JPH0866901A - 木材加工機 - Google Patents
木材加工機Info
- Publication number
- JPH0866901A JPH0866901A JP6206830A JP20683094A JPH0866901A JP H0866901 A JPH0866901 A JP H0866901A JP 6206830 A JP6206830 A JP 6206830A JP 20683094 A JP20683094 A JP 20683094A JP H0866901 A JPH0866901 A JP H0866901A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- belt
- conveyor
- reference surface
- elastic layer
- cutter
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B27—WORKING OR PRESERVING WOOD OR SIMILAR MATERIAL; NAILING OR STAPLING MACHINES IN GENERAL
- B27M—WORKING OF WOOD NOT PROVIDED FOR IN SUBCLASSES B27B - B27L; MANUFACTURE OF SPECIFIC WOODEN ARTICLES
- B27M1/00—Working of wood not provided for in subclasses B27B - B27L, e.g. by stretching
- B27M1/08—Working of wood not provided for in subclasses B27B - B27L, e.g. by stretching by multi-step processes
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B27—WORKING OR PRESERVING WOOD OR SIMILAR MATERIAL; NAILING OR STAPLING MACHINES IN GENERAL
- B27C—PLANING, DRILLING, MILLING, TURNING OR UNIVERSAL MACHINES FOR WOOD OR SIMILAR MATERIAL
- B27C5/00—Machines designed for producing special profiles or shaped work, e.g. by rotary cutters; Equipment therefor
- B27C5/02—Machines with table
- B27C5/06—Arrangements for clamping or feeding work
Landscapes
- Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Wood Science & Technology (AREA)
- Forests & Forestry (AREA)
- Milling, Drilling, And Turning Of Wood (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 被加工材に凹凸又は反りがあっても該被加工
材を上下方向に波打たせること無く水平に移動させ、常
に定盤の基準面に対して平行に切削加工することができ
る木材加工機を提供する。 【構成】 被加工材の基準面を加工するカッター2の手
前側に配置する送材側テーブルAを、被加工材の凹凸形
状を吸収し得る弾性層11をベルト8表面に形成したベル
トコンベヤで構成し、且つそのベルトコンベヤの上方位
置に前記ベルトコンベヤと同様、ベルト15表面に弾性層
17を有した上部送りコンベヤCを配置する。
材を上下方向に波打たせること無く水平に移動させ、常
に定盤の基準面に対して平行に切削加工することができ
る木材加工機を提供する。 【構成】 被加工材の基準面を加工するカッター2の手
前側に配置する送材側テーブルAを、被加工材の凹凸形
状を吸収し得る弾性層11をベルト8表面に形成したベル
トコンベヤで構成し、且つそのベルトコンベヤの上方位
置に前記ベルトコンベヤと同様、ベルト15表面に弾性層
17を有した上部送りコンベヤCを配置する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は荒びきした被加工材(角
材)を移送しつつその外周面を切削加工する四面鉋盤や
多軸モルダー等の木材加工機に関し、詳しくは被加工材
をカッター部へ送り込む送材側テーブルの改良に関す
る。
材)を移送しつつその外周面を切削加工する四面鉋盤や
多軸モルダー等の木材加工機に関し、詳しくは被加工材
をカッター部へ送り込む送材側テーブルの改良に関す
る。
【0002】
【従来の技術】製材所で荒びきした角材を所定の寸法に
仕上げ加工する場合四面鉋盤等の加工機が使用される
が、それらの木材加工機において被加工材を載承する送
材側テーブルA′は金属製テーブルで構成され、その金
属製テーブルの先に基準面(底面)を切削加工するカッ
ター2′が配置されされると共に、そのカッターの先に
金属製定盤が配置され、且つ上方には歯付き送りロール
が配置されている。(図3参照)
仕上げ加工する場合四面鉋盤等の加工機が使用される
が、それらの木材加工機において被加工材を載承する送
材側テーブルA′は金属製テーブルで構成され、その金
属製テーブルの先に基準面(底面)を切削加工するカッ
ター2′が配置されされると共に、そのカッターの先に
金属製定盤が配置され、且つ上方には歯付き送りロール
が配置されている。(図3参照)
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、荒びきされ
た被加工材には反りや、凹凸が有り、そうした被加工材
を上記した木材加工機の送材側テーブルに載せ、取り代
(送材側テーブルの表面とカッター外周との上下寸法
差)の調整をして送り込むと、金属製の送材側テーブル
は被加工材の凹凸面をそのまま受け止めているため、被
加工材はその凹凸或いは反りによって該テーブル表面で
波打ちながら移送されることになり、その結果、切削加
工される基準面は直線的な平坦面とならず波打つた面に
仕上げ加工されることになる。基準面(底面)の加工が
前記したような加工状態であれば、その基準面を基準と
して切削される上面加工も同様に波打つた加工となり、
厚さ(高さ)にバラつきが生じることになる。
た被加工材には反りや、凹凸が有り、そうした被加工材
を上記した木材加工機の送材側テーブルに載せ、取り代
(送材側テーブルの表面とカッター外周との上下寸法
差)の調整をして送り込むと、金属製の送材側テーブル
は被加工材の凹凸面をそのまま受け止めているため、被
加工材はその凹凸或いは反りによって該テーブル表面で
波打ちながら移送されることになり、その結果、切削加
工される基準面は直線的な平坦面とならず波打つた面に
仕上げ加工されることになる。基準面(底面)の加工が
前記したような加工状態であれば、その基準面を基準と
して切削される上面加工も同様に波打つた加工となり、
厚さ(高さ)にバラつきが生じることになる。
【0004】上記したような被加工材の上下動作を防止
する手段としては、被加工材を載承する金属製の送材側
テーブルを被加工材の全長を載承することができる長さ
とすることで防止することができるが、送材側テーブル
を被加工材と同様の長さとした場合は加工機の設置スペ
ースとしてかなり広い場所を必要とすることになり、実
用機としては好ましくない。
する手段としては、被加工材を載承する金属製の送材側
テーブルを被加工材の全長を載承することができる長さ
とすることで防止することができるが、送材側テーブル
を被加工材と同様の長さとした場合は加工機の設置スペ
ースとしてかなり広い場所を必要とすることになり、実
用機としては好ましくない。
【0005】本発明は上述したような従来の技術が有す
る問題点に鑑みてなされたもので、その目的とするとこ
ろは、被加工材に凹凸又は反りがあっても該被加工材を
上下方向に波打たせること無く水平に移動させ、常に定
盤の基準面に対して平行に切削加工することができる木
材加工機を提供することにある。
る問題点に鑑みてなされたもので、その目的とするとこ
ろは、被加工材に凹凸又は反りがあっても該被加工材を
上下方向に波打たせること無く水平に移動させ、常に定
盤の基準面に対して平行に切削加工することができる木
材加工機を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成する為
に本発明が講じた技術的手段は、被加工材の基準面を加
工するカッターの手前側に配置する送材側テーブルを、
被加工材の凹凸形状を吸収し得る弾性層をベルト表面に
形成したベルトコンベヤで構成し、且つそのベルトコン
ベヤの上方位置に前記ベルトコンベヤと同様、ベルト表
面に弾性層を有した上部送りコンベヤを配置したことを
特徴とする。
に本発明が講じた技術的手段は、被加工材の基準面を加
工するカッターの手前側に配置する送材側テーブルを、
被加工材の凹凸形状を吸収し得る弾性層をベルト表面に
形成したベルトコンベヤで構成し、且つそのベルトコン
ベヤの上方位置に前記ベルトコンベヤと同様、ベルト表
面に弾性層を有した上部送りコンベヤを配置したことを
特徴とする。
【0007】上記の送材側テーブルを構成するベルトコ
ンベヤ、及び上部送りコンベヤのベルトにおける表面の
弾性層としては、樹脂製スポンジ、ゴム製スポンジ等が
挙げられる。又、上記の送材側テーブルを構成するベル
トコンベヤと、上部送りコンベヤの両方は何れも上下方
向に移動調節自在とし、被加工材の厚さ或いは取り代に
応じて調整し得るように構成されている。
ンベヤ、及び上部送りコンベヤのベルトにおける表面の
弾性層としては、樹脂製スポンジ、ゴム製スポンジ等が
挙げられる。又、上記の送材側テーブルを構成するベル
トコンベヤと、上部送りコンベヤの両方は何れも上下方
向に移動調節自在とし、被加工材の厚さ或いは取り代に
応じて調整し得るように構成されている。
【0008】
【作用】上記の手段によれば、送材側テーブル及び送材
側テーブルの上方に配置される上部送りコンベヤがベル
トコンベヤで構成され、しかもそのコンベヤに巻回され
るベルトの表面に弾性層が形成されていることで、被加
工材に凹凸や反り等があれば、その凹凸や反りは弾性層
が圧縮することで吸収され、被加工材は上下方向に波打
つこと無く水平状態でカッター部に送り込まれる。それ
によって被加工材は凹凸、反りがあっても常に定盤の基
準面に対して平行に加工される。又、請求項2の如く送
材側テーブルを構成するベルトコンベヤと、上部送りコ
ンベヤが上下方向に移動調節自在に形成されていること
で、加工に供する被加工材の凹凸、反り等に応じて取り
代の量を調整することが可能となる。
側テーブルの上方に配置される上部送りコンベヤがベル
トコンベヤで構成され、しかもそのコンベヤに巻回され
るベルトの表面に弾性層が形成されていることで、被加
工材に凹凸や反り等があれば、その凹凸や反りは弾性層
が圧縮することで吸収され、被加工材は上下方向に波打
つこと無く水平状態でカッター部に送り込まれる。それ
によって被加工材は凹凸、反りがあっても常に定盤の基
準面に対して平行に加工される。又、請求項2の如く送
材側テーブルを構成するベルトコンベヤと、上部送りコ
ンベヤが上下方向に移動調節自在に形成されていること
で、加工に供する被加工材の凹凸、反り等に応じて取り
代の量を調整することが可能となる。
【0009】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明
する。図面は被加工材(角材)の四面を切削加工する四
面鉋盤を示し、架台1に被加工材aの基準面(底面)を
切削加工する基準面加工用カッター2、基準面と対向す
る上面を切削して高さ寸法を決定する上面加工用カッタ
ー3、上下面と交差する左右側面を切削して幅寸法を決
定する側面加工用カッター4,5が被加工材a移送方向
に沿って配置され、被加工材aの基準面を切削加工する
基準面加工用カッター2の手前位置には被加工材aを加
工部に移送する送材側テーブルAが設置されると共に、
基準面加工用カッター2より前方一には基準面の加工が
終了した被加工材aを載承して水平移送する定盤Bが設
置され、更に送材側テーブルA及び定盤Bの上方に位置
して上部送りコンベヤC及び送りローラD、送り出しロ
ーラE,Fが配置されている。
する。図面は被加工材(角材)の四面を切削加工する四
面鉋盤を示し、架台1に被加工材aの基準面(底面)を
切削加工する基準面加工用カッター2、基準面と対向す
る上面を切削して高さ寸法を決定する上面加工用カッタ
ー3、上下面と交差する左右側面を切削して幅寸法を決
定する側面加工用カッター4,5が被加工材a移送方向
に沿って配置され、被加工材aの基準面を切削加工する
基準面加工用カッター2の手前位置には被加工材aを加
工部に移送する送材側テーブルAが設置されると共に、
基準面加工用カッター2より前方一には基準面の加工が
終了した被加工材aを載承して水平移送する定盤Bが設
置され、更に送材側テーブルA及び定盤Bの上方に位置
して上部送りコンベヤC及び送りローラD、送り出しロ
ーラE,Fが配置されている。
【0010】被加工材aを切削加工する基準面加工用カ
ッター2、上面加工用カッター3、側面加工用カッター
4,5は夫々丸胴の外周面に複数の鉋刃を取付けた今日
周知の形態をなし、それら各カッターは夫々独立した専
用のモータによって駆動回転されるようになっている。
ッター2、上面加工用カッター3、側面加工用カッター
4,5は夫々丸胴の外周面に複数の鉋刃を取付けた今日
周知の形態をなし、それら各カッターは夫々独立した専
用のモータによって駆動回転されるようになっている。
【0011】被加工材aを載承しつつ基準面加工用カッ
ター2に送り込む送材側テーブルAは、駆動プーリ6と
従動プーリ7とに亘ってベルト8を巻回したベルトコン
ベヤによって構成され、駆動プーリ6はモータ9の回転
がベルト10によって伝達されて駆動するようになってい
る。又、被加工材aを載承するベルト8は表面にゴムス
ポンジ等の弾性層11が積層形成されており、その弾性層
11で被加工材aの凹凸、反り等が吸収されるようにして
ある。尚、ベルト8はその本体(芯)として伸縮が少な
い材質を用いるようにする。
ター2に送り込む送材側テーブルAは、駆動プーリ6と
従動プーリ7とに亘ってベルト8を巻回したベルトコン
ベヤによって構成され、駆動プーリ6はモータ9の回転
がベルト10によって伝達されて駆動するようになってい
る。又、被加工材aを載承するベルト8は表面にゴムス
ポンジ等の弾性層11が積層形成されており、その弾性層
11で被加工材aの凹凸、反り等が吸収されるようにして
ある。尚、ベルト8はその本体(芯)として伸縮が少な
い材質を用いるようにする。
【0012】更に、上記した送材側テーブルAはそのベ
ルトコンベヤのフレームが架台1の上面に上下調節自在
な支持手段12を介して水平状態に支持され、被加工材a
の基準面を切削加工する際の取り代の量に応じて上下調
節する。
ルトコンベヤのフレームが架台1の上面に上下調節自在
な支持手段12を介して水平状態に支持され、被加工材a
の基準面を切削加工する際の取り代の量に応じて上下調
節する。
【0013】前記した送材側テーブルAの上方に配置さ
れる上部送りコンベヤCは、駆動プーリ13と従動プーリ
14とに亘ってベルト15を巻回したベルトコンベヤによっ
て構成され、駆動プーリ13はモータ16の回転がチェーン
等の伝達手段を介して伝達され駆動するようになってい
る。そして、ベルト15は表面にゴムスポンジ等の弾性層
17が積層形成されており、前記した送材側テーブルAと
で被加工材aを挟んで基準面加工用カッター2へ自動的
に送り込むようになっている。
れる上部送りコンベヤCは、駆動プーリ13と従動プーリ
14とに亘ってベルト15を巻回したベルトコンベヤによっ
て構成され、駆動プーリ13はモータ16の回転がチェーン
等の伝達手段を介して伝達され駆動するようになってい
る。そして、ベルト15は表面にゴムスポンジ等の弾性層
17が積層形成されており、前記した送材側テーブルAと
で被加工材aを挟んで基準面加工用カッター2へ自動的
に送り込むようになっている。
【0014】又、上記した上部送りコンベヤCは架台1
の上方に所定間隔をおいて水平に支持した支持台17の下
面に垂下取付けられ、該コンベヤCを駆動させるモータ
16は支持台17の上面に載置固定されている。上記の支持
台17は架台1の左右両側に起立固定した案内支柱18に対
して上下動可能に嵌合し、且つその支持台17より上方に
位置して案内支柱18の上端に固定台板19が水平に固定さ
れ、その固定台板19と支持台17とに亘って該支持台17を
上下昇降させる昇降手段20が装備されている。
の上方に所定間隔をおいて水平に支持した支持台17の下
面に垂下取付けられ、該コンベヤCを駆動させるモータ
16は支持台17の上面に載置固定されている。上記の支持
台17は架台1の左右両側に起立固定した案内支柱18に対
して上下動可能に嵌合し、且つその支持台17より上方に
位置して案内支柱18の上端に固定台板19が水平に固定さ
れ、その固定台板19と支持台17とに亘って該支持台17を
上下昇降させる昇降手段20が装備されている。
【0015】その昇降手段20は、左右の案内支柱18の内
側に位置して固定台板19に定位置回転自在に取付けたネ
ジ杆21と、そのネジ杆21に螺合するナット部材22、及び
左右のネジ杆21へ回転を伝達する回転力伝達機構23から
なり、回転力伝達機構23はハンドルの回転を歯車機構を
介して左右にのびる連結杆24に伝達し、その連結杆24の
回転を傘歯車25の組み合わせによって前記ネジ杆21に伝
達するように構成されている。
側に位置して固定台板19に定位置回転自在に取付けたネ
ジ杆21と、そのネジ杆21に螺合するナット部材22、及び
左右のネジ杆21へ回転を伝達する回転力伝達機構23から
なり、回転力伝達機構23はハンドルの回転を歯車機構を
介して左右にのびる連結杆24に伝達し、その連結杆24の
回転を傘歯車25の組み合わせによって前記ネジ杆21に伝
達するように構成されている。
【0016】上記の昇降調節自在な支持台17には前記し
た上部送りコンベヤCの他に上面加工用カッター3、送
りローラD、送り出しローラE,Fが夫々垂下取り付け
られると共に、上面加工用カッター3を駆動させるモー
タ26、送り出しローラE,Fを駆動させるモータ27が支
持台17の上面に載置固定されている。
た上部送りコンベヤCの他に上面加工用カッター3、送
りローラD、送り出しローラE,Fが夫々垂下取り付け
られると共に、上面加工用カッター3を駆動させるモー
タ26、送り出しローラE,Fを駆動させるモータ27が支
持台17の上面に載置固定されている。
【0017】送りローラDは基準面加工用カッター2の
中心を通る鉛直線より被加工材aの送り込み方向に多少
変位した位置の上方に配置され、該ローラはその表面に
歯が形成されて基準面の加工が終わった被加工材aの上
面に食い付いて被加工材を安定良く次の加工に送り込む
ようになっている。又、送り出しローラE,Fは上面の
切削加工を終了した以後の送りであるため、切削した上
面に傷をつけたりしないようにローラの表面にゴムベル
トが貼り付けられている。
中心を通る鉛直線より被加工材aの送り込み方向に多少
変位した位置の上方に配置され、該ローラはその表面に
歯が形成されて基準面の加工が終わった被加工材aの上
面に食い付いて被加工材を安定良く次の加工に送り込む
ようになっている。又、送り出しローラE,Fは上面の
切削加工を終了した以後の送りであるため、切削した上
面に傷をつけたりしないようにローラの表面にゴムベル
トが貼り付けられている。
【0018】基準面及び上面と交差する幅方向の両側面
を切削加工する側面加工用カッター4,5は被加工材a
の移送方向に沿って間隔を置き、且つ定盤Bを挟む如く
架台1の前後に配置され、更にその側面加工用カッター
4,5は駆動源のモータを一体に備えた状態で前後方向
にスライド自在に構成され、それによって被加工材aの
加工幅寸法が決定される。側面加工用カッター4,5を
前後方向にスライド調整する手段としては、固定の架台
1に対してカッターと駆動源のモータを備えた部材を案
内レールによって前後方向にスライド自在とし、且つ固
定の架台1とスライドする部材とに亘ってボールネジ機
構を取り付け、そのボールネジ機構のネジ杆をハンドル
等で回動することにより前記のスライド部材が前後方向
にスライドし、側面の取り代(切削量)が決定される。
を切削加工する側面加工用カッター4,5は被加工材a
の移送方向に沿って間隔を置き、且つ定盤Bを挟む如く
架台1の前後に配置され、更にその側面加工用カッター
4,5は駆動源のモータを一体に備えた状態で前後方向
にスライド自在に構成され、それによって被加工材aの
加工幅寸法が決定される。側面加工用カッター4,5を
前後方向にスライド調整する手段としては、固定の架台
1に対してカッターと駆動源のモータを備えた部材を案
内レールによって前後方向にスライド自在とし、且つ固
定の架台1とスライドする部材とに亘ってボールネジ機
構を取り付け、そのボールネジ機構のネジ杆をハンドル
等で回動することにより前記のスライド部材が前後方向
にスライドし、側面の取り代(切削量)が決定される。
【0019】以上の構成により、荒引きされた被加工材
aを駆動回転する送材側テーブルAに載せる該被加工材
aは前方に移送され、更に送材側テーブルAの先部上方
に配置された上部送りコンベヤCとで挟着されて基準面
加工用カッター2部分に送り込まれる。この時、被加工
材aに凹凸や反りがあってもそれは送材側テーブルAを
構成しているベルト8の表面の弾性層11で吸収され、そ
の結果被加工材aは上下方向に波打つこと無く水平に移
送され、それにより直線的な平坦な基準面の加工が行わ
れる。そして基準面が加工された被加工材aは定盤Bに
接触した状態で送りローラD、送り出しローラE,Fの
働きで前方に移送され、その移送途中にに上面、前後側
面が切削されて所定の厚さ、幅に仕上げられて送り出さ
れる。
aを駆動回転する送材側テーブルAに載せる該被加工材
aは前方に移送され、更に送材側テーブルAの先部上方
に配置された上部送りコンベヤCとで挟着されて基準面
加工用カッター2部分に送り込まれる。この時、被加工
材aに凹凸や反りがあってもそれは送材側テーブルAを
構成しているベルト8の表面の弾性層11で吸収され、そ
の結果被加工材aは上下方向に波打つこと無く水平に移
送され、それにより直線的な平坦な基準面の加工が行わ
れる。そして基準面が加工された被加工材aは定盤Bに
接触した状態で送りローラD、送り出しローラE,Fの
働きで前方に移送され、その移送途中にに上面、前後側
面が切削されて所定の厚さ、幅に仕上げられて送り出さ
れる。
【0020】
【発明の効果】本発明の木材加工機は上記した構成によ
り、基準面加工に供給される被加工材に凹凸や反りが有
ってもその凹凸、反りは送材側テーブルを構成するベル
ト表面の弾性層で吸収され、それにより被加工材は上下
方向に波打つこと無く水平状態で基準面加工に送り込ま
れ、従って直線平坦な基準面の加工を安定良く行うこと
ができる。因って、四面鉋盤や多軸モルダー等のように
基準面加工後、そのまま移送しつつ複数の面を加工する
ような木材加工機には非常に有効である。
り、基準面加工に供給される被加工材に凹凸や反りが有
ってもその凹凸、反りは送材側テーブルを構成するベル
ト表面の弾性層で吸収され、それにより被加工材は上下
方向に波打つこと無く水平状態で基準面加工に送り込ま
れ、従って直線平坦な基準面の加工を安定良く行うこと
ができる。因って、四面鉋盤や多軸モルダー等のように
基準面加工後、そのまま移送しつつ複数の面を加工する
ような木材加工機には非常に有効である。
【0021】又、請求項2に示すように送材側テーブル
及び該テーブルの上方に配置した上部送りコンベヤを上
下調節自在とした場合は、被加工材の凹凸や反りに応じ
た取り代の調整を送材側テーブル及び上部送りコンベヤ
を上下方向に調節することで簡単に調整することが出来
る。
及び該テーブルの上方に配置した上部送りコンベヤを上
下調節自在とした場合は、被加工材の凹凸や反りに応じ
た取り代の調整を送材側テーブル及び上部送りコンベヤ
を上下方向に調節することで簡単に調整することが出来
る。
【図1】本発明に係る木材加工機の一実施例を示す正面
図である。
図である。
【図2】要部を拡大して示す正面図である。
【図3】従来の構造を示す正面図である。
A…送材側テーブル B…定盤 C…上部送りコンベヤ 8,15…ベルト 11,17…弾性層
Claims (2)
- 【請求項1】 荒びきした被加工材を移送しつつ周面を
切削加工する木材加工機において、被加工材の基準面を
加工するカッターの手前側に配置する送材側テーブル
を、被加工材の凹凸形状を吸収し得る弾性層をベルト表
面に形成したベルトコンベヤで構成し、且つそのベルト
コンベヤの上方位置に前記ベルトコンベヤと同様、ベル
ト表面に弾性層を有した上部送りコンベヤを配置したこ
とを特徴とする木材加工機。 - 【請求項2】 上記の送材側テーブルを構成するベルト
コンベヤと、上部送りコンベヤの両方が上下方向に移動
調節自在である請求項1記載の木材加工機。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6206830A JPH0866901A (ja) | 1994-08-31 | 1994-08-31 | 木材加工機 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6206830A JPH0866901A (ja) | 1994-08-31 | 1994-08-31 | 木材加工機 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0866901A true JPH0866901A (ja) | 1996-03-12 |
Family
ID=16529785
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP6206830A Pending JPH0866901A (ja) | 1994-08-31 | 1994-08-31 | 木材加工機 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0866901A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR101890153B1 (ko) * | 2017-07-27 | 2018-08-21 | 지용남 | 우드 플로워 밀러 |
CN113017241A (zh) * | 2021-03-17 | 2021-06-25 | 安徽三和刷业有限公司 | 一种刷板自动分切打磨一体化装置 |
EP4289579A1 (de) * | 2022-05-13 | 2023-12-13 | HOMAG GmbH | Vorrichtung zum bearbeiten eines werkstücks |
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1994
- 1994-08-31 JP JP6206830A patent/JPH0866901A/ja active Pending
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