JPH0533274Y2 - - Google Patents
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- JPH0533274Y2 JPH0533274Y2 JP1987166792U JP16679287U JPH0533274Y2 JP H0533274 Y2 JPH0533274 Y2 JP H0533274Y2 JP 1987166792 U JP1987166792 U JP 1987166792U JP 16679287 U JP16679287 U JP 16679287U JP H0533274 Y2 JPH0533274 Y2 JP H0533274Y2
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- chisel
- chipping hammer
- robot
- cylinder
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- 230000005856 abnormality Effects 0.000 claims description 19
- 230000003287 optical effect Effects 0.000 claims description 17
- 238000001514 detection method Methods 0.000 claims description 9
- 238000000034 method Methods 0.000 description 3
- 230000002159 abnormal effect Effects 0.000 description 2
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 2
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 2
- 238000007689 inspection Methods 0.000 description 2
- 238000005266 casting Methods 0.000 description 1
- 230000007547 defect Effects 0.000 description 1
- 238000005516 engineering process Methods 0.000 description 1
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Description
【考案の詳細な説明】
A 産業上の利用分野
本考案はロボツト用チツピングハンマの異常検
出装置に関し、特にバリ取りロボツトに適用して
有用なものである。
出装置に関し、特にバリ取りロボツトに適用して
有用なものである。
B 考案の概要
本考案は、ロボツトのアームに装着されるシリ
ンダと、このシリンダのピストンの移動に伴ない
移動してシリンダから突出するチゼルと、このチ
ゼルを元の位置に戻すリターンスプリングとを有
するロボツト用チツピングハンマの異常を検出す
る装置であつて、発光部から受光部に至る光路が
正常時のチゼルの先端のストローク内に位置する
よう配設された光電スイツチと、この光電スイツ
チのON,OFFの回数をカウントするカウンタと
を有し、チゼルの折損、リターンスプリングの破
損及び空圧系の故障等を検出し得るようにしたも
のである。
ンダと、このシリンダのピストンの移動に伴ない
移動してシリンダから突出するチゼルと、このチ
ゼルを元の位置に戻すリターンスプリングとを有
するロボツト用チツピングハンマの異常を検出す
る装置であつて、発光部から受光部に至る光路が
正常時のチゼルの先端のストローク内に位置する
よう配設された光電スイツチと、この光電スイツ
チのON,OFFの回数をカウントするカウンタと
を有し、チゼルの折損、リターンスプリングの破
損及び空圧系の故障等を検出し得るようにしたも
のである。
C 従来の技術
鋳物のバリを除去するロボツトとしてバリ取り
ロボツトが知られている。このバリ取りロボツト
はロボツト本体のアームにチツピングハンマを装
着し、このチツピングハンマによりワークのバリ
をたたくことによりこのバリを除去するようにな
つている。
ロボツトが知られている。このバリ取りロボツト
はロボツト本体のアームにチツピングハンマを装
着し、このチツピングハンマによりワークのバリ
をたたくことによりこのバリを除去するようにな
つている。
第7図はチツピングハンマをロボツトのアーム
に装着した状態で一部切欠いて示す側面図、第8
図はチツピングハンマ部分を拡大して示す縦断面
図である。両図に示しように、チツピングハンマ
は、シリンダ1、チゼル2、リターンスプリン
グ3、ピストン4、バルブ5を主要部品として構
成されており、ロボツト本体のアーム6の先端部
に取付部材7を介して装着されている。更に詳言
すると、シリンダ1は空圧シリンダでピストン4
を有している。チゼル2はピストン4の先端に連
結されており、ピストン4の移動に伴ないシリン
ダ1から突出する。リターンスプリング3はチゼ
ル2に嵌装されており、チゼル2の突出に伴ない
圧縮されてバネ力を蓄勢するとともに、チゼルが
最突出位置に達した後に前記シリンダ1の空圧を
解除することにより前記バネ力によりピストン4
及びチゼル2を元の位置に戻すようになつてい
る。なお、図中9は座金、10はチゼルホルダプ
ツシユ、11はダンパーである。
に装着した状態で一部切欠いて示す側面図、第8
図はチツピングハンマ部分を拡大して示す縦断面
図である。両図に示しように、チツピングハンマ
は、シリンダ1、チゼル2、リターンスプリン
グ3、ピストン4、バルブ5を主要部品として構
成されており、ロボツト本体のアーム6の先端部
に取付部材7を介して装着されている。更に詳言
すると、シリンダ1は空圧シリンダでピストン4
を有している。チゼル2はピストン4の先端に連
結されており、ピストン4の移動に伴ないシリン
ダ1から突出する。リターンスプリング3はチゼ
ル2に嵌装されており、チゼル2の突出に伴ない
圧縮されてバネ力を蓄勢するとともに、チゼルが
最突出位置に達した後に前記シリンダ1の空圧を
解除することにより前記バネ力によりピストン4
及びチゼル2を元の位置に戻すようになつてい
る。なお、図中9は座金、10はチゼルホルダプ
ツシユ、11はダンパーである。
かかるチツピングハンマは、ホース8及びバ
ルブ5を介してシリンダ1内に供給される圧縮空
気によりピストン4を図中右方向に移動せしめ、
これに伴ないチゼル2を突出せしめてチゼル2の
先端にバリを衝突せしめることによりバリを除去
するとともに、チゼル2の突出時に圧縮されてバ
ネ力が蓄勢されるリターンスプリング3により元
の状態に戻れるようになつている。このように圧
縮空気の供給によるチゼル2の突出及びリターン
スプリング3による元の状態への復帰を一行程と
する工程を何度も繰り返すことによりバリをハン
マでたたくのと同様の状態を作り出している。
ルブ5を介してシリンダ1内に供給される圧縮空
気によりピストン4を図中右方向に移動せしめ、
これに伴ないチゼル2を突出せしめてチゼル2の
先端にバリを衝突せしめることによりバリを除去
するとともに、チゼル2の突出時に圧縮されてバ
ネ力が蓄勢されるリターンスプリング3により元
の状態に戻れるようになつている。このように圧
縮空気の供給によるチゼル2の突出及びリターン
スプリング3による元の状態への復帰を一行程と
する工程を何度も繰り返すことによりバリをハン
マでたたくのと同様の状態を作り出している。
D 考案が解決しようとする問題点
ところで、上記従来技術においては次の様な問
題を生起していた。
題を生起していた。
1 チゼル2の先端が折損した場合、チゼル折れ
を判断する機能を有しないため、バリ除去能力
がなくつてもロボツトはそのまま作業を続けて
しまう。
を判断する機能を有しないため、バリ除去能力
がなくつてもロボツトはそのまま作業を続けて
しまう。
2 リターンスプリング3が破損した場合も上記
1)と同様の事態を生起する。
1)と同様の事態を生起する。
3 エア漏れ、ピストン4,バルブ5等,空圧系
の故障によりチツピングハンマの正常の性能
が維持されなくなつた場合も上記1)と同様の
問題を生起する。
の故障によりチツピングハンマの正常の性能
が維持されなくなつた場合も上記1)と同様の
問題を生起する。
本考案は、上記問題点に鑑み、チツピングハン
マが正常に動作しているか否かを容易に検出し得
るロボツト用チツピングハンマの異常検出装置を
提供することを目的とする。
マが正常に動作しているか否かを容易に検出し得
るロボツト用チツピングハンマの異常検出装置を
提供することを目的とする。
E 問題点を解決するための手段
上記目的を達成する本考案の構成は、ロボツト
コントローラにより動作を制御されるロボツト本
体のアームに装着したシリンダと、該シリンダを
動作させる圧力を供給する駆動回路と、前記シリ
ンダのピストンに連結されこのピストンの移動に
伴い一体的に移動して前記シリンダから突出する
チゼルと、該チゼルの突出に伴い圧縮されてバネ
力を蓄勢するとともにチゼルが最突出位置に達し
た後、前記ピストンに作用する駆動回路からの圧
力を解除することにより前記バネ力でピストン及
びチゼルを元の位置に戻すよう設けたリターンス
プリングとを有して成るチツピングハンマの異常
を検出するロボツト用チツピングハンマの異常検
出装置において、 前記ロボツトコントローラはチツピングハンマ
がチゼルを下方に向けた略垂直状態で所定の基準
位置に停止するようロボツトを制御すると共に異
常検出開始の信号を送出する機能を有し、 前記基準位置にてチツピングハンマのチゼルの
先端が打撃動作するストローク内に光路が占位す
るよう発光部及び受光部から成る光電スイツチを
設け、 前記光電スイツチのON,OFFを計数するカウ
ンタを設け、 前記ロボツトコントローラからの異常検出開始
信号により動作し、前記チツピングハンマが基準
位置にある状態で前記カウンタに光電スイツチの
ON,OFFを計数させると共に、前記駆動回路を
制御して前記基準位置にてチツピングハンマを所
定時間打撃動作させ、この時の前記所定時間内の
ON,OFF信号回数を前記カウンタに計数させ、
前記カウンタからの各出力信号に基づいて前記チ
ツピングハンマの異常を各々判定する制御部を設
けて構成したことを特徴とする。
コントローラにより動作を制御されるロボツト本
体のアームに装着したシリンダと、該シリンダを
動作させる圧力を供給する駆動回路と、前記シリ
ンダのピストンに連結されこのピストンの移動に
伴い一体的に移動して前記シリンダから突出する
チゼルと、該チゼルの突出に伴い圧縮されてバネ
力を蓄勢するとともにチゼルが最突出位置に達し
た後、前記ピストンに作用する駆動回路からの圧
力を解除することにより前記バネ力でピストン及
びチゼルを元の位置に戻すよう設けたリターンス
プリングとを有して成るチツピングハンマの異常
を検出するロボツト用チツピングハンマの異常検
出装置において、 前記ロボツトコントローラはチツピングハンマ
がチゼルを下方に向けた略垂直状態で所定の基準
位置に停止するようロボツトを制御すると共に異
常検出開始の信号を送出する機能を有し、 前記基準位置にてチツピングハンマのチゼルの
先端が打撃動作するストローク内に光路が占位す
るよう発光部及び受光部から成る光電スイツチを
設け、 前記光電スイツチのON,OFFを計数するカウ
ンタを設け、 前記ロボツトコントローラからの異常検出開始
信号により動作し、前記チツピングハンマが基準
位置にある状態で前記カウンタに光電スイツチの
ON,OFFを計数させると共に、前記駆動回路を
制御して前記基準位置にてチツピングハンマを所
定時間打撃動作させ、この時の前記所定時間内の
ON,OFF信号回数を前記カウンタに計数させ、
前記カウンタからの各出力信号に基づいて前記チ
ツピングハンマの異常を各々判定する制御部を設
けて構成したことを特徴とする。
F 作用
上記構成の本考案によれば、チツピングハンマ
の静止状態でこのチツピングハンマを所定位置に
占位せしめる。このとき光電スイツチの光路が遮
られることにより、即ち光電スイツチがOFFに
なることによりリターンスプリングが機能してい
ないことが分かる。また、チツピングハンマを動
作させてチゼルによる光路の遮断回数をカウント
した場合、一定時間内のそのカウント数が所定数
に達していないことを知ることによりチゼルの折
損及び空圧系の故障を検出することができる。
の静止状態でこのチツピングハンマを所定位置に
占位せしめる。このとき光電スイツチの光路が遮
られることにより、即ち光電スイツチがOFFに
なることによりリターンスプリングが機能してい
ないことが分かる。また、チツピングハンマを動
作させてチゼルによる光路の遮断回数をカウント
した場合、一定時間内のそのカウント数が所定数
に達していないことを知ることによりチゼルの折
損及び空圧系の故障を検出することができる。
G 実施例
以下本考案の実施例を図面に基づき詳細に説明
する。
する。
第1図は本考案の実施例をバリ取りロボツト及
びワークとともに示すブロツク図である。同図に
示すように、チツピングハンマは第7図,第8
図に示すものと同構成のものであり、ロボツト本
体のアーム6の先端部に装着されており、バル
ブ5,ホース8及び電磁弁12からなる空圧回路
により駆動される。光電スイツチ13は、発光部
から受光部に至光路が正常時のチゼル2の先端の
ストローク内に位置するよう作業台14上に取付
部材15を介して装着されており、前記光路がチ
ゼル2により遮断されたときOFF状態となる。
カウンタ16は光電スイツチ13のON,OFFの
回数をカウントする。シーケンサ17はロボツト
コントローラ19からの信号によりチツピングハ
ンマの異常検出作業を予め定められた手順によ
り遂行するためのものであり、電磁弁12の開閉
制御、カウンタ16の出力信号に基づく異常状態
の判定及び異常状態の発生時における異常表示盤
の駆動等を行なう。
びワークとともに示すブロツク図である。同図に
示すように、チツピングハンマは第7図,第8
図に示すものと同構成のものであり、ロボツト本
体のアーム6の先端部に装着されており、バル
ブ5,ホース8及び電磁弁12からなる空圧回路
により駆動される。光電スイツチ13は、発光部
から受光部に至光路が正常時のチゼル2の先端の
ストローク内に位置するよう作業台14上に取付
部材15を介して装着されており、前記光路がチ
ゼル2により遮断されたときOFF状態となる。
カウンタ16は光電スイツチ13のON,OFFの
回数をカウントする。シーケンサ17はロボツト
コントローラ19からの信号によりチツピングハ
ンマの異常検出作業を予め定められた手順によ
り遂行するためのものであり、電磁弁12の開閉
制御、カウンタ16の出力信号に基づく異常状態
の判定及び異常状態の発生時における異常表示盤
の駆動等を行なう。
ワーク20は作業台14上に固定されており、
チツピングハンマを動作させ、バリ20aにチ
ゼル2を衝突させることによりこのバリ20aが
除去される。
チツピングハンマを動作させ、バリ20aにチ
ゼル2を衝突させることによりこのバリ20aが
除去される。
第2図は第1図に示す光電スイツチ13の近傍
部分を図中右側から見た拡大図である。同図に示
すように、光電スイツチ13は発光部13aから
照射する光を受光部13bで受光するようになつ
ている。即ち、光路Aが他の物体(本実施例の場
合はチゼル2)で遮られたときにOFF状態とな
り、その他の状態のときON状態となる。この場
合、光路Aを配置することができる範囲は、正常
時のチゼル2の先端の上死点における位置よりも
下方(上死点の位置は含まない)で、且つチゼル
2の先端の下死点における位置よりも上方(下死
点の位置を含む)である。かかる範囲に光路Aが
あれば、正常時のチゼル2が上死点に位置すると
きは光電スイツチ13が必ずON状態となり、ま
た前記チゼル2が下死点に位置するときは必ず
OFF状態となる。即ち、必ずON,OFFの2状態
が存在する。ただ、チゼル2の折損を検知する場
合、光路Aが上死点の近傍に位置すれば位置する
程、大きく折損した場合しか検知できないので、
光路Aはなるべく下死点の近傍に位置させるのが
望ましい。
部分を図中右側から見た拡大図である。同図に示
すように、光電スイツチ13は発光部13aから
照射する光を受光部13bで受光するようになつ
ている。即ち、光路Aが他の物体(本実施例の場
合はチゼル2)で遮られたときにOFF状態とな
り、その他の状態のときON状態となる。この場
合、光路Aを配置することができる範囲は、正常
時のチゼル2の先端の上死点における位置よりも
下方(上死点の位置は含まない)で、且つチゼル
2の先端の下死点における位置よりも上方(下死
点の位置を含む)である。かかる範囲に光路Aが
あれば、正常時のチゼル2が上死点に位置すると
きは光電スイツチ13が必ずON状態となり、ま
た前記チゼル2が下死点に位置するときは必ず
OFF状態となる。即ち、必ずON,OFFの2状態
が存在する。ただ、チゼル2の折損を検知する場
合、光路Aが上死点の近傍に位置すれば位置する
程、大きく折損した場合しか検知できないので、
光路Aはなるべく下死点の近傍に位置させるのが
望ましい。
エアブロウ装置21a,21bは発光部13
a,受光部13bの発光面及び受光面に圧縮空気
を吹き付け、これら両面の清掃を行なうものであ
る。
a,受光部13bの発光面及び受光面に圧縮空気
を吹き付け、これら両面の清掃を行なうものであ
る。
かかる本実施例における異常検出作業は、作業
工程における例えばワークの交換時に次の様にし
て行なわれる。
工程における例えばワークの交換時に次の様にし
て行なわれる。
1 リターンスプリング3の良否の検査
ロボツトコントローラ19の制御によりロボツ
ト本体は、チツピングハンマを基準位置にも
つてくる。この基準位置とは正常時のチツピング
ハンマ2の上死点における先端が光路Aの上方に
占位し且つ下死点における先端が光路Aの下方に
占位するような上死点における位置であり、例え
ば第3図a,第3図bに示すB点である。この基
準位置Bに正常な場合のチゼル2の先端部が占位
するようにチゼル2を光電スイツチ13の発光部
13aと受光部13bとの間にもつてきてロボツ
トコントローラ19からシーケンサ17へ検出開
始の信号を送出する。
ト本体は、チツピングハンマを基準位置にも
つてくる。この基準位置とは正常時のチツピング
ハンマ2の上死点における先端が光路Aの上方に
占位し且つ下死点における先端が光路Aの下方に
占位するような上死点における位置であり、例え
ば第3図a,第3図bに示すB点である。この基
準位置Bに正常な場合のチゼル2の先端部が占位
するようにチゼル2を光電スイツチ13の発光部
13aと受光部13bとの間にもつてきてロボツ
トコントローラ19からシーケンサ17へ検出開
始の信号を送出する。
このときリターンスプリング3が正常であれば
チゼル2は、第3図a及び第3図bに示すよう
に、その先端が基準位置bに占位して光路Aを遮
ることはなく、したがつて光電スイツチ13は
ON状態となる。
チゼル2は、第3図a及び第3図bに示すよう
に、その先端が基準位置bに占位して光路Aを遮
ることはなく、したがつて光電スイツチ13は
ON状態となる。
一方、リターンスプリング3が折損していれば
チゼル2は、第4図a及び第4図bに示すよう
に、自重で基準位置Bの下方迄下降し、光路Aを
遮断する。したがつて光電スイツチ13はOFF
状態となる。
チゼル2は、第4図a及び第4図bに示すよう
に、自重で基準位置Bの下方迄下降し、光路Aを
遮断する。したがつて光電スイツチ13はOFF
状態となる。
このときの光電スイツチ13の状態はカウンタ
ー16を介してシーケンサ17に取り込まれ、異
常時には異常表示盤18に異常である旨の表示を
行なう。
ー16を介してシーケンサ17に取り込まれ、異
常時には異常表示盤18に異常である旨の表示を
行なう。
2 チゼル2及び空圧系の良否の検査
1)の検査でリターンスプリング3が正常であ
ることを確認した後、チツピングハンマを1)
の検査と同位置に占位せしめた状態でシーケンサ
17を介して電磁弁12を開にし、この状態でバ
ルブ5を開閉してチゼル2を打撃させる。
ることを確認した後、チツピングハンマを1)
の検査と同位置に占位せしめた状態でシーケンサ
17を介して電磁弁12を開にし、この状態でバ
ルブ5を開閉してチゼル2を打撃させる。
このときチゼル2及び空圧系が正常であれば、
チゼル2の先端部は、第5図a及び第5図bに示
すように、実線及び二点鎖線で夫々示す位置に交
互に占位する結果、光電スイツチ13は交互に
ON,OFF状態を繰り返しカウンタ16によりカ
ウントされる打撃数は予め定められた正常時の打
撃数となる。
チゼル2の先端部は、第5図a及び第5図bに示
すように、実線及び二点鎖線で夫々示す位置に交
互に占位する結果、光電スイツチ13は交互に
ON,OFF状態を繰り返しカウンタ16によりカ
ウントされる打撃数は予め定められた正常時の打
撃数となる。
一方、光電スイツチ13がON状態のままであ
るときには、チゼル2の先端が折損してチゼル2
が下降しても光路Aを遮ることができない場合
か、若しくはエアーの供給がなされていない場合
である。また、カウンタ16がカウントした打撃
数が正常時の打撃数より少ない場合にはピストン
4の焼付きやバルブ5の故障等が考えられる。何
れにしてもこれらの状態はシーケンサ17で判定
し、異常表示盤18に表示する。
るときには、チゼル2の先端が折損してチゼル2
が下降しても光路Aを遮ることができない場合
か、若しくはエアーの供給がなされていない場合
である。また、カウンタ16がカウントした打撃
数が正常時の打撃数より少ない場合にはピストン
4の焼付きやバルブ5の故障等が考えられる。何
れにしてもこれらの状態はシーケンサ17で判定
し、異常表示盤18に表示する。
第6図a及び第6図bはチゼル2が下降せず、
基準位置Bに停止したままの状態を示している。
基準位置Bに停止したままの状態を示している。
H 考案の効果
以上実施例ととともに具体的に説明したよう
に、本考案によればチツピングハンマの異常を容
易に検出することができる。したがつて、従来の
様にバリ除去能力がなくなつてもロボツトが作業
を続けるという事態を回避することができるばか
りでなく、バリ取り作業に対する不良が少なくな
り信頼性が向上する。
に、本考案によればチツピングハンマの異常を容
易に検出することができる。したがつて、従来の
様にバリ除去能力がなくなつてもロボツトが作業
を続けるという事態を回避することができるばか
りでなく、バリ取り作業に対する不良が少なくな
り信頼性が向上する。
第1図は本考案の実施例をバリ取りロボツト及
びワークとともに示すブロツク図、第2図はその
光電スイツチ部分を抽出して示す拡大図、第3図
a〜第6図aの各a図は各状態における光電スイ
ツチに対するチゼルの位置関係を示す縦断面図、
第3図b〜第6図bの各b図は第3図a〜第6図
aの各a図に夫々対応し、これらを図中右方から
見た正面図、第7図はチツピングハンマをロボツ
トのアームに装着した状態で一部切欠いて示す側
面図、第8図はチツピングハンマ部分を拡大して
示す縦断面図である。 図面中、はチツピングハンマ、はロボツト
本体、1はシリンダ、2はチゼル、3はリターン
スプリング、13は光電スイツチ、13aは発光
部、13bは受光部、16はカウンタ、Aは光
路、Bは基準位置である。
びワークとともに示すブロツク図、第2図はその
光電スイツチ部分を抽出して示す拡大図、第3図
a〜第6図aの各a図は各状態における光電スイ
ツチに対するチゼルの位置関係を示す縦断面図、
第3図b〜第6図bの各b図は第3図a〜第6図
aの各a図に夫々対応し、これらを図中右方から
見た正面図、第7図はチツピングハンマをロボツ
トのアームに装着した状態で一部切欠いて示す側
面図、第8図はチツピングハンマ部分を拡大して
示す縦断面図である。 図面中、はチツピングハンマ、はロボツト
本体、1はシリンダ、2はチゼル、3はリターン
スプリング、13は光電スイツチ、13aは発光
部、13bは受光部、16はカウンタ、Aは光
路、Bは基準位置である。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 ロボツトコントローラにより動作を制御される
ロボツト本体のアームに装着したシリンダと、該
シリンダを動作させる圧力を供給する駆動回路
と、前記シリンダのピストンに連結されこのピス
トンの移動に伴い一体的に移動して前記シリンダ
から突出するチゼルと、該チゼルの突出に伴い圧
縮されてバネ力を蓄勢するとともにチゼルが最突
出位置に達した後、前記ピストンに作用する駆動
回路からの圧力を解除することにより前記バネ力
でピストン及びチゼルを元の位置に戻すよう設け
たリターンスプリングとを有して成るチツピング
ハンマの異常を検出するロボツト用チツピングハ
ンマの異常検出装置において、 前記ロボツトコントローラはチツピングハンマ
がチゼルを下方に向けた略垂直状態で所定の基準
位置に停止するようロボツトを制御すると共に異
常検出開始の信号を送出する機能を有し、 前記基準位置にてチツピングハンマのチゼルの
先端が打撃動作するストローク内に光路が占位す
るよう発光部及び受光部から成る光電スイツチを
設け、 前記光電スイツチのON,OFFを計数するカウ
ンタを設け、 前記ロボツトコントローラからの異常検出開始
信号により動作し、前記チツピングハンマが基準
位置にある状態で前記カウンタに光電スイツチの
ON,OFFを計数させると共に、前記駆動回路を
制御して前記基準位置にてチツピングハンマを所
定時間打撃動作させ、この時の前記所定時間内の
ON,OFF信号回数を前記カウンタに計数させ、
前記カウンタからの各出力信号に基づいて前記チ
ツピングハンマの異常を各々判定する制御部を設
けて構成したことを特徴とするロボツト用チツピ
ングハンマの異常検出装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1987166792U JPH0533274Y2 (ja) | 1987-11-02 | 1987-11-02 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1987166792U JPH0533274Y2 (ja) | 1987-11-02 | 1987-11-02 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0171084U JPH0171084U (ja) | 1989-05-11 |
JPH0533274Y2 true JPH0533274Y2 (ja) | 1993-08-24 |
Family
ID=31454491
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1987166792U Expired - Lifetime JPH0533274Y2 (ja) | 1987-11-02 | 1987-11-02 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0533274Y2 (ja) |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5626228A (en) * | 1979-08-09 | 1981-03-13 | Mitsubishi Electric Corp | Monitor device for rotating shaft |
JPS588585B2 (ja) * | 1975-08-25 | 1983-02-16 | 日本電気株式会社 | リ−ドフレ−ムアツチヤクソウチ |
-
1987
- 1987-11-02 JP JP1987166792U patent/JPH0533274Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS588585B2 (ja) * | 1975-08-25 | 1983-02-16 | 日本電気株式会社 | リ−ドフレ−ムアツチヤクソウチ |
JPS5626228A (en) * | 1979-08-09 | 1981-03-13 | Mitsubishi Electric Corp | Monitor device for rotating shaft |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0171084U (ja) | 1989-05-11 |
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