JPH05332756A - 緩み検出方法及び装置 - Google Patents

緩み検出方法及び装置

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JPH05332756A
JPH05332756A JP4136794A JP13679492A JPH05332756A JP H05332756 A JPH05332756 A JP H05332756A JP 4136794 A JP4136794 A JP 4136794A JP 13679492 A JP13679492 A JP 13679492A JP H05332756 A JPH05332756 A JP H05332756A
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JP
Japan
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detection signal
detecting
support pin
looseness
measurement target
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Withdrawn
Application number
JP4136794A
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English (en)
Inventor
Yasuhiko Ikegami
保彦 池上
Hiroyuki Ichinoo
博幸 一ノ尾
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Mitsubishi Heavy Industries Ltd
Original Assignee
Mitsubishi Heavy Industries Ltd
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Publication date
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    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02EREDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
    • Y02E30/00Energy generation of nuclear origin
    • Y02E30/30Nuclear fission reactors

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  • Measuring Arrangements Characterized By The Use Of Fluids (AREA)
  • Monitoring And Testing Of Nuclear Reactors (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】検査員の放射能被爆等の心配なく、実機プラン
トの炉心槽内の水を抜くことなしに、たとえ微小な緩み
やがたつきであっても確実に検出する。 【構成】噴射ノズル4により測定対象物となる支持ピン
構造6〜10に流体5を噴射した際に該測定対象物の挙
動を信号検出器1で検出し、得られた検出信号を記録計
3で記録した上でその記録された検出信号波形により該
測定対象物の緩み状況を検出する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、保止部材の固着状況を
検出する技術に関し、特に原子力プラントの炉心槽容器
内制御棒案内管支持ピンの固着状況を検出する緩み検出
方法及び装置に関する。
【0002】
【従来の技術】例えば、加圧水型原子力プラントの制御
棒案内管は、制御棒案内管底板と上部炉心板とを支持ピ
ンにより固着している。この支持ピンは、支持ピン本体
と支持ピンナット及び止めピンを溶接した回り止め金具
より構成されている。これらは、製作時に支持ピンが嵌
め合いにより緩みやがたつきのないように組立てられ
る。
【0003】図4はその組立て構造を示し、8が支持ピ
ン本体、9が支持ピンナット、6が止めピン、7が回り
止め金具、10が回り止め金具7と止めピン6とを固着
する溶接である。
【0004】こうして組立てられた支持ピンにあって
は、長期間のプラント運転により止めピン6の嵌め合い
部等に緩みやがたつきを生じる可能性があり、定期検査
時にはこれら緩みやがたつきを生じていないことを確認
する必要がある。
【0005】そして、その確認方法として従来は、原子
炉容器の炉心槽内に水中カメラを挿入し、該カメラで得
られた映像により検査員が目視にて支持ピンナット9及
び止めピン6等が外れていないかどうかを検査する方法
が採られていた。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】原子力プラントをより
安全に、そしてより確実に運転することは絶対条件であ
り、さらなる安全の確保が望まれている。このような状
況にあって、長期間のプラント運転後の定期検査時に
は、止めピン6の嵌め合い部分等にたとえ微小であって
も緩みやがたつきが生じている場合はこれを確実に検出
する必要がある。しかしながら上述した炉心槽内に挿入
した水中カメラで得られた映像を検査員が目視する検査
方法では、これを確実に検出することがむずかしい。
【0007】この点に加えて、上記支持ピン部分は高放
射能下であるので検査員が容易に接近することができな
いため、遠隔操作により検査を行なう方法が切望されて
いた。
【0008】本発明は上記のような実情に鑑みてなされ
たもので、その目的とするところは、遠隔操作により原
子力プラントの炉心槽内制御棒案内管支持ピンの固着状
況を確実に検出する緩み検出方法及び装置を提供するこ
とにある。
【0009】
【課題を解決するための手段及び作用】すなわち本発明
は、流体を噴出する噴射ノズルにより測定対象物となる
支持ピンに流体を噴射した際に該測定対象物の挙動を信
号検出器で検出し、得られた検出信号を記録した上でそ
の記録された検出信号波形により該測定対象物の緩み状
況を検出するようにしたもので、噴射ノズルの設定及び
信号検出器の設置等はロボットにより遠隔操作で行なう
ために、検査員の放射能被爆等の心配なく、実機プラン
トの炉心槽内の水を抜くことなしに、たとえ微小な緩み
やがたつきであっても確実に検出することができる。
【0010】
【実施例】以下図面を参照して本発明の一実施例を説明
する。図1はその装置構成を示すもので、支持ピン自体
の構成は上記図4に示したものと同様であるので、同一
部分には同一符号を付してその説明は省略する。
【0011】図4中、4はロボット等の遠隔操作により
設定され、流体5を噴出する噴射ノズル、1は同じくロ
ボット等の遠隔操作により例えば支持ピンナット9の外
周面上の止めピン6嵌め合い部分に設置される信号検出
器、2は信号検出器1で得られた検出信号を適宜増幅率
をもって増幅する増幅器、3は増幅器2で増幅された検
出信号を記録する記録計であり、支持ピンの各構成部材
6〜10及び噴射ノズル4、信号検出器1は炉心槽内の
水中に位置するものである。
【0012】図2は上記噴射ノズル4、信号検出器1、
増幅器2及び記録計3の概略構成を示すブロック図であ
り、噴射ノズル4が測定対象物としての支持ピン構造6
〜10に外力を与え、その外力に応じた変動を信号検出
器1が検出する。信号検出器1の検出信号は増幅器2を
介して増幅された後に記録計3で逐次記録される。
【0013】上記のような構成にあって、検査を実施す
る際にはまず炉心槽内の水中に位置し、制御棒と上部炉
心板とを取付け支持している支持ピン構造6〜10に対
し、水中ロボットの遠隔操作により上記図1に示したよ
うに信号検出器1を設置すると共に噴射ノズル4を当該
位置に向けて設定する。
【0014】この状態で噴射ノズル4より流体5を止め
ピン6や回り止め金具7、支持ピンナット9及び溶接1
0に噴射し、強制的に外力を加える。このときに例えば
止めピン6の嵌め合い部分に緩みやがたつきがあると、
回り止め金具7が動く。この動きによる弾性波が支持ピ
ンナット9に伝わり、信号検出器1にて検出される。信
号検出器1で検出され、増幅器2を介して増幅された検
出信号は逐次記録計3にて記録される。
【0015】図3はこうして得られた模型による実験結
果を示すものである。図3(1)は測定対象物としての
支持ピン構造6〜10に緩みやがたつきを生じていない
場合の記録計3に記録された検出信号波形、図3(2)
は緩み、がたつきを生じている場合の同検出信号波形で
ある。
【0016】緩みやがたつきを生じていない場合は信号
波形にほとんど変動が見られないが、緩み、がたつきを
生じている場合は信号波形が大きく変動していることが
一見してわかるもので、外波形の大きさや形状により、
回り止め金具7の緩み、がたつき等の有無を精度よく、
確実に検出することができるものである。
【0017】
【発明の効果】以上に述べた如く本発明によれば、流体
を噴出する噴射ノズルにより測定対象物となる支持ピン
に流体を噴射した際に該測定対象物の挙動を信号検出器
で検出し、得られた検出信号を記録した上でその記録さ
れた検出信号波形により該測定対象物の緩み状況を検出
するようにしたもので、噴射ノズルの設定及び信号検出
器の設置等はロボットにより遠隔操作で行なうために、
検査員の放射能被爆等の心配なく、実機プラントの炉心
槽内の水を抜くことなしに、たとえ微小な緩みやがたつ
きであっても確実に検出することが可能な緩み検出方法
及び装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例に係る装置構成を示す図。
【図2】図1の装置の概略構成を示すブロック図。
【図3】図1の装置模型による実験で得られた記録波形
を示す図。
【図4】支持ピンの組立て構造を示す図。
【符号の説明】
1…信号検出器、2…増幅器、3…記録計、4…噴射ノ
ズル、5…流体、6…止めピン、7…回り止め金具、8
…支持ピン本体、9…支持ピンナット、10…溶接。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 測定対象物に流体を噴射し、その際の該
    測定対象物の挙動を検出して得られた検出信号を記録
    し、記録された検出信号波形により該測定対象物の緩み
    状況を検出することを特徴とした緩み検出方法。
  2. 【請求項2】 流体を噴出する噴出手段と、 この噴出手段により測定対象物に流体を噴射した際に該
    測定対象物の挙動を検出する検出手段と、 この検出手段で得られた検出信号を記録する記録手段と
    を具備し、記録手段に記録された検出信号波形により該
    測定対象物の緩み状況を検出することを特徴とした緩み
    検出装置。
JP4136794A 1992-05-28 1992-05-28 緩み検出方法及び装置 Withdrawn JPH05332756A (ja)

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JP4136794A JPH05332756A (ja) 1992-05-28 1992-05-28 緩み検出方法及び装置

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JPH05332756A true JPH05332756A (ja) 1993-12-14

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Effective date: 19990803