、本考案の木材の切
削装置においては、送材ベルトのたれを防止する
第1の端面と送材ベルトの蛇行を規制する第2の
端面と加工材の定規の役目をする第3の端面を外
周に一体的に設けたローラを具備したものであ
る。
(作用) 上記のように構成された木材の切削装置のロー
ラは、その外周に設けた第1の端面と第2の端面
に送材ベルトの端面の一部が臨むため送材ベルト
の横、下方向の動きが規制されると共に第3の端
面で加工材の横方向の動きが規制されるものであ
る。
(実施例) 本考案の一実施例を図面を参照して、説明する
と、第1図において、1は木材の切削装置で、木
材の切削装置1の下方には、フレーム2が設けら
れている。フレーム2の上部にテーブル3が設け
られている。
テーブル3の中央部に送材方向に対して斜交さ
れた刃物4が、刃物4の前後にテーブルローラ
5,5……がそれぞれ設けられている。
この木材の切削装置1は、刃物4を装備したテ
ーブル3の上方に、テーブル3との間に材料を挟
んで回転する後述する送材ベルト11を対設し、
この送材ベルト11によりテーブル3上に材料を
送つて、刃物4により木材が切削される。
テーブル3の一側において、フレーム2上にコ
ラム6,6を立設し、これらコラム6,6に送り
ねじ7により、ヘツド8を昇降自在に支持させて
いる。
ヘツド8内に、駆動ロール9、従動ロール10
を軸支し、これら駆動ロール9、従動ロール10
に無端状の送材ベルト11を懸張し、この送材ベ
ルト11を減速機モータ12により、正逆に回転
させて往復送材が行なわれるようにしてある。
送材ベルト11は、例えば人造繊維コードの芯
を外周ゴムと内周ゴムで挟んだものを使用する。
送材ベルト11の上部側には、ベルトの上部の
外れを防止する図示しない上部ベルト外れ防止ロ
ールが設けられている。
駆動ロール9と従動ロール10の間には、加圧
ロール13,13、……が設けられ、ヘツド8に
支持されている。
加圧ロール13は、ベルトを平面に支え加工材
に対する加圧を均等に分散する働きを有する。
又、ヘツド8には、加圧ロール13と加圧ロー
ル13との間であつて、ヘツド8に軸14でロー
ラ15,15……(例えば、数10個)が支持され
ている。
ローラ15は、例えば、ころがり軸受けで、内
部にボールを有し、外周に第1の端面15aと第
2の端面15bで形成された段部を有した円柱体
で、送材ベルト11のたれを防止する第1の端面
15aと送材ベルト11の蛇行を規制する第2の
端面15bと加工材の定規の役目をする第3の端
面15cを一体的に設けている。
なおこの段部形状は、本実施例では、略直角と
なつているが、送材ベルト11の形状により適宜
変わるものである。
即ち、ローラ15の下方側部は、第3の端面1
5cを形成し、この第3の端面15cで加工材の
動きを規制し、又、ローラ15の上方側部は、第
2の端面15bを形成し、第2の端面15bと第
3の端面15cとにそれぞれ直角な面で第1の端
面15aを形成し、これら第1の端面15a、第
2の端面15bに送材ベルト11の端面をそれぞ
れ臨ませて、送材ベルト11の端面の横、下方向
の動きを規制している。
ヘツド8の一面には、第1図記載のように、ロ
ーラ15,15……(例えば、数10個)が設けら
れ、又、ヘツド8の反対面にも、ローラ15,1
5……(例えば、数個)が設けられている。
ヘツド8は、図示しないヘツド昇降モータによ
り駆動される送りねじ等により昇降自在となつて
いる。
本考案にかかる木材の切削装置の一実施例は上
記のように構成されているから、木材を加工する
場合には、材料を送材ベルト11の下へ供給すれ
ば、送材ベルト11は、加圧ロール13の作動に
より材料を受け入れた後、これを抑えて刃物4の
上を移送し、刃物4による材料の切削を行なう。
切削を終つた材料を送材ベルト11の反転により
戻し、又、送材ベルト11を正転させて材料を送
り、刃物4による切削を行なう動作を繰り返す。
なお、その際、ローラ15の外周に設けた第1
の端面15aで送材ベルト11は、下方向への移
動を阻止され、送材ベルト11の下方向へのたれ
を防止することができる。
又、ローラ15の外周に設けた第2の端面15
bで送材ベルト11は、横方向への移動を阻止さ
れ、送材ベルト11の蛇行を規制することができ
る。
更に、ローラ15の外周に設けた第3の端面1
5cで加工材は、横方向への移動を阻止され、第
3の端面は、加工材の定規の役目をすることがで
きる。
(考案の効果) 本考案は、以上説明したように構成されている
ので、以下に記載されているような効果を奏す
る。
刃物を装備したテーブルの上方に、該テーブル
との間に材料を挟んで回転する送材ベルトを対設
し、この送材ベルトによりテーブル上に材料を送
つて、前記刃物により切削させる木材の切削装置
において、前記送材ベルトのたれを防止する第1
の端面と前記送材ベルトの蛇行を規制する第2の
端面と加工材の定規の役目をする第3の端面を外
周に一体的に設けたローラを具備するため、ロー
ラの外周に設けた第1の端面と第2の端面に送材
ベルトの端面の一部が臨み送材ベルトの横、下方
向の動きが規制され、送材ベルトのたれ、送材ベ
ルトの蛇行が防止されると共に第3の端面で加工
材の横方向の動きが規制され、加工材の定規の役
目をすることができ、しかも従来のように、送材
ベルトのたれ、送材ベルトの蛇行、加工材の定規
を個々の物品により、規制制御せず、ローラ単体
で行なうことができ、物品点数を少なくしてしか
も従来と同様な機能を有する木材の切削装置を提
供することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本考案の一実施例を概略的に示す木
材の切削装置の側面図であり、第2図は、第1図
の本考案の要部を示す拡大図であり、第3図は、
本考案の要部を示す拡大縦断正面図である。 15……ローラ、15a……第1の端面、15
b……第2の端面、15c……第3の端面。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 刃物を装備したテーブルの上方に、該テーブル
    との間に材料を挟んで回転する送材ベルトを対設
    し、この送材ベルトによりテーブル上に材料を送
    つて、前記刃物により切削させる木材の切削装置
    において、前記送材ベルトのたれを防止する第1
    の端面と前記送材ベルトの蛇行を規制する第2の
    端面と加工材の定規の役目をする第3の端面を外
    周に一体的に設けたローラを具備したことを特徴
    とする木材の切削装置。
JP9598089U 1989-08-16 1989-08-16 Expired - Lifetime JPH0533281Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9598089U JPH0533281Y2 (ja) 1989-08-16 1989-08-16

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9598089U JPH0533281Y2 (ja) 1989-08-16 1989-08-16

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0336403U JPH0336403U (ja) 1991-04-09
JPH0533281Y2 true JPH0533281Y2 (ja) 1993-08-25

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ID=31645209

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JP9598089U Expired - Lifetime JPH0533281Y2 (ja) 1989-08-16 1989-08-16

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JPH0336403U (ja) 1991-04-09

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